JP2021145850A - 踏台 - Google Patents

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Abstract

【課題】天板全体の強度を高めることにより使用時の高い安定性を確保するとともに、コンパクトに折りたたむことを可能とする踏台を提供する。
【解決手段】踏台1において、天板4と第二の側板22とが連結部材5で連結され、連結部材5は天板側連結部51と側板側連結部52とが回動可能に連結されて形成され、天板側連結部51における一端側の端部は天板4に回動可能に連結され、側板側連結部52における他端側の端部は第二の側板22の内面上部に回動可能に連結され、天板4を第二の側板22の上側に回動変位させることにより連結部材5が第二の側板22を第一の側板21から離間させて使用状態とし、天板4を第二の側板22の側から第一の側板21の側に向かって回動変位させることにより、連結部材5が第二の側板22を第一の側板21に近接させて収納状態とする。
【選択図】図2

Description

本発明は踏台に関し、詳細には、折りたたみ可能な踏台に関する。
従来、折りたたみ可能とすることにより、収納時にコンパクト化することのできる踏台が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。特許文献1には、天板を中央部で分割して折りたたむ構成の踏台が記載されている。また、特許文献2には、一体的に構成した天板を側板から離間させて折りたたむ構成の踏台が記載されている。
特開2018−119358号公報 米国特許出願公開第2014/0131138号明細書
前記特許文献1に記載の踏台によれば、二枚の天板が中央部で連結される構成であるため、天板全体の強度を充分に確保できず、使用者が踏台の上に乗った際に十分に安定性を得られない場合があった。具体的には、天板の中央部(連結部分)に荷重が加わった際に、天板が変形しやすいため、踏台にぐらつきが生じることがあった。
一方、前記特許文献2に記載の踏台によれば、天板を一体的に構成しているため、天板を分割する構成と比較して高い安定性を得ることができる。しかし、折りたたんだ際に天板と側板とが連続して(ヒンジを挟んで180度離間して)配置されるため、収納時には天板と側板とを合わせた多くのスペースが必要となっていた。また、踏台を折りたたんだ状態で持ち運ぶ際に嵩張る原因にもなっていた。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、天板全体の強度を高めることにより使用時の高い安定性を確保するとともに、コンパクトに折りたたむことを可能とする踏台を提供することである。
以下では、上記課題を解決するための手段を説明する。
本発明に係る踏台は、互いに対向して近接離間可能に設けられる第一の側板及び第二の側板と、前記第一の側板及び前記第二の側板の対向する両側辺において回動可能に連結されるとともに水平方向中央部分で折り曲げて折りたたみ可能とされる一対の連結側板と、一方の側端部が前記第一の側板の上端部に回動可能に連結される天板と、を備え、前記天板における他方の側端部が、前記第一の側板から離間した前記第二の側板の上端部に載置される使用状態と、前記天板が前記第一の側板、及び、前記第一の側板に近接した前記第二の側板に平行となるように、前記第一の側板に近接する収納状態と、の間を遷移可能に構成される踏台であって、前記天板は、前記使用状態において上方に面する天面と、前記天面の裏側に面する裏面と、を備え、前記天板における前記裏面の中央部と、前記第二の側板の内面上部とが、連結部材で連結され、前記連結部材は、前記連結部材の一端側に位置する天板側連結部と、前記連結部材の他端側に位置する側板側連結部と、が回動可能に連結されて形成され、前記天板側連結部における前記一端側の端部は、前記裏面の中央部に回動可能に連結され、前記側板側連結部における前記他端側の端部は、前記第二の側板の前記内面上部に回動可能に連結され、前記天板を、前記第二の側板の上側に回動変位させることにより、前記連結部材が前記第二の側板を前記第一の側板から離間させて前記使用状態とし、前記天板を、前記第二の側板の側から前記第一の側板の側に向かって回動変位させることにより、前記連結部材が前記第二の側板を前記第一の側板に近接させて前記収納状態とするものである。
