JP2021136780A - 太陽電池の検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】分割溝に関連する欠陥の検査を容易に実施できる検査装置を提供する。【解決手段】検査装置は被検査物に形成される分割溝に関連する欠陥を検出する検出部を備える。検出部は被検査物に検査光を投光する投光部310、および、被検査物を透過した検査光を受光する受光部410を含む。20は太陽電池基板であり、30は裏面電極である。検査光を受光することにより、第1分割溝P1中の残存部RAの有無を検出する。【選択図】図14
Description
本発明は太陽電池の検査装置に関する。
太陽電池に欠陥が含まれる場合がある。欠陥は例えば、太陽電池を構成する層に形成される分割溝に関連する欠陥である。分割溝に関連する欠陥には例えば、分割溝を形成するためのスクライブ加工にともない形成される貫通部等が含まれる。太陽電池の検査装置は被検査物の欠陥を検出する。検査装置としては、例えばラインスキャンカメラにより被検査物を撮影する装置が知られている。特許文献1には従来の検査装置の一例が記載されている。
ラインスキャンカメラを用いる検査装置では、ラインスキャンカメラによる適切な撮影のための種々の撮影条件の設定が必要になる。
本発明の目的は分割溝に関連する欠陥の検査を容易に実施できる太陽電池の検査装置を提供することである。
本発明に関する太陽電池の検査装置は被検査物に形成される分割溝に関連する欠陥を検出する検出部を備え、前記検出部は前記被検査物に検査光を投光する投光部と、前記被検査物を透過した検査光を受光する受光素子とを含む。
上記検査装置によれば、ラインスキャンカメラを用いる場合の撮影条件の設定を省略でき、分割溝に関連する欠陥の検査を容易に実施できる。
前記検査装置の一例では、前記被検査物は複数の前記分割溝を含み、前記検出部は複数の前記受光素子を含み、前記複数の受光素子は1本の前記分割溝に1つの前記受光素子が対応するように設けられる。
上記検査装置によれば、1本の分割溝に関連する欠陥が1つの受光素子により検出されるため、個々の分割溝に関連する欠陥の検出精度がばらつきにくい。
前記検査装置の一例では、前記複数の受光素子は前記複数の分割溝が並ぶ方向に沿う複数の列を構成し、前記分割溝に沿う方向に関する前記複数の列の位置は異なる。
上記検査装置によれば、複数の分割溝が並ぶ方向に隣接する受光素子の間隔を広げることができる。
前記検査装置の一例では、前記受光素子を収容する収容部をさらに備える。
上記検査装置によれば、受光素子が保護される。
前記検査装置の一例では、前記検出部は前記受光素子への外乱光の入射を抑制する遮光部を含む。
上記検査装置によれば、分割溝に関連する欠陥の検出精度が高くなる。
前記検査装置の一例では、前記受光素子の出力電圧に応じて前記欠陥を検出する解析部をさらに備える。
上記検査装置によれば、分割溝に関連する欠陥を適切に検出できる。
前記検査装置の一例では、前記被検査物を前記検出部に対して相対的に移動させる移送部をさらに備える。
上記検査装置によれば、分割溝の全体にわたり分割溝に関連する欠陥を適切に検出できる。
本発明に関する太陽電池の検査装置によれば、分割溝に関連する欠陥の検査を容易に実施できる。
(第1実施形態)
図1は太陽電池10の断面を示す。光吸収層の材料による分類では、太陽電池10は例えば化合物系太陽電池である。厚さによる分類では、太陽電池10は例えば薄膜太陽電池である。太陽電池10の説明には直交座標系が用いられる。X軸およびY軸により規定される平面を「基準面」と称する。太陽電池10の平面は基準面に平行である。Z軸は太陽電池10の平面に直交する。X軸に平行な方向を「横方向」と称する。横方向の一方を「第1横方向」と称する。横方向の他方を「第2横方向」と称する。Y軸に平行な方向を「縦方向」と称する。縦方向の一方を「第1縦方向」と称する。縦方向の他方を「第2縦方向」と称する。Z軸に平行な方向を「厚さ方向」と称する。厚さ方向の一方を「第1厚さ方向」と称する。厚さ方向の他方を「第2厚さ方向」と称する。
図1は太陽電池10の断面を示す。光吸収層の材料による分類では、太陽電池10は例えば化合物系太陽電池である。厚さによる分類では、太陽電池10は例えば薄膜太陽電池である。太陽電池10の説明には直交座標系が用いられる。X軸およびY軸により規定される平面を「基準面」と称する。太陽電池10の平面は基準面に平行である。Z軸は太陽電池10の平面に直交する。X軸に平行な方向を「横方向」と称する。横方向の一方を「第1横方向」と称する。横方向の他方を「第2横方向」と称する。Y軸に平行な方向を「縦方向」と称する。縦方向の一方を「第1縦方向」と称する。縦方向の他方を「第2縦方向」と称する。Z軸に平行な方向を「厚さ方向」と称する。厚さ方向の一方を「第1厚さ方向」と称する。厚さ方向の他方を「第2厚さ方向」と称する。
太陽電池10は例えば板である。太陽電池10の平面視では、太陽電池10の形状は例えば四角形である。平面視における太陽電池10の外郭には2組の対辺が含まれる。一方の対辺は横方向に平行である。他方の対辺は縦方向に平行である。太陽電池10は第1主面10Aおよび第2主面10Bを含む。第1主面10Aは第1厚さ方向を向く。第2主面10Bは第2厚さ方向を向く。各主面10A、10Bは基準面に平行である。
太陽電池10は複数の層を含む。一例では、太陽電池10は基板20、裏電極層30、中間層40、および、窓層50を含む。基板20は第1主面20Aおよび第2主面20Bを含む。第1主面20Aは第1厚さ方向を向く。第2主面20Bは第2厚さ方向を向く。第2主面20Bは太陽電池10の第2主面10Bを構成する。裏電極層30は基板20の第1主面20Aに積層される。裏電極層30は第1主面30Aおよび第2主面30Bを含む。第1主面30Aは第1厚さ方向を向く。第2主面30Bは第2厚さ方向を向く。第2主面30Bは基板20の第1主面20Aに対向する。
中間層40は裏電極層30の第1主面30Aに積層される。中間層40は第1主面40Aおよび第2主面40Bを含む。第1主面40Aは第1厚さ方向を向く。第2主面40Bは第2厚さ方向を向く。第2主面40Bは裏電極層30の第1主面30Aに対向する。中間層40の構成について例示する。第1例では、中間層40は光吸収層41により構成される。光吸収層41は裏電極層30の第1主面30Aに積層される。光吸収層41は第1主面41Aおよび第2主面41Bを含む。第1主面41Aは第1厚さ方向を向く。第2主面41Bは第2厚さ方向を向く。第1主面41Aは中間層40の第1主面40Aを構成する。第2主面41Bは裏電極層30の第1主面30Aに対向する。第2例では、中間層40は光吸収層41およびバッファ層42により構成される。バッファ層42は光吸収層41の第1主面41Aに積層される。バッファ層42は第1主面42Aおよび第2主面42Bを含む。第1主面42Aは第1厚さ方向を向く。第2主面42Bは第2厚さ方向を向く。第1主面42Aは中間層40の第1主面40Aを構成する。第2主面42Bは光吸収層41の第1主面41Aに対向する。第3例では、中間層40は第2例の中間層40にさらに別の層が積層された構成を備える。
