JP2021159968A - エンドクローズドデッキプレート加工方法、及び加工用金型 - Google Patents

エンドクローズドデッキプレート加工方法、及び加工用金型 Download PDF

Info

Publication number
JP2021159968A
JP2021159968A JP2020065668A JP2020065668A JP2021159968A JP 2021159968 A JP2021159968 A JP 2021159968A JP 2020065668 A JP2020065668 A JP 2020065668A JP 2020065668 A JP2020065668 A JP 2020065668A JP 2021159968 A JP2021159968 A JP 2021159968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck plate
mold
upper mold
movable
valley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020065668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7558673B2 (ja
Inventor
亮 石丸
Akira Ishimaru
顕 田辺
Akira Tanabe
智之 宇佐美
Tomoyuki Usami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Metal Products Co Ltd filed Critical Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Priority to JP2020065668A priority Critical patent/JP7558673B2/ja
Publication of JP2021159968A publication Critical patent/JP2021159968A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7558673B2 publication Critical patent/JP7558673B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

【課題】長手方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部を形成したデッキプレートの前記梁載置部を梁に焼抜き栓溶接する際に支障となる問題(梁との間の隙間)を解消する。【解決手段】デッキプレート1の長さ方向端部を、上面側の上金型12と下面側の下金型13とで押し潰す際に、谷部3及び幅方向両側の平坦部を、金型と上金型に対して相対的に可動に設けた補助上金型14とで挟持した状態で山部2を押し潰して端部閉塞の梁載置部5Cを形成する。谷部及び両側の端部の平坦部を下金型と補助上金型とで挟持した状態で山部を押し潰すので、その際に山部の裾が開くことはなく、隣接する山部間の谷部に左右の山部の裾からの圧縮力が作用せず、谷部の中央部が膨らむことは防止される。これにより押し潰したときに皺が発生しない(梁との間の隙間が生じない)。【選択図】図2

Description

この発明は、デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部を形成するエンドクローズドデッキプレート加工方法、及び加工用金型に関する。
図14に示すように、山部2と谷部3とが斜面4で連続して台形波形断面形状をなすとともに幅方向両側に谷面高さ位置の平坦部7、8を有するデッキプレート1は、コンクリート床を構築する際の捨て型枠として広く用いられている。この種のデッキプレート1を、端部閉塞処理をせずにそのまま型枠として用いると、端部開口(山部2の下側部分)からコンクリートが流出するので、その端部開口を小口ふさぎ板で塞ぐことも行われているが、図15(ロ)、(ハ)、(ニ)に示すように、デッキプレート長さ方向端部を押し潰して閉塞したエンドクローズドデッキプレートを用いる場合がある。なお、以下では、場合によりエンドクローズドデッキプレートを、略してエンクロデッキプレートという場合がある。
この場合、図15(ロ)のように、デッキプレート長さ方向端部の山部を上から押し潰して、梁10上に載せる梁載置部5Bを谷面高さ位置Hに形成したデッキプレート2Bは、通常のエンクロデッキプレートである。
図15(ハ)のように、デッキプレート長さ方向端部を山面の高さ位置Hに梁載置部5Cが形成されるように押し潰したデッキプレート1Cは、いわゆる逆エンクロデッキプレートと呼ばれている。
図15(ニ)のように、デッキプレート長さ方向端部を山面と谷面との中間位置Hに梁載置部5Dが形成されるように押し潰したデッキプレート1Dは中間エンクロデッキプレートと呼ばれている。
