JP2019002200A - 木造建築物用連結金具 - Google Patents

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【課題】木造建築物の基礎への柱の据え付けや柱と梁の結合などに使用される連結金具を提供する。【解決手段】ラグスクリュー本体2と、このラグスクリュー本体2と一体化され且つ当該ラグスクリュー本体2の一端から同心状に突出する連結用螺軸9から成る連結金具であって、ラグスクリュー本体2は、一端外周に回転操作用角軸部6が設けられると共に他端にボルト圧着固定領域5が設けられ且つこの回転操作用角軸部6とボルト圧着固定領域5との間の外周面に螺旋突条7が形成されたパイプ材4から構成され、前記連結用螺軸9は、ラグスクリュー本体2内に挿入されたボルト3の後端螺軸部8bによって構成されると共に、当該ボルト3の他端部には、ラグスクリュー本体2のボルト圧着固定領域5の内側に位置する先端螺軸部8aが設けられ、この先端螺軸部8aにボルト圧着固定領域5の内周面が圧着されて両者が一体化されている。【選択図】図1

Description

本発明は、木造建築物の基礎への柱の据え付けや柱と梁の結合などに使用される連結金具に関するものである。
基礎への柱の据え付けや柱と梁の結合に際しては、その一方の木製部材に連結用螺軸や連結用ネジ孔が必要になる。この場合、連結用螺軸又は連結用ネジ孔を形成する筒状部材の木製部材に対する引き抜き抵抗を増大させるために、木製部材に設けられた下穴に捩じ込まれる比較的大径且つ長尺のラグスクリューが使用される。具体的には、特許文献1に示されるように、ラグスクリュー本体の中心孔の開口端から挿入されたボルトの先端螺軸部を前記中心孔の奥端ネジ孔部に捩じ込んで当該ラグスクリュー本体と一体化した前記ボルトの遊端螺軸部を、ラグスクリューから突出する連結用螺軸とした連結用螺軸付きラグスクリューや、特許文献2に示されるように、内部に連結用ネジ孔を備えた連結用ネジ孔付きラグスクリューが知られている。前者の連結用螺軸付きラグスクリューでは、ラグスクリュー本体を木製部材の下孔に捩じ込んで、このラグスクリュー本体から突出するボルトの先端螺軸部(連結用螺軸)を木製部材から突出させ、このボルトの先端螺軸部(連結用螺軸)を利用して、当該木製部材と他の連結部材などとを互いに結合することになる。又、後者の連結用ネジ孔付きラグスクリューでは、木製部材の下孔に捩じ込んだ当該ラグスクリューの連結用ネジ孔に挿入螺合させることが出来るボルトを使用して、当該木製部材と他の連結部材などとを結合することになる。何れの場合も長尺のラグスクリューを使用し、このラグスクリューにネジ結合されるボルトとして、伸び性能の高い長尺のSNRボルトを使用することにより、木製部材とこれに結合される他の連結部材などとの間に両者を引き離そうとする外力が作用したとき、木製部材に対してラグスクリュー自体が引き抜き方向に移動する前に、前記ボルトの伸長変形によって引き抜き外力を吸収させるように設計されていた。
特開2013−204228号公報 特開2010−7428号公報
特許文献1に示された連結金具は、木製部材に捩じ込んだラグスクリュー本体の端部から、他の連結部材などを取り付けるための連結用螺軸が突設されたものであるから、前記連結用螺軸に螺嵌させることが出来るナットを併用して、他の連結部材などを取り付けることが出来るが、特許文献2に示される構成では、ラグスクリューそのものが木製部材に埋設されるナットに相当するものであるから、木製部材に埋設されたラグスクリューの雌ネジ孔に捩じ込まれるボルトによって、前記木製部材に他の連結部材などを取り付けるものである。従って、上記のように伸び性能の高いSNRボルトを使用して所期の効果を得るためには、木製部材に他の連結部材などを取り付けるためのボルトとして、長尺のSNRボルトを現場で使用しなければならないばかりでなく、特許文献1に示された連結金具のようにナットを使用して木製部材に他の連結部材などを取り付けることが出来ない。
