JP2021149221A - 資金調達支援装置、資金調達支援方法、および資金調達支援プログラム - Google Patents

資金調達支援装置、資金調達支援方法、および資金調達支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】出資金を目的外に利用するといった不正を防止し、安心して支援できるクラウドファンディングの構築を支援することを目的とする。【解決手段】調達依頼取得部110は、サービスを提供するための事業の実施に用いる資金の調達の依頼を、事業の実施を希望する資金利用者から資金調達依頼として取得する。資金調達部120は、資金調達依頼31に基づいて、クラウドファンディングにより出資金を募集し、出資者から出資金を集めることにより資金を調達する資金調達処理を実行する。実施依頼部130は、資金が集まると、資金を用いて事業の実施する実施業者に事業の実施を依頼する。【選択図】図2

Description

本開示は、資金調達支援装置、資金調達支援方法、および資金調達支援プログラムに関する。
資金ニーズのある中小規模事業体の資金調達手段は銀行融資が一般的であるが、融資は手続きが面倒であったり、実行されないリスクや、信用リスクに見合った金利が発生するなど不満も多い。
一方、消費者の立場からすると、中小規模の飲食店やサービス事業者などの自分の贔屓先に対しての金銭的な貢献は、顧客として購買する以外の手段が無いのが一般的である。
この消費者は提供されるサービスが優良なものであると判断しているのと同時に、顧客として足を運ぶことで事業の継続状況をモニタリングも行っているため、顧客を超えた投資家になり得る存在である。
昨今、資金調達のためのクラウドファンディングといった仕組みが用いられている。クラウドファンディングは、インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達することを指している。
特許文献1には、出資者、起案者、リターンとなる商品等を提供する商品提供者、ポイントを発行して管理する事務局との間において、ともに利益あるクラウドファンディングを実行するシステムが開示されている。
特開2019−067052号公報
特許文献1の技術では、出資者および起案者等がともに利益あるクラウドファンディングを実現できる。しかし、特許文献1の技術では、資金目的を詐称し、出資金を目的外に利用するといった不正を防ぐことはできない。クラウドファンディングにおいて、出資金を目的外に利用するといった不正の可能性があると、出資者による出資の意欲が低減してしまう。
本開示は、出資金を目的外に利用するといった不正を防止し、安心して出資できるクラウドファンディングの構築を支援することを目的とする。
本開示に係る資金調達支援装置は、
サービスを提供するための事業の実施に用いる資金の調達の依頼を、前記事業の実施を希望する資金利用者から資金調達依頼として取得する調達依頼取得部と、
前記資金調達依頼に基づいて、クラウドファンディングにより出資金を募集し、出資者から前記出資金を集めることにより前記資金を調達する資金調達処理を実行する資金調達部と、
前記資金が集まると、前記資金を用いて前記事業を実施する実施業者に前記事業の実施を依頼する実施依頼部とを備えた。
前記資金調達支援装置は、さらに、
前記実施業者から前記事業の実施の完了通知を受け取ると、前記資金利用者による前記サービスの提供を受けるためのサービス利用券を前記出資者に発行する利用券発行部を備えた。
前記資金調達部は、
ブロックチェーンを用いて、前記出資者から前記出資金を集める。
前記資金調達部は、
ブロックチェーンを用いて、前記出資金の出資証明書を前記出資者に発行する。
前記利用券発行部は、
前記事業の実施の完了通知を受け取ると、ブロックチェーンを用いて前記出資証明書を前記サービス利用券に変換することにより前記出資者に前記サービス利用券を発行する。
前記調達依頼取得部は、
前記資金利用者から、前記資金の調達の目的である前記事業の実施の内容と、前記事業の実施を依頼する予定の前記実施業者と、前記実施業者に前記事業の実施を依頼した場合の見積額とを含む前記資金調達依頼を取得し、
前記資金調達部は、
前記資金調達依頼に含まれる前記事業の実施の内容と前記実施業者と前記見積額とに基づいて、インターネットサイトを生成し、前記インターネットサイトを用いてクラウドファンディングにより出資金を募集し、
前記実施依頼部は、
前記資金調達依頼に含まれる前記実施業者に前記事業の実施を依頼する。
前記実施依頼部は、
前記インターネットサイトを用いて、前記実施業者への前記事業の実施の依頼内容と、前記実施業者からの前記事業の実施の完了通知とを開示する。
本開示に係る資金調達支援方法は、資金調達支援装置の資金調達支援方法において、
