JP2021152745A - 媒体取扱装置 - Google Patents

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裕之 酒井
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Abstract

【課題】 特定の取引に関する利用者の撮影画像の証拠としての質を確保しつつ、記憶部の容量の圧迫にも対処できる媒体取扱装置を提供する。【解決手段】 本発明の媒体取扱装置は、媒体の投入および排出を行う入出部と、前記入出部の周辺を撮影するカメラ部と、前記カメラ部によって撮影した画像を記憶する記憶部と、前記入出部に排出された前記媒体が一定時間内に受け取られない場合に、前記媒体を受け取り可能な時間帯に前記カメラ部によって撮影された画像を前記記憶部に記憶するように制御する制御部とを有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、媒体取扱装置に関し、例えば、銀行や郵便局などの金融機関やコンビニエンスストアなどに設置され、不特定多数の利用者が操作する自動取引装置に適用し得る。
ATM(Automated Teller Machine)等の自動取引装置は、ATMを操作する利用者の顔面を撮影する顔カメラの他に、利用者が紙幣を投入したり、取り出したりする接客口(紙幣入出金口)、及びその周辺を撮影する手元カメラを設けている(例えば特許文献1を参照)。
この手元カメラは、紙幣入出金口から排出される紙幣を撮影可能な位置に設けられている。また、手元カメラは、万が一紙幣を第三者に盗まれたとき等に、証拠画像を残すことを目的にしている。また、以下のようなケースでも撮影画像が証拠画像として活用される。
例えば、入金取引の際に、利用者が入金しようした紙幣にリジェクト紙幣(RJ紙幣)が存在する場合、ATMに投入したRJ紙幣を紙幣入出金口に搬送し、利用者に全てのRJ紙幣の受け取りを促すが、RJ紙幣を受け取らなかったり、RJ紙幣の一部のみ受け取ったりすると、RJ紙幣が残ったままになる。この場合、ATMは、一定時間経過後(受け取りタイムアウト後)、残置したRJ紙幣を内部に取り込み、後日、利用者に返却することになる。
この場合、証拠画像があれば、ユーザの操作状況が判明するため、実際にはRJ紙幣の一部を抜き取ったにも関わらず、RJ紙幣を全て残置したままと主張する悪意のあるユーザのクレーム等に対処することができる。
特開2003−331339号公報
しかしながら、上述のケース(RJ紙幣の残置)等において、撮影画像をATMに記憶する場合、記憶部の容量を圧迫する問題がある。例えば、特許文献1では、出金時の映像(動画)をATMの画面に表示し、表示した内容を記憶することが開示されているが、容量の大きい動画を取引毎に記憶部に記憶することは現実的ではない。
一方、例えば、RJ紙幣を受け取る、受け取りタイムアウトの発生前数秒程度の画像しか記憶しないとすれば、RJ紙幣を抜き取る瞬間等の画像を証拠画像として残すことができない問題が生じる。
そのため、特定の取引に関する利用者の撮影画像の証拠としての質を確保しつつ、記憶部の容量の圧迫にも対処できる媒体取扱装置が望まれている。
本発明の媒体取扱装置は、(1)媒体の投入および排出を行う入出部と、(2)前記入出部の周辺を撮影するカメラ部と、(3)前記カメラ部によって撮影した画像を記憶する記憶部と、(4)前記入出部に排出された前記媒体が一定時間内に受け取られない場合に、前記媒体を受け取り可能な時間帯に前記カメラ部によって撮影された画像を前記記憶部に記憶するように制御する制御部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、特定の取引に関する利用者の撮影画像の証拠としての質を確保しつつ、記憶部の容量の圧迫にも対処できる。
第1の実施形態に係る自動取引装置の内部構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る取引システムの全体構成を示す全体構成図である。 第1の実施形態に係る自動取引装置の外観構成を示す外観斜視図である。 第1の実施形態に係る紙幣入出金部の内部構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る自動取引装置における入金取引の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るRJ紙幣受け取り誘導画面の一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係るRJ紙幣に関する保守画面の一例を示す説明図である。 