JP6754632B2 - 車両用スライドレール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用スライドレール装置に関する。
車両用スライドレール装置は、その基本構成として、車両床面に取り付けられ前後方向に延びるロアレールと、車両シートに取り付けられ前後方向に延びるアッパレールと、ロアレールに対するアッパレールの前後方向へのスライドを許容または禁止するロック機構とを有している。ロアレールは、底壁と、この底壁の幅方向の両端から立ち上がる一対の外壁と、この一対の外壁から折り返されて底壁に向かって延びる一対の内壁(フランジ)とを有している。
特許文献1には、ロアレールの後方におけるガイド溝(底壁の上方で一対の内壁の間)を閉止する(塞ぐ)ためのカバー機構を設けることが開示されている。このカバー機構は、ロアレールに固定された固定閉止部材としての固定カバーと、この固定カバーに対して前後方向にスライド可能に支持された可動閉止部材としての可動カバーとを有している。
特開2009−40324号公報
しかしながら、特許文献1のカバー機構は、固定カバーと可動カバーの2つの部材を高精度に組み付けることが必須であるため、構造が複雑で大掛かりであり、製造の困難化に伴うコストアップが避けられない。
さらに、本発明者らの鋭意研究によると、車両用スライドレール装置では、ロアレールの底壁と一対の内壁(フランジ)の隙間からライター等の異物が入り込んだときに、比較的深刻な作動不良が発生するおそれがあることが判明した。この点、特許文献1のカバー機構は、ロアレールの底壁と一対の内壁の隙間からの異物の入り込みを防止することは困難である。
本発明は、以上の問題意識に基づいてなされたものであり、構造が簡単でコンパクトであり、製造が容易で低コストでありながら、異物の入り込みに起因する作動不良を防止することができる車両用スライドレール装置を得ることを目的とする。
本発明の車両用スライドレール装置は、車両床面に取り付けられ前後方向に延びるロアレールと、車両シートに取り付けられ前後方向に延びるアッパレールと、前記ロアレールに対する前記アッパレールの前後方向へのスライドを許容または禁止するロック機構と、を有する車両用スライドレール装置であって、前記ロアレールは、底壁と、前記底壁の幅方向の両端から立ち上がる一対の外壁と、前記一対の外壁から折り返されて前記底壁に向かって延びる一対の内壁とを有しており、前記ロアレールには、前記底壁に沿うベース部と、前記ベース部から前記一対の内壁側に向かって突出する一対の突出部とを有する異物排出部材が設けられており、前記異物排出部材の前記一対の突出部の先端部および前記ロアレールの前記一対の内壁の先端部は、異物をブロックするとともに、両先端部の隙間から前記異物が入り込むことを防止する、ことを特徴としている。
前記異物排出部材の前記一対の突出部は、前記ロアレールが延びる前記前後方向において、前記異物排出部材の全域に配置されることができる。
前記ロアレールは、前記底壁の前方および後方に位置する締結部材により車両床面に締結されており、前記異物排出部材は、後方スライド位置にある前記アッパレールの前端または前方スライド位置にある前記アッパレールの後端と前記締結部材との間に位置することができる。
前記異物排出部材の前記一対の突出部は、前記ロアレールの前記一対の内壁よりも幅方向の内側に配置することができる。
前記異物排出部材は、前記ベース部に前後方向の位置を異ならせて形成された第1、第2の係合部を有しており、前記ロアレールは、前記底壁に前後方向の位置を異ならせて形成された、前記第1、第2の係合部が係合される第1、第2の係合孔を有しており、自由状態において、前記異物排出部材の前記第1、第2の係合部の前後方向の間隔は、前記ロアレールの前記第1、第2の係合孔の前後方向の間隔より大きく設定されており、前記異物排出部材の前記ベース部と前記第1、第2の係合部の少なくとも一部が撓んだ状態で、前記異物排出部材の前記第1、第2の係合部が前記ロアレールの前記第1、第2の係合孔に係合されることができる。
前記異物排出部材の前記第1の係合部は、前記ロアレールの前記第1の係合孔の周辺に当接して押圧する先端押圧部と、前記先端押圧部による押圧状態で撓む根元可撓部とを有する可撓係合爪から構成することができる。
前記異物排出部材の前記一対の突出部は、前記締結部材が位置する方向に向かって突出量を増大させるガイド面を有することができる。
本発明によれば、構造が簡単でコンパクトであり、製造が容易で低コストでありながら、異物の入り込みに起因する作動不良を防止することができる車両用スライドレール装置が得られる。