調達依頼取得部が、サービスを提供するための事業の実施に用いる資金の調達の依頼を、前記事業の実施を希望する資金利用者から資金調達依頼として取得し、
資金調達部が、前記資金調達依頼に基づいて、クラウドファンディングにより出資金を募集し、出資者から前記出資金を集めることにより前記資金を調達する資金調達処理を実行し、
実施依頼部が、前記資金が集まると、前記資金を用いて前記事業の実施する実施業者に前記事業の実施を依頼する。
本開示に係る資金調達支援プログラムは、
サービスを提供するための事業の実施に用いる資金の調達の依頼を、前記事業の実施を希望する資金利用者から資金調達依頼として取得する調達依頼取得処理と、
前記資金調達依頼に基づいて、クラウドファンディングにより出資金を募集し、出資者から前記出資金を集めることにより前記資金を調達する資金調達処理と、
前記資金が集まると、前記資金を用いて前記事業の実施する実施業者に前記事業の実施を依頼する実施依頼処理とをコンピュータに実行させる。
本開示に係る資金調達支援装置によれば、出資金を目的外に利用するといった不正を防止し、安心して出資できる資金調達システムの構築を支援することができる。
実施の形態1に係る資金調達支援システム500の全体構成例を示す図である。 実施の形態1に係る資金調達支援装置の構成例。 実施の形態1に係る資金調達支援処理のフロー図。 実施の形態1に係る資金調達支援処理の前提となる資金のニーズが発生した場合の資金利用者の動作例。 実施の形態1に係る調達依頼取得処理の具体例。 実施の形態1に係る資金調達処理の具体例。 実施の形態1に係る実施依頼処理の具体例。 実施の形態1に係る利用券発行処理の具体例。 実施の形態1の変形例に係る資金調達支援装置の構成例。
以下、本開示の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る資金調達支援システム500の全体構成例を示す図である。ここでは、資金調達支援システム500の全体構成例について簡単に説明する。
資金調達支援システム500は、資金調達支援サービス提供会社10が備える資金調達支援装置100を備える。資金調達支援サービス提供会社10は、資金利用者201からの依頼により、クラウドファンディングシステム200を用いた資金の調達を支援する。
資金利用者201は、例えば、飲食店のオーナー等の小規模事業主である。資金利用者201は、サービスを提供するための事業の実施に用いる資金の調達の依頼を資金調達依頼31として、資金調達支援サービス提供会社10に送信する。サービスを提供するための事業の実施とは、例えば、調理設備の更新、店舗のリニューアル、あるいは支店の開業といった事業を実施することである。
資金調達支援サービス提供会社10は、クラウドファンディングシステム200を介して、出資者202から出資金32を集める。資金調達支援サービス提供会社10は、出資者202に出資証明書321を発行する。資金調達支援サービス提供会社10は、資金が集まると、事業の実施を実施業者203に発注する。実施業者203は、例えば、調理設備の工事を行う工事会社といった業者である。
調理設備の工事といった事業の実施が完了すると、資金調達支援サービス提供会社10は、クラウドファンディングシステム200を介して支払う。
また、事業の実施および支払いが完了すると、資金調達支援サービス提供会社10は、あらかじめ資金利用者201から委託されていた、出資者202に対するサービス利用券33といったバウチャーを発行する。
図2を用いて、本実施の形態に係る資金調達支援装置100の構成例について説明する。
資金調達支援装置100は、コンピュータである。資金調達支援装置100は、プロセッサ910を備えるとともに、メモリ921、補助記憶装置922、入力インタフェース930、出力インタフェース940、および通信装置950といった他のハードウェアを備える。プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
資金調達支援装置100は、機能要素として、調達依頼取得部110と資金調達部120と実施依頼部130と利用券発行部140と記憶部150を備える。
記憶部150には、資金調達依頼31と出資証明書情報52とサービス利用券情報53が記憶される。
調達依頼取得部110と資金調達部120と実施依頼部130と利用券発行部140の機能は、ソフトウェアにより実現される。
記憶部150は、メモリ921に備えられる。なお、記憶部150は、補助記憶装置922に備えられていてもよいし、メモリ921と補助記憶装置922に分散して備えられていてもよい。
プロセッサ910は、資金調達支援プログラムを実行する装置である。資金調達支援プログラムは、調達依頼取得部110と資金調達部120と実施依頼部130と利用券発行部140の機能を実現するプログラムである。