また、本発明に係る踏台は、前記収納状態において、一対の前記連結側板は前記第一の側板と前記第二の側板との間で折りたたまれることが好ましい。
また、本発明に係る踏台は、前記使用状態において、一対の前記連結側板は水平方向中央部分で互いに近接する方向に折り曲げられて配置されることが好ましい。
また、本発明に係る踏台は、前記収納状態と前記使用状態との間を、中途状態を経て遷移可能に構成され、前記中途状態は、前記第一の側板と前記第二の側板とが近接するとともに、前記天板が前記第一の側板から所定の角度を有して開いた状態であって、前記収納状態から前記中途状態まで、前記天板と前記第一の側板との回動軸と、前記天板側連結部と前記側板側連結部との連結軸とは、同一の軸線上に位置し、前記天板側連結部には当接部が形成され、前記側板側連結部には被当接部が形成され、前記収納状態から前記中途状態の直前まで、前記当接部と前記被当接部とは離間し、前記中途状態において、前記当接部と前記被当接部とが当接することが好ましい。
また、本発明に係る踏台は、前記中途状態において、前記天板側連結部と前記天板の前記裏面とを連結する一端側回動軸と、前記側板側連結部と前記第二の側板の前記内面上部とを連結する他端側回動軸と、を含む平面は、前記連結軸よりも前記第二の側板の側に位置することが好ましい。
また、本発明に係る踏台は、前記中途状態において、前記側板側連結部は、前記第二の側板の内面に当接することが好ましい。
また、本発明に係る踏台は、前記収納状態において、前記天板における他方の側端部と前記第一の側板の下端部とが係合することが好ましい。
また、本発明に係る踏台は、前記第一の側板と前記第二の側板とのうち少なくとも一方には、下部に取手部が形成されることが好ましい。
本発明に係る踏台によれば、天板全体の強度を高めることにより使用時の高い安定性を確保するとともに、コンパクトに折りたたむことが可能となる、という効果を奏する。
収納状態の踏台を示す前側斜視図。 収納状態の踏台を示す後側斜視図。 収納状態の踏台を示す右側面断面図。 回動初期の踏台を示す右側面断面図。 中途状態の踏台を示す前側斜視図。 中途状態の踏台を示す右側面断面図。 回動終期の踏台を示す前側斜視図。 回動終期の踏台を示す右側面断面図。 使用状態の踏台を示す前側斜視図。 使用状態の踏台を示す後側斜視図。 使用状態の踏台を示す右側面断面図。 天板の正面断面図。 使用状態における踏台の内部構造を示す平面図。
以下では図1から図13を用いて、本発明の一実施形態に係る踏台1について説明する。本実施形態においては、各図中に示す矢印の方向で踏台1の前後方向を規定する。即ち、図1における左下側、図2における右上側、及び、図3における左側を踏台1の前方とする。
本実施形態に係る踏台1は、図1から図3に示す如く折りたたまれた状態(以下、この状態を「収納状態」と記載する)と、図9から図11に示す如く組み立てられて使用可能とされた状態(以下、この状態を「使用状態」と記載する)と、の間を遷移可能に構成される。以下では適宜、収納状態の踏台1を踏台1S、使用状態の踏台1を踏台1Uと記載する。
踏台1は、第一の側板21及び第二の側板22からなる二枚の側板21・22と、側板21・22を連結する一対の連結側板3・3と、踏台1Uにおいて側板21・22及び連結側板3・3の上面に載置される天板4と、天板4と第二の側板22とを連結する連結部材5と、を備える。本実施形態に係る踏台1を構成する各部材において、連結板連結軸3a・回動軸6・連結回動軸7等のピン部材、連結回動軸7の下端部に設けられる端具、及び、連結部材5には、樹脂製の部材が採用される。また、これらを除く各部材には、炭素繊維を含有した樹脂を原材料とする板状部材が採用されている。また、本実施形態に係る踏台1は、連結部材5が赤色に彩色され、他の部材は黒色で彩色されている。このように、本実施形態に係る踏台1においては、連結部材5の機能を使用者に対して視覚的に強調する構成としている。
