JP2021156074A - 柱脚金物 - Google Patents

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Abstract

【課題】柱を基礎に据え付ける箇所で用い、金属部品を完全に覆い隠して美観を向上可能な柱脚金物を提供すること。【解決手段】柱脚金物は、柱71に埋め込む埋設具41と、埋設具41の下方に取り付ける直立軸11と、基礎81に載る固定板21と、固定ボルト38と、で構成し、柱71の底面には固定板21などを収容する空洞部75を設ける。施工時は、空洞部75の奥面に埋設具41を埋め込み、埋設具41に直立軸11を取り付ける。また固定板21に固定ボルト38を差し込んだ後、アンカーボルト84を介して固定板21を基礎81に固定する。そして柱71を移動させ、固定ボルト38を直立軸11のメネジ18に差し込み、柱71を基礎81に引き寄せる。固定板21には、固定ボルト38の頭部を収容する欠損部27を設けてあり、基礎81と柱71との隙間から固定ボルト38を締め付け可能で、全部品を柱71に収容でき、美観を向上可能である。【選択図】 図1

Description

本発明は、木造建築の骨格を構成する柱の据え付けに用いる柱脚金物に関する。
柱は、架空に設置される梁などを支持する重要な役割を担い、地震などの外力に対しても建築物の健全性を維持できるよう、その下部は、基礎や土台などと強固に一体化する必要がある。そのため基礎から柱を直立させる場合、双方の境界に柱脚金物を組み込み、垂直荷重を確実に受け止めると共に、水平荷重に対しても十分な強度を確保することが多く、このような柱脚金物の具体例として、後記の特許文献が挙げられる。
特許文献1では、露出部分が少なく結露の発生を抑制できるほか、製造コストを低減できる柱脚金物が開示されている。この柱脚金物は、中心に位置する筒状の中心体と、その外側に突出する差込板で構成され、中心体の内部にアンカーボルトを差し込むことで柱脚金物を基礎に固定することができ、さらに柱に加工した溝に差込板を嵌め込んだ後、柱と差込板を貫くようにドリフトピンを打ち込むことで柱が基礎に据え付けられる。この柱脚金物は、全体が柱に埋め込まれるため、結露の発生を抑制できるほか、プレス加工に適した形状であり、製造コストの低減を実現しやすい。
次の特許文献2では、柱が土台にめり込むことを防止できるほか、金属の露出部分を抑制可能な土台と柱の締結構造が開示されており、この柱の据え付けについては、柱脚金物に相当する締結金物を用いている。そしてこの締結構造では、土台の上面に柱の底面が載ることを前提としており、また締結金物は、基礎の上面に固定されるプレートと、プレートの上面から突出するシャフトで構成され、シャフトは土台を貫通して柱の底穴に差し込まれ、柱の側面からシャフトに向けてドリフトピンを打ち込むことで、柱が基礎に据え付けられる。加えて、柱が土台にめり込むことを防止するため、土台と柱との境界には介挿板を差し込むほか、土台の内部には介挿板を下支えする棒材を埋め込んであり、柱に作用する垂直荷重が土台に伝達することを防いでいる。加えて、介挿板や棒材の表面の大半は、土台や柱に覆い隠される。
また特許文献3では、横架材や柱と共に筋違も接合することのできる建物の構造用金物が開示されており、この金物は、ボルトとナットとからなる締結具と、この締結具に接続する第1の金物などで構成され、第1の金物は、筒体と板状部材が一体化した形状だが、板状部材の中央部(筒体の上方)では、板状部材が途切れた間隙を設けてある。さらに板状部材にはピン孔を設けてあり、柱に加工した切割溝に板状部材を差し込み、柱の側面からピン孔に向けてピンを打ち込むことで、板状部材が柱に係止される。なお板状部材の間隙は、筒体から突出したボルトにナットを螺合させ、これを締め付ける際の作業を考慮したものである。
特開2010−101099号公報 特開2010−59765号公報 特開平2−157338号公報