窓層50は中間層40の第1主面40Aに積層される。窓層50は第1主面50Aおよび第2主面50Bを含む。第1主面50Aは第1厚さ方向を向く。第2主面50Bは第2厚さ方向を向く。第2主面50Bは中間層40の第1主面40Aに対向する。
硬さに関する分類では、基板20は例えばリジッド基板、フレキシブル基板、または、リジッドフレキシブル基板である。電気的性質に関する分類では、基板20は例えば絶縁体または半導体である。透明度に関する分類では、基板20は例えば透明基板である。一例では、基板20はガラス基板である。ガラス基板の種類は例えば、アルミノシリケートガラス、ソーダライムガラス、ボロシリケートガラス、鉛ガラス、アルカリバリウムガラス、アルミノボロシリケートガラス、および、無アルカリガラスから選択される。
裏電極層30は例えば金属電極層である。裏電極層30の材料は例えば、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)、および、クロム(Cr)から選択される。光吸収層41は例えばp型半導体である。光吸収層41は例えば化合物半導体である。化合物半導体の種類は例えば、CIS化合物、CIGS化合物、CZTS化合物、CdTe化合物、および、CdS化合物から選択される。CIS化合物の主成分は銅(Cu)、インジウム(In)、および、セレン(Se)である。CIGS化合物の主成分は銅(Cu)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、および、セレン(Se)である。CZTS化合物の主成分は銅(Cu)、亜鉛(Zn)、スズ(Sn)、硫黄(S)、および、セレン(Se)である。CdTe化合物の主成分はカドミウム(Cd)およびテルル(Te)である。CdS化合物の主成分はカドミウム(Cd)および硫黄(S)である。
バッファ層42は例えば高抵抗層である。バッファ層42は例えばn型半導体である。バッファ層42の材料は例えば、硫化カドミウム(CdS)、酸化亜鉛(ZnO)、硫化亜鉛(ZnS)、および、硫化インジウム(InS)から選択される。
窓層50は例えばn型半導体である。窓層50は例えば透明導電膜である。透明導電膜の種類は例えば、酸化錫系薄膜、酸化亜鉛系薄膜、および、酸化インジウム系薄膜から選択される。
太陽電池10は複数の分割溝Pおよび複数のセル60を含む。複数の分割溝Pは裏電極層30、中間層40、および、窓層50を複数のセル60に区分する。複数のセル60は横方向に並ぶ。一例では、セル60は縦方向に長い。セル60の長手方向は縦方向に平行である。複数の分割溝Pには3種類の分割溝Pが含まれる。分割溝Pの種類は第1分割溝P1、第2分割溝P2、および、第3分割溝P3である。太陽電池10は複数の第1分割溝P1、複数の第2分割溝P2、および、複数の第3分割溝P3を含む。一例では、各分割溝P1〜P3は縦方向に長い。各分割溝P1〜P3は縦方向に平行である。
第1分割溝P1は裏電極層30に形成される。裏電極層30には複数の第1分割溝P1が形成される。複数の第1分割溝P1は横方向に並ぶ。第2分割溝P2は中間層40に形成される。中間層40には複数の第2分割溝P2が形成される。複数の第2分割溝P2は横方向に並ぶ。第3分割溝P3は中間層40および窓層50に形成される。中間層40および窓層50には複数の第3分割溝P3が形成される。複数の第3分割溝P3は横方向に並ぶ。中間層40は第1分割溝P1を埋める第1凸部40Pを含む。窓層50は第2分割溝P2を埋める第2凸部50Pを含む。
横方向に隣接するセル60は第1分割溝P1および第3分割溝P3により区分される。各セル60は電気的に直列に接続される。セル60は横方向に並ぶ1組の第3分割溝P3の間に設けられる窓層50および中間層40と、横方向に並ぶ1組の第1分割溝P1の間に設けられる裏電極層30とを含む。1つのセル60を構成する裏電極層30、中間層40、および、窓層50をそれぞれ「セル裏電極層61」、「セル中間層62」、および、「セル窓層63」と称する。
裏電極層30は複数の第1分割溝P1により複数のセル裏電極層61に分割される。セル裏電極層61は第1横方向に隣接する別のセル60のセル窓層63に接続される。中間層40および窓層50は複数の第3分割溝P3により複数のセル中間層62およびセル窓層63に分割される。セル窓層63は第2横方向に隣接する別のセル60のセル裏電極層61に接続される。セル中間層62は第2分割溝P2により第1層構成部62Aおよび第2層構成部62Bに分割される。第1層構成部62Aはセル裏電極層61に積層される。第2層構成部62Bは第2横方向に隣接する別のセル60のセル裏電極層61に積層される。
セル中間層62は第1分割溝P1を埋める第1凸部40Pを含む。第1凸部40Pは横方向に隣接する1組のセル裏電極層61を絶縁する。セル窓層63は第2分割溝P2を埋める第2凸部50Pを含む。第2凸部50Pは第2横方向に隣接する別のセル60のセル裏電極層61に接続される。
各分割溝P1〜P3は例えばスクライブ加工により形成される。第1分割溝P1は例えばレーザスクライブにより形成される。第2分割溝P2および第3分割溝P3は例えばメカニカルスクライブにより形成される。
太陽電池10は例えば次のように製造される。図2に示される第1工程では、基板20が洗浄される。図3に示される第2工程では、基板20に裏電極層30が形成される。裏電極層30の形成方法は例えば蒸着である。図4に示される第3工程では、裏電極層30がパターニングされ、裏電極層30に複数の第1分割溝P1が形成される。第1分割溝P1の形成方法は例えばレーザスクライブである。図5に示される第4工程では、裏電極層30に光吸収層41が形成される。一例では、第4工程には次の各工程が含まれる。裏電極層30に金属薄膜であるプリカーサが形成される。プリカーサの形成方法は例えば蒸着である。特定のガス雰囲気中においてプリカーサにアニール処理が施される。アニール処理によりプリカーサが化合物に変化する。一例では、アニール処理によりプリカーサがセレン化または硫化される。図6に示される第5工程では、光吸収層41にバッファ層42が形成される。バッファ層42の形成方法は例えば蒸着である。図7に示される第6工程では、中間層40がパターニングされ、中間層40に複数の第2分割溝P2が形成される。第2分割溝P2の形成方法は例えばメカニカルスクライブである。図8に示される第7工程では、中間層40に窓層50が形成される。窓層50の形成方法は例えば蒸着である。図9に示される第8工程では、中間層40および窓層50がパターニングされ、中間層40および窓層50に複数の第3分割溝P3が形成される。第3分割溝P3の形成方法は例えばメカニカルスクライブである。
