JP2021140949A - パーティション - Google Patents

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誠 角井
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Kohei Nishide
昂平 西出
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】視認性を高めるとともに、照明による光の演出という付加価値を空間の状況に応じて効果的に且つ容易に付与することができるパーティションを提供する。【解決手段】パーティション1は、複数のパネル2を連結したパーティション1であって、パネル2の周端部2a、2b、2cの長手方向に亘って配置される照明部5と、照明部5の照光態様を状況に応じて制御する制御手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、パーティションに関し、特にLEDなどの照明部を備えたパーティションに関する。
近年、建築物の室内や通路において、照明により光の演出が行われることが多い。室内や通路の壁面にLEDなどの照明器具が配置され、光の演出が種々の用途に利用されている。例えば、特許文献1には、ドア枠の取手の近くに部分的に照明器具を配置し、夜間における取手の視認性を高めたドア構造が開示されている。
特開2019−100034号公報
室内や通路の壁面やドア枠に照明器具を新たに取り付けたり、或いは、既に取り付けられた照明器具を取り外したりする作業は、照明器具の設置及び配線に係る工事を伴うものであり、容易ではない。一方、複数のパネルを横方向(連結方向)に連結したパーティションは、モジュールシステムを構成し、室内を事後的に間仕切りして通路や会議スペースとなる空間を簡便に形成することができる。
従って、ドア枠の取手の近くを夜間に照らすといった照光態様及び用途に限定されることなく、視認性を高めつつ、状況に応じて照光態様を制御可能となるオプションをパーティションに提供することが求められている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、視認性を高めるとともに、照明による光の演出という付加価値を空間の状況に応じて効果的に且つ容易に付与することができるパーティションを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、本願発明のパーティションは、複数のパネルを連結したパーティションであって、パネルの周端部の長手方向に亘って配置される照明部と、照明部の照光態様を状況に応じて制御する制御手段とを備える。
本願発明のパーティションによれば、視認性を高めるとともに、照明による光の演出という付加価値を空間の状況に応じて効果的に且つ容易にパーティションに付与することができる。
本発明の第1実施形態に係るパーティションに設けたドアユニットにおける(a)通常モード時、(b)入室許可モード時、(c)入室許可モードにおけるドア自動開時、(d)入室禁止モード時を示す図である。 図1の変形例として、ドアが開きドアである場合の通常モード時を示す図である。 図1の別の変形例として、認証ユニットがユーザに付与されたIDに基づいてユーザを認証する場合を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るパーティションに設けたドアユニットにおける、(a)通常モード時、(b)施錠モードにおける無施錠時、(c)施錠モードにおける施錠時を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るパーティションにより形成された通路を示す図である。 図5の通路が避難誘導モードとなったときの(a)照光態様の例、(b)照光態様の別例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係るパーティションにより形成された会議スペースを示す図である。
以下、本発明の各実施形態に係るパーティションを図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るパーティション1に設けたドアユニット3における(a)通常モード時、(b)入室許可モード時、(c)入室許可モードにおけるドア自動開時、(d)入室禁止モード時を示す。
パーティション1は、建築物の室内等に設置され、複数のパネル2をこれらの連結方向(横方向)Xに連結して空間を仕切る間仕切りである。個々のパネル2は、これらの上下端部において、それぞれ図示しない横フレームを介して、図示しない天井レール及び床レールに支持される。
