JP2021140586A - 管理支援装置、管理支援システム、プログラム、及び管理支援方法 - Google Patents

管理支援装置、管理支援システム、プログラム、及び管理支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】譲渡された銀行口座を効率的に検出する技術の提供を目的とする。【解決手段】外国人労働者の管理支援装置であって、外国人の口座取引情報を取得する口座取引情報取得部と、前記外国人の在留期間を含む資格情報と前記外国人の管理者とを含む管理情報を取得する管理情報取得部と、前記資格情報を参照し、前記外国人が在留期間であるか否かを判定する在留期間判定部と、前記在留期間判定部が在留期間であると判定した前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内の前記口座取引情報が予め定められた口座譲渡条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、前記条件判定部が前記口座譲渡条件を満たすと判定する場合に、前記口座取引情報に係る口座が譲渡されたものとして、判定に係る前記外国人の前記管理者に通知する譲渡検出部と、を備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、管理支援装置、管理支援システム、プログラム、及び管理支援方法に関する。
マネーロンダリング等の不正行為を助長する銀行口座の売買が社会問題化している。
なお、特許文献1には、金融取引処理装置に関する技術が開示されている。同文献の段落[0008]には、「受付手段が振り込みを受け付けた際に、当該振込先が過去に振り込んだことのない新規振込先か否かを判定する第1の判定手段と、受付手段が振り込みを受け付けた際に振込情報を送信し、第1の判定手段により当該振込先が新規振込先と判定された場合には、振込情報に新規振込先であることを示す識別情報を付加して送信する送信手段と、振込情報を受信する受信手段と、受信手段が受信した振込情報を収集し、識別情報に基づいて振込先口座が不正使用口座であるか否かを判定する第2の判定手段と、第2の判定手段により不正使用口座であると判定された場合に、当該振込先口座からの引き出しを制限する制限手段とを備えることを特徴とする。」と記載されている。
特開2006−302221号公報
外国人が銀行口座を開設する場合、入国後所定期間以上滞在していることを示す書類や、国内に勤務していることを示す書類等の提出が求められる。外国人の中には、開設した口座を他者に売買して金銭を得る者がいる。銀行口座の譲渡はマネーロンダリング等の不正行為の温床となる可能性があるため、早期発見が肝要となる。
特許文献1は、銀行口座を使用した犯罪の被害を防ぐことを目的としており、譲渡された銀行口座を検出するものではない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、譲渡された銀行口座を効率的に検出する技術の提供を目的とする。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下の通りである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る管理支援装置は、外国人の口座取引情報を取得する口座取引情報取得部と、前記外国人の在留期間を含む資格情報と前記外国人の管理者とを含む管理情報を取得する管理情報取得部と、前記資格情報を参照し、前記外国人が在留期間であるか否かを判定する在留期間判定部と、前記在留期間判定部が在留期間であると判定した前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内の前記口座取引情報が予め定められた口座譲渡条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、前記条件判定部が前記口座譲渡条件を満たすと判定する場合に、前記口座取引情報に係る口座が譲渡されたものとして、判定に係る前記外国人の前記管理者に通知する譲渡検出部と、を備えることを特徴とする。
前記条件判定部は、予め登録された関係者以外の者であって、同じ者から所定期間内に複数回の入金がある場合に、前記口座譲渡条件を満たすと判定することを特徴としてもよい。
前記条件判定部は、前記複数回の入金が定期的である場合に、前記口座譲渡条件を満たすと判定することを特徴としてもよい。
前記条件判定部は、予め登録された関係者以外の複数の者から、所定期間内に所定回数以上の入金がある場合に、前記口座譲渡条件を満たすと判定することを特徴としてもよい。
前記条件判定部は、所定期間内に、登録外の海外送金口座又は海外口座に対する出金がある場合に、前記口座譲渡条件を満たすと判定することを特徴としてもよい。
前記管理情報取得部は、前記外国人の勤怠情報を取得し、前記条件判定部は、前記所定期間に支払う給与額を前記勤怠情報を用いて判定し、前記給与額以外の入金が同じ者から複数回ある場合に、前記口座譲渡条件を満たすものと判定することを特徴としてもよい。
前記管理情報取得部は、前記外国人の勤怠情報を取得し、前記条件判定部は、遡って所定期間内に就業実績のない前記外国人の前記口座取引情報を参照し、予め登録された関係者以外の者から入金がある場合に、前記口座譲渡条件を満たすものと判定することを特徴としてもよい。
前記条件判定部は、前記在留期間判定部が在留期間でないと判定した前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内に入金がある場合に、前記口座譲渡条件を満たすと判定することを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係る管理支援システムは、管理支援装置と、前記管理支援装置と通信可能に接続される、口座管理システムと、管理機関システムと、を有する外国人の管理支援システムであって、前記口座管理システムは、前記外国人の口座取引情報を記憶する記憶部を備え、前記管理機関システムは、前記管理支援装置からの通知を受け付ける通信部を備え、前記管理支援装置は、前記口座管理システムから前記口座取引情報を取得する口座取引情報取得部と、前記外国人の在留期間を含む資格情報と前記外国人の管理者とを含む管理情報を取得する管理情報取得部と、前記資格情報を参照し、前記外国人が在留期間であるか否かを判定する在留期間判定部と、前記在留期間判定部が在留期間であると判定した前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内の前記口座取引情報が予め定められた口座譲渡条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、前記条件判定部が前記口座譲渡条件を満たすと判定する場合に、前記口座取引情報に係る口座が譲渡されたものとして、判定に係る前記外国人を管理する前記管理機関システムに通知する譲渡検出部と、を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係るプログラムは、コンピューターの処理部に外国人労働者の管理支援方法を実行させるプログラムであって、外国人の口座取引情報を取得する口座取引情報取得手順と、前記外国人の在留期間を含む資格情報と前記外国人の管理者とを含む管理情報を取得する管理情報取得手順と、前記資格情報を参照し、前記外国人が在留期間であるか否かを判定する在留期間判定手順と、前記在留期間判定手順において在留期間であると判定された前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内の前記口座取引情報が予め定められた口座譲渡条件を満たすか否かを判定する条件判定手順と、前記条件判定手順において前記口座譲渡条件を満たすと判定された場合に、前記口座取引情報に係る口座が譲渡されたものとして、判定に係る前記外国人の前記管理者に通知する譲渡検出手順と、を実行させることを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係る管理支援方法は、管理支援装置による外国人労働者の管理支援方法であって、外国人の口座取引情報を取得する口座取引情報取得手順と、前記外国人の在留期間を含む資格情報と前記外国人の管理者とを含む管理情報を取得する管理情報取得手順と、前記資格情報を参照し、前記外国人が在留期間であるか否かを判定する在留期間判定手順と、前記在留期間判定手順において在留期間であると判定された前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内の前記口座取引情報が予め定められた口座譲渡条件を満たすか否かを判定する条件判定手順と、前記条件判定手順において前記口座譲渡条件を満たすと判定された場合に、前記口座取引情報に係る口座が譲渡されたものとして、判定に係る前記外国人の前記管理者に通知する譲渡検出手順と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、譲渡された銀行口座を効率的に検出する技術を提供することができる。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
管理支援システムの機能ブロックの一例を示す図である。 管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 管理支援装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。 口座譲渡検出処理の一例を示すフローチャートである。 第1の変形例における口座譲渡検出処理の一例を示すフローチャートである。 第2の変形例における口座譲渡検出処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の例を説明する。図1は、管理支援システム1の機能ブロックの一例を示す図である。管理支援システム1は、主に外国人による銀行口座の譲渡を検出するよう機能する。外国人は、在留資格に応じて定められた在留期間において、本国(本実施形態では日本)に滞在する。以下、管理支援システム1は、本国で勤務する外国人労働者が開設した銀行口座を調査対象とするものとして説明するが、管理支援システム1の調査対象の銀行口座は、外国人労働者が開設したものに限定されない。
外国人労働者が銀行口座を譲渡する状況について、次の2つのケースが考えられる。1つ目は、外国人労働者が本国に在留中に、保有する銀行口座を他者に譲渡するケース、2つ目は、外国人労働者が帰国する際に、これまで保有していた銀行口座を他者に譲渡するケースである。
このうち1つ目について、口座が譲渡された場合、口座を譲り受けた者に対する給与が、譲渡された口座に入金されることが考えられる。本実施形態では、例えば外国人労働者の受入企業以外の者であって、同じ者からの入金が定期的に行われる場合に、口座が譲渡されたものとして取り扱う。また例えば、受入企業以外の者であって、異なる者から所定期間内に所定回数以上の入金がある(例えば1か月に3回以上)場合に、(例えば短期雇用の)給与が振り込まれた可能性を鑑み、口座が譲渡されたものとして取り扱う。また例えば、所定期間内に登録外の海外送金口座や海外口座に対して出金がある場合に、口座が譲渡されたものとして取り扱う。
また、このうち2つ目について、口座が譲渡された場合、在留期間外の外国人労働者の口座において、取引が発生することが考えられる。本実施形態では、例えば在留資格のない外国人労働者の銀行口座に対して取引があれば、銀行口座が譲渡されたものとして取り扱う。
即ち、本実施形態では、外国人労働者が保有する銀行口座の取引情報を参照し、口座譲渡の可能性のある取引を検出する。口座譲渡の可能性がある取引が検出される場合、外国人労働者の管理者に通知する。なお、以下において、銀行口座について、本国内で使用することを目的とする銀行口座と、海外送金を行うために開設する海外送金口座とに分けて説明する。
管理支援システム1では、管理支援装置100と、受入企業システム200と、支援機関システム300と、海外送金管理システム400と、銀行口座管理システム500と、がネットワークNを介して通信可能に接続されている。
なお、図1では1つの管理支援装置100に対し、各々1つの受入企業システム200と、支援機関システム300と、海外送金管理システム400と、銀行口座管理システム500とが接続されているが、管理支援システム1の有する各装置又は各システムの数については、図1に示す例に限定されない。また、1つのシステムが他のシステムの機能を兼ねるものであってもよい。
管理支援装置100は、サーバーコンピューター、又はPC(Personal Computer)等の情報処理装置であって、例えば管理支援システム1を用いた外国人労働者管理支援サービスの事業者が運用している。一例として、当該事業者は、ネットワークNを介してアクセス可能なクラウドサーバーとして管理支援装置100を位置づけ、外国人労働者管理支援サービスをクラウドサービスとして展開している。
受入企業システム200と、支援機関システム300と、海外送金管理システム400と、銀行口座管理システム500とは、各々1又は複数のサーバーコンピューター、PC、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、又はタブレット端末等の情報処理装置により構成される。
管理支援装置100は、必要に応じて、接続された各システムから外国人労働者に関する情報を取得する。そのため、外国人労働者管理支援サービスの事業者は、情報の取得に際し、必要に応じて外国人労働者の同意を得ているものとして説明する。
受入企業システム200は、例えば外国人労働者を雇用する企業である受入企業により管理される業務システムである。支援機関システム300は、例えば外国人労働者を支援する支援機関により管理される業務システムである。なお、支援機関は、外国人労働者の特定技能制度において登録を受けた機関(「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」において、出入国在留管理庁長官の登録を受けた者)を含んでもよい。また、支援機関は、外国人技能実習制度における監理団体を含んでもよい。以下、受入企業と支援機関とを「管理者」と総称する場合がある。また、受入企業システム200と、支援機関システム300は、各々管理機関システムとして機能する。