踏台1を収納状態から使用状態にする際には、天板4を右側面視で反時計回りに回動させる。具体的には図4から図8に示す如く、天板4を後側(図4を参照)から上方(図5及び図6を参照)に回動させ、さらに前方(図7及び図8を参照)に回動させる。逆に、踏台1を使用状態から収納状態にする際には、天板4を右側面視で時計回りに回動させる。
天板4を何れかの方向に回動させる過程において、踏台1は図5及び図6に示す如く、第一の側板21と第二の側板22とが近接するとともに、天板4が第一の側板21から所定の角度(本実施形態においては約170度)を有して開いた状態となる。以下では、図5及び図6に示す踏台1の状態を「中途状態」とし、中途状態の踏台1を踏台1Hと記載する。このように、踏台1は、収納状態である踏台1Sと使用状態である踏台1Uとの間を、中途状態である踏台1Hを経て遷移可能に構成されている。また、収納状態と中途状態との間の踏台1の領域を「回動初期(図4を参照)」、中途状態と使用状態との間の踏台1の領域を「回動終期(図7及び図8を参照)」と記載する。
二枚の側板21・22は、互いに前後方向に対向して近接離間可能に設けられる矩形の板状部材である。側板21・22には複数の連通孔が開口されることにより、軽量化が図られている。具体的には、踏台1Sにおいては図1から図3に示す如く、側板21・22は互いに近接して配置される。また、踏台1Uにおいては図9から図11に示す如く、側板21・22は互いに離間するとともに互いの下部が上部よりも遠くなるように(側面視で下方が広がる形状に)配置される。即ち、踏台1を収納状態から使用状態に遷移させるに伴って、側板21・22は近接した状態から徐々に離間するように構成される。
第一の側板21の上端部には、左右両側において後方に突出する側板連結部21a・21aが形成される。側板連結部21a・21aには天板4が回動可能に連結される。また、第一の側板21の左右両端部には、二箇所に第一側板連結部21b・21bが形成される。第一側板連結部21b・21bには連結側板3が回動可能に連結される。
第一の側板21の下部には、第一の側板21を貫通する開口部により取手部21cが形成される。これにより、使用者が踏台1Sを持ち運びやすくしている。なお、取手部を第二の側板22に形成することも可能である。また、取手部を側板21・22の双方に形成することも可能である。また、取手部を側板21・22における下部以外の箇所(例えば左右の側部など)に設ける構成とすることも可能である。
第一の側板21の下部には、後方に突出する突起部である収納係合部21dが形成される。収納係合部21dは、踏台1Sにおいて天板4の収納被係合部4fと係合する。また、図3、図7、及び図10に示す如く、第一の側板21の上端中央部には、切り欠き部である側板凹部21eが形成される。図3に示す如く、側板凹部21eには踏台1Sにおいて連結部材5が挿通される。
第二の側板22の上端部には、左右両側において前方に突出する突起部である使用係合部22a・22aが形成される。使用係合部22a・22aは、踏台1Uにおいて天板4の使用被係合部4d・4dと係合する。また、第二の側板22の左右両端部には、二箇所に第二側板連結部22b・22bが形成される。第二側板連結部22b・22bには連結側板3が回動可能に連結される。
一対の連結側板3・3はそれぞれ、水平方向(前後方向)の中央部分で折り曲げて折りたたみ可能とされる。具体的には図7及び図8に示す如く、連結側板3は、連結側板3の後部を構成する第一連結板31と、連結側板3の前部を構成する第二連結板32と、が連結板連結軸3aで回動可能に連結されることにより折りたたみ可能とされる。
