JP2021141122A5 - - Google Patents
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Description
上記組合体は、内側コア部と外側コア部とが異なる材質で構成されていることで、インダクタンスを調整し易い。一方、上記組合体は、コイルと内側コア部とが外側コア部に埋設されているため、放熱性を調整し難い。上記組合体の表面は、実質的に外側コア部の構成材料のみで構成されているからである。その上、上記組合体は、放熱性が低い。外側コア部は、複合材料で構成されており、熱伝導率が比較的低いからである。そこで、上記リアクトルは、冷却管が巻きつけられたケースに上記組合体を収納することで、上記組合体の放熱性能を高めている。しかし、上記リアクトルは、ケースに冷却管が巻きつけられていることで、大型化する。
上記リアクトルは、放熱性を高め易い。その理由は、上記長さL1、上記長さL21、及び上記長さL22が上記長さL3の2倍超であることで、磁性コアにおいて、熱伝導率の比較的高い圧粉成形体で構成される第二コア部の割合を多くし易いからである。成形時の加圧方向は、上述した各ミドルコア片の軸方向に沿った方向ではなく、各ミドルコア片の軸方向と両サイドコア片の並列方向の両方向に直交する方向の場合もある。この場合、上記長さL1、上記長さL21、及び上記長さL22が上記長さL3の2倍超の第二コア部とすることもできる。また、成形時の加圧方向が上記直交する方向の場合、成形時に切欠部や面取部を第二コア部に設け易い。
例えば、第二コア部3sが、一つの第二エンドコア片33sで構成される場合、第二コア部3sの形状はI字状である。第二コア部3sが、第二エンドコア片33sと、ミドルコア部31の残部とを有する場合、第二コア部3sの形状はT字状である。第二コア部3sが、第二エンドコア片33sと、第一サイドコア部321の残部又は第二サイドコア部322の残部とを有する場合、第二コア部3sの形状はL字状である。第二コア部3sが、第二エンドコア片33sと、ミドルコア部31の残部と、第一サイドコア部321の残部又は第二サイドコア部322の残部とを有する場合、第二コア部3sの形状はF字状である。第二コア部3sが、第二エンドコア片33sと、第一サイドコア部321の残部と、第二サイドコア部322の残部とを有する場合、第二コア部3sの形状はU字状である。第二コア部3sが、第二エンドコア片33sと、ミドルコア部31の残部と、第一サイドコア部321の残部と、第二サイドコア部322の残部とを有する場合、第二コア部3sの形状はE字状である。
第一コア部3fにおいて、第一ミドルコア片31fの第一方向D1に沿った長さL1fと、第一サイドコア片321fの第一方向D1に沿った長さL21fと、第二サイドコア片322fの第一方向D1に沿った長さL22fのうち、少なくとも一つの長さが異なっていてもよいし、全ての長さが同一であってもよい。本形態では、上記長さL21fと上記長さL22fとが、同一であり、上記長さL1fよりも長い。なお、第一コア部3fにおいて、上記長さL21fと上記長さL22fとが、同一であり、上記長さL1fが、上記長さL21fと上記長さL22fよりも長くてもよい。
第一エンドコア片33fの第一方向D1に沿った長さL3fと第二エンドコア片33sの第一方向D1に沿った長さL3sとは、図3に示すように、互いに同一である。
〔作用効果〕
本形態のリアクトル1は、第一コア部3fと第二コア部3sとの間のギャップ部3gの上記長さLgが大きくなることなく、インダクタンスを調整できる。その上、本形態のリアクトル1は、放熱性を調整し易く高め易い。本形態のリアクトル1の磁性コア3が、複合材料の成形体で構成される第一コア部3fと圧粉成形体で構成される第二コア部3sとを組み合わせた組物であるからである。また、本形態のリアクトル1は、冷却性能に偏りのある冷却部材により冷却されるリアクトルに好適に利用できる。熱伝導率の高い第二コア部3sを冷却部材の冷却性能の低い側に配置し、熱伝導率の低い第一コア部3fを冷却部材の冷却性能の高い側に配置する。それにより、第一コア部3fと第二コア部3sとが均等に冷却されて、磁性コア3の最高温度が低減される。このように磁性コア3の最高温度が低減されるため、リアクトル1は低損失である。更に、リアクトル1は、大型化し難い。リアクトル1は、上述のように放熱性を調整し易く高め易いため、上述した従来のリアクトルのような冷却管を設けなくてもよいからである。
本形態のリアクトル1は、第一コア部3fと第二コア部3sとの間のギャップ部3gの上記長さLgが大きくなることなく、インダクタンスを調整できる。その上、本形態のリアクトル1は、放熱性を調整し易く高め易い。本形態のリアクトル1の磁性コア3が、複合材料の成形体で構成される第一コア部3fと圧粉成形体で構成される第二コア部3sとを組み合わせた組物であるからである。また、本形態のリアクトル1は、冷却性能に偏りのある冷却部材により冷却されるリアクトルに好適に利用できる。熱伝導率の高い第二コア部3sを冷却部材の冷却性能の低い側に配置し、熱伝導率の低い第一コア部3fを冷却部材の冷却性能の高い側に配置する。それにより、第一コア部3fと第二コア部3sとが均等に冷却されて、磁性コア3の最高温度が低減される。このように磁性コア3の最高温度が低減されるため、リアクトル1は低損失である。更に、リアクトル1は、大型化し難い。リアクトル1は、上述のように放熱性を調整し易く高め易いため、上述した従来のリアクトルのような冷却管を設けなくてもよいからである。
上記長さL21fと上記長さL22fはそれぞれ、本形態のように後述する第二コア部3sの第一サイドコア片321sの第一方向D1に沿った長さL21sと第二サイドコア片322sの第一方向D1に沿った長さL22sと異なっていてもよいし、本形態とは異なり上記長さL21sと上記長さL22sと同一であってもよい。本形態の上記長さL21fと上記長さL22fはそれぞれ、実施形態1の上記長さL21fと上記長さL22fと同様であり、本形態の上記長さL21sと上記長さL22sよりも長い。上記L1fは、実施形態1の上記L1fよりも長く、巻回部21の軸方向の長さと同等である。第一コア部3fは、実施形態1と同様、複合材料の成形体で構成されている。
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