JP2021136353A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】積層体に生じる応力を緩和すること。【解決手段】実施形態の半導体記憶装置10は、第1の方向に延びる複数の導電層WLが第1の絶縁層OLを介して積層され、複数の導電層WLと電気的に接続された複数のメモリセルMCが配置されるメモリ部MR、及び複数の導電層WLの第1の方向における端部が階段状となった階段部SRを有する積層体LMと、積層体LMの外側の位置で、階段部SRと第1の方向に対向して配置される周辺部PRと、積層体LMと周辺部PRとに挟まれた積層体LMの外側の位置で、第1の方向と交差する第2の方向に断続的に連なる複数列の柱状体BFと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
3次元不揮発性メモリでは、複数の層が積層された積層体内にメモリセルが3次元に配置される。このような構成においては、積層体とその周辺部との材質の違いにより生じる応力を緩和することが望ましい。
特開2018−157096号公報
一つの実施形態は、積層体に生じる応力を緩和することが可能な半導体記憶装置を提供することを目的とする。
実施形態の半導体記憶装置は、第1の方向に延びる複数の導電層が第1の絶縁層を介して積層され、前記複数の導電層と電気的に接続された複数のメモリセルが配置されるメモリ部、及び前記複数の導電層の前記第1の方向における端部が階段状となった階段部を有する積層体と、前記積層体の外側の位置で、前記階段部と前記第1の方向に対向して配置される周辺部と、前記積層体と前記周辺部とに挟まれた前記積層体の外側の位置で、前記第1の方向と交差する第2の方向に断続的に連なる複数列の柱状体と、を備える。
図1は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の概略構成の一例を示す模式図である。 図2は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の詳細構成の一例を示す模式図である。 図3は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す断面図である。 図4は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す断面図である。 図5は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図6は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図7は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図8は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図9は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図10は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図11は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図12は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図13は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図14は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図15は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図16は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図17は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図18は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図19は、実施形態1にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図20は、実施形態1の変形例にかかる半導体記憶装置の詳細構成の一例を示す断面図である。 図21は、実施形態2にかかる半導体記憶装置の詳細構成の一例を示す模式図である。 