JP2021143708A - ストランドロッド接続方法及びストランドロッド接続構造 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図面を参照しつつ本発明に係るストランドロッド接続方法及び接続方法の第1実施形態について詳細に説明する。本実施形態の接続方法は、図1に示されるように、同じ構成の2本のストランドロッド1の長手方向の一端部同士を接続してストランドロッド接続構造(継手構造)を構築する方法である。ストランドロッド1は、例えば、コンクリートに埋設されて当該コンクリートを補強する用途に用いられるものである。
2本のストランドロッド1(ストランドロッド1a,1b)について、以下の処理を実行する。図2(a)は、ストランドロッド1の先端部の素線10を解した状態を示す図であり、図2(b)は、先端部の素線10が解された状態のストランドロッド1を模式的に示す図である。
上記第1工程に続く第2工程は次のように実行される。上記のように解されたロッド端部17の各素線10を、ストランドロッド1の長手方向に向けて概ね直線的に延ばすようにした状態で、冷却し再硬化させる。次に、図2(b)に示されるように、遷移領域34と接続領域33との境界位置(以下「位置P1」という)と、先端13の直近の位置(以下「位置P2」という)と、にそれぞれ形状保持スペーサ21が設置される。
続いて、本発明に係るストランドロッド接続方法の第2実施形態について図6を参照しながら説明する。本実施形態の接続方法は、第1実施形態と同様に、2本のストランドロッド1(図1参照)の長手方向の一端部同士を接続してストランドロッド接続構造(継手構造)を構築する方法である。図6(a)は、本実施形態におけるストランドロッド1の接続領域33の断面35を示し、図6(b)〜図6(d)は、ストランドロッド1a,1b同士の重ね合わせ部37の断面を示す。本実施形態の接続方法では、2本のストランドロッド1(ストランドロッド1a,1b)について、前述の第1工程が実行された後、次に説明する第2工程が実行される。
第1工程で解されたロッド端部17の各素線10を、ストランドロッド1の長手方向に向けて概ね直線的に延ばすようにした状態で、冷却し再硬化させる。次に、ロッド端部17の接続領域33において、図6(a)に示されるように、素線10の通常配置の状態から、側線k2〜k7のうちの1本(ここでは側線k6とする)を、断面内で素線10の直径分だけ変位させ、側線k6と側線k5とが外接した状態とする。なお、「断面内で変位する」とはストランドロッド1の延在方向(軸線W方向)に直交する何れかの方向に変位することを言う。
続いて、本発明に係るストランドロッド接続方法の第3実施形態について図7を参照しながら説明する。本実施形態の接続方法は、第1実施形態と同様に、2本のストランドロッド1(図1参照)の長手方向の一端部同士を接続してストランドロッド接続構造(継手構造)を構築する方法である。
図7(a)は、本実施形態におけるストランドロッド1の接続領域33の断面35を示し、図7(b)は、ストランドロッド1a,1b同士の重ね合わせ部37の中央の断面を示す。本実施形態の接続方法では、2本のストランドロッド1(ストランドロッド1a,1b)について、前述の第1工程が実行された後、次に説明する第2工程が実行される。
ストランドロッド1a,1bのそれぞれについて、第1工程で素線10が解された後、第1実施形態と同様にして、ストレッチャーを用いて各素線10の弛みを除去し、各素線10の接続領域33が概ね軸線W方向に向いて直線的に延在するようにする。
続いて、本発明に係るストランドロッド接続方法の第4実施形態について説明する。本実施形態の接続方法は、第1実施形態と同様に、2本のストランドロッド1(図1参照)の長手方向の一端部同士を接続してストランドロッド接続構造(継手構造)を構築する方法である。本実施形態の接続方法では、2本のストランドロッド1(ストランドロッド1a,1b)について、前述の第1工程が実行された後、次に説明する第2工程が実行される。
ストランドロッド1a,1bのそれぞれについて、第1工程で素線10が解された後、第1実施形態と同様にして、ストレッチャーを用いて各素線10の弛みを除去し、各素線10の接続領域33が概ね軸線W方向に向いて直線的に延在するようにする。続いて、同軸で対向させたストランドロッド1a、1bの接続領域33同士を重ね合わせる(図4(a),(b)参照)。このとき、接続領域33同士の重ね合わせ方は、第3実施形態と同様である。すなわち、重ね合わせ部37の断面は、図7(b)に示される状態となる。
