JP2021149802A - 属性推定装置、コンピュータプログラム、属性推定システム及び属性推定方法 - Google Patents

属性推定装置、コンピュータプログラム、属性推定システム及び属性推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地理的に限定されていない、様々なエリアについて、当該エリアを来訪したユーザの属性を推定可能な技術を提供する。【解決手段】属性推定システムは、第1取得部と、第2取得部と、推定部と、を備える。無線信号を発信可能な発信機が移動体に搭載される。第1取得部は、発信機から発信された無線信号を受信したユーザ端末の端末IDを取得するように構成される。第2取得部は、ウェブサイト上の行動履歴に基づくユーザの属性を示すユーザ属性情報を取得するように構成される。推定部は、第1取得部によって取得された端末IDと第2取得部によって取得されたユーザ属性情報とを紐付けることにより、移動体周辺のエリアを来訪したユーザの属性を推定するように構成される。【選択図】図17

Description

本開示は、ユーザの属性を推定するための属性推定装置、コンピュータプログラム、属性推定システム及び属性推定方法に関する。
特許文献1には、ユーザ端末と、店舗内に設けられたルータと、ルータと通信可能なサーバと、を備えた情報配信システムが開示されている。この情報配信システムは、店舗内におけるユーザ端末と無線機器との近距離無線通信により得られた、無線機器の周辺におけるユーザ端末の行動履歴を収集する。また、店舗内において、ユーザ端末が、ルータを介してサーバのトラッキングタグが埋め込まれたウェブサイトを表示させると、情報配信システムは、当該ウェブサイトにおけるユーザ端末の閲覧履歴を収集する。そして、情報配信システムは、収集されたユーザ端末の閲覧履歴と行動履歴とに基づいて、ユーザ端末のユーザの属性を決定する。情報配信部は、ユーザの属性に応じた情報をユーザ端末又はユーザ端末の近傍にある映像表示機器に表示させる。
特許第6337332号公報
しかしながら、特許文献1の情報配信システムでは、ルータや無線機器が設けられた特定の店舗という限定的なエリアを来訪したユーザの属性しか推定できない。
本開示の一局面は、地理的に限定されていない、様々なエリアについて、当該エリアを来訪したユーザの属性を推定可能な技術を提供することにある。
本開示の一態様は、属性推定装置であって、第1取得部と、第2取得部と、推定部と、を備える。第1取得部は、移動体に無線信号を発信可能な発信機が搭載され、発信機から発信された無線信号を受信したユーザ端末の端末IDを取得するように構成される。第2取得部は、ウェブサイト上の行動履歴に基づくユーザの属性を示すユーザ属性情報を取得するように構成される。推定部は、第1取得部によって取得された端末IDと第2取得部によって取得されたユーザ属性情報とを紐付けることにより、移動体周辺のエリアを来訪したユーザの属性を推定するように構成される。
このような構成によれば、移動体を様々なエリアに移動させ、当該移動体周辺のエリアを来訪したユーザの属性を推定できる。したがって、地理的に限定されていない、様々なエリアについて、当該エリアを来訪したユーザの属性を推定できる。
本開示の一態様は、属性推定装置は、第3取得部を更に備えてもよい。第3取得部は、ユーザ端末と発信機との近距離無線通信により得られた、移動体周辺におけるユーザ端末の行動履歴を示す行動履歴情報を取得するように構成される。推定部は、端末ID、ユーザ属性情報及び行動履歴情報を紐付けることにより、移動体周辺のエリアを来訪したユーザ端末のユーザの属性を推定してもよい。
このような構成によれば、移動体周辺におけるユーザの行動履歴を踏まえてユーザ属性を推定できる。
本開示の一態様では、行動履歴情報は、発信機からの無線信号が届く範囲であって移動体からの距離が異なる複数の範囲のそれぞれに対するユーザ端末の来訪状況を特定可能な情報であってもよい。そして、推定部は、端末ID、ユーザ属性情報及び行動履歴情報に基づいて、複数の範囲に対するユーザ端末の来訪状況に応じたユーザ端末のユーザの属性を推定してもよい。
このような構成によれば、移動体周辺の複数の範囲の来訪状況を踏まえてユーザの属性を推定することができる。
本開示の一態様では、移動体は商品を販売及び/又は展示する移動店舗であってもよい。そして、属性推定装置は、第4取得部を更に備えてもよい。第4取得部は、移動体又は移動体のECサイトでのユーザの商品の購買履歴を示す購買履歴情報を取得するように構成される。そして、推定部は、端末ID、ユーザ属性情報及び購買履歴情報を紐付けることにより、商品の購買者又は非購買者であるユーザの属性を推定してもよい。
このような構成によれば、移動体周辺のエリアを来訪した、商品の購買者又は非購買者であるユーザの属性を推定できる。
本開示の一態様では、属性推定装置は、第5取得部を更に備えていてもよい。第5取得部は、移動体周辺のエリアを来訪したユーザ端末のユーザに対して実施された調査の回答データを取得するように構成される。そして、推定部は、端末IDと回答データとを紐付ける。
このような構成によれば、移動体周辺のエリアを来訪したユーザの属性と、当該ユーザに対して実施した調査結果と、を含むデータを生成できる。
本開示の一態様では、前記属性推定装置における第1取得部、第2取得部及び推定部としてコンピュータを機能させるコンピュータプログラムが提供されてもよい。
本開示の別の態様によれば、ユーザ端末と、移動体に搭載された無線信号を発信可能な発信機と、サーバである属性推定装置と、を備える属性推定システムが提供されてもよい。属性推定システムは、前記第1取得部、前記第2取得部及び前記推定部を備える。
本開示の別の態様によれば、ユーザ端末と、移動体に搭載された無線信号を発信可能な発信機と、サーバと、を備える属性推定システムが提供されてもよい。サーバは、前記第1取得部、前記第2取得部及び前記推定部を備える。
本開示の別の態様によれば、コンピュータにより実行される、ユーザの属性を推定する属性推定方法が提供されてもよい。属性推定方法は、無線信号を発信可能な発信機が移動体に搭載され、発信機から発信された無線信号を受信したユーザ端末の端末IDを取得することと、ユーザのウェブサイト上の行動履歴に基づくユーザ属性を示すユーザ属性情報を取得することと、取得された端末IDとユーザ属性情報とを紐付けることにより、移動体周辺のエリアを来訪したユーザ端末のユーザの属性を推定することと、を含んでもよい。
