JP2021138442A - タンパーエビデントバンド付き合成樹脂製キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】TEバンドをペットボトルから容易に取り外せ、取り外したTEバンドを輪状に形成して活用することが可能なTEバンド付き合成樹脂製キャップを提供する。【解決手段】キャップ下部のTEバンド1は、人手で取り外せる剥がし口1aをキャップ本体2との接合部に備えることで、開栓前に剥がし口1aに人の手が入ることはなくなり、つかみ部を有した場合等に生じる誤開栓を防止できる。取り外したTEバンド1を従来の輪ゴムに代えて目印等に活用するために、人の手で容易に割いて輪状を形成できるように、TEバンド1に切り込み1cを備える。従来のベルト状の形に備えることができるので、新たな材料は必要ない。【選択図】図1

Description

本発明は、タンパーエビデントバンド(以下、TEバンド)をペットボトルから容易に取り外し可能とし、また、取り外したTEバンドを輪状にして自己のペットボトルの目印などに活用可能とするTEバンド付き合成樹脂製キャップに関する。
使用済みのペットボトルに関して、資源の有効利用や環境問題の観点からもリサイクルの重要性がより一層求められる。図8にペットボトルの例を示す。
しかし、飲み終えてPETとプラスチック(キャップ、ラベル)を分別してゴミ箱に入れるものの、ペットボトルには、プラスチックであるTEバンドが残った状態なので、現状では、完全なPETとプラスチックの分別ができていない。
そこで、TEバンドも容易に取り外すことができたら、完全なPET(ペットボトル)とプラスチック(キャップ、ラベル、TEバンド)の分別が消費者の段階で可能になるので、リサイクルの効率もより高まると考える。
また、大勢がペットボトルを飲むような場面において、自分が飲んでいたペットボトルが分からなくなることがある。その解決策として、輪ゴムをしたり、マジックペンで印をしたりして自分の飲んでいたペットボトルが分かるようにすることもあるが、常に輪ゴムやマジックペンを持ち合わしてはいないので、如何にして自分のペットボトルを見分けられるようにするかで悩ましい。
そこで、本発明により、取り外したTEバンドを活用して目印等に用いることができたら、安心してペットボトルを飲むことができるようになると考える。
現状では、取り外したTEバンドを活用するための方法等に関して、先行技術文献はなかった。
TEバンドの取り外しに関しては、特許文献1が報告されている。特許文献1では、TEバンドを簡単に取り外せるように、TEバンド自体を従来のベルト状とは異なる形にした上で、キャップとの接合面を少なくさせ、さらに、TEバンドを引っ張って取り外せるように、つかみ部を備えている特徴がある。
特開2003−267411号公報
特許文献1では、TEバンドそのものが従来のベルト状とは異なった形にしていることと、TEバンドを引っ張って取り外すことができるように、つかみ部を備えていることに特徴がある。
よって、TEバンドを取り外したとしても、他の形にすることは容易ではないため、TEバンドを輪状に形成させ、従来の輪ゴム等での目印に代えての活用には難がある。また、引っ張り用のつかみ部が付いているため、開栓前に誤ってつかみ部を引っ張ってしまい、TEバンドを取り外してしまうことも考えられる。
本発明はTEバンドが従来のベルト状の形を維持しつつ、開栓してからは容易に取り外せ、さらに、取り外したTEバンドを目印等に活用できることに着目し、各機能を備えたTEバンド付き合成樹脂製キャップを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は以下の技術を提供する。
請求項1に係る発明は、下部の環状のTEバンドと上部のキャップ本体を備え、ペットボトルの口部に装着される合成樹脂製キャップにおいて、
