JP2021160648A - 車両用シートスライド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック解除部材とワイヤー支持壁の位置関係の精度を容易に向上させる。【解決手段】ロック解除部材81は、取付部材90に回転可能に取り付けられており、取付部材90に、ロック解除部材81を操作するためのワイヤー85を支持するワイヤー支持壁が接続されている。【選択図】図7

Description

本発明は、車両用シートスライド装置に関する。
特許文献1は、ロアレールと、ロアレールに対して移動可能に取り付けられるとともに、シートを支持するアッパレールと、アッパレールに取り付けられる長尺状のロックバネと、同じくアッパレールに取り付けられるロック解除部材とを備える車両用シートスライド装置について記載している。
図13に示すように、ロック解除部材104は、取付部材105に取り付けられている。また、アッパレール102に、ロック解除部材104を操作するためのワイヤーを支持するワイヤー支持壁106が接続されている。
特開2019−116217号公報
特許文献1の車両用シートスライド装置100は、ロック解除部材104とワイヤー支持壁106が別々の部材に取り付けられているため、両者の位置関係の精度を向上させることが難しいという課題を有している。ロック解除部材104とワイヤー支持壁106の位置関係の精度が低いと、ワイヤーを用いてロック解除部材104を操作する際に、スムーズに操作することが難しくなる場合がある。本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロック解除部材とワイヤー支持壁の位置関係の精度を容易に向上させることを可能にした車両用シートスライド装置を提供することにある。
上記課題を解決するための車両用シートスライド装置は、ロアレールと、前記ロアレールに対して移動可能に取り付けられるとともに、シートを支持するアッパレールと、前記アッパレールに取り付けられ、前記ロアレールに係合することによって前記アッパレールの移動を規制するロック部を有し、環状に形成されたロックバネと、前記アッパレールに取り付けられ、前記ロックバネを変位させて前記ロックバネと前記ロアレールの係合状態を解除することにより、前記アッパレールの移動規制を解除するロック解除部材とを備え、前記ロック解除部材は、前記アッパレールの長手方向と幅方向の両方向において前記ロックバネよりも内側に位置し、前記ロック解除部材は、取付部材に回転可能に取り付けられており、前記取付部材に、前記ロック解除部材を操作するためのワイヤーを支持するワイヤー支持壁が接続されていることを要旨とする。
この構成によれば、ロック解除部材が取り付けられる取付部材にワイヤー支持壁が接続されているため、ロック解除部材とワイヤー支持壁の位置関係の精度を向上させることが容易になる。そのため、ワイヤーを用いたロック解除部材の操作をスムーズに行うことが容易になる。
上記車両用シートスライド装置について、前記取付部材の長手方向における一端部には、前記ロック解除部材を付勢するバネ材を取り付けるバネ材取付壁が接続されていることが好ましい。この構成によれば、ロック解除部材とバネ材取付壁が共に取付部材に取り付けられた構成となるため、ロック解除部材とバネ材取付壁の位置関係の精度を向上させることが容易になる。
上記車両用シートスライド装置について、前記ワイヤー支持壁は、前記取付部材の長手方向における他端部に接続されていることが好ましい。この構成によれば、ワイヤー支持壁が取付部材に取り付けられる他の部材に干渉することを抑制することができる。
本発明の車両用シートスライド装置によれば、ロック解除部材とワイヤー支持壁の位置関係の精度を容易に向上させることができる。
シートを搭載した車両用シートスライド装置の側面図。 車両用シートスライド装置の分解斜視図。 車両用シートスライド装置の平面図。 図3の断面図。 前後方向から見た車両用シートスライド装置の模式図。 当接部材の斜視図。 (a)は図4の部分拡大図、(b)は(a)のb−b線断面図。 (a)はロック解除時の車両用シートスライド装置の部分拡大図、(b)は(a)のb−b線断面図。 ロック解除部材と取付部材の、(a)は分解斜視図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は正面図。 (a)は従来技術のロックバネにおける一端側の端部の可動範囲を示す模式図、(b)は本実施形態のロックバネにおける一端側の端部の可動範囲を示す模式図。 変更例の車両用シートスライド装置における(a)はロック状態の部分断面図、(b)はロック解除状態の部分断面図。 変更例のロックバネの斜視図。 従来技術の車両用シートスライド装置の断面図。
