JP2021145981A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
筐体と、前扉と、基板ユニットと、を備えた遊技機であって、
前記基板ユニットは、遊技機の内部に設けられており、
前記基板ユニットは、コネクタが配置された基板と、基板ケースと、を備え、
前記基板ケースは、第1位置と第2位置との間で回動可能となるように支持されており、
前記第1位置は、前記基板の一面側が視認可能な位置であり、
前記第2位置は、前記基板の他面側が視認可能な位置であり、
前記コネクタには配線が接続されており、
前記配線の長さは、前記基板ケースを前記第2位置まで回動させるために、前記配線と前記コネクタとの接続を外すことが必要な長さとなっている
ことを特徴とする。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下では遊技機の一つであるスロットマシンについて説明するが、本発明に係る遊技機は、スロットマシンに限ることなく、パチンコ遊技機等のその他の遊技機であってもよい。なお、以下の説明においては、基本的に「前後」とは、スロットマシンの前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、スロットマシン側が「後」を意味し、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
本実施形態では、主基板ユニット12は、筐体1内部の上方側であって、左右方向における略中央となる位置に設けられている。主基板ユニット12は、左右方向に長尺で、上下方向に短尺な矩形状(長方形状)となっている。
図4に示すように、ベース部200は、ベース部材210、軸支持部220、規制部材230および留め具240等を備えている。ベース部材210は、前方から見て矩形板状に形成されており、取付相手部品(本例ではメインフレーム8)に固定される。留め具240は、ベース部材210における右側に設けられている。留め具240は、本体部と、本体部に回転可能に支持されたつまみ部242と、を備えている。つまみ部242は、先端が薄板状となっている。
図4に示すように、主基板ケース100は、主基板101、第1ケース110、第2ケース120および鍵カバー(図示せず)等を備えている。第1ケース110、第2ケース120および鍵カバーは、透明な合成樹脂で形成されており、内部を視認可能となっている。第1ケース110は主基板101の表面側(前方側)に配置され、第2ケース120は主基板101の裏面側(後方側)に配置されている。第1ケース110および第2ケース120はそれぞれ断面凹形状を有しており、互いに組み付け可能に形成されている。第1ケース110と第2ケース120とを組み付けると箱状となり、その内部に空間が形成されるようになっている。主基板101は、当該空間に封入されている。すなわち、主基板101は、第1ケース110と第2ケース120とに、表と裏から挟み込まれるようにして保持されている。さらに換言すると、主基板101は、主基板ケース100の内部に収容されている。
主基板101の裏面を点検する際には、まず、留め具240のつまみ部242を回転させ、つまみ部242の位置(向き)を、長穴112を通過可能な位置(向き)とする(すなわちロックを解除する)。次に、主基板ケース100を所定の位置まで回動させる。
ここで、図3(a)に示すように、主基板ケース100とベース部200とが近接し(主基板101の裏面とベース部200の板面とが対向し)、主基板101の表面側(実装面側)を視認可能であるが主基板101の裏面側を視認できない位置を表面視認可能位置(第1位置)とする。主基板101が表面視認可能位置にある状態では、主基板ケース100(主基板101)とベース部200とのなす角度が例えば0°となっている。表面視認可能位置では、主基板101の表面が前方側を向き、主基板101の裏面が後方側を向いている。このため、筐体1の前方側から透明な第1ケース110を介して主基板101の表面を視認することができる。
第1位置は、主基板ケース100が回動しないように、回動規制部(保持部)によって主基板ケース100の回動が規制されている(保持されている)位置といえる。回動規制部(保持部)は、長穴112と、留め具240のつまみ部242とによって構成されている。
