JP2021142771A - 車両用シート構造 - Google Patents

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賢人 岡田
Kento Okada
賢人 岡田
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【課題】簡素な構成でベッド面を容易に形成する【解決手段】運転室3内に車幅方向に離間配置された一対のシート10,20と、一方のシート10に設けられており、シート10のシートバック12の背面が他方のシート20とは反対側の車幅方向に向くように、一方のシート10を回転させる第1回転機構40と、他方のシート20に設けられており、シート20のシートバック22の背面が一方のシート10のシートクッション11側に向くように、他方のシート20を回転させる第2回転機構50と、少なくも他方のシート20に設けられており、他方のシート20のシートバック22をシートバック22の背面側に傾倒させるリクライニング機構24と、シート10に設けられており、シート10を横方向にスライド移動させるスライド機構30とを備えた。【選択図】図1

Description

本開示は、車両用シート構造に関し、特に、キャブオーバー型車両のシート構造に好適な技術に関するものである。
一般に、トラック等のキャブオーバー型車両においては、キャブ(運転室)内に、ドライバシートとアシスタントシートとが車幅方向に離間して配される場合がある。このようなキャブオーバー型車両においては、シートバックの背面側にキャブの後壁が隣接するため、シートバックを傾倒させてリクライニング状態とすることができず、乗員が仮眠等をとるための空間を形成できないといった課題がある。
このような課題に着目し、例えば特許文献1には、アシスタントシートに回転手段を設け、該アシスタントシートを回転させてシートバックを傾倒することにより、アシスタントシートのシートバックとドライバシートのシートクッションとでベッド面を形成するようにした構造が提案されている。
特開平3−61130号公報
上記文献記載の構造によれば、アシスタントシートを回転させてシートバックを傾倒させるのみであるため、各シートの離間距離がシートバックの高さよりも長い場合には、アシスタントシートのシートバックを傾倒させても、該シートバックの先端をドライバシートのシートクッションに当接させることができず、完全なベッド面を形成できないといった課題がある。また、このような課題を解消するには、シートバックの高さを長くしなければならない等、制約が生じるといった課題もある。
本開示の技術は、上記事情に鑑みてなされたものであり、車幅方向に離間する一対のシートを有する車両用シート構造において、簡素な構成でベッド面を容易に形成することを目的とする。
本開示の技術は、車両の運転室内に車幅方向に離間配置された一対のシートと、前記一対のシートのうち、一方のシートに設けられており、該一方のシートのシートバックの背面が他方のシートとは反対側の車幅方向に向くように、該一方のシートを回転させる第1回転機構と、前記一対のシートのうち、前記他方のシートに設けられており、該他方のシートのシートバックの背面が前記一方のシートのシートクッション側に向くように、該他方のシートを回転させる第2回転機構と、前記一対のシートのうち、少なくも前記他方のシートに設けられており、該他方のシートのシートバックを該シートバックの背面側に傾倒させるリクライニング機構と、前記一方のシート及び、前記他方のシートの少なくとも何れかに設けられており、該シートを横方向にスライド移動させるスライド機構と、を備える
を備えることを特徴とする。
また、前記他方のシートのシートバックの上端部に着脱可能に設けられたヘッドレストをさらに備えてもよい。
また、前記車両がキャブオーバー型車両であってもよい。
本開示の技術によれば、車幅方向に離間する一対のシートを有する車両用シート構造において、簡素な構成でベッド面を容易に形成することができる。
本実施形態に係る車両用シート構造を車両前方から視た模式図である。 本実施形態に係る車両用シート構造の動作を説明する模式図である。 本実施形態に係る車両用シート構造の動作を説明する模式図である。 本実施形態に係る車両用シート構造の動作を説明する模式図である。 本実施形態に係る車両用シート構造の動作を説明する模式図である。 他の実施形態に係る車両用シート構造を示す模式図である。 他の実施形態に係る車両用シート構造の動作を説明する模式図である。 他の実施形態に係る車両用シート構造の動作を説明する模式図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係る車両用シート構造について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係る車両用シート構造を車両前方から視た模式図である。
本実施形態の車両用シート構造は、例えば、不図示の駆動力源の上方にキャブ2(運転室、キャビン)が配されたキャブオーバー型車両に適用されている。なお、図示の関係上、キャブ2については、主にフロアパネル3、後壁4及び、天井壁5のみを示し、フロントウィンドウやドア等については図示を省略している。
フロアパネル3の車幅方向右側には、ドライバシート10(本開示の一方のシート)が設けられている。また、フロアパネル3の車幅方向左側には、アシスタントシート20(本開示の他方のシート)が設けられている。これら各シート10,20は、不図示のコンソールボックス等を挟んで、車幅方向に所定の距離をおいて離間配置されている。なお、図1では、右ハンドル車を一例に示しているが、左ハンドル車であれば、これら各シート10,20の左右配置を入れ替えて構成すればよい。
