JP2002195627A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2002195627A
JP2002195627A JP2000395899A JP2000395899A JP2002195627A JP 2002195627 A JP2002195627 A JP 2002195627A JP 2000395899 A JP2000395899 A JP 2000395899A JP 2000395899 A JP2000395899 A JP 2000395899A JP 2002195627 A JP2002195627 A JP 2002195627A
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English (en)
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Akio Kiyono
明男 清野
Tadashi Tsunoda
正 角田
Ichiro Mori
一郎 森
Satoshi Komeno
聡 米野
Yu Tsubota
祐 坪田
Kazuhisa Mishima
一久 三島
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SATO SOGO KEIKAKU KK
Giken Trastem Co Ltd
Toshiba Air Conditioning Co Ltd
Original Assignee
SATO SOGO KEIKAKU KK
Giken Trastem Co Ltd
Toshiba Air Conditioning Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明はランニングコストの増大を招くこ
となく被空気調和室に外気を取り入れることができるよ
うにした空気調和装置を提供することにある。 【解決手段】 被空気調和室1の空気調和を行う空気調
和装置において、給気ファン13,22及び熱交換器1
2,21を有し、上記被空気調和室の空気調和を行う空
気調和機11a〜11d,18と、上記被空気調和室の
入退出部を通過する人数を検出する赤外線センサ3と、
この赤外線センサからの検出信号によって上記被空気調
和室に滞留する滞留人数を算出するとともに、その滞留
人数と予め設定された設定人数とを比較しその比較に基
づき上記給気ファンの回転数を制御して上記被空気調和
室への外気の取り入れ量を制御する制御装置7とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は被空気調和室に外
気を取り入れて空気調和を行うための空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】被空気調和室の空気調和は、その被空気
調和室の温度、湿度、気流及び清浄度の4つの要素を目
的とする状態に整えることである。被空気調和室の空気
調和の条件は、法令によって規定されており、たとえば
清浄度においては被空気調和室における炭酸ガスや一酸
化炭素の含有率が所定値以内であること、すなわち清浄
度が規定されている。
【0003】集会場などのように人の出入りが多い被空
気調和室において、炭酸ガスの含有率を基準値以内に設
定するには、被空気調和室の炭酸ガスの濃度に応じて外
気を取り入れるということが行われている。
【0004】外気を取り入れる場合、外気導入ダクトに
送風機及びダンパを設け、送風機の運転状態を一定に維
持し、上記ダンパの開度を調整することで外気の取り入
れ量を制御するということが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダンパ
の開度によって外気の取り入れ量を制御する場合、送風
機の運転状態が一定であるため、外気の取り入れ量に応
じて外気導入ダクトを流れる外気の流れの抵抗が変化す
ることになる。そのため、その抵抗の変動によって送風
機を駆動する動力に無駄が生じることが避けられず、ラ
ンニングコストが高くなるということがあった。
【0006】また、被空気調和室の炭酸ガス濃度を測定
し、その測定結果に基づいて外気の取り入れ量を制御す
ると、被空気調和室の炭酸ガスの濃度が上昇してから外
気が取り入れられることになる。そのため、被空気調和
室において、炭酸ガスの濃度が基準値以内になるまでの
制御時間が長くなり、追従性が悪くなるということがあ
る。
【0007】この発明は、ランニングコストの増加を招
くことなく外気を取り入れることができ、しかも被空気
調和室の清浄度が低下することを予測して外気の取り入
れが行えるようにした空気調和装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、被空気調和室の空気調和を行う空気調和装置におい
て、送風機及び熱交換器を有し、上記被空気調和室の空
