JP7318526B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、レンタカーに搭載した車載装置とレンタカー会社が管理する会社サーバとこれらを互いに接続するネットワークを含むレンタカーの管理システムを開示する。
特開2007-032134号公報
本発明の目的は、車両貸し出しサービスの利便性を一層高めることにある。
本発明の実施形態の一側面は、制御部を備える情報処理装置によって例示される。本制御部は、ユーザからの車両の利用予約の移動目的を取得することと、前記ユーザからの少なくとも1つの預かり荷物から、取得した前記移動目的に適合する用途の荷物を特定することと、前記ユーザに割り当てる車両であって、特定した前記荷物を積載した車両が利用可能であることを示す情報を前記ユーザに向けて提供することとを実行する。本発明の実施形態の他の側面は、上記情報処理装置等の少なくとも1つのコンピュータが実行する情報処理方法によっても例示される。さらにまた、本発明の実施形態の更なる他の側面は、上記情報処理装置等の少なくとも1つのコンピュータに実行させるためのプログラムによっても例示される。
本情報処理装置によれば、車両貸し出しサービスの利便性を一層高めることが可能になる。
本発明の実施の形態に係るシステムの概念図である。 図1のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特に走行ユニットの構成を示した図である。 図1のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特にサーバ装置の構成を示した図である。 図1のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特にユーザ装置の構成を示した図である。 図1のシステムにおける、荷物情報データベースの例示である。 図1のシステムにおける、ユーザのスケジュール情報の例示である。 図1のシステムにおける、サーバ装置の制御部でのフローチャートである。 図1のシステムにおける、サーバ装置の制御部での更なるフローチャートである。
本実施の形態は制御部を備える情報処理装置を例示する。この制御部は、ユーザからの車両の利用予約の移動目的を取得することと、ユーザからの少なくとも1つの預かり荷物
から、取得した移動目的に適合する用途の荷物を特定することと、ユーザに割り当てる車両であって、特定した荷物を積載した車両が利用可能であることを示す情報をユーザに向けて提供することとを実行する。
情報処理装置は、例えば、車両の利用予約の情報を基に移動目的を取得できる。その結果、情報処理装置は、取得した移動目的に適合する用途の荷物を特定できる。ここで、移動目的とは、ユーザが車両に乗車して移動するときに、ユーザが移動を意図した目的に対応する文字列またはキーワード等である。また、用途とは、荷物の用途を示す文字列またはキーワード等である。移動目的と用途とを関連付け、さらに、用途と荷物とを関連付けることで、情報処理装置は、移動目的に適合する用途の荷物を特定できる。そして、ユーザに割り当てる車両に特定した荷物を積載してユーザに提供できることを通知できる。このような処理により、情報処理装置は、預けられたユーザの荷物がユーザの移動目的に応じて適切にユーザに利用されるようにその荷物を管理し、車両とともにユーザに提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る情報処理装置、その情報処理装置における制御部での情報処理方法、およびプログラムについて説明する。
図1に、本発明の実施の形態に係る車両貸し出しシステムS(以下、単にシステムSともいう)を概念的に示す。図1は、システムSにおける一場面を概念的に示す。システムSは、配車システムと称することもできる。
システムSは、走行ユニット100(100A、・・・)と、サーバ装置200と、ユーザ装置300(300A、・・・)とを有する。なお、図1では、車室ユニットU(UA、UB、・・・)の待機場所と走行ユニット100の待機場所とはセンタCに統合されている。また、荷物を格納する倉庫Wも、センタCに統合されている。そして、センタCから離れたところに、サーバ装置200が位置づけられている。しかし、車室ユニットUの待機場所と走行ユニット100の待機場所とは別々に設けられてもよい。また、荷物を格納する倉庫Wは、センタCに完全に一体化されても、センタCから完全に独立されてもよい。なお、サーバ装置200はセンタCに設けられてもよい。
ここでは、走行ユニット100は、サーバ装置200からの運行指令に基づいて走行可能な移動体である。サーバ装置200は、情報処理装置であり、ネットワークN上のコンピュータである。サーバ装置200は、ネットワークNを介して、走行ユニット100の各々と通信可能に構成されていて、走行ユニット100の情報処理装置102とネットワークNを介して連携する。なお、例えば図1では複数の走行ユニット100(100A、・・・)のうち走行ユニット100A、100Bのみを例示する。しかし、これは走行ユニット100の数を限定するものではなく、それは1つ以上、幾つであってもよい。
サーバ装置200は、他のサーバ装置等ともネットワークNを介して通信可能である。サーバ装置200は、走行ユニット100の各々と通信可能に構成されていることに加えて、ネットワークNを介して、ユーザ装置300の各々とも通信可能に構成されている。
ユーザ装置300はネットワークNを介してサーバ装置200と通信可能に構成されている。また、ユーザ装置300はネットワークNを介して走行ユニット100とも通信可能に構成されている。例えば図1では複数のユーザ装置300(300A、・・・)のうちのユーザ装置300Aのみを例示している。しかし、これはユーザ装置の数を限定するものではなく、それは幾つであってもよい。
走行ユニット100は、ここでは自律走行車両の一種であり、Electric Vehicle(EV
)パレットとも呼ばれる。走行ユニット100は、自動運転及び無人運転可能な移動体として構成されている。システムSにおいて、走行ユニット100は、種々の寸法及び種々の構成を有することができる。また、走行ユニット100は、必ずしも完全なる自律走行が可能な車両でなくてもよい。例えば、走行ユニット100は、人が運転ないし運転の補助を行う車両であってもよい。
サーバ装置200は、ここでは、例えば、走行ユニット100に対して運行を指令する装置である。例えば、サーバ装置200は、走行ユニット100の走行計画を含む運行指令を、走行ユニット100に提供するつまり送信する。
図1のシステムSにおける各構成要素について、以下、詳しく説明する。まず走行ユニット100について説明する。
走行ユニット100は、同じ接続構造を有し、以下で説明する種々の車室ユニットUに接続可能である。走行ユニット100には、例えば、ノーマルタイヤを備えたものや、雪道用のスノータイヤを備えたものがある。ここでは、走行ユニット100Aはスノータイヤを備え、走行ユニット100Bはノーマルタイヤを備える。
