JP2021146212A - 除菌剤及び容器入り除菌剤 - Google Patents

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【課題】 手荒れを起こしにくいアルコールフリーの除菌剤と、当該除菌剤が容器1に収容された容器入り除菌剤を提供する。【解決手段】 本発明の除菌剤は、アルカリイオン水と、アルカリイオン水に対して1.0から20重量%の石鹸とが含まれたものである。アルカリイオン水としてpH10.0以上のもの、好ましくは、pH11.0から12.5のアルカリイオン水を用いることができる。除菌剤は香り、色を備えたものであってもよい。本発明の容器入り除菌剤は、造泡部を備えた容器1に収容し、除菌剤が泡状になって吐出されるようにするようにしたものである。容器1は操作部を操作して除菌剤を吐出すると、音の出るものとすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、アルカリイオン水を用いた除菌剤、抗菌剤、消毒剤(以下、これらを総称して「除菌剤」という)と、当該除菌剤が容器に収容された容器入り除菌剤に関する。
従来、細菌やウイルス感染防止の観点から、手指を消毒する消毒剤が広く一般に利用されている。手指を消毒する消毒剤としては、液状の消毒剤(特許文献1)や泡状の消毒剤(特許文献2)、ジェル状の消毒剤(特許文献3)などがある。
特開2004−244429号公報 特開2018−008934号公報 特開2020−002113号公報
前記消毒剤を用いることで細菌感染やウイルス感染の予防効果が期待できるが、従来の消毒剤の多くはアルコールが含まれているため、頻繁に使用すると手荒れを起こすことがあった。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、手荒れを起こしにくいアルコールを含まない(アルコールフリー)の除菌剤と、当該除菌剤が容器に収容された容器入り除菌剤を提供することにある。
[除菌剤]
本発明の除菌剤は、アルカリイオン水と石鹸とを含むものである。石鹸はアルカリイオン水に対して1.0から20重量%、好ましくは1.0から10重量%、より好ましくは1.5から5.0重量%が望ましい。石鹸はアルカリイオン水に溶け易い液体石鹸(水石鹸)が適する。除菌剤は香りのするものや着色されたものであってもよい。
[容器入り除菌剤]
本発明の容器入り除菌剤は、液状の除菌剤が容器に収容されたものであって、除菌剤が前記除菌剤であり、容器は造泡部を備え、容器の操作部を操作すると、容器に収容されている液状の除菌剤が泡状(ムース状を含む。)になって吐出されるようにしたものである。容器は耐水性のあるものであれば袋状、その他の形状の容器であってもよい。容器は操作部を操作すると歌やメロディ等の音が出るものでもよい。
本発明の除菌剤及び容器入り除菌剤はアルコールが含まれていないため、アルコールに起因する手荒れを起こすことがない。
本発明の容器入り除菌剤の一例を示す斜視図。 本発明の容器入り除菌剤の他例を示す斜視図。
(除菌剤の実施形態)
本発明の除菌剤の実施形態の一例について説明する。この実施形態の除菌剤は、アルカリイオン水に1.0から20重量%、好ましくは1.0から10重量%、より好ましくは1.5から5.0重量%の石鹸が含まれたものである。1.0重量%より少ないと洗浄効果が薄れ、泡も短時間で消え易くなる。20重量%より多いとベタツキ感が強くなりすぎる。この実施形態では、アルカリイオン水としてpH12.0のものを用いている。pH10.0から13.0のもの、好ましくはpH11.0から12.5のもの、より好ましくはpH11.5から12.0のアルカリイオン水を用いることができる。これらは一例であり、これら以外のpH値のアルカリイオン水を使用することもできる。
アルカリイオン水には、例えば、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウム等を除去して軟水化した原水に、水酸化カリウム(KOH)や水酸化ナトリウム(NaOH)、炭酸カリウム(KCO)、炭酸ナトリウム(NaCO)等(以下、「水酸化カリウム等」という)を混入し、電気分解して生成したものを用いることができる。
アルカリイオン水のpH値は電気分解する時間や、水酸化カリウム(KOH)等を加える量等で調整することができる。
石鹸は、親油基と親水基の構成を有する界面活性剤の中で高級脂肪酸塩であるものが望ましく、親水基がカルボキシル基(−COO−)であるのものが望ましい。これら石鹸は油脂と水酸化ナトリウム(NaOH)や水酸化カリウム(KOH)等との反応によって得られるものである。アルカリイオン水と親和性のある液体石鹸(通常「水石鹸」といわれている)が適する。
本発明に使用する石鹸は高級脂肪酸塩である。一般に市販されている石鹸には、蛍光剤や漂白剤、防腐剤、安定剤等の添加物が添加されているものがあるが、本発明に用いる石鹸はこのような添加物を含まない、いわゆる無添加石鹸(高級脂肪酸塩のみで構成される石鹸)であってもよい。
本発明の除菌剤は着色剤(染料)や香料(香り成分)を含むものでもよい。この場合、容器から吐出した泡に香りがあり、色が付いているようにする。着色剤や香料の種類、添加量は、所望の色や香りが出るように選択する。アルカリイオン水と石鹸の双方又はいずれか一方に着色剤(染料)や香料を含ませておくことができる。香りは食物や花の香り、色は香りに合わせた食物や花の色、その他とすることができる。香りや色は、本発明の除菌剤(泡状)を手に受けて手を擦っている間に、泡と共に自然に消える(消失する)程度の濃度とするのが適する。
本発明の除菌剤には、合成洗剤は含まれない。ここでいう合成洗剤とは、洗浄成分として合成界面活性剤を使用しているものをいい、親水基がスルホン基(−SO)やエーテル(R−O−R′)等で構成される界面活性剤をいう。
アルカリイオン水に対する石鹸の重量割合は前記[0010]に記載のとおりであるが、用途や、泡立ちを特に良くしたり、汚れを落ち易くしたりするためには、前記以外の重量%とすることもできる。
(容器入り除菌剤の実施形態)
本発明の容器入り除菌剤の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。一例として図1に示す容器入り除菌剤は、本発明の除菌剤が容器1に収容されたものである。
図1に示す容器1は、液体を入れる自立可能な容器本体1aと容器本体1aの頭部に装着するポンプディスペンサ1bを備えている。ポンプディスペンサ1bは液体を泡状にして吐出する造泡部(図示しない)を備えている。
この実施形態のポンプディスペンサ1bは操作部1cを備えており、操作部1cを手で押し下げると、容器1内の除菌剤が泡状に吐出されるようにしてある。操作部1cは手で押し下げる方式以外のもの、例えば指で引く方式のものとか、足踏み式で操作可能なものであってもよい。
容器1は操作部1cを操作して除菌剤を吐出するときに音が出るものであってもよい。この音は、手を擦って除菌剤を手になじませるための時間の目安として利用することができる。除菌剤は手に付着するだけでなく、手になじませることによって高い効果が得られる。このため、音の長さを除菌剤を手になじませるのに十分な時間(例えば、10秒、20秒、30秒など)とし、その音の出ている間、手を擦るように誘導することができる。
この実施形態の容器1はプラスチック製のものであるが、容器1はプラスチック製以外のものであってもよい。容器1は各種サイズのものを用意することができる。容器1はその他の構造のものとすることもできる。
容器1には、図2に示すようなシールド性を有する袋状のものを用いることもできる。一例として図2に示す容器1は、一枚又は二枚以上のシート材が貼り合わされて袋状に形成されたものである。シート材には、遮光性やシールド性のあるもの、たとえば、二枚のプラスチックフィルムが積層されたものを用いることができる。具体的には、二枚のプラスチックフィルムのうち外層のフィルムがナイロン素材で、内層のフィルムがポリエチレン素材のものなどを用いることができる。その他、遮光性やシールド性のあるものとして、ポリカーボネート(PC)フィルムなどを用いることができる。
袋状の容器1には切除部2を設けることもできる。この場合、切除部2を切り取ることで容器1を開口し、内容物(除菌剤)を出して使用することも、図1のような容器1に詰め替えることもできる。切除部2の直下には、切除部2の切除によって形成される開口部を封止する封止部3を設けることもできる。封止部3は、たとえば、容器1の内面に設けられた嵌合凹部と嵌合凸部で構成することができる。封止部3を設けることで、内容物を容器1内で保管することができる。
図示は省略しているが、容器1には切除部2及び封止部3を設ける代わりに、蓋付きの排出管を設けることもできる。この場合、開封前は蓋と排出管とが一体であり、蓋を開けて排出管から分離することで、排出管から内容物を出すことができる。蓋付きの排出管を設けた場合も、排出管に蓋を装着することで容器1内に残った内容物をそのまま容器1内で保管することができる。
図1のような造泡部を備えた自立型の容器1に収容された容器入り除菌剤は、オフィスや家庭などでの使用時に特に適し、図2のような袋状の容器1に収容された容器入り除菌剤は詰め替え用としての販売時に特に適する。
本発明の除菌剤及び容器入り除菌剤は、手指の除菌のほか、洗顔、化粧落とし(メイク落とし)、デスク、ドアノブといった不特定多数の人が触れる部分の除菌に用いることができる。
1 容器
1a 容器本体
1b ポンプディスペンサ
1c 操作部
2 切除部
3 封止部