第2の実施形態に係る自動取引装置における出金取引の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る出金紙幣受け取り誘導画面の一例を示す説明図である。 変形実施形態に係るRJ紙幣受け取り誘導画面の一例を示す説明図である。 変形実施形態に係るRJ紙幣に関する保守画面の一例を示す説明図である。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明の媒体取扱装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。第1の実施形態では、本発明の媒体取扱装置を自動取引装置に適用した例について説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
(A−1−1)全体構成
図2は、第1の実施形態に係る取引システムの全体構成を示す全体構成図である。図2において、取引システム5は、ネットワークNに接続可能な、自動取引装置1、及びホストコンピュータ2を有して構成される。
ネットワークNは、取引に関するデータを通信することができる通信網であり、例えば、専用網を適用することができる。また、ネットワークNは、取引に関するデータを通信することができるのであれば公衆網としても良い。
自動取引装置1は、例えば、金融機関、駅、コンビニエンスストア、ホテル等に設けられている現金自動預け払い装置(ATM)である。自動取引装置1は、ネットワークNを介して、ホストコンピュータ2と通信可能であり、例えば、振り込み取引、預け入れ取引(入金取引)、引き出し取引(出金取引)等の各種金融取引を行うものである。なお、図2では、説明を容易にするために、1台の自動取引装置1のみ図示している。しかし、実際には、複数台の自動取引装置1のそれぞれが、ネットワークNを介して、ホストコンピュータ2と接続する。
ホストコンピュータ2は、金融機関のホストコンピュータであり、自動取引装置1から取引に関する情報を取得すると、取得した取引に関する情報に基づいて、利用者が行なった取引の内容を管理するものである。
(A−1−2)自動取引装置1の詳細な構成
図3は、第1の実施形態に係る自動取引装置の外観構成を示す外観斜視図である。
図3において、第1の実施形態の自動取引装置1は、操作表示部12、カード入出口13、紙幣入出口14、通帳入出口15、レシート排出口16、顔カメラ17、及び手元カメラ18を有する。
操作表示部12は、例えば、取引種類の選択メニュー画面、各取引の操作画面、取引内容の確認画面等を表示したり、利用者が入力した入力情報を取り込んだりするものである。操作表示部12は、例えば、タッチパネル方式の操作表示部を適用することができる。なお、操作表示部12は、操作部と表示部とが一体となったタッチパネル方式のものに限らず、操作部と表示部とがそれぞれ物理的に別の構成のものであっても良い。
また、操作表示部12は、当該自動取引装置1に対する保守作業等を行う作業者向けのユーザインタフェース(保守用操作部)でもある。なお、保守用操作部は、操作表示部12とは別の場所に配置しても良く、例えば、自動取引装置1の背面側(操作表示部12が配置されている位置を前面とした場合の背面側)に配置するようにしても良い。
カード入出口13は、利用者がキャッシュカードを挿入したり又はキャッシュカードを取り出したりするものである。
紙幣入出口14は、利用者が紙幣を挿入したり又は紙幣を取り出したりするものである。紙幣入出口14は、例えば、開閉可能な開閉体(以下、シャッタ)を有するバケットタイプのものを用いても良いし、若しくは、シャッタを有しないバケットタイプのものを用いることができる。
シャッタの下部には、シャッタ開センサとシャッタ閉センサを有し、シャッタ開センサはシャッタが開いたことを検知し、シャッタ閉センサはシャッタが閉まったことを検知する。
さらに、紙幣入出口14は、内部に複数の紙幣検知センサを有し、例えば、紙幣検知センサがON状態を検知した場合は紙幣有りと判断し、紙幣検知センサがOFF状態を検知した場合は、紙幣無しと判断する。
利用者が紙幣を投入するときには、例えば、シャッタを有するバケットタイプの場合、シャッタがバケットの開口部を開けた後、利用者はバケットの開口部に紙幣を投入し、その後自動取引装置1は、シャッタが閉じて投入された紙幣を取り込む。また自動取引装置1が紙幣を返却するときには、自動取引装置1はバケットに紙幣を繰り出し、その後、シャッタが開放する。
なお、紙幣入出口14は、紙幣を投入する紙幣入口と紙幣を放出する紙幣出口とが一体となったものに限らず、紙幣入口と紙幣出口とがそれぞれ物理的に別の構成のものであっても良い。
通帳入出口15は、利用者が通帳を挿入したり又は通帳を取り出したりするものである。
レシート排出口16は、取引内容を印刷したレシート(明細票)を排出するものである。