図1は属性推定システムの構成を示すブロック図である。 図2はユーザ端末の構成を示すブロック図である。 図3は移動体の構成を示すブロック図である。 図4は購入履歴情報の説明図である。 図5は行動履歴サーバの構成を示すブロック図である。 図6は行動履歴情報の説明図(1)である。 図7は行動履歴情報の説明図(2)である。 図8は閲覧履歴サーバの構成を示すブロック図である。 図9は閲覧履歴情報の説明図である。 図10は調査システムサーバの構成を示すブロック図である。 図11は調査結果情報の説明図である。 図12は属性管理サーバの構成を示すブロック図である。 図13は属性情報の説明図(1)である。 図14は属性情報の説明図(2)である。 図15は推定サーバの構成を示すブロック図である。 図16は独自データの説明図である。 図17は属性推定システムが実行する処理を示すフローチャートである。 図18は推定サーバが実行する属性推定処理の一例の説明図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.構成]
図1に示す属性推定システム100は、複数のユーザ端末1、移動体2、行動履歴サーバ3、閲覧履歴サーバ4、調査システムサーバ5、属性管理サーバ6及び推定サーバ7を備える。属性推定システム100は、移動体2周辺のエリアを来訪したユーザの属性を推定するためのシステムである。
ユーザ端末1は、例えば、スマートフォン、タブレット型端末装置、ノートパソコン等の携帯情報端末である。ユーザ端末1は、図2に示すように、無線通信用の通信部11と、データを記憶する記憶部12と、ユーザの操作を受け付ける入力部13と、画像、音声等を出力する出力部14と、各部を制御する制御部15と、を備えている。ユーザ端末1の通信部11は、移動体2に搭載された後述するルータ21と近距離無線通信可能である。近距離無線通信とは、無線信号の電波を用いて数十cm〜百数十mの範囲内でデータの送信及び/又は受信を行うことを意味する。
図1に示す移動体2は、エンジンや電動機等の駆動源、又は、人などの動物の力により推進する物である。本実施形態では、移動体2として、キッチンカーや屋台などの、商品を販売及び/又は展示する移動店舗が想定される。移動体2は、一定期間(例えば数日、1週間、1ヶ月等)、同一エリア(例えば東京都内の特定の駐車場等)に駐車される。そして、属性推定システム100では、移動体2の移動先のエリア、換言すれば、移動体2が設置された前記同一エリアを来訪するユーザの属性が推定される。
移動体2は、図3に示すように、ルータ21と、ビーコン情報DB22と、POS
(Point Of Sales)端末23と、POSDB24と、各部を制御する制御部25と、を備える。なお、POSDB24の「DB」はデータベースの略である。
ルータ21は、図1に示す各種サーバ3〜7が接続されたネットワークNに対する通信を中継するWiFiアクセスポイントとして機能する。ルータ21は、アクセスポイント名やSSID(Service Set Identifier)等の自己の識別情報を含む近距離無線信号(以下、ビーコン信号)を所定時間(例えば100ms)間隔で送出している。ビーコン信号は、ルータ21を基準とする所定範囲(例えば百数十mの範囲)に送出され、ビーコン信号の受信範囲に進入したユーザ端末1は、ルータ21を経由してネットワークNに接続可能である。
ビーコン情報DB22は、ビーコン情報を記憶するためのDBである。ビーコン情報は、ルータ21から発信されたビーコン信号を受信したユーザ端末1から取得される情報である。ビーコン情報には、ユーザ端末1が受信したビーコン信号の信号強度、ユーザ端末1がビーコン信号を受信した時刻を示すタイムスタンプ、ビーコン番号、端末ID等が含まれる。ビーコン番号は、ルータ21を識別するための情報であり、アクセスポイント名やSSID等である。端末IDは、例えば、MACアドレス等のユーザ端末1を識別するための情報である。
POS端末23は、ユーザが移動体2で買い上げる商品の販売データをPOSDB24に登録する登録処理と、登録処理された販売データを基にユーザからの代金支払いを受けて商取引を決済する決済処理と、を行う。
POSDB24は、購入履歴情報を記憶するためのDBである。購買履歴情報は、移動体2で販売及び/又は展示される商品に関するユーザの購買履歴を示す情報である。POSDB24に記憶される購入履歴情報には、図4に示すように、POS−ID、購入された商品の商品ID、個数、購入時刻を示すタイムスタンプ等が含まれる。
図3に戻り、制御部25は、ルータ21を介してネットワークNに接続し、ビーコン情報DB22に蓄積されたビーコン情報を行動履歴サーバ3に送信し、また、POSDB24に蓄積された購買履歴情報を推定サーバ7に送信する。
一方、図1に示す行動履歴サーバ3は、移動体2周辺におけるユーザ端末1の行動履歴(例えば滞在位置、滞在時間、動線等)を収集及び蓄積するためのサーバである。行動履歴サーバ3は、図5に示すように、ネットワークNに接続して通信を行う通信部31と、行動履歴DB32と、各部を制御する制御部33と、を備える。
行動履歴DB32には、行動履歴情報が記憶されている。行動履歴情報は、移動体2周辺におけるユーザ端末1の行動履歴を示す情報であり、移動体2がユーザ端末1から収集したビーコン情報を基に生成される。行動履歴情報には、図6に示すように、タイムスタンプ、距離と、滞在時間、広告識別子等が含まれる。
まず、ここでいう距離とは、ユーザ端末1とルータ21(ひいては移動体2)との距離であり、ビーコン情報に含まれる信号強度を基に測定される。本実施形態では、前記距離は、α、β、γ、δといった複数のレンジに区分され、各レンジにはマーケティング上の意味付けがなされる。
レンジαは、ユーザが移動体2(すなわち移動店舗2)を視認できるレンジであり、例えば、移動店舗2から30m以内である。
レンジβは、移動店舗2に興味を持ったユーザが位置すると考えられるレンジであり、例えば、移動店舗2から10m以内である。
レンジγは、移動店舗2の商品の購入を検討しているユーザが位置すると考えられるレンジであり、例えば、移動店舗2から5m以内である。
