JP2021148671A - 分析装置及び分析装置の表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】分析装置の利便性を向上する。【解決手段】複数の既知スペクトルによって構築された既知試料に属するクラスの中から、未知スペクトルを最も相関の高い帰属クラスに分類する演算処理を行う。表示部は、未知試料の種類を分類する処理の過程における第1位と第2位の候補とその相関係数等の確からしさを数値化した値を表示することでユーザに測定結果の確からしさを知らせる。これにより、ユーザは校正のタイミングを認識して校正することができる。【選択図】図7

Description

本発明は、分析装置及び分析装置の表示方法に関する。
今日において、使用済みの例えばエアコンディショナー装置、テレビジョン受像機、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機等の家電製品がリサイクルされるようになっている。使用済の家電製品は、家電リサイクル工場で破砕されて小片となされた後に、磁気、風力、又は振動等を利用して、材種ごとに選別回収され、リサイクル材料として再資源化される。樹脂材料においては、ポリプロピレン(以下、PPと表記)、ポリスチレン(以下、PSと表記)、又はアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(以下、ABSと表記)が家電製品に多く用いられており、樹脂の分子構造による近赤外線領域(波長範囲1〜3μm)の吸光特性を利用した選別装置によって樹脂種ごとに選別回収されている。
特許文献1(特許第4710012号公報)には、400nm〜2500nmの波長領域の光を利用して各試料中の成分の判別及び成分の特性を測定し、バリデーション誤差SEVとバリデーションの相関rVal等の測定結果を表示する分光分析方法が開示されている。
ここで、選別装置を連続的に使用すると、温度等に起因する測定精度の劣化が生ずる可能性がある。このような場合、ユーザは、手動で校正を行う必要がある。
しかし、特許文献1に開示されている技術も含め、従来の分光器システムは、校正を指示する表示等が行われないため、ユーザが手動で校正を行う場合に、その校正を行うタイミングが分かりづらく、利便性の点で改善の余地があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、利便性の高い分析装置及び分析装置の表示方法の提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、試料に光源からの光を照射したときの反射光を分光する光偏向部、及び、前記光偏向部で分光された光を検出する検出部を有する分光器と、分光器と接続され、スペクトルを分析する情報処理部、及び、分析結果を表示部に表示制御する表示制御部を備えたデバイスを有し、表示制御部は、試料の組成の候補とその確からしさを数値化した値と、試料の組成以外の所定の組成とその確からしさを数値化した値とを表示部に表示する。
本発明によれば、分析装置の利便性を向上することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態の分光器システムのシステム構成を示す図である。 図2は、分光器の断面図である。 図3は、可動ミラーを説明するための図である。 図4は、分光器に設けられている処理部のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、分光器の処理部の機能ブロック図である。 図6は、樹脂判別プロセスの流れを示すフローチャートである。 図7は、判定結果の表示画面の一例を示す図である。 図8は、判定結果の別の表示形態である、スペクトル波形の表示画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、実施の形態の分光システムの説明をする。
(概要)
実施の形態の分光システムは、繰り返し測定において、未知試料の組成候補の順位と確からしさを数値化した値を表示し、組成候補に対して所定の組成の確からしさを数値化した値が第1位の値に比べて所定の比率を超えたことをユーザに通知する。これにより、ユーザは、校正のタイミングを認識して、校正を実行することができ、正確な分析を可能とすることができる。
(システム構成)
図1は、実施の形態の分光器システムのシステム構成を示す図である。この図1において、分光器システム100は、分光器102及び手持型デバイス110を備える。なお、分光器システム100は、一つの手持ち型デバイス110に対して一つの分光器102を備える場合のほかに、一つの手持ち型デバイス110に対して複数の分光器102を備えていてもよい。