柱は、建築物の全域に多数配置されており、その中には、施工後、外部に全く露出しないものもあるが、玄関の入り口側を覆う小屋根を支持する柱については、通路を挟み込む門のように配置されており、周辺の美観に大きな影響を与える。このような人目に触れることを前提とする柱は、強度などのほか、美観にも十分な配慮が必要であり、木造建築においては、木材が醸し出す自然な雰囲気を損ねないよう、金属部品をできるだけ覆い隠すことが望ましい。この点について前記の特許文献1では、金属部品の大半を覆い隠すことができるものの、柱の側面に打ち込んだドリフトピンの端面が外部に露出しており、美観の面では課題が残っている。
本発明はこうした実情を基に開発されたもので、柱を基礎に据え付ける箇所で用い、金属部品を完全に覆い隠して美観を向上可能な柱脚金物の提供を目的としている。
前記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、柱の下部を基礎に据え付けるための柱脚金物であって、前記柱の内部に埋め込まれ且つ該柱と一体化する埋設具と、該埋設具よりも下方に配置され且つ該埋設具に取り付けられる直立軸と、前記基礎の上面に載る固定板と、該直立軸と該固定板を一体化する固定ボルトと、からなり、前記固定板は、前記柱の底面に形成した空洞部に収容され、且つ該固定板は、前記基礎の上面から突出するアンカーボルトを介して該基礎に固定され、前記埋設具は、前記空洞部の奥面に埋め込み、前記直立軸は、前記埋設具と前記固定板との間に挟み込まれ、該直立軸の上部が該埋設具に取り付けられ、また該直立軸の内部には、前記固定ボルトと螺合するためのメネジを設けてあり、前記固定板には、前記固定ボルトを差し込むための貫通穴を設けてあり、該固定ボルトは、該貫通穴の下方から差し込み、前記固定板の底面側には、前記固定ボルトの頭部を収容するための欠損部を設けてあり、該欠損部の外縁は、該固定板の側周面に到達しており、前記直立軸が前記固定板の上方に配置された状態において、前記欠損部の側方から工具を差し入れて前記固定ボルトを回転させることで、前記柱を前記基礎に引き寄せ可能であることを特徴とする柱脚金物である。
本発明による柱脚金物は、柱の下部を基礎に据え付けるために用い、埋設具と直立軸と固定板と固定ボルトの四要素を中心に構成され、これら全てが柱の内部に覆い隠され、外部からは視認不能になる。また柱は、木材(各種集成材を含む)であることを前提としている。そのほか基礎はコンクリートで形成され、その上面は、柱の底面と向かい合うため、平面状に仕上げてあり、さらにこの上面には、柱を据え付けるためのアンカーボルトが突出している。
埋設具は、柱の内部に埋め込み、柱と一体化させる金属部品であり、前記の直立軸を柱に取り付けるための役割を担う。そして埋設具は、これまでに普及している建築資材を流用可能で、その具体例としては、ラグスクリューや異形棒鋼が挙げられ、ラグスクリューの場合、その側周面から突出する凸条を柱の内部に食い込ませ、柱と緩みなく一体化させる。また異形棒鋼は、柱の内部に埋め込み、接着剤で一体化させる。なお埋設具は、相応の大きさを有することから、その埋め込みのため、通常は柱に下穴を加工する。この下穴は、柱の底面側から加工するため、その入り口が柱の側面に露出することはない。そのほか埋設具は、一本の柱に対して一個とする場合もあれば、複数個とする場合もある。
直立軸は、直立した状態で柱の内部に配置される棒状の金属部品であり、柱に作用する下向きの荷重を基礎に伝達する役割を担い、柱の底面付近に収容される。そして直立軸は、荷重の伝達といった重要な役割を担うため、一本の柱に対して複数個用いることになり、さらに柱に作用する様々な荷重に対抗できるよう、直立軸同士は間隔を空けて配置することが望ましい。加えて直立軸の上部は、ネジ機構などを介して埋設具と一体化させる。なお直立軸と埋設具の個数が同じで、しかもこれらを同心で配置する場合、双方をそのまま接触させることもできる。しかし、直立軸と埋設具の個数や配置が異なる場合、双方の間に接続板などを挟み込み、これを介して全ての直立軸と全ての埋設具を一体化することになる。
