JP2021158719A - 情報処理装置 - Google Patents

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Takahiro Harada
高宏 原田
哲平 西口
Teppei Nishiguchi
哲平 西口
一記 小森谷
Kazunori Komoriya
一記 小森谷
智章 伊原
Tomoaki Ihara
智章 伊原
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Miyu Higashimura
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俊弘 中一
Toshihiro Nakaichi
俊弘 中一
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和遵 岡坂
亮 服部
Ryo Hattori
亮 服部
洋平 谷川
Yohei Tanigawa
洋平 谷川
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Ryohei Kanehara
良平 金原
彦志 中村
Hikoyuki Nakamura
彦志 中村
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Abstract

【課題】主たる動力源としてバッテリを有する車両の航続距離をより好適に長くする。【解決手段】本開示の情報処理装置であるサーバ装置200の制御部204は、動力源としてバッテリを有する走行ユニットを備え、人又は荷物を収容する空間を有する被接続ユニットを前記走行ユニットから分離可能な車両が予定走行経路を走行した場合における、前記バッテリの残量の推移を予測することと、前記予定走行経路の途中に存在する複数の中継地点の各々に備えられている走行ユニットの使用予定を取得することと、予測された前記バッテリの残量の推移と、複数の前記中継地点に備えられている走行ユニットの使用予定とに基づいて、複数の前記中継地点の中から前記車両の前記走行ユニットを当該中継地点に備えられている走行ユニットに交換する交換地点を決定することとを実行する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
駆動機構により駆動される駆動輪を有するユニットと、操縦席を備えて非駆動輪のみを有するユニットとに分離可能な車両が開発されている(例えば特許文献1参照)。
実開平3−7089号公報
動力源としてバッテリのみを有する所謂電気自動車においては、そのバッテリの充電残量の点で航続距離の確保に課題を有する。本発明は、主たる動力源としてバッテリを有する車両の航続距離をより好適に長くすることを目的とする。
本発明の実施の形態の一側面は、制御部を備える情報処理装置によって例示される。本制御部は、動力源としてバッテリを有する走行ユニットを備え、人又は荷物を収容する空間を有する被接続ユニットを前記走行ユニットから分離可能な車両が予定走行経路を走行した場合における、前記バッテリの残量の推移を予測することと、前記予定走行経路の途中に存在する複数の中継地点の各々に備えられている走行ユニットの使用予定を取得することと、予測された前記バッテリの残量の推移と、複数の前記中継地点に備えられている走行ユニットの使用予定とに基づいて、複数の前記中継地点の中から前記車両の前記走行ユニットを当該中継地点に備えられている走行ユニットに交換する交換地点を決定することとを実行する。
本情報処理装置によれば、主たる動力源としてバッテリを有する車両の航続距離をより好適に長くすることができる。
本発明の実施の形態に係るシステムの一場面の概念図である。 図1のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特に車両の走行ユニットの構成を示した図である。 図1のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特にサーバ装置の構成を示した図である。 図1のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特にユーザ装置の構成を示した図である。 図1のシステムにおける、サーバ装置の制御部でのフローチャートである。
本実施の形態は制御部を備える情報処理装置を例示する。この制御部は、動力源としてバッテリを有する走行ユニットを備え、人又は荷物を収容する空間を有する被接続ユニットを前記走行ユニットから分離可能な車両が予定走行経路を走行した場合における、前記バッテリの残量の推移を予測することを実行する。また、その制御部は、前記予定走行経
路の途中に存在する複数の中継地点の各々に備えられている走行ユニットの使用予定を取得することを実行する。そして、制御部は、予測された前記バッテリの残量の推移と、複数の前記中継地点に備えられている走行ユニットの使用予定とに基づいて、複数の前記中継地点の中から、前記車両の前記走行ユニットを当該中継地点に備えられている走行ユニットに交換する交換地点を決定することを実行する。