分光器102は、赤外分光分析ユニット120に備える光検出器から時間的に提供される光の強度を含む出力を処理するプロセッサ106を備える。通信回路104は、プロセッサ106で処理された光スペクトルの時間と光の強度を含む出力が関連付けられた情報を外部へと出力する。
手持ち型デバイス110は、インターフェース114及びプロセッサ116を有する。なお、手持ち型デバイス110としては、例えば携帯電話機又はスマートフォン等の携帯機器を用いることができる。また、手持ち型デバイス110は、カメラ機能を有していてもよい。
プロセッサ116は、分光器102のプロセッサ106で処理された光スペクトルの時間と光の強度を含む出力が関連付けられた情報と、分光器102が有する可動ミラーの振動周波数に基づいて、時間を光の波長に換算し、光の波長毎の光の強度の関係で構成される分光スペクトル情報を得る。
ディスプレイ112は、分光器102で測定された光スペクトルの情報及び組成判別結果等の分析結果を表示する。
このような分光器システム100において、分光器102は、例えばBluetooth(登録商標)等の無線シリアル通信を用いて、通信回路104を介してデータを手持ち型デバイス110に伝送する。手持ち型デバイス110は、分光器102からデータを受信し、プロセッサ116によって処理及び分析する。そして、この分析結果である、例えば光スペクトルの情報及び組成判別結果等を、ディスプレイ112に表示する。
(分光器の詳細構成)
図2は、分光器102の断面図である。この図2に示すように、分光器102は、光源216及び処理部215aを有する。
光源216は、分光分析の対象となる試料108等に対して、所望の波長領域の光を照射する。例えばLED(発光ダイオード)又はハロゲンランプ等である。光源216は、外側フレーム210の外側に配置される。光源216として、分光分析の対象物に対して適正な波長帯域の光を照射する光源が選択され、配置される。
処理部215aは、光検出器214から入力される電気信号に基づき、分光スペクトルを取得する演算を行う。また処理部215aは、所望の波長の光を光検出器214に出射させるために可動ミラー203を制御し、さらに光源216による光の照射、例えば光の強度を制御する。
また、分光器102は、入射スリット201、凹面回折格子202、可動ミラー203及び出射スリット204を有する。図中の点線は、分光器102内に入射し、分光器102の内部で反射され出射され、光検出器214に出社される光線の一部を示している。
入射スリット201は、細い矩形の開口であり、外側フレーム210のテーパ孔212から入射した光を、フレーム209内に導光する。入射スリット201の短手方向の開口の幅は、例えば、数10〜数100μm等である。入射スリット201は、例えばニッケル等の金属基板に矩形の貫通孔を設けて形成される。ただし、基板の材質は金属に限定されず半導体や樹脂等でもよい。また、入射スリット201は、矩形開口に限定されず、円形開口のピンホール等であってもよい。入射スリット201から分光器102の内部に入射した光は、凹面回折格子202に入射する。
凹面回折格子202は、金属の凹面ミラーの表面に等間隔の細線が形成された光学素子である。ただし、凹面回折格子202の基材の材質は金属に限定されず、半導体、ガラス、樹脂等であってもよい。また、凹面回折格子202における細線は基材上に直接形成してもよいし、基材上に形成した薄い樹脂等の層に形成してもよい。凹面回折格子202は、回折格子による光の分散機能と、凹面ミラーによる集光機能とを有する。凹面回折格子202に入射した光は、凹面回折格子202により回折して分散し、可動ミラー203に向けて集光する。なお、光の分散とは、入射光が波長ごとに別々に分離する現象をいう。
可動ミラー203は、例えば、ミラー部を設けた可動部が接続部としての弾性梁部と基板上に一体に形成されたMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーである。ミラー部は、入射する光を反射する。また、可動部は弾性梁部の弾性運動によって回動され、それに伴って可動部に設けられたミラー面が回動する。
図3は、可動ミラー203を示す図である。このうち、図3(a)は可動ミラー203の側面図であり、図3(b)は可動ミラー203の平面図である。この図3(a)及び図3(b)に示すように、可動ミラー203は、支持部206に対して可動部207が接続部208を介して支持されている。接続部208は、ねじりバネの機能を有する。圧電駆動、静電駆動又は電磁駆動等の駆動力が、駆動部から加えられることで、可動部207が、図3(b)のA−A´線を軸にして、図3(a)の一点鎖線の矢印で示されている方向に回動する。