図22は、実施形態2にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図23は、実施形態2にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図24は、実施形態2にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図25は、実施形態2にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図26は、実施形態2にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。 図27は、実施形態2にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一例を示す模式図である。
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により、本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態1]
以下、図面を参照して実施形態1について詳細に説明する。
(半導体記憶装置の構成例)
図1は、実施形態1にかかる半導体記憶装置10の概略構成の一例を示す模式図である。図1(a)は半導体記憶装置10の断面図であり、図1(b)は半導体記憶装置10の平面図である。ただし、図1(b)では絶縁層50および上層配線等が省略されている。
図1に示すように、半導体記憶装置10は、基板SB上に、例えば積層体LM、周辺部PR、及び中間帯BBを備え、メモリ部MR、階段部SR、周辺回路CNA、及び柱状体BFがそれらの構成内に配置されている。
基板SBは、例えばシリコン基板等の半導体基板である。基板SBは、上記のメモリ部MR、階段部SR、柱状体BF、及び周辺回路CNAを覆う絶縁層50を備える。
基板SB上に配置される積層体LMは、複数のワード線WLが積層された構成を有する。積層体LMはメモリ部MR及び階段部SRを備える。
メモリ部MRは、例えば積層体LMの中央に配置される。メモリ部MRの複数のワード線WLには、ワード線WLを積層方向に貫通する複数のピラーPLが配置されている。ピラーPLとワード線WLとの交差部には複数のメモリセルが形成される。これにより、ワード線WLと電気的に接続されたメモリセルが3次元に配置されたメモリ部MRが構成される。
階段部SRは、例えばメモリ部MRのX方向両側に配置され、メモリ部MRへと向かって昇段していく階段状の構造である。階段部SRは、複数のワード線WLがX方向両側において階段状に終端することで構成される。
個々のワード線WLの階段部SRにおける端部には、ワード線WLと上層配線等とを接続するコンタクトCCが配置されている。これにより、多層に積層されるワード線WLを個々に引き出すことができる。なお、本明細書においては、階段部SRの各段のテラス面が向いた方向を上方向と規定する。
積層体LMのメモリ部MR及び階段部SRは、積層体LM内をX方向に延びるコンタクトLIによってY方向に分割されている。積層体LMのメモリ部MRには、最上層のワード線WLよりも上方をX方向に延びる絶縁部材SHEが配置されている。
絶縁部材SHEは、コンタクトLIによって分割された積層体LMの各部分内でY方向に並ぶピラーPLのうち、例えば中央のピラーPLの上部に、それらのピラーPLと交差するように配置される。絶縁部材SHEにより、Y方向に隣接する複数の選択ゲート線(不図示)が積層体LMの上方に形成される。
周辺部PRは、積層体LMの外側の、X方向で階段部SRと対向する位置に配置される。周辺部PRは、トランジスタTR及び配線等を含む周辺回路CNAを備える。周辺回路CNAはメモリセルの動作に寄与する。
周辺回路CNAの高さは、複数のワード線WLが積み上げられた積層体LMよりも低く、周辺部PRの絶縁層50は、少なくとも積層体LMの上面の高さまで達する厚さで周辺回路CNAを覆っている。
積層体LMの外側には、積層体LMと周辺部PRとに挟まれてY方向に延びる中間帯BBが配置されている。中間帯BBはマトリクス状に配列される複数の柱状体BFを有する。中間帯BBは、積層体LMを分割するコンタクトLIの端部よりも、X方向における積層体LMの更に外側の位置に配置されることが好ましい。
次に、図2を用いて、半導体記憶装置10の詳細の構成例について説明する。
図2は、実施形態1にかかる半導体記憶装置10の詳細構成の一例を示す模式図である。図2(a)は半導体記憶装置10のX方向に沿う一部断面図であり、図2(b)はこれと対応する平面図である。ただし、図2(b)では絶縁層51〜53及び上層配線等が省略されている。