固定板は、基礎の上面に載せる金属板であり、柱の底面付近に収容される。さらに固定板には、基礎の上面から突出するアンカーボルトが差し込まれ、アンカーボルトを介して固定板が基礎に固定される。したがって固定板には、アンカーボルトを差し込むため、その表裏面を貫くアンカー穴を設ける。また固定板を柱の内部に収容できるよう、柱の底面には、その軸線方向に伸びる空洞部を形成する。そのため固定板は、柱の横断面よりも小さい寸法にする必要がある。そのほか固定板の上面には直立軸が載り、柱に作用する下向きの荷重は、直立軸から固定板を経て基礎に伝達される。
固定ボルトは、直立軸を固定板に引き寄せ、柱を基礎に据え付ける役割を担い、固定板の下方から直立軸に向けて差し込む。したがって固定板には、固定ボルトを差し込むための貫通穴を設けるほか、直立軸の内部には、その軸線方向に伸びるメネジを設ける。さらに、固定ボルトの頭部が固定板の底面から突出することを防ぐため、固定板の底面側には、段差状に削り込んだ欠損部を設ける。当然ながら欠損部の深さは、固定ボルトの頭部の高さよりも大きくする。そして固定板が基礎に固定された状態においても、固定ボルトの締め付けを行えるよう、欠損部は、固定板の側周面に到達させ、固定ボルトの頭部を露出させる必要があるほか、固定ボルトは、その頭部の外形状が多角形(六角形)のものを用いる。
柱の底面には、固定板を収容するための空洞部を形成するが、そこに直立軸も収容可能である。ただし空洞部は、その横断面が大きくなりやすく、柱の強度を損ねる可能性がある。そこで直立軸については、空洞部の奥面から別途に形成した穴に埋め込んでもよい。このように柱の内部の加工方法については、埋設具と直立軸と固定板の大きさや配置に基づき、自在に決めて構わないが、埋設具と直立軸と固定板が柱の側面に露出することのないよう、配慮を要する。
本発明による柱脚金物を用いて柱を据え付ける際は、あらかじめ柱に空洞部などを加工しておき、まず柱の内部に埋設具を埋め込み、これを柱と一体化させる。次に直立軸を埋め込み、埋設具と一体化させる。したがって直立軸は、埋設具を介して柱と一体化する。また固定板については、その底面側から固定ボルトを差し込み、固定ボルトの先端部を上方に突出させた後、固定板を基礎の上面に載せ、さらに固定板を基礎に固定する。次に柱を吊り上げ、これを固定板の上方に移動させた後、徐々に下降させると、やがて固定ボルトの先端部が直立軸のメネジに接触する。以降、欠損部に露出する固定ボルトの頭部を工具で回転させ、直立軸を固定板に引き寄せる。なおこの工具の差し入れを考慮し、直立軸が固定板に接触した状態においても、柱の底面と基礎の上面との境界に隙間が生じるよう、各部の寸法を調整する必要がある。
このように本発明では、柱脚金物を埋設具と直立軸と固定板と固定ボルトなどで構成し、埋設具を介して直立軸を柱と一体化させた後、固定板の欠損部を利用して固定ボルトを締め付け、直立軸を固定板に引き寄せることで柱を基礎に据え付けることができる。しかも埋設具などの各部品は柱の内部に収容され、これらの存在を外部から認識することはできない。
請求項2記載の発明は、直立軸のメネジに固定ボルトを螺合させる際の作業性を改善するもので、直立軸の底面からメネジまでの間には、固定ボルトの先端部を誘導するため、円錐状の導入部を設けてあることを特徴とする。当然ながら導入部は、その目的から、直立軸の底面と一致する最下部が最も面積が大きく、そこから上方に向かうに連れて先細りとなり、最終的にメネジに到達する構成である。
柱を基礎に据え付ける際、直立軸については、既に柱の内部に固定されている。そのため、固定ボルトの先端部を直立軸のメネジに接触させる際は、その状況を外部から視認することができない。そこでこの発明のように導入部を設けることで、吊り上げた柱を徐々に下降させ、固定ボルトの先端部を直立軸の内部に差し込む際、柱の位置に若干の誤差がある場合でも、導入部によってその誤差が解消され、固定ボルトは、無理なく直立軸のメネジと螺合することができる。