可動部207を回動させる駆動部を、支持部206にモノリシックに形成することで、モータ等の外部駆動手段を用いずに、可動部207を駆動することができ、また可動部207を小型化することができる。一例ではあるが、支持部206は、Si(シリコン)又はガラス等で形成できる。支持部206に、Si等の半導体材料を用いると、半導体プロセスによる高精度な微細加工が可能になる。
図2に戻り、可動ミラー203は、凹面回折格子202により分散した光を出射スリット204に向けて反射する。ミラーを有する可動部207の回動により、反射光の反射角度は可変である。
出射スリット204は、細い矩形の開口であり、分散した光を分光器102から出射させるための開口として作用する。出射スリット204の材質及び形状は、入射スリット201と同じ材質及び形状のものが使用可能である。
出射スリット204は、凹面回折格子202により分散した光の結像位置に配置される。凹面回折格子202により分散した光は、結像位置が波長に応じて横ずれ(シフト)する。そのため、可動ミラー203による反射角度を変化させ、出射スリット204を通過する光の波長を変えることで、分散した光のうち所望の波長の光を光検出器214に選択的に出射させることができる。光検出器214は、Siフォトダイオード等の光電変換素子であり、光の情報が電気信号として出力され、分光分析等が行われる。
(分光器の処理部のハードウェア構成)
図4は、分光器102に設けられている処理部215aのハードウェア構成を示すブロック図である。この図4に示すように、処理部215aは、CPU(Central Processing Unit)351と、ROM(Read Only Memory)352と、RAM(Random Access Memory)353とを有する。また処理部215aは、NVRAM(Non Volatile Memory)154と、出力インタフェース(出力I/F)355と、A/D(Analog/Digital)変換回路356と、ミラー駆動回路357とを有する。これらは、システムバス358を介して相互に接続されている。
CPU351は、処理部215aの動作を統括的に制御する。また、CPU351は、光検出器214が出力する電気信号に基づき、分光スペクトルを算出する。
光源駆動回路359は、光源216と電気的に接続され、照射光の光強度を示す電圧、又は電流を光源216に出力する。光源216は、光源駆動回路359から入力される電圧、又は電流に応じた強度の光を照射する。
処理部215aは、入力される電気信号に基づき、分光スペクトルを取得する演算を行う。また、処理部215aは、所望の波長の光を選択的に出射させるために、ミラー駆動回路357より可動ミラー203も制御する。
(分光器の処理部の機能構成)
図5は、分光器102の処理部215aの機能ブロック図である。なお、この図5に示す各機能ブロックにて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部を、上述のCPU351が実行するプログラムで実現してもよいし、又は、ワイヤードロジック等によるハードウェアで実現してもよい。
この図5において、処理部215aは、A/D変換部461と、スペクトル取得部462と、記憶部463と、出力部464と、駆動制御部465aと、ミラー駆動部466と、光源駆動部467とを有する。
A/D変換部461は、光検出器214が出力するアナログの電気信号を受信して、デジタル信号に変換し、スペクトル取得部462、記憶部463等に出力する。A/D変換部461は、A/D変換回路356等により実現される。
スペクトル取得部462は、A/D変換部461が出力するデジタル信号を入力し、分光器102に入射する光の分光スペクトルを演算する。演算結果は、記憶部463、出力部464等に出力される。スペクトル取得部462は、CPU351等により実現される。
記憶部463は、スペクトル取得部462による演算結果、及び、A/D変換部461から出力されるデジタルデータを記憶し、要求に応じてこれらを出力部464に出力する。記憶部463は、NVRAM354等により実現される。
出力部464は、スペクトル取得部462による演算結果又はA/D変換部461の出力するデジタル信号データを、パーソナルコンピュータ装置又は映像機器等の外部機器に出力する。出力部464は、出力I/F355等により実現される。
駆動制御部465aは制御信号を出力し、ミラー駆動部466及び光源駆動部467を制御する。駆動制御部465aは、CPU351等により実現される。
ミラー駆動部466は制御信号に応じて電圧、又は電流を可動ミラー203に出力し、所望の反射角度が得られるように可動部207を回動させる。ミラー駆動部466は、ミラー駆動回路357等により実現される。
