JP2021146909A - タイヤ、タイヤの模様構成単位の配列決定方法、トレッドセグメントの割り位置決定方法、タイヤの設計方法及びタイヤの製造方法 - Google Patents
タイヤ、タイヤの模様構成単位の配列決定方法、トレッドセグメントの割り位置決定方法、タイヤの設計方法及びタイヤの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021146909A JP2021146909A JP2020049433A JP2020049433A JP2021146909A JP 2021146909 A JP2021146909 A JP 2021146909A JP 2020049433 A JP2020049433 A JP 2020049433A JP 2020049433 A JP2020049433 A JP 2020049433A JP 2021146909 A JP2021146909 A JP 2021146909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- tire
- tread
- pulse
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 123
- 238000013461 design Methods 0.000 title claims description 27
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 19
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 267
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 claims description 30
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 claims description 16
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 40
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 23
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000012163 sequencing technique Methods 0.000 description 12
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 9
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 238000003723 Smelting Methods 0.000 description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N (2s)-2-[[4-[2-(2,4-diaminoquinazolin-6-yl)ethyl]benzoyl]amino]-4-methylidenepentanedioic acid Chemical compound C1=CC2=NC(N)=NC(N)=C2C=C1CCC1=CC=C(C(=O)N[C@@H](CC(=C)C(O)=O)C(O)=O)C=C1 NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 description 1
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
Description
N:タイヤ1周での模様構成単位及びパーティング領域の総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びパーティング領域の長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
N:タイヤ1周での模様構成単位及びパーティング領域の総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びパーティング領域の長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
本実施形態のトレッド部2は、タイヤ周方向にのびるパーティングライン(図示省略)が形成されないため、1列のパーティング領域の列18のみが設けられている。なお、トレッド部2には、2列以上のパーティング領域の列(図示省略)が設けられてもよい。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びパーティング領域の総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位4及びパーティング領域17の長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
X(1)=PL(1)
X(2)=PL(1)+PL(2)
・
・
・
X(j)=PL(1)+PL(2)+ … +PL(j)
N:タイヤ1周での模様構成単位及びパーティング領域の総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位4及びパーティング領域17の長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
N:タイヤ1周での模様構成単位4及びトレッドセグメント12の総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位4及びトレッドセグメント12の長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列23の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
N:タイヤ1周での模様構成単位4及びトレッドセグメント12の総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位4及びトレッドセグメント12の長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列23の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