レンジδは、移動店舗2の商品を購入しているユーザが位置すると考えられるレンジであり、例えば、移動店舗2から1メートル以内である。
一方、行動履歴情報に含まれるタイムスタンプは、前記距離のレンジにユーザ端末1が進入した時刻と退出した時刻とを示すタイムスタンプである。例えば、図6のタイムスタンプ「10:00?10:10」は、10:00にユーザがレンジαに進入し、10:10に当該ユーザがレンジαから退出したことを示す。
滞在時間は、前記距離にユーザ端末1が滞在していた時間である。滞在時間は、ユーザ端末1が受信したビーコン信号の受信強度の変動を追跡することで測定可能である。
広告識別子は、ユーザ端末1を一意に識別できる情報であり、ユーザ端末1に対する広告配信に用いられる。広告識別子は、例えばAdvertising Identifier(IDFA)が用いられてもよいし、Android Advertising ID(AAID)が用いられてもよいがこれらに限定されない。ここでいう広告識別子は、ユーザ端末1から収集された端末IDに対応する広告識別子である。すなわち、行動履歴サーバ3には、同一ユーザ端末1に係る端末IDと広告識別子との組合せの情報が記憶されている。行動履歴サーバ3は、移動体2からユーザ端末1の端末IDをすると、当該端末IDに対応する広告識別子を特定し、特定された広告識別子を行動履歴DB32に記憶する。
また行動履歴DB32には、図7に示す行動履歴フラグ情報が記憶されている。行動履歴フラグ情報も行動履歴情報の一種であり、図6の行動履歴情報を基に生成される。
行動履歴フラグ情報には、日付、広告識別子、前述した各レンジの滞在フラグ等の情報が含まれる。ここで、滞在フラグとは、前述した距離のレンジに規定の滞在時間以上ユーザ端末1が滞在すると「1」が設定されるフラグである。
本実施形態では、レンジαに規定時間tα(例えば0秒)以上滞在していたときに「1」が設定される店舗認識フラグ、レンジβに規定時間tβ(例えば15秒)以上滞在していたときに「1」が設定される店舗認識フラグ、レンジγに規定時間tγ(例えば15秒)以上滞在していたときに「1」が設定される購入検討フラグ、レンジδに規定時間tδ(例えば0秒)以上滞在していたときに「1」が設定される購入フラグ等が想定される。
例えば、ユーザ端末1のユーザが移動体2を認識し、興味を持ち、移動体2の商品の購入を検討し、商品を購入した場合、店舗認識フラグ、店舗興味フラグ、購入検討フラグ及び購入フラグの各フラグに「1」が設定されることが想定される。また、ユーザ端末1のユーザが移動店舗2を認識し、興味を持ち、商品の購入を検討したが、商品を購入せずに移動体2から離れた場合、店舗認識フラグ、店舗興味フラグ及び購入検討フラグの各フラグには「1」が設定されるが、購入フラグには「0」が設定されることが想定される。
一方、図5に戻り、制御部33は、移動体2から収集されたビーコン情報を基に図6及び図7に示す行動履歴情報を生成し、生成された行動履歴情報を行動履歴DB32に記憶する。また、制御部33は、行動履歴DB32に記憶された行動履歴情報を通信部31を介して推定サーバ7に送信する。
一方、図1に示す閲覧履歴サーバ4は、ユーザ端末1による特定のウェブサイトの閲覧履歴を収集するためのサーバである。閲覧履歴サーバ4は、図8に示すように、ネットワークNに接続して通信を行う通信部41と、閲覧履歴DB42と、各部を制御する制御部43と、を備える。
ここで、本実施形態では、移動体2のルータ21は、ユーザ端末1と無線通信接続を開始すると、あらかじめ設定された特定のウェブサイト(初期ウェブサイト)にユーザ端末1をアクセスさせる。本実施形態では、初期ウェブサイトは、移動店舗2のECサイトである。当該ECサイトでは、移動店舗2で販売及び/又は展示されている商品を購入できる。つまり、ユーザは移動店舗2で直接商品を購入することもできるし、移動店舗2のECサイトで商品を購入することもできる。なお、ECサイトには、移動店舗2で販売中の商品情報や移動店舗2のロケーション情報、販売中の商品のクーポン情報などが含まれる。つまり、移動店舗2のECサイトにアクセスさせ、ユーザに対して商品情報、ロケーション情報、クーポン情報などを提示することにより、移動店舗2周辺のユーザ端末1を移動店舗2に誘導できる。
ここで、初期ウェブサイトには、閲覧履歴サーバ4のトラッキングタグが埋め込まれている。ユーザ端末1がブラウザで初期ウェブサイトのトラッキングタグを表示させると、トラッキングタグは、まず、ユーザ端末1でプログラム的に起動し、閲覧履歴サーバ4と通信する。
トラッキングタグの起動により、閲覧履歴サーバ4は、トラッキングタグを表示したユーザ端末1を認識し、当該ユーザ端末1のクッキーに、閲覧履歴サーバ4が発行する特有のクッキーIDが存在するか否かを判定する。閲覧履歴サーバ4は、ユーザ端末1のクッキーにクッキーIDが存在しないと判定した場合、当該ユーザ端末1のクッキーにクッキーIDを割り付ける。ユーザ端末1のクッキーにクッキーIDが割り付けられると、トラッキングタグの起動により、ユーザ端末1が、ユーザ端末1のブラウザが表示しているウェブサイト(すなわち移動店舗2のECサイト)の閲覧履歴情報を取得し、クッキーID及び広告識別子と共に閲覧履歴情報を閲覧履歴サーバ4に送信する。閲覧履歴サーバ4は、ユーザ端末1からのウェブサイトの閲覧履歴情報をクッキーID及び広告識別子に関連付けて蓄積する。なお、ウェブサイトの閲覧履歴情報は、換言すれば、ユーザのウェブサイト上の行動履歴を示す情報である。
具体的には、閲覧履歴サーバ4の閲覧履歴DB42には、図9に示すような閲覧履歴情報が記憶される。閲覧履歴情報には、ユーザ端末1が移動体2のECサイトを訪問した時刻を示すタイムスタンプ、セッション数、参照元ドメイン、参照元ウェブページアドレス、当該ECサイト内でユーザが検索を行ったときの検索キーワード、直帰率、ECサイト内の滞在時間、クーポンダウンロードの有無、各種商品のEC購入の有無、広告識別子、クッキーID等の情報が含まれる。
一方、図8に示す制御部43は、移動体2のルータ21を介してユーザ端末1のユーザの閲覧履歴情報を収集し、収集された閲覧履歴情報を閲覧履歴DB42に記憶する。また、制御部43は、閲覧履歴DB42に記憶された閲覧履歴情報を通信部41を介して推定サーバ7に送信する。