走行ユニット100は、それ単体で走行可能であるとともに、車室ユニットU(UA、UB、・・・)を切り離し可能につまり分離可能に接続するように構成されている。図1では破線で、走行ユニット100Aの上部に車室ユニットUAが載置されて接続されている走行ユニット100Aを例示する。なお、車室ユニットUは、走行ユニット100に載置されて接続される形態を有することに限定されず、例えば、走行ユニット100によって牽引されるユニットであってもよい。
車室ユニットUは、車室を有し、荷物を積載可能に構成されている。ここでは、更に、車室ユニットUには、人間が乗車可能である。なお、車室ユニットUは人間が乗車するように構成されなくてもよいが、好ましくは人間が乗車可能に構成され、例えば椅子を有する。図1では、2つの車室ユニットUA、UBを示す。車室ユニットUAは車室ユニットUBよりも大きく、より多くの又はより大きな荷物を積載可能である。なお、ここでは、車室ユニットU(UA、UB、・・・)は種々の大きさを有するが、同じ接続構造を有し、同じ走行ユニット100に接続可能である。
さて、図2は、走行ユニット100、サーバ装置200、及び、ユーザ装置300を含むシステムSの構成を概略的に示したブロック図であり、特に走行ユニット100Aの構成を示した図である。図2では、走行ユニット100の一例として走行ユニット100Aの構成を示す。他の走行ユニット100(100B、・・・)も、以下に説明する構成を、例えば情報処理装置102を同様に備える。
図2の走行ユニット100Aは、情報処理装置102を備え、その機能を実質的に担う制御部104を有する。走行ユニット100Aは、サーバ装置200から取得した運行指令に従って走行などをすることができる。具体的には、走行ユニット100Aは、ネットワークNを介して取得した運行指令に基づいて、車両の周辺をセンシングしながら適切な方法で走行する。
走行ユニット100Aは、さらに、センサ106、カメラ107、位置情報取得部108、第1駆動部110、第2駆動部111、通信部112、記憶部114、表示部116、操作部118を含んで構成される。走行ユニット100Aは、バッテリから供給される電力で動作する。
センサ106は、車両周辺のセンシングを行う手段であり、典型的にはステレオカメラ、レーザスキャナ、Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging(LIDAR)、レーダなどを含む。センサ106が取得した情報は、制御部104に送信される。センサ106は、自車両が自律走行を行うためのセンサを含む。センサ106は、走行ユニット100Aの車体に設けられたカメラを含む。例えば、カメラは、Charged-Coupled Devices(CCD)、Metal-Oxide-Semiconductor(MOS)あるいはComplementary Metal-Oxide-Semiconductor(CMOS)等のイメージセンサを用いた撮影装置
で有り得る。
カメラ107は、走行ユニット100Aに車室ユニットUが接続されているとき、その接続状態の車室ユニットU内を撮影するための撮影装置である。カメラ107は、走行ユニット100Aに設けられていることに限定されず、それに接続される車室ユニットUに設けられていてもよい。カメラ107は、走行ユニット100Aに車室ユニットUが接続されているとき、その車室ユニットUの車室内を撮影可能な状態になり、撮影した画像のデータを制御部104に送信する。例えば、カメラ107は、走行ユニット100Aに接続された車室ユニットU内を覘く位置に位置するように走行ユニット100Aに設けられていて、車室ユニットUが接続されることで作動状態になり、撮影した画像データを送信可能になる。カメラ107は自動撮影機能を有するが、車室ユニットU内へ荷物を積み込む作業者等によって操作されてもよい。
位置情報取得部108は、走行ユニット100Aの現在位置を取得する手段である。位置情報取得部108は、Global Positioning System(GPS)受信器などを含んで構成
されている。衛星信号受信器としてのGPS受信器は、複数のGPS衛星からの信号を受信する。各GPS衛星は、地球の周囲を周回する人工衛星である。衛星測位システムつまりNavigation Satellite System(NSS)はGPSに限られない。種々の衛星測位シス
テムからの信号に基づいて、位置情報が検出されてもよい。NSSは、全地球航法衛星システムに限定されず、準天頂衛星システム(Quasi-Zenith Satellite System)を含み得
、例えば、欧州の“ガリレオ”又は、GPSと一体運用される日本国の“みちびき”を含み得る。なお、位置情報取得部108は、例えばビーコンのような発信機からの電波を受信する受信機を含んでもよい。この場合、発信機は、道路脇などに複数配置され、定期的に特定の周波数及び/又は信号形式の電波を発するとよい。なお、位置情報取得部108を備える位置情報検出システムはこれらの技術に限定されない。
制御部104は、センサ106、位置情報取得部108等から取得した情報に基づいて、走行ユニット100Aの制御を行うコンピュータである。制御部104は、走行ユニット100Aの走行、走行ユニットへの車室ユニットUの接続及び分離作業などを制御する制御手段の一例である。
制御部104は、CPUと、主記憶部とを有し、プログラムにより情報処理を実行する。CPUはプロセッサともいう。制御部104の主記憶部は主記憶装置の一例である。制御部104におけるCPUは、その主記憶部に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、各種機能を提供する。制御部104における主記憶部は、CPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。制御部104における主記憶部は、Dynamic Random Access Memory(DRAM)、Static Random Access Memory(S
RAM)、Read Only Memory(ROM)等である。
制御部104は、記憶部114と接続されている。記憶部114は、所謂外部記憶部であり、制御部104の主記憶部を補助する記憶領域として使用され、制御部104のCPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。記憶部114は、ハードディスクドライブ、Solid State drive(SSD)等である。
制御部104は、機能モジュールとして、情報取得部1041、計画生成部1042、環境検出部1043、タスク制御部1044、画像取得部1045、情報提供部1046を有している。各機能モジュールは、主記憶部及び/又は記憶部114に記憶されたプログラムを制御部104つまりそのうちのCPUによって実行することで実現される。
情報取得部1041は、サーバ装置200から走行計画を含む運行指令等の情報を取得する。運行指令は、その走行ユニット100Aにおける車室ユニットUの接続及び分離についての情報を含み得る。また、情報取得部1041は、定期的に又は不定期に、自車両の情報を取得し、記憶部114の自車両情報データベース1141に記憶させる。