本実施形態による車両用スライドレール装置(一方のレールユニット)を斜め上方から見た分解斜視図である。 前方側異物排出部材の単体構造を示す平面図である。 前方側異物排出部材の単体構造を示す側面図である。 前方側異物排出部材の単体構造を示す斜め上方から見た斜視図である。 前方側異物排出部材の単体構造を示す斜め下方から見た斜視図である。 前方側異物排出部材及び該前方側異物排出部材が取り付けられるロアレールの一部を示す平面図である。 図3AのIIIB−IIIB線に沿う矢視図である。 前方側異物排出部材のロアレールへの取付工程を段階的に示す矢視断面図である。 前方側異物排出部材の可撓係合爪とロアレールの矩形係合孔の係合部を拡大して示す図である。 前方側異物排出部材が取り付けられたロアレールとアッパレールの結合体の一部を示す平面図である。 図6AのVIB−VIB線に沿う矢視図である。 前方側異物排出部材の一対の突出部とロアレールの一対の内壁との間隔を示すためのロアレールの前後方向から見た矢視図である。 図7において断面矩形の異物が前方側異物排出部材の一対の突出部とロアレールの一対の内壁の間でブロックされてその隙間から入り込めない様子を示す図である。 図7において断面楕円の異物が前方側異物排出部材の一対の突出部とロアレールの一対の内壁の間でブロックされてその隙間から入り込めない様子を示す図である。
図1〜図9を参照して、本実施形態による車両用スライドレール装置10について説明する。以下の説明中の方向は、図中に記載した矢線方向を基準とする。
車両用スライドレール装置10は、左右一対のレールユニット20(図1では一方のレールユニット20のみを描いている)を有している。この左右一対のレールユニット20によって車両シート(図示略)が支持される。車両用スライドレール装置10は、左右一対のレールユニット20の前端部同士を接続するループハンドル(図示略)を有している。左右一対のレールユニット20は、基本的に共通の形状を有しているため、以下では、一方のレールユニット20のみについて説明する。
車両用スライドレール装置10(レールユニット20)は、車両床面に取り付けられるロアレール30を有している。ロアレール30は、前後方向に延びかつ上面が開口した金属製のチャンネル材からなる。ロアレール30は、略水平面からなる底壁31Aと、この底壁31Aの左右方向(幅方向)の両端から上方に立ち上がる一対の外壁31Bと、この一対の外壁31Bから内側に折り返される一対の天井壁31Cと、この一対の天井壁31Cから下方に折り返されて底壁31Aに向かって延びる一対の内壁(フランジ)31Dとを有している。
ロアレール30の底壁31Aには、前後一対のボルト挿通孔(締結部材挿通孔)が穿設されており、この前後一対のボルト挿通孔に前後一対の固定ボルト(締結部材)32が挿通されている。この前後一対の固定ボルト32を、車両床面に固定した前後一対のブラケット(図示略)に締結することにより、ロアレール30が車両床面に取り付けられる。図1では、前方の固定ボルト32をボルト挿通孔に挿通し、後方の固定ボルト32をボルト挿通孔に挿通していない状態を描いている。前後一対の固定ボルト32の頭部は、ロアレール30の底壁31Aより高い位置に突出している。
ロアレール30の一対の内壁31Dの下端部には、多数のロック歯33Aが前後方向に等間隔で並べて形成されており、隣り合うロック歯33Aの間に下端が開放したロック溝33Bが形成されている。ロアレール30の一対の外壁31Bと一対の天井壁31Cの接続部には、ロアレール30の前端近傍と後端近傍に位置する前端ストッパ34Aと後端ストッパ34Bが切り起こしにより形成されている。ロアレール30の前端には樹脂製の前端エンドキャップ35Aが被せられ、ロアレール30の後端には樹脂製の後端エンドキャップ35Bが被せられている。
車両用スライドレール装置10(レールユニット20)は、車両シート(シートバックとシートクッションを含む)に取り付けられるアッパレール40を有している。アッパレール40は、ロアレール30に対して前後方向にスライド可能に支持されている。アッパレール40は、前後方向に延びかつ下面が開口した金属製のチャンネル材からなる。アッパレール40は、断面形状が下向き略コ字形状をなす基部41と、この基部41の左右両側の側壁41Aの下端部の長手方向の中央部を除く部分から上方に延びる立ち上がり壁42と、該中央部から上方に延びる被ロック壁43とを有している。