プロセッサ910は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ910の具体例は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ921は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ921の具体例は、SRAM(Static Random Access Memory)、あるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
補助記憶装置922は、データを保管する記憶装置である。補助記憶装置922の具体例は、HDDである。また、補助記憶装置922は、SD(登録商標)メモリカード、CF、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVDといった可搬の記憶媒体であってもよい。なお、HDDは、Hard Disk Driveの略語である。SD(登録商標)は、Secure Digitalの略語である。CFは、CompactFlash(登録商標)の略語である。DVDは、Digital Versatile Diskの略語である。
入力インタフェース930は、マウス、キーボード、あるいはタッチパネルといった入力装置と接続されるポートである。入力インタフェース930は、具体的には、USB(Universal Serial Bus)端子である。なお、入力インタフェース930は、LAN(Local Area Network)と接続されるポートであってもよい。
出力インタフェース940は、ディスプレイといった出力機器のケーブルが接続されるポートである。出力インタフェース940は、具体的には、USB端子またはHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子である。ディスプレイは、具体的には、LCD(Liquid Crystal Display)である。
通信装置950は、ネットワークを介して他の装置と通信する。通信装置950は、レシーバとトランスミッタを有する。通信装置950は、有線または無線で、LAN、インターネット、あるいは電話回線といった通信網に接続している。通信装置950は、具体的には、通信チップまたはNIC(Network Interface Card)である。
資金調達支援プログラムは、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。メモリ921には、資金調達支援プログラムだけでなく、OS(Operating System)も記憶されている。プロセッサ910は、OSを実行しながら、資金調達支援プログラムを実行する。資金調達支援プログラムおよびOSは、補助記憶装置922に記憶されていてもよい。補助記憶装置922に記憶されている資金調達支援プログラムおよびOSは、メモリ921にロードされ、プロセッサ910によって実行される。なお、資金調達支援プログラムの一部または全部がOSに組み込まれていてもよい。
資金調達支援装置100は、プロセッサ910を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、資金調達支援プログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ910と同じように、資金調達支援プログラムを実行する装置である。
資金調達支援プログラムにより利用、処理または出力されるデータ、情報、信号値および変数値は、メモリ921、補助記憶装置922、または、プロセッサ910内のレジスタあるいはキャッシュメモリに記憶される。
調達依頼取得部110と資金調達部120と実施依頼部130と利用券発行部140の各部の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えてもよい。調達依頼取得処理と資金調達処理と実施依頼処理と利用券発行処理を、コンピュータに実行させる。また、資金調達支援方法は、資金調達支援装置100が資金調達支援プログラムを実行することにより行われる方法である。
資金調達支援プログラムは、コンピュータが読取可能な記憶媒体に格納されて提供されてもよい。また、資金調達支援プログラムは、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
***動作の説明***
図3は、本実施の形態に係る資金調達支援処理のフロー図である。
図3を用いて、本実施の形態に係る資金調達支援装置100および資金調達支援システム500の資金調達支援処理について説明する。
資金調達支援装置100の動作手順は、資金調達支援方法に相当する。また、資金調達支援装置100の動作を実現するプログラムは、資金調達支援プログラムに相当する。