車両用シートスライド装置の一実施形態を説明する。
図1に示すように、車両用シートスライド装置10は、シート2を搭載し、車両フロア1に取付けられる。車両用シートスライド装置10は、シート2を車両の前後方向に移動させることができるとともに、シート2を所定位置に固定することができる。
図1〜3に示すように、車両用シートスライド装置10は、スライドレール20を備える。スライドレール20は、車両フロア1に取付けられるロアレール30と、ロアレール30に対して移動可能に取付けられ、シート2を支持するアッパレール40とを備える。ロアレール30とアッパレール40は、それぞれ一対備えられている。ここで、スライドレール20を車両フロア1に設置した状態において、車両の前後方向に沿う方向を「前後方向DY」といい、車両の幅方向に沿う方向を「幅方向DX」といい、車両の上下方向に沿う方向を「上下方向DZ」という。なお、車両用シートスライド装置10の前後方向DYは、車両用シートスライド装置10のロアレール30及びアッパレール40の「長手方向」と一致する。また、上下方向DZは、前後方向DYと幅方向DXの両方に直交する方向である。
スライドレール20の構成について説明する。
図5に示すように、ロアレール30は、車両フロア1に固定される板状の底壁部31を備える。底壁部31の幅方向DXにおける両端部には、上下方向DZに沿って上方に延びる一対の側壁部32が設けられている。一対の側壁部32における底壁部31側とは反対側の端部には、それぞれ幅方向DXにおいて底壁部31の内側に延びる一対の横壁部33が設けられている。一対の横壁部33における側壁部32側とは反対側の端部は、それぞれ上下方向DZに沿って下方に延びる一対の縦壁部34が設けられている。一対の縦壁部34は間隔をおいて設けられ、縦壁部34同士の間に隙間が形成されている。ロアレール30は、底壁部31、一対の側壁部32、一対の横壁部33、及び一対の縦壁部34によって囲まれた内部空間S1を有する。この内部空間S1は、上下方向DZにおいて、縦壁部34間の隙間を介して外部空間と連通している。
図2、4に示すように、ロアレール30の縦壁部34には、下端から上下方向DZの上方に延びる第1切欠き35が設けられている。第1切欠き35は、ロアレール30の前後方向DYに沿って等間隔で複数形成されている。この第1切欠き35と、後述するアッパレール40の第2切欠き47との両方にロックバネ50が係合することによって、アッパレール40の移動が規制される。
図5に示すように、アッパレール40は、車両フロア1に対して平行に延びる板状の天壁部41を備える。天壁部41の幅方向DXにおける両端部には、上下方向DZに沿って下方に延びる一対の側壁部42が設けられている。一対の側壁部42における天壁部41側とは反対側の端部には、それぞれ幅方向DXにおいて天壁部41の外側に延びる一対の横壁部43が設けられている。一対の横壁部43における側壁部42側とは反対側の端部には、それぞれ上下方向DZに沿って上方に延びる一対の縦壁部44が設けられている。アッパレール40は、天壁部41、及び一対の側壁部42によって囲まれた内部空間S2を有する。
図2、3に示すように、アッパレール40の天壁部41には、後述するロック解除部材81の板部材を挿通する挿通孔45と、取付部材90の第4壁部94を挿通する挿通孔46とが形成されている。
図2、4に示すように、アッパレール40の長手方向中央における、縦壁部44、横壁部43、及び側壁部42には、下端から上下方向DZの上方に延びる第2切欠き47が設けられている。第2切欠き47は、アッパレール40の前後方向DYに沿って等間隔で4個形成され、一対の側壁部42に対して互いに向かい合う位置に合計で8個形成されている。第2切欠き47の形状、及び、第2切欠き47同士の間隔は、ロアレール30に設けられた第1切欠き35と略等しくなるように設けられている。第2切欠き47は、後述するロックバネ50の湾曲部52が係合する被係合部として機能する。
図5に示すように、アッパレール40は、一対の横壁部43がロアレール30の一対の縦壁部34間に形成された隙間を通じてロアレール30の内部空間S1に挿入された状態でロアレール30に摺動可能に取り付けられる。ロアレール30にアッパレール40が取り付けられた状態で、上下方向DZにおいて、アッパレール40の横壁部43と、ロアレール30の横壁部33とが重なる位置に配置されることによって、上下方向DZにおいて、アッパレール40がロアレール30から離脱することが抑制されている。そして、ロアレール30の第1切欠き35と、アッパレール40の第2切欠き47の位置が重なった状態で、両切欠きにロックバネ50が係合することによって、アッパレール40の移動が規制される。
