JP7463145B2 - インペラ用ガイド板、インペラ用ガイド板の製造方法 - Google Patents

インペラ用ガイド板、インペラ用ガイド板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、生物学的水処理設備用の曝気撹拌装置のインペラ用ガイド板、及び曝気撹拌装置のインペラ用ガイド板の製造方法に関するものである。
下水や汚水等の被処理水を生物処理する生物処理設備として、無終端状の循環水路が形成されたオキシデーションディッチ槽を使用する方法が知られている。このオキシデーションディッチ槽における曝気撹拌装置としては、縦軸型、横軸型及び斜軸型の3種類が知られている。
縦軸型の曝気撹拌装置は、被処理水の水面上にインペラの一部を出した状態でインペラを回転させて表面曝気を行うと共に、オキシデーションディッチ槽内に撹拌流を形成して、微生物の生育環境を整えるものである。
また、循環水路全域の被処理水を撹拌するため、縦軸型の曝気撹拌装置に形成された撹拌流を循環水路に流れる循環流と合流させるガイド板が用いられている。
特許文献1には、インペラの回転方向に沿って円弧状に折り曲げられたような形状を有するガイド板を備える縦軸型曝気撹拌装置が記載されている。
特開2019-005728号公報
従来の縦軸型曝気撹拌装置に用いられるインペラ用ガイド板は、縦軸型曝気撹拌装置の大きさや、縦軸型曝気撹拌装置が設置されるオキシデーションディッチ槽の形状や大きさ、発生させる水流の向きや勢いに合わせて、生産時に予め円弧の形状を決定するものであった。
しかし、滑らかな曲線を描くように円弧状のインペラ用ガイド板を成形することは専用の工作機械を必要とすることや、細部の調整等を人力で行うため容易ではない。そのため、作業工程が増え、生産効率が悪いという問題があった。
そこで、本願発明の課題は、簡単な成形により生産可能なインペラ用ガイド板を提供することである。
本発明者は上記課題について鋭意検討した結果、板部材の複数の部分を矩形に折り曲げてインペラ用ガイド板を製作することで、作業工程が減り生産効率をあげることができることを見出して本発明を完成させた。すなわち以下のインペラ用ガイド板及びインペラ用ガイド板の製造方法である。
上記課題を解決するための本発明のインペラ用ガイド板は、被処理水の流れる水路に配置されたインペラに対して用いられるインペラ用ガイド板であって、前記インペラ用ガイド板は、二以上の屈曲部を備えることを特徴とするものである。
本発明のインペラ用ガイド板によれば、板部材の簡単な折り曲げ作業、あるいは、板部材の簡単な連結作業でインペラ用ガイド板を製造することができる。これにより、作業工程を減らすことができるため、生産効率を向上させることが可能となる。
また、ガイド板と水路の壁面の固定をサポート部材で補強する場合に、円弧状の曲線形状のガイド板では、ブラケットを取り付ける箇所が曲線形状であるため、取り付けが困難である。また、ブラケットの取り付けが不安定となり、サポートとガイド板の固定が不安定であった。これに対して、本発明によれば、インペラ用ガイド板を平面形状の板部材で形成するため、サポートとガイド板を簡単かつ強固に取り付けることが可能となる。
また、本発明のインペラ用ガイド板の一実施態様としては、第1のガイド板、第2のガイド板及び第3のガイド板、並びに前記第1のガイド板と前記第2のガイド板の間に配置された第1の屈曲部、第2のガイド板と第3のガイド板の間に第2の屈曲部を備え、前記第1のガイド板は、水路の壁面に最も近い位置に配置され、前記第1の屈曲部は、前記第1のガイド板の前記壁面に近い側の端部よりも上流側に位置する、という特徴を有する。
インペラの回転により、インペラの周囲には、縦軸型曝気撹拌装置を周回するように撹拌流が形成される。そして、インペラと壁面の間にはガイド板に向かう強い流れが発生する。上記の特徴によれば、第1のガイド板が壁面から循環水路の上流側に向けて設置されるため、インペラと壁面の間のガイド板に向かう撹拌流は、強い勢いを保ちながらガイド板に沿って流れる。よって、ガイド板に沿って強い撹拌流が発生し、循環水路内の被処理水を効果的に撹拌及び循環させることが可能となる。