左右の被ロック壁43の下端部と基部41の左右の側壁41Aの下端部とに跨る部分には、4つ(2つずつ)の前後動規制溝43A、43Bが上向きに形成されている。基部41の左右の側壁41Aの後部には、それぞれ、内側に延びた後に上方に向かって延びる後方係止片44が切り起こしにより形成されている。左右の後方係止片44の上端には、それぞれ、下向きのバネ支持溝(図示略)が形成されている。基部41の左右の側壁41Aの中央部より前側に位置する部分には内向きの前方係止片(図示略)が切り起こしにより形成されている。
アッパレール40の基部41の天井部41Bには、前後方向に並ぶ3つのボルト挿通孔45Aが穿設されており、この3つのボルト挿通孔45Aに3つの固定ボルト45Bが挿通されている。この3つの固定ボルト45Bを車両シート側の部品に締結することにより、アッパレール40が車両シートに取り付けられる。アッパレール40の後端には樹脂製の後端エンドキャップ46が被せられている。アッパレール40の基部41の内面には、アッパレール40の剛性を高めるための金属製のインナリンフォース47が固定されている。
アッパレール40にはロック解除レバー(ロック機構)50が装着されている。このロック解除レバー50は、金属板をプレス成形したものであり、前後方向に延びかつ下面が開口したチャンネル材からなる。ロック解除レバー50は、左右一対の側壁51を有している。ロック解除レバー50の前端部は、左右一対の側壁51の上部を上壁52で接続したコ字状断面部となっている。ロック解除レバー50の上面には、左右方向に延びる回転接触凸部53が突設されている。ロック解除レバー50の後端部には、左右一対のバネ押圧片54が突設されている。左右一対のバネ押圧片54は、左右一対の側壁51の下縁を側方に曲げて形成された平板状をなしている。左右一対の側壁51の前部(回転接触凸部53より前方に位置する部分)の下縁部には、上向きのバネ掛け溝55が凹設されている。
アッパレール40にはロックバネ(ロック機構)60が装着されている。このロックバネ60は、単一の金属線材を曲折加工した左右対称な部材である。ロックバネ60の左右両側部の長手方向の中央部より後方に位置する部分には、外側に向かって略水平に延びる前後一対ずつ(計4つ)のロック部61Aとロック部61Bが形成されている。ロックバネ60のロック部61Aより前方に位置する部分とロック部61Bより後方に位置する部分は、自由状態において略水平をなしている。ロックバネ60の前端には、左右一対の前端係止片62が外向き略水平に突設されている。ロックバネ60の後端部は、平面視で左右方向に延びる後端係止片(被支持部)63を構成している。
ロック解除レバー50は、アッパレール40の前端開口部から略全体をアッパレール40の内部に収納してあり、回転接触部凸部53が基部41の天井部41Bに接触している。一方、ロック解除レバー50の上面における回転接触凸部53以外の部分と、基部41の天井部41Bとの間には、空間が形成されている。
ロックバネ60は、次のようにしてアッパレール40及びロック解除レバー50に支持される。すなわち、ロックバネ60の後端係止片63をアッパレール40の左右の後方係止片44のバネ支持溝(図示略)に上方から挿入し、ロックバネ60の左右両側部のロック部61Aとロック部61Bより前側に位置する部分をアッパレール40の左右の前方係止片(図示略)に係止し、ロックバネ60の左右両側部のロック部61Aとロック部61Bを対応する前後動規制溝43Aと前後動規制溝43Bに下方から係合し、ロックバネ60の左右の前端係止片62を下方からロック解除レバー50のバネ掛け溝55に係止し、ロックバネ60の左右のロック部61Aの上面にロック解除レバー50の左右のバネ押圧片54を当接させる。ロック状態では、ロックバネ60のロック部61Aとロック部61Bが、アッパレール40の前後動規制溝43Aと前後動規制溝43Bに加えて、ロアレール30のロック溝33Bに挿入される。ロックバネ60のロック部61Aとロック部61Bの一部は、ロアレール30のロック溝33B及びアッパレール40の前後動規制溝43Aと前後動規制溝43Bを貫通して、アッパレール40の基部41の内側(一対の側壁41Aの間の空間)に突出する。