図4に示すように、アッパレール40の一対の側壁部42には、それぞれ前後方向DYにおけるアッパレール40の一端側と他端側の2箇所(合計4箇所)に、側壁部42の一部が幅方向DX内側に折り返された爪部48が形成されている。後述のように、この爪部48上に、ロックバネ50が係止された状態で支持されることにより、ロックバネ50はアッパレール40の内部空間S2に取付けられる。以下、アッパレール40の他端側の爪部48を第1係止部48a、アッパレール40の一端側の爪部48を第2係止部48bという。
図4に示すように、アッパレール40の側壁部42における第2係止部48bよりも一端側には、上下方向DZに長い長円形の貫通孔49が設けられている。この貫通孔49は、幅方向DXに沿ってアッパレール40を見た際に、後述するロックバネ50の屈曲部51aが、貫通孔49の縁部の内側に位置するように設けられている。
図2に示すように、アッパレール40の天壁部41の下面には、ブラケット60が取り付けられている。ブラケットについては後述する。
ロックバネ50の構成について説明する。
図2に示すように、ロックバネ50は、可撓性を有する線材を折り曲げることにより、細長い環状に構成されており、全体として長尺状に構成されている。
ロックバネ50は、アッパレール40の内部空間S2に取付けられた状態で、アッパレール40の一対の側壁部42に沿って延びる一対の第1延出部51と、第1延出部51の他端側において幅方向DX外側に湾曲する一対の湾曲部52とを有する。また、湾曲部52の他端側において、アッパレール40の一対の側壁部42に沿って延びる一対の第2延出部53と、第2延出部53同士の他端側を接続する接続部54とを有する。全体として、ロックバネ50の長手方向の略中央部に、湾曲部52が位置するように構成されている。ロックバネ50の湾曲部52は、前後方向DYの異なる2箇所において、幅方向DX外側に突出した形状を有しており、一端側の第1湾曲部52aと、他端側の第2湾曲部52bとで構成されている。
ロックバネ50の一対の第1延出部51は、一端側に向かうにつれて互いに接近するように構成される。一対の第1延出部51の一端側の端部は、それぞれ幅方向DX外側に向かって屈曲して延びる屈曲部51aを有している。言い換えれば、屈曲部51aは、ロックバネ50の長手方向における一端側の端部に位置している。屈曲部51a同士の間には隙間が形成されており、ロックバネ50は、屈曲部51a同士の間において開いた環状に構成されている。
ロックバネ50の一対の第2延出部53は、互いに沿うように他端側に向かって延びるように構成される。一対の第2延出部53の他端側の端部には、一対の第2延出部53を接続する接続部54を有している。言い換えれば、接続部54は、ロックバネ50の長手方向における他端側の端部に位置している。
図4に示すように、アッパレール40の一対の側壁部42に設けられた第1係止部48aの溝により、前後方向DYを挟むように、ロックバネ50の接続部54が支持され、第2係止部48b上にロックバネ50の第1延出部51が支持された状態で、ロックバネ50はアッパレール40の内部空間S2に取付けられる。第1係止部48a上にロックバネ50の接続部54が支持されることによって、ロックバネ50の他端側はアッパレール40に固定された状態となる。また、第2係止部48b上にロックバネ50の第1延出部51が支持されることによって、ロックバネ50の一端側はアッパレール40に移動可能に取り付けられた状態となる。
ロックバネ50は、長手方向の一端側と他端側とにおける第1係止部48aと第2係止部48bに支持された箇所の略中間に湾曲部52が位置するように支持される。ロックバネ50の湾曲部52における第1湾曲部52aと第2湾曲部52bが、アッパレール40の第2切欠き47と、ロアレール30の第1切欠き35の両方に係合することによって、アッパレール40の移動が規制される。そのため、ロックバネ50の湾曲部52は、ロック部として機能する。ロック部は、ロックバネ50の長手方向における略中央部に設けられた状態となっている。また、ロックバネ50は、第1係止部48aと第2係止部48bに支持された箇所を支点にしてロックバネ50を撓ませることにより、ロックバネ50の長手方向の中央部側に位置する湾曲部52を、上下方向DZの下方に変位させる(押し下げる)ことができるように構成されている。