顔カメラ17は、利用者の顔を含む利用者の上半身を撮影する監視カメラである。顔カメラ17は、例えば、利用者を撮影し易いように自動取引装置1の上部に配置される。なお、顔カメラ17は、利用者の顔が撮影できるのであれば、自動取引装置1の周辺(例えば、天井)に配置しても良い。
手元カメラ18は、紙幣入出口14付近の、紙幣の投入や取り出しのために利用者の手が頻繁に出入りする領域を撮影する監視カメラである。
図1は、第1の実施形態に係る自動取引装置の内部構成を示すブロック図である。図1において、自動取引装置1は、制御部10、記憶部20、操作表示制御部30、ジャーナル記憶部40、通信部50、カード処理部60、紙幣入出金部70、通帳処理部80、明細票発行部90、及びカメラ部100を有する。
制御部10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、記憶部20から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して入金取引、収納処理や出金取引等の種々の処理を行う。これ以上の制御部10の詳細については(A−1−3)で述べる。
記憶部20は、制御部10が実行する処理プログラム等を記憶するものであり、例えば、フラッシュメモリやHDD等により構成される。また、記憶部20には、取引中の所定のタイミングで顔カメラ17によって撮影された利用者の顔面画像及び手元カメラ18によって撮影された利用者の手元画像が記憶される。
操作表示制御部30は、制御部10の制御の下、操作表示部12の動作を制御するものである。操作表示制御部30は、制御部10から画面情報に基づいて、操作表示部12に画面を表示させたり、又は操作表示部12から入力された情報を制御部10に与えたりするものである。
ジャーナル記憶部40は、利用者が行なった取引の情報である取引情報、発生した障害の内容を示す情報等の障害発生情報等のジャーナルデータを記憶するものである。
通信部50は、ネットワークNを介して、ホストコンピュータ2と接続するためのネットワークインタフェースである。
カード処理部60は、制御部10の制御の下、カード入出口13からキャッシュカードを取り込んだり又は排出したりするものである。また、カード処理部60は、カード入出口13から挿入されたキャッシュカードの格納部(例えば、磁気格納部やICチップ等)に格納されているカード情報を読み取り、そのカード情報を制御部10に与えるものである。
紙幣入出金部70(入出部)は、制御部10の制御の下、紙幣を金種別に収納・管理するものである。
図4は、第1の実施形態に係る紙幣入出金部の内部構成を示すブロック図である。紙幣入出金部70は、先述の紙幣入出口14と、この紙幣入出口14に投入された紙幣を1枚ずつ分離して、紙幣の金種等を鑑別すると共に鑑別した紙幣を金種毎に計数する紙幣認識部71(認識部)と、この紙幣認識部71で鑑別計数された紙幣を集積して一時保留する紙幣一時保留部72と、入金紙幣を金種別に収納する1又は2以上の紙幣収納庫73と、入金取引時に紙幣入出口14に排出した入金RJ紙幣(以下、RJ紙幣)や出金取引時に紙幣入出口14に排出した出金紙幣のうち、紙幣入出口14から取り出されなかった紙幣を収納する取込庫74と、各部に紙幣を搬送する紙幣搬送ユニット75とを有して構成される。
なお、自動取引装置1は、紙幣の他に硬貨を取り扱う硬貨入出金部(上記紙幣入出金部70と同様の構成)を備えても良い。
通帳処理部80は、制御部10の制御の下、通帳入出口15から通帳を取り込んだり又は排出したりするものである。また、通帳処理部80は、通帳入出口15から挿入された通帳の格納部(例えば、磁気データ格納部やICチップ等)に格納されている通帳情報(例えば、磁気ストライプデータ)を読み取り、その通帳情報を制御部10に与えるものである。
明細票発行部90は、制御部10の制御の下、明細票に取引結果を印刷して、レシート排出口16から発行(排出)を行うものである。
カメラ部100は、先述の顔カメラ17及び手元カメラ18を有し、例えば、制御部10とはUSBケーブルで接続される。カメラ部100の顔カメラ17及び手元カメラ18は、制御部10の制御の下、利用者の顔面及び手元を撮影する。
(A−1−3)制御部10の詳細な構成
制御部10は、取引処理部110及び一時記憶部120を有する。
取引処理部110は、取引種別を選択させる画面を表示し、利用者により選択された取引種別の取引処理を行う。例えば、取引処理部110は、振り込み取引、預け入れ取引(入金取引)、引き出し取引(出金取引)等の様々な取引処理を行うものであり、これら取引処理に伴う入金処理や出金処理等を行う。
第1の実施形態では、取引処理部110が行う入金取引におけるRJ紙幣の発生時の処理について特徴が存在するので、以下では、この点を中心に述べる。