計画生成部1042は、サーバ装置200から取得した運行指令に基づいて、特にそこに含まれる走行計画の情報に基づいて、自車両の運行計画を生成する。なお、計画生成部1042が生成した運行計画は、後述するタスク制御部1044へ送信される。本実施の形態において、運行計画とは、走行ユニット100Aが走行するルートと、ルートの各地点での予定日時と、ルートの一部または全部において走行ユニット100Aが行うべき処理とを規定したデータである。運行計画に含まれるデータの例として、例えば、以下のようなものが挙げられる。
(1)自車両が走行するルートを道路リンクの集合によって表したデータ
自車両が走行するルートは、例えば、記憶部114に記憶された地図データを参照し、運行指令に含まれる走行計画の情報をベースにしつつ、与えられた出発地と目的地に基づいて自動的に生成してもよい。また、ルートは、外部のサービスを利用して生成してもよい。
(2)ルート上の地点において自車両が行うべき処理を表したデータ
ルート上において自車両が行うべき処理には、例えば車室ユニットUの接続及び/又は分離といったものがあるが、これらに限られない。
環境検出部1043は、センサ106が取得したデータに基づいて、車両周辺の環境を検出する。検出の対象は、例えば、車線の数及び位置、自車両の周辺に存在する車両の数及び位置、自車両の周辺に存在する障害物(例えば歩行者、自転車、構造物、建築物など)の数及び位置、道路の構造、道路標識などであるが、これらに限られない。自律的な走行を行うために必要なものであれば、検出の対象はどのようなものであってもよい。また、環境検出部1043は、検出した物体をトラッキングしてもよい。例えば、1ステップ前に検出した物体の座標と、現在の物体の座標との差分から、当該物体の相対速度を求めてもよい。環境検出部1043が検出した、環境に関するデータ(以下、環境データ)は、後述するタスク制御部1044へ送信される。
タスク制御部1044は、計画生成部1042が生成した運行計画と、環境検出部1043が生成した環境データと、位置情報取得部108が取得した自車両の位置情報とに基づいて、自車両の第1駆動部110の作動及び第2駆動部111の作動を制御する。例えば、タスク制御部1044は、所定のルートに沿って走行し、かつ、自車両を中心とする所定の安全領域内に障害物が進入しないように自車両を走行させる。車両を自律走行させる方法については、公知の方法を採用することができる。また、タスク制御部1044は、計画生成部1042が生成した運行計画に基づいて、走行以外のタスクも実行する。タスクとしては、車室ユニットUの接続及び/又は分離作業を例示できる。
画像取得部1045は、走行ユニット100Aに車室ユニットUが接続されているとき、カメラ107から車室ユニットUの車室内の画像を取得する。この画像は、静止画であ
っても動画であってもよい。そして、画像取得部1045は、その取得した画像を自車両情報データベース1141に記憶させる。ここでは、画像取得部1045は、操作部118から入力を受け付けたとき作動し、カメラ107を作動させて、カメラ107を介して画像を取得する。画像取得部1045は、カメラ107から動画を取得し、車室ユニットUの車室内に荷物が積載されたことを画像認識技術に認識したとき、カメラ107で静止画を取得してもよい。画像取得部1045は、取得した画像を自車両情報データベース1141に記憶するとともに、次に説明する情報提供部1046を介してその画像をサーバ装置200に提供する。
情報提供部1046は、自車両の情報を、例えば自車両情報データベース1141に記憶されている情報をサーバ装置200に提供する。ここで、情報の提供は、情報の送信をいう。この提供は定期的に行われてもよく、不定期に行われてもよい。画像取得部1045が取得した画像は、情報提供部1046を介してサーバ装置200に提供される。
第1駆動部110は、タスク制御部1044が生成した指令に基づいて、走行ユニット100Aを走行させる手段である。第1駆動部110は、例えば、車輪を駆動するためのモータ、インバータ、ブレーキ、ステアリング機構及び二次電池等を含んで構成される。
第2駆動部111は、タスク制御部1044が生成した指令に基づいて、車室ユニットUの接続及び/又は分離の各作業を行わせる手段である。第2駆動部111は、接続機構等の作動用の油圧機構又はモータを含んで構成され得る。
通信部112は、走行ユニット100AをネットワークNに接続するための通信手段を有する。本実施の形態では、走行ユニット100Aは、ネットワークN経由で他の装置、例えばサーバ装置200と通信を行うことができる。走行ユニット100Aは、ネットワークN経由でユーザ装置300とも通信可能である。なお、通信部112は、自車両である走行ユニット100Aが他の走行ユニット100(100B、・・・)と車々間通信を行うための通信手段をさらに有していてもよい。
表示部116は、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネル等である。表示部116は、情報取得部1041を介してサーバ装置200から取得したデータ等の情報を表示することができる。例えば、表示部116は、センタCにおいて、走行ユニット100Aに接続された車室ユニットUへの荷物の積み込み作業を担当する作業員への荷物の積み込み指示に用いられる。
操作部118は、例えば、スイッチボタン、キーボード、ポインティングデバイス等であり、荷物の積み込み作業を担当する作業員が操作することができる。操作部118は、例えば荷物の積み込みが完了したとき、その完了を入力するために用いられる。ここでは、操作部118からの荷物積み込み完了の入力に基づいて画像取得部1045は作動する。なお、この操作部118は、タッチパネルを含み、実質的に表示部116と一体化されてもよい。
操作部118は、走行ユニット100Aに接続されている車室ユニットUへの荷物の積み込みのとき、その荷物の識別情報を取得するための入力部としても機能する。例えば、操作部118は、バーコード又はQRコード(登録商標)の読み取り機能を有する。操作部118は、RFID(電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステム)のリーダライタを備えてもよい。この場合、RFタグは荷物に付されるとよい。なお、操作部118から、荷物の識別情報を取得するための入力部は分離されてもよい。
次に、サーバ装置200について説明する。サーバ装置200は、複数の走行ユニット
100のそれぞれに、種々の運行指令の情報を提供する装置である。