図15(イ)は端部を押し潰していない一般的なデッキプレート1Aを示す。
逆エンクロデッキプレート1Bは、梁上面に対する山面2の高さ位置が低くなるので、構築したコンクリート床の床面高さ位置を低くすることができ、建物の階高を節約できる等の長所がある。
また、中間エンクロデッキプレートは、階高節約という長所を備えつつ、梁上でのコンクリート厚みを確保できるという長所がある。
特開2007-118018
エンクロデッキプレートの加工において、台形波形断面のデッキプレートの長さ方向端部の山部2を上下の金型で単に押し潰した場合、幅方向の両端が左右に広がってしまう。
デッキプレートが幅方向に広がると、隣り合うデッキプレート同士が干渉して相互の端部同士の嵌合ができなくなるので、それを防ぐためにデッキプレートの長手方向端部を押し潰す際に、幅方向両端に開き止め(広がり止め)を設けることが行われている。
しかし、デッキプレートの幅方向両端に開き止めを設けた場合、梁載置部における下フランジ部(谷部3及び左右両側の平坦部7、8を指す)の特に谷部3にしわ(皺)ができてしまうという問題が生じる。
すなわち、デッキプレートを施工する場合、デッキプレートを梁上に敷設した後、デッキプレートの長手方向端部を梁に固定するが、固定する手段として下フランジ部を溶接接合する一般的な方法を採用する場合、梁載置部における下フランジ部の特に谷部3に皺が存在すると、梁との隙間が生じてしまうため、溶接不良が発生し易いという問題がある。
また、合成スラブ特有である応力伝達が可能な「焼抜き栓溶接」を行う場合、デッキプレートと梁との隙間を2mm 以下とすることが法律(施工基準?)で定められている。そのようなことから、梁載置部の特に谷部に皺が極力発生しないような端部閉塞手段が望まれているが、各特許文献1、2のエンクロデッキプレート加工方法では、谷部に発生する皺のことに関しては考慮していない。
本発明は上記背景のもとになされたもので、デッキプレートの長手方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部を加工する際に、特に谷部に皺が発生することを極力防止できるエンクロデッキプレート加工方法、及びエンクロデッキプレート加工用金型を提供することを目的とし、これにより、デッキプレート施工時に梁載置部を梁に焼抜き栓溶接する際に障害となる梁との間の隙間を極力小さくすることを可能にするものである。
上記課題を解決する請求項1の発明は、山部と谷部とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすとともに幅方向両側に谷面高さ位置の平坦部を有するデッキプレートの長さ方向端部を、前記デッキプレートの上面側の上金型と前記デッキプレートの下面側の下金型とで押し潰して端部閉塞の梁載置部を形成するエンドクローズドデッキプレート加工方法であって、
デッキプレートの前記谷部及び前記平坦部を前記下金型と前記上金型に対して相対的に可動に設けた補助上金型とにより挟持した状態で、デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部を形成することを特徴とする。
ただし、前記谷部に突状のリブがある場合、前記リブを除いた平坦部のみを圧し潰す場合とリブを含めて圧し潰す場合との両者を含む。
また、デッキプレート幅方向両側の平坦部の端に隣接デッキプレート同士を篏合連結するための篏合部がある場合、前記篏合部を除いた平坦部のみを圧し潰す場合と両端の篏合部を含めて圧し潰す場合との両者を含む。
請求項2の発明は、山部と谷部とが斜面で連続して台形波形断面をなすとともに
山面高さ位置に形成されるような位置まで可動下金型とともに可動であることを特徴とする。
請求項3の発明は、山部と谷部とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすとともに幅方向両側に谷面高さ位置の平坦部を有するデッキプレートの長さ方向端部を押し潰して、谷面高さ位置に端部閉塞の梁載置部を形成するエンドクローズドデッキプレート加工用金型であって、
デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部形成する可動上金型と固定下金型とを備えるとともに、
押し潰し動作の間に亘って前記固定下金型とで前記谷部及び前記平坦部を挟持可能な補助上金型を前記可動上金型に設けてなり、
前記補助上金型は、前記端部閉塞の梁載置部が谷面高さ位置に形成されるような位置まで可動上金型に対して相対的に可動であることを特徴とする。
請求項4の発明は、山部と谷部とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすとともに幅方向両側に谷面高さ位置の平坦部を有するデッキプレートの長さ方向端部を押し潰して、山面高さ位置と谷面高さ位置との中間の高さ位置に端部閉塞の梁載置部を形成するエンドクローズドデッキプレート加工用金型であって、
デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部形成するいずれも可動の可動上金型と可動下金型とを備えるとともに、
押し潰し動作の間に亘って前記可動下金型とで前記谷部及び前記平坦部を挟持可能な補助上金型を前記可動上金型に設けてなり、
前記補助上金型は、前記端部閉塞の梁載置部が山面高さ位置と谷面高さ位置との中間の高さ位置に形成されるような位置まで可動上金型に対して相対的に可動であることを特徴とする。
請求項5は、請求項2記載のエンドクローズドデッキプレート加工用金型において、前記補助上金型は、前記固定上金型のベース部に、付勢手段により固定上金型に対して相対的に上下動可能に設けられていることを特徴とする。
前記付勢手段としては、例えばばね等による弾性付勢手段、又は例えば油圧シリンダ等による加圧付勢手段である(次の請求項6においても同じ)。
請求項6は、請求項3又は4記載のエンドクローズドデッキプレート加工用金型におい、前記補助上金型は、前記可動上金型のベース部に、付勢手段により可動上金型に対して相対的に上下動可能に設けられていることを特徴とする。
請求項7は、請求項2〜6のいずれか1項に記載のエンドクローズドデッキプレート加工用金型において、デッキプレートの梁載置部における山面対応部に、1つ又は複数の上向き突起が形成されるように、前記下金型に突起部、前記上金型に前記突出部に対応する凹溝を形成したことを特徴とする。
請求項1のエンドクローズドデッキプレート加工方法によれば、デッキプレートの谷部及び左右両側の平坦部を、デッキプレート下面側の下金型と上面側の上金型に対して相対的に可動に設けた補助上金型とにより挟持した状態で、デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部を形成するのであるから、デッキプレートの山部の裾が開くことはない。したがって、隣接する山部間の谷部に左右の山部の裾からの圧縮力が作用することはなく、谷部の中央部が膨らむ(上向きに湾曲する)ことは防止される。谷部が膨らんだ状態で上下の金型で山部を押し潰した場合には谷部に皺が生じるが、膨らみが生じないので皺の発生は防止される。
請求項2の発明のエンドクローズドデッキプレート加工用金型において、固定上金型に対して可動下金型が上昇することで、デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して山面高さ位置に端部閉塞の梁載置部を形成する。いわゆる逆エンクロデッキプレートの場合である(図15(ハ)の場合)。
この場合、固定上金型に対して相対的に可動に設けた補助上金型と可動下金型とが、押し潰し動作の間に亘って谷部及び平坦部を挟持しているので、デッキプレートの山部の裾が開くことはない。
したがって、隣接する山部間の谷部に左右の山部の裾からの圧縮力が作用することはなく、谷部の中央部が膨らむ(上向きに湾曲する)ことは防止される。谷部が膨らんだ状態で上下の金型で押し潰した場合には谷部に皺が生じるが、膨らみが生じないので皺の発生は防止される。
請求項3の発明のエンドクローズドデッキプレート加工用金型において、固定下金型に対して可動上金型が下降することで、デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して谷面高さ位置に端部閉塞の梁載置部を形成する。いわゆる通常のエンクロデッキプレートの場合である(図15(ロ)の場合)。
この場合、可動上金型が5定下金型に対して下降して谷部及び平坦部を押し潰す動作の間に亘って、可動上金型に対して相対的に可動(相対的に上昇)に設けた補助上金型と前記固定下金型とが谷部及び平坦部を挟持しているので、デッキプレートの山部の裾が開くことはない。
したがって、前記と同様に谷部の中央部が膨らむ(上向きに湾曲する)ことは防止され、皺の発生のない端部閉塞の梁載置部が得られる。
請求項4の発明のエンドクローズドデッキプレート加工用金型において、上金型及び下金型がいずれも可動であり、下降する可動上金型と上昇する可動下金型とでデッキプレートの長さ方向端部を押し潰して、山面高さ位置と谷面高さ位置との中間高さ位置に端部閉塞の梁載置部を形成する。いわゆる中間エンクロデッキプレートの場合である(図15(ニ)の場合)。
この場合、可動上金型に対して相対的に可動に設けた補助上金型と前記可動下金型とが、押し潰し動作の間に亘って谷部及び平坦部を挟持しているので、デッキプレートの山部の裾が開くことはない。
したがって、前記と同様に谷面部の中央部が膨らむ(上向きに湾曲する)ことは防止され、皺の発生のない端部閉塞の梁載置部が得られる。
請求項5のエンドクローズドデッキプレート加工用金型において、ばねの伸縮により固定上金型に対して相対的に上下動可能に固定上金型に設けられた補助上金型は、可動下金型とで押し潰し動作の間に亘って(山面高さ位置に端部閉塞の梁載置部が形成されるまで)谷部及び平坦部を挟持できる。
請求項6において、請求項3を引用するエンドクローズドデッキプレート加工用金型の場合、ばねの伸縮により可動上金型に対して相対的に上下動可能に可動上金型に設けられた補助上金型は、固定下金型とで押し潰し動作の間に亘って(谷面高さ位置に端部閉塞の梁載置部が形成されるまで)谷部及び平坦部を挟持できる。