請求項1記載の発明のように、柱脚金物を埋設具と直立軸と固定板と固定ボルトなどで構成し、埋設具を介して直立軸を柱と一体化させた後、固定板の欠損部を利用して固定ボルトを締め付け、直立軸を固定板に引き寄せることで柱を基礎に据え付けることができる。しかも埋設具と直立軸は柱の内部に埋め込まれるほか、固定板と固定ボルトは、柱の底面付近に収容されるため、通常の姿勢で柱を眺めた場合、柱脚金物の存在を認識することは不可能であり、コンクリート製の基礎に木製の柱を載せただけのような外観を呈し、美観が向上するほか、人工物が排除された自然な雰囲気を醸し出す。
請求項2記載の発明のように、直立軸において、その底面からメネジまでの間には、固定ボルトの先端部を誘導するため、円錐状の導入部を設けることで、柱を吊り上げて基礎に据え付ける際、柱の位置に若干の誤差がある場合でも、導入部によってその誤差が解消され、固定ボルトは、無理なく直立軸のメネジと螺合することができる。その結果、柱の据え付け作業を短時間で終えることができる。
本発明による柱脚金物の形状例と使用状態例を示す斜視図であり、ここでは玄関の入り口側を覆う小屋根を支持する柱を基礎に据え付けることを想定している。 図1の柱を基礎に据え付ける過程を示す斜視図であり、当初は図の左側のように柱の内部に埋設具を埋め込み、その後、図の右側のように直立軸などを柱に取り付ける。 図2の後の過程を示す斜視図であり、図の左側のように各部品を取り付けた後、図の右側のように柱を基礎に接近させていく。 図1の最終形態を示す斜視図であり、柱脚金物を介して柱が基礎に据え付けられている。 本発明による柱脚金物において、図1とは異なる構成例を示す斜視図であり、個々の埋設具に直立軸が取り付けられ、図1のような接続板は用いていない。 図5の柱を基礎に据え付ける過程を示す斜視図であり、当初は図の左側のように柱の内部に埋設具を埋め込み、その後、図の右側のように直立軸を柱に取り付ける。 図6の後の過程を示す斜視図であり、図の左側では固定ボルトを締め付けて柱を基礎に引き寄せる状態を描いてあり、図の右側では柱の据え付けを終えた状態を描いてある。
図1は、本発明による柱脚金物の形状例と使用状態例を示しており、ここでは玄関の入り口側を覆う小屋根を支持する柱71を基礎81に据え付けることを想定している。この柱71は正方形断面の木材(各種集成材を含む)を用いており、また基礎81は、一本の柱71だけを支持するため、地盤から塔のように立ち上がる角錐状であり、その上部は、柱71の横断面と同等の大きさの水平面に仕上げてあり、しかも中央からアンカーボルト84が突出している。そして、柱71を基礎81に据え付けるための柱脚金物は、埋設具41と直立軸11と固定板21と固定ボルト38などで構成されており、これらの大半が柱71の内部に収容され、柱脚金物全体が覆い隠される。
埋設具41は、柱71の内部に埋め込む金属部品であり、この図では汎用のラグスクリューを用いている。埋設具41の側周面には、螺旋状に伸びる凸条44が突出しているほか、埋設具41の一端面には、工具を掛けるため、六角形の頭部45を設けてあり、頭部45の中心にはメネジ46を設けてある。そして埋設具41は、柱71の中心に沿って伸びる下穴74に埋め込むが、その際、凸条44が下穴74の内周面に食い込み、埋設具41は柱71と強固に一体化する。
直立軸11は、柱71に作用する下向きの荷重を基礎81に伝達するほか、柱71の浮き上がりを防ぐ役割を担う円柱状の金属棒であり、その底面が固定板21に載る。そして直立軸11の中心にはメネジ18を設けてあり、その下方には、固定ボルト38をメネジ18に誘導するため、導入部17を設けてある。導入部17は、直立軸11の底面からメネジ18に向かうに連れて断面径が絞り込まれる円錐状である。なお直立軸11は、柱71の横断面に対してはるかに小さく、この図では、柱71の底面に加工した空洞部75に計二個が配置される。