連結側板3は、第一の側板21及び第二の側板22の対向する両側辺において回動可能に連結される。具体的には、第一連結板31の後端部には三箇所に第一連結板連結部31aが形成される。第一連結板連結部31aは第一の側板21における第一側板連結部21bと連結回動軸7を介して回動可能に連結される。また、第二連結板32の前端部には三箇所に第二連結板連結部32aが形成される。第二連結板連結部32aは第二の側板22における第二側板連結部22bと連結回動軸7を介して回動可能に連結される。
天板4は、踏台1Uにおいて上方に面する天面41と、天面41の裏側に面する裏面42と、を備える板状部材である。天板4の天面41には多数の突起が形成され、使用者が乗った際に滑りにくい形状とされている。天面41の突起は、汚れが溜まりにくく拭きやすい高さに調節されている。また、裏面42には天板4の強度を保つために複数のリブが形成されている。本実施形態に係る踏台1においては図2に示す如く、収納状態における踏台1Sとした際に裏面42が表出するように構成されているため、裏面42にはリブによって使用者が視認した際に煩雑な印象を与えないための意匠が施されている。
天板4は、一方の側端部(踏台1Sにおいては上端部、踏台1Uにおいては後端部)に天板連結部4aが形成される。天板連結部4aが回動軸6を介して側板連結部21a・21aに連結されることにより、天板4が第一の側板21の上端部に回動可能に連結される。以下、天板4において天板連結部4aが形成される側(回動半径方向の中心側)を「基端側」、その反対側(回動半径方向の外側)を「先端側」と記載する。
天板4における先端側端部の中央部分には開閉突起部4bが形成される。踏台1の使用者は、開閉突起部4bを把持することにより天板4を回動させる。また、天板4の左右両端辺における基端側にはフック部4c・4cが形成されている。フック部4c・4cに、図示しないストラップ等、ベルト部材の両端部を係合させることにより、踏台1Sを持ち運びやすくすることができる。
図2、図5、及び、図7に示す如く、天板4における裏面42の先端側には、左右の二箇所に使用被係合部4dが形成される。使用被係合部4d・4dは、踏台1Uにおいて第二の側板22の使用係合部22a・22aと係合する。これにより、踏台1Uが安定的に形状を維持することが可能となる。また、図3、図4、及び図6に示す如く、天板4における基端側の側端部の中央部分には、切り欠き部である天板凹部4eが形成される。図3に示す如く、天板凹部4eには踏台1Sにおいて連結部材5が挿通される。
図3、図4、及び、図9に示す如く、天板4における天面41の先端側端部の中央部には、収納被係合部4fが形成される。収納被係合部4fは図3に示す如く、踏台1Sにおいて第一の側板21の下端部に形成された収納係合部21dと係合する。これにより、踏台1Sにおいて天板4が不安定にならず、安定的に形状を維持することが可能となる。
図9、図10、及び図12に示す如く、天板4の先端側及び左右両側の側辺には、天板4の本体部分よりも厚みの小さい鍔部4gが形成される。このように、天板4に鍔部4gを形成することにより、踏台1Sを鞄等に収納する際に引っかかりにくくしている。また、鍔部4gにより、踏台1Uを構成した際に天板4が薄く見えるようにすることができる。
図12及び図13に示す如く、天板4における裏面42の中央部には、左右両側に突出する回動支持部4hが形成される。回動支持部4hは連結部材5における天板側連結部51を回動可能に支持する天板側回動軸51aとして機能する。
上記の如く構成された踏台1において、収納状態における踏台1Sを構成する際には、図1から図3に示す如く、天板4が第一の側板21、及び、第一の側板21に近接した第二の側板22に平行となるように、第一の側板21に近接する。換言すれば、踏台1Sにおいては、天板4と第一の側板21との相対角度が0度に近くなる。この際、天板4の収納被係合部4fは第一の側板21の収納係合部21dと係合する。また、一対の連結側板3・3は第一の側板21と第二の側板22との間で折りたたまれる。