一方、図1に示す調査システムサーバ5は、移動体2周辺のエリアの来訪者や移動店舗2の商品の購買者に対する調査結果を収集するためのサーバである。調査システムサーバ5は、図10に示すように、ネットワークNに接続して通信を行う通信部51と、調査結果DB52と、各部を制御する制御部53と、を備える。
調査結果DB52には、調査結果情報が記憶されている。調査結果情報は、前記調査結果を示す情報であり、図11に示すように、広告識別子、クッキーID、各種調査項目に対する回答データ等が含まれる。ここでいう各種調査項目とは、例えば、移動店舗2の商品の購入前の期待度や購入後の商品の感想、商品の購入理由、移動体2のウェブサイトをどの程度深く閲覧したか、移動店舗2の来訪者又は購買者のライフスタイル等である。ライフスタイルは、例えば、既婚未婚、子供有無、朝食を毎日食べるか等である。
なお、回答データの収集方法は特に限定されないが、例えば、移動体2のECサイトでユーザ端末1のユーザがアンケートに回答した結果が回答データとして調査結果DB52に記憶されてもよい。また例えば、商品購入後、後日、専門業者が商品購買者に対してアンケートを実施し、アンケートの回答結果が回答データとして調査結果DB52に記憶されてもよい。
一方、図10に戻り、制御部53は、調査結果DB52に記憶された情報を通信部51を介して推定サーバ7に送信する。
一方、図1に示す属性管理サーバ6は、ユーザの興味関心や嗜好性などのデータを収集するためのサーバである。属性管理サーバ6には、膨大な数のブラウザから収集したウェブサイト上の行動履歴データ、当該行動履歴データから分析されたユーザの興味関心、嗜好性等が広告識別子やクッキーIDと紐付けられて記憶されている。属性管理サーバ6には、移動体2周辺のユーザ端末1以外の端末装置のウェブサイトの閲覧履歴も蓄積される。属性管理サーバ6は、移動体2を利用して移動体2周辺のユーザの属性推定等を行う企業(例えば推定サーバ7を保有する企業等)とは別の企業(すなわちサードパーティー)により保有されることが想定される。
属性管理サーバ6は、図12に示すように、ネットワークNに接続して通信を行う通信部61と、属性情報DB62と、各部を制御する制御部63と、を備える。
属性情報DB62には、ユーザの属性を示すユーザ属性情報が記憶される。ここでいうユーザ属性情報には、デモグラフィック属性やサイコグラフィック属性等の各種属性が含まれる。
図13に示すユーザ属性情報には、広告識別子、ユーザの年齢、居住地、勤務地、職業等の情報が含まれる。また、図14に示すユーザ属性情報には、ユーザID、ユーザの興味関心フラグ等が含まれる。ここでいうユーザIDは、例えば属性管理サーバ6を保有するサードパーティーが独自で発行したユーザID等である。図14において、「a1」、「a2」等の各項目は、ユーザの興味関心1つ1つを示す。例えば、「a1」は「自動車好き」との興味関心に対応し、「a2」は「雑誌読者」との興味関心に対応する。ここでいうユーザIDは広告識別子と対応付けることが可能であり、属性情報DB62には、ユーザIDと当該ユーザIDに対応付く広告識別子との組合せの情報も記憶されている。
一方、図12に戻り、制御部63は、前記のようにウェブサイト上の行動履歴データを収集、分析し、図13及び図14に示すようなユーザ属性情報を生成する。また、制御部63は、属性情報DB62に記憶されたユーザ属性情報を通信部71を介して推定サーバ7に送信する。
一方、図1に示す推定サーバ7は、移動体2及び各種サーバ3〜6から受信された情報に基づいて推定サーバ7独自のデータ(以下、独自データ)を生成する。そして、推定サーバ7は、生成された独自データに基づいて、移動体2周辺のエリアを来訪したユーザの属性を推定し、推定された属性に基づく各種処理を行う。なお、推定サーバ7は、移動体2周辺のエリアを来訪したユーザ数のカウント等も行う。
推定サーバ7は、図15に示すように、ネットワークNに接続して通信を行う通信部71と、独自データDB72と、各部を制御する制御部73と、を備える。
独自データDB72には、図16に示すような独自データが記憶されている。独自データには、独自ID、クッキーID、広告識別子、行動履歴情報に含まれる移動店舗2で購入された商品の商品ID、購入された商品の個数、距離、ビーコン番号、滞在時間等のデータ、閲覧履歴情報に含まれる移動店舗2のウェブサイトに関するセッション数、各種商品のEC購入の有無、クーポンDLの有無等のデータ、調査結果情報に含まれる各種調査項目に対する回答データ、ユーザ属性情報に含まれる各種ユーザ属性のデータが含まれる。
独自データは、移動体2及び各種サーバ3〜6から受信された購買履歴情報、行動履歴情報、閲覧履歴情報、調査結果情報及びユーザ属性情報を広告識別子、クッキーID、タイムスタンプ等で紐付けることにより生成される。独自データの生成方法は後で詳述する。
図15に戻り、制御部73は、独自データを生成するとともに、生成された独自データに基づきユーザの属性推定等を行う。制御部73が実行する属性推定等の処理は後述する。
なお、ユーザ端末1、移動店舗2及び各種サーバ3〜7の制御部15,25,33,43,53,63,73は、プロセッサ151,251,331,431,531,631,731、ROM、RAM、HDD、SSD等のメモリ152,252,332,432,532,632,732を内蔵している。プロセッサ151,251,331,431,531,631,731は、例えば、RAMを作業領域として利用し、メモリ152,252,332,432,532,632,732に記憶されているプログラムを実行する。
制御部15,25,33,43,53,63,73の各種機能は、プロセッサ151,251,331,431,531,631,731が非遷移的実体的記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ152,252,332,432,532,632,732が、プログラムを格納した非遷移的実体的記憶媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。
[2.処理]
次に、属性推定システム100が実行する処理について、図17のフローチャートを用いて説明する。なお、以下の処理において、S11〜S19、S21〜S23、S31〜S34、S41〜S44及びS51〜52等の処理は、互いに並列に実行されてもよい。