ここで、分光器102は、図2に示すように電池218を有する。また分光器102は、分光分析ユニット200、処理部215a及び電池218を収納する筐体217を有する。
電池218は、処理部215aに電力を供給する。例えば、リチウムイオン電池、乾電池、又はPSU(Power Supply Unit)等である。
処理部215aは、通信制御部を備え、近距離通信やインターネットを介した通信により、分光スペクトルの演算結果等を送受信可能にしてもよい。
また、外側フレーム210と筐体217を一体的に形成した構成にしてもよい。外側フレーム210に温度計を設けてもよい。
このように、電力を供給する電池18を備えることで、分光器102とは別に電源を用意して設置する必要がなくなる。このため、任意の場所又は時間において、様々な対象物に対する分光分析を実施しやすくなる。
(検査の流れ)
次に、このような分光器システムを用いて樹脂を含む試料108の組成を判定するための検査方法について説明する。
まず、作業者は樹脂を含む試料108に分光器102の窓部211を対向させ、分光器102の筐体217に配設された測定開始ボタンを押す。これにより、分光器102の光源216を発する近赤外線光が試料108を照射する。(照射工程)
なお、この照射工程は筐体217に配設された測定開始ボタンを押すことで行ってもよいが、手持ち型デバイス110が有するボタンを押すことで行ってもよいし、手持ち型デバイスのディスプレイ112に表示されるボタンなどを押すことで行ってもよい。
次に、照射光を試料108に照射することにより生じる反射光を、入射スリット201を介して光検出器214に導光する。光検出器214の出力する電気信号は処理部215aに供給される。繰り返し測定誤差を小さくするために複数回、このような動作が繰り返し行われてもよい。繰り返し動作が行われることで測定精度が向上する。
処理部215aは、入力される電気信号に基づき、分光スペクトルを取得する演算を行う(分光スペクトルを取得)。この分光スペクトルは、通信回路104により、手持ち型デバイス110に送信される。
次に、手持ち型デバイス110のプロセッサ116は、分光器102から受信した分光スペクトルに対して、平均化、平滑化、正規化、微分、散乱補正、ベースライン補正、ピークシフト補正、又はそれらの組み合わせを含む処理を施し、各波長点に対応する複数のパラメータ値を算出する「処理工程」を行う。
「処理工程」の次に、解析工程を行う。解析工程においては、プロセッサ116の記憶部に記憶された複数の基準スペクトルを、処理工程において算出したパラメータ値にそれぞれ適用して、樹脂を含む試料108の組成と複数の候補組成との類似度、言い換えれば確からしさを表す値を算出する。
類似度は、例えばコリレーション関数(CORREL関数)である。プロセッサ116の記憶部には、主に家電又はOA機器で使用される樹脂の素材に由来する基準スペクトルが記憶されている。例えば、家電又はOA機器で使用される樹脂の素材としての試料108は、汎用樹脂を中心に、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PVC(ポリ塩化ビニル)、PS(ポリスチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)、PC(ポリカーボネート)等の樹脂である。なお、PCとPSの混合物、又は、PCとABSの混合物も一般的である。
次に、判定工程を行う。判定工程においては、プロセッサ116が、解析工程で算出した類似度の中で最も目標値に近い類似度を抽出し、抽出した類似度が導かれた回帰式に対応する候補組成を、樹脂を含む試料108の組成として判定する。
次に、このように解析及び判定された結果を、例えば図7に示すように、手持ち型デバイス110のディスプレイ112に表示する。判定結果として、樹脂を含む試料108の組成を強調表示する。強調表示では、例えば試料108の組成がPET樹脂と判定されたときは、赤字で点滅させて表示する。このように任意に強調表示させる組成は選択でき、表示の強調は文字の大きさ、色、点灯/点滅、高輝度/低輝度等の表示形態は任意に設定することが可能である。図7では、PEDの文字の大きさを変えることで表示を強調している。このように強調表示させることにより、作業者は繰り返し判別の作業を行う中で異物の混入があった場合に、表示結果に応じて確実に分別をすることが可能となる。
さらに、試料108の判別結果は文字だけではなく、予め記憶部に登録されている画像を表示してもよい。図7の下段に図示されている画像が、この予め記憶部に登録されている画像である。図7の例の場合、判別結果がPET樹脂であるため、画像として、PET樹脂の画像が表示されている。このように画像をあわせて表示することにより、繰り返し判別の作業を行う中で、作業者が簡便かつ確実に分別をすることが可能となる。