気調和を行う空気調和機と、上記被空気調和室への入退
出部を通過する人員を検出する検出手段と、この検出手
段からの検出信号によって上記被空気調和室に滞留する
滞留人数を算出するとともに、その滞留人数と予め設定
された設定人数とを比較しその比較に基づき上記送風機
の回転数を制御して上記被空気調和室への外気の取り入
れ量を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする
空気調和装置にある。
【0009】請求項2の発明は、被空気調和室の空気調
和を行う空気調和装置において、送風機及び熱交換器を
有し、上記被空気調和室の温度制御を行う第1の空気調
和機と、上記被空気調和室の入退出部を通過する人数を
検出する検出手段と、送風機を有し、上記被空気調和室
に外気を導入する第2の空気調和機と、上記検出手段か
らの検出信号によって上記被空気調和室に滞留する滞留
人数を算出するとともに、その滞留人数と予め設定され
た設定人数とを比較しその比較に基づき第2の空気調和
機の送風機の回転数を制御して上記被空気調和室への外
気の取り入れ量を制御する制御手段とを具備したことを
特徴とする空気調和装置にある。
【0010】請求項3の発明は、上記検出手段は、上記
被空気調和室の入退出部を通過する人数と各人の方向を
検出し、上記制御手段は、上記検出手段が検出する人の
数と方向とから上記被空気調和室に滞留する人数を算出
することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気
調和装置にある。
【0011】請求項4の発明は、上記送風機の回転数
は、インバータ回路部によって制御することを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の空気調和装置にある。
【0012】この発明によれば、送風機の回転数を制御
して外気の取り入れを制御するため、送風機を駆動する
動力に無駄が生じるのを防止でき、しかも被空気調和室
に入退場する人数から滞留者数を求めて外気の取り入れ
量を制御するため、被空気調和室の空気の清浄度が大幅
に低下する前に外気を取り入れて清浄度を維持すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の一実施の形態を説明する。
【0014】図1はこの発明の空気調和装置の概略的構
成を示しており、同図中1は集会場や展示場などのよう
に人員の出入りが多い被空気調和室である。この被空気
調和室1には人員が出入りするための入退出部2が設け
られている。この入退出部2の上方には、被空気調和室
1に入る人員と、出る人員とを判別して検出する検出手
段としての赤外線センサ3が設けられている。
【0015】すなわち、上記赤外線センサ3は上記入退
出部2の上方に複数の素子が行列状に設けられている。
この赤外線センサ3による検出領域5は、図2(a)、
(b)に示すように上記出入り口部2の横方向全長及び
この横方向と交差する前後方向沿って所定の範囲となっ
ている。
【0016】上記赤外線センサ3の検出領域5を人4が
通過すると、その人4が発する赤外線が赤外線センサ3
の所定の素子によって検出される。この赤外線センサ3
の検出領域5では、図2(b)に示すように赤外線セン
サ3の各素子によって検出された人4のパターンPの数
と移動方向Dが検出され、その検出信号が図1に示す変
換器6に入力される。この変換器6では、その検出信号
が所定の電気信号に変換され、その電気信号が制御装置
7に入力される。
【0017】制御装置7は、変換器6からの検出信号の
パターンPが人4であるか否かを判別し、人4であると
判別すると、そのパターンPの数と移動方向Dとから検
出領域5を通過して入退出部2から入室した人数と、退
室した人数の差、つまり上記被空気調和室1に残留する
人数を算出する。この算出値は上記制御装置7に予め設
定された設定値と比較され、その比較に基づいて後述す
るごとく上記被空気調和室1への外気の導入量が決定さ
れるようになっている。
【0018】上記被空気調和室1の空気調和は複数台、
この実施の形態では第1乃至第4のの4台の第1の空気
調和機11a〜11dによって行われる。各第1の空気
調和機11a〜11dは熱交換器12と第1の給気ファ
ン13を有し、この第1の給気ファン13が運転される
ことで、上記熱交換器12で熱交換された空気が給気ダ
クト14を通じて被空気調和室1に供給されるようにな
っている。
【0019】上記熱交換器12には図示しない供給管に
よって温水又は冷水が供給される。それによって,熱交
換器12を通過する空気を加熱或いは冷却することがで
きるようになっている。この実施の形態では,各第1の
空気調和機11a〜11dには熱交換器12がそれぞれ
1つだけしか設けられていないが,温水用と冷水用との
2つの熱交換器を設けるようにしてもよい。
【0020】各第1の空気調和機11a〜11dはそれ