また、本発明のインペラ用ガイド板の一実施態様としては、第1のガイド板の水平断面中央部とインペラの軸との距離は、第2のガイド板の水平断面中央部とインペラの軸との距離よりも短い、という特徴を有する。
この特徴によれば、第1のガイド板より、壁面から遠方に設置する第2のガイド板の方がインペラから離れるように形成される。そのため、第1のガイド板とインペラの間に発生した強い撹拌流は、第2のガイド板とインペラの間に形成された広いスペースに流れ込むため、強い勢いを保ちながらガイド板に沿って流れることができる。よって、ガイド板に沿って強い撹拌流が発生し、循環水路内の被処理水を効果的に撹拌及び循環させることが可能となる。
また、本発明のインペラ用ガイド板の一実施態様としては、インペラ用ガイド板は、第1のガイド板の壁面に近い側の端部から、水路内に配置された末端部を備え、末端部を有するガイド板の屈曲部は回動すること、又は、末端部を有するガイド板は伸縮することを特徴とする。
この特徴によれば、インペラにより発生した撹拌流の流れ方向を微調整することができる。
また、本発明のインペラ用ガイド板の一実施態様としては、前記インペラ用ガイド板は、2以上に分割可能である、という特徴を有する。
この特徴によれば、小さく分割された板部材を設置現場で組み立てることで、インペラ用ガイド板を完成させることができる。そのため、搬入口の大きさ等の理由で作業スペースが限られる場合であっても、効率よくインペラ用ガイド板を設置することが可能となる。
上記課題を解決するための本発明のインペラ用ガイド板の製造方法は、被処理水の流れる水路に配置されたインペラに対して用いられるインペラ用ガイド板の製造方法であって、前記インペラ用ガイド板は、二以上の屈曲部を形成する、という特徴を有する。
本発明のインペラ用ガイド板の製造方法によれば、板部材の簡単な折り曲げ作業、あるいは、板部材の簡単な連結作業でインペラ用ガイド板を製造することができる。これにより、作業工程を減らすことができるため、生産効率を向上させることが可能となる。
本発明によると、簡単な成形により生産可能なインペラ用ガイド板を提供することができる。
無終端水路を平面視した場合における、本発明の生物処理設備の構成を示す概略説明図である。 無終端水路の断面における、本発明の縦軸型曝気撹拌装置の構造を示す概略説明図である。 無終端水路に対するガイド板の固定方法を示す概略説明図である。 無終端水路を平面視した場合における、本発明の第一の実施態様におけるインペラ用ガイド板を示す概略説明図である。 無終端水路を平面視した場合における、本発明の第一の実施態様におけるインペラ用ガイド板により発生する撹拌流を示す概略説明図である。 無終端水路の断面における、本発明の第一の実施態様におけるインペラ用ガイド板により発生する撹拌流を示す概略説明図である。 無終端水路を平面視した場合における、本発明の第二の実施態様におけるインペラ用ガイド板により発生する撹拌流を示す概略説明図である。 無終端水路の断面における、本発明の第二の実施態様におけるインペラ用ガイド板により発生する撹拌流を示す概略説明図である。 無終端水路を平面視した場合における、本発明の第三の実施態様におけるインペラ用ガイド板を示す概略説明図である。 無終端水路を平面視した場合における、本発明の第三の実施態様におけるインペラ用ガイド板を示す概略説明図である。 無終端水路を平面視した場合における、本発明の第四の実施態様におけるインペラ用ガイド板を示す概略説明図である。
[第一の実施態様]
