JP2021153413A - 移植機 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ動力で苗の掻取量及び植付深さを調整する機構をコンパクトに構成できる移植機を提供する。【解決手段】掻取量調整用モータの駆動に応じて掻取量調整軸8を回動させる掻取量調整用ギヤ部材22及び掻取量調整用リンク部材23と、植付深さ調整用モータの駆動に応じて植付深さ調整軸を回動させる植付深さ調整用ギヤ部材32及び植付深さ調整用リンク部材33と、を備え、掻取量調整用モータ及び掻取量調整用ギヤ部材22は、ベース40の一側面に配置され、植付深さ調整用モータ及び植付深さ調整用ギヤ部材32は、ベース40の他側面に配置され、掻取量調整用リンク部材23は、掻取量調整用モータの左右幅内に配置され、植付深さ調整用リンク部材33は、植付深さ調整用モータの左右幅内に配置される。【選択図】図8

Description

本発明は、乗用田植機などの移植機に関する。
左右方向に沿って回動可能に配置され、その回動操作に応じて苗の掻取量を変更する掻取量調整軸と、左右方向に沿って回動可能に配置され、その回動操作に応じて苗の植付深さを変更する植付深さ調整軸と、を備える移植機が知られているが、掻取量調整軸及び植付深さ調整軸は、それぞれレバーの手動操作に基づいて回動操作されていたので、調整作業に手間がかかり、改善の余地があった。
そこで、特許文献1では、掻取量調整軸及び植付深さ調整軸をそれぞれアクチュエータで回動操作可能な乗用田植機が提案されている。このような乗用田植機によれば、苗の掻取量調整や植付深さ調整の作業性を改善することができる。
特開2017−55704号公報
しかしながら、特許文献1に示される掻取量調整機構及び植付深さ調整機構は、それぞれ、アクチュエータであるモータに加え、該モータの駆動で回動するギヤ部材、ギヤ部材と調整軸を連結するリンク部材などを備えるため、大型になるだけでなく、スペースを確保できない移植機には取付けが困難になる虞があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、苗が載置される苗載台と、前記苗載台から苗を掻き取って圃場に植え付ける植付機構と、左右方向に沿って回動可能に配置され、その回動操作に応じて苗の掻取量を変更する掻取量調整軸と、左右方向に沿って回動可能に配置され、その回動操作に応じて苗の植付深さを変更する植付深さ調整軸と、を備える移植機であって、掻取量調整用モータと、前記掻取量調整用モータの駆動に応じて回動する掻取量調整用ギヤ部材と、前記掻取量調整用ギヤ部材の回動に応じて前記掻取量調整軸を回動させる掻取量調整用リンク部材と、植付深さ調整用モータと、前記植付深さ調整用モータの駆動に応じて回動する植付深さ調整用ギヤ部材と、前記植付深さ調整用ギヤ部材の回動に応じて前記植付深さ調整軸を回動させる植付深さ調整用リンク部材と、前記掻取量調整用モータ、前記掻取量調整用ギヤ部材、前記植付深さ調整用モータ及び前記植付深さ調整用ギヤ部材を支持するベースと、をさらに備え、前記掻取量調整用モータ及び前記掻取量調整用ギヤ部材は、前記ベースの左右いずれか一方の側面に配置され、前記植付深さ調整用モータ及び前記植付深さ調整用ギヤ部材は、前記ベースの左右いずれか他方の側面に配置され、前記掻取量調整用リンク部材は、前記掻取量調整用モータの左右幅内に配置され、前記植付深さ調整用リンク部材は、前記植付深さ調整用モータの左右幅内に配置されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の移植機であって、前記掻取量調整用ギヤ部材の回動位置を検出する掻取量調整用ポテンショメータと、前記植付深さ調整用ギヤ部材の回動位置を検出する植付深さ調整用ポテンショメータと、をさらに備え、前記掻取量調整用ポテンショメータは、前記掻取量調整用モータの左右幅内に配置され、前記植