サーバ装置200は、情報処理装置であり、図3に示すように、通信部202、制御部204、記憶部206を有して構成される。通信部202は、通信部112と同様であり、サーバ装置200をネットワークNに接続するための通信機能を有する。そして、サーバ装置200の通信部202は、ネットワークN経由で走行ユニット100及びユーザ装置300と通信を行うための通信インタフェースである。制御部204は、制御部104と同様にCPUと主記憶部とを有し、プログラムにより情報処理を実行する。もちろん、このCPUもプロセッサであり、制御部204の主記憶部も主記憶装置の一例である。制御部204におけるCPUは、その主記憶部に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、各種機能を提供する。制御部204における主記憶部は、CPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。制御部204における主記憶部は、DRAM、SRAM、ROM等である。
制御部204は、記憶部206と接続されている。記憶部206は、外部記憶部であり、制御部204の主記憶部を補助する記憶領域として使用され、制御部204のCPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。記憶部206は、ハードディスクドライブ、SSD等である。
制御部204は、サーバ装置200の制御を司る手段である。制御部204は、図3に示すように、機能モジュールとして、情報取得部2041、車両管理部2042、ユーザ管理部2043、荷物管理部2044、予約部2045、荷物特定部2046、レンタル処理部2047、車両特定部2048、確認処理部2049、指令生成部2050、及び、情報提供部2051を有している。これらの各機能モジュールは、主記憶部及び/又は記憶部206に記憶されたプログラムを制御部204のCPUによって実行することで実現される。
情報取得部2041は、走行ユニット100及びユーザ装置300から各種情報を取得する。そして、取得した情報を、車両管理部2042、ユーザ管理部2043、荷物管理部2044等に送信する。情報取得部2041は、走行ユニット100から位置情報及び、自車両情報データベース1141の情報などを例えば定期的に取得し、車両管理部2042に送信する。更に、情報取得部2041は、登録した複数のユーザの情報又はそのユーザから入力された情報をそのユーザに関連付けられたユーザ装置300から取得して、ユーザ管理部2043に送信する。また、情報取得部2041は、登録したユーザのユーザ装置300を介してユーザの荷物の情報を取得したとき、荷物管理部2044に送信する。また、情報取得部2041は、後述する確認処理部2049がユーザ装置300に問い合わせ(例えば確認依頼)をしたときのその回答を取得し、確認処理部2049に送信する。
車両管理部2042は、管理下にある複数の走行ユニット100の情報を管理する。具体的には、車両管理部2042は、複数の走行ユニット100から、走行ユニット100に関するデータ等の情報を情報取得部2041を介して受信し、記憶部206の車両情報データベース2061に記憶させる。走行ユニット100に関する情報として、位置情報と車両情報を用いる。車両情報は、例えば、走行ユニット100の識別子、用途・種別、待機地点に関する情報、走行可能距離、現在のステータスなどである。現在のステータスには、タイヤの種類、その走行ユニット100の空き状況などを含む。また、車両管理部2042は、車室ユニットUの位置情報とユニット情報も記憶部206の車両情報データベース2061に記憶させる。車室ユニットUの位置情報としては、走行ユニット100からの接続及び/又は分離の位置の情報が用いられ得る。車室ユニットUのユニット情報は、車室ユニットUのサイズ、定員などを含み、ここでは作業員の作業端末又はユーザ装
置300からの入力で取得され得る。
ユーザ管理部2043は、ユーザの情報を、記憶部206のユーザ情報データベース2062に記憶する。ユーザからの情報(例えばユーザのスケジュール情報)を情報取得部2041を介して取得したとき、ユーザ管理部2043は、その情報をユーザ情報データベース2062に記憶する。ユーザ情報データベース2062は、ユーザ情報を記憶する。ユーザ情報としては、ユーザに固有の識別情報(例えばユーザID、連絡先など)を含む。
荷物管理部2044は、ユーザから預かった荷物(以下、預かり荷物)の情報を管理する。この預かり荷物の情報は、ユーザに固有の識別情報(例えばユーザID)で検索可能であるとともに、少なくとも用途で検索可能に、記憶部206の荷物情報データベース2063に記憶される。荷物情報データベース2063では、各荷物に対して、その荷物の識別情報(例えば荷物ID)が付されていて、その識別情報で荷物を探し当てることができる。例えば、作業員はその荷物の識別情報で荷物を探し当てることができるとよく、また荷物運搬装置はその荷物の識別情報で荷物を探し当てて運搬することができるとよい。
予約部2045は、ユーザからの車両の利用予約の情報を受け付ける。この受付では、例えば、その車両の利用予約の移動目的が取得される。例えば、ユーザ装置300にユーザのスケジュールが記憶されているとき、そのスケジュール情報はユーザ装置300を介してサーバ装置200に供給されてユーザ情報データベース2062に記憶される。スケジュール情報は、登録ユーザのものであり、車両の利用予約の情報を含む。或いは、ユーザが自分のユーザ装置300を介して車両の利用予約の情報を入力すると、その利用予約の情報はそのユーザ装置300を介してサーバ装置200に送信される。この利用予約の情報はその車両の移動目的の情報を含み、例えば「旅行」、「出張」という情報を含み得る。ただし、予約部2045は、移動の目的地に対応する移動目的を取得するようにしてもよい。例えば、スケジュール情報または車両の利用予約の情報に目的地として、「旅館」、「ホテル」などが設定されている場合、予約部2045は、移動目的として、「旅行」を取得すればよい。また、スケジュール情報または車両の利用予約の情報に目的地として、会社名が設定されている場合に、予約部2045は、移動目的として、「ビジネス」を取得すればよい。また、スケジュール情報または車両の利用予約の情報に目的地として、会議場等が設定されている場合に、予約部2045は、移動目的として、「会議」を取得すればよい。また、予約部2045は、車両の利用予約の情報の入力とともに、ルート案内の要求を受けた場合において、ルート案内の目的地に対応する移動目的を取得してもよい。すなわち、ルート案内の目的地として、「旅館」、「ホテル」などが設定されている場合、予約部2045は、移動目的として、「旅行」を取得すればよい。また、予約部2045は、後述するように、ユーザからの車両の利用予約に際して特定した種々の情報に基づいて、ユーザへの車両の提供処理を開始する役目を担う。
荷物特定部2046は、管理する預かり荷物の中から、取得した移動目的に適合する用途の荷物を特定する。この荷物の特定は、ユーザ自身に関連付けられている荷物の中で実行される。利用予約のユーザからの少なくとも1つの預かり荷物から、取得した移動目的に適合する用途の荷物を特定するとき、例えば移動目的が「出張」であるとき、その「出張」に適合する用途「旅行」の荷物が特定される。この特定は、移動目的又は用途で荷物情報データベース2063を検索することで実行される。なお、移動目的と、用途との関係を定めた検索辞書データをサーバ装置200は有してもよく、又は利用可能にしていてもよい。