図3(b)に示すように、主基板ケース100が左端部側を軸として回動してベース部200から離れ、主基板101の裏面が右側を向き、主基板101の裏面側が視認可能となる位置を裏面視認可能位置(第2位置)とする。主基板101が裏面視認可能位置にある状態では、主基板ケース100(主基板101)とベース部200とのなす角度が例えば90°となっている。裏面視認可能位置では、主基板101の裏面が右側(右方側)を向いている。このため、筐体1の前方側から透明な第2ケース120を介して主基板101の裏面を視認できる。なお、裏面視認可能位置は、主基板ケース100を70°〜90°回動させた位置であることが好ましく、90°回動させた位置であることがより好ましい。
ここで、第1位置を初期位置とする。また、主基板ケース100の、初期位置に対する回動量(回転量)が最大となる位置を最大回動位置とする。第2位置には、最大回動位置(最大回転位置)が含まれている。
また、主基板101について、例えば、特定の電子部品(CPU、ROM、RAM等)が設けられている面が表面(一面)であり、特定の電子部品(CPU、ROM、RAM等)が設けられていない面が裏面(他面)である。
図4に示すように、主基板101には、所定のコネクタ102(基板側コネクタ)が配置されている。本実施形態では、コネクタ102は、主基板101における下方側であって、左右方向の略中央となる位置に設けられている。また、第1ケース110におけるコネクタ102と対応(対向)する位置には、コネクタ102を露出させるためのコネクタ開口部113が設けられている。
筐体1内部における主基板ユニット12の下方であって、リールユニット11の上方となる位置には、中継基板301を備える中継基板ユニットが設けられている。本実施形態では、中継基板ユニットは、メインフレーム8に固定されており、左右方向における略中央部に配置されている。中継基板ユニットは、中継基板301、および中継基板を内部に収容する箱状の中継基板ケース等を備えている。本実施形態では、中継基板ユニットは、中継基板301の板面が上下方向(鉛直方向)と略垂直となる姿勢で配置されている。中継基板301には所定のコネクタ(中継基板コネクタ)が配置されており、中継基板ケースには中継基板コネクタを露出させるためのコネクタ開口部が設けられている。コネクタ開口部から露出した中継基板コネクタには、ハーネス32の他端(ハーネス側コネクタ)が接続されている。
主基板101には、規則上、バックアップ電源を設けることができない。一方で、中継基板301にはバックアップ電源を設けることができる。本実施形態では、バックアップ電源をリチウム電池等の二次電池とするが、一次電池やコンデンサ等の蓄電器であってもよい。主基板101は、バックアップ電源が設けられた中継基板301とハーネス32を介して接続されており、中継基板301からバックアップ電源が供給されるようになっている。このため、電源断時に、主基板101にバックアップ電源が供給され、バックアップ電源が供給されている間、RAMに記憶されているデータが保持されるようになっている。
本実施形態では、主基板101の裏面を容易に視認可能としつつ上記問題の発生を防ぐために、ハーネス32の長さを、ハーネス32を主基板101のコネクタ102から外さずに主基板ケース100(主基板101)を裏面視認可能位置(第2位置)まで回動させることが可能な長さ、としている。
また、主基板101にコネクタ102を含む複数のコネクタが配置されている場合に、主基板101に設けられたすべてのコネクタに接続されたすべての配線を外すことなく、主基板ケース100を第2位置まで回動させることができるように構成してもよい。換言すると、当該すべての配線の長さを、配線をコネクタから外さずに主基板ケース100を第2位置まで回動させることが可能な長さとしてもよい。
主基板101が表面視認可能位置にある場合、主基板101のコネクタ102と、中継基板301の中継基板コネクタとが接近した状態となる。このため、ハーネス32には余剰長さが発生する。この余剰長さのハーネス32が、主基板ユニット12から下方にはみ出した状態となると、リール11a〜11cと接触し、部品の破損等が生じるおそれがある。本実施形態では、図示を省略するが、余剰長さのハーネス32が、主基板ケース100とベース部200との間に収容されるようになっている。具体的には、主基板101の裏面側に位置するベース部材210に、ハーネス収容部が形成されている。ハーネス収容部は、左右方向に沿ってハーネス32を収容可能な幅で形成された凹部と、凹部の縁に所定の間隔ごとに設けられた突出片と、を備えている。突出片は、凹部の上縁と下縁とにそれぞれ、凹部の内側に向かって突出するように設けられている。なお、上方の突出片と下方の突出片とは、左右方向に沿って交互に、互い違いとなるように配置されていてもよい。余剰長さのハーネス32は、主基板101の表面側から裏面側に屈曲されるとともに、複数の突出片に引っ掛けるようにして留められる。これにより、主基板101が表面視認可能位置にある場合に、余剰長さのハーネス32がハーネス収容部に収容されるため、他の部品と接触することがなく、部品の破損等を防ぐことができる。