又、この種のラグスクリュー利用の連結金具では、先に説明した通り、長尺のラグスクリューに対して捩じ込みより一体化されるボルトの長さも十分に長くしなければならないばかりでなく、当該ラグスクリューとボルトとの結合強度も必要十分なものでなければならないが、特許文献1に示されるように、長尺のラグスクリューを使用しても、当該ラグスクリューの一端から切削形成した中心孔の奥端部に雌ネジ加工を行うことになるので、ラグスクリューの一端から中心孔奥端のネジ孔部までの長さを十分に長くとることが出来ず、使用するボルトの長さが短くなる。結局のところ、特許文献2に示されるように、ラグスクリュー自体の長さを短くせざるを得ない。又、ラグスクリューとボルトとの結合強度を高めるために、ラグスクリューとボルトの螺合部長さを長くすると、ラグスクリューに対するボルトの螺合に手間がかかり、特に特許文献2に示される構成では、現場での木製部材と他の連結部材などとの結合作業を能率良く行うことが出来ない。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することの出来る木造建築物用連結金具を提案するものであって、本発明に係る木造建築物用連結金具は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、ラグスクリュー本体(2)と、このラグスクリュー本体(2)と一体化され且つ当該ラグスクリュー本体(2)の一端から同心状に突出する連結用螺軸(9)から成る連結金具であって、前記ラグスクリュー本体(2)は、一端外周に回転操作用角軸部(6)が設けられると共に他端にボルト圧着固定領域(5)が設けられ且つこの回転操作用角軸部(6)とボルト圧着固定領域(5)との間の外周面に螺旋突条(7)が形成されたパイプ材(4)から構成され、前記連結用螺軸(9)は、前記ラグスクリュー本体(2)内に挿入されたボルト(3)の後端螺軸部(8b)によって構成されると共に、当該ボルト(3)の他端部には、前記ラグスクリュー本体(2)のボルト圧着固定領域(5)の内側に位置する先端螺軸部(8a)が設けられ、このボルト(3)の先端螺軸部(8a)に前記ボルト圧着固定領域(5)の内周面が圧着されて両者が一体化された構成になっている。
上記本発明によって得られる連結金具は、ラグスクリュー本体と一体化され且つ当該ラグスクリュー本体の一端から同心状に突出する連結用螺軸を備えたものであるから、先の特許文献1に示される連結金具と同様に、前記連結用螺軸が柱や梁などの木製部材の取付け面から突出するように、ラグスクリュー本体を従来周知の方法で前記木製部材内に捩じ込むことにより使用することが出来るが、本発明の構成では、前記ラグスクリュー本体がパイプ材から構成されるもので、その内部には雌ネジ孔が存在しない。この雌ネジ孔に代わって、ラグスクリュー本体を構成するパイプ材の端部に螺旋突条を備えていないボルト圧着固定領域が設けられているだけであるから、長尺のパイプ材を利用するだけで必要十分な長さのラグスクリュー本体が確保出来る。一方、このラグスクリュー本体内に挿入されるボルトとしても、一端螺軸部がラグスクリュー本体から所要長さ突出し且つ先端螺軸部が前記ボルト圧着固定領域の内側に位置する長さ、即ち、ラグスクリュー本体の全長より長いボルトを使用することが出来、しかもこの両者はネジ結合ではなく、前記ボルト圧着固定領域の内周面を前記ボルトの先端螺軸部に圧着して両者を一体化している。従って、前記ボルトの先端螺軸部の雄ネジ溝内に前記ボルト圧着固定領域の内周面を十分に食い込ませるように、ラグスクリュー本体の端部のボルト圧着固定領域に対する絞り加工(スエージング加工)を行うだけで、ラグスクリュー本体とボルトを必要十分な強度を以て結合一体化する出来る。