Claims (7)

  1. 除菌剤において、
    アルカリイオン水に対して1.0から20重量%の石鹸が含まれた、
    ことを特徴とする除菌剤。
  2. 請求項1記載の除菌剤において、
    アルカリイオン水がpH10.0以上のアルカリイオン水である、
    ことを特徴とする除菌剤。
  3. 請求項1記載の除菌剤において、
    アルカリイオン水がpH11.0から12.5のアルカリイオン水である、
    ことを特徴とする除菌剤。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の除菌剤において、
    除菌剤が香り又は/及び色を備えている、
    ことを特徴とする除菌剤。
  5. 液状の除菌剤が容器に収容された容器入り除菌剤において、
    前記除菌剤が請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の除菌剤であり、
    前記容器は造泡部のあるポンプディスペンサを備えたものであり、
    前記容器に収容された液状の除菌剤が泡状になって吐出される、
    ことを特徴とする容器入り除菌剤。
  6. 液状の除菌剤が容器に収容された容器入り除菌剤において、
    前記除菌剤が請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の除菌剤であり、
    前記液状の除菌剤がシールド性を有する袋状の容器に収容された、
    ことを特徴とする容器入り除菌剤。
  7. 請求項5又は請求項6記載の容器入り除菌剤において、
    容器が操作部を操作すると音の出るものである、
    ことを特徴とする容器入り除菌剤。
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"アルカリ電解水と液体石鹸(脂肪酸カリウム)で作る激落ちナチュラル洗浄剤「ハイパー水石鹸」の作り方![", YOU TUBE, JPN6023012091, 2 July 2019 (2019-07-02), ISSN: 0005028320 *

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