JP2021139172A - 排水構造物 - Google Patents

排水構造物 Download PDF

Info

Publication number
JP2021139172A
JP2021139172A JP2020037950A JP2020037950A JP2021139172A JP 2021139172 A JP2021139172 A JP 2021139172A JP 2020037950 A JP2020037950 A JP 2020037950A JP 2020037950 A JP2020037950 A JP 2020037950A JP 2021139172 A JP2021139172 A JP 2021139172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
bottom plate
body portion
permeable
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020037950A
Other languages
English (en)
Inventor
和道 栗山
Kazumichi Kuriyama
和道 栗山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUYUU RYOKUCHI KK
Original Assignee
FUKUYUU RYOKUCHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUKUYUU RYOKUCHI KK filed Critical FUKUYUU RYOKUCHI KK
Priority to JP2020037950A priority Critical patent/JP2021139172A/ja
Publication of JP2021139172A publication Critical patent/JP2021139172A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

【課題】本体部の設置が容易であり、排水性に優れた排水構造物を提供する。
【解決手段】集水枡10の本体部20は、上端20aと下端20bとに開口部21,22を有する角筒状に形成されている。本体部20の下端20bには、開口部22を塞ぐ、透水性のコンクリートにより形成された底盤部が配置される。そして、本体部20と底盤部30とは、連結用部材40により連結されている。集水枡10では、設置前の地上で事前に連結用部材40により本体部20と底盤部30とを連結しておけば、連結された本体部20と底盤部30とを基礎50の上方に位置させ、基礎50の上に底盤部30を載せるだけで、本体部20と底盤部30を一緒に掘削穴に配置することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、雨水を雨水本管や下水本管へ流す際に一部を透水させる排水構造物に関するものである。
排水構造物の一例である集水枡は、流入した雨水を一時的に溜めることで排水管への流量を調整するものである。また、側溝は雨水を雨水本管や下水本管に流し込むものである。この排水構造物に関し、流入した雨水の一部を透水させるものが、例えば、特許文献1−3により知られている。
特許文献1に記載の透水型排水構造物は、排水を透水させるポーラスコンクリートで形成された底板部に、厚み方向に延びる複数の空洞部が設けられていることで、底板部の空洞部以外の部位により底板部の強度を保ちつつ、空洞部により排水を底板部の下方側に向けて通過させることができ、底板部の透水能力を確保することができる、というものである。
特許文献2に記載の底部解放型透水性側溝は、底部を解放した本体の両側壁下端部を透水性ボードの上面に位置させることにより設置することで、側溝内部の流水相当量を地中に還元することができる、というものである。
特許文献3に記載の集水桝は、底部に開口部を有すると共に、側壁部に排水管と連通する連通孔を有し、頂部を開放した桝本体と、開口部を桝本体の内側から閉塞する透水性を備えた透水板と、桝本体の底部に当接させて配設した透水性を有する透水シートとを有するものである。
特開2012−172506号公報 特開2000−129771号公報 実用新案登録第3128625号公報
しかし、特許文献1に記載の透水型排水構造物は、下方に開口される略U字形状をなすブロック体を、底板部の上方から載せて配置されるため、側溝にブロック体を入れる前に、予め位置決めして配置する必要がある。
また、特許文献2に記載の底部解放型透水性側溝も同様に、本体を透水性ボードの上面に載せているため、側溝に本体を入れる前に、予め位置決めして配置する必要がある。
更に、特許文献3に記載の集水桝は、透水板が予め桝本体の内に収納されているため、掘削穴に枡本体を設置するときには、透水板に対して桝本体を位置合わせする必要がない。しかし、特許文献3に記載の集水桝は、透水板を桝本体の底部に保持させるために、開口部の幅が桝本体の両内壁間の幅よりも狭く形成されており、透水板からの排水が制限される。
そこで本発明は、本体部の設置が容易であり、排水性に優れた排水構造物を提供することを目的とする。