踏台1Sにおいては図1及び図3に示す如く、天板4の天面41は第一の側板21の側に向き、裏面42が外側に表出する。これにより、踏台1Sを収納したり持ち運んだりする際に天面41に付着した泥等の汚れが周囲につきにくくしている。また、天面41を外部に露出し難くすることにより、天面41の退色を抑制することができる。
一方、踏台1において、使用状態における踏台1Uを構成する際には、図4から図8に示す如く、天板4を右側面視で反時計回りに回動させて第一の側板21との相対角度を広げていき、180度を越えてさらに回動させる。そして、図9から図11に示す如く、天板4における先端部が、第一の側板21から離間した第二の側板22の上端部に載置される。換言すれば、踏台1Uにおいては、天板4と第一の側板21との相対角度が270度近くになった状態で、天板4が側板21・22及び連結側板3・3の上面に載置される。この際、天板4の使用被係合部4d・4dは第二の側板22の使用係合部22a・22aと係合する。また、一対の連結側板3・3は第一連結板31と第二連結板32とが離間するように広げられる。
本実施形態に係る踏台1においては図2、図3等の各図に示す如く、天板4における裏面42の中央部と、第二の側板22の内面上部とが、連結部材5で連結されている。連結部材5は、天板側連結部51と側板側連結部52とが連結軸53により回動可能連結されて形成される。本実施形態においては、連結軸53の軸方向長さを所定以上の長さとすることにより、連結軸53においてぐらつくことなく安定的に回動するように構成されている。
なお、天板側連結部51と側板側連結部52との連結の構成は本実施形態に限定されるものではない。例えば、天板側連結部51と側板側連結部52とのうち何れか一方に長孔を形成し、その長孔に対して他方の端部を挿入することもできる。これにより、天板側連結部51と側板側連結部52とは互いにスライドしながら回転することが可能に連結される。このように、連結部材5を本実施形態と異なる構成とすることも可能である。
本実施形態において、天板側連結部51は連結部材5における一端側(天板4の側)に位置するように配置される。天板側連結部51における一端側の端部は、天板4の裏面42の中央部に形成された回動支持部4hに回動可能に連結される。この際、回動支持部4hは一端側回動軸である天板側回動軸51aとして機能する。本実施形態においては、回動支持部4h及び天板側回動軸51aの軸方向長さを所定以上の長さとすることにより、天板側回動軸51aにおいてぐらつくことなく安定的に回動するように構成されている。天板側連結部51における連結軸53側の端部(図3における上端部)は、少し前方に折れ曲がって形成される。そして、天板側連結部51の上端部の上面には、当接部51bが形成される。
また、側板側連結部52は連結部材5における他端側(第二の側板22の側)に位置するように配置される。側板側連結部52における他端側の端部は、第二の側板22の内面上部に、他端側回動軸である側板側回動軸52aを介して回動可能に連結される。本実施形態においては、側板側回動軸52aの軸方向長さを所定以上の長さとすることにより、側板側回動軸52aにおいてぐらつくことなく安定的に回動するように構成されている。なお、側板側連結部52及び側板側回動軸52aは、第二の側板22の内面において、多少上下にスライドする構成とすることも可能である。
側板側連結部52における連結軸53側の端部(図3における上端部)は、少し後方に折れ曲がって形成される。そして、側板側連結部52の上端部の端面には、被当接部52bが形成される。さらに、側板側連結部52の下部の前面には、側板当接部52cが形成される。
このように、連結部材5は、それぞれ折れ曲がって形成された天板側連結部51と側板側連結部52とにより構成される。そして、収納状態の踏台1Sを構成した際には図3に示す如く、連結部材5は第一の側板21に形成された側板凹部21eと天板4に形成された天板凹部4eとに挿通される。即ち、踏台1においては、収納状態とした際に連結部材5が第一の側板21及び天板4と干渉しないように構成されている。