図2に示すように、半導体記憶装置10は、基板SB、並びに基板SB上に配置されるメモリ部MR、階段部SR、周辺回路CNA、及び柱状体BFを備える。階段部SR及び周辺回路CNAは絶縁層51で覆われ、積層体LM及び絶縁層51は絶縁層52で覆われ、絶縁層52上には絶縁層53が配置される。絶縁層51〜53は例えばSiO層等である。絶縁層51〜53が、上述の図1における絶縁層50に相当する。
積層体LMは、X方向に延びる導電層としてのワード線WLと、第1の絶縁層としての絶縁層OLとが交互に複数積層された構成を有する。ワード線WLは、例えばタングステン層またはモリブデン層等である。絶縁層OLは例えばSiO層等である。
なお、図2の例では、積層体LMは5層のワード線WLを有するが、ワード線WLの層数は任意である。また、積層体LMは最下層のワード線WLの下方に選択ゲート線(不図示)を配置して構成されてもよく、最上層のワード線WLの上方に選択ゲート線(不図示)を配置して構成されてもよい。
上述の絶縁部材SHE(図1参照)は、例えば最上層のワード線WLより上方の導電層を選択ゲート線(不図示)のパターンに区画している。
積層体LMは、メモリセルMCが3次元に複数配置されたメモリ部MRと、積層体LMの端部が階段状となった階段部SRとを備える。積層体LMは、X方向に延びるコンタクトLIで分割されている。コンタクトLIにより、メモリ部MRと階段部SRとは、ブロックと呼ばれる複数の領域に区画される。
帯状部としてのコンタクトLIは、絶縁層52及び積層体LMを貫通して基板SBに到達する。コンタクトLIは、コンタクトLIの側壁を覆う絶縁層54を有する。絶縁層54の内側には導電層21が充填されている。絶縁層54は例えばSiO層等である。導電層21は例えばポリシリコン層またはタングステン層等である。コンタクトLIの導電層21は、絶縁層53を貫通するプラグV0(不図示)を介して上層配線と接続される。
プラグV0に接続する導電層21を有するコンタクトLIが、基板SB上に配置されることで、コンタクトLIは例えばソース線コンタクトとして機能する。ただし、コンタクトLIの代わりにSiO層等の絶縁層で充填された帯状部が、積層体LMをY方向に分割していてもよい。
積層体LMのメモリ部MRには、複数のピラーPLがマトリクス状に配置されている。個々のピラーPLは、積層体LMを貫通して基板SBに到達している。ワード線WL及び絶縁層OLの面(XY平面)に沿うピラーPLの断面は、例えば真円に近い円形、小判型(オーバル型)、または楕円形等の形状を有している。
個々のピラーPLは、ピラーPLの外周側から順に、メモリ層ME、チャネル層CN、及びコア層CRを有する。チャネル層CNはピラーPLの底部にも配置される。メモリ層MEは、ピラーPLの外周側から順に、例えばSiO層等であるブロック絶縁層BK、SiN層等である電荷蓄積層CT、及びSiO層等であるトンネル絶縁層TNが積層された層である。チャネル層CNは例えばアモルファスシリコン層またはポリシリコン層等であり、コア層CRは例えばSiO層等である。
ピラーPLのチャネル層CNは、絶縁層52,53を貫通するプラグCHを介してビット線等の上層配線と接続される。個々のピラーPLが、メモリ層MEと、プラグCHに接続するチャネル層CNとを有することにより、ピラーPLとワード線WLとのそれぞれの交差部には複数のメモリセルMCが形成される。
ただし、上述の絶縁部材SHE(図1参照)が上部に配置されたピラーPLは例えばプラグCHを有さない。このようなピラーPLは、複数のピラーPLの規則的な配列を維持するために配置され、それらの側面にメモリセルは形成されないか、それらのメモリセルの機能は有効ではない。
積層体LMの階段部SRには、階段部SRの各段を構成するワード線WLに接続されるコンタクトCCが配置されている。コンタクトCCは、例えばタングステン層等で構成され、絶縁層52,51及び各段の最上層の絶縁層OLを貫通して、接続対象のワード線WLに達している。コンタクトCCは、絶縁層53を貫通するプラグV0を介して上層配線と接続される。
このように、階段部SRでは、高さ方向に並ぶメモリセルMCにそれぞれ電気的に接続されるワード線WLが階段状に引き出され、階段部SRの各段に配置されるコンタクトCCに接続される。
コンタクトCCの周囲には、絶縁層51及び積層体LMを貫通する複数の柱状部HRが、マトリクス状に配置されている。ワード線WL及び絶縁層OLの面(XY平面)に沿う柱状部HRの断面は、例えば真円に近い円形、小判型(オーバル型)、または楕円形等のピラーPLと同様の形状を有している。柱状部HRの断面積が、ピラーPLの断面積と略等しくともよい。個々の柱状部HRには、例えばSiO層等の絶縁層が充填されている。