ブラケット60の構成について説明する。
図6に示すように、ブラケット60は、矩形板状の上壁部61と、上壁部61の長手方向の一端側(前後方向DYの前方側)において、上壁部61の短手方向の両側から下方に伸びる一対の当接壁62とを有している。当接壁62の下端部63は、上壁部61の長手方向における一端側から他端側に向かうにつれて上方へ傾斜するように直線状に延びている。言い換えれば、当接壁62の下端部63は、上壁部61の長手方向における一端側から他端側に向かうにつれて、下方側から上方側へ向かって直線状に傾斜している。
図4に示すように、ブラケット60は、アッパレール40の天壁部41と側壁部42の内側に取り付けて用いられる。幅方向DXから見た際に、ブラケット60の当接壁62は、アッパレール40の側壁部42に設けられた貫通孔49の上部に重なっている。そして、当接壁62の下端部63に、ロックバネ50の屈曲部51aが当接している。
後述のように、ブラケット60の当接壁62の下端部63における下方側63aが、ロックバネ50がロック状態にある時にロックバネ50の一端側に当接することによって、ロックバネ50の一端側の移動を規制するロック時規制部として機能する。同様に、ブラケット60の当接壁62の下端部63における上方側63bが、ロックバネ50がロック解除状態にある時にロックバネ50の一端側に当接することによって、ロックバネ50の一端側の移動を規制するロック解除時規制部として機能する。そして、ブラケット60の当接壁62の下端部63における下方側63aと上方側63bの間の中央部63cが、傾斜部として機能する。
ここで、当接壁62の下端部63における「下方側63a」、「上方側63b」及び「中央部63c」の位置は厳密に限定されるものではない。ロック状態にあるロックバネ50の屈曲部51aが当接する箇所を「下方側63a」とし、ロック解除状態のロックバネ50の屈曲部51aが当接する下方側63aよりも上方の箇所を「上方側63b」とする。そして、下方側63aと上方側63bの間を、中央部63cとする。
アッパレール40にブラケット60が取り付けられていることによって、ロック時規制部、及び、ロック解除時規制部は、アッパレール40に設けられた状態となる。言い換えれば、アッパレール40が、ロック時規制部、及び、ロック解除時規制部を有した状態となる。
ロック解除部材81の構成について説明する。
図7(a)に示すように、ロック解除部材81は、長尺状の板部材を有している。板部材の長手方向における一方の端部には、軸部材83を挿入する軸孔81aが形成されている。板部材の短手方向における一方の端部には、軸孔81aに隣接して、ロック解除部材81を付勢するためのバネ材84を取り付ける取付孔81bが設けられている。ロック解除部材81の短手方向における他方の端部には、軸孔81aに隣接して、ロックバネ50のロック部を押圧する押圧部81cが設けられている。押圧部81cは、ロック解除部材81の板部材の厚さ方向に沿って、板部材の両側に突出した突出片で構成されている。
ロック解除部材81の板部材の長手方向における他方の端部には、ロック解除部材81を操作するワイヤー85を取付ける貫通孔81dが設けられている。ロック解除部材81とワイヤー85とによってロック解除機構70が構成されている。
図2に示すように、ロック解除部材81は、アッパレール40の内部空間S2に取付けられる取付部材90に取付けて用いられる。
取付部材90の構成について説明する。
図2、5に示すように、取付部材90は、長尺状に構成され、アッパレール40の天壁部41及び側壁部42の内側に取付けて用いられる。アッパレール40における第2切欠き47が形成された箇所の天壁部41及び側壁部42の内側に溶接、又は、かしめ接合で取付けられることにより、アッパレール40の第2切欠き47が形成された箇所周辺の強度を補強している。すなわち、取付部材90は、アッパレール40の幅方向において少なくとも第2切欠き47と重なる位置である、第2切欠き47の周辺に設けられている。
図9(a)〜(d)に示すように、取付部材90は、アッパレール40の天壁部41及び側壁部42の形状に沿うように湾曲した長尺状の第1壁部91と、第1壁部91の長手方向(前後方向DY)の中央部が上下方向DZの下方に切り起こされた第2壁部92を有する。また、第1壁部91の長手方向の前端部が上下方向DZの下方に切り起こされた第3壁部93を有する。第2壁部92と第3壁部93は、幅方向DXにおける第1壁部91の中央部からアッパレール40の下方に延びており、壁面が前後方向DYと上下方向DZとに沿うように切り起こされている。