まず、S11で、移動体2は、当該移動体2周辺に存在するユーザ端末1の検出を開始する。具体的には、移動体2は、ルータ21からビーコン信号を発信させ、当該ビーコン信号に反応したユーザ端末1からビーコン情報を受信するか監視する。
続いて、S12で、移動体2は、WiFi設定がONであるユーザ端末1を検出する。S12では、移動体2は、ユーザ端末1からビーコン情報を受信することを以てWiFi設定がONであるユーザ端末1を検出する。
続いて、S13で、移動体2は、S12で検出されたユーザ端末1からのビーコン情報に含まれる端末IDを取得する。
続いて、S14で、移動体2は、S12で検出されたユーザ端末1が、ルータ21の電波の最大到達距離圏内(ルータ21から百数十m)に進入した進入時刻を示すタイムスタンプを記憶する。S14では、移動体2は、S11でのユーザ端末1の検出開始後、ユーザ端末1から最初に受信したビーコン情報に含まれるビーコン信号受信時刻を示すタイムスタンプを前記進入時刻を示すタイムスタンプとして記録する。
続いて、S15で、移動体2は、ルータ21及びユーザ端末1間の距離の時系列データを収集する。具体的には、ユーザ端末1は、ルータ21からビーコン信号を周期的に受信する度に信号強度を含むビーコン情報をルータ21に送信する。移動体2は、ユーザ端末1からビーコン情報を周期的に受信することで、ルータ21及びユーザ端末1間の距離の時系列データを収集する。
続いて、S16で、移動体2は、S12で検出されたユーザ端末1が、ルータ21の電波の最大到達距離圏内から退出した退出時刻を示すタイムスタンプを記憶する。具体的には、移動体2は、S12で検出されたユーザ端末1からのビーコン信号を一定時間以上受信しない場合、そのユーザ端末1から最後に受信されたビーコン情報に含まれるビーコン信号受信時刻を示すタイムスタンプを前記退出時刻を示すタイムスタンプとして記録する。
続いて、S17で、移動体2は、行動履歴サーバ3に、前記進入時刻から前記退出時刻までの距離の時系列データを、ルータ21のビーコン番号及びユーザ端末1の端末ID等と共に行動履歴サーバ3に送信する。行動履歴サーバ3は、移動体2から受信された情報を行動履歴DB32に記憶する。
続いて、S18で、行動履歴サーバ3は、移動体2から受信されたユーザ端末1の端末IDとユーザ端末1の広告識別子とを紐付け、移動体2から受信された距離の時系列データ等を基に、図6及び図7に示す行動履歴情報を生成する。
そして、S19で、行動履歴サーバ3は、生成された行動履歴情報を推定サーバ7に送信する。
一方、S21で、移動体2は、購買データを収集する。ここでいう購買データは、前述した購買履歴情報のうち商品の購入時刻を示すタイムスタンプ以外の情報、すなわち、POS−ID、購入された商品の商品ID及び商品の個数を含む情報である。具体的には、ユーザ端末1のユーザが移動体2で商品を購入すると、移動体2のPOS端末23で登録処理と決済処理とが行われ、これにより購買データがPOSDB24に蓄積及び収集される。
続いて、S22で、移動体2は、S21のユーザの商品の購買時刻を示すタイムスタンプを付与する。これにより、POSDB24に購買データと購買時刻を示すタイムスタンプとを含む図4に示す購買履歴情報が蓄積される。
続いて、S23で、移動体2は、POSDB24に記憶されている購買履歴情報を、ルータ21を介して推定サーバ7に送信する。
一方、S31で、閲覧履歴サーバ4は、ルータ21を介して移動体2のウェブサイトにアクセスしたユーザ端末1の広告識別子とクッキーIDとを取得する。
続いて、S32で、閲覧履歴サーバ4は、ユーザ端末1による移動体2のウェブサイト(本実施形態ではECサイト)の閲覧履歴を捕捉する。
続いて、S33で、閲覧履歴サーバ4は、ユーザ端末1による移動体2のECサイトにおける商品の購買履歴情報を収集する。
続いて、S34で、閲覧履歴サーバ4は、ユーザの閲覧履歴を示す図9の閲覧履歴情報を通信部41を介して推定サーバ7に送信する。ここでいう閲覧履歴情報には、S33で収集された商品の購買履歴情報(すなわち各種商品のEC購入の有無の情報)も含まれる。
一方、S41で、調査システムサーバ5は、調査に回答したユーザのユーザ端末1の広告識別子とクッキーIDとを取得する。広告識別子及びクッキーIDは、移動体2のECサイトでユーザがアンケートに回答した場合には、ユーザのECサイトのアクセス時に取得される。また、商品購入後、後日、専門業者が商品購買者に対してアンケートを実施した場合には、専門業者がユーザ端末1から取得した広告識別子及びクッキーIDが取得される。
続いて、S42で、調査システムサーバ5は、調査結果を示す回答データを取得する。前記のとおり、ユーザ端末1のユーザがECサイトでアンケートを入力することにより、また、専門業者から入力済みのアンケート項目を取得することにより、回答データが取得される。
続いて、S43で、調査システムサーバ5は、S41で取得された広告識別子及びクッキーIDと、S42で取得された調査票回答データと、を含む図11の調査結果情報を調査結果DB52に記憶する。
続いて、S44で、調査システムサーバ5は、調査結果DB52に記憶された調査結果情報を通信部51を介して推定サーバ7に送信する。
一方、S51で、属性管理サーバ6は、広告識別子とクッキーIDとを取得する。ここで、属性管理サーバ6は、日常的に膨大な数のブラウザから広告識別子とクッキーIDとを取得する。
続いて、S52で、属性管理サーバ6は、膨大な数のブラウザのウェブサイト上の行動履歴を解析することでブラウザのユーザの属性情報を収集し、収集されたユーザ属性情報を属性情報DB62に記憶する。
一方、S61で、推定サーバ7は、行動履歴サーバ3、移動体2、閲覧履歴サーバ4及び調査システムサーバ5から行動履歴情報、購買履歴情報、閲覧履歴情報及び調査結果情報を通信部71を介して受信し、受信された各種情報を独自データDB72に記憶する。
そして、推定サーバ7は、各種情報を互いに紐付ける。具体的には、推定サーバ7は、行動履歴情報、閲覧履歴情報及び調査結果情報を広告識別子で紐付ける。