続いて、本発明に係るストランドロッド接続方法の第5実施形態について説明する。本実施形態の接続方法は、第1実施形態と同様に、2本のストランドロッド1(図1参照)の長手方向の一端部同士を接続してストランドロッド接続構造(継手構造)を構築する方法である。本実施形態の接続方法では、2本のストランドロッド1(ストランドロッド1a,1b)について、前述の第1工程が実行された後、次に説明する第2工程が実行される。
第4実施形態と同様にして、第1工程で素線10が解された後、ストレッチャーを用いて各素線10の弛みを除去し、各素線10の接続領域33が概ね軸線W方向に向いて直線的に延在するようにする。その後、第4実施形態と同様にして、同軸で対向させたストランドロッド1a、1bの接続領域33同士を重ね合わせる(図4(a),(b)参照)。このとき、重ね合わせ部37の断面は、図7(b)に示される状態となる。
Claims (7)
- 複数の熱可塑性の素線を撚り合わせてなるストランドロッドの2本を長手方向の端部同士で接続するストランドロッド接続方法であって、
2本の前記ストランドロッドの各々において、前記端部を加熱し、軟化した複数の前記素線を解す第1工程と、
2本の前記ストランドロッドの各々において前記端部の前記素線の断面内での配置が通常の配置とは異なる状態で、2本の前記ストランドロッドの互いの前記端部同士を絡ませて接合する第2工程と、を備える、ストランドロッド接続方法。 - 前記第2工程においては、
2本の前記ストランドロッドの各々において、前記端部を複数に分割し断面内で一次元的に並ぶ複数の前記素線で構成される素線束層を複数形成し、
2本の前記ストランドロッドの互いの前記素線束層同士を交互に積層した状態で、前記端部同士を接合する、請求項1に記載のストランドロッド接続方法。 - 前記第2工程においては、
2本の前記ストランドロッドの各々において、前記端部の前記素線のうちの一部の側線を断面内で変位させて前記端部の断面に凹凸形状部を形成し、
2本の前記ストランドロッドの互いの前記凹凸形状部同士を噛み合わせた状態で、前記端部同士を接合する、請求項1に記載のストランドロッド接続方法。 - 前記第2工程においては、
2本の前記ストランドロッドの各々において、前記端部の前記素線のうちの各側線を断面内で放射状に外周側に変位させ、
2本の前記ストランドロッドの互いの前記側線を断面内で周方向に交互に配列した状態で、前記端部同士を接合する、請求項1に記載のストランドロッド接続方法。 - 前記第2工程においては、
2本の前記ストランドロッドの各々において、前記端部の前記素線のうちの各側線を断面内で放射状に外周側に変位させ、
2本の前記ストランドロッドの互いの前記側線が断面内で周方向に交互に配列した状態になるように2本の前記ストランドロッドの前記端部同士を配置し、
一方の前記ストランドロッドを他方の前記ストランドロッドに対し相対的に捻って、前記端部同士を接合する、請求項1に記載のストランドロッド接続方法。 - 前記第2工程においては、
2本の前記ストランドロッドの各々において、前記端部の前記素線のうちの各側線を断面内で放射状に外周側に変位させ、
2本の前記ストランドロッドの互いの前記側線が断面内で周方向に交互に配列した状態になるように2本の前記ストランドロッドの前記端部同士を配置し、
2本の前記ストランドロッドの各々において、前記側線の先端を他方の前記ストランドロッドの前記側線に編み込んだ状態として、前記端部同士を接合する、請求項1に記載のストランドロッド接続方法。 - 複数の熱可塑性の素線を撚り合わせてなるストランドロッドの2本を長手方向の端部同士で接続するストランドロッド接続構造であって、
2本の前記ストランドロッドの各々において前記端部の前記素線の断面内での配置が通常の配置とは異なる状態で、2本の前記ストランドロッドの互いの前記端部同士が絡んで接合されている、ストランドロッド接続構造。
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JPH06322893A (ja) * | 1993-05-18 | 1994-11-22 | Nippon Steel Corp | 連続繊維補強プラスチック製撚り線の固定方法及びその装置 |
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