JP2021151899A - マンコンベヤ用空調装置及びマンコンベヤ - Google Patents

マンコンベヤ用空調装置及びマンコンベヤ Download PDF

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Abstract

【課題】手摺ベルトと欄干本体の吹出部との両方へ熱媒体を流通することができるマンコンベヤ用空調装置を提供する。【解決手段】マンコンベヤ用空調装置は、空調部か6aら供給される加熱又は冷却するための空気である熱媒体を流通させる流通部6bを備え、流通部6bは、手摺ベルト4aまで熱媒体を流通させるベルト流通部9と、手摺ベルト4aを支持する欄干本体4bの複数の吹出部から搬送部側3へ熱媒体を吹き出すために、複数の吹出部まで熱媒体を流通させる吹出流通部10と、を備える。【選択図】図1

Description

本出願は、マンコンベヤ用空調装置及びマンコンベヤに関する。
従来、マンコンベヤ用空調装置として、例えば、手摺ベルトへ冷却媒体を流通する空調装置が知られている(例えば、特許文献1)。また、マンコンベア用空調装置として、例えば、欄干本体の吹出部まで熱媒体(加熱媒体、冷却媒体)を流通する空調装置が知られている(例えば、特許文献2〜4)。しかしながら、手摺ベルトと欄干本体の吹出部との両方へ熱媒体を流通する空調装置は、存在していない。
特開2007−238309号公報 特開平2−255492号公報 特開平5−213575号公報 特開平11−79648号公報
そこで、課題は、手摺ベルトと欄干本体の吹出部との両方へ熱媒体を流通することができるマンコンベヤ用空調装置及びマンコンベヤを提供することである。
マンコンベヤ用空調装置は、空調部から供給される加熱又は冷却するための空気である熱媒体を流通させる流通部を備え、前記流通部は、前記手摺ベルトまで前記熱媒体を流通させるベルト流通部と、前記手摺ベルトを支持する欄干本体の複数の吹出部から搬送部側へ熱媒体を吹き出すために、前記複数の吹出部まで前記熱媒体を流通させる吹出流通部と、を備える。
また、マンコンベヤ用空調装置においては、前記ベルト流通部と前記吹出流通部とは、前記空調部に対して直列に接続され、前記ベルト流通部は、前記吹出流通部よりも上流側に配置され、前記流通部は、前記ベルト流通部及び前記吹出流通部間に、前記ベルト流通部及び前記吹出流通部間を開放状態と閉鎖状態とに切り替えるために開閉する開閉部を備える、という構成でもよい。
また、マンコンベヤ用空調装置においては、前記吹出流通部は、前記熱媒体が内部を流通する管路を備え、前記管路は、内部の下流側を加圧するための送風機を備える、という構成でもよい。
また、マンコンベヤ用空調装置においては、前記管路は、主管路と、前記主管路から分岐され、前記主管路と前記吹出部とを接続する複数の分岐管路と、を備え、前記送風機は、前記分岐管路に配置される、という構成でもよい。
また、マンコンベヤは、前記の空調装置と、人を搬送する搬送部と、前記空調装置からの熱媒体を前記搬送部側へ吹き出す吹出部を有する欄干部と、前記搬送部に乗る人を検出する人検出部と、前記人検出部が最後に人を検出してから設定時間が経過した場合に、前記吹出部から前記熱媒体を吹き出すことを抑制するように、前記空調装置を制御する制御部と、を備える。
図1は、一実施形態に係るマンコンベヤの概要図である。 図2は、同実施形態に係るマンコンベヤの要部図である。 図3は、同実施形態に係るマンコンベヤの要部図である。 図4は、図3のIV−IV線の拡大断面図である。 図5は、図3のV−V線の拡大断面図である。 図6は、図5のVI−VI線の拡大断面図である。 図7は、同実施形態に係るマンコンベヤの制御ブロック図である。
以下、マンコンベヤにおける一実施形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、躯体に設置される構造体2と、人を前後方向D1へ搬送する搬送部3と、搬送部3を幅方向D2で挟むように配置される一対(各図において、一つのみ図示している)の欄干部4,4とを備えている。また、マンコンベヤ1は、搬送部3及び欄干部4を駆動させる駆動部5と、空調を行う空調装置6と、各部5,6を制御する制御部7とを備えている。
本実施形態に係るマンコンベヤ1は、人を搬送するために、踏面が階段状になるエスカレータであるが、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ1は、人を搬送するために、踏面が平面状となる移動歩道(動く歩道)であってもよい。