以下に、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、無終端水路2を平面から見た場合における、生物処理設備1の構成を示す概略説明図である。生物処理設備1は、直線水路2a及び循環水路2bからなる無終端水路2、直線水路2aに配置された縦軸型曝気撹拌装置3、縦軸型曝気撹拌装置3の上流側に配置されたインペラ用ガイド板4を備える。なお、図中の矢印は、無終端水路2を流れる循環流を表したものである。
(生物処理設備)
本発明における生物処理設備1は、無終端水路2内で被処理水を循環しながら生物処理を行うオキシデーションディッチ法に使用するものである。被処理水は、特に制限されないが、例えば、下水、畜産廃水、工場廃水等の有機性廃水が挙げられる。
生物処理設備1は、周囲壁21及び区画壁22により形成された無終端水路2、無終端水路2に設置された縦軸型曝気撹拌装置3、並びに、縦軸型曝気撹拌装置3の上流側近傍に設置された本発明であるインペラ用ガイド板4を備えている。
無終端水路2は、平行に延びる直線状の2本の直線水路2aと、2本の直線水路2aの両端において直線水路2aを連結して被処理の循環流を形成する循環水路2bからなる。第一の実施態様の生物処理設備1では、直線水路2aの区画壁22の近傍に縦軸型曝気撹拌装置3が設置されている。なお、縦軸型曝気撹拌装置3は、循環流路2bに配置してもよい。
(縦軸型曝気撹拌装置)
図2は、縦軸型曝気撹拌装置3の構造を示す概略説明図である。図2に示すように、縦軸型曝気撹拌装置3は、鉛直方向に設置される軸31と、軸31に放射状に取り付けられた複数のインペラ32と、複数のインペラ32を連結するつなぎ板33と、軸31を回転するための動力を供給する駆動部34を備える。複数のインペラ32は、軸31に固定された板部材からなり、軸31の軸方向と板部材の面が平行に取り付けられている。つなぎ板33は、インペラ32の板部材の面の略中央に固定されており、つなぎ板33の上面側と下面側にそれぞれインペラ32が突出するように形成されている。なお、つなぎ板33は、軸31と離間した位置でインペラ32を連結しており、つなぎ板33と軸31の間には、被処理水が通過する通水孔34が形成されている(図4参照。)。軸31は、駆動部34に連結されており、駆動部34により回転駆動する。
縦軸型曝気撹拌装置3は、被処理水の水面上にインペラ32の一部を出した状態で設置する。この状態で軸31を回転すると、通水孔34を通過した被処理水がつなぎ板33の上面側に突出したインペラ32の作用で飛沫として周囲に飛散する(図2参照。)。これにより、表面曝気を行い、好気性微生物の生育環境を整えることができる。また、縦軸型曝気撹拌装置3の周囲に飛散した被処理水の飛沫は、被処理水の水面上に浮遊するスカムを破砕することができる。
また、図2に示すように、つなぎ板33の下面側に突出したインペラ32は、被処理水の内部に縦軸型曝気撹拌装置3の周囲を周回する撹拌流を形成する。撹拌流は、後述するガイド板4により整流され、無終端水路2に循環流を形成する。
また、縦軸型曝気攪拌装置3は、軸31を回転自在に支持して昇降可能とする昇降装置を備えるものとしてもよい。これにより、無終端水路2内における被処理水に対するインペラ32の位置を制御し、インペラ32の作用で飛沫として周囲に飛散する被処理水の量を適切なものとすることができる。また、必要に応じてインペラ32を完全に被処理水に水没させることで、撹拌流をより強く発生させることができる。
(ガイド板)
図4は、無終端水路2を平面から見た場合における、第一の実施態様における本発明のガイド板4の構成を示す概略説明図である。
ガイド板4は、縦軸型曝気撹拌装置3のインペラ32によって発生した撹拌流を導くことで、無終端水路2内の被処理水を撹拌及び循環させることを目的とするものである。