海外送金管理システム400は、外国人労働者による海外送金を請け負う海外送金事業者により管理される業務システムである。海外送金管理システム400は、例えば外国人労働者の有する海外送金口座を管理し、外国人労働者の依頼により、海外送金口座に入金された金銭を海外の口座に送金する。
銀行口座管理システム500は、外国人労働者の有する銀行口座に対する入出金を管理する、銀行業務の事業者により管理される業務システムである。なお、海外送金管理システム400と、銀行口座管理システム500は、各々口座管理システムとして機能する。
管理支援装置100は、処理部110と、記憶部120と、入力部130と、出力部140と、通信部150とを備える。処理部110は、管理支援装置100の全体を統括的に制御する。記憶部120は、処理部110の処理に必要な情報を記憶する。入力部130は、後述する入力IF14を介して接続された入力装置から、管理支援装置100への情報の入力を受け付ける。出力部140は、後述する出力IF15を介して接続された出力装置から、管理支援装置100に記憶された情報の出力を行う。通信部150は、受入企業システム200と、支援機関システム300と、海外送金管理システム400と、銀行口座管理システム500との情報の送信及び受信を仲介する。
処理部110は、管理情報取得部111と、口座取引情報取得部112と、在留期間判定部113と、条件判定部114と、譲渡検出部115とを備える。管理情報取得部111は、外国人労働者の在留資格に関する資格情報と、当該外国人労働者の管理者と、を含む管理情報を取得する。一例として、管理情報取得部111は、外国人労働者の在留資格等を含む資格情報を、支援機関システム300に要求することにより取得する。
また、管理情報取得部111は、外国人労働者に対し、受入企業ID、支援機関ID、及び給与額等が関連付けられた労働者情報を、受入企業システム200から取得する。なお、資格情報や労働者情報は、受入企業システム200、又は支援機関システム300のいずれから取得するものであってもよい。また、管理情報取得部111は、受入企業システム200から、外国人労働者の勤怠情報を取得することができる。
口座取引情報取得部112は、外国人労働者の口座取引情報を取得する。口座取引情報は、海外送金管理システム400から取得する海外送金取引情報と、銀行口座管理システム500から取得する銀行取引情報とを含む。
在留期間判定部113は、口座譲渡検出処理の対象となる外国人労働者が、処理時に在留資格により定まる在留期間内であるか否かを判定する。
条件判定部114は、口座譲渡検出処理時に在留期間であると判定された外国人労働者について、口座取引情報を参照し、所定期間内の口座取引情報が、予め定められた口座譲渡条件を満たすか否かを判定する。例えば、条件判定部114は、処理時から遡って所定期間内に、予め登録された関係者以外の者であって、同じ者から複数回の入金がある場合に、口座譲渡条件を満たすと判定する。条件判定部114は、当該複数回の入金が定期的である場合に、口座譲渡条件を満たすと判定してもよい。
また、条件判定部114は、予め登録された関係者以外の複数の者から、所定期間内に所定回数以上の入金がある場合に、口座譲渡条件を満たすものと判定する。また、条件判定部114は、所定期間内に、登録外の海外送金口座又は海外口座に対する出金がある場合に、口座譲渡条件を満たすと判定する。
また、条件判定部114は、口座譲渡検出処理時に在留期間でないと判定された外国人労働者に関しても、口座譲渡条件を満たすか否かを判定する。例えば、条件判定部114は、在留期間でないと判定された外国人労働者の口座取引情報を参照し、所定期間内に入金がある場合に、口座譲渡条件を満たすと判定する。
なお、口座譲渡条件は、上述の例に限定されない。所定の取引額、取引回数、取引時期、口座への入金元の数、口座からの出金先の数等を適宜口座取引条件として設定することができる。
なお、本実施形態において、海外送金口座とは、前述のように、海外送金を行うために開設する口座である。即ち、海外送金口座とは、海外送金の際に送金元となる口座である。海外口座とは、海外送金を行う際に送金先となる、海外に設けられた口座である。
また、入金回数について、条件判定部114は、口座に入金が行われた回数を計上するものであるが、計上方法についてはこれに限定されない。例えば同日に同じ入金元から複数回の入金がある場合に、1回の入金として計上してもよい。
譲渡検出部115は、条件判定部114が口座譲渡条件を満たすと判定する場合に、判定が行われた口座取引情報に係る口座が譲渡されたものとして、判定に係る外国人労働者の管理者に対して通知する。通知には、口座譲渡条件を満たすと判定された口座を特定する情報と、当該口座を開設したものとして管理情報121に関連付けられた外国人労働者を特定する情報とが含まれる。
記憶部120は、管理情報121を記憶している。管理情報121は、管理情報取得部111により取得される情報であって、資格情報と管理者とを含む情報である。
受入企業システム200は、処理部210と、記憶部220と、通信部230とを備える。処理部210は、受入企業システム200の全体を統括的に制御する。記憶部220は、処理部210の処理に必要な情報を記憶する。通信部230は、管理支援装置100との情報の送信及び受信を仲介する。
処理部210は、通知出力部211を備える。通知出力部211は、管理支援装置100から受信した通知を、ディスプレイ等の出力装置に出力する。
記憶部220は、労働者情報221と、勤怠情報222とを記憶している。労働者情報221は、外国人労働者に対し、受入企業ID、支援機関ID、及び給与額等が関連付けられた情報である。勤怠情報222は、外国人労働者の勤怠状況が含まれる情報である。労働者情報221及び勤怠情報222を参照することにより、単位期間当たりの給与額を特定することができる。
支援機関システム300は、処理部310と、記憶部320と、通信部330とを備える。処理部310は、支援機関システム300の全体を統括的に制御する。記憶部320は、処理部310の処理に必要な情報を記憶する。通信部330は、管理支援装置100との情報の送信及び受信を仲介する。
処理部310は、通知出力部311を備える。通知出力部311は、通知出力部211と同様の機能を有するため、説明を省略する。
記憶部320は、資格情報321を記憶している。資格情報321は、外国人労働者の在留資格等を含む情報である。資格情報321を参照することにより、外国人労働者の在留期間を特定することができる。
海外送金管理システム400は、処理部410と、記憶部420と、通信部430とを備える。処理部410は、海外送金管理システム400の全体を統括的に制御する。記憶部420は、処理部410の処理に必要な情報を記憶する。通信部430は、管理支援装置100との情報の送信及び受信を仲介する。
処理部410は、送金実行部411を備える。送金実行部411は、海外送金口座から、所定額の金銭を海外口座に送金する。