搬送部3は、駆動部5に駆動されることによって無端回転する環状の走行部(例えば、チェーン)3aと、走行部3aに対して回転可能に接続され、人が乗る踏面を有する複数のステップ3bとを備えている。走行部3aは、幅方向D2に離れて一対(図1においては、一つのみを図示している)設けられている。そして、複数のステップ3bは、一対の走行部3a,3aの間に配置され、それぞれの走行部3aに対して回転可能に接続されている。
欄干部4は、無端回転する環状の手摺ベルト4aと、手摺ベルト4aを支持する欄干本体4bとを備えている。そして、欄干本体4bは、下部に、手摺ベルト4aを内部に収容する収容部4cを備えている。なお、収容部4cは、空調装置6からの熱媒体(空気)を搬送部3側へ吹き出すために複数の吹出部4dを備えている。
駆動部5は、ステップ3bが反転するように、走行部3aが巻き掛けられる第1回転部(例えば、スプロケット、鎖歯車)5a,5aと、走行部3aが無端回転してステップ3bが走行するように、第1回転部5aを回転させる駆動源5bとを備えている。また、駆動部5は、手摺ベルト4aが巻き掛けられる第2回転部(例えば、ローラ)5cを備えている。
そして、駆動源5bの駆動が第2回転部5cに伝達されることによって、手摺ベルト4aは、走行部3aの無端回転及びステップ3bの走行と同期して、無端回転する。なお、手摺ベルト4aの回転速度は、搬送部3の搬送速度(走行部3aの回転速度、ステップ3bの走行速度)に比例している。
また、マンコンベヤ1は、回転部5a,5cの回転方向を変更することによって、搬送部3の搬送方向(走行部3aの回転方向、ステップ3bの走行方向)及び手摺ベルト4aの回転方向をそれぞれ変更可能である。これにより、マンコンベヤ1は、人を上方向へ搬送する状態と下方向へ搬送する状態とに切り替え可能である。
また、マンコンベヤ1は、搬送部3に対して乗り降りするために、搬送部3の前後方向D1の各端部に乗降部1a,1bを備えている。乗降部1a,1bは、構造体2の機械室2a,2bを上方から覆うように、構造体2に取り付けられる床プレート1cを備えている。
また、マンコンベヤ1は、搬送部3に乗る人を検出する人検出部8を備えている。人検出部8は、搬送部3に乗る人が存在するか否かを検出する。特に限定されないが、人検出部8は、例えば、幅方向D2に向けて投射される光電センサ(例えば、透過型、反射型)とし、欄干部4の下部(具体的には、収容部4c)に配置されている、という構成でもよい。
図1〜図3に示すように、空調装置6は、加熱又は冷却するための空気である熱媒体を供給する空調部6aと、熱媒体を流通させる流通部6bとを備えている。そして、一つの空調部6aに対して、流通部6bは、二つ備えられており(図1及び図3においては、一つのみ図示している)、流通部6bは、一対の欄干部4,4にそれぞれ配置されている。なお、空調部6aは、一つの流通部6bに対して一つ備えられていてもよい。
空調部6aは、特に限定されないが、エアコンとすることができ、加熱するための加熱媒体と、冷却するための冷却媒体とを供給することができる。また、空調部6aは、構造体2の内部に配置されており、特に限定されないが、本実施形態のように、下方側の機械室2aの内部に配置されてもよく、また、例えば、上方側の機械室2bの内部に配置されてもよい。
流通部6bは、手摺ベルト4aまで熱媒体を流通させるベルト流通部9と、欄干本体4bの吹出部4dまで熱媒体を流通させる吹出流通部10と、ベルト流通部9及び吹出流通部10間に配置される開閉部6cとを備えている。このように、流通部6bは、手摺ベルト4aと欄干本体4bの吹出部4dとの両方に熱媒体を供給することができる。
また、ベルト流通部9と吹出流通部10とは、空調部6aに対して直列に接続されている。そして、ベルト流通部9は、吹出流通部10よりも上流側に配置されている。具体的には、ベルト流通部9の上流端は、空調部6aに接続されおり、ベルト流通部9の下流端は、開閉部6cに接続されており、また、吹出流通部10の上流端は、開閉部6cに接続されており、吹出流通部10の下流端は、閉塞されている。
これにより、ベルト流通部9は、空調部6aからの熱媒体を手摺ベルト4aまで流通させる機能と、空調部6aからの熱媒体を吹出流通部10まで流通させる機能とを兼用している。したがって、例えば、流通部6bの長さの合計(例えば、後述する管路9a,10aの長さの総計)が短くなる。なお、流通部6bは、特に限定されないが、本実施形態のように、構造体2の内部と欄干本体4b(具体的には、収容部4c)の内部とに渡って配置されてもよい。
