JP2021142317A - 敷物用冷感布帛、敷物及び敷物用冷感布帛の製造方法 - Google Patents

敷物用冷感布帛、敷物及び敷物用冷感布帛の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが冷感を感じることが可能な敷物用冷感布帛を提供する。【解決手段】敷物用冷感布帛20は、原糸にポリエチレンを含む樹脂糸で織られていることを特徴としている。敷物用冷感布帛は、ポリエチレンを含有する樹脂材料を用いて樹脂糸を紡糸する紡糸工程と、複数の前記樹脂糸に、互いに撚りを掛けて撚糸を形成し、かつ前記撚糸をスチームによって加熱する加熱工程と、複数の前記撚糸の各々に対して前記紡糸方向に張力をかけ、かつ1の巻き取り軸の軸方向において並列に各々の前記複数の撚糸を巻き付けて巻糸を生成する巻付工程と、前記巻糸に糊付けをする糊付工程と、前記巻糸を用いて生機織を生成する生成工程と、を含む製造方法によって製造される。【選択図】図2

Description

本発明は、ヒトが触れた際に冷感を感じることが可能な敷物用冷感布帛、敷物及び敷物用冷感布帛の製造方法に関する。
一般に、茣蓙等の敷物は、イ草等の植物材料を用いて形成されている。このような敷物としては、高分子材料を発泡させて形成したマット状のクッション材と、該クッション材の上に積層され、藺草を織成して形成した茣蓙と、により構成されている茣蓙敷物が特許文献1に開示されている。
特開2014−73206号公報
しかしながら、従来の茣蓙は、植物材料が水分を吸収し、かつその水分を発散させる能力が乏しいため、熱や湿気がこもり易いという問題がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、ユーザが冷感を感じることが可能な敷物用冷感布帛を提供すること目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の敷物用冷感布帛は、原糸にポリエチレンを含む樹脂糸で織られていることを特徴とする。
本発明の敷物用冷感布帛は、原糸にポリエチレンを含む樹脂糸で織られているため、布帛の通気性を高めることが可能となる。このため、ユーザは、敷物用冷感布帛に座した際に冷感を感じることが可能となる。
本発明の敷物用冷感布帛において、前記樹脂糸を20〜100質量%含むことが好ましい。
敷物用冷感布帛がこのような比率で樹脂糸を含むことにより、敷物用冷感布帛の通気性を最適なものにすることができる。
本発明の敷物用冷感布帛において、前記樹脂糸の太さは、50〜1500Dであることが好ましい。
敷物用冷感布帛の樹脂糸がこのような太さを有することにより、強度を高めつつ、布帛の通気性を最適にすることが可能となる。
本発明の敷物用冷感布帛において、目付量が50〜1500g/mであることが好ましい。
敷物用冷感布帛がこのような目付量を有することにより、布帛の通気性を最適にすることが可能となる。
本発明の敷物用冷感布帛において、前記樹脂糸は、ポリエチレン、ポリエチレン及びポリアミドの複合糸、ポリエチレン並びにポリプロピレンの複合糸及びポリエチレン並びにポリエチレンテレフタレートの複合糸から選ばれることが好ましい。
本発明の敷物は、クッション性を有する基材層と、前記基材層上において、前記敷物用冷感布帛が配されている表地層と、を有することを特徴とする。
本発明の敷物によれば、表地層の敷物用冷感布帛が原糸にポリエチレンを含む樹脂糸で織られているため、敷物の通気性を高めることが可能となる。このため、ユーザは、敷物に座した際に冷感を感じることが可能となる。