即ち、上記本発明の構成によれば、長尺のパイプ材から成るラグスクリュー本体と、当該ラグスクリュー本体の全長より長い長尺の、両端に螺軸部を備えたボルトとを利用して、一端に連結用螺軸が突設された長尺のラグスクリュータイプの連結金具を容易且つ安価に製造することが出来る。しかも前記連結用螺軸を構成するボルトとして、ラグスクリュー本体の全長より長いSNRボルトを活用することが出来、前記ボルトの伸び性能を利用した免震効果の高いラグスクリュータイプの連結金具として活用することが出来る。又、ラグスクリュー本体とボルトとをネジ結合する場合と比較して、ネジ嵌合部の製作精度のバラツキに起因するガタやネジ嵌合深さのバラツキ、或いは振動などに起因するネジ嵌合深さの変動が生じないので、一定で安定した性能を備えたラグスクリュータイプの連結金具として活用することが出来る。
上記本発明の構成による連結金具は、上記のように一端に連結用螺軸が突設されたラグスクリュータイプの連結金具であるから、特許文献1に記載された連結金具と同様に、ラグスクリュー本体が捩じ込まれた木製部材の、前記連結用螺軸が突出する取付け面に他の連結部材などを、前記連結用螺軸とこれに螺嵌するナットを利用して取り付けることが出来るものであるが、特許文献2に記載のように、取付け用ネジ孔を備えたラグスクリュータイプの連結金具として利用するときは、前記連結用螺軸(9)の長さより長い貫通ネジ孔(12a)を備えた筒状継手部材(12)を前記連結用螺軸(9)に螺嵌結合し、この筒状継手部材(12)の前記連結用螺軸(9)より外側に位置する貫通ネジ孔(12a)を連結用ネジ孔(13)とすれば良い。この連結金具は、前記筒状継手部材の外端面が木製部材の取付け面と面一になるように、ラグスクリュー本体を木製部材に捩じ込むことになる。
尚、前記ラグスクリュー本体(2)のボルト圧着固定領域(5)は、外周面が切削されて周壁の厚さが縮小された小径筒状部(5a)としておくのが望ましい。即ち、ラグスクリュー本体を構成するパイプ材の一端側の回転操作用角軸部と他端側のボルト圧着固定領域との間の外周面に螺旋突条が形成されるものであるから、必要な外径と高さを有する前記螺旋突条を外周面に形成することの出来る周壁厚さを有するパイプ材が使用されるので、前記ボルト圧着固定領域を形成する筒状部の周壁厚さも、前記螺旋突条が外周面に形成されるパイプ材の周壁厚さと同じになる。従って、この周壁厚さの分厚いボルト圧着固定領域を絞り加工(スエージング加工)して、その内周面をボルトの先端螺軸部に確実強力に食い込ませて一体化を図ることが非常に困難になるところであるが、前記のように外周面が切削されて周壁の厚さが縮小された小径筒状部としておくことにより、ボルト圧着固定領域に対し無理なく絞り加工(スエージング加工)を実行しながら確実にボルトの先端螺軸部に圧着一体化することが出来る。
図1Aは、使用前の連結金具の一部切欠き側面図、図1Bは、同連結金具の正面図である。 図2Aは、筒状継手部材を追加した状態での使用前の連結金具の一部切欠き側面図、図2Bは、同連結金具の正面図、図2Cは、筒状継手部材の斜視図である。 図3Aは、ラグスクリュー本体加工前のパイプ材の一部切欠き縦断側面図、図3Bは、同パイプ材の正面図、図3Cは、同パイプ材の一端部に小径筒状部を形成した状態の一部切欠き縦断側面図、図3Dは、同パイプ材の小径筒状部側の背面図である。 図4Aは、同パイプ材の一端側の回転操作用角軸部を形成すると共に当該回転操作用角軸部と前記小径筒状部との間の外周面に螺旋突条を形成して成るラグスクリュー本体の一部切欠き側面図、図4Bは、同ラグスクリュー本体の正面図、図4Cは、ラグスクリュー本体に組み込むボルトの一部切欠き側面図である。 図5Aは、ラグスクリュー本体の一端小径筒状部に対するスエージング加工を説明する一部切欠き縦断側面図、図5Bは、同スエージング加工完了時の要部の拡大縦断側面図である。 図6Aは、図1Aに示す連結金具の使用例を示す縦断側面図、図6Bは、同底面図である。 図7は、図2Aに示す連結金具の使用例を示す縦断側面図である。 図8は、図2Aに示す連結金具の別の使用例を示す縦断側面図である。