図8は、前扉9が開いた状態のスロットマシンXを上方から見た図である。前扉9は、閉じた位置から、回動が規制される位置(すなわち最も開いた位置)(全開位置)まで回動させることができる。前扉9が閉じた位置では、前扉9の開き角度は0°となっている。また、前扉9が最も開いた位置では、前扉9の開き角度(最大開き角度)は略90°となっている。なお、前扉9の開き角度とは、筐体1の前面(開口面)と、前扉9の背面とがなす角度である。
主基板ケース100(主基板101)は閉じた位置から、回動が規制される位置(すなわち最も開いた位置)(全開位置)まで回動させることができる。主基板ケース100が閉じた位置では、主基板ケース100の開き角度は0°となっている。また、主基板ケース100が最も開いた位置では、主基板ケース100の開き角度(最大開き角度)は略90°となっている。なお、主基板ケース100の開き角度とは、ベース部200の板面と、主基板ケース100の背面とがなす角度である。
また、主基板ケース100が第2位置(例えば最大回動位置)にある状態で、前扉9を全開位置から閉鎖位置へと回動させた場合、前扉9の背面(裏面)が、主基板ケース100の第2位置から第1位置への回動を案内する(ガイドする)ようになっている。すなわち、主基板ケース100が前扉9の背面との間で突っ張ることなく、主基板ケース100が第2位置から第1位置へ向けて回動するようになっている。換言すると、主基板ケース100を第2位置とした状態で前扉9を閉じた場合、主基板ケース100が前扉9の背面に案内されて第2位置から第1位置へと移動するようになっている。なお、主基板ケース100における回転軸部側とは反対側(反対側の部位)が、前扉9に接触するようになっている。これにより、例えば遊技場の作業者が、主基板ケース100を第2位置としたまま前扉9を閉めた場合であっても、主基板ケース100が破損するのを防止できる。
ハーネス32が主基板101のコネクタ102に接続されている箇所(接続部)を保護するため、前方側から接続部(すなわち第1ケース110のコネクタ開口部113)を覆う別部材(保護部材)をさらに設け、第1ケース110に取り付けるように構成してもよい。保護部材は、かしめにより第1ケース110に固定される。コネクタ開口部113を覆うように保護部材がかしめられている状態を、コネクタが封印されている、或いはハーネスが封印されているという。かしめにより保護部材が固定されている場合、保護部材を取り外すためには保護部材を破壊しなければならず、取り外した痕跡が残るようになっている。したがって、不正な取り外しを防止できる。本実施形態では、主基板101の裏面を確認する際に、ハーネス32をコネクタ102から外さずに点検を行うことができるため、保護部材を設けることができる(すなわち封印できる)。
前扉9の開き角度が90°程度である場合に、主基板ケース100の開き角度が90°程度であることが好ましいが、例えば前扉9の背面側にサブ基板ユニット等の後方側に向かって突出する部品が配置されている場合や、主基板ユニット12の回動部が筐体1の内部における左側(左側板5の近傍)に設けられている場合等に、主基板ケース100の開き角度が約90°となる前に主基板ケース100が前扉9に接触することがあってもよい。すなわち、主基板ケース100の開き角度が90°未満となることがあってもよい。その場合、所定の角度(例えば90°)まで回動させるとベース部200(筐体)から取り外すことが可能に構成されている主基板ケース100を、ベース部200から取り外すことができないこととなる。主基板ケース100をベース部200から取り外すためには、前扉9を開き角度が90°以上となるように開放する、或いは、前扉9の背面側に設けられている部品(例えばサブ基板ユニット)を外す必要がある。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施形態に係る遊技機は、基本的に第1の実施の形態の遊技機と同様の構成を有するものであるため、第1の実施の形態の遊技機と同様の構成については、その説明を省略ないし簡略化する。