本発明の排水構造物は、開口部が上端と下端とに形成された本体部と、前記本体部の下端の前記開口部を塞ぐ、透水性のコンクリートにより形成された底盤部と、前記本体部と前記底盤部とを連結する連結用部材とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の排水構造物によれば、設置前の地上で事前に連結用部材により本体部と底盤部とを連結しておけば、連結された本体部と底盤部とを掘削穴の上方に位置させて入れるだけで、本体部と底盤部を一緒に掘削穴に配置することができる。従って、掘削穴の底部に置かれた底盤部に、上方から本体部を位置合わせしながら落とし込む必要がない。また、底盤部が本体部の下端に設置されて、本体部の開口部を閉鎖して、底盤部により本体部を支持させている。そのために、本体部の下端における開口部の幅を狭くする必要がない。
前記底盤部には、前記本体部の内側壁面の位置から内側に向かって高さが高くなる凸部が形成されたものとすることができる。
底盤部に凸部が形成されていることで、底盤部に本体部を載せて連結用部材により連結するときに、本体部の下端を凸部の周縁に合わせて配置すればよいので、位置合わせが容易である。
前記凸部は、前記本体部の内側壁面の位置から内側に向かう周縁部が徐々に高くなる傾斜面に形成されたものとすることができる。
凸部の周縁部が傾斜面に形成されているため、底盤部に本体部を載せるときに、本体部の位置が多少ずれても、本体部の下端が傾斜面を摺動しながら定位置に移動するため、位置合わせを更に容易とすることができる。
前記底盤部は、前記本体部を支持する不透水性のコンクリートにより形成された周縁部と、前記周縁部の内側であり、透水性のコンクリートにより形成された透水部とを備えたものとすることができる。
本体部が載る底盤部の周縁部が、透水性のコンクリートより強度が高い不透水性のコンクリートにより形成されているため、本体部に重量が掛かっても、この周縁部により受けさせることができる。
前記底盤部は、前記周縁部と前記透水部の境界が前記本体部の内側壁面に沿って形成されたものとすることができる。
本体部に貯留された雨水を透水部の天面全体から排水することができるので、雨水を透水部から効率よく排水することができる。
前記底盤部の下に、少なくとも前記周縁部の範囲まで敷き詰められた透水性の基礎を備えたものとすることができる。
透水部よりしっかりとした構造の周縁部を基礎に支持させることができ、本体部と周縁部とから掛かる重量を基礎の周縁部全体で分散して支持させることができる。
本発明の排水構造物によれば、掘削穴の底部に置かれた底盤部に、上方から本体部を位置合わせしながら落とし込む必要がなく、本体部の下端における開口部の幅を狭くする必要がないため、本体部の設置が容易であり、排水性に優れたものとすることができる。
本発明の実施の形態1に係る集水枡を示す斜視図である。 図1に示す集水枡の断面図である。 図2に示す集水枡における底盤部の斜視図である。 図2に示す集水枡の連結用部材を説明するための一部拡大断面図である。 (A)から(D)は、図2に示す集水枡の施工方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係る集水枡を示す断面図である。 図6に示す集水枡における底盤部の斜視図である。 (A)および(B)は、本発明の実施の形態3に係る集水枡を示す断面図である。 (A)から(C)は、図8(A)に示す底盤部の製造方法を説明するための図である。 (A)から(E)は、図8(B)に示す底盤部の製造方法を説明するための図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る排水構造物の一例である集水枡を図面に基づいて説明する。
図1および図2に示す集水枡10は、地中Uに設置され、雨樋からの雨水を受けたり、側溝の途中に設けられ、側溝を流れる雨水を受けたりするものである。特に、集水枡10は、歩道や公園、広場に好適なものである。
本実施の形態1に係る集水枡10は、本体部20と、底盤部30と、連結用部材40と、基礎50とを備えている。
本体部20は、開口部21,22が上端20aと下端20bとに形成された角筒状に形成されている。本体部20は、不透水性のコンクリートにより形成されている。
本体部20は、上端20aの開口部21における内側の位置には、開口部21を閉鎖する蓋部23を支持するための段差部24が形成されている。
本体部20の胴部25には、流入管路となる第1配管P1と、流出管路となる第2配管P2とをそれぞれ接続するための貫通孔26a,26bが形成されている。
底盤部30は、本体部20の開口部22を閉鎖するように、本体部20の下端20bに設置されている。図3に示すように、底盤部30は、図2に示す本体部20の下端20bの形状と同じ大きさの、矩形板状に形成されている。底盤部30は、透水性のコンクリートにより形成されている。透水性のコンクリートは、例えば、ポーラスコンクリートにより形成することができる。本実施の形態では、密度が3.16±0.02g/cm2の7号ポーラスコンクリートを使用している。
図1および図2に示すように、連結用部材40は、本体部20と、底盤部30とを連結するものである。図4に示すように、連結用部材40は、連結用板材41と、締結部材42とを備えている。連結用板材41は、2つの挿通孔が形成された、矩形状の金属板により形成されている。締結部材42は、本体部20の胴部25に埋め込まれ、胴部25からねじ穴を露出させたインサート42aと、連結用板材41の挿通孔に挿通して、インサート42aにねじ止めされるボルト42bとを備えている。