図1に示す連結金具1は、ラグスクリュー本体2と、伸び性能の高いSNRボルト3(以下、ボルト3と略称する)とから構成されている。ラグスクリュー本体2は、図3A,Bに示す円筒状のパイプ材4の一端部に、図3C,Dに示すように外周面を小径筒状部5aに切削加工してボルト圧着固定領域5を形成すると共に、図4A,Bに示すように、パイプ材4の他端外周部に六角形などの回転操作用角軸部6を形成し、更に、ボルト圧着固定領域5と回転操作用角軸部6との間のパイプ材4の外周面に螺旋突条7を切削形成したものである。ボルト3は、図4Cに示すように、先端螺軸部8aと後端螺軸部8bを備え、全体の最大外径は、前記パイプ材4の中心貫通孔4a内に挿入可能で且つ当該中心貫通孔4aとの間の隙間が最小になる外径になっている。このボルト3の先端螺軸部8aは、ボルト圧着固定領域5(小径筒状部5a)の長さと略等しい長さのものであり、この先端螺軸部8aをボルト圧着固定領域5内に位置させたとき、後端螺軸部8bが回転操作用角軸部6の内側から所定長さ外側へ突出して、図1Aに示すように、この連結金具1の連結用螺軸9を構成するように、ボルト3の全長がラグスクリュー本体2の全長よりも長くなっている。
而して、図5Aに示すように、前記ボルト3をラグスクリュー本体2(パイプ材4)の中心貫通孔4a内に挿入して、その先端螺軸部8aをボルト圧着固定領域5(小径筒状部5a)の内側に配置した状態で、ラグスクリュー本体2のボルト圧着固定領域5に対しスエージング加工を行って縮径し、図5Bに示すように、当該ボルト圧着固定領域5の内周面をボルト3の先端螺軸部8aに密着圧接させて一体化する。この結果、パイプ材4のボルト圧着固定領域5における内周面は、ボルト3の先端螺軸部8aにおける雄ネジ溝内に食い込んで全く遊びの無い状態に一体化しており、ボルト3を回転させてラグスクリュー本体2に対し軸方向に螺進させることは容易に出来ない状態になっている。尚、上記のボルト圧着固定領域5に対するスエージング加工には、図5Bに示すように、ボルト圧着固定領域5の外径より小径の内径を有する縮径成形用内周面10aと、ボルト圧着固定領域5の先端を当該縮径成形用内周面10a内に導くテーパー状の開口部10bを備えた筒状のスエージング加工型10をボルト圧着固定領域5の軸心方向にスライドさせる方式の他、周方向複数のスエージング加工型をボルト圧着固定領域5の外側で当該ボルト圧着固定領域5の軸心の周りに回転させながらその回転半径を漸次縮小させる方式など、従来周知の方法が利用出来る。
図2Aに示す連結金具11は、以上のように構成された連結金具1のラグスクリュー本体2から突出している連結用螺軸9に対し、当該連結用螺軸9の長さより長い貫通ネジ孔12aを備えた筒状継手部材12を螺嵌結合させたものであって、この筒状継手部材12の前記連結用螺軸9より外側に位置する貫通ネジ孔12aが連結用ネジ孔13を構成している。又、この筒状継手部材12の外端部外周には、六角形などの回転操作用角軸部14が形成されている。