この場合の補助上金型は、自身は不動(押し潰し動作の間は不動)であるが、下降する可動上金型に対しては相対的に上昇(可動)する。
請求項6において、請求項4を引用するエンドクローズドデッキプレート加工用金型の場合、ばねの伸縮により可動上金型に対して相対的に上下動可能に可動上金型に設けられた補助上金型は、同じく可動である可動下金型とで押し潰し動作の間に亘って(山面高さ位置と谷面高さ位置との中間高さ位置に端部閉塞の梁載置部が形成されるまで)谷部及び平坦部を挟持できる。
この場合の補助上金型は、自身は可動下金型とともに上昇するので、下降する可動上金型に対しては相対的には大きく上昇する。
請求項7によれば、デッキプレートの梁載置部における山面対応部(山面であった部分)に、下金型の突起部と上金型の凹溝とによって補強リブが形成されることになる。したがって、全断面を潰していても、型枠施工時の断面性能低下を抑えることができる。
請求項2の発明の一実施例である逆エンクロデッキプレート加工用金型を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のA−A断面図である。なお、デッキプレートの断面形状は模式的に示している。 図1の逆エンクロデッキプレート加工用金型による端部押し潰し加工の工程を説明するもので、(イ)は押し潰し開始時、(ロ)は押し潰しの途中段階、(ハ)は押し潰し終了段階を示す。なお、(イ)は図1(ロ)と同じ図である。 (イ)は図2(イ)のD−D断面図、(ロ)は図2(ロ)のE−E断面図、(ハ)は図2(ハ)のF−F断面図である。 図1(ロ)のC−C断面図である。 デッキプレートの谷部3にリブ3aが存在し、幅方向両側の平坦部7、8の端部に篏合部7a、8aが存在する場合についての逆エンクロデッキプレート加工用金型11′を模式的に示した図である。 図1に示した逆エンクロデッキプレート加工用金型において、可動下金型に、山部の下面を受ける可動の山部用補助下金型を設けた実施例を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のK−K断面図である。なお、デッキプレートの断面形状は模式的に示している。 図6の逆エンクロデッキプレート加工用金型による端部押し潰し加工の工程を説明するもので、(イ)は押し潰し開始時、(ロ)は押し潰しの途中段階、(ハ)は押し潰し終了段階を示す。なお、(イ)は図6(ロ)と同じ図である。 図1における補助上金型を他の実施例の補助上金型に代えて示した逆エンクロデッキプレート加工用金型を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のG−G断面図である。 図8の逆エンクロデッキプレート加工用金型による端部押し潰し加工の工程を説明するもので、(イ)は押し潰し開始時、(ロ)は押し潰しの途中段階、(ハ)は押し潰し終了段階を示す。なお、(イ)は図8(ロ)と同じ図である。 請求項3の発明の一実施例である通常のエンクロデッキプレート加工用金型による端部押し潰し加工の工程を説明する図であり、(イ)は押し潰し開始時、(ロ)は押し潰しの途中段階、(ハ)は押し潰し終了段階を示す((図2の(イ)、(ロ)、(ハ)にそれぞれに対応する))。 (イ)は図10(イ)のH−H断面図、(ロ)は図10(ロ)のI−I断面図、(ハ)は図10(ハ)のJ−J断面図である。 請求項4の発明の一実施例である中間エンクロデッキプレート加工用金型による端部押し潰し加工の工程を説明する図であり、(イ)は押し潰し開始時、(ロ)は押し潰し終了段階を示す((図3の(イ)、(ハ)にそれぞれに対応する)。 請求項8の実施例を説明する図であり、(イ)は図2(イ)に対応し、(ロ)は図2(ハ)に対応する。 本発明において想定しているデッキプレートの断面形状を説明する図である。 各エンクロデッキプレートの端部が梁上に載置される態様を説明するもので、(イ)は端部押し潰し加工をしていない単なるデッキプレート、(ロ)は通常のエンクロデッキプレート、(ハ)は逆エンクロデッキプレート、(ニ)は中間エンクロデッキプレートの場合である。
以下、本発明のエンドクローズドデッキプレート(エンドクローズドデッキプレート)加工方法、及び加工用金型を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図1は請求項2の発明の一実施例である逆エンクロデッキプレート加工用金型11を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のA−A断面図である。なお、デッキプレート1の断面形状は模式的に示している。
図2はこの逆エンクロデッキプレート加工用金型11による端部押し潰し加工の工程を説明するもので、(イ)は押し潰し開始時、(ロ)は押し潰しの途中段階、(ハ)は押し潰し終了段階を示す。なお、(イ)は図1(ロ)と同じ図である。