第3工程(図4参照)により形成される太陽電池10の仕掛品を「第1仕掛品10X」と称する。第6工程(図7参照)により形成される太陽電池10の仕掛品を「第2仕掛品10Y」と称する。第1仕掛品10X、第2仕掛品10Y、および、太陽電池10において厚さ方向に関する第1分割溝P1に対応する部分を「第1特定部Q1」と称する。横方向に関する第1特定部Q1の幅は第1分割溝P1の幅に等しい。第1仕掛品10X、第2仕掛品10Y、および、太陽電池10において厚さ方向に関する第2分割溝P2に対応する部分を「第2特定部Q2」と称する。横方向に関する第2特定部Q2の幅は第2分割溝P2の幅に等しい。第1仕掛品10X、第2仕掛品10Y、および、太陽電池10において厚さ方向に関する第3分割溝P3に対応する部分を「第3特定部Q3」と称する。横方向に関する第3特定部Q3の幅は第3分割溝P3の幅に等しい。
第1仕掛品10X、第2仕掛品10Y、および、太陽電池10は例えば分割溝Pに関連する欠陥を含む場合がある。分割溝Pに関連する欠陥は裏電極層30に生じる欠陥、および、中間層40に生じる欠陥の少なくとも1つを含む。裏電極層30の欠陥は例えば、第1〜第3種欠陥の少なくとも1つを含む。
第1種欠陥は裏電極層30の第1特定部Q1に関する欠陥である。図10は第1種欠陥の一例を示す。第2種欠陥は裏電極層30の第2特定部Q2に関する欠陥である。図11は第2種欠陥の一例を示す。第3種欠陥は裏電極層30の第3特定部Q3に関する欠陥である。図12は第3種欠陥の一例を示す。
図10に示されるように、裏電極層30における第1種欠陥が生じた部分では、スクライブ加工において削り残された裏電極層30の一部(以下「残存部RA」という)が第1分割溝P1に存在する。第1分割溝P1を形成するためのスクライブ加工の工程では、種々の加工条件の影響により残存部RAが生じる場合がある。残存部RAの形成範囲および形状等は加工条件に応じて異なる。残存部RAの状態について例示する。第1例では、残存部RAは横方向に隣接する1組のセル裏電極層61の両方に繋がる。第2例では、残存部RAは横方向に隣接する1組のセル裏電極層61の一方に繋がる。
図11に示されるように、裏電極層30における第2種欠陥が生じた部分では、裏電極層30の第2特定部Q2に貫通部RBが形成される。貫通部RBは裏電極層30を厚さ方向に貫通する。第2分割溝P2を形成するためのスクライブ加工の工程では、種々の加工条件の影響により貫通部RBが形成される場合がある。貫通部RBの形成範囲および形状等は加工条件に応じて異なる。
図12に示されるように、裏電極層30における第3種欠陥が生じた部分では、裏電極層30の第3特定部Q3に貫通部RBが形成される。貫通部RBは裏電極層30を厚さ方向に貫通する。第3分割溝P3を形成するためのスクライブ加工の工程では、種々の加工条件の影響により貫通部RBが形成される場合がある。貫通部RBの形成範囲および形状等は加工条件に応じて異なる。
図13は太陽電池10の検査装置100の一例を示す。検査装置100は被検査物Wの欠陥を検出できるように構成される。被検査物Wには例えば、第1仕掛品10X、第2仕掛品10Y、および、太陽電池10の少なくとも1つが含まれる。被検査物Wのサイズは任意に選択できる。一例では、横方向に関する被検査物Wの長さは600mm〜700mmの範囲に含まれる。縦方向に関する被検査物Wの長さは1500mm〜1600mmの範囲に含まれる。
被検査物Wは第1主面WAおよび第2主面WBを含む。被検査物Wが第1仕掛品10Xである場合、被検査物Wの第1主面WAは裏電極層30の第1主面30Aである。被検査物Wが第2仕掛品10Yである場合、被検査物Wの第1主面WAは中間層40の第1主面40Aである。被検査物Wが太陽電池10である場合、被検査物Wの第1主面WAは窓層50の第1主面50Aである。被検査物Wが第1仕掛品10X、第2仕掛品10Y、または、太陽電池10である場合、被検査物Wの第2主面WBは基板20の第2主面20Bである。
検査装置100による被検査物Wの検査対象範囲は1または複数の単位範囲を含む。単位範囲は3種類に分類される。第1種単位範囲は1本の第1分割溝P1を含む。第2種単位範囲は1本の第2分割溝P2に対応する第2特定部Q2を含む。第3種単位範囲は1本の第3分割溝P3に対応する第3特定部Q3を含む。検査対象範囲の内容について例示する。第1例では、検査対象範囲は1または複数の第1単位範囲を含む。第1単位範囲の数は1から全数の間で任意に設定できる。第1単位範囲の全数は第1分割溝P1の全数に等しい。第2例では、検査対象範囲は1または複数の第2単位範囲を含む。第2単位範囲の数は1から全数の間で任意に設定できる。第2単位範囲の全数は第2分割溝P2の全数に等しい。第3例では、検査対象範囲は1または複数の第3単位範囲を含む。第3単位範囲の数は1から全数の間で任意に設定できる。第3単位範囲の全数は第3分割溝P3の全数に等しい。第4例では、検査対象範囲は第1〜第3例の少なくとも2種類の検査対象範囲を含む。
被検査物Wの検査内容の種類について例示する。第1例では、被検査物Wは第1仕掛品10Xである。検査対象範囲は裏電極層30の第1特定部Q1である。検出される欠陥の種類は第1仕掛品10Xの第1種欠陥である。第2例では、被検査物Wは第2仕掛品10Yである。検査対象範囲は裏電極層30の第1特定部Q1である。検出される欠陥の種類は第2仕掛品10Yの第1種欠陥である。第3例では、被検査物Wは第2仕掛品10Yである。検査対象範囲は裏電極層30の第2特定部Q2である。検出される欠陥の種類は第2仕掛品10Yの第2種欠陥である。第4例では、第2例および第3例の内容が含まれる。第5例では、被検査物Wは太陽電池10である。検査対象範囲は第1分割溝P1である。検出される欠陥の種類は太陽電池10の第1種欠陥である。第6例では、被検査物Wは太陽電池10である。検査対象範囲は第2特定部Q2である。検出される欠陥の種類は太陽電池10の第2種欠陥である。第7例では、被検査物Wは太陽電池10である。検査対象範囲は第3特定部Q3である。検出される欠陥の種類は太陽電池10の第3種欠陥である。第8例では、第5〜第7例の内容の少なくとも2つが含まれる。
検査装置100は検出部200を含む。検出部200は被検査物Wに形成される分割溝Pに関連する欠陥を検出できるように構成される。検出部200は光学的方法により被検査物Wの欠陥を検出する。分割溝Pに関連する欠陥は例えば、被検査物Wの裏電極層30に生じる。検出部200は1または複数の受光素子410を含む。受光素子410は被検査物Wを透過した検査光を受光する。検出部200による被検査物Wの検査対象範囲には、例えば第1特定部Q1、第2特定部Q2、および、第3特定部Q3の少なくとも1つが含まれる。受光素子410により欠陥を検出する検査装置100では、例えば次のような効果が得られる。分割溝Pに関連する欠陥の検査を容易に実施できる。検査装置100のコストを抑えることができる。高さ方向に関する被検査物Wと検出部200との距離を短くできる。これは例えば高さ方向に関する検査装置100の小型化に寄与する。