記憶部420は、海外送金取引情報421を記憶している。海外送金取引情報421は、外国人労働者の有する海外送金口座について行われる取引履歴に関する情報である。海外送金取引情報421には、海外送金口座に対して入金が行われた際の入金元を示す情報と、入金額と、入金時期とが含まれる。また例えば、海外送金取引情報421には、残高を示す情報と、海外送金が行われた際の送金先口座と、送金額と、送金時期とが含まれる。
銀行口座管理システム500は、処理部510と、記憶部520と、通信部530とを備える。処理部510は、銀行口座管理システム500の全体を統括的に制御する。記憶部520は、処理部510の処理に必要な情報を記憶する。通信部530は、管理支援装置100との情報の送信及び受信を仲介する。
処理部510は、入出金管理部511を備える。入出金管理部511は、外国人労働者の有する銀行口座に対する入出金を実行する。
記憶部520は、銀行取引情報521を記憶している。銀行取引情報521は、外国人労働者の有する銀行口座の取引履歴を含む。銀行取引情報521には、銀行口座に対する入金額と、入金元と、入金時期と、出金額と、出金先と、出金時期と、残高を示す情報とが含まれる。
図2は、管理情報121のデータ構造の一例を示す図である。一例として、管理情報121は、外国人労働者IDと、外国人労働者名と、在留資格と、支援機関IDと、受入企業IDと、入国日と、入社日と、賃金と、賃金体系区分と、給与振込口座と、海外送金口座と、関係者口座と、を含む。
外国人労働者IDは、管理支援装置100による管理対象となる外国人労働者を特定する識別情報である。外国人労働者名は、外国人労働者の氏名である。在留資格は、外国人が本国に滞在するために必要な資格の類型である。
支援機関IDは、外国人労働者の支援機関を特定する識別情報である。受入企業IDは、外国人労働者の受入企業を特定する識別情報である。入国日は、外国人労働者が本国に入国した日付である。入社日は、外国人労働者が受入企業IDにより特定される会社に入社した日付である。賃金は、外国人労働者が受入企業との間で交わした雇用契約において定められた賃金を示す情報である。
賃金体系区分は、外国人労働者の賃金体系を示す情報である。賃金体系とは、例えば賃金を時給で定めるか、日給で定めるか、又は月給で定めるか、といった分類である。給与振込口座は、外国人労働者に対して給与を振り込む際の銀行口座を特定する識別情報である。海外送金口座は、外国人労働者が海外送金を行うために開設した口座を特定する識別情報である。
関係者口座は、外国人労働者に対する送金が予測される者、又は外国人労働者からの送金が予測される者の口座を特定する識別情報である。関係者口座は、例えば外国人労働者の身内の者の銀行口座や、送金先の海外口座等である。
一例として、管理情報取得部111は、受入企業システム200から取得した労働者情報221に含まれる、外国人労働者IDと、外国人労働者名と、支援機関IDと、受入企業IDと、入社日と、賃金と、賃金体系区分と、給与振込口座と、海外送金口座と、関係者口座とを抽出する。また、管理情報取得部111は、支援機関システム300から取得した資格情報321に含まれる、外国人労働者IDと、外国人労働者名と、在留資格と、入国日とを抽出する。管理情報取得部111は、抽出した情報を用いて管理情報121を生成する。
なお、管理情報取得部111は、管理情報121に含まれる情報のうち、足りない情報がある場合、受入企業システム200又は支援機関システム300に問い合わせを行うことにより、必要な情報を取得することができる。管理情報取得部111は、外国人労働者の有する図示しない端末装置に問い合わせることにより、情報を取得してもよい。付言すれば、管理情報取得部111は、受入企業システム200又は支援機関システム300に記憶された管理情報121を取得するものであってもよい。
また、外国人労働者が本国に在留可能な在留期間は、在留資格に応じて一意に定まる場合と、在留資格に応じて在留期間が指定可能である場合とがある。在留期間が在留資格に応じて一意に定まる場合、記憶部120の図示しない領域に記憶された、在留資格と在留期間との対応情報を参照することにより、外国人労働者の在留期間を特定することができる。在留期間が予め指定されている場合、管理情報取得部111は在留期間を含む労働者情報221又は資格情報321を参照し、管理情報121に在留期間を含める。即ち、管理情報121は在留期間を含むものとして取り扱う。
図3は、管理支援装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。管理支援装置100は、演算装置11と、メモリ12と、外部記憶装置13と、入力IF(Interface)14と、出力IF15と、通信IF16と、記憶媒体駆動装置17とを備え、各構成要素はバスにより接続されている。
演算装置11はCPU(Central Processing Unit)等の演算装置であり、メモリ12又は外部記憶装置13に記録されたプログラムに従って処理を実行する。管理支援装置100では、メモリ12又は外部記憶装置13上に読み出されたプログラムに従って動作する演算装置11により処理が行われる。処理部110は、演算装置11がプログラムを実行することにより各々の機能を実現する。
メモリ12は、RAM(Random Access Memory)又はフラッシュメモリ等の記憶装置であり、プログラムやデータが一時的に読み出される記憶エリアとして機能する。外部記憶装置13は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、CD-R(Compact Disc- Recordable)、DVD-RAM(Digital Versatile Disk-Random Access Memory)等の書き込み及び読み出し可能な記憶メディア及び記憶メディア駆動装置等である。記憶部120は、メモリ12又は外部記憶装置13によりその機能が実現される。なお、記憶部120は、通信IF16を介して接続される記憶装置によってその機能が実現されてもよい。
入力IF14は、操作者からの入力操作を受け付けるためのインターフェイスであり、例えばタッチパネル、キーボード、マウス、マイク等の入力装置が接続される。出力IF15は、管理支援装置100に内蔵されたLCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ等の出力装置に対して情報を出力するためのインターフェイスである。
通信IF16は、管理支援装置100をネットワークNに接続するためのインターフェイスであって、例えばLAN(Local Area Network)カード等の通信デバイスが接続される。記憶媒体駆動装置17は、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の可搬性のメディア18から情報を入出力する装置である。
なお、管理支援装置100の各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、管理支援装置100の各構成要素の処理は、1つのプログラムで実現されてもよいし、複数のプログラムで実現されてもよい。