図1に示す基礎50は、底盤部30の範囲に合わせて底盤部30の下に形成されている。基礎50は、透水性を有しており、本実施の形態1では、砕石により形成された基礎砕石である。砕石は、再生砕石、山砕石、再生粒度調整砕石、粒度調整砕石が使用できる。単粒度砕石であれば、例えば、5号・6号が使用できる。基礎50は、砕石の他、砂利とすることができる。
(集水枡10の施工方法の説明)
次に、集水枡10の施工方法を図面に基づいて説明する。
まず、図5(A)に示すように、地表Gから基礎50までの深さの穴Hであって、基礎50の範囲の広さの穴Hを掘削し、砕石を、基礎50として所定の厚みに敷き詰める。
次に、図5(B)に示すように、底盤部30に本体部20を載せ、底盤部30と本体部20との側面(胴部25)から露出した、図4に示すインサート42aのねじ穴に、連結用板材41の挿通孔に通したボルト42bをねじ込み締結する。そうすることで、連結用部材40により底盤部30と本体部20とを連結する。
連結用板材41の挿通孔に通したボルト42bをインサート42aにねじ止めするだけなので、簡単に底盤部30と本体部20とを連結することができる。
次に、連結用部材40により連結された本体部20と底盤部30とを基礎50の上方に位置させる。
そして、図5(C)に示すように、基礎50の上に底盤部30を載せることで、本体部20を配置する。
次に、作業者は、本体部20の周囲に土を、第1配管P1が接続される貫通孔26aと、第2配管P2が接続される貫通孔26bの下端位置までの高さまで入れる。
次に、図5(D)に示すように、第1配管P1と第2配管P2とを敷設するための溝を掘削して、第1配管P1と第2配管P2とを配置し、本体部20の胴部25に開設された貫通孔26a,26bに接続する。そして、第1配管P1と第2配管P2および本体部20の胴部25を埋めることで、施工は完了する。
このように集水枡10が設置されることで、第1配管P1から流入した水は、本体部20に貯留され、第2配管P2から流れ出る。本体部20に貯留された水の一部は、底盤部30を形成する透水性のコンクリートから基礎50へ浸出して、基礎50から土中に流れ出る。
本実施の形態1に係る集水枡10は、設置前の地上で事前に連結用部材40により本体部20と底盤部30とを連結しておけば、連結された本体部20と底盤部30とを基礎50の上方に位置させ、基礎50の上に底盤部30を載せるだけで、本体部20と底盤部30を一緒に掘削穴に配置することができる。従って、掘削穴の底部に置かれた底盤部に、上方から本体部を落とし込みながら位置合わせする必要がないため、本体部20の設置が容易である。
また、図2に示すように、底盤部30が本体部20の下端20bに設置されて、本体部20の開口部22を閉鎖して、底盤部30により本体部20を支持させている。そのために、特許文献3に記載の集水桝と異なり、開口部の幅を狭くする必要がない。従って、本体部20内の水を、本体部20の開口部22全体から底盤部30に浸水させることができるため、良好な排水性を確保することができる。
よって、集水枡10は、本体部20の設置が容易であり、排水性に優れたものとすることができる。
また、特許文献3に記載の底部解放型透水性側溝では、透水板を桝本体の底部に保持させるために、桝本体の底部が内側に曲がっている。そのため、桝本体の底部の厚み分ほど大型化する。
しかし、集水枡11では、底盤部30が本体部20の外側に配置されるため、底盤部を本体部の内側に位置させたものと比較して、底盤部30の厚み分のほど本体部20を小型化することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る集水枡について、図面に基づいて説明する。なお、図6について、図2と同じ構成のものは、同符号を付して説明を省略する。
図6および図7に示すように、底盤部31は、本体部20の下端面が接して、本体部20を支持する周縁部31aと、周縁部31aの内側となる透水部31bとを備えている。
周縁部31aは、本体部20の下端20bの形状に合わせて透水部31bを囲う枠状に形成されている。周縁部31aは、普通コンクリートとも称される不透水性のコンクリートにより形成されている。
透水部31bは、本体部20の下端の内側の範囲に合わせて矩形状に形成されている。従って、周縁部31aと透水部31bの境界は、本体部20の内側壁面27に沿って形成されている。
透水部31bは、実施の形態1での底盤部30(図3参照)と同様に、透水性のコンクリートにより形成されている。透水性のコンクリートは、例えば、ポーラスコンクリートにより形成することができる。
特許文献1に記載の透水型排水構造物では、底板部の端縁部に切欠部が形成され、この切欠部に、ブロック体の側壁部の下端が設置されるので、側溝本体となるブロック体の重量や、ブロック体に載った物の重量を、この切欠部により受けることになり、粗骨材を主として成型したポーラスコンクリートにより形成された底板部に、クラックや欠けが生じるおそれがある。
また、特許文献2に記載の底部解放型透水性側溝では、本体の両側壁下端部を透水性ボードの上面に位置させているため、本体の重量や、本体に載った物の重量が透水性ボードに掛かるため、ポーラスコンクリート、ヤシガラ繊維、樹脂コンクリート等により形成された透水性ボードに、クラックや欠けが生じるおそれがある。