図3の(イ)は図2(イ)のD−D断面図、(ロ)は図2(ロ)のE−E断面図、(ハ)は図2(ハ)のF−F断面図である。図4は図1(ロ)のC−C断面図である。
この逆エンクロデッキプレート加工用金型11は 図15(ハ)のように、山面高さ位置Hに端部閉塞の梁載置部を形成するエンクロデッキプレート加工用金型であり、固定上金型12と可動下金型13とを備えるとともに、押し潰し動作の間に亘って前記可動下金型13とでデッキプレートの谷部3及び平坦部7、8を挟持可能な補助上金型14(14a、14b))を前記固定上金型12に可動に設けている。
前記補助上金型14は、デッキプレートの端部閉塞の梁載置部5Cが山面高さ位置H1に形成されるような位置まで可動下金型13とともに可動である。
図示例の補助上金型14は、デッキプレートの谷部3及び平坦部7、8を押さえることができる矩形断面形状をなしており、固定上金型12に設けた矩形断面の中空部Sに付勢手段としてのばね15で下方に付勢された状態で装着されている。
図1、図2において、符号18は前記固定上金型12を固定している固定の金型取付台である。
デッキプレート1は、図示例ではコンベヤー17によって上下の金型12、13の間に送り込まれる。
図2(イ)、図3(イ)、図4は押し潰し加工が始まる直前の段階であり、補助上金型14は、ばね15の力でデッキプレートの谷部3及び平坦部8を可動下金型13に向けて押え付けている。
可動下金型13を下からプレスする図示略の上向き加圧装置により可動下金型13を上向きに上昇させると、デッキプレートの谷部3及び平坦部8が山面側(上側)に押し潰されていくが、その間、補助上金型14は可動下金型13とともにデッキプレートの谷部3及び平坦部8を押さえ付けたまま、固定上金型12に対して相対移動しつつ上昇する。そして、図2(ハ)、図3(ハ)に示すように、デッキプレートの谷部3及び平坦部8が山面位置まで押し潰されて、図15(ハ)のような逆エンクロデッキプレート1Cの梁載置部5Cが形成される。
上記の通り、この逆エンクロデッキプレート用の加工用金型11によれば、デッキプレートの谷部3及び左右の平坦部7、8は、可動下金型13と可動の補助上金型14(14a、14b)により挟持した状態のまま押し潰されるので、デッキプレートの山部2の裾(山部2の下端である谷面両端)が開くことはない。
したがって、隣接する山部間2の谷部3に左右の山部2の裾からの圧縮力が作用することはなく、谷部3の中央部が膨らむ(上向きに湾曲する)ことは防止され、これにより谷部3の中央部が膨んだ状態のまま押し潰されることはなく、谷面部に皺が生じることは防止される。
また、左右両側の平坦部7、8も可動下金型13と可動の補助上金型14(14b)とにより挟持した状態のまま押し潰されるので、デッキプレートが幅方向に開く(広がる)ことは防止され、別途開き防止手段を講じる必要はない。
図1〜図4ではデッキプレート1の断面形状を模式的に示したが、図13に示した具体的な断面形状のデッキプレートのように、デッキプレート1の谷部3の中央位置にリブ3aがあり、デッキプレート幅方向両側の平坦部7、8の端部に隣接デッキプレート同士を篏合連結するための篏合部7a、7bがある場合には、図5に模式的に示した逆エンクロデッキプレート用の加工用金型11’のように、補助上金型14´として、谷部3のリブ3aを除いた部分(平坦面)に接触する補助上金型14a´を用いることができる。また、左右両側の平坦部7、8の端の嵌合部7a、8aを除いた部分(平坦面)のみに接触する補助上金型14b’を用いることができる。
なお、図示の補助上金型14a´を、リブ3aを挟む2つの補助上金型に分割して、リブ3aの部分は固定上金型12の一部分とする構造(固定上金型で潰す構造)としてもよい。
図6、図7に示した逆エンクロデッキプレート加工金型11’は、図1〜図4に示した逆エンクロデッキプレート加工用金型11とは可動下金型13’が異なる。
すなわち、この可動下金型13’は、デッキプレート1の山部2の下面を受ける可動の山部用補助下金型16を備えている。この山部用補助下金型16は可動下金型13’の本体に設けた矩形断面の中空部Sにばね19で上方に付勢された状態で装着されている。
前記山部用補助下金型16は、山部2の下面を受けた状態(挟持状態)を保ちつつ、可動下金型13’の本体とともに上昇する。したがって、山部用補助下金型16は、上金型12に対しては位置不変(移動しない)の状態であるが、上昇する可動下金型13’の本体に対しては相対的に下降する。
なお、山部に凹部や凸部が設けられている場合は、凹部や凸部を除いた山部の平坦部のみを前記山部用補助下金型16は、山部2の下面を受けた状態(挟持状態)を保つことができる。具体的には、前記山部用補助下金型16を分割する構造や、山部における凹部や凸部を除いた平坦な部分(平坦面)に接触する構造としてもよい。
図7は図1における補助上金型14を他の実施例の補助上金型24に代えて示した逆エンクロデッキプレート加工用金型21を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のG−G断面図である。図8は図7の逆エンクロデッキプレート加工用金型21による端部押し潰し加工の工程を説明するもので、(イ)は押し潰し開始時、(ロ)は押し潰しの途中段階、(ハ)は押し潰し終了段階を示す。なお、(イ)は図7(ロ)と同じ図である。