ドライバシート10は、主として、第1シートクッション11と、第1シートバック12と、第1ヘッドレスト13とを備えて構成されている。
第1シートクッション11は、乗員の主に大腿部及び臀部を下方側から支持する支持面11Aを有する。第1シートクッション11のシート後端側には、第1シートバック12が第1リクライニング機構14を介して回動可能に連結されている。
第1シートバック12は、第1シートクッション11の後端側から上方へ延びており、乗員の主に背部を支持する支持面12Aを有する。第1シートバック12は、第1リクライニング機構14によって、その下端側を支点に回動可能に支持されおり、第1リクライニング機構14の操作に応じて、第1シートクッション11に対して傾倒できるように構成されている。なお、第1リクライニング機構14は、不図示のレバーの操作に応じて作動する手動式、或いは、不図示の操作ボタンの操作に応じて作動する電動式の何れであってあってもよい。
第1ヘッドレスト13は、第1シートバック12の上端部に設けられており、乗員の主に頭部を支持する支持面13Aを有する。第1ヘッドレスト13は、第1シートバック12の上端部に着脱可能に設けられてもよく、或いは、第1シートバック12の上端部に固定(一体を含む)されてもよい。
アシスタントシート20は、主として、第2シートクッション21と、第2シートバック22と、第2ヘッドレスト23とを備えて構成されている。
第2シートクッション21は、乗員の主に大腿部及び臀部を下方側から支持する支持面21Aを有する。第2シートクッション21のシート後端側には、第2シートバック22が第2リクライニング機構24を介して回動可能に連結されている。
第2シートバック22は、第2シートクッション21の後端側から上方へ延びており、乗員の主に背部を支持する支持面22Aを有する。第2シートバック22は、第2リクライニング機構24(本開示のリクライニング機構)によって、その下端側を支点に回動可能に支持されおり、第2リクライニング機構24の操作に応じて、第2シートクッション21に対して傾倒できるように構成されている。なお、第2リクライニング機構24は、不図示のレバーの操作に応じて作動する手動式、或いは、不図示の操作ボタンの操作に応じて作動する電動式の何れであってあってもよい。
第2ヘッドレスト23は、第2シートバック22の上端部に設けられており、乗員の主に頭部を支持する支持面23Aを有する。第2ヘッドレスト23は、第2シートバック22の上端部に着脱可能に設けられてもよく、或いは、第2シートバック22の上端部に固定(一体を含む)されてもよい。
本実施形態において、ドライバシート10の第1シートクッション11は、スライド機構30及び、第1回転機構40を介して、フロアパネル3に支持されている。また、アシスタントシート20の第2シートクッション21は、第2回転機構50を介して、フロアパネル3に支持されている。
スライド機構30は、車両前後方向に延びる左右一対のガイドレール31L,31Rと、ガイドレール31L,31Rに沿って移動可能な左右一対のスライダ32L,32Rとを備えており、ドライバシート10をフロアパネル3に対して前後方向に相対移動させる。
ガイドレール31L,31Rは、後述する第1回転機構40の第1上側プレート42に不図示のボルトナット或いは溶接等で固定されている。スライダ32L,32Rは、その上端側を第1シートクッション11の下面等に固定されている。
スライド機構30には、スライダ32L,32Rをガイドレール31L,31Rに対して所定位置で保持する不図示のロック機構が設けられている。なお、スライド機構30の作動は、手動操作式又は電動式の何れであってもよい。
第1回転機構40は、第1下側プレート41と、第1上側プレート42と、第1回転軸43とを備えて構成されている。
第1下側プレート41及び、第1上側プレート42は、上下方向に離間して対向する。第1下側プレート41は、不図示のボルトナット又は溶接等によってフロアパネル3の上面に固定されている。第1上側プレート42は、不図示のボルトナット又は溶接等によってガイドレール31L,31Rに固定されている。第1回転軸43は、略上下方向に延びており、これら第1下側プレート41及び第1上側プレート42を互いに相対回転可能に連結する。
第1回転機構40には、第1シートクッション11を、第1シートバック12の背面が車両後方を向く通常使用時の第1位置(図1に示す状態)と、第1シートバック12の背面が車両右側方を向くベッド使用時の第2位置(図3に示す状態)とに、選択的に保持する不図示のロック機構が設けられている。なお、第1回転機構40の作動は、手動操作式又は電動駆動式の何れであってもよい。
第2回転機構50は、第2下側プレート51と、第2上側プレート52と、第2回転軸53とを備えて構成されている。
第2下側プレート51及び、第2上側プレート52は、上下方向に離間して対向する。第2下側プレート51は、不図示のボルトナット又は溶接等によってフロアパネル3の上面に固定されている。第2上側プレート52は、不図示のボルトナット又は溶接等によって第2シートクッション21の下面等に固定されている。第2回転軸53は、略上下方向に延びており、これら第2下側プレート51及び第2上側プレート52を互いに相対回転可能に連結する。