しかし、図6に示す本実施の形態2に係る集水枡11は、本体部20が載る底盤部31の周縁部31aが、ポーラスコンクリートより強度が高い不透水性のコンクリートにより形成されているため、本体部20や蓋部23に重量が掛かっても、この周縁部31aにより受けさせることができる。従って、底盤部31のクラックや欠けの発生を抑止することができる。
また、透水部31bが、本体部20の下端の内側の範囲に合わせて形成されているため、周縁部31aと透水部31bの境界が本体部20の内側壁面27に沿って形成されている。そのため、図6に示す集水枡11は、実施の形態1に係る集水枡10(図2参照)と同様に、本体部20に貯留された雨水を透水部31bの天面全体から排水することができるので、雨水を透水部31bから効率よく排水することができる。
また、基礎50が底盤部30の透水部31bの範囲だけでなく、少なくとも周縁部31aの範囲まで敷き詰められているため、透水部31bよりしっかりとした構造の周縁部31aを基礎50に支持させることができ、本体部20と周縁部31aとから掛かる重量を基礎50の周縁部31a全体で分散して支持させることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る集水枡について、図面に基づいて説明する。なお、図8においては、図2および図6と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図8(A)に示す集水枡12は、図2に示す実施の形態1に係る集水枡10の変形例であり、図8(B)に示す集水枡13は、図6に示す実施の形態3に係る集水枡11の変形例である。
図8(A)および同図(B)に示すように、集水枡12,13の底盤部32,33には、本体部20の下端20bに開設された開口部22の形状に合わせて、本体部20の内側壁面27の位置から内側に向かって高さが高くなる凸部35が形成されている。
凸部35は、本体部20の内側壁面27の位置から内側に向かう周縁部を徐々に高くした傾斜面35aと、傾斜面35aに囲まれた平坦面35bとが形成されている。
次に、底盤部32,33の製造方法について、図面に基づいて説明する。
まず、図8(A)に示す底盤部32の製造方法から図9(A)から同図(C)に基づいて説明する。
図9(A)に示すように、まず第1型枠61を準備する。この第1型枠61は、図8(A)に示す底盤部32や、図8(B)に示す底盤部33の透水部31bを、裏返した形状に対応するように形成されている。この第1型枠61の所定の位置に、連結用部材40のインサート42aを保持させる。
図9(B)に示すように、第1型枠61にポーラスコンクリートを打設する。
図9(C)に示すように、ポーラスコンクリートが固化すれば、図8(A)に示すような、インサート42aを含む凸部35が形成された底盤部32が成形される。
次に、図8(B)に示す底盤部33の製造方法を、図10(A)から同図(E)に基づいて説明する。
なお、図10(A)から同図(C)に示す工程においては、図8(B)に示す底盤部31の透水部31bの外周を囲うサイズに形成された脱着可能な内壁部62aを有する第2型枠62を使用することと、インサート42aが無いこと以外は、図9(A)から同図(C)に示す工程と同じであるため、説明は省略する。
図10(C)により底盤部33の透水性コンクリートにより成形された透水部31bが製造されると、図10(D)に示すように、第2型枠62の内壁部62aを取り除く。
そして、図10(E)に示すように、第2型枠62内の透水部31bの周囲(透水部31bの側壁面と外壁部62bとの間)に、不透水性のコンクリートを打設することで、透水部31bの周囲に周縁部31aが形成された、図8(B)に示す底盤部33が成形できる。
このようにして、底盤部32,33に凸部35が形成されていることで、底盤部32,33に本体部20を載せて連結用部材40により連結するときに、本体部20の下端20bを凸部35の周縁に合わせて配置すればよいので、位置合わせが容易である。
また、凸部35には、傾斜面35aが形成されているため、底盤部32,33に本体部20を載せるときに、本体部20の位置が多少ずれても、本体部20の下端20bが傾斜面35aを摺動しながら定位置に移動するため、位置合わせを更に容易とすることができる。
本実施の形態3では、凸部35には、傾斜面35aに囲まれた平坦面35bが形成されているが、ポーラスコンクリートの量を減らすために、傾斜面35aに囲まれた領域に凹部を形成してもよい。
なお、本実施の形態1−3では、角筒状の本体部20を有する集水枡10を例に説明したが、円筒形状の本体部を有する集水枡でもよい。
また、本発明は側溝でも応用することができる。例えば、本体部が互いに向き合う側壁であり、本体部の下端の開口部を底盤部により塞ぐ構成とすることにより、底盤部に掛かる重量をしっかりと、底盤部の透水部にて受けることができる。
本発明は、排水溝や集水枡に好適であり、特に集水枡に最適である。
10,11,12,13 集水枡
20 本体部
20a 上端
20b 下端
21,22 開口部
23 蓋部
24 段差部
25 胴部
26a,26b 貫通孔
27 内側壁面
30,31,32,33 底盤部
31a 周縁部
31b 透水部
35 凸部
35a 傾斜面
35b 平坦面
40 連結用部材
41 連結用板材
42 締結部材
42a インサート
42b ボルト
50 基礎
61 第1型枠
62 第2型枠
62a 内壁部
62b 外壁部
P1 第1配管
P2 第2配管
H 穴
G 地表
U 地中