情報処理装置の制御部は、動力源としてバッテリを有する走行ユニットを備えた車両のそのバッテリの残量を予測する。その車両では、走行ユニットから、人又は荷物を収容する空間を有する被接続ユニットを分離可能である。制御部は、その車両が予定走行経路を走行した場合における、走行ユニットのバッテリの残量の推移を予測することができる。このバッテリの残量は、その予定走行経路の途中の中継地点でのものであるとよい。また、制御部は、予定走行経路の途中に存在する複数の中継地点の各々に備えられている走行ユニットの使用予定を取得する。この使用予定は、空いているか否かの情報つまり空き状況であるとよい。そして、制御部は、予測したバッテリ残量の推移及び中継地点の走行ユニットの使用予定に基づいて、車両の走行ユニットを別の走行ユニットに交換する交換地点を決定する。交換地点は、予定走行経路の途中の複数の中継地点のいずれかであるとよい。このような処理により、情報処理装置は、車両の走行ユニットを別の走行ユニットに円滑に交換することを可能にし、よって車両の航続距離を好適に長くすることを可能にする。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る情報処理装置、その情報処理装置における制御部での情報処理方法、およびプログラムについて説明する。
図1に、本発明の実施の形態に係るシステムSの一場面を概念的に示す。システムSは、乗り換えシステムと称することもできる。
システムSは、走行ユニット100(100A、・・・)を備える車両CAに関する情報を処理するサーバ装置200を有する。車両CAは、走行ユニット100を備える。図1では、車両CAは走行ユニット100Aを備え、走行ユニット100Aは、人又は荷物を収容する空間を有する被接続ユニットUAを分離可能に接続する。
図1は、ルートR1を予定走行経路として出発地点DPから到着地点APまで車両CAが走行するところを示す。図1では、到着地点となり得る施設F1、F2、F3を示し、車両CAの目標地として施設F1が選択されて、そこが到着地点APに設定されている。例えば、施設F2が到着地点APとなるとき、ルートR2が、車両CAの予定走行経路となり、施設F3が到着地点APとなるとき、ルートR3が、車両CAの予定走行経路となる。なお、システムSは、ここでは主として人の移動を助けるように構成されていて、出発地点DPは鉄道の駅などであり得る。しかし、システムSは、荷物の移動を助けるために用いられてもよい。ここでは、車両CAの被接続ユニットUAは主として人が乗車できるように構成されているが、荷物も積載可能であり得、人及び/又は荷物を収容する空間を有する。
ここでは、車両CAは、サーバ装置200からの運行指令に基づいて自立走行可能な移動体である。サーバ装置200は、情報処理装置であり、ネットワークN上のコンピュータである。サーバ装置200は、ネットワークNを介して、車両CAの走行ユニット100と通信可能に構成されていて、走行ユニット100の情報処理装置102とネットワークNを介して連携する。なお、図1では、車両として1台の車両CAのみを示す。しかし、システムSのサーバ装置200は車両CAを含めて複数の車両の情報を処理することができる。
走行ユニット100は、ここでは自律走行車両の一種であり、Electric Vehicle(EV)パレットとも呼ばれる。ここでは、走行ユニット100は、被接続ユニットUAの接続時のみ走行可能である。したがって、ここでは、走行ユニット100と被接続ユニットUAとを備えて自律走行可能な車両CAが完成する。なお、車両CAの走行ユニット100は、被接続ユニットUAを分離した状態で自律走行可能であってもよい。走行ユニット100は、基本的に、自動運転及び無人運転可能な移動体として構成されている。システムSにおいて、走行ユニット100は、種々の寸法及び種々の構成を有することができる。また、走行ユニット100は、必ずしも完全なる自律走行が可能な車両でなくてもよい。例えば、走行ユニット100は、人が運転ないし運転の補助を行う車両であってもよい。走行ユニット100は、自律走行が不可能な車両であってもよい。
走行ユニット100は、同じ接続構造を有する。走行ユニット100は、同じ被接続ユニットUAに接続可能であり、被接続ユニットUAを切り離し可能につまり分離可能に接続するように構成されている。なお、被接続ユニットUAは、ここでは、走行ユニット100に載置されて接続される形態を有するが、それに限定されず、例えば、走行ユニット100によって牽引されるユニットであってもよい。また、図1では、被接続ユニットとして被接続ユニットUAのみを例示するが、被接続ユニットは被接続ユニットUAに限定されず種々の大きさ及び構成を有し得、人又は荷物を収容する種々の空間を有し得る。例えば、被接続ユニットの内部の空間は、映画鑑賞などの種々のサービスを提供可能に構成されてもよい。
サーバ装置200は、他のサーバ装置等ともネットワークNを介して通信可能である。サーバ装置200は、走行ユニット100の各々と通信可能に構成されていることに加えて、ネットワークNを介して、ユーザ装置300の各々とも通信可能に構成されている。
ユーザ装置300はネットワークNを介してサーバ装置200と通信可能に構成されている。また、ユーザ装置300はネットワークNを介して走行ユニット100とも通信可能に構成されている。例えば図1では複数のユーザ装置300(300A、・・・)のうちのユーザ装置300Aのみを例示している。しかし、これはユーザ装置の数を限定するものではなく、それは幾つであってもよい。
さて、上記システムSにおける車両CAは、走行ユニット100に動力源としてバッテリを備える。つまり、走行ユニット100は、バッテリの電力で駆動するモータの回転で車輪を動かす動力伝達機構を有する。走行ユニット100は、ここでは電気自動車として構成されていて、動力源としてバッテリのみを有する。なお、走行ユニット100は、1つ又は複数のバッテリを備えてもよい。また、走行ユニット100は、動力源としてバッテリの他、例えば内燃機関を備えてもよい。