前記TEバンドは、キャップ本体との接合部側に隙間を有する剥がし口と、当該剥がし口から下端に向けて破線状に延びる第1の切り込みと、周方向に破線状に延び、剥がした後のTEバンドを輪状に形成可能とする第2の切り込みを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、開栓前のTEバンドに備えた剥がし口は、キャップと接合されていて隙間はほとんどないので、剥がし口に人の手が入り、誤ってTEバンドが取り外されることは想定し難い。また、従来のTEバンドに剥がし口を作るので、新たな部材を作るための材料は必要ない。剥がし用切り込みに沿ってTEバンドを容易に剥がすことができる。
本発明によれば、TEバンドに周方向に沿って予め切り込みを入れて、剥がし後のTEバンドを輪状に形成することで、ペットボトルに輪ゴムのような装着を可能にする。自己のペットボトルを他のペットボトルと識別する識別バンドとして活用できる。切り込みの入れ方次第で様々な大きさにすることができるので、用途が広がる。
本発明の第1実施形態を示すもので、開栓前のTEバンドとキャップ本体が接合している状態のキャップを示した立体斜視図である。 図1に示すTEバンドについて、ペットボトルから取り外す過程を説明した図であり、(A)はペットボトルから取り外す前の状態を示す図、(B)はペットボトルから取り外した後の状態を示す展開図、(C)は取り外したTEバンドの切り込みを割いて輪状にした様子を示した図である。 図2に示す輪状にしたTEバンドを、ペットボトルの飲み口付近に装着した様子を示した図である。 本発明の第2実施形態を示すもので、TEバンドについて、ペットボトルから取り外す過程を説明した図で、(A)はペットボトルから取り外す前の状態を示す図、(B)はペットボトルから取り外した後の状態を示す展開図である。 図4に示す輪状にしたTEバンドを、ペットボトルの持ち手に装着した様子を示した図である。 フックについて説明した図で、(A)はキャップとペットボトルに、フックを備えた様子を示した図、(B)は図2の輪状にしたTEバンドを、フックに取り付けた様子を示した図である。 本発明の第3実施形態を示す図で、TEバンドについて、ペットボトルから取り外す過程を説明した図で、(A)はペットボトルから取り外す前の状態を示す図、(B)はペットボトルから取り外した後の状態を示す展開図である。 従来のペットボトルを示す説明図である。
本発明の要旨は、TEバンドの、キャップ本体との接合部側に人の手で取り外すことができる剥がし口と、剥がし口から続く剥がし用の切り込みと、取り外したTEバンドを輪状に形成できるように、人の手で割くことができる切り込みを備えることを特徴とする。
開栓前の剥がし口は、TEバンドがキャップと接合され、容易に触れることができないので、TEバンドを誤って取り外してしまうことは考え難いが、開栓後は剥がし口に容易に触れられるので、いつでもTEバンドは取り外すことができる。
すなわち、ペットボトルを飲み終えて、ペットボトルを捨てる際は、キャップやラベルの分別ばかりでなく、TEバンドも人の手で容易に取り外せるので、消費者の段階で完全なPETとプラスチックの分別が実現できる。
さらに、ペットボトルの所有を分かり易くするための目印としての輪ゴムに代えて、開栓後は不要となるTEバンドに切り込みを入れて輪状に形成することで、更なる活用を図ろうとするものである。
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
キャップは合成樹脂製であり、図1に示すように、下部のTEバンド1と上部のキャップ本体2から構成されている。TEバンド1は、キャップ本体2との接合部側(下端)に人の手で取り外すことができる剥がし口1aおよび剥がし用切り込み1bと、取り外したTEバンド1を輪状に形成できるように、人の手で割くことができる切り込み1cが設けられている。
剥がし口1aは、キャップ本体2との接合部側に小さな隙間を作り、剥がし口1aからTEバンド1の下端に延びる破線状の切り込み1bに沿ってTEバンド1を容易に剥がすことができる。切り込み1cは、切込み1bの両脇に非切り込み部を残して、TEバンド1の周方向に沿って全周近くに延びている。図1に示した切り込み1cは、TEバンド1を輪状にするための最も単純な切り込みである。