第2回転機構50には、第2シートクッション21を、第2シートバック22の背面が車両後方を向く通常使用時の第1位置(図1に示す状態)と、第2シートバック22の背面が車両右側方(ドライバシート10の第1シートクッション11側)を向くベッド使用時の第2位置(図2に示す状態)とに、選択的に保持する不図示のロック機構が設けられている。なお、第2回転機構50の作動は、手動操作式又は電動駆動式の何れであってもよい。
以上のように構成された本実施形態に係る車両用シート構造のベッド使用時の動作を、図2〜5に従って説明する。
車両用シート構造をベッドとして使用する際は、まず、図2に示すように、アシスタントシート20を、第2回転機構50により、第2シートバック22の背面がドライバシート10の第1シートクッション11側を向くように回転させる。
次いで、図3に示すように、ドライバシート10を、第1回転機構40により、第1シートバック12の背面が車両右側方(アシスタントシート20とは反対側)を向くように回転させる。なお、図2,3に示す手順は順不同である。
次いで、図4では、第2リクライニング機構24を操作し、アシスタントシート20の第2シートバック22を第2シートクッション21に対して傾倒させることによりリクライニング状態とする。これにより、第2ヘッドレスト23の先端がドライバシート10の第1シートクッション11に近接するようになる。
図4の状態で、第2ヘッドレスト23と第1シートクッション11との間に隙間があれば、図5に示すように、スライド機構30を操作して、第1シートクッション11をスライド移動させることにより、該第1シートクッション11の側面と第2ヘッドレスト23の先端とを当接させ、隙間を埋める。
これにより、第1シートクッション11の支持面11A、第2ヘッドレスト23の支持面23A、第2シートバック22の支持面22A及び、第2シートクッション21の支持面21Aによって略水平方向に連続する面状のベッド面が形成されるようになる。
すなわち、本実施形態に係る車両用シート構造によれば、各シート10,20を回転させると共に、一方のシート20をリクライニング状態とし、他方のシート10をスライド移動させる簡素な構成で、乗員の全身を効果的に支えるベッド面を形成できるように構成されている。これにより、キャブ3内の狭い空間であっても、乗員が身体を横たえる簡易ベッドを効果的に形成することが可能になる。
[その他]
なお、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態において、スライド機構30はドライバシート10に設けられるものとして説明したが、アシスタントシート20側に設けて構成することも可能である。この場合は、図6に示すように、アシスタントシート20をスライド移動させることにより、第2ヘッドレスト23の先端を第1シートクッション11の側面に当接させればよい。なお、スライド機構30は、ドライバシート10及び、アシスタントシート20の両方に設けることも可能である。
また、図7に示すように、アシスタントシート20をリクライニング状態とした際に、第2ヘッドレスト23が第1シートクッション11と干渉する場合には、図8に示すように、第2ヘッドレスト23を取り外し、ドライバシート10(又は、アシスタントシート20)をスライド移動させるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、アシスタントシート20をリクライニング状態にするものとして説明したが、ドライバシート10をリクライニング状態にすることにより、ベッド面を形成するように構成してもよい。
また、本実施形態の適用は、キャブオーバー型車両に限定されず、車幅方向に離間する一対のシートを備える車両であれば、ワンボックス車両やボンネット車両、商用車等の他の車両にも広く適用することが可能である。
2 キャブ(運転室)
10 ドライバシート(一方のシート)
11 第1シートクッション
12 第1シートバック
13 第1ヘッドレスト
14 第1リクライニング機構
20 アシスタントシート(他方のシート)
21 第2シートクッション
22 第2シートバック
23 第2ヘッドレスト
24 第2リクライニング機構(リクライニング機構)
30 スライド機構
40 第1回転機構
50 第2回転機構

Claims (3)

  1. 車両の運転室内に車幅方向に離間配置された一対のシートと、
    前記一対のシートのうち、一方のシートに設けられており、該一方のシートのシートバックの背面が他方のシートとは反対側の車幅方向に向くように、該一方のシートを回転させる第1回転機構と、
    前記一対のシートのうち、前記他方のシートに設けられており、該他方のシートのシートバックの背面が前記一方のシートのシートクッション側に向くように、該他方のシートを回転させる第2回転機構と、
    前記一対のシートのうち、少なくも前記他方のシートに設けられており、該他方のシートのシートバックを該シートバックの背面側に傾倒させるリクライニング機構と、
    前記一方のシート及び、前記他方のシートの少なくとも何れかに設けられており、該シートを横方向にスライド移動させるスライド機構と、を備える
    を備える
    ことを特徴とする車両用シート構造。
  2. 前記他方のシートのシートバックの上端部に着脱可能に設けられたヘッドレストをさらに備える
    請求項1に記載の車両用シート構造。
  3. 前記車両がキャブオーバー型車両である
    請求項1又は2に記載の車両用シート構造。
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