以下において、資金調達支援サービス提供会社10が主体となっている動作は、資金調達支援装置100が実行する。また、資金利用者201、出資者202、および、実施業者203が主体となっている動作は、各者が具備する情報処理装置、端末装置、あるいは携帯端末装置が実行する場合がある。
図4は、本実施の形態に係る資金調達支援処理の前提となる資金のニーズが発生した場合の資金利用者201の動作例である。
(1)資金利用者201に資金ニーズが発生する。
(2)資金利用者201は、資金投入先の企業を選別するために、実施業者203に対して見積もりの依頼をする。例えば、飲食店のオーナーが資金利用者201の場合、店舗における調理設備の工事に関する見積もりを工事会社に依頼する。見積もりを依頼する実施業者は複数であってもよい。
(3)資金利用者201が見積もりの回答を受け取る。
ステップS101において、調達依頼取得部110は、サービスを提供するための事業の実施に用いる資金の調達の依頼を、事業の実施を希望する資金利用者201から資金調達依頼31として取得する。調達依頼取得部110は、資金利用者201から、資金の調達の目的である事業の実施の内容と、事業の実施を依頼する予定の実施業者203と、実施業者203に事業の実施を依頼した場合の見積額とを含む資金調達依頼31を取得する。
図5は、本実施の形態に係る調達依頼取得処理の具体例である。
ここでは、資金利用者201が、事業の実施、すなわち資金投入プロジェクト(PJ)を資金調達支援サービス提供会社10に登録する。
図5により、具体例を用いて調達依頼取得処理を説明する。
(4)資金利用者201は、例えば、以下の情報を含む資金調達依頼31を資金調達支援装置100に送信する。
・件名(調理器具リニューアルプロジェクト)
・資金調達目的(調理設備の更新(事業の実施の内容))
・必要となる費用等(調理設備導入金額(依頼する実施業者および見積額))
・必要時期(具体的な工事完了時期(予定))
・出資要件(1口1万円、3口以上、上限は10口迄等)
・出資の見返り(サービス利用券等)
・プロジェクトを実施するしないの条件(プロジェクトの実施要件)
・出資の方法・連絡方法等
調達依頼取得部110は、通信装置950を介して、資金利用者201から、上記の情報を含む資金調達依頼31を取得する。
次に、資金調達部120は、資金調達依頼31に基づいて、クラウドファンディングにより出資金32を募集し、出資者202から出資金32を集めることにより資金を調達する資金調達処理を実行する。
ステップS102において、資金調達部120は、資金調達依頼31に基づいて、クラウドファンディングにより出資金32を募集する。資金調達部120は、資金調達依頼31に含まれる事業の実施の内容と実施業者203と見積額とに基づいて、インターネットサイトを生成し、インターネットサイトを用いてクラウドファンディングにより出資金を募集する。
例えば、図5の(5)において、資金調達支援装置100は、資金調達依頼31を取得すると、クラウドファンディングで出資金を募集するためのインターネットサイトを生成および開設する。資金調達部120は、インターネットサイトを介して出資金の募集を行う。このインターネットサイトのQRコード(登録商標)を資金利用者201の店舗に置いてもよい。
ステップS103において、資金調達部120は、出資者202からの出資金32を集めることにより資金を調達する資金調達処理を実行する。
資金調達部120は、ブロックチェーンを用いて、出資者202から出資金32を集める。例えば、資金調達部120は、ブロックチェーンと呼ばれる分散台帳に、資金調達依頼31に含まれる事業の実施の内容と実施業者203と見積額とを書き込むことによって、出資者202から出資金32を調達する。
図6は、本実施の形態に係る資金調達部120による資金調達処理の具体例である。
図6により、具体例を用いて資金調達処理について説明する。
(6)資金投入のプロジェクトへ賛同した賛同者が、出資者202としての登録を資金調達支援装置100に対して行う。出資者202は、例えば、資金利用者201の飲食店の常連客といった、資金利用者201の店舗の支援者の場合がある。
(7)出資者202は、クラウドファンディングシステム200に対して出資金32を支払う。クラウドファンディングシステム200は、資金調達支援サービス提供会社10の依頼を受けて、実際にクラウドファンディングを実施する。クラウドファンディングシステム200は、例えば信用金庫といった金融機関である。その他、クラウドファンディングの事業タイプにより、金融機関以外の組織が行ってもよい。また、資金調達支援サービス提供会社10とクラウドファンディングシステム200とは同一の組織であってもよい。