また、S62で、推定サーバ7は、行動履歴情報と購買履歴情報とをタイムスタンプで紐付ける。具体的には、推定サーバ7は、ユーザ端末1がレンジδ(移動体2から1メール以内)に滞在していた時刻と、商品の購入時のタイムスタンプと、の時間差が所定値以内の場合、そのユーザ端末1の行動履歴情報とその商品の購買履歴情報とを互いに紐付ける。
また、S63で、推定サーバ7及び属性管理サーバ6は、広告識別子のリストの抽出を行う。具体的には、推定サーバ7は、S61で独自データDB72に記憶された行動履歴情報、閲覧履歴情報及び調査結果情報に含まれる広告識別子のリストを抽出する。また、属性管理サーバ6は、S52で属性情報DB62に記憶されたユーザ属性情報に含まれる広告識別子のリストを抽出する。そして、推定サーバ7及び属性管理サーバ6は、抽出した広告識別子のリストを突き合わせ、両リストに共通して含まれる広告識別子を抽出する。
そして、S64で、推定サーバ7は、抽出された広告識別子に紐付くユーザ属性情報を属性管理サーバ6から取得し、取得されたユーザ属性情報を、広告識別子を介して移動体2や他のサーバ3〜6から取得された行動履歴情報や閲覧履歴情報などの情報と紐付ける。これにより、前述した図16に示す独自データが生成される。
続いて、S65で、推定サーバ7は、S64で生成された独自データを用いて移動体2周辺のユーザの属性推定を行う属性推定処理、及び、独自データを用いた各種分析処理を実行する。
ここで、属性推定処理及び分析処理の一例を図18を用いて説明する。
図18には、ユーザ端末1の行動履歴に基づく各段階のユーザの属性が示される。
ここでいう各段階とは、例えばマーケティングに関する各段階(各フェーズ)であり、本実施形態では、前述した店舗認識フラグ「1」に対応する店舗認識段階、店舗興味フラグ「1」に対応する店舗興味段階、購入検討フラグ「1」に対応する購入検討段階、購入フラグ「1」に対応する購入段階である。なお、図18に示す購入段階では、購入フラグに「1」が設定され、かつ、購買履歴情報において商品の購買履歴がある場合にそのユーザ端末1がカウントされる。
そして、それぞれの段階において、日時、ユーザの属性ごとにユーザ端末1の数がカウントされる。
そして、図18の来訪者及び商品の購買者であるユーザの属性情報を利用して例えば次のように推定サーバ7は分析処理を実行する。すなわち、店舗認識段階では「朝」、「昼」「男性」及び「全年代」の移動体2周辺への来訪者が多いが、購買検討段階に至ると「朝」、「女性」「20代」、「30代」及び「集中力維持」興味層の濃度が高くなり、その傾向が購買者にも引き継がれるとの解析結果を出力する。推定サーバ7は、例えばこのような分析処理を実行する。なお、ここで説明した分析処理はあくまで一例であり、推定されたユーザの属性情報に基づいて、その他の分析処理が実行されてもよい。
一方、S66で、推定サーバ7は、移動体2周辺への来訪者に対する再来訪、EC購買を促すために、S65で推定された属性情報を踏まえて広告配信を行う。
具体的には、推定サーバ7は、ユーザの属性情報と、ユーザが興味を示すと推定されるコンテンツ情報と、を関連付けて記憶している。推定サーバ7は、S65で推定された属性情報に対応するコンテンツ情報を取得する。そして、推定サーバ7は、取得されたコンテンツ情報をユーザ端末1に送信する。これにより、ユーザ属性に合った広告情報をユーザ端末1に送信できる。
以上が属性推定システム100が実行する処理である。
[3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態では、無線信号を発信可能なルータ21が移動体2に搭載される。そして、推定サーバ7は、移動体2のルータ21から発信された無線信号を受信したユーザ端末1の端末IDを取得する。また、推定サーバ7は、閲覧履歴サーバ4及び属性管理サーバ6が収集したユーザのウェブサイト上の行動履歴に基づくユーザ属性情報を取得する。そして、推定サーバ7は、取得された端末IDとユーザ属性情報とを紐付けることにより、移動体2周辺のエリアを来訪したユーザの属性を推定する。
したがって、移動体2を様々なエリアに移動させ、当該移動体2周辺のエリアを来訪したユーザの属性を推定できる。したがって、地理的に限定されていない、様々なエリアについて、当該エリアを来訪したユーザの属性を推定することができる。
(2)本実施形態では、推定サーバ7は、行動履歴サーバ3から行動履歴情報を取得する。そして、推定サーバ7は、取得されたユーザ端末1の端末ID、ユーザ属性情報及び行動履歴情報を紐付けることにより、移動体2周辺のエリアを来訪したユーザ端末1のユーザの属性を推定する。
したがって、移動体2周辺における行動履歴を踏まえてユーザ属性を推定できる。そして、特定の行動履歴を取ったユーザに対して、そのユーザの属性を踏まえたマーケティングができる。
(3)本実施形態では、行動履歴情報は、ルータ21からの無線信号が届く範囲であって移動体2からの距離が異なる複数の範囲に対するユーザ端末1の来訪状況を特定可能である。ここでいう距離が異なる複数の範囲とは、本実施形態では、レンジα、β、γ、δの各エリア(各範囲)である。
したがって、移動体2周辺の複数の範囲のそれぞれへの来訪状況を踏まえてユーザの属性を推定することができる。具体的には例えば、前記複数の範囲の全ての範囲を来訪したユーザ、前記複数の範囲の一部の範囲を来訪したユーザの属性など、細分化された単位でユーザ属性を推定可能である。
特に、本実施形態のように上記複数の範囲に対して店舗認識エリア、店舗興味エリア等のマーケティング上の意味づけを行うことで、店舗認識から商品購入までの各段階のユーザ属性を推定できる。
そして、例えば、商品を購入したユーザに共通する特徴を抽出し、抽出した属性を有する商品未購買者に商品の広告配信を行ったり、商品購入を検討したが商品を購入しなかったユーザには対して移動体2への再来訪やEC購買促進のためのリターゲティング広告を行うことなどができる。
このように、移動体2周辺の各範囲の来訪状況を踏まえてユーザの属性を推定することで、それを踏まえたマーケティングを行うことができる。
(4)本実施形態では、移動体2は移動店舗である。そして、推定サーバ7は、移動店舗2又は閲覧履歴サーバ4から、移動店舗2又は移動店舗2のECサイトでの商品の購買履歴を示す購買履歴情報を取得する。そして、推定サーバ7は、移動体2、ひいては行動履歴サーバ3から取得された端末ID及びユーザ属性情報と、移動店舗2又は閲覧履歴サーバ4から取得された購買履歴情報と、を紐付けることにより、購買者又は非購買者であるであるユーザの属性を推定する。