このように、車両CAは走行ユニット100に車輪の駆動用の動力源としてバッテリを搭載するので、一般に、そのバッテリの充電残量(以下、バッテリ残量)に応じた距離しか走行できない。そのバッテリへ充電を行うことで、車両CAの航続距離を延ばすことができるが、充電に要する時間をロスしてしまう。そこで、本実施の形態では、車両CAの予定走行経路の途中に存在する複数の中継地点の各々に備えられている走行ユニット100と、車両CAの走行ユニット100を交換することで、車両の航続距離を長くする。以下、これを実現する処理及び方法について説明する。
まず、図1のシステムSにおける各構成要素について、以下、詳しく説明する。まず車両CAの走行ユニット100について説明する。
図2では、図1で車両CAの被接続ユニットUAに接続する走行ユニット100Aの構
成を、走行ユニット100の一例として示す。他の走行ユニット100(100B、・・・)も、以下に説明する構成を、例えば情報処理装置102を同様に備える。
図2の走行ユニット100Aは、情報処理装置102を備え、その機能を実質的に担う制御部104を有する。走行ユニット100Aは、サーバ装置200から取得した運行指令に従って走行などをすることができる。具体的には、走行ユニット100Aは、ネットワークNを介して取得した運行指令に基づいて、車両の周辺をセンシングしながら適切な方法で走行する。
走行ユニット100Aは、さらに、センサ106、バッテリ残量計107、位置情報取得部108、第1駆動部110、第2駆動部111、通信部112、記憶部114を含んで構成される。走行ユニット100Aは、バッテリから供給される電力で走行等の動作をする。
センサ106は、車両周辺のセンシングを行う手段であり、典型的にはステレオカメラ、レーザスキャナ、Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging(LIDAR)、レーダなどを含む。センサ106が取得した情報は、制御部104に送信される。センサ106は、自車両が自律走行を行うためのセンサを含む。センサ106は、走行ユニット100Aの車体に設けられたカメラを含む。例えば、カメラは、Charged-Coupled Devices(CCD)、Metal-Oxide-Semiconductor(MOS)あるいはComplementary Metal-Oxide-Semiconductor(CMOS)等のイメージセンサを用いた撮影装置
で有り得る。
バッテリ残量計107は、走行ユニット100Aのバッテリの残量を示す信号を出力する。バッテリ残量計107は、センサ106に含まれるが、ここでは、他のセンサ106とは別に示す。
位置情報取得部108は、走行ユニット100Aの現在位置を取得する手段である。位置情報取得部108は、Global Positioning System(GPS)受信器などを含んで構成
されている。衛星信号受信器としてのGPS受信器は、複数のGPS衛星からの信号を受信する。各GPS衛星は、地球の周囲を周回する人工衛星である。衛星測位システムつまりNavigation Satellite System(NSS)はGPSに限られない。種々の衛星測位シス
テムからの信号に基づいて、位置情報が検出されてもよい。NSSは、全地球航法衛星システムに限定されず、準天頂衛星システム(Quasi-Zenith Satellite System)を含み得
、例えば、欧州の“ガリレオ”又は、GPSと一体運用される日本国の“みちびき”を含み得る。なお、位置情報取得部108は、例えばビーコンのような発信機からの電波を受信する受信機を含んでもよい。この場合、発信機は、道路脇などに複数配置され、定期的に特定の周波数及び/又は信号形式の電波を発するとよい。なお、位置情報取得部108を備える位置情報検出システムはこれらの技術に限定されない。
制御部104は、センサ106、バッテリ残量計107、位置情報取得部108等から取得した情報に基づいて、走行ユニット100Aの制御を行うコンピュータである。制御部104は、走行ユニット100Aの走行、走行ユニットへの被接続ユニットUAの接続及び分離作業などを制御する制御手段の一例である。
制御部104は、CPUと、主記憶部とを有し、プログラムにより情報処理を実行する。CPUはプロセッサともいう。ただし、CPUは、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPUがマルチコア構成を有していてもよい。上記各部の少なくとも一部の処理は、CPU以外のプロセッサ、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Process
ing Unit(GPU)等の専用プロセッサで行われてもよい。また、上記各部の少なくとも一部の処理は、集積回路(IC)、その他のディジタル回路であってもよい。また、上記各部の少なくとも一部にアナログ回路が含まれてもよい。制御部104の主記憶部は主記憶装置の一例である。制御部104におけるCPUは、その主記憶部に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、各種機能を提供する。制御部104における主記憶部は、CPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。制御部104における主記憶部は、Dynamic Random Access Memory(DRAM)、Static Random Access Memory(SRAM)、Read Only Memory(ROM)等である。
制御部104は、記憶部114と接続されている。記憶部114は、所謂外部記憶部であり、制御部104の主記憶部を補助する記憶領域として使用され、制御部104のCPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。記憶部114は、ハードディスクドライブ、Solid State drive(SSD)等である。