本発明の敷物用冷感布帛の製造方法は、ポリエチレンを含有する樹脂材料を用いて樹脂糸を紡糸する紡糸工程と、複数の前記樹脂糸に、互いに撚りを掛けて撚糸を形成し、かつ前記撚糸をスチームによって加熱する加熱工程と、複数の前記撚糸の各々に対して前記紡糸方向に張力をかけ、かつ1の巻き取り軸の軸方向において並列に各々の前記複数の撚糸を巻き付けて巻糸を生成する巻付工程と、前記巻糸に糊付けをして樹脂糸とする糊付工程と、前記樹脂糸を用いて生機織を生成する生成工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の敷物用冷感布帛の製造方法によれば、樹脂製の巻糸に柔軟性を付与することが可能となる。このため、織物としての敷物用冷感布帛を提供することが可能となる。
本発明の敷物用冷感布帛の製造方法において、前記巻付工程において複数の前記撚糸の各々にかける張力が、0〜20%の伸び率であることが好ましい。
本発明の敷物用冷感布帛の製造方法において、糊付工程は、80〜100℃において、前記巻糸を糊に複数回浸漬させて行われることが好ましい。
本発明の敷物用冷感布帛の製造方法において、前記生機織を液体アンモニアに複数回浸漬させるアンモニア浸漬工程を含むことが好ましい。
本発明の敷物用冷感布帛の製造方法において、前記生機織を冷感助剤に浸漬させる助剤浸漬工程を含むことが好ましい。
本発明の敷物用冷感布帛によれば、ユーザが座した際に冷感を感じさせることが可能な敷物用冷感布帛を提供することが可能となる。
敷物用冷感布帛の平面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図2の表地層を構成する樹脂糸の拡大斜視図である。 図2の基材層を示す平面図である。 敷物用冷感布帛の製造工程を示すフロー図である。 張力調製装置の斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る不織布の一実施形態について説明する。
図1は、敷物用冷感布帛を用いた敷物10の平面を示している。図1に示すように、本実施形態において、敷物10は、上面視が矩形に形成されている。敷物10は、例えば、建築物の床材の上に配されることが可能である。尚、敷物10の形状は、上面視が矩形に形成されているものに限定されず、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
敷物10の表地層20は、本実施形態においては、その表面に葉の図柄が付されている。当該図柄は、例えば、ジャガード織、プリント等の手法で表地層20に付すことが可能である。
尚、表地層20の図柄は、任意に付すことができるもので、実施の態様に応じてその形状を適宜変更可能であり、表地層20の表面に付されなくてもよい。表地層20の縁には、当該縁に沿って配されている縁部30が配されている。
図2は、図1のA−A線に沿った断面を示している。図2に示すように、敷物10は、基材層40を有する。基材層40は、表地層20を支持する層である。基材層40は、メッシュ層41、メッシュ層41上に配されているスポンジ地層42及びスポンジ層42上に配されている不織布層43を有する。
メッシュ層41は、例えば、ポリエステル等の吸湿性が低い樹脂繊維によって網目状に形成された生地を含んで構成されている。メッシュ層41の生地は、例えば、複数の網目状の生地を筋交い構造、クロス構造又はトラス構造によって互いに連結して積層した、いわゆるサンドイッチメッシュ(立体メッシュ、三次元構造メッシュとも呼ばれる)生地であってもよい。メッシュ層41は、その積層方向に貫通して形成された複数の貫通孔Hを有する。各々の貫通孔Hは、一の方向に沿って所定の間隔で配列されている。
尚、メッシュ層41には、滑り止め加工が施されているとよい。メッシュ層41に滑り止め加工が施されていることにより、敷物10が床材に配された際に敷物10が使用されることによってずれることを防止することができる。
スポンジ地層42は、弾性を有する多孔質材料を含んで構成されている。このような多孔質材料としては、例えば、ウレタンフォーム等の発泡プラスチック又はEPDM(エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体)をフォーム状に形成した発泡ゴム等が挙げられる。