図10に示すように、スロットマシンYは、払出基板501(払出制御基板)(払出制御装置)を有する払出基板ユニット17を備えている。払出基板501は、遊技価値に関する制御を行う基板である。払出基板501は、従来のスロットマシンにおけるメダルの投入やメダルの払出に関する機能を備えている。払出基板501は、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた電子回路基板である。払出基板501には、計数ボタン7b、MAXベットボタン(ベットボタン)26、RAMに記憶された情報を消去するためのRAMクリアスイッチ(図示せず)が接続されており、これらから入力信号を受けるようになっている。また、払出基板501には、クレジット表示器7aが接続されており、払出基板501は、クレジット表示器7aの表示を制御する。
遊技場の島設備において、スロットマシンYの隣には遊技用装置としてのカードユニットが設置される。カードユニットには、カードユニット制御基板(以下、CU基板という)が設けられている。CU基板は、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた電子回路基板である。CU基板は、通信制御ICを介してスロットマシンYの払出基板501と通信を行う。なお、CU基板の通信制御ICと払出基板501との通信は、接続端子板を介して行わる。
本実施形態では、払出基板ユニット17は、筐体1内部の下方側における右側となる位置(底板4の直上)に設けられている。本実施形態では、払出基板ユニット17は、背板3に固定されており、筐体1の内部における後方側に配置されている。払出基板ユニット17は、上下方向に長尺で、左右方向に短尺な矩形状(長方形状)となっている。
図12に示すように、ベース部600は、ベース部材610、軸支持部620、規制部材630および留め具640等を備えている。ベース部材610は、前方から見て矩形板状に形成されており、背板3に固定される。留め具640は、ベース部材610における中央部に設けられている。留め具640は、本体部と、本体部に回転可能に支持されたつまみ部642と、を備えている。つまみ部642は、先端が薄板状となっている。
図12に示すように、払出基板ケース500は、払出基板501、第1ケース510および第2ケース520等を備えている。第1ケース510および第2ケース520は、透明な合成樹脂で形成されており、内部を視認可能となっている。第1ケース510は払出基板501の表面側(前方側)に配置され、第2ケース520は払出基板501の裏面側(後方側)に配置されている。第1ケース510および第2ケース520はそれぞれ断面凹形状を有し、互いに組み付け可能に形成されている。第1ケース510と第2ケース520とを組み付けると箱状となり、その内部に空間が形成される。払出基板501は、当該空間に封入されている。すなわち、払出基板501は、第1ケース510と第2ケース520とに、表と裏から挟み込まれるようにして保持されている。さらに換言すると、払出基板501は、払出基板ケース500の内部に収容されている。
払出基板501のコネクタに接続された配線については後述するが、払出基板501の裏面を点検する際には、留め具640のつまみ部642を回転させて、つまみ部642の位置(向き)を、長穴512を通過可能な位置(向き)とする(すなわちロックを解除する)。次に、払出基板ケース500を所定の位置まで回動させる。
ここで、図11(a)に示すように、払出基板ケース500とベース部600とが近接し(払出基板501の裏面とベース部600の板面とが対向し)、払出基板501の表面側を視認可能であるが払出基板501の裏面側を視認できない位置を表面視認可能位置(第1位置)とする。払出基板501が表面視認可能位置にある状態では、払出基板ケース500(払出基板501)とベース部600とのなす角度が例えば0°となっている。表面視認可能位置では、払出基板501の表面が前方側を向き、払出基板501の裏面が後方側を向いている。このため、筐体1の前方側から透明な第1ケース510を介して払出基板501の表面を視認することができる。
図11(b)に示すように、払出基板ケース500が下端部側を軸として回動してベース部600から離れ、払出基板501の裏面が上方側を向き、払出基板501の裏面側が視認可能となる位置を裏面視認可能位置(第2位置)とする。払出基板501が裏面視認可能位置にある状態では、払出基板ケース500(払出基板501)とベース部600とのなす角度が例えば90°となっている。裏面視認可能位置では、払出基板501の裏面が上方側を向いている。この裏面視認可能位置は、払出基板ケース500(表面側の第1ケース510)と、筐体1の底板4とが、接触する位置である。このため、筐体1の前方側から透明な第2ケース520を介して払出基板501の裏面を視認できる。なお、裏面視認可能位置は、払出基板ケース500を70°〜90°回動させた位置であることが好ましく、90°回動させた位置であることがより好ましい。