また、開閉部6cは、開閉することによって、ベルト流通部9及び吹出流通部10間を開放状態と閉鎖状態とに切り替え可能に構成されている。これにより、開閉部6cが開放されることによって、熱媒体を吹出流通部10へ流通することができ、反対に、開閉部6cが閉鎖されることによって、熱媒体の吹出流通部10への流通を停止することができる。特に限定されないが、開閉部6cは、例えば、ダンパ又はバルブとすることができる。
図4に示すように、ベルト流通部9は、熱媒体が内部を流通する管路9aを備えており、特に限定されないが、管路9aは、例えばダクトやパイプ等によって構成されてもよい。なお、管路9aの上流端は、空調部6a(図3参照)に接続されており、管路9aの下流端は、開閉部6c(図3参照)に接続されている。また、管路9aは、手摺ベルト4aに沿って延びている。特に限定されないが、管路9aは、本実施形態のように、手摺ベルト4aの下方側に配置されてもよい。
そして、管路9aは、手摺ベルト4aと対面する位置に、手摺ベルト4aに向けて熱媒体を流出させる流出部9bを備えている。これにより、熱媒体によって手摺ベルト4aを加熱したり冷却したりすることができる。また、ベルト流通部9は、例えば、手摺ベルト4aが管路9aの内部を通過することによって、手摺ベルト4aを加熱したり冷却したりしてもよい。
図5及び図6に示すように、吹出流通部10は、熱媒体が内部を流通する管路10aを備えており、特に限定されないが、管路10aは、例えばダクトやパイプ等によって構成されてもよい。そして、管路10aは、主管路10bと、主管路10bから分岐される複数(図5及び図6においては、一つのみ図示している)の分岐管路10cとを備えている。
主管路10bの上流端は、開閉部6c(図3参照)に接続されており、主管路10bの下流端(図1参照)は、閉塞している。また、主管路10bは、手摺ベルト4aに沿って延びている。特に限定されないが、主管路10bは、本実施形態のように、手摺ベルト4aの下方側に配置されてもよい。
分岐管路10cの上流端は、主管路10bの側方の開口部10dに接続されており、分岐管路10cの下流端は、欄干部4の収容部4cのパネル4e(一般的に、スカートパネルと呼ばれる)に接続されている。これにより、分岐管路10cは、主管路10bと欄干部4の吹出部4dとを接続している。
なお、一つの分岐管路10cが接続される吹出部4dの個数(図6においては、5つ)は、特に限定されない。また、熱媒体が欄干本体4bから搬送部3側へ吹き出し可能であれば、欄干本体4bにおける吹出部4dの位置は、特に限定されない。
ところで、主管路10bの長さは、長くなっている。特に、ベルト流通部9と吹出流通部10とが空調部6aに対して直列に接続されているため(図1参照)、吹出流通部10の管路10aの下流側においては、管路10aの内部の圧力が低下する可能性がある。そして、管路10aの内部の圧力が低下した場合には、吹出部4dから熱媒体を確実に吹き出すことができない恐れがある。
そこで、吹出流通部10の管路10aは、複数(図5及び図6においては、一つのみ図示している)の送風機10eを備えている。そして、送風機10eは、それぞれの分岐管路10cに配置されている。これにより、送風機10eよりも下流側の分岐管路10cの内部を加圧することができる。
したがって、吹出部4dから吹き出す熱媒体に対して確実に加圧することができるため、吹出部4dから搬送部3側へ熱媒体を確実に吹き出すことができる。なお、特に限定されないが、送風機10eは、本実施形態のように、分岐管路10cの上流端に配置されてもよい。また、特に限定されないが、送風機10eは、例えば、ファンやブロワとしてもよい。
また、図7に示すように、マンコンベヤ1は、各種情報が入力される入力部11と、各種情報が出力される出力部12とを備えている。特に限定されないが、入力部11は、例えば、スイッチ、タッチパネル、携帯装置(リモコン、携帯端末)とすることができる。また、特に限定されないが、出力部12は、例えば、音声部(例えば、ブザー、スピーカ)、表示部(例えば、表示板、表示灯)、携帯装置(リモコン、携帯端末)とすることができる。
制御部7は、各種情報を取得する取得部7aと、各種情報を記憶する記憶部7bと、取得部7a及び記憶部7bの情報に基づいて、各種情報を演算する演算部7cとを備えている。そして、制御部7は、駆動部5を制御する駆動制御部7dと、空調装置6(例えば、空調部6a、開閉部6c及び送風機10e)を制御する空調制御部7eと、出力部12を制御する出力制御部7fとを備えている。