受入企業システム200、支援機関システム300、海外送金管理システム400、及び銀行口座管理システム500のハードウェア構成は、管理支援装置100と同様であるため、説明を省略する。
図4は、口座譲渡検出処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、管理支援装置100において例えば定期的に実行される。
まず、譲渡検出部115は、対象の外国人労働者を特定する(ステップS01)。具体的には、譲渡検出部115は、管理情報121に含まれる外国人労働者の中から、口座譲渡検出処理の対象となる一人の外国人労働者を特定する。
次に、口座取引情報取得部112は、対象の外国人労働者の銀行取引情報521及び海外送金取引情報421を取得する(ステップS02)。具体的には、口座取引情報取得部112は、管理情報121を参照し、ステップS01で特定した外国人労働者の外国人労働者IDと、当該外国人労働者の給与振込口座とを抽出する。口座取引情報取得部112は、給与振込口座から特定可能な銀行口座取引システムに対し、外国人労働者IDを特定して銀行取引情報521を要求する。口座取引情報取得部112は、要求への応答として送信される、外国人労働者の銀行取引情報521を取得する。
また、口座取引情報取得部112は、管理情報121を参照し、ステップS01で特定した外国人労働者の海外送金口座を特定する。口座取引情報取得部112は、海外送金口座から特定可能な海外送金管理システム400に対し、外国人労働者IDを特定して海外送金取引情報421を要求する。口座取引情報取得部112は、要求への応答として送信される、外国人労働者の海外送金取引情報421を取得する。
口座取引情報取得部112の取得した口座ごとに、以下の処理が実行される。即ち、口座取引情報取得部112の取得した口座が複数である場合、各々の口座に対し、以下に示すステップS03からステップS08までの処理が実行される。
次に、口座取引情報取得部112は、所定期間内に入金があるか否かを判定する(ステップS03)。口座取引情報取得部112は、処理の対象となる口座が銀行口座である場合、銀行取引情報521を参照し、予め定められた期間内に入金があるか否かを判定する。口座取引情報取得部112は、処理の対象となる口座が海外送金口座である場合、海外送金取引情報421を参照し、予め定められた期間内に入金があるか否かを判定する。
口座取引情報取得部112が、所定期間内に入金がないと判定する場合(ステップS03で「NO」の場合)、口座取引情報取得部112は本フローチャートの処理を終了する。
口座取引情報取得部112が、所定期間内に入金があると判定する場合(ステップS03で「YES」の場合)、在留期間判定部113は、在留期間中であるか否かを判定する(ステップS04)。具体的には、在留期間判定部113は、管理情報121を参照して対象の外国人労働者の在留資格を特定する。在留期間判定部113は、記憶部120の図示しない領域に記憶された在留資格に応じて定められる在留期間を抽出し、現時点において外国人労働者が在留期間中であるか否かを判定する。
なお、管理情報121に在留期間が含まれる場合、在留期間判定部113は、管理情報121から在留期間を示す情報を取得することにより、現時点において外国人労働者が在留期間中であるか否かを判定することができる。
在留期間判定部113が、在留期間中でないと判定する場合(ステップS04で「NO」の場合)、処理部110は処理をステップS08に移行する。なお、その結果、管理支援装置100は、外国人労働者の管理者が有するシステムに対して通知を送信する。在留期間中でないのに口座に入金がある場合、当該口座が他者に譲渡された可能性があるため、管理支援装置100は管理者に通知する。
在留期間判定部113が、在留期間中であると判定する場合(ステップS04で「YES」の場合)、条件判定部114は、所定期間内に、登録外の同じ口座から、定期的に複数回の入金があるか否かを判定する(ステップS05)。予め登録された口座以外の口座であって、同じ口座から定期的に複数回の入金がある場合、口座の保有者は、受入企業システム200以外の会社から、給与の入金を受けている可能性がある。条件判定部114は、受入企業システム200以外の会社から、給与の入金を得ているか否かを判定する。
具体的には、条件判定部114は、ステップS03において入金があったと判定する口座の取引情報を参照し、管理情報121に含まれる、給与振込口座、海外送金口座、及び関係者口座以外の口座からの入金を抽出する。条件判定部114は、抽出した入金を示す情報のうち、現時点から遡って所定期間内に、同じ入金元から複数回の入金があったか否かを判定する。条件判定部114は、同じ入金元から複数回の入金があったと判定する場合、当該入金が定期的であるか否かを判定する。
なお、入金が定期的であるか否かの判定において、一般的に定期的であると考えられる範囲での日程の前後(例えば前後二日以内)は許容するものとされる。付言すれば、条件判定部114の処理のうち、登録外の同じ入金元からの複数の入金が定期的であるか否かの判定は、必ずしも必要でない。例えば、所定期間内に登録外の同じ入金元から複数回の入金がある場合、条件判定部114は口座譲渡条件を満たすものと判定してもよい。
また例えば、条件判定部114は、登録外の同じ入金元からの複数回の入金が、一般的な給与振込日である場合に、口座譲渡条件を満たすものと判定してもよい。
なお、条件判定部114は、取引情報に含まれる入金元を示す情報を参照し、同じ口座からの入金であるか否かを判定する。例えば現金による入金であっても、入金元を示す情報が同じである場合、便宜的に同じ口座からの入金であるものと取り扱われる。
条件判定部114が、所定期間内に、登録外の同じ口座から、定期的に複数回の入金があると判定する場合(ステップS05で「YES」の場合)、条件判定部114は口座譲渡条件を満たすものとして、処理をステップS08に進める。即ち、管理支援装置100から管理者のシステムに対して通知が送信される。
条件判定部114が、所定期間内に、登録外の同じ口座から、定期的に複数回の入金があると判定しない場合(ステップS05で「NO」の場合)、条件判定部114は、所定期間内に登録外の異なる複数の口座から所定回数以上の入金があるか否かを判定する(ステップS06)。予め登録された口座以外口座であって、異なる複数の口座から、複数回の入金がある場合、口座の保有者は、受入企業システム200以外の複数の会社から、給与の入金を受けている可能性がある。例えば、短期的に雇用される複数の会社において業務を行っている場合、異なる口座から所定期間内に所定回数(例えば3回)以上の入金があるものと考えられる。条件判定部114は、受入企業システム200以外の異なる複数の会社から、給与の入金を得ているか否かを判定する。
具体的には、条件判定部114は、ステップS03において入金があったと判定する口座の取引情報を参照し、管理情報121に含まれる、給与振込口座、海外送金口座、及び関係者口座以外の口座からの入金を抽出する。条件判定部114は、抽出した入金を示す情報のうち、現在から遡って所定期間内に、異なる複数の入金元から合計して所定回数以上(例えば1か月に3回以上)の入金があったか否かを判定する。