また、取付部材90は、第1壁部91の長手方向の後端部が上下方向DZの上方に起こされた第4壁部94を有する。第4壁部94は、壁面が幅方向DXと上下方向DZとに沿うように起こされている。
第1壁部、第2壁部、第3壁部、及び、第4壁部は、1枚の板材から形成されている。言い換えると、各壁部は、一体化された状態で互いに接続されている。
第2壁部92には、貫通孔92aが設けられており、この貫通孔92aにロック解除部材81が取付けられる。第3壁部93には、ロック解除部材81を付勢するバネ材84が取付けられており、第3壁部93は、バネ材取付壁として機能する。言い換えれば、取付部材90の長手方向における一端部(前端部)に、バネ材取付壁が接続されている。
第4壁部94には、ロック解除部材81の貫通孔81dに取付けられたワイヤー85を支持するワイヤー支持具(図示省略)が取り付けられており、第4壁部94は、ワイヤー支持壁として機能する。言い換えれば、取付部材90の長手方向における他端部(後端部)に、ワイヤー支持壁が接続されている。
ロック解除部材81の組み付け構成について説明する。
図9(a)〜(d)に示すように、取付部材90の第2壁部92の貫通孔92aと、ロック解除部材81の板部材の軸孔81aとが重なった状態で軸部材83を取付けることによって、第2壁部92にロック解除部材81の板部材が回転可能に取付けられる。
図4に示すように、ロック解除部材81が取付けられた取付部材90をアッパレール40の内側に溶接、又は、かしめ接合で取付けることによって、ロック解除部材81はアッパレール40に取付けられる。この状態において、ロック解除部材81の板部材は、長手方向における他端側がアッパレール40の天壁部41の挿通孔45から上方に突出した状態となる。また、取付部材90の第4壁部94が、アッパレール40の天壁部41の挿通孔46から上方に突出した状態となる。
図4に示すように、ロック解除部材81の板部材の取付孔81bに、取付部材90の第3壁部93に固定されたバネ材84が取付けられる。このバネ材84によって、ロック解除部材81の板部材は、前後方向DYの前方に付勢された状態となる。
図7(a)に示すように、ロック解除部材81がアッパレール40に取付けられた状態で、ロック解除部材81の押圧部81cが、ロックバネ50の第1湾曲部52aの上部に位置するように構成されている。
また、ロック解除部材81が取付部材90に取付けられ、さらに、ロック解除部材81が取付けられた取付部材90が、アッパレール40の内側に取付けられた状態で、ロック解除部材81は、ロックバネ50の一対の第2延出部53の間に挟まれた領域に配置される。特に、ロック解除部材81の板部材が、板材の面が上下方向DZと前後方向DYに沿った状態で、ロックバネ50の一対の第2延出部53の間に挟まれた領域に配置される。これにより、アッパレール40の長手方向と幅方向の両方向において、ロック解除部材81は、ロックバネ50よりも内側に位置した状態となる。また、ロック解除部材81は、アッパレール40の上下方向において、ロックバネ50を跨ぐように位置した状態となる。すなわち、アッパレール40を幅方向DXから見た際、板部材のワイヤー85を取付ける貫通孔81dと、押圧部81cとが、共にロックバネ50よりも上下方向DZの上方に位置した状態となる。また、板部材の軸孔81aが、ロックバネ50に重なる位置にあるか、ロックバネ50よりも上下方向DZの下方に位置した状態となる。
ブラケット60のロック時規制部、及び、ロック解除時規制部の構成について説明する。
図7(a)、(b)に示すように、ロックバネ50とロアレール30が係合状態にある時、ロックバネ50の屈曲部51aは、ブラケット60の当接壁62の下端部63における下方側63aに当接している。ロックバネ50の屈曲部51aが、ブラケット60の下端部63における下方側63aに当接することによって、ロックバネ50の屈曲部51aを含む一端側が、前後方向DYの前方、及び、上下方向の上方へ移動することが規制される。そのため、当接壁62の下端部63における下方側63aが、ロック時規制部となる。
ロックバネの屈曲部51aがロック時規制部に当接することによって、例えば、ロックバネ50の一端側が、前後方向DYの前方、もしくは、上下方向の上方へ移動することによるロックバネ50の付勢力の低下を抑制することができる。