N:タイヤ1周での模様構成単位4及びトレッドセグメント12の総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位4及びトレッドセグメント12の長さ(図示省略)の比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列23の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
N:タイヤ1周での模様構成単位4及びトレッドセグメント12の総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位4及びトレッドセグメント12の長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列23の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
図1に示した基本構成を有し、かつ、表1及び表2の仕様を有するブロックパターンのタイヤが、図2及び図3に示した加硫金型を用いて試作された(実施例1〜4、及び、比較例1)。各供試タイヤのトレッド部は、模様構成単位が配列された模様列を含むトレッドパターンと、トレッドセグメントの割り位置に対応して形成されたパーティングラインによって区分されるパーティング領域の列とを有している。なお、各供試タイヤは、表1に示されるとおり、模様列がそれぞれ異なっているが、パーティング領域の列はいずれも同一である。
タイヤサイズ:195/65R15
リムサイズ:15×6.5J
内圧:230kPa
荷重:4.20kN
模様列(4列):
模様構成単位の種類数:5
パーティング領域の列(トレッドセグメントの列):
総数:9
種類数:9
配列:a b c d e f g h i
(aからiに向かって、タイヤ周方向の長さが大となっている)
第1パルス列:
単位パルスの間隔:0.8〜1.2
隣接する一対の単位パルスの間隔の差の絶対値:0.05〜0.35
第2パルス列:
単位パルスの間隔:0.5〜1.5
各供試タイヤが上記リムにリム組みされ、上記内圧、及び、上記荷重の条件下で1800ccの国産乗用車の右前輪に装着された。左前輪、及び、後輪には、トレッドパターンの無いスリックタイヤが装着された。そして、車両をスムース路面に走行させ、60km/hから20km/hまで惰行走行させたときのピッチノイズが、ドライバーの官能によって10点法で評価された。結果は、数値が大きいほど良好である。
テスト結果が、表2に示される。
実施例Aの供試タイヤA〜Eについて、第1パルス列及び第2パルス列が取得された(実施例5〜8及び比較例2)。この第1パルス列及び第2パルス列は、タイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとして取得されたものである。そして、第1パルス列及び第2パルス列から得られた第3パルス列を、上記式(3)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkの最大値Fmaxが求められた。共通仕様やテスト方法は、実施例Aと同一である。
テスト結果が、表3に示される。
図1に示した基本構成を有し、かつ、ブロックパターンのタイヤが、図2及び図3に示した加硫金型を用いて試作された(実施例9〜11及び比較例3)。各供試タイヤのトレッド部は、模様構成単位が配列された模様列を含むトレッドパターンと、トレッドセグメントの割り位置に対応して形成されたパーティングラインによって区分されるパーティング領域の列とを有している。なお、各供試タイヤは、表1のタイヤBに示した模様構成単位の配列を有しているが、パーティング領域の列は、表4に示されるとおり、それぞれ異なっている。
図1に示した基本構成を有し、かつ、ブロックパターンのタイヤが、図2及び図3に示した加硫金型を用いて試作された(実施例2、実施例12〜17)。各供試タイヤのトレッド部は、模様構成単位が配列された模様列を含むトレッドパターンと、トレッドセグメントの割り位置に対応して形成されたパーティングラインによって区分されるパーティング領域の列とを有している。なお、各供試タイヤは、表1のタイヤBに示した模様構成単位の配列を有している。また、パーティング領域の列は、実施例Aと同様に、いずれも同一である。
摩耗エネルギー測定装置が用いられ、各模様列の摩耗エネルギーが測定された。結果は、実施例2の摩耗エネルギーを100とする指数であり、数値が大きい程、摩耗エネルギーが小さく、耐偏摩耗性能に優れていることを示す。
トレッドモールド1つを製造するのに要した製造コストが計算された。結果は、実施例2を100とする指数で表され、数値が大きいほど製造コストが小さく良好である。
テストの結果が、表6に示される。
2 トレッド部
4 模様構成単位
5 模様列
17 パーティング領域
18 パーティング領域の列
Claims (21)
- トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部に、
模様構成単位がタイヤ周方向に配列された模様列を含むトレッドパターンと、
前記トレッドパターンを成形するための複数のトレッドセグメントの割り位置に対応して形成されたパーティングラインによって区分されたパーティング領域の列とを有し、
前記模様列から、各模様構成単位をいずれも同じ大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記模様構成単位の配列の順に、かつ、各模様構成単位のタイヤ周方向の長さに応じた間隔を空けて並べた第1パルス列を得、
前記パーティング領域の列から、各パーティング領域をいずれも同じ大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記パーティング領域の配列の順に、かつ、各パーティング領域のタイヤ周方向の長さに応じた間隔を空けて並べた第2パルス列を得、
前記第1パルス列の前記単位パルスと、前記第2パルス列の前記単位パルスとを重ね合わせて第3パルス列を得たときに、
前記第3パルス列を下記式(1)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkのうち、前記振幅Fkの最大値Fmaxは、下記式(1)を満たす、
タイヤ。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びパーティング領域の総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びパーティング領域の長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和) - 前記模様列は、タイヤ周方向の長さが異なる少なくとも2種類の模様構成単位を含む、請求項1又は2記載のタイヤ。