この図では、直立軸11と併せ、二個の補助軸15を用いている。補助軸15についても直立軸11と同様の円柱状で、柱71に作用する下向きの荷重を基礎81に伝達する役割を担うが、柱71の浮き上がりを防ぐ役割はなく、補助軸15の中心上部には、直立軸11と同様にメネジ18を設けてあるが、導入部17は設けていない。そして直立軸11と補助軸15は、柱71の中心を取り囲む同心円上に配置するが、直立軸11と補助軸15は交互に並べている。
接続板51は、直立軸11および補助軸15の両方を埋設具41と一体化する役割を担う円盤状の金属板であり、その中心には、内方ボルト56を差し込むため、中穴54を設けてある。内方ボルト56は、接続板51と埋設具41を一体化するために用い、接続板51の下方から埋設具41のメネジ46に向けて差し込む。また接続板51の外縁付近には、外方ボルト58を差し込むため、接続穴57を設けてある。外方ボルト58は、直立軸11や補助軸15を接続板51と一体化するために用い、接続穴57の上方から直立軸11や補助軸15のメネジ18に向けて差し込む。なお接続穴57については、外方ボルト58の頭部を収容するため、その入り口側にザグリ55を設けてある。そのほか直立軸11と補助軸15は、柱71の内部に収容する前に接続板51と一体化する。
固定板21は、柱71に作用する下向きの荷重を基礎81に伝達する役割を担う円盤状の金属板であり、基礎81の上面に載るほか、アンカーボルト84を介して基礎81に固定する。そしてアンカーボルト84を差し込むため、固定板21の中心にはアンカー穴24を設けてあり、アンカー穴24にアンカーボルト84を差し込んだ後、アンカーボルト84にナット86を螺合させ、これを締め付けると固定板21が基礎81に密着する。なおアンカーボルト84については、ある程度の位置誤差を有する可能性があり、これを吸収できるよう、アンカー穴24は余裕を見込んだ大きさとしてある。そのためナット86を安定して配置できるよう、アンカー穴24は、大ワッシャ88と小ワッシャ87の二枚で塞いでいる。
固定板21の上面には、直立軸11と補助軸15が載り、そのうち直立軸11は、固定ボルト38を介して固定板21と一体化する。そのため固定板21の外縁付近には、固定ボルト38を差し込むため、貫通穴28を設けてある。貫通穴28は、アンカー穴24を挟み込むように二箇所に配置してある。また補助軸15の下部を嵌め込むため、固定板21の上面には、アンカー穴24を挟み込むように二箇所に丸溝25を配置してある。丸溝25は円断面の削り込みで、補助軸15の水平移動を防ぐ。なお、二個の貫通穴28と二個の丸溝25は、互いに直交するように十字状に配置してある。そのほか当然ながら、貫通穴28や丸溝25は、接続板51の接続穴57と同心となるように配置する。
固定ボルト38は、固定板21の下方から直立軸11のメネジ18に向けて差し込み、固定板21と直立軸11を一体化する役割を担う。ただし固定板21は基礎81の上面に載せるため、固定ボルト38の頭部を固定板21の底面から突出させることができない。そこで固定板21の底面側には、貫通穴28を囲むように削り込んだ欠損部27を設けてあり、そこで固定ボルト38の頭部を収容する。さらに、固定板21が基礎81に固定された状態においても、固定ボルト38の締め付けを行えるよう、欠損部27は、固定板21の側周面に到達させている。このような事情により、固定ボルト38は、その頭部が多角形(六角形)のものを用いる必要があり、六角穴付きボルトなどを用いることはできない。
柱71については、固定板21と直立軸11と接続板51などを収容するため、その底面から空洞部75を加工する。さらに空洞部75の奥面には、埋設具41を埋め込むため、下穴74を加工する。そして下穴74に埋設具41を埋め込み、次に、接続板51を介して一体化した直立軸11と補助軸15を空洞部75に収容した後、柱71を吊り上げ、基礎81に載った固定板21の真上に移動させる。その後、柱71を下降させると、直立軸11が固定板21に載り、補助軸15が丸溝25に嵌まり込んだ状態になるが、この際、欠損部27に向けて工具Tを差し入れることになる。そのため、基礎81と柱71は接触することなく隙間を生じるよう、あらかじめ各部の寸法を調整しておく。