(8)クラウドファンディングシステム200は、出資金32を受領すると、資金調達支援装置100に入金の連絡と出資者202への出資証明書321の発行を依頼する。
(9)資金調達部120は、ブロックチェーンを用いて、出資証明書321を出資者202に発行する。資金調達部120は、発行した出資証明書321の情報を出資証明書情報52として管理する。
ステップS104において、実施依頼部130は、資金が集まると、資金を用いて事業を実施する実施業者203に事業の実施を依頼する。実施依頼部130は、資金調達依頼31に含まれる実施業者203に事業の実施を依頼する。
図7は、本実施の形態に係る実施依頼処理の具体例である。
図7により、具体例を用いて実施依頼処理について説明する。
プロジェクトの実施要件が満たされると、プロジェクトの実行が自動処理される。具体的には、見積額に諸経費を上乗せした額、例えば見積額の110%の資金を調達できたら、実施依頼部130は、実施業者203に事業の実施を自動的に発注する。
(10)資金調達支援装置100の実施依頼部130は、インターネットサイトを介して、資金利用者201、実施業者203、および出資者202の全員に、プロジェクトの実施要件や、実施状況を発信あるいは開示する。また、実施依頼部130は、インターネットサイトを介して、資金利用者201、実施業者203、および出資者202の全員に、プロジェクトの実施の確定の連絡を、発信あるいは開示する。
(11)実施依頼部130は、プロジェクトの実施要件が満たされると、実施業者203に事業の実施を発注する。例えば、実施依頼部130は、見積額の110%の資金を調達できたら、実施業者203である工事会社に調理設備の工事を自動的に発注する。
(12)実施業者203である工事会社は、工事を実施し、完了させる。
(13)実施業者203である工事会社は、工事完了の確認および検収を資金利用者201に依頼する。なお、資金利用者201のもと、資金調達支援サービス提供会社10が確認および検収をしてもよい。
(14)資金利用者201あるいは資金調達支援サービス提供会社10が、工事完了の確認および検収を行う。これにより、実施依頼部130は、実施業者203からの事業の実施の完了通知を受領する。
ステップS105において、実施依頼部130は、実施業者203から事業の実施の完了通知を受け取ると、インターネットサイトを用いて、実施業者203への事業の実施の依頼内容と、実施業者からの事業の実施の完了通知とを開示する。
具体的には、以下の通りである。
(15)実施依頼部130は、工事の完了通知を、資金利用者201、実施業者203、および出資者202の全員に発信あるいは開示する。工事の完了通知には、実施業者への事業の実施の依頼内容と、実施業者が実際に行った事業の実施の完了通知とが含まれる。
(16)実施業者203である工事会社は、工事料金を、資金調達支援サービス提供会社10(資金調達支援装置100)に請求する。
(17)資金調達支援サービス提供会社10(資金調達支援装置100)は、クラウドファンディングシステム200に工事料金の支払いを指示する。
(18)クラウドファンディングシステム200は、実施業者203である工事会社に工事料金を支払う。
ステップS106において、利用券発行部140は、実施業者203から事業の実施の完了通知を受け取ると、資金利用者201によるサービスの提供を受けるためのサービス利用券33を出資者202に発行する。利用券発行部140は、事業の実施の完了通知を受け取ると、出資証明書321をサービス利用券33に変換することにより出資者202にサービス利用券33を発行する。
具体的には、以下の通りである。
図8は、本実施の形態に係る利用券発行処理の具体例である。
図8により、具体例を用いて利用券発行処理について説明する。
(19)利用券発行部140は、インターネットサイトを用いて、工事の完了通知と工事完了に係るお礼とを開示する。
(20)利用券発行部140は、出資証明書321をサービス利用券33に変換することにより出資者202にサービス利用券33を発行する。利用券発行部140は、発行されたサービス利用券33をサービス利用券情報53に登録することにより管理する。また、サービス利用券33に変換された出資証明書321は、出資証明書情報52から削除される。
これらの機能は、ブロックチェーンにおいて、スマートコントラクトの機能を利用することによって実現される。スマートコントラクトとは、事前に定義した手続きを、イベント発生をトリガーとして実行する機能である。
次に、サービス利用券33の利用例について説明する。
(21)サービス利用券33は、例えばQRコード(登録商標)の形式で提示される。なお、サービス利用券33はQRコード(登録商標)の形式以外の形式でも構わない。出資者202は、サービス利用券33を提示する。