図8(a)、(b)に示すように、ロックバネ50とロアレール30の係合状態を解除する際は、ロック解除部材81の板部材の貫通孔81dに取付けられたワイヤー85を、ワイヤー支持具に支持された状態で矢印の方向である後方に引っ張り、板部材の貫通孔81d側を、軸孔81aを中心に図上時計回りに回転させる。これにより、ロック解除部材81の板部材における貫通孔81d側が、前後方向DYの後方に移動する。
ロック解除部材81の板部材における貫通孔81d側が前後方向DYの後方に移動することにより、ロック解除部材81の押圧部81cは、上下方向DZの下方に移動し、ロックバネ50の第1湾曲部52aを押し下げる。ロックバネ50の第1湾曲部52aが押し下げられると、ロックバネ50が撓んだ状態となって、ロックバネ50の湾曲部52が、アッパレール40の第2切欠き47及びロアレール30の第1切欠き35よりも上下方向DZの下方に変位した状態となる。これにより、ロックバネ50の湾曲部52と、アッパレール40の第2切欠き47及びロアレール30の第1切欠き35との係合が解除されて、アッパレール40の移動の規制が解除される。
ロックバネ50とロアレール30の係合状態が解除される際、ロックバネ50における第2係止部48bに支持された箇所よりも一端側は、上下方向DZの上方へ移動することによって、ロックバネ50にかかる応力が緩和される。その際、ロックバネ50の屈曲部51aは、ブラケット60の当接壁62における下端部63の中央部63cに当接しながら移動する。そして、ロックバネ50の屈曲部51aは、ブラケット60の当接壁62の下端部63における上方側63bに当接した状態となる。ロックバネ50の屈曲部51aが、ブラケット60の下端部63における上方側63bに当接することによって、引き続き、ロックバネ50の屈曲部51aを含む一端側が、前後方向DYの前方、及び、上下方向の上方へ移動することが規制される。そのため、当接壁62の下端部63における上方側63bが、ロック解除時規制部となる。
ロックバネ50の屈曲部51aがロック解除時規制部に当接することによって、例えば、ロックバネ50の一端側が、前後方向DYの前方、もしくは、上下方向の上方へ移動することによるロックバネ50の付勢力の低下を抑制することができる。
また、ブラケット60の当接壁62の下端部63におけるロック時規制部とロック解除時規制部の間の傾斜した中央部63cが、傾斜部となる。
図10(a)に示すように、従来技術において、ロックバネ101の一端側の端部101dにおける移動が許容されている範囲(可動範囲T1)は、アッパレール102の側壁部に設けられた貫通孔103内の全範囲に及んでいる。これに対し、図10(b)に示すように、本実施形態では、アッパレール40の側壁部42に設けられた貫通孔49内に、ブラケット60の下端部63が重なっていることにより、ロックバネ50の屈曲部51aの移動が制限されている。言い換えれば、屈曲部51aの可動範囲T2は、最大の可動範囲である貫通孔49内の全範囲よりも狭くなっている。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)ロック解除部材81は、取付部材90に回転可能に取り付けられており、取付部材90に、ロック解除部材81を操作するためのワイヤー85を支持するワイヤー支持壁としての第4壁部94が接続されている。ロック解除部材81が取り付けられる取付部材90に第4壁部94が接続されているため、ロック解除部材81と第4壁部94の位置関係の精度を向上させることが容易になる。したがって、ワイヤー85を用いたロック解除部材81の操作をスムーズに行うことが容易になる。
(2)ロック解除部材81は、アッパレール40の長手方向と幅方向の両方向においてロックバネ50よりも内側に位置する。ロック解除部材81が、アッパレール40の長手方向と幅方向の両方向においてロックバネ50よりも内側に位置することにより、ロックバネ50の内側の空間を効率良く利用して、車両用シートスライド装置10を小型化することができる。また、アッパレール40の長手方向の空間を活用して、ロック解除部材81の可動域を広く確保することができるため、ロック解除部材81の操作感を向上させることができる。
(3)第4壁部94は、取付部材90の第1壁部91に一体化された状態で接続されているため、第4壁部94と取付部材90とが別の部材で構成されている態様に比べて、部材点数を減らすことが可能になる。したがって、車両用シートスライド装置10を組み立てる際の作業効率を向上させることができる。
(4)取付部材90の長手方向における前端部には、ロック解除部材81を付勢するバネ材84を取り付けるバネ材取付壁としての第3壁部93が接続されている。ロック解除部材81と第3壁部93が共に取付部材90に取り付けられた構成となるため、ロック解除部材81と第3壁部93の位置関係の精度を向上させることが容易になる。