連結方向Xに隣り合うパネル2は、これらの連結部分に位置するそれぞれの側端部において、図示しない縦フレームを介して互いに連結される。縦フレーム及び横フレームは複数設けられ、これらを互いに組み合わせることによりパネル2を支持するための四方枠体を形成する。天井レール、床レールは、それぞれ図示しない天井、床にねじ止め等(以下、単に固定手段ともいう)で固定される。
図1は、通路側から見た図であり、図1で見てパーティション1の奥側は例えば会議スペースである。パーティション1に設けられたドアユニット3は、連結方向Xに離間して配置された2つのパネル2と、各パネル2の間に開閉自在に配置されたドア4とから構成されている。
本実施形態のドア4は、スライドドアであって、連結方向Xに自動でスライドする2つの引き戸4aから構成される。個々のパネル2には、引き戸4aの図示しない戸袋が形成される。なお、個々のパネル2をパーティション1の幅方向Zに離間して対をなして重ねて配置し、各一対のパネル2の間のスペースに戸袋を形成しても良い。
ドアユニット3には、各パネル2のドア4側の側端部(周端部)2aに、それぞれ照明部5が配置されている。照明部5は、例えばLED(発光ダイオード)から構成され、より具体的には、LED電球やLEDテープがパネル2の上下方向(縦方向)Yに亘って、すなわち、縦の長手方向に形成される側端部2aの実質的に全域に亘って配置されている。なお、照明部5は照光機能のみならず、蓄光機能を有していても良い。この場合、ユーザは、照明部5が照光しない場合や停電などの非常時においてもドア4の位置を認識可能である。
パーティション1には、照明部5に電気的に接続された図示しない制御ユニット(制御手段)が設置されている。制御ユニットは、照明部5に給電し、照明部5の照光態様(照明の色、照光の有無、点滅の有無など)を制御可能である。制御ユニットには、パーティション1に要求される用途に基づいた各種のモードが予め設定され、モード変更により照明部5の照光態様が制御される。
また、パネル2には、ユーザを認証するための認証ユニット(認証手段)6が設置されている。認証ユニット6は、制御ユニットに電気的に接続され、図1(a)にて破線矢印で示すように、カメラなどによりドアユニット3に接近したユーザの顔を認識し、ユーザの入室可否を判定する。なお、認証ユニット6及び制御ユニットを一体形成しても良い。
本実施形態の場合、制御ユニットは、認証ユニット6が得たユーザの認証情報に基づいて、ドアユニット3を状況に応じたモードに移行し、移行されたモードに応じて照明部5の照光態様を変更する。図1(a)に示す通常モードにおいては、照明部5は通常の待機時の照光態様であって、例えば黄色などの電球色に照光している。そして、ドアユニット3にユーザが接近し、ユーザの顔を認証ユニット6が認識すると、入室可能なユーザである場合、入室許可モードに移行する。
図1(b)に示す入室許可モードにおいては、照明部5が例えば青色に点滅し、ユーザの入室が許可されたことが報知される。次に図1(c)に示すように、入室許可モードにおいては、ドア4が自動で開となってユーザは入室可能となり、ユーザが入室を終えてドア4が自動で閉となると、図1(a)に示した通常モードに移行する。
一方、図1(d)に示す入室禁止モードにおいては、認証ユニット6が認識したユーザの入室が禁止され、この場合には、照明部5が例えば赤色点滅し、ユーザに入室できないことの報知がなされる。なお、上記各モードの移行に伴う照明部5の照光態様は、照明色の変更のみでも良い。但し、視覚に障害を有するユーザが各モードを判別し易いように、入室許可及び入室禁止のモードにおいては点滅を伴う照光態様とするのが好ましい。また、モード変更にあたり、照光態様の変更の他に音などの他の要素の追加、変更を伴っても良い。
図2は、図1の変形例として、パーティション1に設けたドア4が開きドアである場合の通常モード時を示す。図2に示すドア4は、片開きドアであって、開閉のためのレバー4bを備える。なお、ドア4は両開きドアでも良い。また、ドア4の開閉のための操作手段はレバー4bに限定するものではなく、例えば握り玉(インテグラル錠)であっても良い。図2に示す場合であっても、図1(a)から図1(d)に示した場合と同様に、制御ユニットは、認証ユニット6によるユーザの認証情報に基づいて、通常モードから入室許可モード又は入室禁止モードに移行し、照明部5の照光態様を変更する。
なお、図2の場合の入室許可モードにおいては、照明部5が青色に点滅してユーザの入室が許可されると、ユーザがレバー4bを操作してドア4を手動で開とするのであり、ドア4は自動で開となるものではない。但し、片開きのドア4であってもドア4を自動で開とすることは可能である。
図3は、図1の別の変形例として、認証ユニット6がユーザに付与されたID(識別情報)に基づいてユーザを認証する場合を示す。図3の場合、ユーザは、ICタグ7や、スマートフォン8などの電子装置を携帯している。認証ユニット6は、この電子装置から送信される電波を受信することにより、ドアユニット3に接近したユーザをIDによって認証する。