したがって、推定された属性と同様の属性を有するユーザに対して商品の広告配信を行うなど、購買者又は非購買者の属性を踏まえマーケティングを行うことができる。
(5)本実施形態では、推定サーバ7は、移動体2周辺のエリアを来訪したユーザ端末1のユーザに対して実施された調査の回答データを調査システムサーバ5から取得する。そして、推定サーバ7は、移動体2、ひいては行動履歴サーバ3から取得された端末IDと、調査システムサーバ5から取得された回答データと、を紐付ける。
したがって、移動体2周辺のエリアを来訪したユーザの属性と、当該ユーザに対して実施した調査結果と、を含むデータを生成できる。そして、生成されたデータを用いてマーケティングを実施できる。
なお、本実施形態では、推定サーバ7が属性推定装置に相当し、ユーザ端末1とルータ21と推定サーバ7とを備える属性推定システム100が属性推定システムに相当し、レンジα、β、γ、δの範囲が複数の範囲に相当し、S61が第1取得部、第2取得部、第3取得部、第4取得部及び第5取得部としての処理に相当し、S65が推定部としての処理に相当する。
[4.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)上記実施形態では、移動体2周辺の複数の範囲として、レンジα〜δに対応する4つの範囲を設定したが、移動体2周辺の範囲の設定の仕方はこれに限られない。例えば、4つではなく1つの範囲、又は、4つ以外の複数の範囲、が移動体2周辺に設定されてもよい。
(2)上記実施形態において、電波の到達距離の異なる複数種類のビーコン信号を発信可能な発信機を移動体2に搭載してもよい。そして、上記複数種類のビーコン信号に異なるビーコン番号を埋め込み、ユーザ端末1がどのビーコン番号のビーコン信号を受信するかによって、ユーザ端末1が移動体2周辺の複数の範囲のどのエリアを来訪したかを判定してもよい。なお、この場合において、発信するビーコン信号の到達距離が異なる複数台の発信機が移動体に搭載されてもよく、1台で到達距離の異なる複数種類のビーコン信号を発信可能な発信機が移動体に搭載されてもよい。
つまり、上記実施形態では、ユーザ端末1とルータ21との距離はユーザ端末1が受信したビーコン信号の信号強度に基づき測定されるが、信号強度以外の手法で、移動体2周辺の複数の範囲に対するユーザ端末1の来訪状況を測定してもよい。
(3)上記実施形態において、移動体2のECサイトでのみ商品の販売を行い、移動体2では商品の販売が行われなくてもよい。この場合において例えば、移動体2で商品の展示のみが行われてもよい。
(4)上記実施形態において、推定サーバ7は、閲覧履歴情報に含まれる商品のクーポンDLの有無の情報に基づいて、クーポンDLの有無と商品購入の有無との関係を解析し、クーポン情報がユーザの商品購入にどの程度貢献したかを解析してもよい。
(5)上記実施形態では、移動体2の数は1台であるが、移動体2の数はこれに限られない。例えば、複数の移動体2のそれぞれにルータ21を搭載し、複数の移動体2のそれぞれの周辺のエリアを来訪したユーザの属性を推定してもよい。この場合において例えば、1台の移動体2を或るエリア(例えば駐車場等の敷地)に設置した場合に、1台の移動体2のルータ21のビーコン信号ではそのエリアの全域を覆えない場合、当該エリア(例えば駐車場等の同一敷地)内の異なる地点に複数の移動体2を設置する。そして、複数の移動体2のルータ21から発信されるビーコン信号の到達範囲でそのエリアの全域を覆うようにしてもよい。そして、複数の移動体のそれぞれについて、当該移動体2に搭載された
発信機から発信された無線信号を受信したユーザ端末の端末IDを取得する。そして、 取得された端末IDとユーザ属性情報とを紐付けることにより、前記同一敷地内を来訪したユーザの属性を推定してもよい。
このような構成によれば、1台の移動体2のルータ21のビーコン信号ではそのエリアの全域を覆えないエリアについても、当該エリアを来訪したユーザの属性を推定できる。
(6)上記実施形態において、推定サーバ7は、1又は複数の計測地点(換言すれば、移動体2が設置された1又は複数のエリア)における来訪者の属性情報、行動履歴情報、購買履歴情報、閲覧履歴情報、調査の回答データなどのデータを取得する。そして、推定サーバ7は、取得したデータを用いて、1又は複数の計測地点における商品の売上予測や需要予測を行ってもよい。また、推定サーバ7は、複数の計測地点間でのデータの差異を分析することで、移動体2の最も効率的な運行計画を生成してもよい。
具体的には例えば、推定サーバ7は、A地点、B地点、C地点などの複数地点の来訪者の属性情報や購買履歴情報などを取得する。そして、推定サーバ7は、取得した情報と売上最大化アルゴリズムとを用いることで、移動体2の運行計画を策定してもよい。
ここでいう売上最大化アルゴリズムとは、A地点及びB地点、A地点及びC地点、B地点及びC地点などの複数地点の組合せと、曜日や時間帯別の来訪者の属性や購買履歴などのデータと、の掛合せを分析することで、移動体2の商品の売上を最大化するためのアルゴリズムである。
このように、推定サーバ7は、複数のエリアに移動体2を設置し、当該複数のエリアのそれぞれについて、当該エリアを来訪したユーザの属性を推定する。そして、推定サーバ7は、複数のエリアのユーザ属性を踏まえ、前記複数のエリアに対する移動体2の運行計画を策定する処理を実行してもよい。
また、推定サーバ7は、当該複数のエリアのそれぞれについて、当該エリアを来訪したユーザの属性情報に代えて又は加えて、当該エリアを来訪したユーザの行動履歴情報、購買履歴情報、閲覧履歴情報及び調査の回答データのうちの少なくとも1つの情報を取得する。そして、推定サーバ7は、取得された情報に基づき、前記複数のエリアに対する移動体の運行計画を策定する処理を実行してもよい。なお、本明細書において「地点」と「エリア」とは同義である。
このような構成によれば、移動体2による移動販売の収益を向上することができる。
(7)上記実施形態において、移動体2は、自動車(自動二輪車、三輪以上の自動車)、自転車、電車、船舶、飛行機、ドローン、ロボット、携帯情報端末、仮設店舗、屋台、荷物等であってもよい。つまり、移動体は移動可能な物であれば何でもよい。