不織布層43は、ケミカルボンド不織布、ニードルパンチ不織布、サーマルボンド不織布(熱融綿)、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布等を含んで構成されている。
このように、基材層40は、スポンジ層42を有するため、その積層方向に対してクッション性を有する構造を有する。したがって、敷物10は、基材層40を有することにより、当該敷物10に弾性を付与することが可能となる。また、基材層40は、メッシュ層41、スポンジ層42及び不織布層43の各々が高い通風性を有する素材で構成されている。従って、敷物10の通気性を高めることが可能となる。
表地層20は、基材層40上に配されている。表地層20は、敷物用冷感布帛を有する。表地層20の敷物用冷感布帛は、経糸と緯糸が交差して織られた布帛である。敷物用冷感布帛の経糸及び緯糸のうち少なくとも一方は、原糸にポリエチレンを含む樹脂糸が用いられている。
表地層20の敷物用冷感布帛は、樹脂糸を20〜100質量%含むとよく、好ましくは40〜60質量%含むとよい。表地層20に含まれている樹脂糸が20質量%よりも少ないと、敷物10の涼感が得られにくい傾向がある。
表地層20の敷物用冷感布帛は、目付量が50〜1500g/mであるとよく、好ましくは、200〜700g/mであるとよい。目付量が1500g/mを超えると、敷物10の通気性が低くなり敷物10に熱がこもり易くなる傾向がある。
表地層20は、樹脂糸及び木材パルプレーヨン、ナイロン、ポリエステル、人造絹糸、綿の糸、麻の糸等が交織されてもよい。
表地層20の敷物用冷感布帛には、冷感助剤が含まれていてもよい。冷感助剤は、例えば、シルクプロテイン、ヒアルロン酸などの動物性たんぱく質から抽出したアミノ酸が挙げられる。
縁部30は、ポリエステル等の吸湿性の低い繊維によって布状に形成されている。縁部30は、基材層40及び表地層20を包み込むように配されている。
表地層20及び基材層40は、例えば、接着剤によって互いに接合されている。表地層20及び基材層40の接合は、接着剤による接合に限られず、例えば、熱接合、キルティングなどの公知の方法によって接合してもよい。
図3は、表地層20の敷物用冷感布帛に含まれている樹脂糸21を示している。図3に示すように、樹脂糸21は、芯部22及び芯部22の外周面を被覆する被覆部23を有する。
芯部22は、例えば、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン等からなる樹脂繊維によって構成されている。被覆部23は、ポリエチレンの樹脂繊維によって構成されている。
樹脂糸21の太さは、敷物用冷感布帛を製造する観点から、50〜1500Dであるとよく、好ましくは、200〜〜1000Dであるとよい。また、樹脂糸21の太さが50Dを下回ると敷物10の強度が低下する傾向がある。
樹脂糸は、ポリエチレン、ポリエチレン及びポリアミドの複合糸、ポリエチレン並びにポリプロピレンの複合糸及びポリエチレン並びにポリエチレンテレフタレートの複合糸から選ばれたものが好ましい。このような樹脂糸を用いることによって、敷物10の熱伝導性を向上させ、表地層20の表面を滑らかにし、柔軟性を高め、涼感を向上させることが可能となる。
樹脂糸に含まれる他の繊維としては、再生セルロース繊維のフィラメント、スパン糸、あるいは、再生セルロースの短繊維等が挙げられる。
図4は、基材層40のメッシュ層41の平面を示している。図4に示すように、本実施形態においてメッシュ層41は、一の方向に沿って配列された複数の貫通孔Hを有する。言い換えれば、複数の貫通孔Hは、メッシュ層41の一の縁に沿って互いに平行に配列されている。尚、貫通孔Hは、実施の形態に応じて自由に配置することができる。
尚、本実施形態において、基材層40は、メッシュ層41、スポンジ層42及び不織布層43を有する旨を説明した。しかし、基材層40は、メッシュ層41、スポンジ層42及び不織布層43のうち、少なくとも一つによって積層方向に対するクッション性を有することが可能であれば、他の層を設けなくてもよい。