図1に示す連結金具1の使用方法の一例を図6A,Bに基づいて説明すると、連結金具1は、木製の柱体15の下端に柱体据え付け用プレート16を取り付けるために使用されており、当該柱体据え付け用プレート16は、ラグスクリュー本体2から突出する連結用螺軸9の突出長さより若干板厚の厚い長方形の矩形板から成るもので、その長辺の長さは柱体15の下端面の長辺より長く、その短辺の長さは柱体15の下端面の短辺と等しい。そしてこの柱体据え付け用プレート16の長さ方向の中央の柱体下端取付け面の四隅近傍位置には、取付け孔17が設けられると共に、当該柱体据え付け用プレート16の長さ方向の両端部には、基礎18に対する取付け孔19が所要数設けられている。又、この柱体据え付け用プレート16の柱体下端取付け面の中央位置には、地震発生時などにおいて基礎18(柱体据え付け用プレート16)と柱体15との間に作用する剪断力を受け止める剪断力受けピン20が取り付けられ、この剪断力受けピン20が、柱体15の下端面中央に設けられた下孔に嵌合するように構成されている。
一方、柱体15側には、この柱体15の下端面中央に設けられた下孔に前記剪断力受けピン20を嵌合させて、柱体据え付け用プレート16を柱体15の下端面に対し位置と姿勢を定めたとき、この柱体据え付け用プレート16の前記取付け孔17に一致する4カ所に、ラグスクリュー本体2を取り付けるための下孔がこの柱体15と平行に穿設される。当然、この下孔は、ラグスクリュー本体2の螺旋突条7の内径と略等しい内径のもので、長さは、ラグスクリュー本体2の全長より短くない長さとなるが、この下孔の開口端部には、ラグスクリュー本体2の回転操作用角軸部6を回転操作出来る内径の拡径部が形成されている。
従って、回転操作用角軸部6に外嵌する回転操作用工具を利用して、ラグスクリュー本体2の外端(回転操作用角軸部6の外端)が柱体15の下端面と面一になる深さまでラグスクリュー本体2を前記下孔内に捩じ込む。この結果、ラグスクリュー本体2から突出する連結用螺軸9が柱体15の下端面から突出する状態に各連結金具1が柱体15に埋設される。この後、柱体15の下端面から突出する4本の連結金具1の連結用螺軸9を柱体据え付け用プレート16の4つの取付け孔17に嵌入させると共に、当該柱体据え付け用プレート16に予め取り付けた剪断力受けピン20を柱体15の下端面の中央に設けられているピン孔に嵌入させる。この状態で、柱体据え付け用プレート16の4つの取付け孔17に嵌入している連結用螺軸9に、各取付け孔17の拡径部を利用してナット21を螺嵌締結することにより、柱体据え付け用プレート16を4本の連結金具1とナット21を利用して柱体15の下端面所定位置に固定することが出来る。このとき、当該柱体据え付け用プレート16の下端面には連結金具1の連結用螺軸9やこれに螺嵌するナット21は突出していない。
従って、柱体15は、その下端に取り付けられている柱体据え付け用プレート16と、当該柱体据え付け用プレート16の長さ方向両端部の取付け孔19を貫通するアンカーボルト22aとナット22bを使用して、基礎18の上に垂直に立設することが出来る。このようにして基礎18の上に立設された柱体15に地震などによって水平方向の曲げ力が作用したとき、その曲げ力の作用方向下手側に位置する柱体15の側辺には圧縮応力が作用し、曲げ力の作用方向上手側に位置する柱体15の側辺には引張応力が作用する。この柱体15に作用する引張応力は、この引張応力が作用する側辺側に位置する連結金具1のラグスクリュー本体2、即ち、螺旋突条7と回転操作用角軸部6を介して柱体15と一体化されているラグスクリュー本体2とボルト3を介して柱体据え付け用プレート16で受け止めることになる。このとき、前記引張応力が許容値以上に大きいと、ラグスクリュー本体2の螺旋突条7と噛み合っている柱体15の下孔内周面が破断して、ラグスクリュー本体2が柱体15から抜出移動する方向にラグスクリュー本体2に対して柱体15が相対移動して、柱体15が柱体据え付け用プレート16上から浮き上がることになるが、その前にボルト3が伸長変形して前記引張応力を吸収出来るように、当該ボルト3として、必要十分な伸び性能を備えたSNRボルトを使用しておくことにより、上記のような現象を未然に防止出来る。この場合、上記本発明の構成によれば、ラグスクリュー本体2の全長より長いボルト3が利用出来るので、ボルト3の伸び性能を十二分に発揮させることが出来る。