(22)資金利用者201の具備する情報処理装置は、店舗においてサービス利用券33を読み取る。
(23)資金利用者201の具備する情報処理装置は、資金調達支援装置100にサービス利用券33の償却指示を送信する。
(24)資金調達支援装置100は、償却指示に基づいて、サービス利用券情報53に登録されたサービス利用券33を償却する。
(25)資金利用者201は、出資者202に対してサービスを提供する。
(26)資金調達支援装置100は、サービス利用券33の利用のお礼を出資者202に発信する。
クラウドファンディングには大きく分けて「購入型」「寄付型」「融資型」「投資型」といった形態がある。本実施の形態では投資型のクラウドファインディングを想定したものであるが、寄付型のクラウドファンディングでも適用が可能である。この場合、資金調達支援システム500には、利用券発行部140は必要ではない。
***他の構成***
<変形例1>
本実施の形態に係る資金調達支援システム500では、例えば、資金調達支援装置100から設備更新を実施する企業への発注が行われたタイミングで、バウチャーが発行され、発注が実施されない場合は現金が返金されるための制御を行ってもよい。また、バウチャーの発行あるいは現金の管理は、資金調達支援装置100以外の第三者に委託してもよい。
<変形例2>
本実施の形態では、資金調達支援装置100における調達依頼取得部110と資金調達部120と実施依頼部130と利用券発行部140の機能がソフトウェアで実現される。しかし、変形例として、調達依頼取得部110と資金調達部120と実施依頼部130と利用券発行部140の機能がハードウェアで実現されてもよい。
図9は、本実施の形態の変形例に係る資金調達支援装置100の構成例を示す図である。
図9に示すように、プロセッサ910を電子回路909に置き換えてもよい。
電子回路909は、調達依頼取得部110と資金調達部120と実施依頼部130と利用券発行部140の機能を実現する専用の電子回路である。電子回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application
Specific Integrated
Circuitの略語である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略語である。
別の変形例として、調達依頼取得部110と資金調達部120と実施依頼部130と利用券発行部140の一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ910と、メモリ921と、電子回路909とを、総称して「プロセッシングサーキットリ」という。つまり、の機能は、プロセッシングサーキットリにより実現される。
***本実施の形態の効果の説明***
以上のように、本実施の形態に係る資金調達支援システム500では、実施業者への費用支払いを、資金調整支援サービス提供会社およびクラウドファンディング会社が行うことで、被出資者である資金利用者が直接行わない構成とする。
よって、被出資者の手元を現金が通過しないので、被出資者は目的外利用ができないという効果がある。また、資金調整支援サービス提供会社による情報開示により、出資金の使用用途が明確になるという効果がある。
また、本実施の形態に係る資金調達支援システム500では、出資金の返済を現金ではなく、自らが提供するサービスとし、かつサービス利用券(バウチャー)を利用する形態で行う。
よって、現金での返済は不要であり、自社サービスでの返済なので、資金調達コストの削減とキャッシュフローが改善される。
また、本実施の形態に係る資金調達支援システム500では、資金利用者が必要とするモノ、例えば調理設備の工事を、資金利用者のサービス利用券と交換することで得ることができる。
よって、物々交換であることから、出資者にとっては、出資法以上のリターンを得ることが可能となる。
また、本実施の形態に係る資金調達支援システム500では、出資金の利用を期限管理し、未使用の出資金は返却することができる。
よって、支援対象の利用がされないケースでは、返金されるという効果がある。
以上の実施の形態1では、資金調達支援装置の各部を独立した機能ブロックとして説明した。しかし、資金調達支援装置の構成は、上述した実施の形態のような構成でなくてもよい。資金調達支援装置の機能ブロックは、上述した実施の形態で説明した機能を実現することができれば、どのような構成でもよい。また、資金調達支援装置は、1つの装置でなく、複数の装置から構成されたシステムでもよい。
また、実施の形態1のうち、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、この実施の形態のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、この実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