以上で説明した敷物10の表地層20の製造方法、すなわち敷物用冷感布帛の製造方法について説明する。
図5は、敷物用冷感布帛の製造工程を示している。図4に示すように、表地層20の敷物用冷感布帛は、次のようにして製造される。具体的には、まず、ポリエチレンを含有する樹脂材料を用いて糸を紡糸する紡糸工程が行われる(ステップS01)。
紡糸は、例えば、芯部21を形成する第1の射出孔と、第1の射出孔の周囲を囲むように形成された被覆部22を形成する第2の射出孔と、から樹脂素材を射出させることによって行われる。
次いで、紡糸工程で防止された複数の糸に、互いに撚りを掛けて撚糸を形成し、かつ撚糸をスチームによって加熱する加熱工程が行われる(ステップS02)。
加熱工程が行われることによって、撚糸がねじれることを防止することができる。加熱工程は100℃以下で行うことが好ましい。加熱工程における加熱が100℃を超えると、ポリエチレンの耐熱性が低いため撚糸が分解する恐れがある。従って、以後の工程においては、110℃以下、好ましくは、100℃以下で行われる。
複数の撚糸の各々に対して紡糸方向に張力をかけ、かつ1の巻き取り軸の軸方向において並列に各々の複数の撚糸を巻き付けて巻糸を生成する巻付工程が行われる(ステップS03)。
巻付工程を行うことにより、撚糸を新たに大きい筒(ボビン)に巻いて一定の形に成形する。糸巻工程においては、例えば、撚糸を巻き取る縦軸(ドラム)を有する糸巻機を用いることができる。
ドラムの巻き取り速度は、例えば、400〜800m/minとするとよい。また、気圏ストッパ高さは、28〜32mmとするとよい。張りワッシャ品質は、4〜10gとするとよい。
巻付工程において、複数の撚糸の各々にかける張力は、0〜20%の伸び率にするとよい。
巻付工程において整経が行われてもよい。整経は、一定の本数の複数の経糸を規定の長さと幅に合わせ、各々の経糸に所定のテンションをかけつつ、複数の経糸を経軸(ドラム)の軸方向に対して並行に巻いて行う。
整経は、例えば、整経機(バッチマシン)である(機種名:GA269C、江陰市第四紡織機械制造有限公司製)を用いて行うことができる。整経機は、糸が巻回されている複数のボビン、複数のボビンを保持するクリール、複数のボビンから送り出された糸のそれぞれにテンションをかける張力調整装置、テンションがかけられた糸を巻き取るドラムを有する。
ドラムの回転は、例えば、500〜550r/minに設定することが好ましい。
また圧力は、0.4〜0.6MPaにすることが好ましい。
クリールは、一のボビンを保持する保持部材を複数有している。保持部材は、本実施例においては、3行3列に配置されている。言い換えれば、鉛直方向に上段、中段、下段として3つの保持部材が配置され、かつ各々の段の水平方向に前列、中列、後列として3つの保持部材を配置されている。上段、中段、下段は、互いに平行である。また、前列、中列、後列は、互いに平行である。
張力調整装置は、例えば、整経テンション・ワッシャを用いることができる。図6は、張力調製装置50の外観を示している。図6に示すように、張力調整装置50は、樹脂糸21を載置可能な載置面51aを有する基部51を有する。
基部51は、載置面51aに対して垂直な方向に突出して形成されている突出部52を有する。突出部52は、円筒状に形成されるもので、磁性を帯びている。
パネル53は、突起部52に挿通可能な貫通孔を有する円板状に形成されている。パネル53は、突出部52に挿通されることにより、基部51の載置面51a上に配することが可能である。
リング54は、突出部52に挿通可能な貫通孔を有する円板状に形成されている。リング54は、突出部52に挿通されることにより、基部51の載置面51a上及びパネル53上に配することが可能である。