なお。図7の表示例では、一般的な物質の写真画像を表示しているが、画像に限らず組成の一般的な特徴など文字の情報でもよい。作業者は判定された試料の組成が実際の色又は形状等の視覚より得られ試料108の情報と一般的な情報を照合することができ、作業者による試料108の判別作業を支援して容易化することができる。
さらに判定結果である樹脂の組成のそばに、ディスプレイ112の同一画面の判定結果の組成表示の下に、組成表示の文字とは別の大きさで、記憶部に記憶された複数の樹脂についての類似度は例えばコリレーション関数(相関関数)を、例えば小数点第3位までの値で表示する。
さらに、第2位の組成に対する類似度が第1位の90%を超えるときは、第2位の類似度を赤字で強調表示する。ただし、ABSとPSは分光スペクトルがよく似ており類似度が90%を超えて表示されてしまう。ABSとPSでは第3位の組成に対する類似度が第1位の90%を超えるときは、第3位の類似度を赤字で強調表示する。この例の場合、強調表示の閾値を90%としているが、1位候補の組成ごとに強調表示させるべく閾値の割合を所定の値に任意に設定することが可能である。
また、1位候補の組成ごとに第2位の類似度でも第3位の類似度でも所定の順位の対象に閾値の割合を設定することが可能である。
また、例えば今回の組成の候補の1位から3位の順位が、前回の測定による順位、または前回同じ1位候補の組成が表示されたときの順位とで、異なる場合には異なった部分を強調表示することが可能である。
このように第1位候補の組成以外に第2位や第3位についても強調表示を行うことにより、作業者は簡便かつ確実に分別を行うことが可能となる。
なお、強調表示は作業者に気付かせる手段として音を鳴らす手段を有してもよいし置き換えてもよい。あるいは筐体を振動させる手段を有してもよいし置き換えてもよい。
(第1の変形例)
第1の変形例として、類似度の順位ではなく、所定の組成、と前記所定の組成とは異なる組成と、それらの組成同士の類似度の比率と強調表示すべく閾値を設定する。例えば、ABSでは対象をPETとし、類似度の閾値を90%に設定しておく。第1候補としてABSが選ばれた場合、PETの類似度がABSの類似度の90%を超えたときにPETの類似度を強調表示する。
作業者は判別された組成を知るだけではなく、判定された組成と判定されなかった組成の類似度を知ることができる。これは、繰り返し測定をしているときに、例えば試料108に分光器102をうまく向けることができなかったときに、作業者に対して測定しなおすべきか判断する機会を与えるという、作業者にとって判別の作業を支援する効果がある。または、測定環境の温度が変化して誤差が増えて判別の信頼性が劣化したことを作業者に気付かせる効果がある。
また、判別の信頼性が劣化した場合には校正を行うことを促すこととなり、校正を行うことで、測定の精度を維持しながら判別作業を継続することができるという効果がある。また、組成を判別して分別した結果の信頼度を高める効果がある。
作業者は繰り返し作業するときには判別結果だけを見て流れ作業をするため、組成を表す文字を見間違える可能性(例えばPSとPP)や相関係数を見落とす可能性がある。強調表示以外の音を鳴らす手段や筐体を振動させる手段は、測定の信頼性が劣化したことをより気付きやすくする効果がある。
(第2の変形例)
第2の変形例として、類似度を強調表示させるだけではなく、再測定又は校正を促す表示等の警告(ワーニング)を表示する。警告は強調表示に加えて音を鳴らす手段を有してもよい。あるいは筐体を振動させる手段を有してもよい。測定の信頼性が劣化した時に作業者が具体的に何をすべきか表示することで作業を支援する効果がある。
(第3の変形例)
第3の変形例として、類似度を強調表示させるだけではなく、自動で校正を開始する手段を有してもよい。測定の信頼性が劣化した時に作業者が手動で校正作業をすることがなくなるので作業を支援する効果がある。
(スペクトル波形の表示動作)
次に、プロセッサ116は、手持ち型デバイス110のディスプレイ112に、第2画面として図8に示すようにスペクトル波形を表示する。この図8の例は、2つのスペクトル波形をディスプレイ112に同時に表示した例である。図8(a)及び図8(b)の2つのスペクトル波形のグラフは、どちらも横軸には波長を1000nmから1600nmを取り、縦軸にはプロセッサ116での演算によって得られた値である。具体的には、図8(a)の縦軸は、樹脂を含有しないリファレンスの出力で割った値を対数表示したものであり、8(b)の縦軸は、これをさらに2次微分した値を対数表示したものである。