ガイド板4は、縦軸型曝気撹拌装置3の上流側を覆うように区画壁22に固定されている。ガイド板4の高さ位置は、図2に示すように、上端は被処理水の略水面に位置し、下端は縦軸型曝気撹拌装置の下端と同等、もしくはやや上位に位置している。ガイド板4の上端を略水面に位置することにより、インペラ32の回転により飛散する飛沫が周囲に着水し、酸素供給効率を高めることができる。また、浮遊するスカムを消失させる作用に優れる。また、ガイド板4の下端を、縦軸型曝気撹拌装置の下端と同等に設置することにより、インペラ32の回転により発生した撹拌流を所定の位置に誘導することができる。
また、図3に示すように、ガイド板4と区画壁22との固定は、サポート46により補強されている。サポート46は、区画壁22とガイド板4を連結する部材であり、ガイド板4の区画壁22への固定を補強するものである。サポート46の大きさや設置箇所、材質等は特に限定されるものではないが、具体的には、ステンレスのような耐腐食性の金属や、耐腐食性の加工を施した金属で作られた棒状の部材である。
サポート46とガイド板4は、ブラケット45を介して結合する。ブラケット45は、ガイド板4とサポート46を連結するための部材であり、溶接やボルトなどの固定手段で取り付けられる。ブラケット45の材質は、特に限定されるものではないが、具体的には、ステンレスのような耐腐食性の金属や、耐腐食性の加工を施した金属で形成されている。形状は、例えば、蝶番形状である。
本実施態様におけるガイド板4によると、ガイド板4が平面形状の板部材により形成されているため、ブラケット45がガイド板4に安定して取り付けられる。これにより。ガイド板4を区画壁22に強固に固定することができる。
ガイド板4の材質は、プラスチック等の樹脂、鉄、アルミニウム等の金属、木材等が挙げられるが特に限定されるものではない。例えば、ステンレスのような耐腐食性の金属や、耐腐食性の加工を施した金属等が好ましい。これにより、下水、畜産廃水、工場廃水等の有機性廃水等に長時間接触させても腐食せず、かつ高い強度を備えているためメンテナンスサイクルを短くすることができる。
第一の実施態様では、図4に示すように、第1の屈曲部41A~第4の屈曲部41Dを備えている。また、第一の実施態様のガイド板4は、第1のガイド板42A~第5のガイド板42Eを備えており、第1のガイド板42Aと第2のガイド板42Bの間に第1の屈曲部41Aが形成され、第2のガイド板42Bと第3のガイド板42Cの間に第2の屈曲部41Bが形成され、第3のガイド板42Cと第4のガイド板42Dの間に第3の屈曲部41Cが形成され、第4のガイド板42Dと第5のガイド板42Eの間に第4の屈曲部41Dが形成される。なお、第1のガイド板42Aは、水路の壁面である区画壁22に最も近い位置に配置され、区画壁22に近い側の端部(基端部43)を区画壁22に固定し、第5のガイド板42Eの第4の屈曲部41Dと対向する末端部44を無終端水路2内に配置する。そして、ガイド板4の基端部43と末端部44の間に縦軸型曝気撹拌装置3を配置し、縦軸型曝気撹拌装置3の上流側をガイド板4で覆い、下流側にはガイド板4を配置せずに、被処理水の流れる領域を形成する。
第1の屈曲部41A~第4の屈曲部41Dは、ガイド板4が矩形に折り曲げられている部分であり、ガイド板4を折り曲げる角度や形状は特に限定されるものではない。また、本実施態様では、第1の屈曲部41A~第4の屈曲部41Dの四カ所でガイド板4を折り曲げているが、折り曲げる箇所の数は特に限定されるものではない。
また、第1の屈曲部41A~第4の屈曲部41Dは、複数の板部材を、溶接等により接合されることで形成するものとしてもよい。この場合、小さく分割した板部材を現場で組み立てることで、搬入口等の大きさの関係で作業スペースが限られる場合に、現場での設置工事が容易に行うことが可能となる。
次に、インペラ32の回転により発生する撹拌流の流れについて説明する。図5Aには、無終端水路2を平面視した場合における、第一の実施態様におけるガイド板4により発生する撹拌流を示す。また、図5Bには、無終端水路2の断面における、第一の実施態様におけるガイド板4により発生する撹拌流を示す。