張力シート55は、突出部52に挿通可能な貫通孔を有する円板状に形成されている。張力シート55は、突出部52に挿通されることにより、基部51の載置面51a上、パネル53上及びリング54上に配することが可能である。尚、張力シート55は、1又は複数枚設けることが可能となる。
張力調整装置50は、パネル53と載置面51aとの間に樹脂糸21を載置することによって、樹脂糸21に対して荷重を付加することが可能である。樹脂糸21に対する荷重の調整は、突出部52に挿通する張力シート55の枚数によって調整することが可能である。
張力調整装置によるテンションの調整は、クリールに設置されているボビン毎に行うとよい。具体的には、整経テンション・ワッシャ(張力調整装置)をボビン毎に配置するとよい。張力の範囲は、一般的な化学繊維で生機織を作製する際の50%程度にするとよい。
尚、整経が終了した縦軸には、テープでシールして、次の工程で糊の斑点が発生しないようにするとよい。
巻付工程には経軸通し(綜絖通し)が含まれてもよい。綜絖通しは、経軸の上の経糸を綜絖(ヘルド:HEALD)及び鋼片を有する筬と一定の順序で通すことによって行われる。具体的には、綜絖通しは、例えば、6ピース(PIECE)を有する綜絖(ヘルド:HEALD)に経糸を通した後に、筬に経糸を通すことにより行う。筬の数は限定されないが、例えば4枚の筬を用いるとよい。
尚、経糸が切れた場合に自動的に整経工程を停止する停止機構を設けてもよい。停止機構は、例えば、赤外線ビーム及びストップワッシャによって構成することが可能である。
停止機構は、例えば、赤外線を出射する出射装置と、出射装置から出射された赤外線を検出する検知装置と、出射装置及び検出装置の間で配されているストップワッシャを有する。
出射装置及び検出装置は、経糸を挟む位置に配置するとよい。ストップワッシャは、矩形の板状に形成されるもので、一方の面から多方の面にかけて貫通して形成されている貫通孔を有する。
ストップワッシャは、貫通孔に経糸を通して配されている。従って、ストップワッシャは、経糸が切断されると、落下するように配されている。ストップワッシャが落下すると、出射装置から出射された赤外線がストップワッシャに照射される。従って、検出装置は、赤外線の検出が途切れることによって経糸の切断を検知し、ドラムの回転を停止させる。したがって、停止機構は、経糸が切れるとドラムの回転を停止させることが可能である。尚、停止機構は、赤外線の検出に限られず、例えば、カメラで撮像した画像データに基づいて糸の切断を検出してドラムの回転を停止させるようにしてもよい。
筬は、10cm当たりのホール数を示す筬番号が110〜128であるとよい。筬幅は、110〜240cmにするとよい。緯織の縮み率は、7.30〜7.57%とするとよい。
巻糸に糊付けをして樹脂糸とする糊付工程が行われる(ステップS04)。糊付工程を行うことにより、糸の表面の毛羽立ちを減らし、糸の強度を高め、生機織りをスムーズにすることができる。
糊付工程は、巻糸を糊に複数回浸漬させて行われる。具体的には、処理された経軸を糊付け機に設置し、巻糸を糊に含侵させた後に乾燥することが行われる。尚、巻糸自体の強度が高く、或いは、撚りをかけることによって、巻糸の抱合性が良くて、毛羽立ちが少ない場合は、糊付工程を省略することもできる。
糊付工程の糊は、一種の糊を用いてもよいし、複数種の糊を混合して用いることもできる。例えば、ポリビニルアルコール(製品名:PVA-1799、中国石化四川維尼▲糸今▼(ラがヒ)厂製):20〜25部、ポリビニルアルコール(製品名:PVA-0588、中国石化四川維尼▲糸今▼(ラがヒ)厂製):25〜30部、カルボキシメチル澱粉Na(CMS-Na):1〜5部、多元共重ポリプロピレン酸(製品名:CLH-98 T、青島常力恒工貿有限公司社製):1〜5部、高効率平滑剤(製品名:LJJ-JSPHJ、上海楚▲芸▼佳有机硅材料有限公司製):1〜5部、水溶性ワックス片(江鮮絲綢科学研究所経済技術発展実業中心製):1〜3部、5%のナノZnO溶液(杭州恒納新材料有限公司製):0.3〜1部、をそれぞれ混合して用いてもよい。尚、糊のpH値は、「7」であることが好ましい。