この実施例の補助上金型24(24a、24b)は、実施例1の補助上金型14と同様にデッキプレートの谷部3及び平坦部7、8を押さえることができる矩形断面形状をなしているが、付勢手段としての油圧シリンダ26のピストンロッド26aに取り付けられており、固定上金型22に対して相対的に昇降可能である。
したがって、端部押し潰し加工に際して、補助上金型24は実施例1の場合と同様に、可動下金型13とでデッキプレートの谷部3及び平坦部7、8を押さえ付けたまま、固定上金型12に対して相対移動しつつ上昇し、これにより、デッキプレートの谷部3及び平坦部7、8が山面位置まで押し潰されて、図14(ハ)のような逆エンクロデッキプレート1Cの梁載置部5Cが形成される。
図9、図10に請求項3の発明の一実施例である通常のエンクロデッキプレート加工用金型31を示す。
図9(イ)、(ロ)、(ハ)は、実施例1の図2(イ)、(ロ)、(ハ)に対応する図であり、 図10(イ)、(ロ)、(ハ)は、実施例1の図3(イ)、(ロ)、(ハ)に対応する図である。
図示の通り、この実施例の通常エンクロデッキプレート加工用金型31は、図14(ロ)のように、谷面高さ位置H1に端部閉塞の梁載置部5Bを形成するエンクロデッキプレート加工用金型であり、デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部形成する可動上金型32と固定下金型33とを備えるとともに、押し潰し動作の間に亘って前記固定下金型33とで前記谷部3及び平坦部7、8を挟持可能な補助上金型34(34a、34b)を前記可動上金型32に可動に設けている。
この場合、可動上金型32が固定下金型33に対して下降して谷部3及び平坦部7、8を押し潰す動作の間に亘って、可動上金型32に対して相対的に可動(相対的に上昇)な補助上金型34と前記固定下金型とが谷部3及び平坦部7、8を挟持しているので、デッキプレートの山部の裾が開くことはない。
したがって、前記と同様に谷部の中央部が膨らむ(上向きに湾曲する)ことは防止され、皺の発生のない端部閉塞の梁載置部が得られる。
図9、図10において、符号38は前記固定下金型33を固定している固定の金型取付台である。
図11に請求項4の発明の一実施例である中間エンクロデッキプレート加工用金型41を示す。
図11(イ)は図3(イ)に対応する図であり、図11(ロ)は図3(ハ)に対応する図である。
この中間エンクロデッキプレート加工用金型41は、山面高さ位置と谷面高さ位置との中間の高さ位置Hに端部閉塞の梁載置部5Dを形成する中間エンクロデッキプレート加工用金型である。
図示の通り、この中間エンドクローズドデッキプレート加工用金型41は、デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部を形成するいずれも可動の可動上金型42と可動下金型43とを備えるとともに、押し潰し動作の間に亘って前記可動下金型43とで前記谷部3及び平坦部7、8を挟持可能な補助上金型44を前記可動上金型42に設けている。
補助上金型44は図1〜図4における補助上金型14と同様な構造であり、ばね45によって可動上金型42に対して相対移動可能である。
可動上金型42が図11(イ)のP位置から高さh1だけ下降し、可動下金型43が図11(イ)のQ位置から高さh2だけ上昇することで、図11(ロ)のような中間エンドクローズドデッキプレートの梁載置部5Dが形成される。
この間、補助上金型14は、下降する可動上金型42に対しては相対的に下降しながら、可動下金型43とで谷部及び平坦部を挟持した状態でともに上昇して、中間位置に梁載置部5Dを形成する。その際、コンベア17は可動下金型43を高さh2だけ上昇させる。
図12に示したエンクロデッキプレート加工用金型11’は、エンクロデッキプレートの梁載置部における山面対応部(山面であった部分)に補強リブを形成する場合のエンクロデッキプレート加工金型である。
このエンクロデッキプレート加工用金型11’は、図1〜図4で説明した逆エンクロデッキプレート加工用金型11において、下金型13’に突起部P、上金型12’に前記突出部Pに対応する凹溝Qを形成したものである。図10(イ)、(ロ)は、それぞれ図2の(イ)、(ハ)に対応する。
この上下の金型12’、13’でデッキプレートの長手方向端部を押し潰して梁載置部を形成すると、図10(ロ)、その要部拡大の図10(ハ)のように、デッキプレートの梁載置部における山面対応部(山面であった部分)に、下金型の突起部Pと上金型の凹溝Qとによって上向き突起、すなわち補強リブ1aが形成されることになる。全断面を潰していても、この補強リブ1aにより、型枠施工時の断面性能低下を抑えることができる。
1 デッキプレート
1B 通常のエンクロデッキプレート
1C 逆エンクロデッキプレート
1D 中間エンクロデッキプレート
2 山部