図5Aに示すように、インペラ32は、図5Aにおいて平面視反時計回りに回転する。これにより、インペラ32により発生した撹拌流は、ガイド板4に沿って流れる。ここで、第一の実施態様のガイド板4は、第5のガイド板42Eの末端部44は、第4の屈曲部41Dから区画壁22に向かって設置されている。これにより、ガイド板4に沿って流れる撹拌流は、区画壁22に衝突する流れを形成する。区画壁22に衝突した撹拌流は、区画壁22に沿って下降流を形成し、下降した撹拌流は、無終端水路2の底部に沿って周囲壁21に向かって流れる。周囲壁21に向かう流れは、周囲壁21に衝突して上昇流を形成する。このように、ガイド板4により、インペラ32の回転により発生した撹拌流は、循環流の下流に向かう螺旋流となり、無終端水路2の底部に溜まった沈降物を上昇させて撹拌することが可能となる。
強い螺旋流を形成するためには、インペラ32により発生する撹拌流の勢いを維持しつつ、区画壁22に衝突させる必要がある。このような観点から、第1の屈曲部41Aは、基端部43より上流に配置することが好ましい。これにより第1のガイド板42Aは、基端部43から上流側に向かって設置される。インペラ32と区画壁22の間には、狭い空間が形成されており、狭い空間の被処理水をインペラ32で撹拌すると、高速の撹拌流が形成される。第1のガイド板42Aが上流側に向かって配置されていることにより、この高速の撹拌流の勢いを維持した状態でガイド板4に沿った流れを形成することができる。高速の撹拌流の勢いを維持するという観点から、区画壁22と第1のガイド板42Aのなす角(鈍角側)は、好ましくは100°以上であり、より好ましくは120°以上である。
また、図4に示すように、第1のガイド板42Aの水平断面中央部X1とインペラ32の軸31との距離(d1)は、第2のガイド板42Bの水平断面中央部X2とインペラ32の軸31との距離(d2)よりも短いことが好ましい。なお、水平断面中央部とは、インペラ32の上端部の高さ位置におけるガイド板の水平断面の中央位置である。
第1のガイド板42Aより、壁面から遠方に設置する第2のガイド板42Bの方がインペラ32から離れるように形成されるため、第1のガイド板42Aとインペラ32の間に発生した強い撹拌流は、第2のガイド板42Bとインペラ32の間に形成された広いスペースに流れ込むため、強い勢いを保ちながらガイド板4に沿って流れることができる。よって、ガイド板4に沿って強い撹拌流が発生し、循環水路内の被処理水を効果的に撹拌及び循環させることが可能となる。
さらに、ガイド板の水平断面中央部とインペラの軸との距離は、区画壁22にから遠方に向かうに従って、順次長くなるように設置することが好ましい。例えば、第1のガイド板42Aの水平断面中央部(X1)とインペラ32の軸31との距離(d1)、第2のガイド板42Bの水平断面中央部(X2)とインペラ32の軸31との距離(d2)、第3のガイド板42Cの水平断面中央部(X3)とインペラ32の軸31との距離(d3)、第4のガイド板42Dの水平断面中央部(X4)とインペラ32の軸31との距離(d4)、第5のガイド板42Eの水平断面中央部(X5)とインペラ32の軸31との距離(d5)は、順次長くなるように設置する。これにより、強い撹拌流を形成することができる。
また、第1のガイド板42Aの水平方向の長さ(第1のガイド板42Aの基端部43から第1の屈曲部41Aまでの距離)は、少なくとも一つの他のガイド板42B~42Eの水平方向の長さ(ガイド板の屈曲部間又は屈曲部と末端部の距離)よりも短いことが好ましい。さらには、第1のガイド板42Aの水平方向の長さが、他の全てのガイド板42B~42Eの水平方向の長さより短いことが好ましい。特に、第1のガイド板42Aから末端部43に向かって、各ガイド板の水平方向の長さが順次長くなることが好ましい。これにより、第1のガイド板42Aとインペラ32の間の領域よりも、他のガイド板とインペラ32の間の領域の方が大きくなる。つまりは、第1のガイド板42Aに沿って流れる撹拌流が、第1のガイド板42Aとインペラ32の間よりも広い領域に流れ込むため、勢いを弱めずに、強い撹拌流を維持することができる。