次に図2に示す連結金具11の使用方法の一例を図7に基づいて説明すると、柱体15に対して連結金具11を、先の連結金具1の取付け位置と同様の取付け位置に同様の方法で取り付けるが、この連結金具11の場合は、筒状継手部材12の遊端面、即ち、回転操作用角軸部14の外端面が柱体15の下端面と面一になる深さまで、筒状継手部材12の回転操作用角軸部14に嵌合させた工具を利用して柱体15の下孔に連結金具11が捩じ込まれる。従って、柱体15に設けられる下孔の開口端部には、回転操作用角軸部6及び筒状継手部材12の全体が嵌入出来る深さで且つ筒状継手部材12の回転操作用角軸部14に嵌合させた工具が入り込める内径の拡径部が設けられている。
柱体15に対する連結金具11の取付け位置は、この柱体15の下端と基礎18との間に介在される柱体据付け用箱型金具23の柱体支持板部23aに設けられている取付け孔25に対応して設定される。この柱体据付け用箱型金具23は従来周知のものであって、その基礎側据付け板部23bが複数本のアンカーボルト24aとナット24bとで基礎18の上に固定される。上記のように4本の連結金具11が取り付けられた柱体15は、柱体据付け用箱型金具23の柱体支持板部23a上の所定位置、即ち、柱体15の下端面と面一の状態に開口している各連結金具11の筒状継手部材12の連結用ネジ孔13と柱体支持板部23aに設けられた取付け孔25とが略同心状に上下に隣接する位置に垂直に載置される。又、柱体支持板部23a上の柱体下端載置領域の中央位置に、先の実施例の剪断力受けピン20と同一目的の剪断力受けピン26が取り付けられているときは、柱体15の下端面には前記剪断力受けピン26が嵌入するピン孔を設け、柱体15の下端面を柱体支持板部23a上に載置するときに剪断力受けピン26を柱体15側のピン孔に嵌入させることになる。
基礎18の上に据え付けられた柱体据付け用箱型金具23の柱体支持板部23a上の所定位置に柱体15の下端面を載置したならば、柱体支持板部23aと基礎側据付け板部23bとの間の空間23cを利用して、柱体支持板部23aの下側から当該柱体支持板部23aに設けられている取付け孔25を経由させて柱体15側の各連結金具11における筒状継手部材12の連結用ネジ孔13にボルト27を螺合締結することにより、柱体15を、4本の連結金具11と柱体据付け用箱型金具23を介して基礎18上に垂直に立設することが出来る。尚、柱体据付け用箱型金具23を利用して柱体15を基礎18上に立設する場合に、図1に示した連結金具1を使用した場合には、柱体支持板部23aと基礎側据付け板部23bとの間の空間23cにおいて、当該空間23c内に突出しているアンカーボルト24aとナット24bとに邪魔されずに、柱体支持板部23aの下側に突出する連結金具1の連結用螺軸9に対してナット21を螺嵌締結操作する作業を行わなければならない。しかし連結金具11を使用したときは、上記のように柱体支持板部23aに設けられた取付け孔に前記空間23c内からボルト27を挿入し、当該ボルト27の頭部に対して捩じ込み操作を行えば良いので、前記空間23cの高さを高くしなくとも、ボルト27の頭部に対する捩じ込み操作は容易に行える。