このような電子装置による非接触認証の他、認証ユニット6にテンキーなどの入力部を設け、ユーザが入力部にID番号を入力することによりユーザの認証を行うようにしても良い。図3に示す場合であっても、図1(a)から図1(d)に示した場合と同様に、制御ユニットは、認証ユニット6が得たユーザの認証情報に基づいて、通常モードから入室許可モード又は入室禁止モードに移行し、照明部5の照光態様を変更する。
以上のように、本実施形態のパーティション1は、照明部5がドアユニット3の各パネル2の側端部2aの長手方向に亘って配置され、制御ユニットが照明部5の照光態様を状況に応じて制御する。これにより、照明部5により側端部2aを上下方向Yの全域に亘って照光させることができるため、視認性を高めながら、状況に応じて照光態様を制御可能となるオプションをパーティション1に提供することができる。
また、モジュールシステムを構成し、室内を事後的に間仕切りして空間を簡便に形成可能なパーティション1においては、パネル2を交換するだけの簡単な作業で、照明部5の着脱が実質的に可能となる。従って、照明による光の演出という付加価値を空間の用途に応じて効果的に且つ容易にパーティションに付与することができる。
ここで、パーティション1には、側端部2aの近傍に隣り合うパネル2の継ぎ目となる目地が存在する。また、パネル2の後述する上端部2b及び下端部2cには、それぞれ、いわゆる笠木として機能する天井レールと、いわゆる巾木として機能する床レールとが存在する。
パーティション1におけるこれらの部位は、従来、寸法変更やデザイン変更でしかパーティション1の差別化に貢献しておらず、これらの部位の有効活用が検討されてきた。本発明は、これらの部位を照明部5の配置箇所として有効活用することにより、パーティション1に、前述した従来に無い新たな付加価値を付与することができる。
特に本実施形態のパーティション1は、ドア4を使用するユーザを認証する認証ユニット6を備え、認証ユニット6が得たユーザの認証情報に基づいて、照明部5の照光態様を変更する。具体的には、通常モードにおいては、例えば消灯後や停電などの非常時におけるドア4の位置の視認性を大幅に高めることができる。また、入室許可モード及び入室禁止モードにおいては、会議の出席者となるユーザのみの入室に限定するなどの入退室管理を行うことができる。従って、ドア4を使用するユーザの利便性を高めながら、入退室に係るセキュリティを向上することができる。
<第2実施形態>
以下、図4を参照して本発明の第2実施形態に係るパーティション1について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については図面に同じ符号を付すなどして説明を省略することがある。図4は、パーティション1に設けたドアユニット3における、(a)通常モード時、(b)施錠モードにおける無施錠時、(c)施錠モードにおける施錠時を示す。
パーティション1のドアユニット3のドア4には、ドア4の施錠状態を検知する施錠検知ユニット(施錠検知手段)9が設置されている。施錠検知ユニット9は、制御ユニットに電気的に接続され、ドア4の施錠の有無を判定し、パーティション1で間仕切りされた室内の戸締り管理を行う。なお、施錠検知ユニット9及び制御ユニットを一体に形成しても良い。
本実施形態の場合、制御ユニットは、施錠検知ユニット9が検知したドア4の施錠状態に基づいて、ドアユニット3を状況に応じたモードに移行し、移行されたモードに応じて照明部5の照光態様を変更する。先ず、図4(a)に示す通常モードは、例えばユーザの通常の勤務時間帯など、ドア4の施錠を要しない場合に選択され、ドア4は施錠されておらず、すべてのユーザの入室が許可される。このとき、照明部5は通常時の照光態様であって、例えば黄色などの電球色に照光する。
一方、図4(b)に示す施錠モードは、例えばユーザの通常の勤務時間帯外のセキュリティ強化を要する場合であって、ドア4の施錠を要する場合に選択される。この施錠モードにおいてドア4が施錠されていない場合には、照明部5が例えば赤色点滅し、ユーザにドア4が無施錠である旨の報知がなされる。
また、図4(c)に示すように、施錠モードにおいてドア4が施錠された場合、照明部5が例えば緑色に点滅した後に消灯し、ユーザにドア4が施錠済みである旨の報知がなされる。なお、パーティション1に施錠検知ユニット9だけを適用しても良いが、施錠検知ユニット9を認証ユニット6と組み合わせて適用することも可能である。例えば、認証ユニット6により認識したユーザに応じて、施錠検知ユニット9に基づく照明部5の照光態様を変更することも可能である。
以上のように、本実施形態のパーティション1は、第1実施形態の場合と同様に、照明部5により側端部2aを上下方向Yの全域に亘って照光させることができる。これにより、視認性を高めながら、状況に応じて照光態様を制御可能となるオプションをパーティション1に付与することができる。従って、照明による光の演出という付加価値を空間の用途に応じて効果的に且つ容易に提供することができる。