- 前記第1パルス列の各単位パルスの前記間隔は、その単位パルスに対応する前記模様構成単位の前記長さを、全ての前記模様構成単位の前記長さの中央値に対する比で定義され、
前記第1パルス列で隣接する一対の単位パルスについて、それらの前記間隔の差の絶対値は、0.05〜0.35である、請求項3記載のタイヤ。 - 前記パーティング領域は、前記タイヤ周方向の長さが異なる少なくとも2種類を含む、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 前記第2パルス列の各単位パルスの前記間隔は、その単位パルスに対応する前記パーティング領域の前記長さを、全ての前記パーティング領域の前記長さの中央値に対する比で定義され、
前記第2パルス列の前記単位パルスの前記間隔は、0.5〜1.5である、請求項5記載のタイヤ。 - トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部に、
模様構成単位がタイヤ周方向に配列された模様列を含むトレッドパターンと、
前記トレッドパターンを成形するための複数のトレッドセグメントの割り位置に対応して形成されたパーティングラインによって区分されたパーティング領域の列とを有し、
前記模様列から、各模様構成単位をそれらのタイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記模様構成単位の配列の順に、かつ、各模様構成単位の前記長さに応じた間隔を空けて並べた第1パルス列を得、
前記パーティング領域の列から、各パーティング領域をそれらのタイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記パーティング領域の配列の順に、かつ、各パーティング領域の前記長さに応じた間隔を空けて並べた第2パルス列を得、
前記第1パルス列の前記単位パルスと、前記第2パルス列の前記単位パルスとを重ね合わせて第3パルス列を得たときに、
前記第3パルス列を下記式(3)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkのうち、前記振幅Fkの最大値Fmaxは、下記式(3)を満たす、
タイヤ。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びパーティング領域の総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びパーティング領域の長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ - 前記模様列は、タイヤ周方向の長さが異なる少なくとも2種類の模様構成単位を含む、請求項7又は8記載のタイヤ。
- 第1パルス列の各単位パルスの前記大きさ及び前記間隔は、その単位パルスに対応する前記模様構成単位の前記長さを、全ての前記模様構成単位の前記長さの中央値に対する比で定義され、
前記第1パルス列の各単位パルスの前記大きさ及び前記間隔は、0.8〜1.2である、請求項9記載のタイヤ。 - 前記パーティング領域は、前記タイヤ周方向の長さが異なる少なくとも2種類を含む、請求項7ないし10のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 各第2パルス列の各単位パルスの大きさ及び前記間隔は、その単位パルスに対応する前記パーティング領域の前記長さを、全ての前記パーティング領域の前記長さの中央値に対する比で定義され、
前記第2パルス列の各単位パルスの前記大きさ及び前記間隔は、0.5〜1.5である、請求項11記載のタイヤ。 - タイヤのトレッドパターンに含まれる模様列について、前記模様列を構成する模様構成単位のタイヤ周方向の配列を決定するための方法であって、
前記トレッドパターンは、タイヤ周方向の割り位置が予め定められた複数のトレッドセグメントで成形されるものであり、
前記方法は、
前記模様列から、各模様構成単位をいずれも同じ大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記模様構成単位の配列の順に、かつ、各模様構成単位のタイヤ周方向の長さに応じた間隔を空けて並べた第1パルス列を得、
前記トレッドセグメントの列から、各トレッドセグメントをいずれも同じ大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記トレッドセグメントの配列の順に、かつ、各トレッドセグメントのタイヤ周方向の長さに応じた間隔を空けて並べた第2パルス列を得、
前記第1パルス列の前記単位パルスと、前記第2パルス列の前記単位パルスとを重ね合わせて第3パルス列を得たときに、
前記第3パルス列を下記式(6)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkのうち、前記振幅Fkの最大値Fmaxが、下記式(6)を満たすように、前記配列を決定する工程を含む、
タイヤの模様構成単位の配列決定方法。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和) - タイヤのトレッドパターンを成形するための複数のトレッドセグメントについて、前記トレッドセグメントのタイヤ周方向の割り位置を決定するための方法であって、
前記トレッドパターンは、模様構成単位のタイヤ周方向の配列が予め定められた模様列を含み、
前記方法は、
前記模様列から、各模様構成単位をいずれも同じ大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記模様構成単位の配列の順に、かつ、各模様構成単位のタイヤ周方向の長さに応じた間隔を空けて並べた第1パルス列を得、
前記トレッドセグメントの列から、各トレッドセグメントをいずれも同じ大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記トレッドセグメントの配列の順に、かつ、各トレッドセグメントのタイヤ周方向の長さに応じた間隔を空けて並べた第2パルス列を得、
前記第1パルス列の前記単位パルスと、前記第2パルス列の前記単位パルスとを重ね合わせて第3パルス列を得たときに、
前記第3パルス列を下記式(7)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkのうち、前記振幅Fkの最大値Fmaxが、下記式(7)を満たすように、前記割り位置を決定する工程を含む、
トレッドセグメントの割り位置決定方法。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和) - 模様構成単位がタイヤ周方向に配列された模様列を含むトレッドパターンが設けられたタイヤを設計するための方法であって、