レンタル処理部2047は、ユーザからの要求又は回答に、そのユーザからの預かり荷物B以外の荷物の要求が含まれるとき、そのユーザ以外のユーザからの預かり荷物からそ
の要求に適合する預かり荷物を貸出用に特定する。例えば、利用予約のユーザから「バーベキュー」という用途の荷物への要求があるが、そのユーザの預かり荷物にはその用途のものはないとき、他のユーザの預かり荷物の中からその用途の荷物を特定することが実行される。他のユーザの預かり荷物の中で荷物を特定できたとき、レンタル処理部2047は、その荷物を貸し出す処理(レンタルする処理ともいう)を実行する。例えば、レンタル処理部2047は、その他のユーザに、そのレンタルに応じたポイント付与などの所定の特典の付与のための処理を実行する。なお、この場合、その特典は本システムSでのサービス提供に利用可能であるとよい。
車両特定部2048は、利用予約のユーザに関しての移動目的又はその移動目的に適合する用途に応じてユーザに割り当てる車両を特定する。例えば、車両特定部2048は、荷物特定部2046で特定した荷物のサイズに応じて、車両を特定する。荷物情報データベース2063には各荷物のサイズ情報も記憶されている。そのサイズ情報に基づいて、車両情報データベース2061を検索することで、特定した荷物を積載するのに適した車両が特定される。ここでは、特定した荷物を積載するのに適した車両を特定することは、複数のサイズの車室ユニットUの中からサイズの合った車室ユニットUを特定することに向けられている。ただし、車室ユニットUのサイズに合うように、種々のサイズの走行ユニット100の中から1つの走行ユニット100が選定されてもよい。
また、車両特定部2048は、複数の走行ユニット100の中から、利用予約のユーザに関しての移動目的又はその移動目的に適合する用途に応じてユーザに割り当てる走行ユニット100を特定する。この走行ユニット100の特定でも、車両情報データベース2061が用いられる。例えば、ユーザの移動目的がスキーであるとき、スノータイヤを備えた走行ユニット100が選択される。
確認処理部2049は、種々の段階でユーザに対する確認処理を行う。例えば、荷物特定部2046が荷物を特定したとき、その荷物の情報、例えばその荷物の画像をユーザのユーザ装置300に提供する処理を実行して、ユーザから確認のための回答を得る。これは、レンタル処理部2047での荷物の特定のとき、車両特定部2048での車両の特定のとき、及び/又は、車両特定部2048で特定した車両への荷物の積載のときにも実行され得る。上記カメラ107による画像は、車両特定部2048で特定した車両への荷物の積載のときの積載荷物の確認のために用いられ得る。なお、確認処理部2049は、それらの一部又は全部の確認処理が完了したとき、特定した荷物を積載した車両が利用可能であることを示す情報(例えば予約完了情報)をユーザに向けて提供することができる。
指令生成部2050は、ユーザの利用予約の情報に基づいて特定された車両の走行計画を含む運行指令を生成する。例えば、ユーザの利用予約において配車先がそのユーザの自宅であるとき、その自宅までの車両のつまり走行ユニット100の自動運転の制御情報としてその走行計画を生成する。この走行計画は、目的地の情報、目的地到着時間、及び/又は、ユーザによる利用終了予定時間などを含む。
情報提供部2051は、指令生成部2050が生成した走行計画を含む運行指令を所定の走行ユニット100に提供するつまり送信する。この走行ユニット100への送信に際して、車両情報データベース2061が参照される。また、情報提供部2051は、確認処理部2049の確認情報などをユーザ装置300に提供する。このユーザ装置300への情報の提供に際して、ユーザ情報データベース2062が参照される。
次に、ユーザ装置300について説明する。ユーザ装置300は、例えば、携帯端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等である。一例としての図4のユーザ装置300Aは、通信部302と、制御部304と、記憶部306とを有する。ユーザ装置300
Aの通信部302及び記憶部306は、サーバ装置200の通信部202及び記憶部206のそれぞれと同様である。さらに、ユーザ装置300Aは、表示部308と、操作部310と、位置情報取得部311とを有する。表示部308は、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネル等である。操作部310は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であってもよい。より具体的には、本実施の形態では、操作部310はタッチパネルを含み、実質的に表示部308と一体化されている。位置情報取得部311は、位置情報取得部108と同様の構成を備え、位置情報を制御部304に送信する。
制御部304は、サーバ装置200の制御部204と同様に、CPUと主記憶部とを有する。制御部304のCPUは、記憶部306に記憶されたアプリケーションプログラム(アプリケーション)3061を実行する。アプリケーション3061は、ウェブブラウザあるいはサーバ装置200から配信される情報にアクセスするためのアプリケーションプログラムである。アプリケーション3061は、GUIを有し、ユーザによる入力を受け付け、ネットワークNを介して、サーバ装置200に送信する。ユーザ装置300を介して、ユーザは、車両の予約情報、預かり荷物の登録情報、サーバ装置200からの確認依頼に対する回答などをサーバ装置200に提供することができる。
なお、図2、図3及び図4では、走行ユニット100とサーバ装置200とユーザ装置300が同一のネットワークNで接続されている。ただし、この接続は複数のネットワークで実現されてもよい。例えば、走行ユニット100とサーバ装置200とを接続するネットワークと、サーバ装置200とユーザ装置300とを接続するネットワークとは異なるネットワークであってもよい。
ここで、上記構成を有するシステムSにおける処理について、図1を参照しつつ、図5から図8に基づいて説明する。まず、図5に基づいて、荷物情報データベース2063について説明する。
図5は、荷物情報データベース2063における、2つのページを表したものである。図5(a)のページは、ユーザAの識別情報で検索可能なページであり、預かり荷物Ba(Ba1、Ba2、・・・)の情報を含む。図5(b)のページは、ユーザBの識別情報で検索可能なページであり、預かり荷物Bb(Bb1、Bb2、Bb3、・・・)の情報を含む。荷物情報データベース2063は、荷物の識別情報としての荷物IDと、その用途、サイズ、レンタル可否、その荷物の画像データを含む。ユーザ装置300からは、そのユーザは、荷物情報データベース2063の自身のデータを書き換えることができる。例えば、サーバ装置200の荷物管理部2044が、ユーザAの荷物Ba2の用途を「ハイキング」とした場合、ユーザAは、その用途を「釣り」に書き換えることができる。なお、ここでは、各ユーザは、ユーザ装置300を介して自己の預かり荷物の情報ばかりでなく、他のユーザの預かり荷物の情報も閲覧することができる。また、各ユーザは、ユーザ装置300を介して、それら預かり荷物の情報を参照して、車両の予約情報を入力することができる。