なお、制御部7は、CPU、メモリ等を有した所謂コンピュータである。そして、制御部7は、メモリに格納されたプログラムをCPUで実行することによって、各部7a〜7fとしての機能を有するものである。
本実施形態に係るマンコンベヤ1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係るマンコンベヤ1の空調制御について説明する。なお、空調制御は、以下の制御に限定されない。
例えば、搬送部3に人が乗っていない場合には、吹出部4dから熱媒体を吹き出すことが不要となる場合がある。一方で、手摺ベルト4aが熱く(冷たく)なり過ぎることを抑制するために、熱媒体によって手摺ベルト4aを連続して冷却(加熱)する必要がある。
そこで、人検出部8が最後に人を検出してから設定時間が経過した場合に、空調制御部7eは、開閉部6cを閉鎖し、且つ、送風機10eを停止する。これにより、搬送部3に人が乗っていない場合に、吹出部4dから熱媒体を吹き出すことを抑制することができると共に、熱媒体によって手摺ベルト4aを冷却(加熱)することを継続することができる。したがって、例えば、電力の浪費を抑制することができる。
なお、人検出部8が最後に人を検出してから設定時間が経過した場合に、駆動制御部7dは、駆動部5を制御することによって、搬送部3の搬送速度及び手摺ベルト4aの回転速度を定格速度から低速速度へ遅くしてもよい。但し、空調部6aから熱媒体が供給されている環境(例えば、気候条件)においては、熱媒体によって手摺ベルト4aを冷却(加熱)することが必要である。
したがって、搬送部3の搬送(走行部3aの無端回転、ステップ3bの走行)及び手摺ベルト4aの無端回転は、維持される。即ち、搬送部3の搬送速度及び手摺ベルト4aの回転速度は、ゼロにならない。
また、例えば、空調部6aから加熱媒体(温風)を供給している場合には、冬場などの寒い時期である。そして、寒い時期においては、人が厚着等をしているため、吹出部4dから熱媒体を吹き出しても効果があまりない場合がある。斯かる場合には、吹出部4dから熱媒体を吹き出すことが不要である。
そこで、特に限定されないが、空調部6aから加熱媒体を供給している場合には、空調制御部7eは、開閉部6cを閉鎖し、且つ、送風機10eを停止してもよい。これにより、空調部6aから加熱媒体を供給している場合に、吹出部4dから加熱媒体を吹き出すことを抑制することができると共に、加熱媒体によって手摺ベルト4aを加熱することができる。したがって、例えば、電力の浪費を抑制することができる。
以上より、本実施形態に係るマンコンベヤ用空調装置6は、空調部6aから供給される加熱又は冷却するための空気である熱媒体を流通させる流通部6bを備え、前記流通部6bは、前記手摺ベルト4aまで前記熱媒体を流通させるベルト流通部9と、前記手摺ベルト4aを支持する欄干本体4bの複数の吹出部4dから搬送部3側へ熱媒体を吹き出すために、前記複数の吹出部4dまで前記熱媒体を流通させる吹出流通部10と、を備える。
斯かる構成によれば、ベルト流通部9は、手摺ベルト4aまで熱媒体を流通させ、吹出流通部10は、複数の吹出部4dまで熱媒体を流通させる。これにより、手摺ベルト4aと欄干本体4bの吹出部4dとの両方へ熱媒体を流通することができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ用空調装置6においては、前記ベルト流通部9と前記吹出流通部10とは、前記空調部6aに対して直列に接続され、前記ベルト流通部9は、前記吹出流通部10よりも上流側に配置され、前記流通部6bは、前記ベルト流通部9及び前記吹出流通部10間に、前記ベルト流通部9及び前記吹出流通部10間を開放状態と閉鎖状態とに切り替えるために開閉する開閉部6cを備える、という構成である。
斯かる構成によれば、ベルト流通部9は、空調部6aからの熱媒体を手摺ベルト4aまで流通させる機能と、空調部6aからの熱媒体を吹出流通部10まで流通させる機能とを兼用している。そして、例えば、手摺ベルト4aには、連続して熱媒体を供給する必要があることに対して、吹出部4dには、熱媒体を供給する必要がない場合があるため、当該場合に、開閉部6cが閉鎖されることによって、吹出部4dに熱媒体を流通することを停止することができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ用空調装置6においては、前記吹出流通部10は、前記熱媒体が内部を流通する管路10aを備え、前記管路10aは、内部の下流側を加圧するための送風機10eを備える、という構成である。