検出部200は投光部300および受光部400を含む。投光部300は検査光を出力する光源310を含む。検査光は例えば可視光である。受光部400は1または複数の受光素子410を含む。受光素子410の種類は例えば、フォトダイオード、フォトトランジスタ、および、アバランシェフォトダイオードから選択される。受光素子410は被検査物Wを透過した検査光を受光するように設けられる。
検出部200による各単位範囲の検査方法について例示する。第1例では、検出部200は検査対象範囲に含まれる複数の第1種単位範囲の検査を並行して実施する。第2例では、検出部200は検査対象範囲に含まれる複数の第2種単位範囲の検査を並行して実施する。第3例では、検出部200は検査対象範囲に含まれる複数の第3種単位範囲の検査を並行して実施する。第4例では、検出部200は第1〜第3例の検査方法の少なくとも2つを並行して実施する。第5例では、検出部200は第1〜第3例の検査方法の少なくとも2つを順番に実施する。第7例では、検出部200は検査対象範囲に含まれる複数の第1種単位範囲を複数のグループに分割し、複数のグループについて順番に検査を実施する。1つのグループは少なくとも1つの第1種単位範囲を含む。第8例では、検出部200は検査対象範囲に含まれる複数の第2種単位範囲を複数のグループに分割し、複数のグループについて順番に検査を実施する。1つのグループは少なくとも1つの第2種単位範囲を含む。第9例では、検出部200は検査対象範囲に含まれる複数の第3種単位範囲を複数のグループに分割し、複数のグループについて順番に検査を実施する。1つのグループは少なくとも1つの第3種単位範囲を含む。第10例では、検出部200は第7〜第9例の検査方法の少なくとも2つを並行して実施する。第11例では、検出部200は第7〜第9例の検査方法の少なくとも2つを順番に実施する。
一例では、検査装置100は移送部110をさらに備える。移送部110は検出部200と被検査物Wとを相対的に移動させる。移送部110による移動対象に関する構成について例示する。第1例では、移送部110は検出部200に対して被検査物Wを移動させる。第2例では、移送部110は被検査物Wに対して検出部200を相対的に移動させる。第3例では、移送部110は被検査物Wおよび検出部200の両方を相対的に移動させる。移送部110は被検査物Wを移動させる第1のアクチュエータ、および、検出部200を移動させる第2のアクチュエータの少なくとも1つを含む。第1のアクチュエータは電源から供給される電気エネルギーを被検査物Wの運動に変換する。第2のアクチュエータは電源から供給される電気エネルギーを検出部200の運動に変換する。
移送部110による相対移動方向に関する構成について例示する。第1例では、移送部110は検出部200と被検査物Wとを縦方向に相対移動させる第1移送構造を含む。第2例では、移送部110は検出部200と被検査物Wとを横方向に相対移動させる第2移送構造を含む。第3例では、移送部110は検出部200と被検査物Wとを厚さ方向に相対移動させる第3移送構造を含む。第4例では、移送部110は第1〜第3例の少なくとも2つの移送構造を含む。移送部110に第1移送構造が含まれる例では、検出部200は1箇所の単位範囲について縦方向の全体にわたり連続的に検査できる。1箇所の検査対象範囲とは、1本の第1分割溝P1、1本の第2分割溝P2に対応する第2特定部Q2、または、1本の第3分割溝P3に対応する第3特定部Q3である。移送部110に第2移送構造が含まれる例では、1つの受光素子410に対応する単位範囲を横方向の移動に応じて変更できる。移送部110に第3移送構造が含まれる例では、厚さ方向に関する被検査物Wに対する受光素子410の位置を変更できる。
一例では、検査装置100は処理部120をさらに備える。処理部120は検出部200と有線通信または無線通信できるように検出部200に接続される。検出部200は受光素子410の出力電圧を含む検出情報を処理部120に出力する。処理部120は受光素子410の出力電圧を参照し、被検査物Wの欠陥を検出する。
図14を参照して、検査装置100による第1種欠陥の検出方法の一例について説明する。光源310は被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの一方に面するように設けられる。受光素子410は被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの他方に面するように設けられる。受光素子410は被検査物Wを透過した検査光を受光できるように設けられる。光源310は第1分割溝P1に検査光を出力する。
第1分割溝P1の対象部分に残存部RAが存在しない場合、検査光は被検査物Wを透過する。受光素子410は被検査物Wを透過した検査光を受光する。第1分割溝P1の対象部分に残存部RAが存在する場合、検査光は残存部RAに反射される。受光素子410は検査光を受光しない、または、残存部RAが存在しない場合よりも弱い検査光を受光する。受光素子410の受光量は欠陥に関する状態に応じて異なる。
残存部RAが存在する場合の受光素子410の受光量は残存部RAが存在しない場合の受光素子410の受光量よりも少ない。受光素子410の受光量が少ない状態には受光量が0の状態も含まれる。残存部RAが存在する場合の受光素子410の出力電圧は残存部RAが存在しない場合の受光素子410の出力電圧よりも低い。
処理部120は受光素子410の出力電圧を参照し、裏電極層30における第1種欠陥の有無を判定する。一例では、受光素子410の出力電圧が第1基準電圧以上の場合、第1分割溝P1の対象部分に第1種欠陥が存在しないと判定される。受光素子410の出力電圧が第1基準電圧未満の場合、第1分割溝P1の対象部分に第1種欠陥が存在すると判定される。
図15を参照して、検査装置100による第2種欠陥の検出方法の一例について説明する。光源310は被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの一方に面するように設けられる。受光素子410は被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの他方に面するように設けられる。受光素子410は被検査物Wを透過した検査光を受光できるように設けられる。光源310は裏電極層30の第2特定部Q2に検査光を出力する。