ぞれ還気ファン15を有し、この還気ファン15は上記
被空気調和室1と還気ダクト16によって連通してい
る。還気ファン15によって還気された被空気調和室1
の空気の一部は空気調和機11a〜11dに戻され、熱
交換器12で熱交換されて第1の給気ファン13によっ
て被空気調和室1に供給される。
【0021】還気ファン15によって還気された被空気
調和室1の空気の残りの一部は、第1の排気ダクト17
aと第2の排気ダクト17bを通じて大気中に放散され
る。つまり、第1の排気ダクト17aを流れる空気は第
2の空気調和機18の第1の排気ファン19を通じて大
気中に放出され、第2の排気ダクト17bを流れる空気
は第2の空気調和機としてのファンユニット25の第2
の排気ファン27を通じて大気中に放散される。
【0022】上記第1の排気ダクト17aは4台の第1
の空気調和機11a〜11dの還気ファン15に連通
し、第2の排気ダクト17bは2台の第1の空気調和機
11a,11bの還気ファン15に連通している。
【0023】なお、各第1の空気調和気11a〜11d
の第1の排気ダクト17aにはそれぞれ排気用ダンパ2
0が設けられ、この排気用ダンパ20の開度を調整する
ことで、各空気調和機11a〜11dの還気ファン15
から被空気調和室1に還流される空気量と、第2の空気
調和気18の第1の排気ファン19によって大気中に放
散される空気量との比率を設定できるようになってい
る。
【0024】第2の空気調和機18は熱交換器21及び
第2の給気ファン22(送風機)を有し、この第2の給
気ファン22が作動することで、その内部に外気が導入
される。導入された外気は熱交換器21で熱交換され、
分配ダクト23を通じて各第1の空気調和機11a〜1
1dに分配供給されるようになっている。
【0025】上記ファンユニット25は第3の給気ファ
ン26(送風機)を有し、この第3の給気ファン26が
作動することで、給気ダクト28を通じて2台の第1の
空気調和機11a,11bの熱交換器12の上流側に外
気を供給するようになっている。
【0026】上記第1の給気ファン13、還気ファン1
5、第1の排気ファン19、第2の給気ファン22、第
3の給気ファン26及び第2の排気ファン27はそれぞ
れインバータ回路部31を有し、上記制御装置7からの
制御信号によって回転数が制御されるようになってい
る。
【0027】インバータ回路部31は、詳細は図示しな
いが、商用電源が入力される整流部、この整流部で整流
された直流電圧が入力するスイッチ部を有し、このスイ
ッチ部に上記制御装置7からの制御信号が入力されるこ
とで、任意の周波数の出力が得られるようになってお
り、その周波数に応じて各ファンの回転数が制御される
ようになっている。
【0028】第1空気調和機11a〜11dに設けられ
た第1の給気ファン13の回転数を制御すれば、熱交換
器12で熱交換して被空気調和室1に導入される空気量
を調整できる。それによって、被空気調和室1の温度を
制御することができる。
【0029】還気ファン15の回転数を制御すること
で、被空気調和室1から排出される空気量を調整するこ
とができ、第1、第2の排気ファン19、27の回転数
を制御すれば、大気中に排出される空気量を制御するこ
とができる。さらに、第1、第2の給気ファン22,2
6の回転数を制御することで、第1の空気調和機11a
〜11dを通じて被空気調和室1に供給される給気量及
び外気量を調整できる。
【0030】つぎに、上記構成の空気調和装置によって
被空気調和室1を空気調和する場合の動作を図3と図4
のフローチャートを参照しながら説明する。
【0031】4台の空気調和機11a〜11dが被空気
調和室1の温度、湿度、気流及び清浄度が所定の条件に
なるよう運転されている状態において、被空気調和室1
の入退出部2に設けられた赤外線センサ3によって被空
気調和室1に出入りする舞台を検出すると、その物体の
パターンが制御装置7に予め設定されたパターンと比較
され、その一致度合に応じて赤外線センサ3が検出する
パターンが人4であるか否かを判別する。
【0032】パターンPが人4であると判別されると、
制御装置7はそのパターンPの数と方向Dとから被空気
調和室1に対する入場人数と退場人数とをカウントし、
その差から被空気調和室1に残留する人数を算出する。
ここまでを図3のフローチャートに示す。
【0033】制御装置7によって被空気調和室1に残留
する人数(残留人数)が算出されると、図4に示すよう
にその残留人数が制御装置7に予め設定された人数(設
定人数)と比較される。比較の結果、残留人数が設定人
数と異なると、その差に応じて外気の導入量が設定され
る。
【0034】つまり、残留人数が設定人数よりも少ない
場合には、制御装置7から第2の空気調和機18の第2
の給気ファン22のインバータ回路部31に制御信号が
出力され、その回転数が残留人数と設定人数との差に応
じて低下する。それによって各第1の空気調和機11a