このようにして、アッパレール40及びロック解除レバー50に取り付けられたロックバネ60は、弾性変形して上向きの付勢力(弾性力)を発生する。この付勢力により、ロック解除レバー50の回転接触凸部53がアッパレール40の基部41の天井部41Bに押し付けられ、ロック解除レバー50は、天井部41Bと回転接触凸部53の接触部を中心として回転接触凸部53回りに回転可能となり、ロック解除レバー50の前端部(上壁52)に上向きの外力を掛けないときは、ロック解除レバー50がロック位置に保持される。ロック解除レバー50がロック位置にあるとき、ロックバネ60のロック部61Aとロック部61Bが対応するロック溝33Bに係合する。さらに、ロックバネ60が弾性変形することにより発生する付勢力の一部の分力が、後端係止片63の周辺部を下向きに付勢する付勢力となり、この分力が後端係止片63を後方係止片44のバネ支持溝(図示略)の下端側に移動付勢する。
一方、ロックバネ60の付勢力に抗してロック解除レバー50の前端部(上壁52)に上向きの外力を掛けると、ロック解除レバー50が天井部41Bと回転接触凸部53の接触部を中心としてアンロック位置まで回転する。すると、ロック解除レバー50のバネ押圧片54がロックバネ60を下方に押し下げるので、ロックバネ60が、アッパレール40の後方係止片44の支持を受ける後端係止片63と、アッパレール40の前方係止片(図示略)の支持を受ける部分とを支点として下方に弾性変形し、ロックバネ60のロック部61Aとロック部61Bが対応するロック溝33Bから下方に脱出する。
一体化したアッパレール40とロック解除レバー50とロックバネ60を、ロアレール30の前端開口又は後端開口からロアレール30の内部に挿入することによりアッセンブリ化すると、アッパレール40の立ち上がり壁42及び被ロック壁43が、ロアレール30の外壁31Bと内壁31Dの間に形成された空間に入り込み、さらに当該空間に配設したリテーナ70に回転可能に支持されたベアリングボール72が、立ち上がり壁42の外面と外壁31Bの内面に回転可能に接触する。同時に、ロアレール30の底壁31Aと一対の外壁31Bの境界部と、アッパレール40の基部41と一対の立ち上がり壁42(または被ロック壁43)の境界部との間に形成される空間(コーナー部)に、リテーナ70に回転可能に支持されたベアリングボール73が回転可能に支持される。これにより、アッパレール40(ロック解除レバー50及びロックバネ60との結合体)がロアレール30に対して前後方向にスライド可能となる。すなわち、アッパレール40は、左右の被ロック壁43の前端面がロアレール30の前端ストッパ34Aに当接する前端位置と、左右の被ロック壁43の後端面がロアレール30の後端ストッパ34Bに当接する後端位置との間をスライド可能となる。ロアレール30には、リテーナ70の延長上に位置する切り起こし部(図示略)が形成されており、この切り起こし部によって、リテーナ70とベアリングボール72の前後方向のスライドが規制される。
左右一対のレールユニット20のロック解除レバー50に対しては、ループハンドル(図示略)が接続される。このループハンドルは金属製のパイプ材を曲げ加工したものであり、その一端と他端を各ロック解除レバー50の前端部の内部空間(一対の側壁51と上壁52に囲まれる空間)に対して前方から挿入することにより、各ロック解除レバー50の前端部に接続されている。車両用スライドレール装置10には、ロック解除レバー50へのループハンドルの挿入状態を維持するためのハンドル支持部材74が設けられている。このハンドル支持部材74は、ループハンドルを抜け止めするとともに、自身の付勢力によってループハンドルの上下方向のガタツキを抑える役割を果たす。このように組み付けられたループハンドルを上方に引き上げると、前端接続部を介して各ロック解除レバー50をアンロック位置へ回動させる力が伝達される。
ロアレール30には、前後方向の中間部より後方側に位置させて、後方側異物排出部材80が装着されている。この後方側異物排出部材80は、ロアレール30の底壁31Aに沿うベース部82と、このベース部82の左右方向(幅方向)の中央部から上方に向かって突出する突出部84とを有している。この後方側異物排出部材80によって、アッパレール40が前方(前端)スライド位置にある場合において、ロアレール30の底壁31Aの上方かつ一対の内壁31Dの間の空間にライター等の異物が落ちたときであっても、アッパレール40をロアレール30に対して後方にスライドさせることで、当該異物がアッパレール40の後端部によって押し出され、ロアレール30の後端開口から外部に排出される。
ロアレール30には、前後方向の中間部より前方側に位置させて、前方側異物排出部材(異物排出部材)90が装着されている。前方側異物排出部材90は、平面視したときに、後方(後端)スライド位置にあるアッパレール40の前端と、前方の固定ボルト32との間に位置している。