開栓後にTEバンド1を取り外す様子と取り外したTEバンド1を輪状に形成する様子を図2で説明する。開栓後にキャップ本体2と分離したTEバンド1は、図2(A)の状態でペットボトル3に残る。そこで、TEバンド1に備えた剥がし口1aおよび剥がし用切り込み1bを使って人の手でペットボトル3から取り外すと、図2(B)のように展開できる。さらに、TEバンド1に備えてある破線状の切り込み1cを人の手で割くと、図2(C)のようにTEバンド1を輪状に形成できる。
輪状に形成したTEバンド1は、図3のようにペットボトル3に装着して、従来の輪ゴムに代えて自己のペットボトルを他のペットボトルと区別する目印として活用できる。TEバンド1を活用しなくても、飲み終わった際には、ペットボトル3から容易に取り外せるので、PETとプラスチックを完全に分別できる。
図4は本発明の第2実施形態を示す。本実施形態のTEバンド1は、前記の第1実施形態を示す図1、図2、図3で形成した輪の円周より大きく作ることができる。図4に示すTEバンド1について、以下説明する。
図4に示すTEバンド1は、実施形態1と同様に、剥がし口1aと、剥がし用切り込み1bと、剥がし後のTEバンド1を輪状に形成するための切り込み1cが設けられている。剥がし用切り込み1bは、剥がし口1aから下方に途中まで延びて周方向に略全周近くまで一周し、そこから下方に延びて下端に達している。輪状形成用の切り込み1cは、剥がし用切り込み1bの上端付近と下端付近に非切り込み部を残して切り込み1bと平行に略二周近く延びている。
開栓前は、図4(A)の状態でキャップ本体2と接合している。開栓してペットボトル3から、剥がし用切り込み1bに沿ってTEバンド1を取り外すと、図4(B)のように展開でき、TEバンド1に備えてある切り込み1cを割いて、輪状に形成する。この輪状のTEバンド1は、図1、図2、図3で形成した輪の円周より大きく作ることができるため、図5のようにして、ペットボトル3の持ち手にも装着が可能である。
また、ペットボトル3に装着するだけでなく、図6(A)に示すように、キャップ本体2とペットボトル3にフック4があれば、作った輪を図6(B)のようにフック4に掛けるなどして、簡易な鍵にできる。仮に他人が間違って飲もうとしても簡易な鍵が気付かせてくれるので、誤飲防止にもなり安心できる。
すなわち、輪状にしたTEバンド1は、単にペットボトル3に装着して目印としての活用以外にも、キャップ2の誤開閉や誤飲防止を図る活用が考えられる。
図7は、本発明の第3実施形態を示すもので、図4、図5で示した輪状のTEバンド1よりもさらに大きな円周になる。
図7に示すTEバンド1は、キャップ本体2との接合部側に剥がし口1a、剥がし口1aから下方に途中まで延びて周方向に略一周し、そこから下方に延びて下端に達する剥がし用切り込み1b、剥がし用切り込み1bに沿って平行に、TEバンド1を輪状に形成するための複数本(3本)の切り込み1cが設けられている。このように、輪の円周は、TEバンド1に入れる切り込み方次第で幾通りもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 タンパーエビデントバンド(TEバンド)
1a 剥がし口
1b 剥がし用切り込み(第1の切り込み)
1c 輪状形成用切り込み(第2の切り込み)
2 キャップ本体
3 ペットボトル
4 フック

Claims (1)

  1. 下部の環状のタンパーエビデントバンドと上部のキャップ本体を備え、ペットボトルの口部に装着される合成樹脂製キャップにおいて、
    前記タンパーエビデントバンドは、キャップ本体との接合部側に隙間を有する剥がし口と、当該剥がし口から下端に向けて破線状に延びる第1の切り込みと、周方向に破線状に延び、剥がした後のタンパーエビデントバンドを輪状に展開可能とする第2の切り込みを備えていることを特徴とするタンパーエビデントバンド付き合成樹脂製キャップ。
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