踏台1において収納状態から使用状態とする際は、天板4を第一の側板21の近接位置から第二の側板22の上側に回動変位させることにより、連結部材5が第二の側板22を第一の側板21から離間させる。以下、その具体的な構成を説明する。
踏台1Sにおいて天板4を回動させて踏台1Uとする際に、図1から図6に示す如く、踏台1は収納状態から中途状態まで(踏台1S、回動初期の踏台1、及び、踏台1H)は、天板4と第一の側板21との回動軸6と、連結部材5における天板側連結部51と側板側連結部52との連結軸53とは、同一の軸線上に位置する。
なお、上記の如く側板側回動軸52aを第二の側板22の内面で上下にスライドする構成とすることにより、踏台1Sから踏台1Hまでの間で天板4を回動させる過程において、回動軸6と同一の軸線上から外れた箇所を連結軸53が移動する構成とすることもできる。即ち、踏台1Sにおいて天板4を回動させて踏台1Uとする際に、回動軸6と連結軸53とが同一の軸線上に位置しない構成とすることも可能である。
一方、図1から図4に示す如く、踏台1は収納状態から中途状態の直前まで(踏台1S及び回動初期の踏台1)、天板側連結部51の当接部51bと側板側連結部52の被当接部52bとは離間する。
そして、中途状態である踏台1Hにおいては図5及び図6に示す如く、当接部51bと被当接部52bとが当接する。この際、図6に示す如く、天板側連結部51と天板4の裏面とを連結する天板側回動軸51aと、側板側連結部52と第二の側板22の内面上部とを連結する側板側回動軸52aと、を含む平面は、連結軸53よりも第二の側板22の側に位置する。このため、踏台1において天板4を中途状態よりも第二の側板22の側(前側)に回動させた場合、天板側連結部51と側板側連結部52とは相対変位が規制されて連結部材5が一体的に構成される。
また、図6に示す如く、中途状態である踏台1Hにおいて、側板側連結部52の側板当接部52cは、第二の側板22の内面に当接する。このため、中途状態以降の天板4の回動変位により、天板4から連結部材5を介して第二の側板22に対する前方への押圧力が加わり、図7及び図8に示す回動終期においては、第二の側板22は第一の側板21から離間する。
そして、図9から図11に示す如く、天板4がほぼ水平状態となる位置まで回動変位すると、第二の側板22は天板4の先端部の下方にまで変位する。この位置において天板4の使用被係合部4d・4dと第二の側板22の使用係合部22a・22aとが係合することにより、使用状態の踏台1Uが構成される。
逆に、踏台1において使用状態から収納状態とする際は、天板4を第二の側板22の側から第一の側板21の側に向かって(右側面視で時計回りに)回動変位させることにより、連結部材5が第二の側板22を第一の側板21に近接させる。
具体的には図7及び図8に示す如く、使用状態から中途状態までは、天板4の回動変位により、天板4から連結部材5を介して第二の側板22に対する後方への引張力が加わり、第二の側板22は第一の側板21に近接し始める。そして、図5及び図6に示す如く、中途状態である踏台1Hにおいて、第二の側板22が第一の側板21に近接することにより、第二の側板22の変位は終了する。
その後は図1から図6に示す如く、踏台1は中途状態から収納状態まで(踏台1H、回動初期の踏台1、及び、踏台1S)は、天板4と第一の側板21との回動軸6と、連結部材5における天板側連結部51と側板側連結部52との連結軸53とは、同一の軸線上に位置する。この間、天板4が第一の側板21に近接するまで回動させて、踏台1を収納状態(踏台1S)とするのである。
上記の如く、本実施形態に係る踏台1によれば、天板4を一体的に構成しているため、天板を分割する構成の踏台と比較して、天板4の全体的な強度が向上するため、使用者が踏台1の上に乗った際に高い安定性を得ることができる。具体的には、天板4の中央部に荷重が加わった場合でも天板4が変形しにくいため、踏台1にぐらつきが生じることを防止できる。