裏電極層30の第2特定部Q2の対象部分に貫通部RBが存在しない場合、検査光は裏電極層30に反射される。受光素子410は検査光を受光しない。裏電極層30の第2特定部Q2の対象部分に貫通部RBが存在する場合、検査光は被検査物Wを透過する。受光素子410は被検査物Wを透過した検査光を受光する。受光素子410の受光量は欠陥に関する状態に応じて異なる。
貫通部RBが存在する場合の受光素子410の受光量は貫通部RBが存在しない場合の受光素子410の受光量よりも多い。貫通部RBが存在する場合の受光素子410の出力電圧は貫通部RBが存在しない場合の受光素子410の出力電圧よりも高い。
処理部120は受光素子410の出力電圧を参照し、裏電極層30における第2種欠陥の有無を判定する。一例では、受光素子410の出力電圧が第2基準電圧未満の場合、裏電極層30の第2特定部Q2の対象部分に第2種欠陥が存在しないと判定される。受光素子410の出力電圧が第2基準電圧以上の場合、裏電極層30の第2特定部Q2の対象部分に第2種欠陥が存在すると判定される。
図16を参照して、検査装置100による第3種欠陥の検出方法の一例について説明する。光源310は被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの一方に面するように設けられる。受光素子410は被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの他方に面するように設けられる。受光素子410は被検査物Wを透過した検査光を受光できるように設けられる。光源310は裏電極層30の第3特定部Q3に検査光を出力する。
裏電極層30の第3特定部Q3の対象部分に貫通部RBが存在しない場合、検査光は裏電極層30に反射される。受光素子410は検査光を受光しない。裏電極層30の第3特定部Q3の対象部分に貫通部RBが存在する場合、検査光は被検査物Wを透過する。受光素子410は被検査物Wを透過した検査光を受光する。受光素子410の受光量は欠陥に関する状態に応じて異なる。
貫通部RBが存在する場合の受光素子410の受光量は貫通部RBが存在しない場合の受光素子410の受光量よりも多い。貫通部RBが存在する場合の受光素子410の出力電圧は貫通部RBが存在しない場合の受光素子410の出力電圧よりも高い。
処理部120は受光素子410の出力電圧を参照し、裏電極層30における第3種欠陥の有無を判定する。一例では、受光素子410の出力電圧が第3基準電圧未満の場合、裏電極層30の第3特定部Q3の対象部分に第3種欠陥が存在しないと判定される。受光素子410の出力電圧が第3基準電圧以上の場合、裏電極層30の第3特定部Q3の対象部分に第3種欠陥が存在すると判定される。
(第2実施形態)
図17は第2実施形態の検査装置100に関するブロック図を示す。検査装置100は複数の機能ブロックF10を含む。複数の機能ブロックF10には例えば、発光部F11、光電変換部F12、増幅部F13、AD変換部F14、位置検出部F15、解析部F16、および、データ変換部F17が含まれる。発光部F11は検査光を出力する。光電変換部F12は受光した検査光の光量に応じて出力電圧を出力する。増幅部F13は光電変換部F12の出力電圧を増幅する。AD変換部F14は増幅部F13から出力される出力電圧のアナログ信号をデジタル信号に変換する。位置検出部F15は被検査物Wの検査対象部位の位置情報を検出する。解析部F16はAD変換部F14から出力される電圧情報、および、位置検出部F15から出力される位置情報を参照し、被検査物Wの検査対象部位における欠陥を検出する。データ変換部F17は解析部F16から出力される情報を特定形式のデータに変換する。
図17は第2実施形態の検査装置100に関するブロック図を示す。検査装置100は複数の機能ブロックF10を含む。複数の機能ブロックF10には例えば、発光部F11、光電変換部F12、増幅部F13、AD変換部F14、位置検出部F15、解析部F16、および、データ変換部F17が含まれる。発光部F11は検査光を出力する。光電変換部F12は受光した検査光の光量に応じて出力電圧を出力する。増幅部F13は光電変換部F12の出力電圧を増幅する。AD変換部F14は増幅部F13から出力される出力電圧のアナログ信号をデジタル信号に変換する。位置検出部F15は被検査物Wの検査対象部位の位置情報を検出する。解析部F16はAD変換部F14から出力される電圧情報、および、位置検出部F15から出力される位置情報を参照し、被検査物Wの検査対象部位における欠陥を検出する。データ変換部F17は解析部F16から出力される情報を特定形式のデータに変換する。
図18および図19は検査装置100のハードウェアの構成の一例を示す。図18は検査装置100の斜視図を示す。図19は検査装置100の側面図を示す。検査装置100の説明には直交座標系が用いられる。X軸およびY軸により規定される平面を「基準面」と称する。検査装置100の平面は基準面に平行である。Z軸は検査装置100の平面に直交する。X軸に平行な方向を「幅方向」と称する。Y軸に平行な方向を「奥行方向」と称する。Z軸に平行な方向を「高さ方向」と称する。一例では、太陽電池10の横方向は検査装置100の幅方向に平行である。太陽電池10の縦方向は検査装置100の奥行方向に平行である。太陽電池10の厚さ方向は検査装置100の高さ方向に平行である。
検査装置100は検出部200、移送部110、処理部120、および、支持部130を備える。支持部130は検出部200を支持する。一例では、支持部130は台131および柱132を含む。台131は設置面に設置される。検出部200は支持部130に固定される。検出部200は投光部300および受光部400を含む。投光部300および受光部400の一方は台131に支持される。柱132は台131に設けられる。または、柱132は台131に支持される投光部300および受光部400の一方に設けられる。投光部300および受光部400の他方は柱132に支持される。
処理部120は端末装置121を含む。端末装置121は例えばパーソナルコンピュータ、携帯情報端末、および、タブレット型端末から選択される。端末装置121は通信機器を介して検出部200と通信する。一例では、端末装置121は被検査物Wの欠陥に関する情報をディスプレイに表示する。
検出部200による欠陥の検出形態の一例では、光電変換部F12は被検査物Wを透過した検査光を受光する。投光部300は被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの一方に面する。受光部400は被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの他方に面する。高さ方向に関する投光部300および受光部400の間には、被検査物Wが通過する検査空間210が設けられる。