図2A〜図2Dは、前方側異物排出部材90の単体構造を示している。前方側異物排出部材90は、前後方向に長く左右方向(幅方向)に短い平面視略矩形をなすベース部91と、このベース部91の左右方向(幅方向)の両端から上方に突出する一対の突出部92とを有している。ベース部91の前後方向の中央部よりやや前方には、組付状態で行う検査時にピン(図示略)を逃がすための円形貫通孔91Aが穿設されている。一対の突出部92には、前方に向かって突出量を漸増させる一対の傾斜ガイド面(ガイド面)92Aが形成されている。
ベース部91の後端部には、下方に突出した後にさらに後方に突出する鉤型状の一対の可撓係合爪(第1の係合部)93が形成されている。各可撓係合爪93は、先端側に向かって厚みを増大させる(根元側に向かって厚みを減少させる)傾斜面を有しており、その先端側が先端押圧部93A、その根元側が根元可撓部93Bとなっている。
ベース部91の前端部には、下方に突出する係合突出部(第2の係合部)94が形成されている。この係合突出部94は、四隅が丸みを帯びた略長円形状をなしており、その周縁部に面取り加工された傾斜面94Aが形成されている。また、係合突出部94の根元部分には、左右方向(幅方向)に離間した一対のリブ94Bが形成されている(図2Dには一方のリブ94Bだけが描かれている)。
図3A、図3Bに示すように、ロアレール30の底壁31Aの前方側には、前方側異物排出部材90の一対の可撓係合爪(第1の係合部)93が係合される一対の矩形係合孔(第1の係合孔)36、及び、前方側異物排出部材90の係合突出部(第2の係合部)94が係合される略円形係合孔(第2の係合孔)37が穿設されている。図3Aに示すように、自由状態において、前方側異物排出部材90の可撓係合爪(第1の係合部)93と係合突出部(第2の係合部)94の前後方向の間隔Dは、ロアレール30の矩形係合孔(第1の係合孔)36と略円形係合孔(第2の係合孔)37の前後方向の間隔dより大きく設定されている。ロアレール30の底壁31Aには、矩形係合孔(第1の係合孔)36と略円形係合孔(第2の係合孔)37の中間部に治具挿入孔38が穿設されている。
図4は、前方側異物排出部材90のロアレール30への取付工程を段階的に示す図であり、前方側異物排出部材90の3つの異なる姿勢を描いている。
前方側異物排出部材90は、次のようにしてロアレール30に取り付けられる。まず、アッパレール40をロアレール30に対して後方(後端)スライド位置に位置させて、ロアレール30の一対の矩形係合孔36と略円形係合孔37を露出させる。次いで、前方側異物排出部材90の一対の可撓係合爪93をロアレール30の一対の矩形係合孔36に係合(仮係合)させて、この係合部(仮係合部)を中心として前方側異物排出部材90をロアレール30に沿うように倒す(図4中の反時計回り方向)。この段階では、前方側異物排出部材90の係合突出部94がロアレール30の略円形係合孔37に係合することはなく、係合突出部94が略円形係合孔37の上方に乗り上げた状態となる。次いで、前方側異物排出部材90の前方側の端部(係合突出部94の近傍)を支持した状態で、ロアレール30の治具挿入孔38から治具を挿入して、前方側異物排出部材90のベース部91を上方に突き上げる。すると、前方側異物排出部材90のベース部91が上方に突出した弓形形状に弾性変形する。この弾性変形状態で、前方側異物排出部材90の係合突出部94をロアレール30の略円形係合孔37に挿入して、治具挿入孔38から治具を引き抜くことで、前方側異物排出部材90のベース部91を弾性復帰させる。その結果、前方側異物排出部材90のベース部91並びに一対の可撓係合爪93及び係合突出部94の少なくとも一部が撓んだ状態で、前方側異物排出部材90の一対の可撓係合爪93及び係合突出部94が、ロアレール30の一対の矩形係合孔36及び略円形係合孔37に係合される(ラップ設計)。これにより、前方側異物排出部材90をロアレール30に対してガタツキなく取り付けることができる。
図5は、前方側異物排出部材90の可撓係合爪93とロアレール30の矩形係合孔36の係合部を拡大して示す図である。同図に示すように、可撓係合爪93と矩形係合孔36の係合状態では、先端押圧部93Aがロアレール30の矩形係合孔36の下方の周辺に当接して上下方向に押圧変位している。図中の実線は押圧変位状態の先端押圧部93Aを描いており、図中の破線は自由状態の先端押圧部93Aを描いている。一方、根元可撓部93Bは、先端押圧部93Aの押圧変位状態で上下方向に撓んでおり、ロアレール30(矩形係合孔36の周辺部分)とは非接触となっている。これにより、可撓係合爪93の根元側で十分な撓み(撓み区間)が確保され、前方側異物排出部材90のロアレール30への組付性を向上させることができる。