柱状部HRは、後述する半導体記憶装置10の製造工程において、製造途中の半導体記憶装置10が備える積層構造を支持する。
積層体LMの外側に配置される周辺部PRは、基板SB上に配置されるトランジスタTRを含む周辺回路CNAを備える。トランジスタTRには、絶縁層52,51を貫通するコンタクトCSが接続されている。コンタクトCSは、絶縁層53を貫通するプラグV0を介して上層配線と接続される。なお、トランジスタTRのアクティブ領域AAに対して、絶縁層52,51を貫通してコンタクト(不図示)が更に接続されてもよい。
階段部SR及び周辺回路CNAを覆う第2の絶縁層としての絶縁層51は、例えば積層体LMのメモリ部MRにおける上面の高さ位置に達する厚さを有する。
積層体LMと周辺部PRとに挟まれて配置される中間帯BBは、Y方向に断続的に連なる複数の柱状体BFを備える。個々の柱状体BFは、絶縁層51を貫通して基板SBに到達している。
なお、積層体LM内をX方向に延びる上述のコンタクトLIは、中間帯BBには到達していない。すなわち、中間帯BBはコンタクトLIよりも外側の領域に配置される。
ワード線WL及び絶縁層OLの面(XY平面)に沿う柱状体BFの断面は、例えば真円に近い円形、小判型(オーバル型)、または楕円形等のピラーPLと同様の形状を有している。柱状体BFの断面積が、ピラーPLの断面積と略等しくともよい。個々の柱状体BF内には、例えばコンタクトLIの側壁を覆う絶縁層54と同様の第3の絶縁層としての絶縁層54が充填されている。ただし、柱状体BF内に、SiN層等の他の絶縁層が充填されていてもよい。または、柱状体BF内に、絶縁層をライナとする金属層または半導体層等が充填されていてもよい。
なお、図2(a)の例では、柱状体BF内に充填される絶縁層54は、例えば絶縁層52と同じ高さ位置において、柱状体BFの上面をも覆っている。
複数の柱状体BFは、例えばX方向に並び、Y方向に延びる複数列に配置される。図2の例では、複数の柱状体BFは例えば3つの列に配置されている。このとき、隣り合う配列に属する柱状体BFは、X方向で互いに完全には重なり合わないことが好ましい。図2の例では、3つの列の柱状体BFのうち、両端の配列中の柱状体BFに対し、中央の配列中の柱状体BFの位置はY方向にシフトしている。また、隣り合う配列に属する柱状体BFは、Y方向で一部が互いに重なり合っていることが好ましい。図2の例では、両端の配列中の柱状体BF同士のピッチPxは、柱状体BFのX方向の幅(径)を2倍した値より狭くなっている。同じ配列中で隣り合う柱状体BF同士のピッチPyが、柱状体BFのY方向の幅(径)を2倍した値より狭くなっていてもよい。
なお、このような柱状体BFの配置が、上述のピラーPLの配置と同様の配置であってもよい。ただし、隣り合う柱状体BF同士の間隔が、隣り合うピラーPL同士の間隔より広くてもよい。つまり、柱状体BFは、ピラーPLよりも低密度に配置されていてもよい。また、柱状体BFは、複数列ではなく1列に配置されていてもよい。
複数の柱状体BFがこのように配置されることにより、これらの柱状体BFの間を埋める絶縁層51は、XY平面において網目状に広がっている。つまり、中間帯BBの積層体LM側と周辺部PR側とで、絶縁層51は、完全には分断されることなく、柱状体BFの間を縫って連続的に形成されている。
(半導体記憶装置の製造方法)
次に、図3〜図19を用いて、実施形態1の半導体記憶装置10の製造方法の例について説明する。
図3〜図19は、実施形態1にかかる半導体記憶装置10の製造方法の手順の一例を示す模式図である。図3及び図4は、図2(a)の部位に相当する製造途中の半導体記憶装置10の断面図である。図5〜図19の(a)は図2(a)の部位に相当する断面図であり、(b)は図2(b)の部位に相当する平面図である。
以下、基板SB上にトランジスタTRを含む周辺回路CNAを形成し、周辺回路CNAの上面を絶縁層51の一部で覆った後の状態から説明を開始する。
図3(a)に示すように、周辺回路CNAを含む基板SB上に、犠牲層NLと絶縁層OLとが交互に複数積層された積層体LMsを形成する。犠牲層NLは、例えばSiN層等であり、後に導電材料と置き換えられてワード線WLとなる絶縁層である。
なお、この段階において、積層体LMsに絶縁部材SHE(図1参照)が形成されていてもよい。絶縁部材SHEは、例えば積層体LMs(の更に上層の犠牲層および絶縁層)を途中まで分断するよう形成された溝内に絶縁体を充填することで形成される。
図3(b)に示すように、レジストマスク等のマスクパターンMKaを、Oプラズマ等を用いたスリミングにより後退させながら、犠牲層NLと絶縁層OLとを上層から例えば1対ずつ除去して、積層体LMsの端部が階段状の形状となるように加工する。