制御部104は、機能モジュールとして、情報取得部1041、計画生成部1042、環境検出部1043、タスク制御部1044、残量取得部1045、情報提供部1046を有している。各機能モジュールは、例えば、主記憶部及び/又は記憶部114に記憶されたプログラムを制御部104つまりそのうちのCPUによって実行することで実現される。ただし、機能モジュールの一部は、他のプロセッサ、ディジタル回路、またはアナログ回路等のハードウェアであってもよい。
情報取得部1041は、サーバ装置200から走行計画を含む運行指令等の情報を取得する。運行指令は、その走行ユニット100Aの交換についての情報、及び、その走行ユニット100Aにおける被接続ユニットUAの接続及び分離についての情報を含み得る。また、情報取得部1041は、定期的に又は不定期に、自車両の情報を取得し、記憶部114の自車両情報データベース1141に記憶させる。
計画生成部1042は、サーバ装置200から取得した運行指令に基づいて、特にそこに含まれる走行計画の情報に基づいて、自車両の運行計画を生成する。なお、計画生成部1042が生成した運行計画は、後述するタスク制御部1044へ送信される。本実施の形態において、運行計画とは、走行ユニット100Aが走行するルートと、ルートの各地点での予定日時と、ルートの一部または全部において走行ユニット100Aが行うべき処理とを規定したデータである。ルート上において行うべき処理には、例えば、走行ユニット100Aの交換等のための被接続ユニットUの接続及び/又は分離といったものがあるが、これらに限られない。
環境検出部1043は、センサ106が取得したデータに基づいて、車両周辺の環境を検出する。検出の対象は、例えば、車線の数及び位置、自車両の周辺に存在する車両の数及び位置、自車両の周辺に存在する障害物(例えば歩行者、自転車、構造物、建築物など)の数及び位置、道路の構造、道路標識などであるが、これらに限られない。自律的な走行を行うために必要なものであれば、検出の対象はどのようなものであってもよい。また、環境検出部1043は、検出した物体をトラッキングしてもよい。例えば、1ステップ前に検出した物体の座標と、現在の物体の座標との差分から、当該物体の相対速度を求めてもよい。環境検出部1043が検出した、環境に関するデータ(以下、環境データ)は、後述するタスク制御部1044へ送信される。
タスク制御部1044は、計画生成部1042が生成した運行計画と、環境検出部1043が生成した環境データと、位置情報取得部108が取得した自車両の位置情報とに基づいて、自車両の第1駆動部110の作動及び第2駆動部111の作動を制御する。例えば、タスク制御部1044は、所定のルートに沿って走行し、かつ、自車両を中心とする
所定の安全領域内に障害物が進入しないように自車両を走行させる。所定のルートは、例えば出発地点と到着地点とに基づいて設定される予定走行経路であるとよい。車両を自律走行させる方法については、公知の方法を採用することができる。また、タスク制御部1044は、計画生成部1042が生成した運行計画に基づいて、走行以外のタスクも実行する。タスクとしては、被接続ユニットUAの接続及び/又は分離作業を例示できる。
残量取得部1045は、バッテリ残量計107の出力に基づいて走行ユニット100Aのバッテリ残量を取得する。残量取得部1045は、定期的にバッテリ残量を取得して、情報提供部1046を介してサーバ装置200に提供する。なお、残量取得部1045は、不定期に、又は、所定のタイミングでのみ、バッテリ残量を取得して、情報提供部1046を介してサーバ装置200に提供してもよい。
情報提供部1046は、自車両の情報を、例えば自車両情報データベース1141に記憶されている情報をサーバ装置200に提供、例えば送信する。この提供は定期的に行われてもよく、不定期に行われてもよい。残量取得部1045が取得したバッテリ残量は、情報提供部1046を介してサーバ装置200に提供される。
第1駆動部110は、タスク制御部1044が生成した指令に基づいて、バッテリの電力を用いて走行ユニット100Aを走行させる手段である。第1駆動部110は、例えば、車輪を駆動するためのモータ、インバータ、ブレーキ、ステアリング機構及び二次電池等を含んで構成される。なお、ここでは、上述のように、被接続ユニットUAが接続されているときのみ、車輪の駆動が可能になるが、被接続ユニットUAが分離されているときも車輪の駆動が可能であってもよい。
第2駆動部111は、タスク制御部1044が生成した指令に基づいて、被接続ユニットUAの接続及び/又は分離の各作業を行わせる手段である。第2駆動部111は、接続機構等の作動用の油圧機構又はモータを含んで構成され得る。
通信部112は、走行ユニット100AをネットワークNに接続するための通信手段を有する。本実施の形態では、走行ユニット100Aは、ネットワークN経由で他の装置、例えばサーバ装置200と通信を行うことができる。走行ユニット100Aは、ネットワークN経由でユーザ装置300とも通信可能である。なお、通信部112は、自車両である走行ユニット100Aが他の走行ユニット100(100B、・・・)と車々間通信を行うための通信手段もさらに有する。
次に、サーバ装置200について説明する。サーバ装置200は、複数の走行ユニット100のそれぞれに、種々の運行指令の情報を提供する装置である。