また、本実施形態に係る踏台1によれば、折りたたんで収納状態とした際に、天板4と第一の側板21とが近接して(天板4と第一の側板21との相対角度が0度に近くなる位置に)配置される。このように、収納状態における踏台1Sをコンパクトに折りたたむことができるため、側板21・22のスペースのみで踏台1Sを収納することができる。また、踏台1Sを嵩張らずに持ち運ぶことが可能となる。
また、本実施形態に係る踏台1は図1及び図2に示す如く、収納状態の踏台1Sにおいて、一対の連結側板3・3は第一の側板21と第二の側板22との間で折りたたまれる。これにより、踏台1Sとした際に連結側板3・3が第一の側板21及び第二の側板22の外側で折りたたまれる構成と比較してコンパクトに折りたたむことができる。なお、連結側板3・3を第一の側板21及び第二の側板22の外側で折りたたむ構成とすることも可能である。
また、本実施形態に係る踏台1は図9、図10、及び図13に示す如く、使用状態の踏台1Uにおいて、一対の連結側板3・3は水平方向中央部分で互いに近接する方向に折り曲げられて配置される。具体的には、連結側板3における第一連結板31と第二連結板32との相対角度が、踏台1Uを構成する際の角度より大きくならないように規制されている。これにより、踏台1を使用状態から収納状態に遷移させる際に、天板4を回動させるだけで連結側板3・3を第一の側板21と第二の側板22との間に折りたたむことができる。
また、本実施形態に係る踏台1の連結部材5においては、収納状態から中途状態の直前まで、天板側連結部51の当接部51bと側板側連結部52の被当接部52bとは離間し、中途状態において、当接部51bと被当接部52bとが当接するように構成される。これにより、中途状態までは天板4の回動変位による第二の側板22への押圧力を発生させず、中途状態以降で天板4の回動変位による第二の側板22への押圧力を有効に発生させることができる。即ち、中途状態以降で第二の側板22を第一の側板21から離間させることを可能としている。
また、本実施形態に係る踏台1は、中途状態の踏台1Hにおいて、天板側連結部51と天板4の裏面42とを連結する天板側回動軸51aと、側板側連結部52と第二の側板22の内面上部とを連結する側板側回動軸52aと、を含む平面は、連結部材5の連結軸53よりも第二の側板22の側に位置するように構成される。これにより、踏台1において天板4を中途状態よりも第二の側板22の側に回動させた場合、天板側連結部51と側板側連結部52との相対変位を規制することができるため、連結部材5を一体的に構成することができる。即ち、天板4の回動変位による回転力を、連結部材5を介して第二の側板22に伝達することが可能となる。
また、本実施形態に係る踏台1は、中途状態の踏台1Hにおいて、側板側連結部52の側板当接部52cが第二の側板22の内面に当接するように構成される。これにより、中途状態で発生する連結部材5から第二の側板22への押圧力を安定的に第二の側板22に加えることが可能となる。具体的には、連結部材5から第二の側板22に対して、側板側回動軸52aと側板当接部52cとの二点で押圧力を加えることができるため、安定的に第二の側板22を変位させることができる。
1 踏台 1S 踏台(収納状態)
1H 踏台(中途状態) 1U 踏台(使用状態)
3 連結板 3a 連結板連結軸
4 天板 4a 天板連結部
4b 開閉突起部 4c フック部
4d 使用被係合部 4e 天板凹部
4f 収納被係合部 4g 鍔部
4h 回動支持部 5 連結部材
6 回動軸 7 連結回動軸
21 第一の側板 21a 側板連結部
21b 第一側板連結部 21c 取手部
21d 収納係合部 21e 側板凹部
22 第二の側板 22a 使用係合部
22b 第二側板連結部 31 第一連結板
31a 第一連結板連結部 32 第二連結板
32a 第二連結板連結部 41 天面