付深さ調整用ポテンショメータは、前記植付深さ調整用モータの左右幅内に配置されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の移植機であって、前記掻取量調整用モータに接続される掻取量調整用配線と、前記植付深さ調整用モータに接続される植付深さ調整用配線と、をさらに備え、前記掻取量調整用配線及び前記植付深さ調整用配線の少なくとも一部は、前記ベースの左右幅内に配置されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、掻取量調整用モータ及び掻取量調整用ギヤ部材は、ベースの左右いずれか一方の側面に配置され、植付深さ調整用モータ及び植付深さ調整用ギヤ部材は、ベースの左右いずれか他方の側面に配置され、掻取量調整用リンク部材は、掻取量調整用モータの左右幅内に配置され、植付深さ調整用リンク部材は、植付深さ調整用モータの左右幅内に配置されるので、モータの動力で苗の掻取量及び植付深さを調整する機構をコンパクトに構成できる。
請求項2の発明によれば、掻取量調整用ポテンショメータは、掻取量調整用モータの左右幅内に配置され、植付深さ調整用ポテンショメータは、植付深さ調整用モータの左右幅内に配置されるので、モータの動力で苗の掻取量及び植付深さを調整する機構をさらにコンパクトに構成できる。
請求項3の発明によれば、掻取量調整用配線及び植付深さ調整用配線の少なくとも一部は、ベースの左右幅内に配置されるので、モータの動力で苗の掻取量及び植付深さを調整する機構をさらにコンパクトに構成できる。
本発明の一実施形態に係る乗用田植機の全体斜視図である。 植付作業機の全体斜視図である。 植付作業機の要部正面斜視図である。 カバーを外し、掻取量調整機構及び植付深さ調整機構を露出させた状態を示す植付作業機の要部正面斜視図である。 掻取量調整機構及び植付深さ調整機構を外し、ベースを露出させた状態を示す植付作業機の要部正面斜視図である。 掻取量調整機構及び植付深さ調整機構を示す植付作業機の要部背面斜視図である。 掻取量調整機構及び植付深さ調整機構を示す植付作業機の要部正面図である。 掻取量調整機構及び植付深さ調整機構を示す植付作業機の要部背面図である。 掻取量調整機構及び植付深さ調整機構を示す植付作業機の要部平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1は乗用田植機(移植機)であって、該乗用田植機1は、走行機体2と、該走行機体2の後部に昇降リンク機構3(図2参照)を介して連結される植付作業機4と、を備える。
走行機体2は、植付動力を出力する植付PTO軸(図示せず)を備えており、ここから出力される動力が、ユニバーサルジョイントが介在する屈曲自在な伝動軸4aを介して植付作業機4に伝動される。
図2〜図9に示すように、植付作業機4は、左右方向に沿う横フレーム5、マット苗が載置される苗載台6、横フレーム5から後方に延在する複数の植付ケース(図示せず)、各植付ケースの後端部に設けられる植付機構(図示せず)、苗載台6の下端部に配置されるエプロン7、左右方向に沿って回動可能に配置される掻取量調整軸8及び植付深さ調整軸9、植付作業機4の底部に上下揺動可能に配置されるフロート10、掻取量調整軸8をモータ動力で回動操作する掻取量調整機構11、植付深さ調整軸9をモータ動力で回動操作する植付深さ調整機構12などを備えて構成されている。なお、図面において、符号13で示す部材は、植付機構の前方で田面を整地する整地装置、符号14で示す部材は、掻取量調整機構11及び植付深さ調整機構12を覆う着脱可能なカバーである。
横フレーム5は、植付作業機4に左右方向に沿って配置される四角筒状のフレーム部材であり、左右中心位置から前方に突出するローリング軸15を介して、昇降リンク機構3の後端部に左右ローリング自在に連結支持される。