〜11dへの外気の供給量が減少する。
【0035】一方、残留人数が設定人数よりも多い場合
には、制御装置7から第2の空気調和機18の第2の給
気ファン22のインバータ回路部31に制御信号が出力
され、その回転数が残留人員数と設定人員数との差に応
じて増加する。それによって各第1の空気調和機11a
〜11dへの外気の供給量が増大する。
【0036】第2の空気調和機18は熱交換器21を備
えているから、この第2の空気調和機18を通じて被空
気調和室1に取り入れられる外気は温度制御されてか
ら、第1の空気調和機11a〜11dの熱交換器12で
さらに温度制御される。そのため、被空気調和室1へ外
気を取り入れるようにしても、この被空気調和室1の温
度が大きく変動するのを防止できる。
【0037】被空気調和室1への入場人数が大幅に増加
し、外気の取り入れ量が第2の空気調和機18の能力以
上に必要な場合には、制御装置7からの制御信号によっ
てファンユニット26の第3の給気ファン26が不足し
た外気の取り入れ量に応じた回転数で回転させられる。
【0038】ファンユニット26の第3の供給ファン2
6によって取り込まれた外気は2台の第1の空気調和機
11a、11bを通じて被空気調和室1に供給されるこ
とになるから、この被空気調和室1の入場人数が急激に
増大しても、その清浄度、とくに炭酸ガス濃度を基準値
以下に維持することができる。
【0039】制御装置7によって被空気調和室1への外
気の取り入れ量が上述したように制御されると、その取
り入れ量が最適か否か、つまり第2の給気ファン22と
第3の給気ファン26の回転数が検出されて制御装置7
にフィードバックされ、その回転数が被空気調和室1の
残留人数に対して最適か否かが検出される。
【0040】外気導入量が最適でない場合には、被空気
調和室1の残留人数に応じた外気の取り入れ制御が繰り
返して行われ、最適な場合には外気の導入によって変動
する被空気調和室1の温度制御が行われる。
【0041】被空気調和室1の温度制御は、第1の空気
調和機11a〜11dの熱交換器12を通過する空気量
によって制御できるから、制御装置7によって第1の給
気ファン13と還気ファン15との回転数を制御するこ
とで、被空気調和室1の温度を設定温度に制御すること
ができる。
【0042】被空気調和室1の温度制御を行う場合、熱
交換器12に流れる温水や冷水の温度や量を制御するこ
とで、熱交換器12を通過する空気の温度を調整するよ
うにしてもよい。
【0043】なお、被空気調和室1の温度制御は、この
被空気調和室1に温度センサ(図示せず)を設け、この
温度センサが検出する温度を制御装置7にフィードバッ
クすることで、被空気調和室1の温度が設定温度になる
ように制御すればよい。
【0044】以上のように、被空気調和室1への外気の
取り入れ量の制御を、第2の空気調和機18の第2の給
気ファン22と、ファンユニット25の第3の給気ファ
ン26との回転数をそれぞれのインバータ回路部31に
よって制御して行うようにした。
【0045】そのため、各給気ファン22,26は、外
気の取り入れ量に応じて無駄なく運転されるため、これ
ら供給ファン22,26の消費動力を必要最低限にする
ことができる。つまり、空気調和装置のランニングコス
トを低減することができる。
【0046】被空気調和室1の清浄度の変化(炭酸ガス
量の変化)を検出せず、被空気調和室1に残留する人数
の変化によって外気の導入量を制御するようにしてい
る。そのため、被空気調和室1の人数が変化すると同時
に、その室内に必要量の外気が導入される。つまり、被
空気調和室1の清浄度が低下する前に外気を導入し、そ
の室内の清浄度を維持するすることができる。
【0047】被空気調和室1に入る人数と、出る人数と
は、入退出部2の上方に設けられた赤外線センサ3によ
って検出される。この赤外線センサ3による検出領域5
は入退出部2の幅方向全長にわたっていて、検出領域5
における人4のパターンP及びそのパターンPの移動方
向Dによって各人4の入退出を判別するようにしてい
る。
【0048】そのため、複数の人が横方向に並んで入退
出しても、その人数をパターンPの形状と移動方向とか
ら確実に判別することができるから、被空気調和室1に
残留する人数を正確にカウントすることが可能となる。
【0049】この発明は上記一実施の形態に限定され
ず、種々変形可能である。たとえば、上記一実施の形態
では被空気調和室に入退出する人数を検出する検出手段
として赤外線センサを用いたが、赤外線センサに代わ
り、固体撮像素子を用いて入退出部を撮像し、その画像
を処理することで、被空気調和室に残留する人数を検出
するようにしてもよく、さらには他のセンサ、たとえば
超音波やマイクロ波などを用いたセンサであってもよ
い。
【0050】外気を導入するために、第2の空気調和機
を用いるようにしたが、第1の空気調和機に設けられた
第1の給気ファンの吸引側を、たとえばダクト及びダン