なお、口座を参照する期間に関し、ステップS05において判定に用いる所定期間と、ステップS06において判定に用いる所定期間とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。例えば、ステップS05における口座譲渡条件の判定について、月給制の雇用関係における給与振込を検出することを意図する場合、判定に用いる期間は、例えば複数月を含む期間とすることができる。その一方で、ステップS06における口座譲渡条件の判定について、日払いや週払い等の短期雇用契約における給与振込を検出することを意図する場合、ステップS05において判定に用いる所定期間よりも短い期間を口座参照の期間とすることができる。
条件判定部114が、所定期間内に登録外の異なる複数の口座から所定回数以上の入金があると判定する場合(ステップS06で「YES」の場合)、条件判定部114は口座譲渡条件を満たすものとして、処理をステップS08に進める。その結果、管理支援装置100から管理者のシステムに対して通知が送信される。
条件判定部114が、所定期間内に登録外の異なる複数の口座から所定回数以上の入金があると判定しない場合(ステップS06で「NO」の場合)、条件判定部114は、所定期間内に登録外の海外送金口座又は海外口座に出金があるか否かを判定する(ステップS07)。外国人労働者の銀行口座から、予め登録された海外送金口座以外の海外送金口座への出金がある場合、当該銀行口座は譲渡された可能性があるものとして、管理者に通知する。また、外国人労働者の海外送金口座から、予め登録された海外口座以外の海外口座への出金がある場合、当該海外送金口座は譲渡された可能性があるものとして、管理者に通知する。
具体的には、条件判定部114は、ステップS03において入金があったと判定する口座の取引情報を参照し、管理情報121に含まれる、給与振込口座、海外送金口座、及び関係者口座以外の口座への出金を抽出する。条件判定部114は、抽出した出金を示す情報のうち、現時点から遡って所定期間内に、海外送金口座又は海外口座への出金があるか否かを判定する。条件判定部114は、海外送金口座又は海外口座への出金があると判定する場合(ステップS07で「YES」の場合)、口座譲渡条件を満たすものとして、処理をステップS08に進める。その結果、管理支援装置100から管理者のシステムに対して通知が送信される。
条件判定部114が、所定期間内に登録外の海外送金口座又は海外口座に出金していないと判定する場合(ステップS07で「NO」の場合)、処理部110は本フローチャートの処理を終了する。
ステップS04において、在留期間判定部113が在留期間中でないと判定する場合、又はステップS05、ステップS06、もしくはステップS07において、条件判定部114が口座譲渡条件を満たすと判定する場合、譲渡検出部115は、通知を出力する(ステップS08)。具体的には、譲渡検出部115は、ステップS01で特定した外国人労働者の管理情報121を参照し、支援機関IDを用いて支援機関システム300の通知先を特定する。譲渡検出部115は、支援機関システム300に対し、対象の外国人労働者及び口座を特定した通知を生成し、通信部150を介して支援管理システムに送信する。その後、処理部110は本フローチャートの処理を終了する。
なお、譲渡検出部115は、判定に係る外国人労働者の受入企業の有する受入企業システム200に対し、通知を送信してもよい。また、譲渡検出部115は、対象の外国人労働者の有する図示しない端末装置に対して、通知を送信してもよい。
以上、本実施形態により、譲渡された可能性のある口座を効率的に検出することができる。譲渡された可能性のある口座について通知を行うことで、口座を悪用する行為の防止に寄与する。
なお、本実施形態では、ステップS03において、口座取引情報取得部112が、所定期間内に入金があるか否かを判定し、入金があると判定した口座について、口座譲渡の検出処理を実行している。しかしながら、口座譲渡検出処理の手順については、当該手順に限定されるものではない。例えば口座取引情報取得部112は、海外送金取引情報421及び銀行取引情報521を監視し、これらの口座に対する取引を検出した場合に、取引が検出された口座について口座譲渡検出処理を実行するものであってもよい。
また、本実施形態では、ステップS03において、所定期間内に入金があると判定する場合に、条件判定部114が口座譲渡条件を満たすか否かの判定を行った。しかしながら、例えば在留期間後であっても、受入企業から在留期間中の給与の残額が振り込まれる場合がある。当該事態に対応するため、口座取引情報取得部112が、ステップS03において所定期間内に入金があると判定する場合、条件判定部114は、入金が受入企業によるものか否かを判定し、受入企業によらない入金であると判定する場合に、処理をステップS04に進めるものであってもよい。
<第1の変形例>
図5は、第1の変形例における口座譲渡検出処理の一例を示すフローチャートである。本変形例における管理支援装置100は、外国人労働者の給与額を用いて口座譲渡を検出する。以下、上述の実施形態と異なる点について説明する。本フローチャートの処理は、管理支援装置100において例えば定期的に実行される。
ステップS11からステップS12において行われる処理は、図4のステップS01からステップS02において行われる処理と同様であるため、説明を省略する。
次に、管理情報取得部111は、対象の外国人労働者の勤怠情報222を取得する(ステップS13)。具体的には、管理情報取得部111は、管理情報121を参照し、ステップS11で特定した外国人労働者の受入企業IDを抽出する。管理情報取得部111は、受入企業IDにより特定される受入企業システム200に対し、対象の外国人労働者の勤怠情報222と、受入企業の給与支払い日を示す情報とを要求する。要求の結果、管理情報取得部111は、勤怠情報222と、給与支払い日を示す情報とを受信する。
ステップS14及びステップS15において行われる処理は、図4のステップS03及びステップS04において行われる処理と同様であるため、説明を省略する。なお、ステップS14において、口座取引情報取得部112が、所定期間内に入金があると判定する場合、条件判定部114は、入金が受入企業によるものか否かを判定し、受入企業によらない入金であると判定する場合に、処理をステップS15に進めてもよい点は、上述の実施形態と同様である。
次に、条件判定部114は、所定期間の給与額を算出する(ステップS16)。具体的には、条件判定部114は、ステップS13で取得した勤怠情報222と、管理情報121に含まれる賃金及び賃金体系区分とを用いて、所定期間の給与額を算出する。
次に、条件判定部114は、所定期間内に、同じ口座から定期的に給与以外の複数回の入金があるか否かを判定する(ステップS17)。具体的には、条件判定部114は、ステップS14において入金があったと判定する口座の取引情報を参照し、ステップS16で算出した給与額以外の入金を抽出する。なお、条件判定部114は、ステップS13で取得した、給与支払い日を示す情報と、算出した給与額とを用いて、給与以外の入金を抽出することができる。