(8)上記実施形態では、端末IDとしてユーザ端末1のMACアドレスを例示したが、
端末IDはこれに限られない。例えば、端末IDは、広告識別子、クッキーID等であってもよい。
(9)上記実施形態では、商品として有形の物品が想定されるが、商品はこれに限られない。例えば、商品は、人等に施すサービス等の無形の奉仕等であってもよい。
(10)上記実施形態では、属性推定装置は1台の推定サーバ7として実現されるが、属性推定装置を実現する構成はこれに限られない。例えば、複数台のサーバにより属性推定装置が実現されてもよい。
(11)本開示に記載の制御部15,25,33,43,53,63,73及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部15,25,33,43,53,63,73及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部15,25,33,43,53,63,73及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。制御部15,25,33,43,53,63,73に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
(12)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(13)上述した推定サーバ7の他、当該推定サーバ7を構成要素とするシステム、ユーザ端末1、移動体2、各種サーバ3〜7としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実体的記録媒体、移動体2周辺のエリアを来訪したユーザの属性を推定する方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…ユーザ端末、2…移動体、3…行動履歴サーバ、4…閲覧履歴サーバ、
5…調査システムサーバ、6…属性管理サーバ、7…推定サーバ、
100…属性推定システム。

Claims (8)

  1. 無線信号を発信可能な発信機が移動体に搭載され、前記発信機から発信された無線信号を受信したユーザ端末の端末IDを取得するように構成される第1取得部と、
    ユーザのウェブサイト上の行動履歴に基づくユーザ属性を示すユーザ属性情報を取得するように構成される第2取得部と、
    前記第1取得部によって取得された前記端末IDと前記第2取得部によって取得された前記ユーザ属性情報とを紐付けることにより、前記移動体周辺のエリアを来訪した前記ユーザ端末のユーザの属性を推定するように構成される推定部と、
    を備える属性推定装置。
  2. 請求項1に記載の属性推定装置であって、
    前記ユーザ端末と前記発信機との近距離無線通信により得られた、前記移動体周辺における前記ユーザ端末の行動履歴を示す行動履歴情報を取得するように構成される第3取得部を更に備え、
    前記推定部は、前記端末ID、前記ユーザ属性情報及び前記行動履歴情報を紐付けることにより、前記移動体周辺のエリアを来訪した前記ユーザ端末のユーザの属性を推定する、属性推定装置。
  3. 請求項2に記載の属性推定装置であって、
    前記行動履歴情報は、前記発信機からの無線信号が届く範囲であって前記移動体からの距離が異なる複数の範囲のそれぞれに対する前記ユーザ端末の来訪状況を特定可能な情報であり、
    前記推定部は、前記端末ID、前記ユーザ属性情報及び前記行動履歴情報に基づいて、前記来訪状況に応じた前記ユーザ端末のユーザの属性を推定する、属性推定装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の属性推定装置であって、
    前記移動体は、商品を販売及び/又は展示する移動店舗であり、
    前記移動体又は前記移動体のECサイトでのユーザの前記商品の購買履歴を示す購買履歴情報を取得するように構成される第4取得部を更に備え、
    前記推定部は、前記端末ID、前記ユーザ属性情報及び前記購買履歴情報を紐付けることにより、前記商品の購買者又は非購買者であるユーザの属性を推定する、属性推定装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の属性推定装置であって、
    前記移動体周辺のエリアを来訪した前記ユーザ端末のユーザに対して実施された調査の回答データを取得するように構成される第5取得部を更に備え、
    前記推定部は、前記端末IDと前記回答データとを紐付ける、属性推定装置。
  6. 請求項1に記載の属性推定装置における前記第1取得部、前記第2取得部及び前記推定部としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
  7. ユーザ端末と、移動体に搭載された無線信号を発信可能な発信機と、サーバと、を備える属性推定システムであって、
    前記サーバは、
    前記発信機から発信された無線信号を受信した前記ユーザ端末の端末IDを取得するように構成される第1取得部と、
    ユーザのウェブサイト上の行動履歴に基づくユーザ属性を示すユーザ属性情報を取得するように構成される第2取得部と、
    前記第1取得部によって取得された前記端末IDと前記第2取得部によって取得された前記ユーザ属性情報とを紐付けることにより、前記移動体周辺のエリアを来訪した前記ユーザ端末のユーザの属性を推定するように構成される推定部と、
    を備える、属性推定システム。
  8. コンピュータにより実行される、ユーザの属性を推定する属性推定方法であって、
    無線信号を発信可能な発信機が移動体に搭載され、前記発信機から発信された無線信号を受信したユーザ端末の端末IDを取得することと、
    ユーザのウェブサイト上の行動履歴に基づくユーザ属性を示すユーザ属性情報を取得することと、
    取得された前記端末IDと前記ユーザ属性情報とを紐付けることにより、前記移動体周辺のエリアを来訪した前記ユーザ端末のユーザの属性を推定することと、
    を含む属性推定方法。
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