斯かる構成によれば、送風機10eは、管路10aの内部のうち、送風機10eよりも下流側を加圧する。これにより、欄干本体4bの吹出部4dから搬送部3側へ熱媒体を確実に吹き出すことができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ用空調装置6においては、前記管路10aは、主管路10bと、前記主管路10bから分岐され、前記主管路10bと前記吹出部4dとを接続する複数の分岐管路10cと、を備え、前記送風機10eは、前記分岐管路10cに配置される、という構成である。
斯かる構成によれば、送風機10eが分岐管路10cに配置されているため、欄干本体4bの吹出部4dから吹き出す熱媒体に対して確実に加圧することができる。これにより、吹出部4dから搬送部3側へ熱媒体をさらに確実に吹き出すことができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、前記の空調装置6と、人を搬送する搬送部3と、前記空調装置6からの熱媒体を前記搬送部3側へ吹き出す吹出部4dを有する欄干部4と、前記搬送部3に乗る人を検出する人検出部8と、前記人検出部8が最後に人を検出してから設定時間が経過した場合に、前記吹出部4dから前記熱媒体を吹き出すことを抑制するように、前記空調装置6を制御する制御部7と、を備える。
斯かる構成によれば、人検出部8が最後に人を検出してから設定時間が経過した場合に、吹出部4dから搬送部3側へ熱媒体を吹き出すことを抑制することができる。これにより、例えば、吹出部4dから熱媒体を吹き出すタイミングを適正にすることができる。
なお、マンコンベヤ1及びマンコンベヤ用空調装置6は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、マンコンベヤ1及びマンコンベヤ用空調装置6は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係るマンコンベヤ1は、空調部6aを備えている、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ1は、空調部6aを備えておらず、例えば、空調部は、マンコンベヤ1が設置される建築設備の空調部(例えば、エアコン)である、という構成でもよい。
(2)また、上記実施形態に係る空調装置6においては、ベルト流通部9と吹出流通部10とは、空調部6aに対して直列に接続され、ベルト流通部9は、吹出流通部10よりも上流側に配置されている、という構成である。しかしながら、空調装置6は、斯かる構成に限られない。
例えば、ベルト流通部9と吹出流通部10とは、空調部6aに対して並列に接続されている、という構成でもよい。斯かる構成によれば、吹出流通部10による吹出部4dへの熱媒体の流通を行い、ベルト流通部9による手摺ベルト4aへの熱媒体の流通を停止することもできる。
また、例えば、ベルト流通部9と吹出流通部10とは、空調部6aに対して直列に接続され、ベルト流通部9は、吹出流通部10よりも下流側に配置されている、という構成でもよい。なお、空調装置6においては、開閉部6cが備えられておらず、ベルト流通部9及び吹出流通部10間が常に開放している、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係る空調装置6においては、送風機10eは、吹出流通部10の分岐管路10cに配置されている、という構成である。しかしながら、空調装置6は、斯かる構成に限られない。
例えば、送風機10eは、ベルト流通部9のみに配置されている、という構成でもよく、ベルト流通部9及び吹出流通部10の両方に配置されている、という構成でもよい。また、例えば、送風機10eは、吹出流通部10のうち、主管路10bのみに配置されている、という構成でもよく、主管路10b及び分岐管路10cの両方に配置されている、という構成でもよい。なお、空調装置6は、送風機10eを備えていない、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係る空調装置6においては、人検出部8が最後に人を検出してから設定時間が経過した場合(以下、「人検出無しの場合」という)に、開閉部6cが閉鎖され、送風機10eが停止する、という構成である。しかしながら、空調装置6は、斯かる構成に限られない。