図4(a)に示すように、犠牲層NLと絶縁層OLとで構成される階段部SRsが積層体LMsのX方向の端部に形成される。
図4(b)に示すように、周辺回路CNA及び階段部SRsを覆う絶縁層51を更に形成する。これにより、絶縁層51が、例えば積層体LMsの最上面と同じ高さまで形成される。
図5に示すように、積層体LMsを貫通して基板SBに到達するメモリホールMHを形成する。また、絶縁層51及び階段部SRsの積層体LMsを貫通して基板SBに到達するホールRHを形成する。また、絶縁層51を貫通して基板SBに到達するホールBHを形成する。
メモリホールMHは、後にピラーPLを形成するための貫通孔である。ホールRHは、後に柱状部HRを形成するための貫通孔である。ホールBHは、後に柱状体BFを形成するための貫通孔である。メモリホールMH、ホールRH、及びホールBHは、例えば同様の形状およびサイズを有するため、これらを並行して形成することが可能である。
なお、図5(b)では、絶縁層51に覆われた階段部SRsが点線で示されている。以降の図面においても同様である。
図6に示すように、階段部SRs上層の絶縁層51を覆うマスクパターンMKbを形成する。これにより、ホールRHがマスクパターンMKbで塞がれる。
図7に示すように、メモリホールMH内およびホールBH内にアモルファスシリコン層等の犠牲層を充填する。これにより、メモリホールMHに犠牲層が充填されたピラーPLs、及びホールBHに犠牲層が充填された柱状体BFsが形成される。マスクパターンMKbで塞がれたホールRH内には犠牲層は充填されない。
図8に示すように、マスクパターンMKbを除去した後、ホールRH内にSiO層等の絶縁層を充填して柱状部HRを形成する。ピラーPLs及び柱状体BFsには犠牲層が充填されているので絶縁層は形成されない。
図9に示すように、ピラーPLsの犠牲層を除去してメモリホールMHを開口させる。
図10に示すように、メモリホールMH内に、メモリホールMHの側壁側から順に、SiO層等のブロック絶縁層BK、SiN層等の電荷蓄積層CT、及びSiO層等のトンネル絶縁層TNを堆積させ、メモリ層MEを形成する。また、メモリ層MEの内側に、アモルファスシリコン層またはポリシリコン層等であるチャネル層CNを形成する。チャネル層CNはメモリホールMHの底面にも形成される。そして、チャネル層CNの内側の空隙をSiO層等のコア層CRで充填する。以上により、ピラーPLが形成される。
なお、図8に示すホールRHの充填処理と、図10に示すピラーPLの形成処理とは、処理順を相互に入れ替え可能である。
図11に示すように、積層体LMsの上面および絶縁層51を覆う絶縁層52を形成する。
図12に示すように、積層体LMsを分断してX方向に延びるスリットSTを形成する。スリットSTは、絶縁層52、階段部SRsの絶縁層51、及び積層体LMsを貫通して基板SBに到達する溝状に形成される。スリットSTは、X方向において柱状体BFsが形成された領域、つまり、後に中間帯BBとなる領域には到達していない。
図13に示すように、柱状体BFs上の絶縁層52を除去し、柱状体BFsの上面を露出させる。
図14に示すように、柱状体BFsの犠牲層を除去してホールBHを開口させる。
図15に示すように、積層体LMsを貫通するスリットSTを介して、積層体LMs中の犠牲層NLを除去する。これにより、絶縁層OLの間に犠牲層NLが除去されたギャップを有する積層体LMgが形成される。
積層体LMgは、多数のギャップを含む脆弱な構造物である。そこで、積層体LMgの中央付近においては、積層体LMgを貫通するピラーPLが積層体LMgを支持する。積層体LMg端部の階段部SRgでは、階段部SRgの各段を貫通する柱状部HRが階段部SRgを支持する。
また、積層体LMgの周辺に厚く形成された絶縁層51から積層体LMgへは、積層体LMgの中央に向かう圧縮応力が働いている。一方で、積層体LMgと、その周辺の厚い絶縁層51との間には、内部が空洞となったホールBHが連なっている。このため、積層体LMgと絶縁層51との間の応力がホールBH内の空洞によって吸収され、積層体LMgに圧縮応力が働くのを抑制する。
また、ホールBHはX方向に並ぶ複数列に配列されている。そして、隣り合う配列に属するホールBHは、例えばX方向で完全には重なり合わず、Y方向で一部が重なり合っている。このように、ホールBHは高密度に配列されており、このようなホールBHの配列を疑似的なハニカム構造と捉えることもできる。ハニカム構造は、例えば多角柱を隙間なく並べた構造を取り、多角柱の1つの面に加わった力が他の面に分散されることで、高い強度を有する。複数列に並ぶホールBHにおいても、応力を分散し、吸収するハニカム構造の性能が擬似的に発揮されている可能性がある。