条件判定部114は、抽出した給与以外の入金において、現在から遡って所定期間内に、同じ入金元から複数回の入金があったか否かを判定する。条件判定部114は、同じ入金元から複数回の入金があったと判定する場合、当該入金が定期的であるか否かを判定する。条件判定部114は、当該入金が定期的であると判定する場合、口座譲渡条件を満たすものとして、処理をステップS20に進める。その結果、管理支援装置100から管理者のシステムに対して通知が送信される。
なお、上述の実施形態と同様に、条件判定部114の行う処理のうち、同じ入金元からの複数の入金が定期的であるか否かの判定は、必ずしも必要でない。例えば、所定期間内に同じ入金元から給与以外の複数回の入金がある場合、条件判定部114は口座譲渡条件を満たすものと判定してもよい。
ステップS18からステップS20において行われる処理は、図4のステップS06からステップS08において行われる処理と同様であるため、説明を省略する。
以上、本変形例によれば、口座に対して行われる給与振込以外の取引情報を確実に抽出することができる。即ち、より高い精度で口座の譲渡を検出することができる。例えば、同じ受入企業に雇用されている労働者間で口座の譲渡が行われた場合にも、適切に口座譲渡を検出することができる。
<第2の変形例>
図6は、第2の変形例における口座譲渡検出処理の一例を示すフローチャートである。本変形例における管理支援装置100は、外国人労働者の就業実績を取得し、就業実績のない外国人労働者の口座情報を用いて口座譲渡を検出する。以下、上述の実施形態と異なる点について説明する。本フローチャートの処理は、管理支援装置100において例えば定期的に実行される。
ステップS21からステップS25において行われる処理は、図5に示すステップS11からステップS15において行われる処理と同様であるため、説明を省略する。なお、ステップS24において、上述の実施形態と同様に、口座取引情報取得部112が、所定期間内に入金があると判定する場合、条件判定部114は、入金が受入企業によるものか否かを判定し、受入企業によらない入金であると判定する場合に、処理をステップS25に進めてもよい。
次に、条件判定部114は、所定期間内に就業実績があるか否かを判定する(ステップS26)。具体的には、条件判定部114は、ステップS23で取得した勤怠情報222を参照し、現時点から遡って所定期間内に対象の外国人労働者の就業実績があるか否かを判定する。
条件判定部114が、所定期間内に就業実績があると判定する場合(ステップS26で「YES」の場合)、処理部110は本フローチャートの処理を終了する。
条件判定部114が、所定期間内に就業実績がないと判定する場合(ステップS26で「NO」の場合)、条件判定部114は、所定期間内に関係者以外の口座から入金があるか否かを判定する(ステップS27)。具体的には、条件判定部114は、ステップS24において入金があったと判定する口座の取引情報を参照し、所定期間内における、管理情報121に含まれる関係者口座以外の口座からの入金の有無を判定する。
条件判定部114が、所定期間内に関係者以外の口座から入金がないと判定する場合(ステップS27で「NO」の場合)、条件判定部114は、処理をステップS28に進める。
条件判定部114が、所定期間内に関係者以外の口座から入金があると判定する場合(ステップS27で「YES」の場合)、条件判定部114は口座譲渡条件を満たすものとして、処理をステップS29に進める。ステップS28からステップS29において行われる処理は、図4のステップS07からステップS08において行われる処理と同様であるため、説明を省略する。
以上、就業実績のない外国人労働者における口座取引は、少なくとも予め登録された受入企業からの給与に関するものではない。本変形例によれば、就業実績のない外国人労働者の口座取引情報を用いて、より確実に口座の譲渡を検出することができる。
付言すれば、ステップS26において、所定期間内に就業実績があると判定される場合において、図4に示す口座譲渡検出処理と同様に、登録外の同じ口座から定期的に複数回の入金があるか否かを判定してもよい。また、図5に示す第1の変形例における口座譲渡検出処理と同様に、給与額を特定し、給与以外の口座取引であるか否かを判定することにより、口座譲渡を検出してもよい。また、受入企業との雇用契約終了後における給与残額の振り込みが口座譲渡条件の判定に含まれないよう、受入企業からの入金については口座譲渡条件の判断から除外するよう取り扱ってもよい。在留期間や雇用形態等に応じて、先述の口座譲渡条件を適宜組み合わせて判定に用いることができる。
以上、本発明に係る各実施形態の説明を行ってきたが、本発明は、上記した実施形態の一例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態の一例は、本発明を分かり易くするために詳細に説明したものであり、本発明は、ここで説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ある実施形態の一例の構成の一部を他の一例の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施形態の一例の構成に他の一例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の一例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることもできる。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、図中の制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、全てを示しているとは限らない。ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、上記の管理支援装置100、受入企業システム200、支援機関システム300、海外送金管理システム400、及び銀行口座管理システム500の機能構成は、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。上述に示す通り、管理支援装置100、受入企業システム200、支援機関システム300、海外送金管理システム400、及び銀行口座管理システム500の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
1:管理支援システム、11:演算装置、12:メモリ、13:外部記憶装置、14:入力IF、15:出力IF、16:通信IF、17:記憶媒体駆動装置、18:メディア、