サーバ装置200は、情報処理装置であり、図3に示すように、通信部202、制御部204、記憶部206を有して構成される。通信部202は、通信部112と同様であり、サーバ装置200をネットワークNに接続するための通信機能を有する。そして、サーバ装置200の通信部202は、ネットワークN経由で走行ユニット100及びユーザ装置300と通信を行うための通信インタフェースである。制御部204は、制御部104と同様にCPUと主記憶部とを有し、プログラムにより情報処理を実行する。もちろん、このCPUもプロセッサであり、制御部204の主記憶部も主記憶装置の一例である。制御部204におけるCPUは、その主記憶部に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、各種機能を提供する。制御部204における主記憶部は、CPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。制御部204における主記憶部は、DRAM、SRAM、ROM等である。ただし、CPUは、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接
続される単一のCPUがマルチコア構成を有していてもよい。上記各部の少なくとも一部の処理は、CPU以外のプロセッサ、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Processing Unit(GPU)等の専用プロセッサで行われてもよい。また、上記各部の少なくとも一部の処理は、集積回路(IC)、その他のディジタル回路であってもよい。また、上記各部の少なくとも一部にアナログ回路が含まれてもよい。
制御部204は、記憶部206と接続されている。記憶部206は、外部記憶部であり、制御部204の主記憶部を補助する記憶領域として使用され、制御部204のCPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。記憶部206は、ハードディスクドライブ、SSD等である。
制御部204は、サーバ装置200の制御を司る手段である。制御部204は、図3に示すように、機能モジュールとして、情報取得部2041、車両管理部2042、使用処理部2043、残量予測部2045と予定取得部2046と交換処理部2047とを含む乗換処理部2044、及び、情報提供部2048を有している。これらの各機能モジュールは、例えば、主記憶部及び/又は記憶部206に記憶されたプログラムを制御部204のCPUによって実行することで実現される。ただし、機能モジュールの一部は、他のプロセッサ、ディジタル回路、またはアナログ回路等のハードウェアであってもよい。
情報取得部2041は、走行ユニット100及びユーザ装置300から各種情報を取得する。そして、取得した情報を、車両管理部2042、使用処理部2043等に送信する。情報取得部2041は、走行ユニット100から位置情報及び、自車両情報データベース1141の情報、バッテリ残量などを例えば定期的に取得し、車両管理部2042に送信する。更に、情報取得部2041は、登録した複数のユーザの情報又はそのユーザから入力された情報をそのユーザに関連付けられたユーザ装置300から取得して、使用処理部2043に送信する。
車両管理部2042は、管理下にある複数の走行ユニット100の情報を管理する。具体的には、車両管理部2042は、複数の走行ユニット100から、走行ユニット100に関するデータ等の情報を情報取得部2041を介して受信し、記憶部206の車両情報データベース2061に記憶させる。走行ユニット100に関する情報として、位置情報と車両情報を用いる。車両情報は、例えば、走行ユニット100の識別子、用途・種別、待機地点に関する情報などである。例えば図1に示すように走行ユニット100Bは中継地点RP1に備えられて待機している。このとき、走行ユニット100Bの待機地点に関する情報は関連する中継地点RP1の情報(例えば中継地点RP1の位置情報)である。また、車両情報は、走行ユニット100のバッテリ残量といった走行可能距離に関する情報も含む。
使用処理部2043は、ユーザ装置300からの車両の使用についての情報(例えば予約希望情報)を取得し、処理する。例えば、使用処理部2043は、ユーザ装置300から車両CAの予約希望情報として、例えば、出発地点DP、到着地点AP、利用希望日時等の情報を取得し、記憶部206のユーザ情報データベース2062に記憶する。そして、使用処理部2043は、ユーザからの予約希望情報に適合する車両を選択し、ユーザに割り当てる。使用処理部2043は、こうした処理を、車両情報データベース2061及びユーザ情報データベース2062を参照しつつ行う。使用処理部2043は、ユーザに割り当てた車両の情報つまり使用予定を車両情報データベース2061に記憶するとともに、情報提供部2048を介してユーザのユーザ装置300に提供する。記憶される車両の情報は、出発地点DP、到着地点AP、記憶部206の地図情報等に基づいて導き出される予定走行経路、利用希望日時等を含み得る。ユーザ情報データベース2062には、ユーザ情報としては、ユーザに固有の識別情報(例えばユーザID、ユーザ装置300の
連絡先など)を記憶している。
乗換処理部2044は、3つの処理を実行する。3つの処理のうちの第1処理は、走行ユニット100を備える車両CAが予定走行経路を走行した場合におけるそこに搭載されたバッテリのバッテリ残量の推移を予測することであり、残量予測部2045により実行される。3つの処理のうちの第2処理は、その予定走行経路の途中に存在する複数の中継地点RP(RP1、RP2、・・・)の各々に備えられている走行ユニット100の使用予定を取得することであり、予定取得部2046により実行される。3つの処理のうちの第3処理は、予測されたバッテリ残量の推移と、複数の中継地点RPに備えられている走行ユニット100の使用予定とに基づいて、車両CAの走行ユニット100を別の走行ユニット100に交換する交換地点を決定することである。この交換地点は、複数の中継地点RPの中から車両CAの走行ユニット100を当該中継地点RPに備えられている走行ユニット100に交換する交換地点として決定される。この第3処理は交換処理部2047により実行される。