苗載台6は、前高後低状に傾斜した苗載面を有しており、プランタケースの上方に左右スライド自在に配置され、図示しない横送り機構によって左右往復方向に横送りされる。
植付機構は、エプロン7に形成される掻取口7aを介して、苗載台6上のマット苗を掻取って圃場に植付ける。
エプロン7は、上下位置が変更可能であり、この上下位置変更に基づいて植付機構による苗の掻取量が調節される。具体的には、エプロン7の位置を下側に変更すると、植付機構による苗の掻取量が増加する一方、エプロン7の位置を上側に変更すると、植付機構による苗の掻取量が減少する。エプロン7は、図示しない連動連結機構を介して掻取量調整軸8に連動連結されており、掻取量調整軸8の回動操作に応じて上下位置が変更される。
フロート10には、左右方向中央部に配置されるセンターフロート(図示せず)と、センターフロートの左右両側方に配置される左右のサイドフロート10と、が含まれている。センターフロート及びサイドフロート10は、揺動支軸(図示せず)を支点として上下揺動しながら田面を滑走することにより植付位置の整地を行う。また、センターフロートは、田面に対する植付作業機4の高さを感知する感知フロートとしても機能する。つまり、センターフロートは、図示しない連結機構を介して走行機体2側の油圧昇降機構(図示せず)に連結されており、油圧昇降機構がセンターフロートの上下動に応じて植付作業機4を自動的に昇降することにより、田面に対する植付作業機4の高さが略一定に保たれる。
図6に示すように、植付深さ調整軸9は、後下方に延出する複数のフロート支持アーム9aを備えており、各フロート支持アーム9aは、揺動支軸を介してセンターフロート及びサイドフロート10を上下揺動可能に支持している。植付深さ調整軸9を回動操作すると、フロート支持アーム9aが上下に回動し、センターフロート及びサイドフロート10の揺動支軸位置が上下方向に変更される。これにより、田面に対する植付作業機4の高さが変更され、植付機構による苗の植付深さが調整される。
掻取量調整機構11は、掻取量調整用モータ21と、掻取量調整用モータ21の駆動に応じて回動する掻取量調整用ギヤ部材22と、掻取量調整用ギヤ部材22の回動に応じて掻取量調整軸8を回動させる掻取量調整用リンク部材23と、掻取量調整用ギヤ部材22の回動位置を検出する掻取量調整用ポテンショメータ24と、を備える。掻取量調整用モータ21を駆動させると、掻取量調整用ギヤ部材22及び掻取量調整用リンク部材23を介して掻取量調整軸8が回動操作され、植付機構の苗掻取量が変更される。
掻取量調整用モータ21及び掻取量調整用ポテンショメータ24は、走行機体2側に設けられる制御装置(図示せず)に電気的に接続されている。制御装置は、走行機体2の運転席近傍に配置される掻取量調整用操作具(図示せず)から操作信号を入力し、該操作信号に応じて掻取量調整用モータ21を駆動させる。例えば、制御装置は、掻取量上限セット時及び掻取量下限セット時における掻取量調整用ポテンショメータ24の検出値を予め記憶するとともに、記憶した検出値範囲を(N−1)等分(例えば、9等分)することにより、N段階(例えば、10段階)の掻取量調整を実現する。
植付深さ調整機構12は、植付深さ調整用モータ31と、植付深さ調整用モータ31の駆動に応じて回動する植付深さ調整用ギヤ部材32と、植付深さ調整用ギヤ部材32の回動に応じて植付深さ調整軸9を回動させる植付深さ調整用リンク部材33と、植付深さ調整用ギヤ部材32の回動位置を検出する植付深さ調整用ポテンショメータ34と、を備える。植付深さ調整用モータ31を駆動させると、植付深さ調整用ギヤ部材32及び植付深さ調整用リンク部材33を介して植付深さ調整軸9が回動操作され、植付機構の植付深さが変更される。