特に本実施形態のパーティション1は、ドア4の施錠状態を検知する施錠検知ユニット9を備え、施錠検知ユニット9が検知したドア4の施錠状態に基づいて、照明部5の照光態様を変更する。具体的には、通常モードにおいては、ユーザは、ドア4を使用して自由に入退室しても良いことを視認性の高い照明部5によって容易に認識可能である。また、施錠モードにおいては、ドア4に施錠を要するのに無施錠状態となっている場合などの戸締り管理を行うことができる。従って、ドア4を使用するユーザの利便性を高めながら、戸締りに係るセキュリティを向上することができる。
<第3実施形態>
以下、図5及び図6を参照して本発明の第3実施形態に係るパーティション1について説明する。なお、第1又は第2実施形態と同様の構成については図面に同じ符号を付すなどして説明を省略することがある。
図5は、パーティション1により形成された通路10を示す。通路10は、連結方向Xに連結された複数のパネル2が対向配置されることにより形成される。通路10は、複数のパネル2を連結方向Xに連結して形成された壁11、天井12、床13で囲まれた空間である。本実施形態の場合には、天井12に天井レールを介して支持されるパネル2の上端部(周端部)2bと、床13に床レールを介して支持されるパネル2の下端部(周端部)2cとに、それぞれ照明部5が配置されている。
照明部5は、パネル2の連結方向(横方向)Xに亘って配置され、通路10の上下隅の近傍を照光する。図5に示すように、天井12及び床13を照らす間接照明として照明部5を機能させることも可能である。また、制御ユニットには、通路10の用途に基づいた各種のモードが予め設定され、例えば避難誘導モードが選択されることにより、通路10におけるユーザの進行方向を明示する照光態様で、照明部5の照光態様が制御される。
図6は、通路10が避難誘導モードになったときの(a)照光態様の一例、(b)照光態様の別例を示す。図6(a)、(b)においては、連結方向Xに連結された複数のパネル2により形成された通路10の片側の壁11のみが示されている。避難誘導モードにおいては、例えば図6(a)に矢印で示すように、各パネル2の照明部5を避難口に向けて段階的に照光させる照光態様でユーザの進行方向を明示し、ユーザを避難口に誘導する。
なお、パーティション1に図示しない人感センサを設け、人感センサがユーザの存在を検知したパネル2において照明部5を照光させるようにしても良い。また、図6(b)に示すように、各パネル2の照明部5の照明の色や明るさを避難口に向けて変更する照光態様でユーザの進行方向を明示し、ユーザを避難口に誘導しても良い。この場合には、各パネル2の照明部5をすべて照光させた状態で通路幅を明示しつつ、通路10におけるユーザの進行方向も併せて明示することができる。
以上のように、本実施形態のパーティション1は、パネル2を対向配置して通路10を形成し、制御ユニットは、通路10におけるユーザの進行方向を明示する照光態様で照明部5を照光させる。これにより、通路10の特に通路幅の視認性を高めながら、通路10の用途に応じて照光態様を制御可能となるオプションをパーティション1に提供することができる。従って、第1及び第2実施形態の場合と同様に、照明による光の演出という付加価値を空間の用途に応じて効果的に且つ容易に提供することができる。
特に本実施形態のパーティション1は、壁11、天井12、床13に対して視覚的に有効なコントラストを付与した照明態様を選択することにより、通路10の通路幅などの視認性をさらに高めることができる。また、前述した避難誘導モードなどを選択することにより、非常時におけるユーザの安全性及び安心感を確保することができる。また、照明部5が蓄光機能を有する場合には、停電時などであっても、ユーザが通路10を安全に通行することができる。
<第4実施形態>
以下、図7を参照して本発明の第4実施形態に係るパーティション1について説明する。なお、第1〜第3実施形態と同様の構成については図面に同じ符号を付すなどして説明を省略することがある。
図7は、パーティションにより形成された会議スペース14を示す。会議スペース14は、連結された複数のパネル2により少なくとも一部が仕切られた空間である。なお、会議スペース14は、周囲と完全に仕切られたスペースであっても良いし、部分的に仕切られた打合せコーナーであっても良い。
本実施形態の場合も、第3実施形態の場合と同様に、パネル2の上端部2bと下端部2cとに、それぞれ照明部5が配置されている。照明部5は、パネル2の連結方向Xに亘って配置され、通路10の上下隅を実質的に全域に亘って照光し、例えば天井12及び床13を照らす間接照明として機能する。
そして、制御ユニットは、会議スペース14に要求されるモードに応じた照光態様で照明部5を照光させる。すなわち、制御ユニットには、各種のモード、例えば、ブレインストーミング、高度な意思決定、チームビルディングなど会議の目的に応じたモードやタイマーモードなどが予め設定されている。