残量予測部2045は、車両情報データベース2061に記憶されている車両CAつまりその時々の走行ユニット100の位置情報、予定走行経路及びバッテリ残量に基づいて、その予定走行経路を走行した場合におけるバッテリ残量の推移を予測する。この予測は、所定のプログラム及び記憶するデータに基づいて行われる。ここでは、バッテリ残量の推移を表す情報として、予定走行経路の複数の中継地点RPの各々でのバッテリの残量が予測される。そして、予測されたバッテリ残量は、交換処理部2047に送信される。
予定取得部2046は、車両情報データベース2061に記憶されている関連する中継地点の情報及び使用予定に基づいて、車両CAの予定走行経路の途中に存在する複数の中継地点RPの各々に備えられている走行ユニット100の使用予定を取得する。なお、このとき、走行ユニット100のバッテリ残量はその車両の到着予定時刻において満充電であるとよい。そして、このようなバッテリが満充電状態かつ空き状態の走行ユニット100が各中継地点RPに少なくとも1台あるように、ここでは、各中継地点RPに走行ユニット100が配置されている。例えば、車両CAの予定走行経路が図1のルートR1であり、車両CAが出発地点DPから到着地点APに移動するとき、その予定走行経路の途中には、中継地点RP1、RP2が存在する。これらの中継地点RP1、RP2の各々の走行ユニット100のうちで、バッテリの残量が満充電状態にあり空き状態にある走行ユニット100を特定するべく、それらの走行ユニット100の情報が取得される。そして、取得された走行ユニット100の使用予定は、特にその空き状況を示す情報は、交換処理部2047に送信される。
交換処理部2047は、残量予測部2045が予測した車両CAの走行ユニット100のバッテリ残量の推移と、予定取得部2046が取得した複数の中継地点RPに備えられている走行ユニット100の使用予定とに基づいて、バッテリの交換地点を決定する。例えば、車両CAの予定走行経路が図1のルートR1であり、車両CAが出発地点DPから到着地点APに移動するときを考える。このとき、その予定走行経路の途中の中継地点RP1にはバッテリが満充電状態でありかつ空き状態の走行ユニット100Bがあり、中継地点RP2にはバッテリが満充電状態でありかつ空き状態の走行ユニット100Cがあるとする。一方で、残量予測部2045が、中継地点RP1での車両CAの走行ユニット100Aのバッテリ残量を30%と予測し、中継地点RP2での車両CAの走行ユニット100Aのバッテリ残量を0%と予測したとする。このとき、交換処理部2047は、中継地点RP1を走行ユニット100Aの交換地点と決定する。あるいは、中継地点RP1での車両CAの走行ユニット100Aのバッテリ残量を70%と予測し、中継地点RP2での車両CAの走行ユニット100Aのバッテリ残量を30%と予測したとき、中継地点RP2が走行ユニット100Aの交換地点と決定される。走行ユニットの交換地点をより先
の地点とするようにプログラムが組まれているからである。しかし、このときに、例えば、中継地点RP1での空き状態の走行ユニット100が複数台あるが、中継地点RP2での空き状態の走行ユニット100が1台しかないなど、非常に少ないとき、中継地点RP1が走行ユニット100Aの交換地点と決定されてもよい。これにより、他の車両の走行ユニット100の交換をより好適に行うことが可能になる。
情報提供部2048は、こうして決定された走行ユニット100の交換地点の情報を、車両CAの走行ユニット100Aに送信する。このときに送信される交換地点の情報は、決定された中継地点RPの位置情報と、そこで交換される走行ユニット100の情報である。なお、走行ユニット100は自律走行車両であるので、交換地点を仮目的地とする運行指令が送信されてもよい。ただし、交換地点での走行ユニット100の交換作業は、自動的に行われても、作業員等により行われてもよい。また、このとき、情報提供部2048は、決定された交換地点の空き状態の走行ユニット100、例えば中継地点RP1の走行ユニット100Bに、車両CAの走行ユニット100Aと交換するための情報を送信するとよい。これにより、走行ユニット100Aを備えた車両CAが中継地点RP1に到着したとき、走行ユニット100Aに走行ユニット100Bと車々間通信をさせ、車両CAの走行ユニット100Aを走行ユニット100Bに交換する作業の効率を上げるようにしてもよい。また、情報提供部2048は、使用処理部2043がユーザに割り当てた車両の上記情報をユーザのユーザ装置300に提供する。
次に、ユーザ装置300について説明する。ユーザ装置300は、例えば、携帯端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等である。一例としての図4のユーザ装置300Aは、通信部302と、制御部304と、記憶部306とを有する。ユーザ装置300Aの通信部302及び記憶部306は、サーバ装置200の通信部202及び記憶部206のそれぞれと同様である。さらに、ユーザ装置300Aは、表示部308と、操作部310とを有する。表示部308は、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネル等である。操作部310は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であってもよい。より具体的には、本実施の形態では、操作部310はタッチパネルを含み、実質的に表示部308と一体化されている。