図8は、図2に示す連結金具11を柱体15の側面に対する木製の梁材28の取り付けに利用した例を示している。この例では、矩形断面の梁材28の柱体15に対する取付け端面の四隅切欠部から当該梁材28と平行に連結金具11が捩じ込まれている。そして梁材28の前記四隅切欠部には、従来周知の箱型中継金具29が、梁材28の側面と前記取付け端面とに面一になるように嵌合され、この箱型中継金具29の内側垂直壁部29aと各連結金具11とが、当該連結金具11における筒状継手部材12の連結用ネジ孔13と、前記箱型中継金具29の内側垂直壁部29aに設けられた取付け孔を貫通して前記連結用ネジ孔13に螺合締結されるボルト30とによって結合されている。柱体15の梁材取付け箇所には、梁材28の端部に埋設された4つの箱型中継金具29と対応する位置にそれぞれラグスクリューボルト31が水平に埋設されている。このラグスクリューボルト31は、柱体15の梁材取付け側面と面一の端面から雌ネジ孔が同心状に設けられており、各箱型中継金具29の梁材端面と面一の外側垂直壁部29bに設けられている貫通取付け孔に対し箱型中継金具29の内側から挿通させたボルト32をラグスクリューボルト31側の前記雌ネジ孔に螺合締結することにより、梁材28を柱体15の側面に直角水平向きに結合している。
尚、図8では、柱体15の左右両側面の同一高さにそれぞれ梁材8が、共通のラグスクリューボルト31を介して取り付けられている構造を示しているが、片側にのみ梁材28を取り付けることも出来る。この場合、ラグスクリューボルト31は、柱体15の巾より短いものであっても良い。上記の柱体15の側面に対する梁材28の取り付けに際しても、端面に連結用ネジ孔13が開口しているだけの連結金具11を使用することにより、箱型中継金具29の内側垂直壁部29aと連結金具11との結合を、箱型中継金具29の内側垂直壁部29aと外側垂直壁部29bとの間の空間29c内でボルト32のみを使用して容易に行うことが出来る。勿論、本発明に係る連結金具1,11の使用方法は、上記図示のものに限定されるものではない。
本発明に係る木造建築物用連結金具は、木造建築物の基礎への柱の据え付けや柱と梁の結合などに活用出来る。
1,11 連結金具
2 ラグスクリュー本体
3 SNRボルト
4 円筒状のパイプ材
4a 中心貫通孔
5 ボルト圧着固定領域
5a 小径筒状部
6 回転操作用角軸部
7 螺旋突条
8a,8b 螺軸部
9 連結用螺軸
10 筒状のスエージング加工型
12 筒状継手部材
12a 貫通ネジ孔
13 連結用ネジ孔
14 回転操作用角軸部
15 木製の柱体
16 柱体据え付け用プレート
18 基礎
20,26 剪断力受けピン
21,22b,24b ナット
22a,24a アンカーボルト
23 柱体据付け用箱型金具
23a 柱体支持板部
23b 基礎側据付け板部
23c,29c 空間
27,30,32 ボルト
28 木製の梁材
29 箱型中継金具
29a 内側垂直壁部
29b 外側垂直壁部
31 ラグスクリューボルト

Claims (3)

  1. ラグスクリュー本体と、このラグスクリュー本体と一体化され且つ当該ラグスクリュー本体の一端から同心状に突出する連結用螺軸から成る連結金具であって、前記ラグスクリュー本体は、一端外周に回転操作用角軸部が設けられると共に他端にボルト圧着固定領域が設けられ且つこの回転操作用角軸部とボルト圧着固定領域との間の外周面に螺旋突条が形成されたパイプ材から構成され、前記連結用螺軸は、前記ラグスクリュー本体内に挿入されたボルトの後端螺軸部によって構成されると共に、当該ボルトの他端部には、前記ラグスクリュー本体のボルト圧着固定領域の内側に位置する先端螺軸部が設けられ、このボルトの先端螺軸部に前記ボルト圧着固定領域の内周面が圧着されて両者が一体化されている、木造建築物用連結金具。
  2. 前記連結用螺軸には、当該連結用螺軸の長さより長い貫通ネジ孔を備えた筒状継手部材が螺嵌結合され、この筒状継手部材の前記連結用螺軸より外側に位置する貫通ネジ孔が連結用ネジ孔となっている、請求項1に記載の木造建築物用連結金具。
  3. 前記ラグスクリュー本体のボルト圧着固定領域は、外周面が切削されて周壁の厚さが縮小された小径筒状部になっている、請求項1又は2に記載の木造建築物用連結金具。
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