なお、画面表示は手持ち型デバイス110の機能により一つのスペクトル波形を選択して表示し、また、部分的に拡大又は縮小表示することが可能である。この図8に示す第2画面は、試料の分別作業を繰り返し行うのとは別に、未知試料を簡易的に非破壊で組成を知るときに使用することができる。
(樹脂判別プロセス)
図6は、樹脂判別プロセスの流れを示すフローチャートである。まず、ステップS1では、例えばリサイクル作業等において、分類又は同定される樹脂タイプが不明な複数の未知の試料が提供される。
ステップS2では、メモリに一又は複数の赤外材料分類モデル(多変量分類モデル)が保存されている手持ち型デバイス110と分光器102を有する分光器システム100が提供される。
ステップS3では、未加工の赤外データを収集するために、試料108に対する分光器システム100による測定が行われる。
ステップS4では、手持ち型デバイス110による未加工データの多変量処理が実行される。
ステップS5では、手持ち型デバイス110により、特定のタイプの樹脂ベース複合材料として(材料モデルに一致する)、試料の組成が同定される。
ステップS6では、試料108がさらに処理される(例えば、さらなるリサイクルステップのために適切な場所に保存される)。このようなステップS1〜ステップS6の各処理は、ステップS3で別の樹脂を含む試料に対して繰返すことができる。
例えば、分類モデルによる分光器システム100を用いた樹脂を含む試料の組成の同定を行い、特定の樹脂を含む試料が含みうる樹脂を決定する。例えば、樹脂を含む試料のリサイクルは、存在する既知のタイプの樹脂を判別することにより、材料の再生を最適化するための、材料処理に使用される炉の処理条件の最適化等の、後で行う適切な処理を決定することに基づいている。
例示的な一方法では、樹脂ベースの複合材料は、既知の方法による再利用のために樹脂を燃焼(焼結)して炭素繊維を再生させた炭素繊維(例えばCRFP)を含む。適切な焼結温度は、複合材料に含まれる樹脂タイプに応じて決定することができる。
(校正)
分光器システム100内の複数の分光器102は、例えば製造の変動により、個体毎に異なる。このような複数の分光器102の間の差異は、各分光器102によって得られる同一の物質のスペクトルデータの有意な変動を生じ得る。
加えて、個々の分光器102においては、光源216の発光強度の変動と光検出器214の受光感度の変動と光走査部である可動ミラー203の共振周波数及び振幅の変動があり、同一の物質のスペクトルデータの有意な変動を生じ得る。
分光器102の光走査部である可動ミラー203の共振周波数は、分光器102を製造中に所定の条件で特性を評価されて求められ、分光器102のプロセッサ106の記憶部に記憶される。
校正を行う場合、基準物として白色等の各波長に対する反射率が高い色(例えば各波長に対する反射率が99%以上となる白色)を有することが好ましく、白色基準板などが使用される。白色基準板は、具体的には硫酸バリウム(BaSO4)の白色塗料を塗布された部材である。ブロック状の白色基準物が設けられていてもよい。この基準物は、校正時に筐体217の窓部211(テーパ孔212)に押し当ててもよいし、窓部211に設けられたシャッターの一部に配置してもよい。
分光器102の光走査部である可動ミラー3は、例えば環境の温度変動によって図3に示す接続部208の剛性が変動することで、接続部208に配置した圧電駆動体(図示せず)に同じ駆動電圧を印加しても可動部207の振幅が変動することがある。可動部207の振幅が変動すると判別精度の低下に繋がる懸念がある。そこで、可動部207の振幅が所望の振幅となるよう、基準物で反射されて光検出部214で電気信号に変換された信号の強度の時間的な分布が、予め記憶してある所定の信号の強度の時間的な分布に合うように圧電駆動体(図示せず)に印加する電圧を調整する。
一方、分光器102の光源216の発光強度と光検出器214の受光感度は使用時の環境温度の変化や経年変動によって変動が生じる。これらの変動によって同一の物質のスペクトルデータに有意な変動が生じるため、判別開始前や必要に応じて校正を行う。
基準物で反射されて光検出部214で電気信号に変換された各波長に対するスペクトルデータは手持ち型デバイス110のプロセッサ116の記憶部に記憶される。
温度変化に対応する手段として、図2の外側フレーム210または筐体217の内側に配置した温度センサ(図示せず)の温度測定値に基づいて、前回の測定よりもこの温度測定値が0.5度以上変動した場合に、校正を促す表示を行うか、又は、自動で校正を実行する。なお、校正を促す表示を行うか、又は、自動で校正を実行するか、を判断するための閾値となる温度範囲は任意に設定することができる。
このように、適切なタイミングで校正を行うことで測定の精度を維持し、組成判別の確度を高めることが可能となる。