移送部110は例えば第1コンベア111、第2コンベア112、間隙部110A、および、エンコーダ113を含む。第1コンベア111および第2コンベア112は第1移送構造を含む。第1移送構造は被検査物Wを検出部200に対して移動させる。第1コンベア111は被検査物Wの移動方向に関して検査空間210に対する上流に設けられる。第2コンベア112は被検査物Wの移動方向に関して検査空間210に対する下流に設けられる。間隙部110Aは第1コンベア111と第2コンベア112との間に設けられる。間隙部110Aの構成について例示する。図19に示される第1例では、間隙部110Aは光源310から出力される検査光が第1コンベア111と第2コンベア112との間を透過するように構成される。第2例では、間隙部110Aは光源310を配置できるように構成される。エンコーダ113は位置検出部F15を含む。エンコーダ113は各コンベア111、112の回転位置を検出する。
被検査物Wは各コンベア111、112により所定の搬送方向に搬送される。第1コンベア111は検査空間210を通過するように被検査物Wを搬送方向の上流から下流に搬送する。第2コンベア112は検査空間210を通過した被検査物Wを搬送方向の上流から下流に搬送する。一例では、被検査物Wの縦方向は搬送方向に平行である。
第1検査形態の投光部300および受光部400の位置関係について例示する。図示される第1例では、投光部300は台131に支持される。柱132は投光部300に設けられる。受光部400は柱132に支持される。受光部400は投光部300に対して上方に設けられる。第2例では、受光部400は台131に支持される。柱132は受光部400に設けられる。投光部300は柱132に支持される。投光部300は受光部400に対して上方に設けられる。
投光部300は光源310および第1ケース320を含む。第1ケース320は台131および柱132の一方に取り付けられる。第1ケース320は光源310を収容する。第1ケース320は光源310から出力される検査光が透過する第1窓部321を含む。一例では、第1窓部321は第1ケース320に設けられる開口部である。光源310は第1ケース320に取り付けられる。光源310は発光部F11を含む。図示される例では、光源310はLEDバー照明である。LEDバー照明は被検査物Wの横方向の全体に検査光を出力できるように構成される。一例では、光源310の光軸は被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの一方に直交する。
受光部400は第2ケース420および変換部500を含む。第2ケース420は台131および柱132の他方に取り付けられる。第2ケース420は変換部500を収容する。第2ケース420は被検査物Wを透過した検査光が透過する第2窓部421を含む。一例では、第2窓部421は第2ケース420に設けられる開口部である。
変換部500は受光回路部600を含む。受光回路部600は受光素子410、受光回路基板610、増幅回路620、第1マイクロコントローラ630、および、通信回路640を含む。受光回路基板610は第2ケース420に取り付けられる。受光回路基板610は表主面610Aおよび裏主面610Bを含む。表主面610Aおよび裏主面610Bは検査装置100の平面に平行である。表主面610Aは被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの一方に面する。裏主面610Bは厚さ方向に関して表主面610Aとは反対方向を向く。
受光素子410は受光回路基板610の表主面610Aに設けられる。受光素子410は光電変換部F12を含む。増幅回路620は受光回路基板610の表主面610Aまたは裏主面610Bに設けられる。増幅回路620は増幅部F13を含む。受光素子410は増幅回路620に接続される。受光素子410の出力電圧は増幅回路620に入力される。第1マイクロコントローラ630は受光回路基板610の表主面610Aまたは裏主面610Bに設けられる。第1マイクロコントローラ630はAD変換部F14を含む。増幅回路620は第1マイクロコントローラ630に接続される。増幅回路620の出力電圧は第1マイクロコントローラ630に入力される。通信回路640は受光回路基板610の表主面610Aまたは裏主面610Bに設けられる。第1マイクロコントローラ630は通信回路640に接続される。第1マイクロコントローラ630から出力されるデジタル信号は通信回路640に入力される。
変換部500は出力回路部700をさらに含む。出力回路部700は出力回路基板710および第2マイクロコントローラ720を含む。出力回路基板710は第2ケース420に取り付けられる。出力回路基板710は表主面710Aおよび裏主面710Bを含む。表主面710Aおよび裏主面710Bは検査装置100の平面に平行である。表主面710Aは検査装置100の高さ方向に関して受光回路基板610の表主面610Aと同じ方向を向く。裏主面710Bは検査装置100の高さ方向に関して受光回路基板610の裏主面610Bと同じ方向を向く。
第2マイクロコントローラ720は出力回路基板710の表主面710Aまたは裏主面710Bに設けられる。第2マイクロコントローラ720は解析部F16およびデータ変換部F17を含む。データ変換部F17により変換される特定形式のデータは例えば端末装置121において利用される形式のデータである。第2マイクロコントローラ720は通信回路640の出力信号およびエンコーダ113の出力信号を受信できるように通信回路640およびエンコーダ113と接続される。第2マイクロコントローラ720は通信機器を介して端末装置121に接続される。通信機器は有線通信または無線通信するように第2マイクロコントローラ720と端末装置121とを接続する。
検出部200および投光部300の構成について説明する。第1例では、検出部200は被検査物Wの第1特定部Q1に関する欠陥を検出する。投光部300の光源310は少なくとも被検査物Wの第1特定部Q1に検査光を出力するように構成される。第2例では、検出部200は被検査物Wの第2特定部Q2に関する欠陥を検出する。投光部300の光源310は少なくとも被検査物Wの第2特定部Q2に検査光を出力するように構成される。第3例では、検出部200は被検査物Wの第3特定部Q3に関する欠陥を検出する。投光部300の光源310は少なくとも被検査物Wの第3特定部Q3に検査光を出力するように構成される。第4例では、検出部200および投光部300は第1〜第3例の少なくとも2つの構成を備える。
受光回路基板610および受光素子410の構成の一例について説明する。第1例では、受光回路部600は1枚の受光回路基板610および複数の受光素子410を含む。1枚の受光回路基板610に全数の受光素子410が設けられる。第2例では、受光回路部600は複数枚の受光回路基板610および複数の受光素子410を含む。複数枚の受光回路基板610は例えば検査装置100の幅方向に並ぶ。個々の受光回路基板610に1または複数の受光素子410が設けられる。個々の受光回路基板610の受光素子410の数は等しい、または、異なる。