図2は、図1の柱71を基礎81に据え付ける過程を示しており、当初は図の左側のように柱71の内部に埋設具41を埋め込み、その後、図の右側のように直立軸11などを柱71に取り付ける。まず、埋設具41を埋め込むため、その先端を柱71の下穴74に接触させ、次に埋設具41を回転させることで凸条44が下穴74の内周面に食い込んでいき、最終的に埋設具41全体が下穴74に収容されると、埋設具41は柱71と一体化される。また、直立軸11と補助軸15の双方の上面を接続板51の底面に接触させ、位置調整を行った後、接続板51の上方から接続穴57に向けて外方ボルト58を差し込み、これを直立軸11や補助軸15のメネジ18に螺合させて締め付けると、直立軸11や補助軸15は接続板51と一体化する。そのほか固定板21の貫通穴28には、あらかじめ下方から固定ボルト38を差し込んでおく。
その後、図の右側のように、柱71に形成した空洞部75に接続板51を収容し、接続板51を空洞部75の奥面に接触させるほか、接続板51の中心の中穴54に内方ボルト56を差し込み、これを埋設具41のメネジ46に螺合させて締め付けると、接続板51などが柱71と一体化する。また固定板21を基礎81に接近させ、固定板21のアンカー穴24にアンカーボルト84を差し込んだ後、固定板21を基礎81の上面に載せる。その際、固定ボルト38の頭部は欠損部27に収容されるため、固定板21の底面は無理なく基礎81に接触できるほか、欠損部27により、外部から固定ボルト38を回転させることができる。さらに、アンカーボルト84に大ワッシャ88と小ワッシャ87を差し込んだ後、ナット86を螺合させて締め付けると、固定板21が基礎81に固定される。
図3は、図2の後の過程を示しており、図の左側のように各部品を取り付けた後、図の右側のように柱71を基礎81に接近させていく。まず図の左側に示すように、アンカーボルト84に螺合させたナット86の締め付けを終えると、固定板21が基礎81に固定されるが、この状態において固定ボルト38の軸部は、固定板21の上方に突出している。また柱71の空洞部75には、直立軸11と補助軸15が収容されているが、直立軸11と補助軸15は、接続板51を介して埋設具41に取り付けられ、柱71と一体化している。そして各部品が取り付けられた柱71を吊り上げ、これを基礎81の真上に移動させる。
次に、吊り上げた柱71を徐々に下降させていくと、やがて図の右側のように、固定ボルト38の先端部が直立軸11の導入部17に入り込み、導入部17の形状によって柱71の位置誤差が解消される。そのため、固定板21の丸溝25と、柱71に取り付けた補助軸15が上下に並ぶことになる。そしてさらに柱71を下降させると、固定ボルト38の先端部が直立軸11のメネジ18に接触する。以降、固定板21の側方から欠損部27に向けてスパナなどの工具Tを差し入れ、固定ボルト38を締め付けていくと、直立軸11が固定板21に引き寄せられて密着し、柱71の据え付けが完了する。
図4は、図1の最終形態を示しており、柱脚金物を介して柱71が基礎81に据え付けられている。この図のように、柱71に取り付けられた直立軸11は固定板21に載り、この接触によって柱71に作用する下向きの荷重が基礎81に伝達される。さらに補助軸15は丸溝25に嵌まり込み、水平荷重に対抗することができるほか、双方の底面が接触するため、ここでも下向きの荷重が伝達される。なお固定ボルト38の締め付けを終え、柱71の据え付けが完了した状態においても、基礎81と柱71との隙間は確保されているが、その距離はわずかであり、柱脚金物を構成する全部品は外部から一切視認することができず、自然な雰囲気を損ねることはない。そのほか、柱71を据え付けた後も、基礎81と柱71との隙間は残るため、何らかの事情で柱71を撤去する際も、作業を円滑に進めることができる。