植付深さ調整用モータ31及び植付深さ調整用ポテンショメータ34は、上述の制御装置に電気的に接続されている。制御装置は、走行機体2の運転席近傍に配置される植付深さ調整用操作具(図示せず)から操作信号を入力し、該操作信号に応じて植付深さ調整用モータ31を駆動させる。例えば、制御装置は、植付深さ上限セット時及び植付深さ下限セット時における植付深さ調整用ポテンショメータ34の検出値を予め記憶するとともに、記憶した検出値範囲を(M−1)等分(例えば、4等分)することにより、M段階(例えば、5段階)の植付深さ調整を実現する。
本実施形態の掻取量調整用モータ21及び植付深さ調整用モータ31は、モータ及び減速機構を内装しており、減速されたモータ動力を出力ギヤ(図示せず)から出力する。
本実施形態の掻取量調整用ギヤ部材22及び植付深さ調整用ギヤ部材32は、左右方向に沿うギヤ軸22a、32aを支点として上下方向に回動するセクタギヤであり、掻取量調整用ギヤ部材22は、掻取量調整用モータ21の出力ギヤに噛み合い、植付深さ調整用ギヤ部材32は、植付深さ調整用モータ31の出力ギヤに噛み合っている。
本実施形態の掻取量調整用リンク部材23及び植付深さ調整用リンク部材33は、側面視でへ字状のジョイントプレートである。掻取量調整用リンク部材23の前端部は、掻取量調整用ギヤ部材22に突設される係合ピン22bに長孔(図示せず)を介して連結され、掻取量調整用リンク部材23の後端部は、掻取量調整軸8側に設けられる連結部8bに連結されている。また、植付深さ調整用リンク部材33の前端部は、植付深さ調整用ギヤ部材32に突設される係合ピン32bに長孔(図示せず)を介して連結され、植付深さ調整用リンク部材33の後端部は、植付深さ調整軸9側に設けられる連結部9bに連結されている。
本実施形態の掻取量調整用ポテンショメータ24及び植付深さ調整用ポテンショメータ34は、検出軸(図示せず)に連結された検出アーム24a、34aを備える。掻取量調整用ポテンショメータ24の検出アーム24aは、掻取量調整用ギヤ部材22の係合ピン22bに係合することで、掻取量調整用ギヤ部材22の回動位置情報を掻取量調整用ポテンショメータ24に入力する。また、植付深さ調整用ポテンショメータ34の検出アーム34aは、植付深さ調整用ギヤ部材32の係合ピン32bに係合することで、植付深さ調整用ギヤ部材32の回動位置情報を植付深さ調整用ポテンショメータ34に入力する。
つぎに、掻取量調整機構11及び植付深さ調整機構12の配置構成について、図2〜図9を参照して説明する。
掻取量調整機構11及び植付深さ調整機構12は、ベース40で支持されている。ベース40は、横フレーム5に固定される固定部41と、固定部41から前上方に延出する左右一対のモータブラケット42、43と、左右のモータブラケット42、43を連結する連結板44と、各モータブラケット42、43の上端部に設けられるポテンショブラケット45、46と、を備える。左右のモータブラケット42、43は、上下方向及び前後方向に沿う板部材であって、左右方向に所定の間隔を存して並列状に配置されている。
掻取量調整用モータ21及び掻取量調整用ギヤ部材22は、ベース40の左右いずれか一方の側面に配置され、植付深さ調整用モータ31及び植付深さ調整用ギヤ部材32は、ベース40の左右いずれか他方の側面に配置されている。
例えば、本実施形態では、右側モータブラケット43の右側面上端側に掻取量調整用モータ21を取り付け、右側モータブラケット43の右側面下端側にギヤ軸22aを介して掻取量調整用ギヤ部材22を取り付け、左側モータブラケット42の左側面上端側に植付深さ調整用モータ31を取り付け、左側モータブラケット42の左側面下端側にギヤ軸32aを介して植付深さ調整用ギヤ部材32を取り付けている。
そして、掻取量調整用ギヤ部材22に係合ピン22bを介して掻取量調整用リンク部材23が連結され、植付深さ調整用ギヤ部材32に係合ピン32bを介して植付深さ調整用リンク部材33が連結される。このとき、掻取量調整用リンク部材23は、掻取量調整用モータ21の左右幅内に配置され、植付深さ調整用リンク部材33は、植付深さ調整用モータ31の左右幅内に配置される。このような配置構成によれば、掻取量調整機構11及び植付深さ調整機構12を1つのベース40で支持できるだけでなく、リンク部材23、33の左右方向への突出を抑えて掻取量調整機構11及び植付深さ調整機構12をコンパクトに構成できる。