上記の例では、アッパレール40をロアレール30に取り付けた後に、前方側異物排出部材90をロアレール30に取り付けるものとして説明したが、勿論、アッパレール40をロアレール30に取り付ける前に、前方側異物排出部材90をロアレール30に取り付けてもよい。
また上記の例では、前方側異物排出部材90のベース部91を治具により突き上げて取り付けるものとして説明したが、取付作業者が前方側異物排出部材90の前方側の端部を後方側に押圧することで、前方側異物排出部材90のベース部91を弓形形状に弾性変形させて取り付けてもよい。
図6A、図6Bは、前方側異物排出部材90が取り付けられたロアレール30とアッパレール40の結合体を示す図である。図6Bに示すように、前方側異物排出部材90をロアレール30に取り付けた状態では、前方側異物排出部材90の一対の突出部92の傾斜ガイド面92Aが、固定ボルト32の頭部が位置する方向である前方に向かって突出量を増大させており、傾斜ガイド面92Aの前端部の高さと、固定ボルト32の頭部の高さとが略同一となっている。また図6Bに示すように、前方側異物排出部材90は、ロアレール30のロック歯33A(ロック溝33B)よりも十分に低い位置にあるため、ロアレール30のロック歯33A(ロック溝33B)と干渉することはない。さらに図6Bに示すように、前方側異物排出部材90は、自身の直上にアッパレール40がスライド移動してきたときであっても、アッパレール40及びその内蔵物と干渉することはない。
以上のように構成された車両用スライドレール装置10では、図6B及び図7に示すように、前方側異物排出部材90のベース部91がロアレール30の底壁31Aに沿うように延びている。さらに、上下方向に見たときに、前方側異物排出部材90の一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)が、ベース部91の左右方向(幅方向)の両端からロアレール30の一対の内壁(フランジ)31D側に向かって、該一対の内壁(フランジ)31Dの先端部との間の距離を狭めるように突出している。
前方側異物排出部材90の一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)は、ロアレール30の一対の内壁(フランジ)31Dよりも幅方向の内側に配置されている(幅方向にオフセットされている)。これにより、前方側異物排出部材90のロアレール30への組付性を向上させることができる。これとは逆に、前方側異物排出部材90の一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)を、ロアレール30の一対の内壁(フランジ)31Dよりも幅方向の外側に配置することも可能である。もちろん、前方側異物排出部材90の一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)とロアレール30の一対の内壁(フランジ)31Dの幅方向の位置を一致させてもよい。
ここで、前方側異物排出部材90の一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)の先端部と、ロアレール30の一対の内壁(フランジ)31Dの先端部との間の距離、つまり、一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)の突出方向や突出量は、例えば、次のような基準で設定される。すなわち、現存する又は将来的に想定される最小サイズのライター等の異物が、一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)と一対の内壁(フランジ)31Dの間でブロックされてその隙間から入り込めないことを基準とする。図8は、最小サイズの断面矩形の異物(ライター)が一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)と一対の内壁(フランジ)31Dの間でブロックされてその隙間から入り込めない様子を示しており、図9は、最小サイズの断面楕円の異物(ライター)が一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)と一対の内壁(フランジ)31Dの間でブロックされてその隙間から入り込めない様子を示している。