図5は、本発明による柱脚金物において、図1とは異なる構成例を示しており、個々の埋設具42に直立軸11が取り付けられ、図1のような接続板51は用いていない。この図での埋設具42は、先の図1と同様、側周面に凸条44が突出したラグスクリューだが、その頭部45からオネジ48が突出している点が異なる。そしてこの図では、計四個の埋設具42を用いており、柱71の内部に埋設具42を埋め込むため、同心円上に等間隔で四箇所に下穴74を配置してある。また直立軸11は、図1と全く同じ円柱状のもので、中心にメネジ18を設けてあり、その下方には円錐状の導入部17を設けてあるが、ここでは一個の埋設具42に対して一個の直立軸11を用いており、埋設具42のオネジ48を直立軸11のメネジ18に螺合させ、直立軸11を埋設具42と一体化させる。
固定板22は円盤状の金属板であり、その中心にはアンカー穴24を設けてあり、アンカー穴24にアンカーボルト84を差し込んだ後、固定板22を基礎81の上面に載せて位置調整を行い、次にアンカーボルト84に大ワッシャ88と小ワッシャ87を差し込み、最後にナット86を螺合させて締め付ける。また固定板22の外縁付近には、埋設具42と同心となる位置に貫通穴28を設けてある。そして、貫通穴28の下方から固定ボルト38を差し込み、その先端部を直立軸11のメネジ18に螺合させて締め付けると、直立軸11が固定板22に引き寄せられる。さらに固定板22の底面側には、図の左下に描くように、個々の貫通穴28を囲むように段差状の欠損部27を設けてあり、ここに固定ボルト38の頭部を収容できるほか、固定板22の側方から固定ボルト38を回転させることができる。
この図では、一個の埋設具42に対して一個の直立軸11を取り付ける構成となっている。そのため柱71に形成する下穴74には、埋設具42のほか、直立軸11も埋め込まれる。また大径の空洞部75は、固定板22やアンカーボルト84などを収容できればよいため、必要最小限の深さとしてあり、その奥面から下穴74を加工してある。そのほか、この図においても、埋設具42の埋め込み位置や直立軸11の全長などを調整し、柱71を基礎81に据え付けた際、基礎81の上面と柱71の底面との境界には、固定ボルト38の締め付けを行う工具Tを差し入れるだけの隙間を確保する。
図6は、図5の柱71を基礎81に据え付ける過程を示しており、当初は図の左側のように柱71の内部に埋設具42を埋め込み、その後、図の右側のように直立軸11を柱71に取り付ける。ここでは計四個の埋設具42を用いており、柱71には計四箇所に下穴74を形成してあり、個々の下穴74に埋設具42を埋め込むが、その際、柱71の底面から埋設具42までの距離は、厳密に管理する必要がある。また固定板22の貫通穴28には、あらかじめ下方から固定ボルト38を差し込んでおく。
次に、図の右側のように、個々の埋設具42に直立軸11を取り付ける。直立軸11の上面中心にはメネジ18を設けてあり、これを埋設具42のオネジ48に螺合させて締め付けると、直立軸11が埋設具42に取り付けられ、柱71と直立軸11が一体化する。なおこの際、直立軸11の上部は柱71の下穴74に入り込むが、直立軸11の下部は下穴74から突出し、空洞部75に入り込んでいる。また固定板22は、アンカーボルト84に螺合したナット86によって基礎81に固定されており、固定板22の上方には固定ボルト38が突出しているが、固定ボルト38の頭部は欠損部27に収容されており、外部から固定ボルト38を回転させることができる。
図7は、図6の後の過程を示しており、図の左側では固定ボルト38を締め付けて柱71を基礎81に引き寄せる状態を描いてあり、図の右側では柱71の据え付けを終えた状態を描いてある。先の図6のように、柱71に直立軸11を取り付けた後に柱71を吊り上げ、柱71を基礎81の上方に移動させた後、柱71を徐々に下降させると、やがて固定ボルト38の先端部が直立軸11の導入部17に入り込み、柱71の位置誤差が修正され、さらに固定ボルト38の先端部がメネジ18に接触する。以降、スパナなどの工具Tを用い、欠損部27に露出する固定ボルト38の頭部を回転させると、最終的には図の右側のように、柱脚金物を介して柱71が基礎81に据え付けられる。この図においても、基礎81と柱71には隙間が確保されているが、柱脚金物を構成する全部品は柱71の内部に収容され、外部から認識することはできない。