制御部304は、サーバ装置200の制御部204と同様に、CPUと主記憶部とを有する。制御部304のCPUは、記憶部306に記憶されたアプリケーションプログラム(アプリケーション)3061を実行する。アプリケーション3061は、ウェブブラウザあるいはサーバ装置200から配信される情報にアクセスするためのアプリケーションプログラムである。アプリケーション3061は、GUIを有し、ユーザによる入力を受け付け、ネットワークNを介して、サーバ装置200に送信する。ユーザ装置300を介して、ユーザは、車両CAの予約希望情報などをサーバ装置200に提供することができ、またサーバ装置200から予約完了情報を取得することができる。
なお、制御部304のCPUも、上記制御部204と同様に、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、種々の他の構成であってもよい。
なお、図2、図3及び図4では、走行ユニット100とサーバ装置200とユーザ装置300が同一のネットワークNで接続されている。ただし、この接続は複数のネットワークで実現されてもよい。例えば、走行ユニット100とサーバ装置200とを接続するネットワークと、サーバ装置200とユーザ装置300とを接続するネットワークとは異なるネットワークであってもよい。
ここで、上記構成を有するシステムSにおける処理について、図5に基づいて説明する。図5は、車両CAの走行ユニット100Aの交換地点の決定の処理に関するフローチャ
ートである。
まず、図5の処理の開始の場面について説明する。ここでは、ユーザAは、そのユーザ装置300Aのアプリケーション3061の画面から、出発地点DPから施設F1に移動したいので、車両CAを予約する予約希望情報を入力し、サーバ装置200に送信する。これにより、サーバ装置200の使用処理部2043は、その予約希望情報を取得し、予約処理を実行する。具体的には、使用処理部2043は、車両CAが空き状態であるので、車両CAをユーザAに割り当て、予約完了とする。図1に示すように、使用処理部2043は、施設F1を到着地点APとして、出発地点DPから到着地点APまでの予定走行経路としてルートR1を算出する。そして、使用処理部2043は、車両情報データベース2061にそれらを記憶するとともに、ユーザ装置300Aにその予約完了情報を送信する。図1では、ユーザAが出発地点DPで車両CAの被接続ユニットUAに乗車し、そのユーザAのユーザ装置300AがユーザAとともに被接続ユニットUA内にあり、この状態の車両CAが到着地点APに向かっているところを示す。この状態で、図5のフローチャートの処理が乗換処理部2044により実行される。なお、乗換処理部2044の処理は、車両CAが出発地点DPを離れてから所定時間経過した後、又は、車両CAが出発地点DPから所定距離離れたときなど、種々の所定のタイミングで開始されるとよい。
乗換処理部2044の残量予測部2045は、車両CAが予定走行経路としてのルートR1を走行した場合における、バッテリ残量の推移を予測する(ステップS501)。ここでは、車両CAは走行ユニットとして走行ユニット100Aを備えるので、バッテリ残量の予測として、車両CAの走行ユニット100Aのバッテリのバッテリ残量が予測される。特に、ここでは、車両CAが予定走行経路を走行した場合における、予定走行経路の複数の中継地点RP1、RP2の各々でのバッテリ残量が予測される。例えば、中継地点RP1での車両CAの走行ユニット100Aのバッテリ残量は30%と予測され、中継地点RP2での車両CAの走行ユニット100Aのバッテリ残量は0%と予測される。なお、残量予測部2045は、車両CAが走行ユニット100Aを交換しないで到着地点APに到着できるとき、そのような中継地点でのバッテリ残量を予測しないでもよい。なお、図1では、ルートR2の途中に中継地点RP3、RP4が存在し、ルートR3の途中に中継地点RP5、RP6が存在するが、これらは一例に過ぎない。
そして、乗換処理部2044の予定取得部2046は、車両CAの予定走行経路の途中に存在する複数の中継地点RP1、RP2の各々に備えられている走行ユニット100の使用予定を取得する(ステップS503)。使用予定として、ここでは空き状況が取得される。ここでは、中継地点RP1では、走行ユニット100Bの使用予定として「空いている」という情報が取得される。また、中継地点RP2では、走行ユニット100Cの使用予定として「空いている」という情報が取得される。なお、これらは、単に空いているだけでなく、満充電状態であるとよい。
そして、乗換処理部2044の交換処理部2047は、残量予測部2045が予測した複数の中継地点RP1、RP2の各々でのバッテリ残量と、複数の中継地点RP1、RP2の各々に備えられている走行ユニット100の使用予定とに基づいて処理を実行する。具体的には、交換処理部2047は、それらに基づいて、複数の中継地点RP1、RP2の中から、車両CAの走行ユニット100Aを当該中継地点RP1、RP2に備えられている走行ユニット100に交換する交換地点を決定する(ステップS505)。ここでは、上述のように、中継地点RP1での車両CAの走行ユニット100Aのバッテリ残量は30%と予測され、中継地点RP2での車両CAの走行ユニット100Aのバッテリ残量は0%と予測される。そして、中継地点RP1では走行ユニット100Bが空いていて、中継地点RP2では走行ユニット100Cが空いている。そこで、交換処理部2047は、所定のプログラムに従って、車両CAの走行ユニット100Aを、中継地点RP1に備