図6は、ユーザAのユーザ装置300Aに記憶されているスケジュール情報(例えばカレンダー)の一部を示す。ユーザ装置300Aはこのスケジュール情報をサーバ装置200に送信し、サーバ装置200の制御部204のユーザ管理部2043はそのスケジュール情報をユーザ情報データベース2062に記憶することができる。サーバ装置200の制御部204の予約部2045は、このスケジュール情報の一部又は全部を予約情報として読み取って取得することもできる。
次に、図7に基づいて、ユーザAがユーザ装置300Aから車両の利用予約の情報を入
力したときについて説明する。
サーバ装置200の制御部204の情報取得部2041は、ユーザ装置300Aを介してユーザAの車両の利用予約の情報(予約情報)を取得したとき、取得した予約情報を予約部2045に送信する。車両の利用予約の情報は、配車日時等の時間情報とともに、移動目的を含む。したがって、これにより、予約部2045は、車両の利用予約の情報のうち、移動目的を取得する(ステップS701)。移動目的は、例えば「旅行」、「出張」などである。また、例えば、予約部2045は、ユーザ情報データベース2062のユーザAのスケジュール情報に基づいて、2日(図6参照)の移動目的として「旅行」を得ることができる。
サーバ装置200の制御部204の荷物特定部2046は、ユーザAからの複数の預かり荷物から、取得した移動目的に適合する用途の荷物を特定する(ステップS703)。なお、ユーザAからの預かり荷物はたった1つであってもよい。移動目的が例えば「旅行」又は「出張」のとき、荷物特定部2046は、まず、その移動目的に適合する用途として用途「旅行」を抽出する。これは、上述のように、移動目的と用途との関係を定めた検索辞書データを検索することで実行される。そして、荷物特定部2046は、ユーザの識別情報とその用途で、図5(a)の荷物情報データベース2063におけるユーザAのページ(情報)を検索する。そして、荷物特定部2046は、ユーザAの預かり荷物Ba(Ba1、Ba2、・・・)から荷物Ba1を特定する(ステップS703)。このとき、まだ、ユーザへの確認依頼に対する回答をユーザAから受けているわけではないので、レンタル処理部2047によるレンタル処理は実行されずに、当該ステップS703での処理は終了する。
荷物が特定されると、サーバ装置200の制御部204の確認処理部2049は、特定した荷物Ba1の確認のための確認依頼をユーザ装置300Aを介してユーザAに向けて提供する処理を実行する(ステップS705)。これは、ユーザAのユーザ装置300Aに、車両に積載される荷物として、つまり、ユーザAの予約情報の移動目的に適合する用途の荷物として「荷物Ba1」を特定したことを通知して、車両に積載される荷物がこれで全てであるかを問い合わせることを意味する。例えば、特定した荷物Ba1の画像データがあるとき、その確認依頼はその画像を含むとよい。ここでは、図5(a)に示すように、荷物Ba1の画像をサーバ装置200は有するので、その確認依頼は荷物Ba1の画像を含む。
ユーザAはユーザ装置300Aを介して、その確認依頼の内容を確認するとともに、それに対する回答を入力することができる。ユーザAは、車両に積載される荷物が荷物Ba1のみでよい場合、それで十分である旨の回答を入力することができる。また、ユーザAは、車両に積載される荷物として荷物Ba1以外の荷物を希望する場合、及び/又は、荷物Ba1に加えてそれ以外の荷物をも希望する場合、その旨の回答を入力することができる。例えば、ユーザAは移動目的は旅行であるが、山に登る場合、用途「登山」の荷物に対する要求を回答に含めることができる。ここでは、サーバ装置200の制御部204の確認処理部2049がユーザAからの回答として、用途「登山」の荷物に対する要求を含む回答を受け付けたときの処理を例示する。確認処理部2049はこのような回答を受けると、車両に積載される荷物は荷物Ba1のみでないので(ステップS707で否定判定)、更なる荷物の特定を行うべく荷物特定部2046にその回答を送信する。
荷物特定部2046は、ユーザAの預かり荷物に用途「登山」の荷物がないとき、レンタル処理部2047にその要求を送信する。これにより、レンタル処理部2047は、ユーザA以外のユーザからの少なくとも1つの預かり荷物からその要求に適合する少なくとも1つの預かり荷物を貸出用に特定する。ユーザBの預かり荷物Bbには用途「登山」の
荷物Bb3がある。そこで、レンタル処理部2047は、ユーザBの預かり荷物Bb3を、荷物Ba1に追加で、貸出用の荷物として特定する(ステップS703)。このとき、レンタル処理部2047は、ユーザAへの荷物Bb3のレンタルの対価として、ユーザBに所定の特典を付与する。この特典は、荷物Bb3の価値、耐用年数及び/又はレンタル期間などを考慮して決定されるとよい。例えば、この特典は、システムSのサービス利用チケットで有り得、又は、ユーザBの預かり荷物の管理費用の減額であり得る。また、レンタルするユーザAに対しては、そのレンタルの利用頻度に応じたレンタル利用料金やサービス利用料金を付与してもよい。
そして、貸出用に特定した荷物Bb3の確認依頼の処理を、サーバ装置200の制御部204の確認処理部2049は、特定した荷物Ba1の場合と同様に、実行する(ステップS705)。この確認依頼に対して、ユーザAから車両に積載される荷物は荷物Ba1と荷物Bb3のみである旨の回答を得たとき(ステップS707で肯定判定)、確認処理部2049は、それら荷物の情報を車両特定部2048に送信する。
車両特定部2048は、車両の特定を行う(ステップS709)。ここでは、取得した移動目的又は該移動目的に適合する前述の用途つまり用途「旅行」及び用途「登山」に応じて、ユーザAに割り当てる車両を特定することを実行する。より具体的には、車両は車室ユニットUを分離可能に接続する走行ユニット100であるので、車両を特定することは、車室ユニットUを特定することと、走行ユニット100を特定することとを含む。なお、例えばユーザAの利用頻度に応じて、特定される車室ユニット及び/又は走行ユニットの利用料金が変動してもよい。
車室ユニットUの特定は、特定した荷物Ba1、Bb3のサイズに応じて実行される。図5によると、荷物Ba1は小サイズであり、荷物Bb3は中サイズである。そこで、所定のプログラムにしたがって、車両特定部2048は、これら荷物Ba1、Bb3を合わせた荷物サイズは大サイズと認定することができる。車両特定部2048は、記憶部206の車両情報データベース2061を検索して、車両の予約の配車日時において空き状況のある車室ユニットUの中で、大サイズで分類される車室ユニットとして、車室ユニットUAを特定することができる。なお、特定される車室ユニットは、ユーザAに対して固定であってもよい。
走行ユニット100の特定は、取得した移動目的又は該移動目的に適合する前述の用途に応じて実行される。車両特定部2048は、所定のプログラムにしたがって、車両の予約の配車日時において用途「旅行」及び用途「登山」に適合する走行ユニットとして、スノータイヤを備えた走行ユニット100Aを特定する。なお、ここでは、車両の予約の配車日時は、冬の時期である。