取引処理部110は、入金取引の際に、利用者によって入金された紙幣が紙幣認識部71で異常判定(RJ判定)とされた場合、その紙幣はRJ紙幣として、紙幣入出口14に搬送し、紙幣入出口14のシャッタを開けた後、利用者に返却される。その際、取引処理部110は、利用者がRJ紙幣を受け取るように、操作表示部12の画面や音声で利用者を誘導すると共に、一定時間内に利用者がRJ紙幣の全部又は一部を受け取らなかった場合には、受け取らなかったRJ紙幣を取込庫74に収納する。取込庫74に収納された紙幣は、後日利用者に返却されることになるが、利用者が自動取引装置1に投入したとする金額(利用者の認識金額)と、取込庫74に収納した金額とが一致せず、両者の間でトラブルとなる可能性がある。
そこで、第1の実施形態の取引処理部110では、顔カメラ17及び手元カメラ18で撮影した画像の証拠能力を強化するために、例えば、RJ紙幣が紙幣入出口14に搬送された際に、紙幣入出口14のシャッタが開けてから、一定時間後にシャッタが閉じるまでの時間の利用者の画像を記憶部20に記憶するように各部を制御する。この間の画像があれば、例えば、利用者が紙幣入出口14からRJ紙幣の一部を抜き取ったり、若しくは金種の異なる紙幣とすり替えたり、又は何もしていない等、利用者の行動を詳細に把握することが可能となり、トラブルの解消に役立つことになる。
記憶部20に利用者の画像を記憶する方法は、種々様々な方法が存在するが、例えば、取引処理部110は、入金取引開始後に、一定間隔(もしくは継続的に)で利用者の顔面画像及び手元画像を撮影するように顔カメラ17及び手元カメラ18を制御し、順次撮影した画像を一時記憶部120に記憶すると共に、所定のタイミングで、一時記憶部120に記憶したRJ紙幣の受け取り可能な時間分の画像を記憶部20に記憶しても良い。
また、取引処理部110は、一時記憶部120を介さずに、RJ紙幣の受け取り可能な時間分の画像を取得するために、この時間帯に顔カメラ17及び手元カメラ18を起動して、利用者を順次撮影し撮影した画像を記憶部20に直接記憶しても良い。これ以上の取引処理部110の詳細は動作の項で述べる。
一時記憶部120は、取引処理部110が実行する取引処理に関するデータを一時的に記憶するものであり、例えば、取引処理部110からの指示で顔カメラ17及び手元カメラ18によって撮影した利用者の画像(顔面画像、手元画像)を一時的に記憶する。一時記憶部120に記憶した画像は、例えば取引終了に伴って、消去される。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態における自動取引装置1の特徴動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図5は、第1の実施形態に係る自動取引装置における入金取引の動作を示すフローチャートである。図5の入金取引では、自動取引装置1は、一定間隔で顔カメラ17及び手元カメラ18を起動して利用者の顔及び手元を撮影して一時記憶部120に撮影画像を保持していることとする。
まず、自動取引装置1において、利用者は、操作表示部12に表示されるメニュー画面から「入金取引」を選択する(S101)。
操作表示部12は入金取引に関する画面を表示し、制御部10の取引処理部110は、利用者からの情報の入力を受け付ける(S102)。
利用者は、操作表示部12に表示される誘導(ガイダンス)に従って、キャッシュカード等のカードをカード入出口13に挿入したり、通帳を通帳入出口15に挿入したりする(S103)。このとき、カード処理部60は、カードに格納されているカード情報を読み取り、カード情報を取引処理部110に与える。また、通帳処理部80は、通帳に格納されている通帳情報を読み取り、通帳情報を取引処理部110に与える。これにより、取引処理部110は、利用者に関する情報として、カード情報又は通帳情報を取得する。
取引処理部110は、操作表示部12に暗証番号入力画面を表示し、利用者から暗証番号の入力を受け付ける(S104)。取引処理部110は、暗証番号を認証後、次の処理を行う。
取引処理部110は、入金動作直前のタイミングにおける、顔カメラ17で撮影した利用者の顔面画像及び手元カメラ18で撮影した利用者の手元画像を記憶部20に記憶する(S105、S106)。
取引処理部110は、紙幣入出口14のシャッタを開けて、利用者からの入金を受け付けた後、紙幣入出口14のシャッタを閉じる(S107)。紙幣入出口14に入金された紙幣は、紙幣認識部71において、紙幣が正常であるか否かが判別される。
取引処理部110は、入金紙幣に認識不能のRJ紙幣が存在するか否か判定を行う(S108)。取引処理部110は、RJ紙幣が存在する場合には次のステップS109の処理に移行する。一方、RJ紙幣が存在しない場合には後述するステップS118の処理に移行する。