図14に示すように、払出基板501には、所定のコネクタ502,503(基板側コネクタ)が配置されている。本実施形態では、コネクタ502およびコネクタ503の2つが設けられている場合を示すが、コネクタは少なくとも1つ設けられていればよい。以下、コネクタ502およびコネクタ503をコネクタ群504(コネクタ)ということがある。本実施形態では、コネクタ群504は、払出基板501における左上側となる位置に設けられている。また、第1ケース510におけるコネクタ502,503と対応(対向)する位置には、コネクタ502,503を露出させるためのコネクタ開口部513,514(図12参照)がそれぞれ設けられている。コネクタ開口部513,514から露出したコネクタ502,503には、所定の配線としてのワイヤーハーネス33の一端(ハーネス側コネクタ)が接続されている。ハーネス33は、払出基板501とその他の基板とを繋ぐ配線である。本実施形態では、当該その他の基板を接続端子板18とする。なお、本実施形態では、配線としてハーネス33を用いるが、配線はフラットケーブル等であってもよい。
払出基板501にはバックアップ電源が設けられいてる。そのため、ハーネス33を払出基板501のコネクタ群504から外したとしても、バックアップ電源の供給が絶たれることはなく、RAMに記憶されているデータは保持される。
本実施形態では、ハーネス33の長さを、ハーネス33を払出基板501のコネクタ群504から外さなければ、払出基板ケース500(払出基板501)を裏面視認可能位置(第2位置)まで回動させることができない長さ、としている。換言すると、ハーネス33の長さは、払出基板ケース500を第2位置まで回動させるために、ハーネス33とコネクタ(コネクタ群504)との接続を外すことが必要となる長さ、となっている。このため、払出基板501の裏側を点検する際には、まず、図15に示すように、ハーネス33を払出基板501のコネクタ群504から外し(コネクタとの接続を解除し)、留め具640のつまみ部642のロックを解除し、その後に、払出基板ケース500を回動させることとなる。
本実施形態では、払出基板501の裏面を点検する際に、ハーネス33をコネクタ群504から外すことができるように構成している。このため、ハーネス33が払出基板501のコネクタ群504に接続されている箇所(接続部)を保護する保護部材(かしめ部材)を、第1ケース510(図12参照)に設ける必要がない。すなわち、本実施形態では、コネクタ群504(ハーネス33)が封印されていない。これにより、部品コストを低減できるとともに、かしめ工程を省くことにより生産性を向上させることができる。
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。第1の実施の形態および第2の実施の形態の遊技機と同様の構成については、その説明を省略ないし簡略化する。第1の実施の形態では、主基板ユニット12(主基板ケース100)が筐体1の内部に配置されているものを示した。また、第2の実施の形態では、払出基板ユニット17(払出基板ケース500)が、筐体1の内部に配置されているものを示した。ただし、基板ユニットが設けられる位置は、筐体1の内部に限られるものではない。基板ユニットが設けられる位置は、前扉9(前扉9の背面側)であってもよい。
9 前扉
17 払出基板ユニット(基板ユニット)
33 配線
500 払出基板ケース(基板ケース)
501 払出基板(基板)
504 コネクタ
Claims (1)
- 筐体と、前扉と、基板ユニットと、を備えた遊技機であって、
前記基板ユニットは、遊技機の内部に設けられており、
前記基板ユニットは、コネクタが配置された基板と、基板ケースと、を備え、
前記基板ケースは、第1位置と第2位置との間で回動可能となるように支持されており、
前記第1位置は、前記基板の一面側が視認可能な位置であり、
前記第2位置は、前記基板の他面側が視認可能な位置であり、
前記コネクタには配線が接続されており、
前記配線の長さは、前記基板ケースを前記第2位置まで回動させるために、前記配線と前記コネクタとの接続を外すことが必要な長さとなっている
ことを特徴とする遊技機。
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-
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Patent Citations (5)
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