Claims (6)

  1. 開口部が上端と下端とに形成された本体部と、前記本体部の下端の前記開口部を塞ぐ、透水性のコンクリートにより形成された底盤部と、前記本体部と前記底盤部とを連結する連結用部材とを備えた排水構造物。
  2. 前記底盤部には、前記本体部の内側壁面の位置から内側に向かって高さが高くなる凸部が形成された請求項1記載の排水構造物。
  3. 前記凸部は、前記本体部の内側壁面の位置から内側に向かう周縁部が徐々に高くなる傾斜面に形成されている請求項2記載の排水構造物。
  4. 前記底盤部は、前記本体部を支持する不透水性のコンクリートにより形成された周縁部と、前記周縁部の内側であり、透水性のコンクリートにより形成された透水部とを備えた請求項1から3のいずれかの項に記載の排水構造物。
  5. 前記底盤部は、前記周縁部と前記透水部の境界が前記本体部の内側壁面に沿って形成された請求項4記載の排水構造物。
  6. 前記底盤部の下に、少なくとも前記周縁部の範囲まで敷き詰められた透水性の基礎を備えた請求項4または5に記載の排水構造物。
JP2020037950A 2020-03-05 2020-03-05 排水構造物 Pending JP2021139172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020037950A JP2021139172A (ja) 2020-03-05 2020-03-05 排水構造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020037950A JP2021139172A (ja) 2020-03-05 2020-03-05 排水構造物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021139172A true JP2021139172A (ja) 2021-09-16