えられている走行ユニット100Bに交換するべく、交換地点を中継地点RP1に決定する。このように、交換地点の決定の条件としては、中継地点の走行ユニット100に被接続ユニットUAが円滑に乗り継がれること、が規定されている。
また、例えば、中継地点RP1、RP2の各々に空いている走行ユニット100がある状態で、中継地点RP1、RP2での車両CAの走行ユニット100Aのバッテリ残量がそれぞれ70%、30%と予測されるとする。このようなとき、交換処理部2047は、交換地点を中継地点RP2に決定する。このように、交換地点の決定の条件としては、更に、1台の走行ユニット100で車両は可能な限り遠くにまで進むこと、が規定されている。なお、交換地点の決定の条件は、これら2つの条件に限定されず、任意に設定されてもよい。例えば、交換地点の決定の条件としては、交換地点での車両CAの走行ユニット100Aのバッテリのバッテリ残量が所定レベル以下であること、が付加的に規定されてもよい。
そして、乗換処理部2044の交換処理部2047は、上で述べたように、交換地点を例えば中継地点RP1に決定したとき、決定した交換地点の情報などを上述のごとく、情報提供部2048を介して車両CAの走行ユニット100Aに送信する。また、このとき、交換処理部2047は、交換地点の走行ユニット100に車両CAの走行ユニット100Aとの交換のための情報を送信する。
以上説明したように、サーバ装置200の制御部204は、車両CAが予定走行経路を走行した場合における、車両CAの走行ユニット100Aのバッテリ残量の推移を予測することを実行する。一方、制御部204は、その予定走行経路の途中に存在する複数の中継地点RP1、RP2の各々に備えられている走行ユニット100の使用予定を取得することを実行する。そして、制御部204は、それらに基づいて、複数の中継地点RP1、RP2の中から車両CAの走行ユニット100Aを当該中継地点RP1、RP2に備えられている走行ユニット100に交換する交換地点を決定することを実行する。これにより、決定した交換地点で、車両CAの走行ユニット100Aを別の走行ユニット100に円滑に交換することが可能になる。例えば、交換地点が中継地点RP1であり車両CAの走行ユニット100Aが走行ユニット100Bに交換されるとき、交換後の車両CAは走行ユニット100Bと被接続ユニットUAを備えることになる。交換された走行ユニット100Bの充電状態はよく、例えば満充電状態である。よって、車両CAの航続距離をより好適に長くすることができる。
上記の実施の形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。本開示において説明した処理及び/又は手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、部分的に取り出して実施することも、自由に組み合わせて実施することもできる。
1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。例えば、情報処理装置であるサーバ装置200及び/又は走行ユニット100の情報処理装置102はそれぞれ1つのコンピュータである必要はなく、複数のコンピュータを備えるシステムとして構成されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施の形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によって
コンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD−ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
S システム
100、100A、100B、100C 走行ユニット
102 情報処理装置
104 制御部
106 センサ
107 バッテリ残量計
108 位置情報取得部
110 第1駆動部
111 第2駆動部
112 通信部
114 記憶部
200 サーバ装置
202 通信部
204 制御部
206 記憶部
300、300A ユーザ装置
302 通信部
304 制御部
306 記憶部
UA 被接続ユニット

Claims (1)

  1. 動力源としてバッテリを有する走行ユニットを備え、人又は荷物を収容する空間を有する被接続ユニットを前記走行ユニットから分離可能な車両が予定走行経路を走行した場合における、前記バッテリの残量の推移を予測することと、
    前記予定走行経路の途中に存在する複数の中継地点の各々に備えられている走行ユニットの使用予定を取得することと、
    予測された前記バッテリの残量の推移と、複数の前記中継地点に備えられている走行ユニットの使用予定とに基づいて、複数の前記中継地点の中から前記車両の前記走行ユニットを当該中継地点に備えられている走行ユニットに交換する交換地点を決定することと
    を実行する制御部を備える、情報処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023218237A1 (ja) * 2022-05-12 2023-11-16 日産自動車株式会社 車両用経路計画装置、車両用経路計画方法、車両用経路計画システム

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WO2023218237A1 (ja) * 2022-05-12 2023-11-16 日産自動車株式会社 車両用経路計画装置、車両用経路計画方法、車両用経路計画システム

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