取引処理部110は、RJ紙幣を紙幣入出口14に搬送し、紙幣入出口14のシャッタを開くように指示すると共に、利用者に対するRJ紙幣の受け取りの誘導を開始する(S109)。例えば、取引処理部110は、図6に示すようなRJ紙幣の受け取りを促す画面(以下、「RJ紙幣受け取り誘導画面」とも呼ぶ)を操作表示部12に表示する。図6において、RJ紙幣受け取り誘導画面200は、メッセージ欄201にRJ紙幣の受け取りを促すメッセージが表示されているが、これだけに限らず、RJ紙幣の受け取りが行われる紙幣入出口14をアニメーション等で表示しても良く、また、メッセージ内容を音声出力しても良い。
また、取引処理部110は、RJ紙幣の受け取り時間を示す一定時間(例えば数十秒)分のタイマ(RJ紙幣受け取りタイマ)を設定する(S110)。
取引処理部110は、紙幣入出口14に搬送されたRJ紙幣の受け取りが利用者に行われたか否か判定を行う(S111)。取引処理部110は、紙幣入出口14の紙幣検知センサが紙幣無しを検知すると、利用者がRJ紙幣を受け取ったと判断し、先述のステップS105の処理に移行する(撮影後、再度入金動作を実行する)。一方、紙幣入出口14の紙幣検知センサが紙幣有りを検知すると、利用者がRJ紙幣を受け取っていないと判断し、ステップS112の処理を行う。
取引処理部110は、先述のステップS110で設定したRJ紙幣受け取りタイマがタイムアウトしたか否かを判定する(S112)。取引処理部110は、RJ紙幣受け取りタイマがタイムアウトしていない場合には、再度、先述のステップS111の処理を行う。一方、RJ紙幣受け取りタイマがタイムアウトした場合には、紙幣入出口14のシャッタを閉じた後、ステップS116の処理に移行する。
取引処理部110は、RJ紙幣受け取りタイマがタイムアウトになるまでに一時記憶部120に記憶した所定時間分の顔カメラ17で撮影した顔面画像及び手元カメラ18で撮影した手元画像を、記憶部20に記憶する(S116、S117)。
なお、上記所定時間は、例えば図7のRJ紙幣に関する保守画面により予め設定する。図7において、保守画面300は、手元カメラ18(及び顔カメラ17)のRJ紙幣タイムアウトが発生した場合に画像を取得(記憶)する時間を指定する時間指定欄301と、時間指定欄301で入力した内容を確定する確定ボタン302と、時間指定欄301で入力した内容をキャンセルする取消ボタン303を有する。
例えば、権限のある保守員は、操作表示部12に表示された保守画面300を介して、時間指定欄301に数字を入力して、確定ボタン302を押下することにより、上記所定時間を予め設定する。なお、設定する所定時間は、RJ紙幣タイムアウトが発生してから(言い換えれば、紙幣入出口14のシャッタが閉じて、利用者がRJ紙幣を受け取れなくなってから)遡って画像を取得(記憶)する時間を指定するものである。所定時間は、種々様々な値を設定できるが、例えば、RJ紙幣タイマと同程度の時間を設定しても良い。
また、図7では、5秒単位で、5秒〜600秒の範囲で処理時間を入力する例が示されているが、これに限定されるものではない。
さらに、図7では、手元カメラ18による手元画像及び顔カメラ17による顔面画像の取得(記憶)時間を設定しているが、手元カメラ18による時間だけ設定できるようにしても良い(手元画像のみ証拠能力を強化しても良い)。
ステップS108でRJ紙幣が存在しないと判断された場合、取引処理部110は、顔カメラ17で撮影した利用者の顔面画像及び手元カメラ18で撮影した利用者の手元画像を記憶部20に記憶する(S118、S119)。
取引処理部110は、入金取引に用いたキャッシュカード又は通帳の排出、及び必要に応じて取引内容が記載されたレシートを出力し、各媒体の受け取りの誘導を開始する(S120)。
取引処理部110は、利用者にキャッシュカード又は通帳、及びレシートが受け取られると、入金処理を終了する(S121)。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば以下の効果を奏する。
第1の実施形態の自動取引装置1は、RJ紙幣の受け取りタイムアウト発生時に、例えば、RJ紙幣の紙幣入出口14への搬送後からタイムアウト発生までの撮影画像を残すことができる。撮影画像を残すことで、利用者の操作内容の把握が可能となり、ユーザからの申告に対して状況説明の対応が向上する。
例えば、紙幣入出口14のシャッタが開いてから、利用者は一度も手を入れていないのか、又は一旦紙幣を抜いてからまた紙幣を紙幣入出口14に戻しているか等を撮影画像で確認できる。
(B)第2の実施形態