(5)ワイヤー支持壁としての第4壁部94は、取付部材90の長手方向における後端部に接続されている。したがって、第4壁部94が取付部材90に取り付けられる他の部材に干渉することを抑制することができる。
(6)アッパレール40は、ロックバネ50とロアレール30が係合状態にある時にロックバネ50の一端側に当接することによって、ロックバネ50の一端側の移動を規制するロック時規制部を有する。
したがって、アッパレール40が、ロックバネ50の長手方向における一端側に当接することによってロックバネ50の一端側の移動を規制するロック時規制部を有することにより、ロックバネ50とロアレール30が係合状態にある時に、ロックバネ50の付勢力を好適に保つことができる。そのため、ロック部の係合状態の安定性を向上させることができる。
(7)アッパレール40が、ロックバネ50とロアレール30が係合状態にある時にはロックバネ50には当接せず、ロックバネ50とロアレール30の係合状態が解除された時にロックバネ50の一端側に当接することによって、ロックバネ50の一端側の移動を規制するロック解除時規制部を有する。
したがって、アッパレール40が、ロック解除時規制部を有することにより、ロックバネ50とロアレール30の係合状態が解除された時においてもロックバネ50の付勢力を好適に保つことができる。ロック時とロック解除時の両方においてロックバネ50の付勢力を好適に保つことができるため、ロック部の係合状態の安定性をより向上させることができる。
さらに、ロックバネ50とロアレール30が係合状態にある時から、ロックバネ50とロアレール30の係合状態が解除された状態へと移行する際に、ロックバネ50の屈曲部51aがロック時規制部からロック解除時規制部に移動することが許容されているため、ロックバネ50にかかる応力を好適に緩和することができる。
(8)ロック時規制部とロック解除時規制部の間に、ロックバネ50の他端側に向かうにつれて上方へ傾斜する傾斜部が設けられている。したがって、ロックバネ50の一端側を、ロック時規制部とロック解除時規制部との間をスムーズに移動させることができる。
(9)アッパレール40には、ブラケット60が取り付けられており、ロック時規制部、及び、ロック解除時規制部は、ブラケット60に設けられている。したがって、アッパレール40の好適な位置にロック時規制部、及び、ロック解除時規制部を設けることが容易になるため、設計上の自由度が向上し、ロックバネ50の付勢力を好適に保つことが容易になる。
(10)ロック解除部材81は、取付部材90に取付けられている。アッパレール40の内側に取付けられる取付部材90を、ロック解除部材81を取付ける部材として活用することにより、アッパレール40の内部空間S2を有効に利用することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・本実施形態において、ブラケット60は、ロック時規制部とロック解除時規制部の両方を有していたが、この態様に限定されない。ブラケット60は、ロック時規制部のみを有し、ロック解除時規制部は有していなくてもよい。
・本実施形態において、ブラケット60の当接壁62の下端部63における傾斜部は省略されていてもよい。すなわち、ブラケット60がロック時規制部とロック解除時規制部を有していれば、それらの間が傾斜部で繋がっていなくてもよい。
・本実施形態において、ロック時規制部とロック解除時規制部はブラケット60に設けられていたが、この態様に限定されない。ロック時規制部とロック解除時規制部は、アッパレール40に直接設けられていてもよい。ロック時規制部とロック解除時規制部は、別部材で構成されていてもよい。
例えば、アッパレール40の貫通孔49における上端部の形状を、前後方向DYの前方から後方に向かうにつれて上方へ傾斜するように構成し、この貫通孔49の内周に、ロックバネ50の屈曲部51aを当接させてもよい。
図11(a)、(b)に示すように、例えば、アッパレール40の側壁部42に、切り起こし等によって幅方向DX内側に突出した複数の突出部を設けてもよい。複数の突出部のいずれか一方(以下、「第1突出部」ともいう。)42aが、ロック状態にあるロックバネ50の一端側の下部に当接する。また、複数の突出部のいずれか他方(以下、「第2突出部」ともいう。)42bが、ロック解除状態にあるロックバネ50の一端側の上部に当接するように構成してもよい。第1突出部42aは、ロック解除状態にあるロックバネ50には当接しない。同様に、第2突出部42bは、ロック状態にあるロックバネ50には当接しない。この態様では、第1突出部42aと第2突出部42bが、ロックバネ50の一端側に当接することによって、ロックバネ50の一端側が、前後方向DYの前方、又は、上下方向の上方へ移動することを規制することができる。そのため、ロックバネ50の付勢力の低下を抑制することができる。第1突出部42aを有する態様においては、アッパレール40の第2係止部48bが省略されていてもよい。