図16に示すように、積層体LMgを貫通するスリットSTを介して、積層体LMgのギャップに導電材が充填される。これにより、ワード線WLと絶縁層OLとが複数交互に積層された積層体LMが形成される。
このとき、スリットST内およびホールBH内の一部または全部が導電材によって埋まる場合がある。その場合には、スリットST内およびホールBH内の導電材は除去される。
なお、図15及び図16に示す処理をリプレース処理とも言う。
図17に示すように、スリットSTの側壁を覆い、SiO層等の絶縁層54が形成される。このとき、ホールBH内にも絶縁層54が充填され、また、ホールBH上方の絶縁層52の開口も埋め戻される。これにより、内部に絶縁層54が充填された柱状体BFが形成される。
ただし、スリットST側壁への絶縁層54の形成時、ホールBH内が全て絶縁層54により充填されなくともよい。この場合、ホールBH内に芯状に残った空隙には、この後、スリットSTに導電層21を充填する際に導電層21が充填される。このような場合には、絶縁層54で側壁を覆われたポリシリコン層またはタングステン層等が内部に充填された柱状体が形成される。
図18に示すように、スリットSTの側壁を覆う絶縁層54の内側に、ポリシリコン層またはタングステン層等の導電層21を充填し、コンタクトLIを形成する。
図19に示すように、絶縁層52,51及び階段部SR各段のテラス面を構成する絶縁層OLを貫通して、絶縁層OL下層のワード線WLに接続するコンタクトCCを形成する。また、絶縁層52,51を貫通してトランジスタTR等に接続するコンタクトCSを形成する。このとき、絶縁層52,51を貫通してトランジスタTRのアクティブ領域AAに接続するコンタクトを更に形成してもよい。
この後、絶縁層52上に絶縁層53を形成し、絶縁層53,52を貫通してピラーPLのチャネル層CNに接続するプラグCHを形成し、絶縁層53を貫通してコンタクトLI,CC,CSに接続するプラグV0を形成する。
以上により、実施形態1の半導体記憶装置10が製造される。
3次元不揮発性メモリは、例えば複数の導電層が絶縁層を介して積層される積層体に3次元にメモリセルを配置することで形成される。一方、積層体の周辺部には厚膜の絶縁層が配置され、積層構造をとる積層体とは構成材料が大きく異なっている。
このため、厚膜の絶縁層から積層体へは積層体の中央へ向かう圧縮応力が発生する場合がある。リプレース時、積層体は多数のギャップを含む脆弱な構成を取るため、圧縮応力によって積層体の積層構造に撓みが生じたり、階段部の柱状部がメモリ部側へ傾いたりしてしまうことがある。そこで、積層体と周辺部の絶縁層とを分断する溝を形成するなどして、このような圧縮応力を緩和することが考えられる。
しかしながら、これにより、溝に近接する積層体の階段部付近が溝側へと向かって膨張する引っ張り応力が発生してしまう場合がある。よって、リプレース時の脆弱な積層体の構造においては、階段部の柱状部が外側へ傾いたり、階段部が変形したりしてしまうことがある。
実施形態1の半導体記憶装置10によれば、積層体LMと周辺部PRとに挟まれた中間帯BBに断続的に連なる1列または複数列の柱状体BFを備える。半導体記憶装置10の製造工程において、柱状体BFは、内部に空洞を有するホールBHの状態になっており、周辺部PRから積層体LMgへの圧縮応力を緩和する。また、例えば積層体と周辺部とを分断する溝とは異なり、ホールBHは断続的に連なっているので、階段部SRgから周辺部PRへと向かう引っ張り応力の発生を抑制する。
実施形態1の半導体記憶装置10によれば、複数列に配置される柱状体BFは、例えばX方向で完全には重なり合わず、Y方向で一部が重なり合っている。これにより、絶縁層51が柱状体BFの間を縫って連続的に形成されることとなり、積層体LM及び周辺部PR間での応力の伝播を抑制することが容易となる。また、柱状体BFの配置を様々に調整することで、圧縮応力を緩和しつつ引っ張り応力を抑制するという2つの機能のバランスをとることが可能である。更に、柱状体BFをコンタクトLIよりも外側の領域に配置しているので、例えば擬似的なハニカム構造のホールBHの配列が、コンタクトLIを形成するためのスリットSTによって分断されることなくY方向に連続的に連なることとなり、積層体LM及び周辺部PR間の応力をそれらに挟まれた領域において満遍なく吸収することができる。
(変形例)