3 谷部
3a リブ
4 斜面
5B (通常のエンクロデッキプレートの)梁載置部
5C (逆エンクロデッキプレートの)梁載置部
5D (中間エンクロデッキプレートの)梁載置部
7、8 平坦部
7a、8a 篏合部(幅方向両側の平坦部の端)
10 梁
11、11’、11″、21 逆エンクロデッキプレート加工用金型
12、22 固定上金型
13、13’ 可動下金型
14、14´、24 補助上金型
14a、14a′、24a (谷部用の)補助上金型
14b、14b′、24b (平坦部用の)補助上金型
15 ばね
16 山部用補助下金型
19 ばね
26 油圧シリンダ
17 コンベア
18、38 固定の金型取付台
31 通常のエンクロデッキプレート加工用金型
32 可動上金型
33 固定下金型
34 補助上金型
34a (谷部用の)補助上金型
34a (平坦部用の)補助上金型
35 ばね
42 中間エンクロデッキプレート加工用金型
42 固定上金型
13 可動下金型
14 補助上金型
14a (谷部用の)補助上金型
14b (平坦部用の)補助上金型
谷面高さ位置
山面高さ位置
中間高さ位置

Claims (7)

  1. 山部と谷部とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすとともに幅方向両側に谷面高さ位置の平坦部を有するデッキプレートの長さ方向端部を、前記デッキプレートの上面側の上金型と前記デッキプレートの下面側の下金型とで押し潰して端部閉塞の梁載置部を形成するエンドクローズドデッキプレート加工方法であって、
    デッキプレートの前記谷部及び前記平坦部を前記下金型と前記上金型に対して相対的に可動に設けた補助上金型とにより挟持した状態で、デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部を形成することを特徴とするエンドクローズドデッキプレート加工方法。
  2. 山部と谷部とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすとともに幅方向両側に谷面高さ位置の平坦部を有するデッキプレートの長さ方向端部を押し潰して、山面高さ位置に端部閉塞の梁載置部を形成するエンドクローズドデッキプレート加工用金型であって、
    デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部形成する固定上金型と可動下金型とを備えるとともに、
    押し潰し動作の間に亘って前記可動下金型とで前記谷部及び前記平坦部を挟持可能な補助上金型を前記固定上金型に可動に設けてなり、
    前記補助上金型は、前記端部閉塞の梁載置部が山面高さ位置に形成されるような位置まで可動下金型とともに可動であることを特徴とするエンドクローズドデッキプレート加工用金型。
  3. 山部と谷部とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすとともに幅方向両側に谷面高さ位置の平坦部を有するデッキプレートの長さ方向端部を押し潰して、谷面高さ位置に端部閉塞の梁載置部を形成するエンドクローズドデッキプレート加工用金型であって、
    デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部形成する可動上金型と固定下金型とを備えるとともに、
    押し潰し動作の間に亘って前記固定下金型とで前記谷部及び前記平坦部を挟持可能な補助上金型を前記可動上金型に設けてなり、
    前記補助上金型は、前記端部閉塞の梁載置部が谷面高さ位置に形成されるような位置まで可動上金型に対して相対的に可動であることを特徴とするエンドクローズドデッキプレート加工用金型。
  4. 山部と谷部とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすとともに幅方向両側に谷面高さ位置の平坦部を有するデッキプレートの長さ方向端部を押し潰して、山面高さ位置と谷面高さ位置との中間の高さ位置に端部閉塞の梁載置部を形成するエンドクローズドデッキプレート加工用金型であって、
    デッキプレートの長さ方向端部を押し潰して端部閉塞の梁載置部形成するいずれも可動の可動上金型と可動下金型とを備えるとともに、
    押し潰し動作の間に亘って前記可動下金型とで前記谷部及び前記平坦部を挟持可能な補助上金型を前記可動上金型に設けてなり、
    前記補助上金型は、前記端部閉塞の梁載置部が山面高さ位置と谷面高さ位置との中間の高さ位置に形成されるような位置まで可動上金型に対して相対的に可動であることを特徴とするエンドクローズドデッキプレート加工用金型。
  5. 前記補助上金型は、前記固定上金型のベース部に、付勢手段により固定上金型に対して相対的に上下動可能に設けられていることを特徴とする請求項2記載のエンドクローズドデッキプレート加工用金型。
  6. 前記補助上金型は、前記可動上金型のベース部に、付勢手段により可動上金型に対して相対的に上下動可能に設けられていることを特徴とする請求項3又は4記載のエンドクローズドデッキプレート加工用金型。