以下では、本発明の媒体取扱装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。第2の実施形態では、本発明の媒体取扱装置を自動取引装置に適用した例について説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
第2の実施形態に係る自動取引装置1及び周辺の構成は、基本的には上述の図1〜図4で示した構成と同様である。ただし、制御部10の取引処理部110の処理が第1の実施形態と異なるので、以下では異なる点を中心に説明する。
第2の実施形態の取引処理部110では、出金取引における出金紙幣の受け取り時の証拠能力の強化を図っている。即ち、第1の実施形態ではRJ紙幣の受け取り時の時間帯の画像を集中して記憶部20に記憶して、RJ紙幣を受け取る際の証拠能力の強化を図っていたが、同様の処理を出金紙幣の受け取り時にも行う。これ以上の第2の実施形態の取引処理部110の詳細は動作の項で述べる。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、第2の実施形態における自動取引装置1の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図8は、第2の実施形態に係る自動取引装置における出金取引の動作を示すフローチャートである。なお、図8において、第1の実施形態に係る図5のフローチャートと同一又は対応する処理については、同一符号(具体的には、S103、S104)を付して示している。また、第1の実施形態に係る図5のフローチャートと同一又は対応する処理の詳細な説明は、重複するため省略する。
また、図8の出金取引では、自動取引装置1は、一定間隔で顔カメラ17及び手元カメラ18を起動して利用者の顔及び手元を撮影して撮影画像を一時記憶部120で一時的に保持していることとする。
まず、自動取引装置1において、利用者は、操作表示部12に表示されるメニュー画面から「出金取引」を選択する(S201)。
操作表示部12は出金取引に関する画面を表示し、制御部10の取引処理部110は、利用者からの情報の入力を受け付ける(S202)。
そして、取引処理部110は、先述のステップS103及びS104の後、操作表示部12に対し出金金額の入力を促す画面を表示するよう指示する(S205)。利用者により出金金額が入力され、入力金額が確認されると、利用者が要求する出金金額が確定する。
取引処理部110は、出金金額が確定後、通信部50を介してホストコンピュータ2と出金取引に関する情報のやりとりを行う(S206)。
取引処理部110は、ホストコンピュータ2との通信が正常に完了すると、紙幣入出金部70に対し、出金金額に相当する紙幣を計数するよう指示する(S207)。紙幣収納庫73から出金され紙幣認識部71で計数された紙幣は、紙幣入出口14に排出される。
取引処理部110は、カード処理部60に対し利用者のカードを返却するよう指示するか、又は通帳処理部80に対し通帳に取引を印字して、利用者に返却するよう指示する(S208)。更に、必要な場合は明細票発行部90に対し明細票を発行するよう指示する。
取引処理部110は、紙幣入出金部70に対し、紙幣入出口14のシャッタを開くように指示し、利用者に対し出金紙幣を受け取るように誘導する(S209)。これにより利用者は図9に示すような画面等の誘導に従い出金紙幣を紙幣入出口14から取り出すことができる。
また、取引処理部110は、出金紙幣の受け取り時間を示す一定時間(例えば数十秒)分のタイマ(出金紙幣受け取りタイマ)を設定する(S210)。
続けて、取引処理部110は、紙幣入出口14に搬送された出金紙幣の受け取りが行われたか否か判定を行う(S211)。取引処理部110は、紙幣入出口14の紙幣検知センサが紙幣無しを検知すると、利用者が出金紙幣を受け取ったと判断し、紙幣入出口14のシャッタを閉める。その後、ステップS215の処理に移行する。一方、取引処理部110は、紙幣入出口14の紙幣検知センサが紙幣有りを検知すると、利用者が出金紙幣を受け取っていないと判断しステップS212の処理を行う。
取引処理部110は、先述のステップS210で設定した出金紙幣受け取りタイマがタイムアウトしたか否かを判定する(S212)。取引処理部110は、出金紙幣受け取りタイマがタイムアウトしていない場合には、再度、先述のステップS211の処理を行う。一方、出金紙幣受け取りタイマがタイムアウトした場合には、紙幣入出口14のシャッタを閉じた後、ステップS213の処理に移行する。
取引処理部110は、出金紙幣受け取りタイマがタイムアウトになるまでの所定時間分の顔面画像及び手元画像(一時記憶部120に一時的に記憶した撮影画像)を、記憶部20に記憶する(S213、S214)。上記所定時間は、例えば、先述の保守画面300と同様の画面により予め保守員により設定して良い。