糊付工程は、例えば、糊に2度浸漬を行い、かつ絞りを2度行う工程、いわゆるダブルディップ・ダブルプレスで行うことができる。ダブルディップ・ダブルプレスにより糊付け工程を行う場合には、例えば、糸を糊に含侵させる際の温度は、80〜100℃で行われるとよい。80℃よりも低いと、糊の粘性が高く処理時間が長くなる傾向がある。また、100℃を超えると、ポリエチレンの耐熱性が低いため劣化する恐れがある。
また、プレスの圧力(圧延ローラの圧力)を1.7〜2.0N/cmとするとよい。また、車の速度を2.2〜2.7m/minとするとよい。当該車の速度は、一般的な化学繊維で生機織を作製する際の50〜70%に相当する。
さらに、巻糸を乾燥させる際の温度は、60℃以下とするとよい。
樹脂糸を用いて生機織を生成する生成工程が行われる(ステップS05)。
生成工程は、織機を用いて行われる。織機は特には限定されないが、例えば、ジェット織機を用いることができる。織機の設定としては、経糸にかかるテンションを小さくしつつ、経糸間の開口を中開口となるように調整するとよい。
生機織の織の種類は、平織り、綾織り、繻子織り等の公知の方法を採用することができる。尚、ジャガード織を採用した場合は、生機に柄を付与することもできる。
生機織の織り密度は、経密度が120〜140本/10cmとするとよい。
このような生機織を生成するために、織機のドラムの速度を300〜700r/minとするとよい。
また、織機のメイン噴気圧力は、2.5〜4.5kg/cmとするとよい。
また、織機のサブ噴気圧力は、2.5〜4.5kg/cmとするとよい。
また、織機のテンションは、1500〜3000Nとするとよい。
生成工程は、20〜30℃で行われることがさらに好ましい。また、湿度は、50〜80%で行われることが好ましい。この湿度の範囲は、一般的な化学繊維で生機織を作製する際の湿度条件の1.1〜1.5倍に相当する。このように湿度を設定することにより、樹脂糸及び生機織等の帯電を防止することが可能となる。
尚、生機織から糊を取り除く工程がなされてもよい。この工程を行う場合には、アルカリやオキシドールに生機織を漬けた後、巻いた状態で、例えば、24時間静置するとよい。その後生機織を、煮詰めし、ブリーチし、水洗いを行い、ドライ(タンブラー乾燥)などを行うとよい。
生機織を液体アンモニアに複数回浸漬させるアンモニア浸漬工程が行われる(ステップS06)。アンモニア浸漬工程が行われることによって、生機織の柔軟性を高め、しわの回復性を向上させることができる。
アンモニア浸漬工程は、液体アンモニアは6〜8%のアンモニア水溶液で行うとよい。アンモニア浸漬工程は、生機織をアンモニア水溶液に含侵させた後に、圧延することを3回行うとよい。
圧延する際の圧延ローラの圧力は、0.08〜0.1MPaとするとよい。
また、圧延ローラの速度は8〜12m/minとするとよく、遅延ローラ・テンションを調節するとよい。また、アンモニア浸漬工程は、室温が50〜60℃とし、蒸発させる際の室温は例えば、102℃とするとよい。
アンモニア浸漬工程の後に、染色やプリントを生機織に行ってもよい。染色は、例えば、長車染色が挙げられる。車の速度は10〜50m/minとするとよく、定型温度は60〜100℃とするとよい。
生機織を冷感助剤に浸漬させる助剤浸漬工程が行われる(ステップS07)。助剤浸漬工程が行われることによって、敷物10にヒトが触れた際の冷感の効果を向上させることができる。
助剤浸漬工程は、例えば、動物性たんぱく質から抽出したアミノ酸として、JSL-CSL 100(青島嘉勝隆科技有限公司製)を3〜5%含有する水溶液に生機織を含侵させた後に、圧延ローラで圧延することによって行うことができる。圧延後における生機織の冷感助剤の残存率は、50〜100%とするとよい。また、生機織の乾燥は、90〜100℃で行うとよい。尚、圧延ローラの速度は、一般的な化学繊維で生機織を作製する際の50〜70%に設定するとよい。