  7. デッキプレートの梁載置部における山面対応部に、1つ又は複数の上向き突起が形成されるように、前記下金型に突起部、前記上金型に前記突出部に対応する凹溝を形成したことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のエンドクローズドデッキプレート加工用金型。
JP2020065668A 2020-04-01 2020-04-01 エンドクローズドデッキプレート加工方法 Active JP7558673B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020065668A JP7558673B2 (ja) 2020-04-01 2020-04-01 エンドクローズドデッキプレート加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020065668A JP7558673B2 (ja) 2020-04-01 2020-04-01 エンドクローズドデッキプレート加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021159968A true JP2021159968A (ja) 2021-10-11
JP7558673B2 JP7558673B2 (ja) 2024-10-01

Family

ID=78004289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020065668A Active JP7558673B2 (ja) 2020-04-01 2020-04-01 エンドクローズドデッキプレート加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7558673B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP7558673B2 (ja) 2024-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3599318A (en) Method of bonding sheets
WO2011024812A1 (ja) 金属ガスケット及び金属ガスケット用金型の製造方法
JP4633586B2 (ja) デッキプレート
JPS6311517B2 (ja)
JP2021159968A (ja) エンドクローズドデッキプレート加工方法、及び加工用金型
CN109093004A (zh) 模具翻边冲孔结构
JP2009190075A (ja) プレス成形方法
KR102121664B1 (ko) 전철 창틀 성형방법
JP6355128B2 (ja) プレス成形方法
JP4794272B2 (ja) エンドクローズドデッキプレートの下向き係合部開き機構
JP2005088051A (ja) プレス型
JP2007306652A (ja) ケーブルラック用カバー及びその製造方法
KR101780998B1 (ko) 마구리철판으로 마감된 데크 플레이트 제작방법 및 이를 이용하여 제작된 데크 플레이트
JP6448587B2 (ja) 熱間プレス装置及び熱間プレス方法
JP3819203B2 (ja) パイプ体の製造装置及びパイプ体の製造方法
JP4993432B2 (ja) エンドクローズドデッキプレート加工装置
JP4980109B2 (ja) プレス金型及びプレス成形方法
JP4794271B2 (ja) 中間エンドクローズドデッキプレートの加工用金型、加工装置及び加工方法
JP5843712B2 (ja) 金型及びトリム加工方法
CN219766476U (zh) 一种金属喇叭网侧推包边装配工装
JP2007070956A (ja) デッキプレート
JP7359707B2 (ja) プレス成形品の製造方法、及びプレス成形品の製造装置
JPH05305356A (ja) フラットデッキプレ−トの端部閉塞装置
JPH0839168A (ja) ワークの結合装置
JPH0839169A (ja) ワークの結合装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200430

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20230130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240213

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20240408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7558673

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150