こうして、車両が特定されると、特定した車両の確認依頼の処理が実行される(ステップS711)。この確認依頼の処理は、サーバ装置200の制御部204の確認処理部2049により、特定した荷物Ba1の場合と同様に実行される。この確認依頼では、特定した車両のスペック、例えばタイヤの種類などの情報がユーザAに提供される。この確認依頼に対して、ユーザAから否定的な回答を得たとき(ステップS713で否定判定)、確認処理部2049は、車両特定部2048に異なる車両の特定を指示するように信号を送信する。このとき、ユーザAからの要求が車両特定部2048に提供されてもよい。
この確認依頼に対して、ユーザAから肯定的な回答を得たとき(ステップS713で肯定判定)、確認処理部2049は、ユーザAのユーザ装置300Aに予約完了の情報を提供する(ステップS715)。つまり、確認処理部2049は、ユーザAのユーザ装置300Aに、ユーザAからの車両の利用予約に関して、特定した荷物Ba1、Bb3を積載
した車両(ここでは車室ユニットUAを接続した走行ユニット100A)が利用可能であることを示す情報を提供する。この情報には、ここでは、車両に積載される特定した荷物Ba1等の画像が含まれる。この情報の提供は、情報提供部2051を介して実行される。これにより、この情報はユーザ情報データベース2062に記憶されるとともに、車両情報データベース2061においても車室ユニットUA及び走行ユニット100Aについて記憶される。これは、荷物情報データベース2063における荷物Ba1、Bb3についても同様である。
サーバ装置200の制御部204の予約部2045は、このようにしてユーザ情報データベース2062等に記憶しているユーザAからの車両の利用予約の情報を、その予約の配車日時の所定時間前の日時に取得する(ステップS801で肯定判定)。これにより、予約部2045は、ユーザAへの車両の提供処理を開始するべく、確認処理部2049に確認処理を実行させる。
まず、確認処理部2049は、指令生成部2050に、特定した走行ユニット100Aへの運行指令を生成させる。この運行指令は、走行ユニット100Aに、車室ユニットUAを接続させ、その車室に預かり荷物Ba1、Bb3を積載させる処理を実行させるための走行計画を含む。そして、生成された運行指令は、情報提供部2051を介して走行ユニット100Aに送信される(ステップS803)。
走行ユニット100では、その運行指令を受けると、計画生成部1042で運行計画を生成する。これにより、走行ユニット100では、移動しつつ、車室ユニットUAを接続する。そして、走行ユニット100では、作業員に見せるように、車室ユニットUAに積み込む荷物Ba1、Bb3の情報を表示部116に表示する。これにより、作業員は、車室ユニットUAに荷物Ba1、Bb3を積み込むことが可能になる。走行ユニット100Aの制御部104の画像取得部1045は、作業員による操作により操作部118からの入力(例えば積み込み完了のボタンが押されたこと)を受け付けたとき作動し、カメラ107から車室ユニットUA内の荷物の画像を取得する。画像取得部1045は、取得した画像を自車両情報データベース1141に記憶するとともに、情報提供部1046を介してその画像を積載完了の情報に付してサーバ装置200に提供する。この積載完了の情報には、走行ユニット100Aの操作部118を介して取得された荷物の情報が含まれるとよい。
こうして積載完了の情報を取得すると(ステップS805)、サーバ装置200の制御部204の確認処理部2049は、特定した荷物Ba1、Bb3を積載した車両の確認依頼の処理を実行する(ステップS807)。この確認依頼の処理は、サーバ装置200の制御部204の確認処理部2049により、特定した荷物Ba1の場合と同様に実行される。この確認依頼では、走行ユニット100Aに接続された車室ユニットUA内の画像がユーザAに提供される。この確認依頼に対して、ユーザAから否定的な回答を得たとき(ステップS809で否定判定)、ステップS803に戻り、サーバ装置200の確認処理部2049は、走行ユニット100Aへの再確認の指令を生成し、送信する。なお、このとき、その指令を走行ユニット100Aの表示部116を介して受けた作業員は、自己のユーザ装置等と、サーバ装置200との通信により、ユーザAの連絡先(例えば電話番号)を得て、ユーザAの指示を仰ぐことができる。
ここで、確認処理部2049がステップS807の確認依頼に対してユーザAから肯定的な回答を得たとする(ステップS809で肯定判定)。すると、確認処理部2049は、ユーザAからの利用予約対象である車両をユーザAのもとへ配車する旨の情報をユーザ装置300Aに提供する(ステップS811)。ここで、配車する旨の情報は、例えば到着予定場所(配車場所)及び到着予定時刻を含む。なお、到着予定場所及び到着予定時刻
は、通常、それぞれ、ユーザAからの車両の利用予約の情報に含まれる位置情報及び時間情報に対応する。
そして、確認処理部2049は、指令生成部2050に走行ユニット100Aへの走行計画を含む運行指令を生成させる。この生成された運行指令は、情報提供部2051を介して走行ユニット100Aに提供される(ステップS813)。この結果、図1に破線で示すように、走行ユニット100Aは、接続した車室ユニットUAに荷物Ba1、Bb3を積載した状態で、ユーザAのもとに(ここではユーザAの自宅HAに)移動し得るつまり配車され得る。
以上説明したように、本システムSのサーバ装置200の制御部204による処理によれば、前述の処理が好適に実行されて、車両の配車が実行される。したがって、本システムSの車両貸し出しサービスの利便性を高めることができる。
上記の実施の形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。本開示において説明した処理及び/又は手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、部分的に取り出して実施することも、自由に組み合わせて実施することもできる。
例えば、上記実施の形態では、車両の特定のとき(ステップS709)、車室ユニットと走行ユニットの両方がユーザからの利用予約の移動目的などに応じて特定された。しかし、車室ユニットと走行ユニットの少なくともいずれか一方がユーザの持ち物で有る場合などが有り得る。システムSの車両貸し出しサービスの提供はそのような状況に応じて柔軟に対応可能に、種々変更され得る。
1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。例えば、情報処理装置であるサーバ装置200及び/又は走行ユニット100の情報処理装置102はそれぞれ1つのコンピュータである必要はなく、複数のコンピュータを備えるシステムとして構成されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施の形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
S 車両貸し出しシステム