すなわち、実施の形態1では、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本開示の範囲、本開示の適用物の範囲、および本開示の用途の範囲を制限することを意図するものではない。上述した実施の形態は、必要に応じて種々の変更が可能である。
10 資金調達支援サービス提供会社、31 資金調達依頼、32 出資金、321 出資証明書、33 サービス利用券、100 資金調達支援装置、110 調達依頼取得部、120 資金調達部、130 実施依頼部、140 利用券発行部、150 記憶部、200 クラウドファンディングシステム、201 資金利用者、202 出資者、203 実施業者、500 資金調達支援システム、909 電子回路、910 プロセッサ、921 メモリ、922 補助記憶装置、930 入力インタフェース、940 出力インタフェース、950 通信装置。

Claims (9)

  1. サービスを提供するための事業の実施に用いる資金の調達の依頼を、前記事業の実施を希望する資金利用者から資金調達依頼として取得する調達依頼取得部と、
    前記資金調達依頼に基づいて、クラウドファンディングにより出資金を募集し、出資者から前記出資金を集めることにより前記資金を調達する資金調達処理を実行する資金調達部と、
    前記資金が集まると、前記資金を用いて前記事業を実施する実施業者に前記事業の実施を依頼する実施依頼部と
    を備えた資金調達支援装置。
  2. 前記資金調達支援装置は、さらに、
    前記実施業者から前記事業の実施の完了通知を受け取ると、前記資金利用者による前記サービスの提供を受けるためのサービス利用券を前記出資者に発行する利用券発行部を備えた請求項1に記載の資金調達支援装置。
  3. 前記資金調達部は、
    ブロックチェーンを用いて、前記出資者から前記出資金を集める請求項2に記載の資金調達支援装置。
  4. 前記資金調達部は、
    ブロックチェーンを用いて、前記出資金の出資証明書を前記出資者に発行する請求項3に記載の資金調達支援装置。
  5. 前記利用券発行部は、
    前記事業の実施の完了通知を受け取ると、ブロックチェーンを用いて前記出資証明書を前記サービス利用券に変換することにより前記出資者に前記サービス利用券を発行する請求項4に記載の資金調達支援装置。
  6. 前記調達依頼取得部は、
    前記資金利用者から、前記資金の調達の目的である前記事業の実施の内容と、前記事業の実施を依頼する予定の前記実施業者と、前記実施業者に前記事業の実施を依頼した場合の見積額とを含む前記資金調達依頼を取得し、
    前記資金調達部は、
    前記資金調達依頼に含まれる前記事業の実施の内容と前記実施業者と前記見積額とに基づいて、インターネットサイトを生成し、前記インターネットサイトを用いてクラウドファンディングにより出資金を募集し、
    前記実施依頼部は、
    前記資金調達依頼に含まれる前記実施業者に前記事業の実施を依頼する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の資金調達支援装置。
  7. 前記実施依頼部は、
    前記インターネットサイトを用いて、前記実施業者への前記事業の実施の依頼内容と、前記実施業者からの前記事業の実施の完了通知とを開示する請求項6に記載の資金調達支援装置。
  8. 資金調達支援装置の資金調達支援方法において、
    調達依頼取得部が、サービスを提供するための事業の実施に用いる資金の調達の依頼を、前記事業の実施を希望する資金利用者から資金調達依頼として取得し、
    資金調達部が、前記資金調達依頼に基づいて、クラウドファンディングにより出資金を募集し、出資者から前記出資金を集めることにより前記資金を調達する資金調達処理を実行し、
    実施依頼部が、前記資金が集まると、前記資金を用いて前記事業の実施する実施業者に前記事業の実施を依頼する資金調達支援方法。
  9. サービスを提供するための事業の実施に用いる資金の調達の依頼を、前記事業の実施を希望する資金利用者から資金調達依頼として取得する調達依頼取得処理と、
    前記資金調達依頼に基づいて、クラウドファンディングにより出資金を募集し、出資者から前記出資金を集めることにより前記資金を調達する資金調達処理と、
    前記資金が集まると、前記資金を用いて前記事業の実施する実施業者に前記事業の実施を依頼する実施依頼処理と
    をコンピュータに実行させる資金調達支援プログラム。
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