次に、図20を用いて、実施形態1の変形例の半導体記憶装置10aについて説明する。図20は、実施形態1の変形例にかかる半導体記憶装置10aの詳細構成の一例を示す断面図である。変形例の半導体記憶装置10aは、柱状体BFaがエアギャップAGを内包している点が、上述の実施形態1とは異なる。
図20に示すように、半導体記憶装置10aは、内部にエアギャップAGを含む柱状体BFaを備える。つまり、柱状体BFaは内部に充填材を略有していない。それ以外の柱状体BFaの構成は、上述の実施形態1の柱状体BFの構成と同一である。
このように、エアギャップAGを含む柱状体BFaは、例えば次のように形成することができる。
すなわち、上述の実施形態1の図11に示す処理の前に、予め、柱状体BFs内の犠牲層を除去してホールBHを開口させておく。そして、図11に示す処理では、カバレッジ性能を落としたプロセス条件にて絶縁層52を形成する。これにより、ホールBHの内部が埋まらないまま、ホールBHの上面が絶縁層52により塞がれて、エアギャップAGを含む柱状体BFaが形成される。
変形例の半導体記憶装置10aによれば、リプレース処理では、柱状体BFaがエアギャップAGを有することによって応力が緩和され、また、半導体記憶装置10aが完成した後も、柱状体BFaによる応力緩和の効果が得られる。
[実施形態2]
以下、図面を参照して実施形態2について詳細に説明する。実施形態2の半導体記憶装置は多角柱の柱状体を有する点が、上述の実施形態1とは異なる。
(半導体記憶装置の構成例)
図21は、実施形態2にかかる半導体記憶装置20の詳細構成の一例を示す模式図である。図21(a)は半導体記憶装置20のX方向に沿う一部断面図であり、図21(b)はこれと対応する平面図である。ただし、図21(b)では絶縁層51〜53及び上層配線等が省略されている。
図21に示すように、半導体記憶装置20は、積層体LMと周辺部PRとに挟まれた中間帯BBt内に、Y方向に断続的に連なる1列の柱状体BFtを備える。XY平面に沿う柱状体BFtの断面は、例えば四角形等の多角形の形状を有している。柱状体BFtのX方向およびY方向の幅、並びにY方向における柱状体BFt間の間隔は適宜、調整可能である。ただし、柱状体BFtのY方向の幅は短い方が好ましい。
なお、柱状体BFtは、X方向に並ぶ複数列に配置されていてもよい。その場合、隣り合う配列に属する柱状体BFtは、互いの位置がY方向にシフトしていることにより、X方向で互いに完全には重なり合わないことが好ましい。
複数の柱状体BFtがこのように配置されることにより、これらの柱状体BFtの間を埋める絶縁層51は、XY平面において網目状に広がっている。つまり、中間帯BBtの積層体LM側と周辺部PR側とで、絶縁層51は、完全には分断されることなく、柱状体BFtの間を縫って連続的に形成されている。
個々の柱状体BFtの側壁は、例えばコンタクトLIの側壁を覆う絶縁層54と同様の絶縁層54で覆われている。柱状体BFtの絶縁層54の内側には、例えばコンタクトLIと同様、ポリシリコン層またはタングステン層等の導電層21が充填されている。ただし、柱状体BFt内に、SiO層またはSiN等の絶縁層が充填されていてもよい。柱状体BFtがエアギャップを含んでいてもよい。
(半導体記憶装置の製造方法)
次に、図22〜図27を用いて、実施形態2の半導体記憶装置20の製造方法の例について説明する。
図22〜図27は、実施形態2にかかる半導体記憶装置20の製造方法の手順の一例を示す模式図である。図22〜図27の(a)は図21(a)の部位に相当する断面図であり、(b)は図21(b)の部位に相当する平面図である。
以下に説明するように、実施形態2の柱状体BFtは、例えばスリットST及びコンタクトLIと並行して形成される。
図22は、上述の実施形態1の図11の処理に相当する処理が実施されたことを示す図である。つまり、図22の処理では、積層体LMs及び絶縁層51を覆う絶縁層52が形成される。この段階において、柱状体BFtに関わる構成は未だ形成されていない。
図23に示すように、積層体LMsを分断してX方向に延びるスリットSTが形成される。また、積層体LMsの外側に、Y方向に断続的に連なるトレンチBHtが形成される。トレンチBHtは、絶縁層52,51を貫通して基板SBに到達している。トレンチBHtは、後に柱状体BFtを形成するための貫通溝である。
このように、スリットSTとトレンチBHtとは例えば並行して形成される。
図24に示すように、積層体LMsを貫通するスリットSTを介して、積層体LMs中の犠牲層NLを除去し、ギャップを有する積層体LMgを形成する。
このとき、積層体LMgと絶縁層51との間の応力がトレンチBHt内の空洞によって吸収され、積層体LMgに圧縮応力が働くのを抑制する。また、トレンチBHtが断続的に配置されているため、階段部SRgから周辺部PRへと向かう引っ張り応力を抑制する。