100、100A、100B 走行ユニット
102 情報処理装置
104 制御部
106 センサ
107 カメラ
108 位置情報取得部
110 第1駆動部
111 第2駆動部
112 通信部
114 記憶部
200 サーバ装置
202 通信部
204 制御部
206 記憶部
300、300A ユーザ装置
302 通信部
304 制御部
306 記憶部
U、UA、UB 走行ユニット

Claims (18)

  1. ユーザからの車両の利用予約の移動目的を取得することと、
    前記ユーザからの少なくとも1つの預かり荷物から、取得した前記移動目的に適合する用途の荷物を特定することと、
    前記ユーザに割り当てる車両であって、特定した前記荷物を積載した車両が利用可能であることを示す情報を前記ユーザに向けて提供することと
    を実行する制御部を備え
    前記制御部は、前記少なくとも1つの預かり荷物について荷物毎に少なくとも用途で検索可能に構成されたデータベースにアクセス可能である、
    情報処理装置。
  2. 前記情報は、前記車両に積載される荷物の画像を含む
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    特定した前記荷物の確認のための確認依頼を前記ユーザに向けて提供することと、
    前記ユーザから前記確認依頼に対する回答を取得することと
    を更に実行する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記確認依頼は、前記車両に積載される荷物の画像を含む、
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    取得した前記回答に前記ユーザからの前記少なくとも1つの預かり荷物以外の荷物の要求が含まれるとき、前記ユーザ以外のユーザからの少なくとも1つの預かり荷物から前記要求に適合する少なくとも1つの預かり荷物を貸出用に特定すること
    を更に実行する、
    請求項又はに記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    貸出用に特定された前記少なくとも1つの預かり荷物を預けた前記ユーザに所定の特典を付与すること
    を更に実行する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、
    取得した前記移動目的又は該移動目的に適合する前記用途に応じて前記ユーザに割り当てる車両を特定すること
    を更に実行する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記車両は、前記荷物を積載可能な車室ユニットを分離可能に接続する走行ユニットを有し、
    前記車両を特定することは、前記車室ユニットを特定することを含む、
    請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記車室ユニットを特定することは、特定した前記荷物のサイズに応じて実行される、請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記車両は、前記荷物を積載可能な車室ユニットを分離可能に接続する走行ユニットを有し、
    前記車両を特定することは、取得した前記移動目的又は該移動目的に適合する前記用途に応じて前記走行ユニットを特定することを含む、
    請求項からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記制御部は、
    前記ユーザのスケジュール情報から前記移動目的又は該移動目的に適合する前記用途を取得すること
    を更に実行する
    請求項1から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 少なくとも1つのコンピュータが、
    ユーザからの車両の利用予約の移動目的を取得することと、
    前記ユーザからの少なくとも1つの預かり荷物から、取得した前記移動目的に適合する用途の荷物を特定することと、
    前記ユーザに割り当てる車両であって、特定した前記荷物を積載した車両が利用可能であることを示す情報を前記ユーザに向けて提供することと
    を実行
    前記少なくとも1つのコンピュータは、前記少なくとも1つの預かり荷物について荷物毎に少なくとも用途で検索可能に構成されたデータベースにアクセス可能である、
    情報処理方法。
  13. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
    特定した前記荷物の確認のための確認依頼を前記ユーザに向けて提供することと、
    前記ユーザから前記確認依頼に対する回答を取得することと
    を更に実行する、
    請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
    取得した前記回答に前記ユーザからの前記少なくとも1つの預かり荷物以外の荷物の要
    求が含まれるとき、前記ユーザ以外のユーザからの少なくとも1つの預かり荷物から前記要求に適合する少なくとも1つの預かり荷物を貸出用に特定すること
    を更に実行する、
    請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
    貸出用に特定された前記少なくとも1つの預かり荷物を預けた前記ユーザに所定の特典を付与すること
    を更に実行する、
    請求項14に記載の情報処理方法。
  16. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
    取得した前記移動目的又は該移動目的に適合する前記用途に応じて前記ユーザに割り当てる車両を特定すること
    を更に実行する、
    請求項12から15のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  17. 前記車両は、前記荷物を積載可能な車室ユニットと、前記車室ユニットを分離可能に接続する走行ユニットを有し、
    前記車両を特定することは、前記車室ユニットを特定することを含む、
    請求項16に記載の情報処理方法。
  18. 少なくとも1つのコンピュータに、
    ユーザからの車両の利用予約の移動目的を取得することと、
    前記ユーザからの少なくとも1つの預かり荷物から、取得した前記移動目的に適合する用途の荷物を特定することと、
    前記ユーザに割り当てる車両であって、特定した前記荷物を積載した車両が利用可能であることを示す情報を前記ユーザに向けて提供することと
    を実行させ
    前記少なくとも1つのコンピュータは、前記少なくとも1つの預かり荷物について荷物毎に少なくとも用途で検索可能に構成されたデータベースにアクセス可能である、
    プログラム。
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