以上で生成した敷物用冷感布帛は、単独で敷物として使用してもよいし、基材層40を設けて敷物10としてもよい。基材層40を設ける場合は、敷物用冷感布帛を表地層20とし、予め用意した基材層40及び表地層20を接着剤、熱、キルティングなどによって接合するとよい。
以上のように、本発明の敷物によれば、敷物用冷感布帛が原糸にポリエチレンを含む樹脂糸で織られているため、布帛の通気性を高めることが可能となる。このため、ユーザは、敷物に座した際に冷感を感じることが可能となる。
また、本発明の敷物用冷感布帛の製造方法によれば、樹脂製の巻糸に柔軟性を付与することが可能となる。このため、織物としての敷物用冷感布帛を提供することが可能となる。
[試験例1]
[敷物用冷感布帛の作成]
(経糸及び緯糸について)
経糸は600Dのポリエチレンと10Sのレーヨン糸を使用して、密度は140本/10cmで1:1の比率で配列した。緯糸は3mmセルロースと800Dポリエステルの糸を使って、密度の100本/10cmで、1:1の比率で作成した。
(糸巻工程)
糸巻工程は、糸巻機としてORON−M(製品名、イタリア薩維奥製)を用いた。糸巻機の設定は、ドラムの速度が600m/minとし、気圏ストッパの高さを28mmとし、張りワッシャの品質を6gとした。
(整経工程)
整経工程は、整経機として機種GA269C(江陰市第四紡織機械制造有限公司製)を用いた。整経機の設定は、ドラムの速度を500r/minとし、圧力を0.4MPaとした。ボビンから送り出された糸に対するテンションの設定は、上段前列3.3g、上段中列2.6g、上段後列2.2g、中段前列3.6g、中段中列3.3g、中段後列2.6g、下段前列3.2g、下段中列2.5g、下段後列2.3gとした。縦軸はテープでシールして、次の工程で糊の斑点が発生しないようにした。
(糊付工程)
糊は、ポリビニルアルコール(PVA-1799):22部、ポリビニルアルコール(PVA-0588):25部、カルボキシメチル澱粉Na(CMS-Na):4部、多元共重ポリプロピレン酸の糊(CLH-98 T):1部、高効率平滑剤(LJJ-JSPHJ):2部、糊付けの水溶性ワックス片:1部、5%のナノZnO溶液:0.3部とした。糊のpH値7とした。糊付けはダブルディップ・ダブルプレスを採用して、圧力は2.0N/cm、圧延ローラの速度は2.2m/min、乾燥温度は60℃とした。
(経軸通し)
経軸通しは6ピース(PIECE)のヘルド(HEALD)の順で経糸を通した。筬ごとに4枚の経糸を入れた。筬番号は110とし、筬幅は200cmとし、緯織の縮み率は7.30%とし、ストップワッシャの通し方は6ピースに順に通した。
(生成工程)
織機としてジェット織機を用いた。生機織は、平織りとした。生産途中においては、工程参数は小さなテンションと中開口にするようにした。作業場の温度は、28℃とし、相対湿度69%、ドラムの速度を580r/minとし、メイン噴気圧力3.5kg/cm、サブ噴気圧力3.4kg/cm、ジェット織機テンションは2100 Nとした。
生機織をアルカリ又はオキシドールに漬けた後、巻いた状態で、24時間放置した。その後、煮詰め、ブリーチ、水洗いしドライをおこなった。
(アンモニア浸漬工程)
アンモニア浸漬工程の液体アンモニアは、8%のアンモニア水とした。圧延ローラの圧力を0.1MPaとし、生機織をアンモニア水に含侵させた後に、圧延ローラによって生機織を圧延した。当該動作を3回行った。圧延ローラの速度は12m/minとし、状況に応じて遅延ローラ・テンションを調節した。反応室の温度を60℃とし、蒸発室の温度を102℃とした。
顔料プリントを生機織に施した。車の速度は50m/minとし、定型温度は100℃とした。
(冷感助剤処理工程)
冷感助剤には、動物性たんぱく質から抽出したアミノ酸であるJSL-CSL 100(青島嘉勝隆科技有限公司製)の3%水溶液を用意した。この水溶液に生機織を含侵させて、圧延ローラにて生機織を圧延した。圧延後の冷感助剤の残存率は100%とした。定型乾燥温度は100℃とした。