図25に示すように、積層体LMgを貫通するスリットSTを介して、積層体LMgのギャップに導電材を充填して、ワード線WLと絶縁層OLとが複数交互に積層された積層体LMを形成する。
このとき、スリットST内およびトレンチBHt内の一部または全部が導電材によって埋まる場合がある。その場合には、スリットST内およびトレンチBHt内の導電材を除去する。
図26に示すように、スリットSTの側壁を覆い、SiO層等の絶縁層54が形成される。このとき、トレンチBHtの側壁も絶縁層54で覆われる。
図27に示すように、スリットSTの側壁を覆う絶縁層54の内側に、ポリシリコン層またはタングステン層等の導電層21を充填し、コンタクトLIを形成する。このとき、トレンチBHtの絶縁層54の内側にも導電層21が充填される。
これ以降の工程は、上述の実施形態1の半導体記憶装置10の製造方法と同様に実施される。
以上により、実施形態2の半導体記憶装置20が製造される。
上述したように、実施形態2の半導体記憶装置20によれば、実施形態1の半導体記憶装置10と同様の効果を奏する。
[その他の実施形態]
上述の実施形態1,2及び変形例では、柱状部HR内には絶縁層が充填されていることとした。しかし、柱状部およびピラーの充填工程を並行して行い、柱状部をピラーの充填材と同様の材料で充填してもよい。
上述の実施形態1,2及び変形例では、半導体記憶装置10,10a,20は、基板SB上に配置された積層体LMおよび周辺回路CNAを備えることとした。しかし、半導体記憶装置の積層体が、基板上に配置された周辺回路の上方に配置されてもよい。また、積層体が、周辺回路が配置された基板に貼り合わせられてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10,10a,20…半導体記憶装置、21…導電層、51〜54…絶縁層、BB…中間帯、BF,BFa,BFt…柱状体、CC,CS,LI…コンタクト、CNA…周辺回路、HR…柱状部、LM…積層体、MC…メモリセル、MR…メモリ部、OL…絶縁層、PL…ピラー、PR…周辺部、SB…基板、SR…階段部、WL…ワード線。

Claims (5)

  1. 第1の方向に延びる複数の導電層が第1の絶縁層を介して積層され、前記複数の導電層と電気的に接続された複数のメモリセルが配置されるメモリ部、及び前記複数の導電層の前記第1の方向における端部が階段状となった階段部を有する積層体と、
    前記積層体の外側の位置で、前記階段部と前記第1の方向に対向して配置される周辺部と、
    前記積層体内を前記第1の方向に延び、前記積層体を前記第1の方向と交差する第2の方向に分割する帯状部と、
    前記積層体と前記周辺部とに挟まれた前記積層体の外側の位置であって、前記帯状部の端部よりも前記第1の方向における前記積層体の更に外側の位置で、前記第2の方向に断続的に連なる1列または複数列の柱状体と、を備える、
    半導体記憶装置。
  2. 第1の方向に延びる複数の導電層が第1の絶縁層を介して積層され、前記複数の導電層と電気的に接続された複数のメモリセルが配置されるメモリ部、及び前記複数の導電層の前記第1の方向における端部が階段状となった階段部を有する積層体と、
    前記積層体の外側の位置で、前記階段部と前記第1の方向に対向して配置される周辺部と、
    前記積層体と前記周辺部とに挟まれた前記積層体の外側の位置で、前記第1の方向と交差する第2の方向に断続的に連なる複数列の柱状体と、を備える、
    半導体記憶装置。
  3. 前記複数列の柱状体における隣り合う配列中の前記柱状体は、
    前記第2の方向で互いにシフトした位置に配置されている、
    請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記周辺部は、
    少なくとも前記積層体の上面の高さまで達する厚さの第2の絶縁層を有し、
    前記第2の絶縁層は、前記柱状体の間を埋めて網目状に広がっている、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記柱状体の内部には、
    第3の絶縁層が充填され、
    前記第3の絶縁層で側壁を覆われた金属層もしくは半導体層が充填され、または、
    エアギャップが含まれる、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
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