Family

ID=77668044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020037950A Pending JP2021139172A (ja) 2020-03-05 2020-03-05 排水構造物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021139172A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59140388U (ja) * 1983-03-07 1984-09-19 株式会社ウチコン 集排水桝
JPH07229198A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Ebara Corp コンクリート補強プラスチック汚水ます
JP2008156974A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Materras Oume Kogyo Kk 雨水処理構造及び雨水処理方法
JP3198044U (ja) * 2015-04-02 2015-06-11 フジコン株式会社 集水桝

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59140388U (ja) * 1983-03-07 1984-09-19 株式会社ウチコン 集排水桝
JPH07229198A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Ebara Corp コンクリート補強プラスチック汚水ます
JP2008156974A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Materras Oume Kogyo Kk 雨水処理構造及び雨水処理方法
JP3198044U (ja) * 2015-04-02 2015-06-11 フジコン株式会社 集水桝

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101509202B1 (ko) 친환경 수로형 집수정 및 그것을 이용한 배수 시스템을 구비하는 친환경 도로 구조물
KR101822899B1 (ko) 지하수 확보 기능이 향상된 측구 겸용 친환경 집수정 및 그것을 이용한 배수 시스템을 구비하는 친환경 도로 구조물
CN212742596U (zh) 一种建筑基坑排水系统
JP2009127359A (ja) 側溝の排水構造
KR102184981B1 (ko) 노면 배수 특성이 향상된 친환경 측구 구조물
KR100734047B1 (ko) 집수정 구조체 및 그 설치 공정
KR200433220Y1 (ko) 집수정 구조체
KR100731773B1 (ko) 감량구조의 저류블록을 구비한 우수 저류조
JP2021139172A (ja) 排水構造物
JP2002061105A (ja) 境界導水溝ブロック、および道路における排水処理構造
JP5828144B2 (ja) 排水設備構成体
KR100529500B1 (ko) 도로의 배수처리 방법
JP2002227111A (ja) 水路ブロックとそれを使用した排水性舗装の排水設備
KR102154399B1 (ko) 배수시스템
KR102140495B1 (ko) 조립식 빗물침투형 측구
KR20020035216A (ko) 도로 저면에 지하수의 유입이 많은 연약지반의 배수로시공 공법 및 그 배수관
JP2000179034A (ja) 側溝、側溝の蓋部材、および境界ブロック
JP2002061273A (ja) 透水性舗装用側溝
JP4250719B2 (ja) 境界導水溝ブロック
KR102584704B1 (ko) 노면 빗물배수시스템용 드레인보드
JP3605537B2 (ja) 排水性舗装路面の排水構造
JP3154026U (ja) 越流浸透兼用排水ブロック工
JP7311923B1 (ja) 水路
JP7499163B2 (ja) 貯水型側溝およびそれを用いた貯水型側溝設備
KR101034732B1 (ko) 다기능 조립식 집수정용 거푸집

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231114