・ロックバネ50の屈曲部51aが、ブラケット60の当接壁62の下端部63に当接することができるように構成されていれば、アッパレール40の貫通孔49は省略されていてもよい。
・図12に示すように、ロックバネ50の屈曲部の位置は、ロックバネ50の一端側の端部に限定されない。ロックバネ50の一端側の端部周辺に屈曲部51bが設けられていてもよい。
・ロック解除部材81は、取付部材90以外に取付けられていてもよい。ロック解除部材81は、取付部材90とは別に、アッパレール40の内側に取付けられる部材に取付けられていてもよい。また、ロック解除部材81は、アッパレール40の外側に取付けられる部材に取付けられていてもよい。また、ロック解除部材81は、アッパレール40に直接取付けられる構成であってもよい。
・本実施形態において、取付部材90の第1壁部、第2壁部、第3壁部、及び、第4壁部は、1枚の板材から形成されていたが、この態様に限定されない。第1壁部、第2壁部、第3壁部、及び、第4壁部の少なくともいずれかが別の板材で形成されており、第1壁部、第2壁部、第3壁部、及び、第4壁部の他の板材に接続されていてもよい。
・ワイヤー支持壁としての第4壁部94は、取付部材90の長手方向における後端部以外の箇所に接続されていてもよい。
・バネ材取付壁としての第3壁部93は、取付部材90の長手方向における前端部以外の箇所に接続されていてもよい。
1…フロア、2…シート、10…車両用シートスライド装置、20…スライドレール、30…ロアレール、31…底壁部、32…側壁部、33…横壁部、34…縦壁部、35…第1切欠き、40…アッパレール、41…天壁部、42…側壁部、42a…第1突出部、42b…第2突出部、43…横壁部、44…縦壁部、45…挿通孔、46…挿通孔、47…第2切欠き、48…爪部、48a…第1係止部、48b…第2係止部、49…貫通孔、50…ロックバネ、51…第1延出部、51a…屈曲部、51b…屈曲部、52…湾曲部、52a…第1湾曲部、52b…第2湾曲部、53…第2延出部、54…接続部、60…ブラケット、61…上壁部、62…当接壁、63…下端部、63a…下方側、63b…上方側、63c…中央部、81…ロック解除部材、81a…軸孔、81b…取付孔、81c…押圧部、81d…貫通孔、85…ワイヤー、90…取付部材、91…第1壁部、92…第2壁部、93…第3壁部、94…第4壁部、100…車両用シートスライド装置、101…ロックバネ、102…アッパレール、103…取付部材、104…ロック解除部材、106…ワイヤー支持壁、S1…内部空間、S2…内部空間、T1…可動範囲、T2…可動範囲。

Claims (3)

  1. ロアレールと、
    前記ロアレールに対して移動可能に取り付けられるとともに、シートを支持するアッパレールと、
    前記アッパレールに取り付けられ、前記ロアレールに係合することによって前記アッパレールの移動を規制するロック部を有し、環状に形成されたロックバネと、
    前記アッパレールに取り付けられ、前記ロックバネを変位させて前記ロックバネと前記ロアレールの係合状態を解除することにより、前記アッパレールの移動規制を解除するロック解除部材とを備え、
    前記ロック解除部材は、前記アッパレールの長手方向と幅方向の両方向において前記ロックバネよりも内側に位置し、
    前記ロック解除部材は、取付部材に回転可能に取り付けられており、
    前記取付部材に、前記ロック解除部材を操作するためのワイヤーを支持するワイヤー支持壁が接続されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。
  2. 前記取付部材の長手方向における一端部には、前記ロック解除部材を付勢するバネ材を取り付けるバネ材取付壁が接続されている請求項1に記載の車両用シートスライド装置。
  3. 前記ワイヤー支持壁は、前記取付部材の長手方向における他端部に接続されている請求項1又は2に記載の車両用シートスライド装置。
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