また、すべての屈曲部のなす角は、鈍角であることが好ましい。これにより、ガイド板4に沿って撹拌流が形成される際に、勢いを弱めずに、強い撹拌流を形成することができる。すべての屈曲部のなす角は、好ましくは100°以上であり、より好ましくは110°以上であり、更に好ましくは120°以上である。
本発明のガイド板4において、屈曲部の数、ガイド板の数は、特に制限されない。屈曲部の角度や、インペラ32とガイド板との間の領域の設定に応じて、適宜決定することができる。屈曲部とガイド板を多くすると、円弧に近くなり、強い撹拌流を形成することができる。屈曲部とガイド板を少なくすると、加工しやすく生産性が向上する。このような観点から、屈曲部の数は、好ましくは2以上であり、より好ましくは3以上であり、更に好ましくは4以上である。また、屈曲部の数の上限値は、好ましくは10以下である。
第1のガイド板42A~第5のガイド板42Eは、回動可能に形成され、固定部材で固定するものでもよい。これにより、現場にガイド板4を設置する際に、無終端水路2の大きさや、被処理水の流れに応じて、現場でガイド板4の形状を決定することができる。
また、ガイド板4の少なくとも一つの屈曲部は、回動可能に形成し、固定部材で固定するものでもよい。これにより、インペラ32の形成する撹拌流の流れ方向を調整することができる。さらには、ガイド板4は、末端部44を構成するガイド板を結合する屈曲部のみを回動可能に形成してもよい。末端部44を構成するガイド板は、インペラ32の形成する撹拌流の方向を決定する役割が大きいことから、インペラ32の形成する撹拌流の流れ方向を微調整することができる。
第1のガイド板42A~第5のガイド板42Eは、伸縮可能なものでもよい。これにより、現場にガイド板4を設置する際に、無終端水路2の大きさや、被処理水の流れに応じて、現場でガイド板4の形状を決定することができる。
さらには、ガイド板4は、末端部44を構成する第5のガイド板42Eのみを伸縮可能にしてもよい。末端部44を構成するガイド板は、インペラ32の形成する撹拌流の方向を決定する役割が大きいことから、インペラ32の形成する撹拌流の流れ方向を微調整することができる。
ガイド板4は、2以上に分割可能としてもよい。分割可能とすることにより、現場へ運搬する際に容積を小さくすることができるという効果がある。また、搬入口等の大きさが限られる場合に、小さく分割して搬入することが可能である。
[第二の実施態様]
図6Aには、無終端水路2を平面視した場合における、第二の実施態様におけるガイド板4の構成及びガイド板4により発生する撹拌流を示す。また、図6Bには、無終端水路2の断面における、第二の実施態様におけるガイド板4により発生する撹拌流を示す。
第二の実施態様のガイド板4は、第1のガイド板42A、第2のガイド板42B、第3のガイド板42C、第4のガイド板42D、第1のガイド板42Aと第2のガイド板42Bの間に形成された第1の屈曲部41A、第2のガイド板42Bと第3のガイド板42Cの間に形成された第2の屈曲部41B、第3のガイド板42Cと第4のガイド板42Dの間に形成された第3の屈曲部41Cを備える。そして、図6Aに示すように、第4のガイド板42Dは、周囲壁21側に向かって設置されている。これにより、インペラ32により発生した撹拌流は、区画壁22と対向する周囲壁21に衝突する流れが形成される。図6Bに示すように、周囲壁21に衝突した撹拌流は、周囲壁21に沿って下降流を形成し、下降した撹拌流は、無終端水路2の底部に沿って区画壁22に向かって流れる。区画壁22に向かう流れは、区画壁22に衝突して上昇流を形成する。このように、第一の実施態様と同様、インペラ32の回転により発生した撹拌流は、ガイド板4により、循環流の下流に向かう螺旋流となり、無終端水路2の底部に溜まった沈降物を上昇させて撹拌することが可能となる。