いま、アッパレール40が後方(後端)スライド位置にある場合において、ロアレール30の底壁31Aの上方かつ一対の内壁31Dの間の空間に異物(ライター)が落ちた状況を想定する。異物(ライター)は、如何なる姿勢であったとしても、一対の突出部92と一対の内壁(フランジ)31Dの間でブロックされてその隙間から入り込むことはない。そして、アッパレール40をロアレール30に対して前方にスライドさせると、異物(ライター)がアッパレール40の前端部によって前方に押されていき、前方側異物排出部材90の傾斜ガイド面92A、さらには前方の固定ボルト32の頭部に乗り上がって、最後はロアレール30の前端開口から外部に排出される。異物(ライター)が前方の固定ボルト32の頭部に乗り上がる際に、傾斜ガイド面92Aを仲介することで、スムーズで優れた異物排出性能を達成することができる。また異物(ライター)が傾斜ガイド面92Aや固定ボルト32に乗り上げた場合であっても、異物(ライター)が、ロアレール30のロック歯33A(ロック溝33B)並びにアッパレール40及びその内蔵物と干渉することはない。このように、本実施形態によれば、前方側異物排出部材90により、ロアレール30の底壁31Aと一対の内壁(フランジ)31Dの隙間からの異物の入り込み、ひいてはこれに起因する車両用スライドレール装置10の作動不良を防止することができる。
さらに、前方側異物排出部材90は、構造が簡単でコンパクトであり、製造が容易で低コストであり、ロアレール30に取り付けるのも容易である。
以上の実施形態では、ロック解除レバー50とロックバネ60をアッパレール40の内部に設けたレール内蔵タイプのロック機構を例示して説明した。しかし、ロック機構は、レール内蔵タイプ以外であっても、ロアレール30に対するアッパレール40の前後方向へのスライドを許容または禁止する機能を持つ限りにおいて、その構成に自由度があり、種々の設計変更が可能である。
以上の実施形態では、異物排出部材90をロアレール30の前後方向の中間部より前方側(後方スライド位置にあるアッパレール40の前端と前方の固定ボルト32との間)に設けた場合を例示して説明した。しかし、異物排出部材90を設ける位置はこれに限定されず、例えば、異物排出部材90をロアレール30の前後方向の中間部より後方側(前方スライド位置にあるアッパレール40の後端と後方の固定ボルト32との間)に設ける態様も可能である。この態様であっても、ロアレール30の底壁31Aと一対の内壁31Dの隙間からの異物の入り込み、ひいてはこれに起因する車両用スライドレール装置10の作動不良を防止することができる。
以上の実施形態では、前方側異物排出部材90の突出部92に設けるガイド面92Aを前方に向かって突出量を漸増させる傾斜ガイド面とした場合を例示して説明したが、ガイド面92Aの形状はこれに限定されるものではなく、例えば、前方に向かって高さを大きくする複数の段差部からなる段差形状とすることも可能である。
以上の実施形態では、前方側異物排出部材90のベース部91の後端部に可撓係合爪(第1の係合部)93を形成し、前方側異物排出部材90のベース部91の前端部に係合突出部(第2の係合部)94を形成した場合を例示して説明した。しかし、可撓係合爪(第1の係合部)93と係合突出部(第2の係合部)94の前後方向の位置関係はこれに限定されることはない(前後方向の位置が異なってさえいればよい)。前方側異物排出部材90の可撓係合爪(第1の係合部)93と係合突出部(第2の係合部)94の前後方向の位置に合わせて、ロアレール30の矩形係合孔(第1の係合孔)36と略円形係合孔(第2の係合孔)37の前後方向の位置も調整される。
以上の実施形態では、前方側異物排出部材90の一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)が、ベース部91の左右方向(幅方向)の両端から突出する場合を例示して説明した。しかし、前方側異物排出部材90の一対の突出部92(傾斜ガイド面92A)は、ベース部91の左右方向(幅方向)の中間部(両端ではない)から突出していてもよい。
10 車両用スライドレール装置
20 レールユニット
30 ロアレール
31A 底壁
31B 外壁
31C 天井壁
31D 内壁(フランジ)
32 固定ボルト(締結部材)
33A ロック歯
33B ロック溝
34A 前端ストッパ
34B 後端ストッパ
35A 前端エンドキャップ
35B 後端エンドキャップ
36 矩形係合孔(第1の係合孔)
37 略円形係合孔(第2の係合孔)
38 治具挿入孔
40 アッパレール
41 基部
41A 側壁