42 裏面 51 天板側連結部
51a 天板側回動軸(一端側回動軸)
51b 当接部 52 側板側連結部
52a 側板側回動軸(他端側回動軸)
52b 被当接部 52c 側板当接部
53 連結軸

Claims (8)

  1. 互いに対向して近接離間可能に設けられる第一の側板及び第二の側板と、
    前記第一の側板及び前記第二の側板の対向する両側辺において回動可能に連結されるとともに水平方向中央部分で折り曲げて折りたたみ可能とされる一対の連結側板と、
    一方の側端部が前記第一の側板の上端部に回動可能に連結される天板と、を備え、
    前記天板における他方の側端部が、前記第一の側板から離間した前記第二の側板の上端部に載置される使用状態と、前記天板が前記第一の側板、及び、前記第一の側板に近接した前記第二の側板に平行となるように、前記第一の側板に近接する収納状態と、の間を遷移可能に構成される踏台であって、
    前記天板は、前記使用状態において上方に面する天面と、前記天面の裏側に面する裏面と、を備え、
    前記天板における前記裏面の中央部と、前記第二の側板の内面上部とが、連結部材で連結され、
    前記連結部材は、前記連結部材の一端側に位置する天板側連結部と、前記連結部材の他端側に位置する側板側連結部と、が回動可能に連結されて形成され、
    前記天板側連結部における前記一端側の端部は、前記裏面の中央部に回動可能に連結され、
    前記側板側連結部における前記他端側の端部は、前記第二の側板の前記内面上部に回動可能に連結され、
    前記天板を、前記第二の側板の上側に回動変位させることにより、前記連結部材が前記第二の側板を前記第一の側板から離間させて前記使用状態とし、
    前記天板を、前記第二の側板の側から前記第一の側板の側に向かって回動変位させることにより、前記連結部材が前記第二の側板を前記第一の側板に近接させて前記収納状態とする、踏台。
  2. 前記収納状態において、一対の前記連結側板は前記第一の側板と前記第二の側板との間で折りたたまれる、請求項1に記載の踏台。
  3. 前記使用状態において、一対の前記連結側板は水平方向中央部分で互いに近接する方向に折り曲げられて配置される、請求項2に記載の踏台。
  4. 前記収納状態と前記使用状態との間を、中途状態を経て遷移可能に構成され、
    前記中途状態は、前記第一の側板と前記第二の側板とが近接するとともに、前記天板が前記第一の側板から所定の角度を有して開いた状態であって、
    前記収納状態から前記中途状態まで、前記天板と前記第一の側板との回動軸と、前記天板側連結部と前記側板側連結部との連結軸とは、同一の軸線上に位置し、
    前記天板側連結部には当接部が形成され、前記側板側連結部には被当接部が形成され、
    前記収納状態から前記中途状態の直前まで、前記当接部と前記被当接部とは離間し、
    前記中途状態において、前記当接部と前記被当接部とが当接する、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の踏台。
  5. 前記中途状態において、前記天板側連結部と前記天板の前記裏面とを連結する一端側回動軸と、前記側板側連結部と前記第二の側板の前記内面上部とを連結する他端側回動軸と、を含む平面は、前記連結軸よりも前記第二の側板の側に位置する、請求項4に記載の踏台。
  6. 前記中途状態において、前記側板側連結部は、前記第二の側板の内面に当接する、請求項4又は請求項5に記載の踏台。
  7. 前記収納状態において、前記天板における他方の側端部と前記第一の側板の下端部とが係合する、請求項1から請求項6の何れか1項に記載の踏台。
  8. 前記第一の側板と前記第二の側板とのうち少なくとも一方には、下部に取手部が形成される、請求項1から請求項7の何れか1項に記載の踏台。




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