ステップS211で出金紙幣が存在しないと判断された場合、取引処理部110は、顔カメラ17で撮影した利用者の顔面画像及び手元カメラ18で撮影した利用者の手元画像を記憶部20に記憶する(S215、S216)。これにより、シャッタが閉まる直前または前後の手元画像及び顔面画像を記憶部20に記憶することができる。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば以下の効果を奏する。
第2の実施形態の自動取引装置1は、出金紙幣の受け取りタイムアウト発生時に、例えば、出金紙幣の紙幣入出口14への搬送後からタイムアウト発生までの撮影画像を残すことができる。撮影画像を残すことで、利用者の操作内容の把握が可能となり、ユーザからの申告に対して状況説明の対応が向上する。
(C)他の実施形態
上述した第1及び第2の実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、以下の変形実施形態にも適用できる。
(C−1)上記第1及び第2の実施形態では、RJ紙幣及び出金紙幣の受け取りを促すために、図6又は図9に示す画面を操作表示部12に表示していたが、当該画面にカメラ(顔カメラ17、手元カメラ18)によって、画像を記録している旨を表示して、より紙幣の受け取りを催促するようにしても良い。
例えば、図10は、変形実施形態に係るRJ紙幣受け取り誘導画面の一例を示す説明図である。図10において、RJ紙幣受け取り誘導画面500は、先述のメッセージ欄201に加えて、カメラの画像を操作の記録として保存している旨の注意メッセージをメッセージ欄501に出力している。
このメッセージ欄501に出力している注意メッセージは、例えば、一定時間(例えば、数秒)以上、RJ紙幣が受け取られない場合に、追加的にRJ紙幣受け取り誘導画面500に表示するようにしても良い。これにより、悪意のある利用者への注意喚起となり、不正な操作の低減が期待できる。
また、メッセージ欄501にカメラにより画像を記録している旨の注意メッセージを出力するか否かは、例えば、図11に示すような保守画面により設定できるようにしても良い。
図11において、保守画面600は、注意メッセージの表示有無を指定する注意メッセージ指定欄601と、注意メッセージ指定欄601で入力した内容を確定する確定ボタン602と、注意メッセージ指定欄601で入力した内容をキャンセルする取消ボタン603を有する。
例えば、権限のある保守員は、操作表示部12に表示された保守画面600を介して、注意メッセージ指定欄601に数字を入力して、確定ボタン302を押下することにより、注意メッセージを出力するか否かを予め設定する。
(C−2)上記第1及び第2の実施形態では、本発明の媒体取扱装置を自動取引装置1に適用する例を示したが、これに限らず、制御部と制御部に接続されたカメラを有し、カメラ画像を保存する装置全般(例えば、POSレジ、セミセルフ機、券売機等)にも適用可能である。また、顔や手元の画像データに限らず、その場の状況を記録するための、画像データを保存する装置にも適用可能である。
(C−3)上記第1の実施形態における、手元カメラ18による手元画像及び顔カメラ17による顔面画像の取得(記憶)時間は、ステップS116とステップ117では、RJ紙幣の受け取り可能な時間分としたが、ステップS105、S106、S118、S119の取得(記憶)時間は、記憶部20の容量の圧迫を回避するため、ステップS116とステップS117の取得(記憶)時間より短く設定する。
(C−4)上記第2の実施形態における、手元カメラ18による手元画像及び顔カメラ17による顔面画像の取得(記憶)時間は、ステップS213とステップ214においては、出金紙幣の受け取り可能な時間分としたが、ステップS215、S216の取得(記憶)時間は、記憶部20の容量の圧迫を回避するため、ステップS213とステップ214の取得(記憶)時間より短く設定する。
(C−5)上記第1の実施形態におけるステップS107での入金動作において、シャッタが閉まった後に、手元カメラ18による手元画像及び顔カメラ17による顔面画像の記憶部20に記憶してもよい。これにより、シャッタが閉まる直前または前後の手元画像及び顔面画像を記憶部20に記憶することができる。シャッタが閉まった後に記憶する時間は、ステップS116とステップS117の取得(記憶)時間より短く設定する。
(C−6)上記第1及び第2の実施形態では、RJ紙幣や出金紙幣について画像取得の強化を図る例を示したが、RJ硬貨や出金硬貨についても同様の処理(つまり、RJ硬貨又は出金硬貨を利用者が取り出せる時間帯の画像を重点的に記憶する処理)を行っても良い。