(4−1)例えば、人検出無しの場合に、開閉部6cの開放が維持され、送風機10eが逆回転し、送風機10eよりも下流側の管路10aの内部が減圧されることによって、吹出部4dから搬送部3側へ熱媒体を吹き出すことが抑制される、という構成でもよい。そして、斯かる構成においては、例えば、吹出流通部10は、人検出無しの場合に、主管路10bの下流端から熱媒体を排出する排出部を備えている、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、人検出無しの場合に、排出部から熱媒体が排出されるため、人検出無しの場合においても、吹出流通部10の主管路10bの内部に熱媒体が滞留することを抑制することができる。これにより、吹出流通部10の内部の熱媒体の温度が外気の温度に近づくことを抑制することができるため、吹出部4dから熱媒体を再び吹き出す際に、適切な温度の熱媒体を吹出部4dから吹き出すことができる。
(4−2)また、例えば、人検出無しの場合に、開閉部6cの開放が維持され、送風機10eが停止し、空調部6aからの熱媒体の供給量が低下されることによって、吹出部4dから搬送部3側へ熱媒体を吹き出すことが抑制される、という構成でもよい。そして、斯かる構成においても、例えば、吹出流通部10は、人検出無しの場合に、主管路10bの下流端から熱媒体を排出する排出部を備えている、という構成でもよい。
(4−3)また、例えば、人検出無しの場合に、吹出部4dから熱媒体を変わらずに吹き出す、という構成でもよい。これにより、吹出部4dから搬送部3側へ熱媒体が連続して吹き出されるため、例えば、最後に人が搬送部3に乗った後に、時間が空いた場合でも、搬送部3上の温度を適切にすることができる。
1…マンコンベヤ、1a…乗降部、1b…乗降部、1c…床プレート、2…構造体、2a…機械室、2b…機械室、3…搬送部、3a…走行部、3b…ステップ、4…欄干部、4a…手摺ベルト、4b…欄干本体、4c…収容部、4d…吹出部、4e…パネル、5…駆動部、5a…第1回転部、5b…駆動源、5c…第2回転部、6…空調装置、6a…空調部、6b…流通部、6c…開閉部、7…制御部、7a…取得部、7b…記憶部、7c…演算部、7d…駆動制御部、7e…空調制御部、7f…出力制御部、8…人検出部、9…ベルト流通部、9a…管路、9b…流出部、10…吹出流通部、10a…管路、10b…主管路、10c…分岐管路、10d…開口部、10e…送風機、11…入力部、12…出力部、D1…前後方向、D2…幅方向、D3…上下方向

Claims (5)

  1. 空調部から供給される加熱又は冷却するための空気である熱媒体を流通させる流通部を備え、
    前記流通部は、前記手摺ベルトまで前記熱媒体を流通させるベルト流通部と、前記手摺ベルトを支持する欄干本体の複数の吹出部から搬送部側へ熱媒体を吹き出すために、前記複数の吹出部まで前記熱媒体を流通させる吹出流通部と、を備える、マンコンベヤ用空調装置。
  2. 前記ベルト流通部と前記吹出流通部とは、前記空調部に対して直列に接続され、
    前記ベルト流通部は、前記吹出流通部よりも上流側に配置され、
    前記流通部は、前記ベルト流通部及び前記吹出流通部間に、前記ベルト流通部及び前記吹出流通部間を開放状態と閉鎖状態とに切り替えるために開閉する開閉部を備える、請求項1に記載のマンコンベヤ用空調装置。
  3. 前記吹出流通部は、前記熱媒体が内部を流通する管路を備え、
    前記管路は、内部の下流側を加圧するための送風機を備える、請求項1又は2に記載のマンコンベヤ用空調装置。
  4. 前記管路は、主管路と、前記主管路から分岐され、前記主管路と前記吹出部とを接続する複数の分岐管路と、を備え、
    前記送風機は、前記分岐管路に配置される、請求項3に記載のマンコンベヤ用空調装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の空調装置と、
    人を搬送する搬送部と、
    前記空調装置からの熱媒体を前記搬送部側へ吹き出す吹出部を有する欄干部と、
    前記搬送部に乗る人を検出する人検出部と、
    前記人検出部が最後に人を検出してから設定時間が経過した場合に、前記吹出部から前記熱媒体を吹き出すことを抑制するように、前記空調装置を制御する制御部と、を備える、マンコンベヤ。
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