(実施の形態の効果)
以上の説明から明らかなように、実施の形態の分光器システム100は、プロセッサ116が、複数の既知スペクトルによって構築された既知試料に属するクラスの中から、未知スペクトルを最も相関の高い帰属クラスに分類する演算処理を行う。そして、未知試料の種類を分類する処理の過程における第1位と第2位の候補とその相関係数等の確からしさを数値化した値を表示して、ユーザに測定結果の確からしさを知らせる。
これにより、未知試料の組成候補の順位と確からしさを数値化した値を表示し、組成候補に対して所定の組成の確からしさを数値化した値が第1位の値に比べて所定の比率を超えたことを使用者に知らせることができ、ユーザは校正のタイミングを認識して校正することができる。換言すると、実施の形態の分光器システム100は、作業者に校正を促しているため、適切なタイミングで校正が実施され、測定の精度を維持することができる。
最後に、上述の実施の形態は、一例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。また、実施の形態及び実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 分光器システム
102 分光器
104 通信回路
106 プロセッサ
108 試料
120 赤外分光分析ユニット
110 手持ち型デバイス
112 ディスプレイ
114 インターフェース
116 プロセッサ
201 入射スリット
203 可動ミラー
204 出射スリット
207 可動部
208 支持部
209 フレーム
210 外側フレーム
211 窓部
212 テーパ孔
214 光検出器
215a 処理部
216 光源
217 筐体
218 電池
特許第4710012号公報

Claims (8)

  1. 試料に光源からの光を照射したときの反射光を分光する光偏向部、及び、前記光偏向部で分光された光を検出する検出部を有する分光器と、
    前記分光器と接続され、スペクトルを分析する情報処理部、及び、分析結果を表示部に表示制御する表示制御部を備えたデバイスを有し、
    前記表示制御部は、前記試料の組成の候補とその確からしさを数値化した値と、試料の組成以外の所定の組成とその確からしさを数値化した値とを前記表示部に表示すること
    を特徴とする分析装置。
  2. 前記表示制御部は、前記分析結果となる、前記試料の組成の候補とその確からしさを数値化した値、及び、前記試料の組成以外の所定の組成とその確からしさを数値化した値を、確からしさが高い順に表示すること
    を特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記表示制御部は、各前記試料の組成の候補、及び、確からしさを数値化した各前記値のうち、所定の候補及び値、又は、所定の候補又は値の表示形態を変えて表示すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の分析装置。
  4. 前記分析結果に応じて前記光偏向部の駆動電圧を変更する駆動電圧変更部を、さらに備えること
    を特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の分析装置。
  5. 前記試料は樹脂材料であることを特徴とする請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載の分析装置。
  6. 試料に光源からの光を照射したときの反射光を分光する光偏向部、及び、前記光偏向部で分光された光を検出する検出部を有する分光器と、前記分光器と接続され、スペクトルを分析する情報処理部、及び、分析結果を表示部に表示制御する表示制御部を備えたデバイスを有する分析装置の表示方法であって、
    前記表示制御部が、前記試料の組成の候補とその確からしさを数値化した値と、試料の組成以外の所定の組成とその確からしさを数値化した値とを前記表示部に表示する表示工程を有すること
    を特徴とする分析装置の表示方法。
  7. 前記表示工程では、前記表示制御部が、前記分析結果となる、前記試料の組成の候補とその確からしさを数値化した値、及び、前記試料の組成以外の所定の組成とその確からしさを数値化した値を、確からしさが高い順に表示すること
    を特徴とする請求項6に記載の分析装置の表示方法。
  8. 前記試料は樹脂材料であることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の分析装置の表示方法。
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