JP2021137698A - オキシデーションディッチ槽の改築方法 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明は、以下のオキシデーションディッチ槽の改築方法である。
このオキシデーションディッチ槽の改築方法によれば、被処理水の流入水量に応じ、必要となる無終端流路の容量をあらかじめ決定し、その無終端流路の容量に応じて既設の無終端流路に仕切り壁を設けるとともに、無終端流路の中間壁の一部撤去を行うことで、新たな容量の無終端流路を容易に形成することが可能となる。これにより、流入する被処理水の水量に対し、オキシデーションディッチ槽の容量を適正化することができ、過剰な電力を使用することなく被処理水の処理を最適化し、放流される処理水の水質の安定化を図ることが可能となる。
この特徴によれば、オキシデーションディッチ槽における無終端流路の容量のみを変更し、既設の撹拌曝気機をそのまま利用することで改築に係る作業を容易とし、改築コストを低減させることが可能となる。
この特徴によれば、中間壁の撤去により新たな無終端流路に形成される空間に、撹拌曝気機を備えることができ、新たな無終端流路における被処理水の処理効率を高めることができる。このとき、既設の撹拌曝気機を移設することで、撹拌曝気機に係るイニシャルコストを低減させることが可能となる。あるいは、新たな無終端流路の容量に応じた機能を有する撹拌及び/又は曝気機を新規に設置することにより、新たな無終端流路による被処理水の処理について最適化を図ることが容易となる。
この特徴によれば、既設のオキシデーションディッチ槽を仕切り壁により縮小することで残った領域を、汚泥処理を行う空間とし、施設の有効活用を行うことが可能となる。特に、排水処理の過程で発生する汚泥についての処理を隣接する空間で実施することができるため、排水処理全体のランニングコストを低減させることが可能となる。
この特徴によれば、耐震補強を行うことで、仕切り壁の設置や中間壁の撤去により、既設の無終端流路の設計上の構造から変化した新たな無終端流路についても、その強度を維持することが可能となる。これにより、オキシデーションディッチ槽の改築をより適切に行うことが可能となる。
なお、実施態様に記載するオキシデーションディッチ槽の構造については、本発明に係るオキシデーションディッチ槽の改築方法を説明するために例示したに過ぎず、これに限定されるものではない。また、実施態様に記載するオキシデーションディッチ槽の改築に係る工程についても、本発明に係るオキシデーションディッチ槽の改築方法を説明するために例示したに過ぎず、これに限定されるものではない。
(オキシデーションディッチ槽の構造)
図1は、本発明の第1の実施態様における既設のオキシデーションディッチ槽の構造を示す概略説明図である。また、図2は、本発明の第1の実施態様における既設の撹拌曝気機の構造を示す概略説明図である。
本実施態様の改築後のオキシデーションディッチ槽10は、図3に示すように、上述した反応槽2内に、仕切り壁5を設け、かつ中間壁3の一部を撤去することで、新たな無終端流路40が形成されるものである。なお、図1に示した既設のオキシデーションディッチ槽1と同様の構造については、説明を省略する。
仕切り壁5の材質及び構造については、反応槽2を仕切ることができ、新たな無終端流路40が安定して形成されるものであればよく、特に限定されない。仕切り壁5の材質としては、例えば、コンクリート、金属、プラスチックのほか、反応槽2や中間壁3と同様の材質を用いることが挙げられる。また、仕切り壁5の構造としては、例えば、図3Aに示すように、円弧状等、曲面を有し、上方から見た場合に曲線からなるもの以外に、図3Bに示すように、矩形状、直線状、多角形状等、上方から見た場合に直線面を有するもの等が挙げられる。仕切り壁5の構造として、円弧状のように曲線からなるものとした場合、新たな無終端流路40の流れを円滑化することができるという効果がある。一方、仕切り壁5の構造を矩形状などように直線面を有するものとした場合、比較的構造が簡易であること及び設置が容易であることから、改築に係るコスト低減が可能となる。特に、仕切り壁5を直線状のものとした場合、新たな無終端流路40の強度が強いという利点がある。
図4は、本実施態様におけるオキシデーションディッチ槽の改築に係る工程を示すフロー図である。
図4を参照して、既設のオキシデーションディッチ槽1を、オキシデーションディッチ槽10に改築する工程について説明する。
また、被処理水W0の流入水量に係るデータの取得数や取得期間についても特に限定されない。ただし、オキシデーションディッチ槽の改築という工事規模から鑑みると、被処理水W0の流入水量のデータを月単位や年単位で取得し、このデータの推移を基にすることが好ましい。
仕切り壁5を配置する手段は特に限定されない。例えば、仕切り壁5を無終端流路4内で構築するものとしてもよく、系外で作製された仕切り壁5を無終端流路4に組み込むものとしてもよい。
図5は、本発明の第2の実施態様における改築後のオキシデーションディッチ槽の構造を示す概略説明図である。なお、第1の実施態様の構成と同じものについては、説明を省略する。
図6は、本発明の第3の実施態様における改築後のオキシデーションディッチ槽の構造を示す概略説明図である。なお、第1の実施態様の構成と同じものについては、説明を省略する。
Claims (5)
- オキシデーションディッチ槽の改築方法であって、
前記被処理水の流入水量に応じ、オキシデーションディッチ槽の無終端流路の容量を決定する容量決定ステップと、
前記容量決定ステップで決定した無終端流路の容量に応じたサイズとなるように、既設の無終端流路に仕切り壁を設ける仕切り壁設置ステップと、
前記既設の無終端流路に配置されている中間壁の一部を撤去する中間壁撤去ステップとを備え、
前記中間壁撤去ステップにおいて撤去される中間壁は、仕切り壁側の端部であることを特徴とする、オキシデーションディッチ槽の改築方法。 - 前記仕切り壁設置ステップで区画された新たな無終端流路において、既設の撹拌曝気機を使用することを特徴とする、請求項1に記載のオキシデーションディッチ槽の改築方法。
- 既設の撹拌曝気機が2以上備えられていた場合、
前記中間壁撤去ステップで形成された新たな無終端流路の空間に対し、既設の撹拌曝気機を移設する、あるいは新たな無終端流路の容量に応じた機能を有する撹拌及び/又は曝気機を新規に設置することを特徴とする、請求項1又は2に記載のオキシデーションディッチ槽の改築方法。 - 前記仕切り壁設置ステップにより区画された既設の無終端流路において、一方の領域では汚泥処理を行う汚泥処理ステップを備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のオキシデーションディッチ槽の改築方法。
- 前記仕切り壁設置ステップ及び前記中間壁撤去ステップにより形成された新たな無終端流路に対し、耐震補強を行う耐震補強ステップを備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のオキシデーションディッチ槽の改築方法。
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