100:管理支援装置、110・210・310・410・510:処理部、111:管理情報取得部、112:口座取引情報取得部、113:在留期間判定部、114:条件判定部、115:譲渡検出部、120・220:320・420・520:記憶部、121:管理情報、130:入力部、140:出力部、150・230・330・430・530:通信部、200:受入企業システム、211・311:通知出力部、221:労働者情報、222:勤怠情報、300:支援機関システム、321:資格情報、400:海外送金管理システム、411:送金実行部、421:海外送金取引情報、500:銀行口座管理システム、511:入出金管理部、521:銀行取引情報、N:ネットワーク

Claims (11)

  1. 外国人の口座取引情報を取得する口座取引情報取得部と、
    前記外国人の在留期間を含む資格情報と前記外国人の管理者とを含む管理情報を取得する管理情報取得部と、
    前記資格情報を参照し、前記外国人が在留期間であるか否かを判定する在留期間判定部と、
    前記在留期間判定部が在留期間であると判定した前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内の前記口座取引情報が予め定められた口座譲渡条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
    前記条件判定部が前記口座譲渡条件を満たすと判定する場合に、前記口座取引情報に係る口座が譲渡されたものとして、判定に係る前記外国人の前記管理者に通知する譲渡検出部と、
    を備えることを特徴とする、管理支援装置。
  2. 請求項1に記載の管理支援装置であって、
    前記条件判定部は、予め登録された関係者以外の者であって、同じ者から所定期間内に複数回の入金がある場合に、前記口座譲渡条件を満たすと判定することを特徴とする、管理支援装置。
  3. 請求項2に記載の管理支援装置であって、
    前記条件判定部は、前記複数回の入金が定期的である場合に、前記口座譲渡条件を満たすと判定することを特徴とする、管理支援装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の管理支援装置であって、
    前記条件判定部は、予め登録された関係者以外の複数の者から、所定期間内に所定回数以上の入金がある場合に、前記口座譲渡条件を満たすと判定することを特徴とする、管理支援装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の管理支援装置であって、
    前記条件判定部は、所定期間内に、登録外の海外送金口座又は海外口座に対する出金がある場合に、前記口座譲渡条件を満たすと判定することを特徴とする、管理支援装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の管理支援装置であって、
    前記管理情報取得部は、前記外国人の勤怠情報を取得し、
    前記条件判定部は、前記所定期間に支払う給与額を前記勤怠情報を用いて判定し、前記給与額以外の入金が同じ者から複数回ある場合に、前記口座譲渡条件を満たすものと判定することを特徴とする、管理支援装置。
  7. 請求項1から5のいずれか一項に記載の管理支援装置であって、
    前記管理情報取得部は、前記外国人の勤怠情報を取得し、
    前記条件判定部は、遡って所定期間内に就業実績のない前記外国人の前記口座取引情報を参照し、予め登録された関係者以外の者から入金がある場合に、前記口座譲渡条件を満たすものと判定することを特徴とする、管理支援装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の管理支援装置であって、
    前記条件判定部は、前記在留期間判定部が在留期間でないと判定した前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内に入金がある場合に、前記口座譲渡条件を満たすと判定することを特徴とする、管理支援装置。
  9. 管理支援装置と、前記管理支援装置と通信可能に接続される、口座管理システムと、管理機関システムと、を有する外国人の管理支援システムであって、
    前記口座管理システムは、
    前記外国人の口座取引情報を記憶する記憶部を備え、
    前記管理機関システムは、
    前記管理支援装置からの通知を受け付ける通信部を備え、
    前記管理支援装置は、
    前記口座管理システムから前記口座取引情報を取得する口座取引情報取得部と、
    前記外国人の在留期間を含む資格情報と前記外国人の管理者とを含む管理情報を取得する管理情報取得部と、
    前記資格情報を参照し、前記外国人が在留期間であるか否かを判定する在留期間判定部と、
    前記在留期間判定部が在留期間であると判定した前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内の前記口座取引情報が予め定められた口座譲渡条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
    前記条件判定部が前記口座譲渡条件を満たすと判定する場合に、前記口座取引情報に係る口座が譲渡されたものとして、判定に係る前記外国人を管理する前記管理機関システムに通知する譲渡検出部と、
    を備えることを特徴とする、管理支援システム。
  10. コンピューターの処理部に外国人労働者の管理支援方法を実行させるプログラムであって、
    外国人の口座取引情報を取得する口座取引情報取得手順と、
    前記外国人の在留期間を含む資格情報と前記外国人の管理者とを含む管理情報を取得する管理情報取得手順と、
    前記資格情報を参照し、前記外国人が在留期間であるか否かを判定する在留期間判定手順と、
    前記在留期間判定手順において在留期間であると判定された前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内の前記口座取引情報が予め定められた口座譲渡条件を満たすか否かを判定する条件判定手順と、
    前記条件判定手順において前記口座譲渡条件を満たすと判定された場合に、前記口座取引情報に係る口座が譲渡されたものとして、判定に係る前記外国人の前記管理者に通知する譲渡検出手順と、
    を実行させることを特徴とする、プログラム。
  11. 管理支援装置による外国人労働者の管理支援方法であって、
    外国人の口座取引情報を取得する口座取引情報取得手順と、
    前記外国人の在留期間を含む資格情報と前記外国人の管理者とを含む管理情報を取得する管理情報取得手順と、
    前記資格情報を参照し、前記外国人が在留期間であるか否かを判定する在留期間判定手順と、
    前記在留期間判定手順において在留期間であると判定された前記外国人の前記口座取引情報を参照し、所定期間内の前記口座取引情報が予め定められた口座譲渡条件を満たすか否かを判定する条件判定手順と、
    前記条件判定手順において前記口座譲渡条件を満たすと判定された場合に、前記口座取引情報に係る口座が譲渡されたものとして、判定に係る前記外国人の前記管理者に通知する譲渡検出手順と、
    を有することを特徴とする、管理支援方法。
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