[第三の実施態様]
図7A、図7Bは、無終端水路を平面から見た場合における本発明の第三の実施態様におけるガイド板5を示す概略説明図である。
第三の実施態様は、第4の屈曲部、第5のガイド板以外は第一の実施態様と同様の構成である。
第三の実施態様における第4の屈曲部51Dは、回動可能であることを特徴とする。また、第三の実施態様における第5のガイド板は、伸縮可能であることを特徴とする。
本実施態様における第4の屈曲部は、図7A、図7Bに示すようにガイド板5の基端部53から数えて最後の屈曲部である。
図7Aに示すように、本実施態様における第4の屈曲部51Dは、回動可能であることを特徴とするものである。この特徴によれば、無終端水路2を平面視場合における第5のガイド板52Eの第4のガイド板52Dに対する角度を変更することが可能となる。
加えて、図7Bに示すように、本実施態様における第5のガイド板52Eは、伸縮可能であることを特徴とするものである。この特徴によればインペラ31により発生した撹拌流の向きや流速を適宜変更するが可能となる。
これらの特徴により、インペラ31により発生した撹拌流の向きや流速を適宜変更するが可能となる。また、ガイド板5を無終端水路2に設置する際、又は設置した後にインペラ31により発生した撹拌流の向きや流速を容易に変更することができる。そのため、ガイド板5を製造する過程で寸法等の不一致等により無終端水路2に設置した際に所定の性能を発揮しない場合にも、現場で簡単に修正が可能となるため、ガイド板5の再生産を行う必要がない。
また、本実施態様では、回動可能又は伸縮可能な屈曲部の例として、第4の屈曲部としているが、本発明のガイド板の2以上の屈曲部の内、どの屈曲部が回動可能又は伸縮可能であってもよい。さらに、複数の又は全ての屈曲部が回動可能又は伸縮可能であってもよい。
[第四の実施態様]
図8は、無終端水路を平面から見た場合における、本発明の第三の実施態様におけるガイド板6を示す概略説明図である。
第四の実施態様における屈曲部61A~第4の屈曲部61Dは、原則、第一の実施態様における屈曲部41A~第4の屈曲部41Dと同一の機能を有するものであるが、第1の屈曲部61A~第4の屈曲部61Dの各屈曲部が接合されていないことを特徴とする。これにより、本実施態様における第1のガイド板62A~第5のガイド板62Eは、各々独立した板部材としてガイド板6を構成している。
ガイド板6の内、基端部63、末端部64は、第一の実施態様における基端部43、末端部44又は、第二の実施態様における基端部53、基端部54と同一である。
なお、第一の実施態様又は、第二の実施態様と同一の構成については説明を省略する。
本実施態様における第1の屈曲部61A~第4の屈曲部61Dは、接合されていないことを特徴とするものである。そのため、第1のガイド板62A~第5のガイド板62E各々は独立した板部材として無終端水路2に設置される。これにより、ガイド板6を無終端水路2に設置する際に、小さく分割した板部材を現場に設置ことで、搬入口等の大きさの関係で作業スペースが限られる場合に、現場での設置工事が容易に行うことが可能となる。また、現場で溶接等により各独立した板部材を接合する必要がないため設置工事が容易である。
また、本実施態様では、接合されていない屈曲部を例として、ガイド板6の全ての屈曲部としているが、本発明のガイド板の2以上の屈曲部の、どの屈曲部が接合されていなくてもよい。さらに、複数の又は全ての屈曲部が接合されていなくてもよい。
本実施態様における第1のガイド板62A~第5のガイド板62Eは、原則第一の実施態様又は、第二の実施態様における第1のガイド板~第5のガイド板と同様のものである。しかし、第1の屈曲部61A~第4の屈曲部61Dが接合されていないため、本実施態様における第1のガイド板62A~第5のガイド板62Eは独立した板部材であることを特徴とする。本実施態様における第1のガイド板62A~第5のガイド板62E同士は、お互いに接するように配置されていてもよいし、離れて設置されていてもよい。