パを介して外気に連通可能な構成とし、この第1の給気
ファンによって被空気調和室に外気を取り入れるように
してもよい。
【0051】さらに、被空気調和室に接続される第1の
空気調和機の数や第2の空気調和機の数は被空気調和室
の大きさや各空気調和機の能力に応じて決定されるもの
で、その台数はなんら限定されるものでない。
【0052】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、送風機
の回転数を制御して外気の取り入れを制御するため、送
風機を駆動する動力に無駄が生じるのを防止できるか
ら、ランニングコストの低減を図ることができる。
【0053】しかも、被空気調和室に入退場する人数か
らこの被空気調和室の滞留者数を求めて外気の取り入れ
量を制御するため、被空気調和室の空気の清浄度が低下
する前に外気を取り入れて清浄度を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る空気調和装置の
概略的構成図。
【図2】(a)は被空気調和室の入退室部に設けられた
赤外線センサの概略的斜視図、(b)は赤外線センサの
検出領域におけるパターンの説明図。
【図3】赤外線センサの検出信号によって被空気調和室
に残留する人数を求める際のフローチャート。
【図4】被空気調和室への外気の導入を説明するための
フローチャート。
【符号の説明】
1…被空気調和室 2…入退室部 3…赤外線センサ(検出手段) 5…検出領域 7…制御装置 11a〜11d…第1の空気調和機 13…第1の給気ファン 18…第2の空気調和機 22,26…給気ファン(送風機) 25…ファンユニット(第2の空気調和機) 31…インバータ回路部
フロントページの続き (72)発明者 清野 明男 東京都墨田区横網2−10−12 株式会社佐 藤総合計画内 (72)発明者 角田 正 東京都墨田区横網2−10−12 株式会社佐 藤総合計画内 (72)発明者 森 一郎 東京都千代田区神田須田町2丁目25番地2 東芝空調株式会社内 (72)発明者 米野 聡 東京都千代田区神田須田町2丁目25番地2 東芝空調株式会社内 (72)発明者 坪田 祐 京都府京都市伏見区竹田段川原町4番地の 1 技研トラステム株式会社内 (72)発明者 三島 一久 京都府京都市伏見区竹田段川原町4番地の 1 技研トラステム株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA03 AA05 CC11 DD08 EE26 3L061 BE02 BF08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被空気調和室の空気調和を行う空気調和
    装置において、 送風機及び熱交換器を有し、上記被空気調和室の空気調
    和を行う空気調和機と、 上記被空気調和室への入退出部を通過する人員を検出す
    る検出手段と、 この検出手段からの検出信号によって上記被空気調和室
    に滞留する滞留人数を算出するとともに、その滞留人数
    と予め設定された設定人数とを比較しその比較に基づき
    上記送風機の回転数を制御して上記被空気調和室への外
    気の取り入れ量を制御する制御手段とを具備したことを
    特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 被空気調和室の空気調和を行う空気調和
    装置において、 送風機及び熱交換器を有し、上記被空気調和室の温度制
    御を行う第1の空気調和機と、 上記被空気調和室の入退出部を通過する人数を検出する
    検出手段と、 送風機を有し、上記被空気調和室に外気を導入する第2
    の空気調和機と、 上記検出手段からの検出信号によって上記被空気調和室
    に滞留する滞留人数を算出するとともに、その滞留人数
    と予め設定された設定人数とを比較しその比較に基づき
    第2の空気調和機の送風機の回転数を制御して上記被空
    気調和室への外気の取り入れ量を制御する制御手段とを
    具備したことを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 上記検出手段は、上記被空気調和室の入
    退出部を通過する人数と各人の方向を検出し、 上記制御手段は、上記検出手段が検出する人の数と方向
    とから上記被空気調和室に滞留する人数を算出すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気調和装
    置。
  4. 【請求項4】 上記送風機の回転数は、インバータ回路
    部によって制御することを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の空気調和装置。
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