以上で生成した敷物用冷感布帛を表地層とし、あらかじめ用意した基材層と接着剤で接合して敷物を作成した。基材層は、ポリエステルを用いて形成された立体メッシュ生地で構成した。当該立体メッシュ生地の重さは230g/mであった。
(冷感試験)
上記で作成したQMAX(接触冷温感評価値)を測定した。その結果、QMAX値は0.321であった。当該敷物は、通気性がよく、手触りは涼感が感じられた。
[試験例2]
(経糸及び緯糸)
経糸は、PE/PAの複合糸で染められたものを用いた。当該糸の太さは、800Dとした。この糸に撚りをかけた。経糸の密度は120本/10cmとした。緯糸は太さが800Dのレーヨンフィラメントを用いた。
(敷物用冷感布帛の作成)
上記の経糸及び緯糸を用いて、上述の糸巻工程、整経工程、糊付工程、生成工程、アンモニア浸漬工程及び冷感助剤処理工程を行うことにより敷物用冷感布帛を作成した。
(糸巻工程)
糸巻工程は、糸巻機としてORON−M(製品名、イタリア薩維奥製)を用いた。糸巻機の設定は、ドラムの速度が600m/minとし、気圏ストッパの高さを30mmとし、張りワッシャの品質を8gとした。
(整経工程)
整経工程は、実施例1と同一機器を使用し、同一条件で行ったため説明を省略する。
(糊付工程)
糊の配合について、ポリビニルアルコール(PVA-1799):25部、カルボキシメチル澱粉Na(CMS-Na):3部とした点で試験例1とは異なる。その余の点については、試験例1と同一であるので説明を省略する。
(経軸通し)
経軸通しは、実施例1と同一機器を使用し、同一条件で行ったため説明を省略する。
(生成工程)
生機織をジャガード織りとした。その他は、実施例1と同一機器を使用し、同一条件で行ったため説明を省略する。
(アンモニア浸漬工程)
アンモニア浸漬工程は、実施例1と同一機器を使用し、同一条件で行ったため説明を省略する。
(冷感助剤処理工程)
冷感助剤には、動物性たんぱく質から抽出したアミノ酸であるJSL-CSL100(青島嘉勝隆科技有限公司製)を用い、5%水溶液を用意した。この水溶液に生機織を含侵させて、圧延ローラにて生機織を圧延した。圧延後の冷感助剤の残存率は70%とした。定型乾燥温度は100℃とした。
以上で生成した敷物用冷感布帛を表地層とし、あらかじめ用意した基材層と接着剤で接合して敷物を作成した。基材層は、200g/mのウレタンフォーム及びポリエステル生地70g/mで構成した。ウレタンフォーム及びポリエステル生地の重さは、230g/mであった。
(冷感試験)
上記で作成したQMAX(接触冷温感評価値)を測定した。その結果、QMAX値は0.401であった。当該敷物は、通気性がよく、手触りは涼感が感じられた。
10 敷物
20 表地層(敷物用冷感布帛)
30 縁部
40 基材層
H 貫通孔

Claims (5)

  1. ポリエチレンを含有する樹脂材料を用いて紡糸された複数の樹脂糸が互いに撚られて形成された撚糸で織られ、
    目付量が200〜700g/mであることを特徴とする敷物用冷感布帛。
  2. 前記樹脂糸を20〜100質量%含む請求項1に記載の敷物用冷感布帛。
  3. 前記樹脂糸の太さは、50〜1500Dである請求項1又は2に記載の敷物用冷感布帛。
  4. 前記樹脂糸は、ポリエチレン、ポリエチレン及びポリアミドの複合糸、ポリエチレン並びにポリプロピレンの複合糸及びポリエチレン並びにポリエチレンテレフタレートの複合糸から選ばれた請求項1乃至3のいずれかに記載の敷物用冷感布帛。
  5. クッション性を有する基材層と、
    前記基材層上において、請求項1乃至4のいずれかに記載の敷物用冷感布帛が配されている表地層と、を有することを特徴とする敷物。
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