また、本実施態様では、離れて設置されている各板部材の例として、ガイド板6を構成する全ての板部材としているが、本発明のガイド板6を構成する各板部材の内、一部の板部材同士を離れて設置してもよい。
なお、上述した実施態様はインペラ用ガイド板の一例を示すものである。本発明に係るインペラ用ガイド板は、上述した実施態様に限られるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で、上述した実施態様に係るインペラ用ガイド板を変形してもよい。
例えば、本実施態様における縦軸型曝気撹拌装置3を直線水路2aではなく、循環水路2bに設置してもよい。これにより、スカム等が堆積しやすい循環水路2b近傍の被処理水を効果的に撹拌することが可能となる。
本発明のインペラ用ガイド板は、生物学的水処理設備用の縦軸型曝気撹拌装置に好適に利用することができる。
1 生物処理設備、2 無終端水路、2a 直線水路、2b 循環水路、21 周囲壁、22 区画壁、3 縦軸型曝気撹拌装置、31 軸、32 インペラ、33 つなぎ板、34 通水孔、4,5,6 ガイド板、41A,51A,61A 第1の屈曲部、41B,51B,61B 第2の屈曲部、41C,51C,61C 第3の屈曲部、41D,51D,61D 第4の屈曲部、42A,52A,62A 第1のガイド板、42B,52B,62B 第2のガイド板、42C,52C,62C 第3のガイド板、42D,52D,62D 第4のガイド板、42E,52E,62E 第5のガイド板、43,53,63 基端部、44,54,64 末端部、45 ブラケット、46 サポート

Claims (6)

  1. 生物処理設備の周囲壁及び前記生物処理設備内の区画壁により形成され循環して被処理水の流れる水路に配置されたインペラに対して用いられるインペラ用ガイド板であって、
    前記インペラ用ガイド板は、二以上の屈曲部を備え、前記区画壁から連結部材で固定されていることを特徴とする、インペラ用ガイド板。
  2. 第1のガイド板、第2のガイド板及び第3のガイド板、並びに前記第1のガイド板と前記第2のガイド板の間に配置された第1の屈曲部、第2のガイド板と第3のガイド板の間に第2の屈曲部を備え、
    前記第1のガイド板は、水路の壁面に最も近い位置に配置され、
    前記第1の屈曲部は、前記第1のガイド板の前記壁面に近い側の端部よりも上流側に位置することを特徴とする、請求項1に記載されたインペラ用ガイド板。
  3. 第1のガイド板の水平断面中央部とインペラの軸との距離は、第2のガイド板の水平断面中央部とインペラの軸との距離よりも短いことを特徴とする、請求項2に記載されたインペラ用ガイド板。
  4. 前記インペラ用ガイド板は、前記第1のガイド板の前記壁面に近い側の端部から、前記水路内に配置された末端部を備え、前記末端部を有するガイド板の屈曲部は回動すること、又は、前記末端部を有するガイド板は伸縮することを特徴とする、請求項2又は3に記載されたインペラ用ガイド板。
  5. 前記インペラ用ガイド板は、2以上に分割可能であることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載されたインペラ用ガイド板。
  6. 生物処理設備の周囲壁及び前記生物処理設備内の区画壁により形成され循環して被処理水の流れる水路に配置されたインペラに対して用いられるインペラ用ガイド板の製造方法であって、
    前記インペラ用ガイド板は、二以上の屈曲部を形成し、前記区画壁から連結部材で固定するためのブラケット部を備えることを特徴とする、インペラ用ガイド板の製造方法。
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