前記トレッドパターンは、タイヤ周方向で分割された複数のトレッドセグメントで成形されるものであり、
前記方法は、
前記模様列から、各模様構成単位をいずれも同じ大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記模様構成単位の配列の順に、かつ、各模様構成単位のタイヤ周方向の長さに応じた間隔を空けて並べた第1パルス列を得、
前記トレッドセグメントの列から、各トレッドセグメントをいずれも同じ大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記トレッドセグメントの配列の順に、かつ、各トレッドセグメントのタイヤ周方向の長さに応じた間隔を空けて並べた第2パルス列を得、
前記第1パルス列の前記単位パルスと、前記第2パルス列の前記単位パルスとを重ね合わせて第3パルス列を得たときに、
前記第3パルス列を下記式(8)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkのうち、前記振幅Fkの最大値Fmaxが、下記式(8)を満たすように、前記模様構成単位の配列と、前記トレッドセグメントの割り位置とを決定する工程を含む、
タイヤの設計方法。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和) - 模様構成単位がタイヤ周方向に配列された模様列を含むトレッドパターンが設けられたタイヤを製造するための方法であって、
前記方法は、
前記トレッドパターンを成形するための複数のトレッドセグメントを含むトレッドモールドを用いて、未加硫の生タイヤのトレッド部を加硫成形する加硫工程を含み、
前記トレッドモールドは、
前記模様列から、各模様構成単位をいずれも同じ大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記模様構成単位の配列の順に、かつ、各模様構成単位のタイヤ周方向の長さに応じた間隔を空けて並べた第1パルス列を得、
前記トレッドセグメントの列から、各トレッドセグメントをいずれも同じ大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記トレッドセグメントの配列の順に、かつ、各トレッドセグメントのタイヤ周方向の長さに応じた間隔を空けて並べた第2パルス列を得、
前記第1パルス列の前記単位パルスと、前記第2パルス列の前記単位パルスとを重ね合わせて第3パルス列を得たときに、
前記第3パルス列を下記式(9)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkのうち、前記振幅Fkの最大値Fmaxは、下記式(9)を満たす、
タイヤの製造方法。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和) - タイヤのトレッドパターンに含まれる模様列について、前記模様列を構成する模様構成単位のタイヤ周方向の配列を決定するための方法であって、
前記トレッドパターンは、タイヤ周方向の割り位置が予め定められた複数のトレッドセグメントで成形されるものであり、
前記方法は、
前記模様列から、各模様構成単位をそれらのタイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記模様構成単位の配列の順に、かつ、各模様構成単位の前記長さに応じた間隔を空けて並べた第1パルス列を得、
前記トレッドセグメントの列から、各トレッドセグメントをそれらのタイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記トレッドセグメントの配列の順に、かつ、各トレッドセグメントの前記長さに応じた間隔を空けて並べた第2パルス列を得、
前記第1パルス列の前記単位パルスと、前記第2パルス列の前記単位パルスとを重ね合わせて第3パルス列を得たときに、
前記第3パルス列を下記式(10)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkのうち、前記振幅Fkの最大値Fmaxが、下記式(10)を満たすように、前記配列を決定する工程を含む、
タイヤの模様構成単位の配列決定方法。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ - タイヤのトレッドパターンを成形するための複数のトレッドセグメントについて、前記トレッドセグメントのタイヤ周方向の割り位置を決定するための方法であって、
前記トレッドパターンは、模様構成単位のタイヤ周方向の配列が予め定められた模様列を含み、
前記方法は、
前記模様列から、各模様構成単位をそれらのタイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記模様構成単位の配列の順に、かつ、各模様構成単位の前記長さに応じた間隔を空けて並べた第1パルス列を得、
前記トレッドセグメントの列から、各トレッドセグメントをそれらのタイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記トレッドセグメントの配列の順に、かつ、各トレッドセグメントの前記長さに応じた間隔を空けて並べた第2パルス列を得、
前記第1パルス列の前記単位パルスと、前記第2パルス列の前記単位パルスとを重ね合わせて第3パルス列を得たときに、
前記第3パルス列を下記式(11)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkのうち、前記振幅Fkの最大値Fmaxが、下記式(11)を満たすように、前記割り位置を決定する工程を含む、
トレッドセグメントの割り位置決定方法。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ - 模様構成単位がタイヤ周方向に配列された模様列を含むトレッドパターンが設けられたタイヤを設計するための方法であって、
前記トレッドパターンは、タイヤ周方向で分割された複数のトレッドセグメントで成形されるものであり、
前記方法は、
前記模様列から、各模様構成単位をそれらのタイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記模様構成単位の配列の順に、かつ、各模様構成単位の前記長さに応じた間隔を空けて並べた第1パルス列を得、
前記トレッドセグメントの列から、各トレッドセグメントをそれらのタイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記トレッドセグメントの配列の順に、かつ、各トレッドセグメントの前記長さに応じた間隔を空けて並べた第2パルス列を得、
前記第1パルス列の前記単位パルスと、前記第2パルス列の前記単位パルスとを重ね合わせて第3パルス列を得たときに、