また、掻取量調整用ポテンショメータ24は、右側モータブラケット43の右側面上端側にポテンショブラケット46を介して取り付けられ、植付深さ調整用ポテンショメータ34は、左側モータブラケット42の左側面上端側にポテンショブラケット45を介して取り付けられている。
このとき、掻取量調整用ポテンショメータ24は、掻取量調整用モータ21の左右幅内に配置され、植付深さ調整用ポテンショメータ34は、植付深さ調整用モータ31の左右幅内に配置される。このような配置構成によれば、ポテンショメータ24、34の左右方向への突出を抑えて掻取量調整機構11及び植付深さ調整機構12さらにコンパクトに構成できる。
また、掻取量調整機構11には、掻取量調整用モータ21に接続される掻取量調整用モータ配線25(掻取量調整用配線)と、掻取量調整用ポテンショメータ24に接続される掻取量調整用ポテンショ配線26と、が含まれ、植付深さ調整機構12には、植付深さ調整用モータ31に接続される植付深さ調整用モータ配線35(植付深さ調整用配線)と、植付深さ調整用ポテンショメータ34に接続される植付深さ調整用ポテンショ配線36と、が含まれる。
これらの配線25、26、35、36の他端側は、横フレーム5及びローリング軸15に沿って走行機体2側まで配策され、前述した制御装置に接続される。このとき、配線25、26、35、36の少なくとも一部は、ベース40の左右幅内に配置される。例えば、配線25、26、35、36は、左右のモータブラケット42、43間に形成される空間Sを通って横フレーム5側に引き出される。このような配置構成によれば、配線25、26、35、36の左右方向への突出を抑えて掻取量調整機構11及び植付深さ調整機構12さらにコンパクトに構成できるだけでなく、ベース40を利用して配線25、26、35、36を保護することができる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、苗が載置される苗載台6と、苗載台6から苗を掻き取って圃場に植え付ける植付機構と、左右方向に沿って回動可能に配置され、その回動操作に応じて苗の掻取量を変更する掻取量調整軸8と、左右方向に沿って回動可能に配置され、その回動操作に応じて苗の植付深さを変更する植付深さ調整軸9と、を備える乗用田植機1であって、掻取量調整用モータ21と、掻取量調整用モータ21の駆動に応じて回動する掻取量調整用ギヤ部材22と、掻取量調整用ギヤ部材22の回動に応じて掻取量調整軸8を回動させる掻取量調整用リンク部材23と、植付深さ調整用モータ31と、植付深さ調整用モータ31の駆動に応じて回動する植付深さ調整用ギヤ部材32と、植付深さ調整用ギヤ部材32の回動に応じて植付深さ調整軸9を回動させる植付深さ調整用リンク部材33と、掻取量調整用モータ21、掻取量調整用ギヤ部材22、植付深さ調整用モータ31及び植付深さ調整用ギヤ部材32を支持するベース40と、をさらに備え、掻取量調整用モータ21及び掻取量調整用ギヤ部材22は、ベース40の左右いずれか一方の側面に配置され、植付深さ調整用モータ31及び植付深さ調整用ギヤ部材32は、ベース40の左右いずれか他方の側面に配置され、掻取量調整用リンク部材23は、掻取量調整用モータ21の左右幅内に配置され、植付深さ調整用リンク部材33は、植付深さ調整用モータ31の左右幅内に配置されるので、モータ動力で苗の掻取量及び植付深さを調整する機構をコンパクトに構成できる。
また、掻取量調整用ギヤ部材22の回動位置を検出する掻取量調整用ポテンショメータ24と、植付深さ調整用ギヤ部材32の回動位置を検出する植付深さ調整用ポテンショメータ34と、をさらに備え、掻取量調整用ポテンショメータ24は、掻取量調整用モータ21の左右幅内に配置され、植付深さ調整用ポテンショメータ34は、植付深さ調整用モータ31の左右幅内に配置されるので、モータ動力で苗の掻取量及び植付深さを調整する機構をさらにコンパクトに構成できる。