41B 天井部
42 立ち上がり壁
43 被ロック壁
43A 43B 前後動規制溝
44 後方係止片
45A ボルト挿通孔
45B 固定ボルト
46 後端エンドキャップ
47 インナリンフォース
50 ロック解除レバー(ロック機構)
51 側壁
52 上壁
53 回転接触凸部
54 バネ押圧片
55 バネ掛け溝
60 ロックバネ(ロック機構)
61A 61B ロック部
62 前端係止片
63 後端係止片(被支持部)
70 リテーナ
72 73 ベアリングボール
74 ハンドル支持部材
80 後方側異物排出部材
82 ベース部
84 突出部
90 前方側異物排出部材(異物排出部材)
91 ベース部
91A 円形貫通孔
92 突出部
92A 傾斜ガイド面(ガイド面)
93 可撓係合爪(第1の係合部)
93A 先端押圧部
93B 根元可撓部
94 係合突出部(第2の係合部)94A 傾斜面94B リブ

Claims (7)

  1. 車両床面に取り付けられ前後方向に延びるロアレールと、
    車両シートに取り付けられ前後方向に延びるアッパレールと、
    前記ロアレールに対する前記アッパレールの前後方向へのスライドを許容または禁止するロック機構と、
    を有する車両用スライドレール装置であって、
    前記ロアレールは、底壁と、前記底壁の幅方向の両端から立ち上がる一対の外壁と、前記一対の外壁から折り返されて前記底壁に向かって延びる一対の内壁とを有しており、
    前記ロアレールには、前記底壁に沿うベース部と、前記ベース部から前記一対の内壁側に向かって突出する一対の突出部とを有する異物排出部材が設けられており、
    前記異物排出部材の前記一対の突出部の先端部および前記ロアレールの前記一対の内壁の先端部は、異物をブロックするとともに、両先端部の隙間から前記異物が入り込むことを防止する、
    ことを特徴とする車両用スライドレール装置。
  2. 請求項1に記載の車両用スライドレール装置において、
    前記異物排出部材の前記一対の突出部は、前記ロアレールが延びる前記前後方向において、前記異物排出部材の全域に配置されている、車両用スライドレール装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用スライドレール装置において、
    前記ロアレールは、前記底壁の前方および後方に位置する締結部材により車両床面に締結されており、
    前記異物排出部材は、後方スライド位置にある前記アッパレールの前端または前方スライド位置にある前記アッパレールの後端と前記締結部材との間に位置している、車両用スライドレール装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両用スライドレール装置において、
    前記異物排出部材の前記一対の突出部は、前記ロアレールの前記一対の内壁よりも幅方向の内側に配置されている、車両用スライドレール装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両用スライドレール装置において、
    前記異物排出部材は、前記ベース部に前後方向の位置を異ならせて形成された第1、第2の係合部を有しており、
    前記ロアレールは、前記底壁に前後方向の位置を異ならせて形成された、前記第1、第2の係合部が係合される第1、第2の係合孔を有しており、
    自由状態において、前記異物排出部材の前記第1、第2の係合部の前後方向の間隔は、前記ロアレールの前記第1、第2の係合孔の前後方向の間隔より大きく設定されており、
    前記異物排出部材の前記ベース部と前記第1、第2の係合部の少なくとも一部が撓んだ状態で、前記異物排出部材の前記第1、第2の係合部が前記ロアレールの前記第1、第2の係合孔に係合される、車両用スライドレール装置。
  6. 請求項5に記載の車両用スライドレール装置において、
    前記異物排出部材の前記第1の係合部は、前記ロアレールの前記第1の係合孔の周辺に当接して押圧する先端押圧部と、前記先端押圧部による押圧状態で撓む根元可撓部とを有する可撓係合爪から構成されている、車両用スライドレール装置。
  7. 請求項に少なくとも従属する車両用スライドレール装置において、
    前記異物排出部材の前記一対の突出部は、前記締結部材が位置する方向に向かって突出量を増大させるガイド面を有している、車両用スライドレール装置。
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