本発明は、これまでの各図に示したように、固定板21、22の底面側に欠損部27を設け、これを利用して固定ボルト38を締め付け、柱71を基礎81に据え付けることを特徴としている。そのため、埋設具41、42や直立軸11などの形状や配置や使用数などは自在であり、埋設具41、42としてラグスクリューではなく異形棒鋼を用い、これを柱71の下穴74に埋め込み、接着剤で柱71と一体化させることもできる。また埋設具41、42と直立軸11との取り付けについても、双方を長期間緩みなく一体化できるならば、その方法は自在である。
11 直立軸
15 補助軸
17 導入部
18 メネジ
21 固定板(貫通穴を二箇所に設けてあるもの)
22 固定板(貫通穴を四箇所に設けてあるもの)
24 アンカー穴
25 丸溝
27 欠損部
28 貫通穴
38 固定ボルト
41 埋設具(ラグスクリュー・メネジのあるもの)
42 埋設具(ラグスクリュー・オネジのあるもの)
44 凸条
45 頭部(埋設具の頭部)
46 メネジ
48 オネジ
51 接続板
54 中穴
55 ザグリ
56 内方ボルト
57 接続穴
58 外方ボルト
71 柱
74 下穴
75 空洞部
81 基礎
84 アンカーボルト
86 ナット
87 小ワッシャ
88 大ワッシャ
T 工具(スパナ)

Claims (2)

  1. 柱(71)の下部を基礎(81)に据え付けるための柱脚金物であって、
    前記柱(71)の内部に埋め込まれ且つ該柱(71)と一体化する埋設具(41または42)と、該埋設具(41または42)よりも下方に配置され且つ該埋設具(41または42)に取り付けられる直立軸(11)と、前記基礎(81)の上面に載る固定板(21または22)と、該直立軸(11)と該固定板(21または22)を一体化する固定ボルト(38)と、からなり、
    前記固定板(21または22)は、前記柱(71)の底面に形成した空洞部(75)に収容され、且つ該固定板(21または22)は、前記基礎(81)の上面から突出するアンカーボルト(84)を介して該基礎(81)に固定され、
    前記埋設具(41または42)は、前記空洞部(75)の奥面に埋め込み、
    前記直立軸(11)は、前記埋設具(41または42)と前記固定板(21または22)との間に挟み込まれ、該直立軸(11)の上部が該埋設具(41または42)に取り付けられ、また該直立軸(11)の内部には、前記固定ボルト(38)と螺合するためのメネジ(18)を設けてあり、
    前記固定板(21または22)には、前記固定ボルト(38)を差し込むための貫通穴(28)を設けてあり、該固定ボルト(38)は、該貫通穴(28)の下方から差し込み、
    前記固定板(21または22)の底面側には、前記固定ボルト(38)の頭部を収容するための欠損部(27)を設けてあり、該欠損部(27)の外縁は、該固定板(21または22)の側周面に到達しており、
    前記直立軸(11)が前記固定板(21または22)の上方に配置された状態において、前記欠損部(27)の側方から工具(T)を差し入れて前記固定ボルト(38)を回転させることで、前記柱(71)を前記基礎(81)に引き寄せ可能であることを特徴とする柱脚金物。
  2. 前記直立軸(11)において、その底面から前記メネジ(18)までの間には、前記固定ボルト(38)の先端部を誘導するため、円錐状の導入部(17)を設けてあることを特徴とする請求項1記載の柱脚金物。
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