具体的には、通常モードにおいては、例えば黄色などの電球色に照明部5を照光させることにより、ユーザがリラックスし、フランクな雰囲気で会議を行うことが期待される。また、例えば青色に照明部5を照光させることにより、近未来的な空間が形成され、ユーザがアイデアを活発に発言することが期待される。
また、タイマーモードを選択すると、予め設定した会議終了時間まで時間的に余裕がある場合には、例えば緑色に照明部5を照光させる。一方、会議終了時間が迫ってきた場合には、例えば赤色点滅に照明部5を照光させる。なお、各モードにおいて、室内の別の照明と連動させて照明部5の照光態様を変更しても良い。
以上のように、本実施形態のパーティション1は、連結された複数のパネル2により仕切られた会議スペース14を形成し、制御ユニットは、会議スペース14に要求されるモードに応じた照光態様で照明部5を照光させる。これにより、会議の目的などに応じて照光態様を制御可能となるオプションをパーティション1に提供することができる。従って、第1及び第2実施形態の場合と同様に、照明による光の演出という付加価値を空間の用途に応じて効果的に且つ容易に提供することができる。
特に本実施形態のパーティション1は、会議の目的に応じて視覚的に有効な照明態様を選択することにより、会議の円滑且つ効率的な進行が可能となる。また、タイマーモードにおいては、照明部5をタイマーとして活用し、会議に出席しているユーザ全員に会議終了時間を意識させることができる。従って、予め決められた時間内で目的の議題について効率的に議論することが可能となり、組織の働き方改革の推進に寄与する。
以上で本発明の各実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。例えば、第1及び第2実施形態においては、照明部5はドアユニット3を構成するパネル2の側端部2aに配置され、また、第3及び第4実施形態においては、照明部5はパネル2の上端部2b、及び下端部2cに配置される。
これに限らず、各実施形態において、照明部5は、パネル2の周端部、すなわち、側端部2a、上端部2b、下端部2cの少なくとも1つの長手方向に亘って配置されれば良い。例えば、第1及び第2実施形態において、照明部5をパネル2の上端部2b、及び下端部2cの少なくとも何れか一方に配置しても良いし、第3及び第4実施形態において、照明部5をパネル2の側端部2aに配置しても良い。
また、各実施形態において、照明部5の配置箇所をパネル2の側端部2a、上端部2b、下端部2cの何れか2つ以上の組み合わせとしても良い。また、パーティション1に、第1〜第4実施形態の何れかの2つ以上の形態を組み合わせて適用することも可能である。
また、各実施形態において、照明部5は種々のパネル2に配置可能である。例えば、パネル2は、プレーンパネルのみならず、ガラスパネル、パーティション1に開口を形成する、いわゆるオープンパネル、色や柄等を施した嵌め殺しパネル、パンチングパネル、ルーバーパネル、或いは、ガラス以外の透過性素材からなるパネル等であっても良い。
1 パーティション
2 パネル
2a 側端部(周端部)
2b 上端部(周端部)
2c 下端部(周端部)
4 ドア
5 照明部
6 認証ユニット(認証手段)
9 施錠検知ユニット(施錠検知手段)
10 通路
14 会議スペース(空間)

Claims (5)

  1. 複数のパネルを連結したパーティションであって、
    前記パネルの周端部の長手方向に亘って配置される照明部と、
    前記照明部の照光態様を状況に応じて制御する制御手段と
    を備える、パーティション。
  2. 前記パネル間に開閉自在に配置されるドアと、
    前記ドアを使用するユーザを認証する認証手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記認証手段が得た前記ユーザの認証情報に基づいて、前記照明部の照光態様を変更する、請求項1に記載のパーティション。
  3. 前記パネル間に開閉自在に配置されるドアと、
    前記ドアの施錠状態を検知する施錠検知手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記施錠検知手段が検知した前記ドアの施錠状態に基づいて、前記照明部の照光態様を変更する、請求項1又は2に記載のパーティション。
  4. 前記パネルを対向配置して通路を形成し、
    前記制御手段は、前記通路におけるユーザの進行方向を明示する照光態様で前記照明部を照光させる、請求項1から3の何れか一項に記載のパーティション。
  5. 前記パネルにより少なくとも一部が仕切られた空間を形成し、
    前記制御手段は、前記空間に要求されるモードに応じた照光態様で前記照明部を照光させる、請求項1から4の何れか一項に記載のパーティション。
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