(C−7)上記第1及び第2の実施形態では、全ての利用者に対して、RJ紙幣や出金紙幣について画像取得の強化を図る例を示したが、一部の利用者(不審な利用者、ブラックリストに記載されている利用者等)のみ上記第1及び第2の実施形態で示した処理を適用し、他の利用者については従来通りの処理(例えば、紙幣入出口14のシャッタが閉まる前の数秒のみの画像だけを記憶部20に記憶する処理)を行っても良い。
(C−8)上記第1及び第2の実施形態では、RJ紙幣又は出金紙幣を受け取らなかった場合に記憶部20に記憶する画像の画質については特に述べなかったが、記憶部20の記憶容量の圧迫を回避するため、利用者の動きが分かる範囲であれば画質を落として(及び又は圧縮して)画像を記憶しても良い。
(C−9)上記第1及び第2、並びに(C−1)〜(C−8)の実施形態では、現金(紙幣、硬貨)の一部又は全部を受け取らなかった場合に、利用者が現金を出し入れできる時間帯の画像を重点的に取得(記憶)する例を示したが、他の媒体(キャッシュカード、通帳等)についても、同様の処理(つまり、カード、通帳を利用者が自動取引装置1から取り出せる時間帯の画像を重点的に記憶する処理)を行っても良い。この場合、媒体が排出される排出口の周辺を撮影するカメラを配置する。このように、媒体の種類に限定されず、装置内部から排出された媒体が、その媒体毎に設定される受け取り時間内に、媒体が受け取られない場合に、カメラで撮影された画像を記憶部20に記憶してもよい。
(C−10)変形例として、自動取引装置1は、上記第1及び第2の実施形態、上記(C−1)〜(C−9)で述べた変形例の構成及び機能の全部又は一部を組み合わせて使用しても良い。
1…自動取引装置、2…ホストコンピュータ、5…取引システム、10…制御部、12…操作表示部、13…カード入出口、14…紙幣入出口、15…通帳入出口、16…レシート排出口、17…顔カメラ、18…手元カメラ、20…記憶部、30…操作表示制御部、40…ジャーナル記憶部、50…通信部、60…カード処理部、70…紙幣入出金部、71…紙幣認識部、72…紙幣一時保留部、73…紙幣収納庫、74…取込庫、75…紙幣搬送ユニット、80…通帳処理部、90…明細票発行部、100…カメラ部、110…取引処理部、120…一時記憶部、200、500…RJ紙幣受け取り誘導画面、300、600…保守画面、N…ネットワーク。

Claims (8)

  1. 媒体の投入および排出を行う入出部と、
    前記入出部の周辺を撮影するカメラ部と、
    前記カメラ部によって撮影した画像を記憶する記憶部と、
    前記入出部に排出された前記媒体が一定時間内に受け取られない場合に、前記媒体を受け取り可能な時間帯に前記カメラ部によって撮影された画像を前記記憶部に記憶するように制御する制御部と
    を有することを特徴とする媒体取扱装置。
  2. 媒体の認識を行う認識部を有し、
    前記制御部は、前記入出部に投入された前記媒体が返却対象の媒体であると前記認識部で判断された場合に前記返却対象の媒体を前記入出部に排出し、前記返却対象の媒体の全部又は一部が受け取られない場合は、前記返却対象の媒体の受け取り可能時間が過ぎた時点から遡って、前記カメラ部によって撮影された所定時間分の画像を前記記憶部に記憶するように制御する請求項1に記載の媒体取扱装置。
  3. 前記制御部は、前記入出部に排出された媒体であって、前記媒体の全部又は一部が受け取られない場合は、前記媒体の受け取り可能時間が過ぎた時点から遡って、前記カメラ部によって撮影された所定時間分の画像を前記記憶部に記憶するように制御する請求項1に記載の媒体取扱装置。
  4. 操作表示部をさらに有し、
    前記制御部は、前記入出部に排出された前記媒体の受け取りを誘導する誘導メッセージを含む誘導画面を前記操作表示部に表示することを特徴とする請求項2又は3に記載の媒体取扱装置。
  5. 前記操作表示部に前記誘導画面を表示してから一定時間経過後、前記媒体の受け取りを催促する警告メッセージを前記誘導画面に追加的に出力することを特徴とする請求項4に記載の媒体取扱装置。
  6. 前記警告メッセージの出力有無は、予め前記操作表示部に表示された第1の保守画面を介して設定できることを特徴とする請求項5に記載の媒体取扱装置。
  7. 前記所定時間は、予め前記操作表示部に表示された第2の保守画面を介して設定できることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の媒体取扱装置。
  8. 当該媒体取扱装置が自動取引装置であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の媒体取扱装置。
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