受光回路部600に設けられる受光素子410の数について例示する。第1例では、受光回路部600は検査対象範囲に含まれる単位範囲の数と同数の受光素子410を含む。個々の受光素子410は個々の単位範囲に対応するように設けられる。第2例では、受光回路部600は検査対象範囲に含まれる複数の単位範囲よりも多い数の受光素子410を含む。複数の受光素子410は単位範囲に対応する第1グループ、および、単位範囲に対応しない第2グループに分類される。第1グループに含まれる受光素子410の数は検査対象範囲に含まれる単位範囲の数に等しい。個々の受光素子410は個々の単位範囲に対応するように設けられる。第2グループに含まれる受光素子410は例えば第1〜第3種欠陥の検出とは別の用途に利用できる。第3例では、受光回路部600は検査対象範囲に含まれる単位範囲の数よりも少ない受光素子410を含む。個々の受光素子410は個々の単位範囲に対応するように設けられる。
一例では、複数の受光素子410は1または複数の列を構成する。列は所定方向に関する複数の受光素子410の並びである。所定方向は例えば検査装置100の幅方向、奥行方向、および、幅方向または奥行方向に交差する方向から選択される。列の構成について例示する。第1例では、複数の受光素子410は1つの列を構成する。第2例では、複数の受光素子410は複数の列を構成する。検査装置100の奥行方向に関する複数の列の位置は異なる。複数の列に含まれる受光素子410の数は等しい、または、異なる。
複数の受光素子410が複数の列を構成する場合の詳細について例示する。第1例では、複数の受光素子410は第1例および第2列を構成する。第1列は複数の受光素子410の一部により構成される。第2列は複数の受光素子410の他の一部により構成される。第1列および第2列は検査装置100の幅方向に平行である。各列を構成する受光素子410の数は等しい、または、異なる。検査装置100の奥行方向に関する第2列の位置は第1列の位置とは異なる。第2列は第1列に対して被検査物Wの移動方向に関する下流に位置する。第2例では、複数の受光素子410は第1例および第2列の他に少なくとも1列以上の他の列を含む。第1列および第2列を構成する複数の受光素子410とは別の複数の受光素子410により構成される。各列は検査装置100の幅方向に平行である。各列を構成する受光素子410の数は等しい、または、異なる。検査装置100の奥行方向に関する他の列の位置は第1列および第2列の位置とは異なる。他の列は第2列に対して被検査物Wの移動方向に関する下流に位置する。
検査装置100の奥行方向に関する各列の間隔を「列間隔」と称する。各列において検査装置100の幅方向に隣接する受光素子410の間隔を「素子間隔」と称する。列間隔および素子間隔の関係について例示する。第1例では、列間隔は素子間隔に等しい。第2例では、列間隔は素子間隔よりも広い。第3例では、列間隔は素子間隔よりも狭い。第1〜第3例は複数の受光素子410が2つの列を構成する場合、および、3つ以上の列を構成する場合に共通する。複数の受光素子410が3つ以上の列を構成する場合には、さらに次の例が含まれる。第4例では、一部の列間隔は素子間隔に等しく、他の一部の列間隔は素子間隔よりも広い。第5例では、一部の列間隔は素子間隔に等しく、他の一部の列間隔は素子間隔よりも狭い。第6例では、一部の列間隔は素子間隔よりも広く、他の一部の列間隔は素子間隔よりも狭い。複数の受光素子410が3列以上を構成する場合の各列間隔の関係について例示する。第1例では、各列間の列間隔は等しい。第2例では、各列間の列間隔は異なる。第3例では、一部の列間隔は等しく、他の一部の列間隔は異なる。
一例では、受光部400は第2ケース420に対して受光回路基板610を着脱する着脱構造を含む。着脱構造を含む例では、受光回路基板610の数、受光回路基板610の配列、および、受光回路基板610の種類等を検査条件に応じて容易に変更できる。検査条件には例えば、被検査物Wの検査対象範囲、被検査物Wのサイズ、被検査物Wの種類、および、被検査物Wの構造が含まれる。受光回路基板610の種類を決める条件には例えば、受光回路基板610のサイズ、受光回路基板610に設けられる受光素子410の数、受光回路基板610における受光素子410の配置、受光回路基板610に設けられる受光素子410以外の要素の内容、および、その要素の配置等の少なくとも1つが含まれる。
図20および図21は受光回路部600の構成の一例を示す。受光回路基板610は検査装置100の奥行方向に長い。受光回路基板610は検査装置100の奥行方向に関する第1端部611および第2端部612を含む。第1端部611は被検査物Wの搬送方向に関する上流に位置する。第2端部612は被検査物Wの搬送方向に関する下流に位置する。
受光回路部600は収容部650および遮光部660の少なくとも1つをさらに含む。収容部650は受光回路基板610または第2ケース420に取り付けられる。収容部650は受光素子410を収容する。遮光部660は受光素子410への外乱光の入射を抑制するように構成される。遮光部660の構成について例示する。図示される第1例では、遮光部660は収容部650の一部として収容部650と一体的に構成される。第2例では、遮光部660は収容部650とは別に固定され、収容部650に取り付けられる。第3例では、遮光部660は収容部650とは別に構成され、受光回路基板610または第2ケース420に取り付けられる。
受光素子410、増幅回路620、第1マイクロコントローラ630、および、収容部650は受光回路基板610の表主面610Aに設けられる。通信回路640は受光回路基板610の裏主面610Bに設けられる。収容部650および受光素子410は検査装置100の奥行方向に関する第1端部611寄りの部分に設けられる。通信回路640は検査装置100の奥行方向に関する第2端部612寄りの部分に設けられる。増幅回路620および第1マイクロコントローラ630は検査装置100の奥行方向に関する収容部650と通信回路640との間に設けられる。
受光回路部600は固定部670をさらに含む。固定部670は収容部650を受光回路基板610に固定する。固定部670は収容部650に設けられる貫通部671、受光回路基板610に設けられる貫通部671、および、固定部材672を含む。固定部材672はねじ付きファスナ672Aおよびナット672Bを含む。ねじ付きファスナ672Aは収容部650の貫通部671および受光回路基板610の貫通部671に挿入される。ナット672Bはねじ付きファスナ672Aにかみ合う。固定部材672により収容部650が受光回路基板610に固定される。