また、掻取量調整用モータ21に接続される掻取量調整用モータ配線25と、植付深さ調整用モータ31に接続される植付深さ調整用モータ配線35と、をさらに備え、掻取量調整用モータ配線25及び植付深さ調整用モータ配線35の少なくとも一部は、ベース40の左右幅内に配置されるので、モータ動力で苗の掻取量及び植付深さを調整する機構をさらにコンパクトに構成できる。
1 乗用田植機
2 走行機体
4 植付作業機
6 苗載台
8 掻取量調整軸
9 植付深さ調整軸
11 掻取量調整機構
12 植付深さ調整機構
21 掻取量調整用モータ
22 掻取量調整用ギヤ部材
23 掻取量調整用リンク部材
24 掻取量調整用ポテンショメータ
25 掻取量調整用モータ配線
26 掻取量調整用ポテンショ配線
31 植付深さ調整用モータ
32 植付深さ調整用ギヤ部材
33 植付深さ調整用リンク部材
34 植付深さ調整用ポテンショメータ
35 植付深さ調整用モータ配線
36 植付深さ調整用ポテンショ配線
40 ベース

Claims (3)

  1. 苗が載置される苗載台と、
    前記苗載台から苗を掻き取って圃場に植え付ける植付機構と、
    左右方向に沿って回動可能に配置され、その回動操作に応じて苗の掻取量を変更する掻取量調整軸と、
    左右方向に沿って回動可能に配置され、その回動操作に応じて苗の植付深さを変更する植付深さ調整軸と、を備える移植機であって、
    掻取量調整用モータと、
    前記掻取量調整用モータの駆動に応じて回動する掻取量調整用ギヤ部材と、
    前記掻取量調整用ギヤ部材の回動に応じて前記掻取量調整軸を回動させる掻取量調整用リンク部材と、
    植付深さ調整用モータと、
    前記植付深さ調整用モータの駆動に応じて回動する植付深さ調整用ギヤ部材と、
    前記植付深さ調整用ギヤ部材の回動に応じて前記植付深さ調整軸を回動させる植付深さ調整用リンク部材と、
    前記掻取量調整用モータ、前記掻取量調整用ギヤ部材、前記植付深さ調整用モータ及び前記植付深さ調整用ギヤ部材を支持するベースと、をさらに備え、
    前記掻取量調整用モータ及び前記掻取量調整用ギヤ部材は、前記ベースの左右いずれか一方の側面に配置され、
    前記植付深さ調整用モータ及び前記植付深さ調整用ギヤ部材は、前記ベースの左右いずれか他方の側面に配置され、
    前記掻取量調整用リンク部材は、前記掻取量調整用モータの左右幅内に配置され、
    前記植付深さ調整用リンク部材は、前記植付深さ調整用モータの左右幅内に配置されることを特徴とする移植機。
  2. 前記掻取量調整用ギヤ部材の回動位置を検出する掻取量調整用ポテンショメータと、
    前記植付深さ調整用ギヤ部材の回動位置を検出する植付深さ調整用ポテンショメータと、をさらに備え、
    前記掻取量調整用ポテンショメータは、前記掻取量調整用モータの左右幅内に配置され、
    前記植付深さ調整用ポテンショメータは、前記植付深さ調整用モータの左右幅内に配置されることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
  3. 前記掻取量調整用モータに接続される掻取量調整用配線と、
    前記植付深さ調整用モータに接続される植付深さ調整用配線と、をさらに備え、
    前記掻取量調整用配線及び前記植付深さ調整用配線の少なくとも一部は、前記ベースの左右幅内に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の移植機。
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