前記第3パルス列を下記式(12)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkのうち、前記振幅Fkの最大値Fmaxが、下記式(12)を満たすように、前記模様構成単位の配列と、前記トレッドセグメントの割り位置とを決定する工程を含む、
タイヤの設計方法。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ - 模様構成単位がタイヤ周方向に配列された模様列を含むトレッドパターンが設けられたタイヤを製造するための方法であって、
前記方法は、
前記トレッドパターンを成形するための複数のトレッドセグメントを含むトレッドモールドを用いて、未加硫の生タイヤのトレッド部を加硫成形する加硫工程を含み、
前記トレッドモールドは、
前記模様列から、各模様構成単位をそれらのタイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記模様構成単位の配列の順に、かつ、各模様構成単位の前記長さに応じた間隔を空けて並べた第1パルス列を得、
前記トレッドセグメントの列から、各トレッドセグメントをそれらのタイヤ周方向の長さに応じた大きさを有する単位パルスとし、前記単位パルスを前記トレッドセグメントの配列の順に、かつ、各トレッドセグメントの前記長さに応じた間隔を空けて並べた第2パルス列を得、
前記第1パルス列の前記単位パルスと、前記第2パルス列の前記単位パルスとを重ね合わせて第3パルス列を得たときに、
前記第3パルス列を下記式(13)でフーリエ変換して得られる1〜k次の振幅Fkのうち、前記振幅Fkの最大値Fmaxは、下記式(13)を満たす、
タイヤの製造方法。
N:タイヤ1周での模様構成単位及びトレッドセグメントの総数
L:タイヤ周長変数(タイヤ1周の全ての模様構成単位及びトレッドセグメントの長さの比の総和)
k:1〜Nまでの自然数
X(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルス位置(起点からj番目までの長さの比の和)
P(j):第3パルス列の起点からj番目の単位パルスの大きさ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020049433A JP7497585B2 (ja) | 2020-03-19 | タイヤ、タイヤの模様構成単位の配列決定方法、トレッドセグメントの割り位置決定方法、タイヤの設計方法及びタイヤの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020049433A JP7497585B2 (ja) | 2020-03-19 | タイヤ、タイヤの模様構成単位の配列決定方法、トレッドセグメントの割り位置決定方法、タイヤの設計方法及びタイヤの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021146909A true JP2021146909A (ja) | 2021-09-27 |
JP7497585B2 JP7497585B2 (ja) | 2024-06-11 |
Family
ID=
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05193308A (ja) | ノイズの少ないタイヤ及びタイヤのノイズを減少させる方法 | |
JP4981849B2 (ja) | 空気入りタイヤ及びその製造方法 | |
CN107635795A (zh) | 充气轮胎 | |
US10800120B2 (en) | Tyre mold, method for manufacturing tyre, and tyre | |
JP2021146909A (ja) | タイヤ、タイヤの模様構成単位の配列決定方法、トレッドセグメントの割り位置決定方法、タイヤの設計方法及びタイヤの製造方法 | |
CN105882322B (zh) | 车辆充气轮胎 | |
JP4162115B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP7497585B2 (ja) | タイヤ、タイヤの模様構成単位の配列決定方法、トレッドセグメントの割り位置決定方法、タイヤの設計方法及びタイヤの製造方法 | |
JP2022039002A (ja) | タイヤ、タイヤの模様構成単位の配列決定方法、トレッドセグメントの割り位置決定方法、タイヤの設計方法及びタイヤの製造方法 | |
CN107848343A (zh) | 轮胎 | |
CN103863018B (zh) | 充气轮胎 | |
JP2022042833A (ja) | タイヤの設計方法及びタイヤの製造方法 | |
JP4162114B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2022038461A (ja) | タイヤ、タイヤの模様構成単位の配列決定方法、トレッドセグメントの割り位置決定方法、及び、タイヤの設計方法 | |
JP4857703B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4311788B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4287520B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
CN105121184B (zh) | 充气轮胎 | |
JP2016145009A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP7327018B2 (ja) | トレッド成形用金型の設計方法、トレッド成形用金型の設計プログラム、トレッド成形用金型の製造方法、及び、タイヤの製造方法 | |
JP7497583B2 (ja) | タイヤ、タイヤの製造方法、タイヤの設計方法及び模様構成単位の配列決定方法 | |
JP7452147B2 (ja) | タイヤ、タイヤの製造方法、タイヤの設計方法及び模様構成単位の配列決定方法 | |
JP7497584B2 (ja) | タイヤ、タイヤの製造方法、タイヤの設計方法及び模様構成単位の配列決定方法 | |
JP2022091575A (ja) | タイヤの設計方法 | |
JP6911823B2 (ja) | タイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240129 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240430 |