収容部650は端面650A、第1収容部651、第2収容部652、および、案内部653を含む。遮光部660は収容部650における案内部653の周囲に設けられる。遮光部660は遮光性を有する遮光材料により構成される。一例では、収容部650の全体が遮光材料により構成される。
第1収容部651は受光素子410を収容する空間を含む。第2収容部652はねじ付きファスナ672Aのヘッドを収容する空間を含む。第2収容部652は端面650Aに開口する。ねじ付きファスナ672Aのヘッドは端面650Aに対して収容部650の外部に突出しないように第2収容部652に収容される。案内部653は検査光を第1収容部651に案内する通路を含む。案内部653は端面650Aに開口する。案内部653の通路は第1収容部651の空間に繋がる。第1収容部651の中心軸および案内部653の中心軸は検査装置100の高さ方向に平行である。
検査装置100の奥行方向または幅方向に関する案内部653の通路の幅について例示する。第1例では、奥行方向または幅方向に関する案内部653の通路の幅は第1収容部651の空間の幅よりも狭い。第2例では、奥行方向または幅方向に関する案内部653の通路の幅は第1収容部651の空間の幅よりも広い。第3例では、奥行方向または幅方向に関する案内部653の通路の幅は第1収容部651の空間の幅に等しい。
検査装置100の高さ方向に関する検査空間210の寸法を「検査空間高さ」と称する。検査空間高さは例えば高さ方向に関する投光部300の第1窓部321と受光部400の第2窓部421との距離に相当する。検査空間高さの設定について例示する。第1例では、検査空間高さは投光部300の高さよりも低い。投光部300の高さは例えば第1ケース320の高さである。第2例では、検査空間高さは受光部400の高さよりも低い。受光部400の高さは例えば第2ケース420の高さである。第3例では、検査空間高さは収容部650の高さよりも低い。収容部650の高さは例えば受光回路基板610の表主面610Aと収容部650の端面650Aとの距離である。第4例では、検査空間高さは第1〜第3例の設定の少なくとも2つを満たす。
収容部650の端面650Aと被検査物Wの第1主面WAおよび第2主面WBの一方との距離を「対象距離」と称する。対象距離の設定について例示する。第1例では、対象距離は収容部650の高さよりも短い。第2例では、対象距離は被検査物Wの厚さよりも短い。第3例では、対象距離は受光素子410の高さよりも短い。第4例では、対象距離は受光回路基板610の厚さよりも短い。第5例では、対象距離は第1〜第4例の設定の少なくとも2つを満たす。
図22は被検査物Wと受光回路部600との関係の一例を示す。図中の被検査物W上に示される破線は1つの単位範囲を示す。単位範囲は第1〜第3種単位範囲から選択される。受光回路部600は複数枚の受光回路基板610を含む。複数枚の受光回路基板610は検査装置100の幅方向に並ぶ。1枚の受光回路基板610には複数の受光素子410が設けられる。1枚の受光回路基板610に設けられる複数の受光素子410は受光回路部600に含まれる全数の受光素子410の一部である。各受光回路基板610に設けられる受光素子410の数は等しい。
1枚の受光回路基板610に設けられる複数の受光素子410は第1の列410Aおよび第2の列410Aを構成する。第2の列410Aは第1の列410Aに対して被検査物Wの搬送方向に関する下流に位置する。各列410Aは検査装置100の幅方向に平行である。各列410Aを構成する受光素子410の数は等しい。各受光回路基板610に設けられる第1の列410Aは検査装置100の幅方向に並ぶ。幅方向に並ぶ複数の受光回路基板610の第1の列410Aは個々の受光回路基板610の第1の列410Aよりも長い列を構成する。各受光回路基板610に設けられる第2の列410Aは検査装置100の幅方向に並ぶ。幅方向に並ぶ複数の受光回路基板610の第2の列410Aは個々の受光回路基板610の第2の列410Aよりも長い列を構成する。
複数の受光回路基板610のうち、検査装置100の幅方向の端に設けられる受光回路基板610を「端の受光回路基板610」と称する。端の受光回路基板610に設けられる一部の受光素子410は個々の単位範囲に対応する。端の受光回路基板610に設けられる別の一部の受光素子410は単位範囲には対応しない。検査装置100の幅方向に関して、単位範囲に対応しない別の一部の受光素子410は単位範囲に対応する一部の受光素子410に対して、端の受光回路基板610に隣接する受光回路基板610とは反対側に設けられる。
なお、上記各実施形態の説明は本発明に関する太陽電池の検査装置が取り得る形態を制限することを意図していない。本発明に関する太陽電池の検査装置は各実施形態に例示された形態とは異なる形態を取り得る。その一例は、各実施形態の構成の一部を置換、変更、もしくは、省略した形態、または、各実施形態に新たな構成を付加した形態である。
10 :太陽電池
100 :検査装置
110 :移送部
120 :解析部
200 :検出部
310 :光源
410 :受光素子
410A:列
610 :受光回路基板
650 :収容部
660 :遮光部
W :被検査物
P :分割溝
100 :検査装置
110 :移送部
120 :解析部
200 :検出部
310 :光源
410 :受光素子
410A:列
610 :受光回路基板
650 :収容部
660 :遮光部
W :被検査物
P :分割溝
Claims (7)
- 被検査物に形成される分割溝に関連する欠陥を検出する検出部を備え、
前記検出部は前記被検査物に検査光を投光する投光部と、
前記被検査物を透過した検査光を受光する受光素子とを含む
太陽電池の検査装置。 - 前記被検査物は複数の前記分割溝を含み、
前記検出部は複数の前記受光素子を含み、
前記複数の受光素子は1本の前記分割溝に1つの前記受光素子が対応するように設けられる
請求項1に記載の太陽電池の検査装置。 - 前記複数の受光素子は前記複数の分割溝が並ぶ方向に沿う複数の列を構成し、
前記分割溝に沿う方向に関する前記複数の列の位置は異なる
請求項2に記載の太陽電池の検査装置。 - 前記受光素子を収容する収容部をさらに備える
請求項1〜3のいずれか一項に記載の太陽電池の検査装置。 - 前記検出部は前記受光素子への外乱光の入射を抑制する遮光部を含む
請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽電池の検査装置。 - 前記受光素子の出力電圧に応じて前記欠陥を検出する解析部をさらに備える
請求項1〜5のいずれか一項に記載の太陽電池の検査装置。 - 前記被検査物を前記検出部に対して相対的に移動させる移送部をさらに備える
請求項1〜6のいずれか一項に記載の太陽電池の検査装置。
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