JP2021134763A - 単気筒又は2気筒内燃機関 - Google Patents

単気筒又は2気筒内燃機関 Download PDF

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Abstract

【課題】バランサとしてのスイングアームを備えた単気筒内燃機関又は2気筒内燃機関において、バッフルプレートに一方弁を設けたことによる圧力変動を抑制できる構造を提供する。【解決手段】内燃機関は例えば4サイクル2気筒であり、クランク軸7における一対のクランクアーム11に、バランサとしてのスイングアーム17が回動可能に連結されている。貯油部24はバッフルプレート25によって塞がれており、バッフルプレート25の底部25aに、ピストン4の下降時に開く弁板28を設けている。更に、バッフルプレート25は壁部32(25b)を備えており、壁部32にオリフィス33を設けている。ピストン4の下降によって生じた内圧の一部は弁板28の開きに作用し、他の一部はオリフィス33から貯油部24に逃げる。【選択図】図1

Description

本発明は、単気筒内燃機関又は2気筒内燃機関に関するものである(単気筒及び2気筒とも、4サイクルと2サイクルとを含んでいる。)。
レシプロ式の内燃機関はピストンの往復動をクランク軸の回転に変換しているが、単気筒内燃機関及び360°間隔で点火される4サイクル2気筒内燃機関では、クランク軸に180°間隔で逆向きの大きな慣性力が作用するという問題がある。そこで、スイング式等のバランサを設けて慣性力を打ち消すことが行われているが、スイング式バランサを設けると、バランサによるオイル叩きの現象が発生しやすい。
そこで、オイルパンに貯油部を覆うバッフルプレートを設けて、スイング式バランサの動きがオイルに波及することを防止することが行われている。また、クランクアームに形成したカウンタウエイトによるオイル叩きの現象も問題であり、カウンタウエイトによるオイル叩き防止を目的としてバッフルプレートを設けることも提案されている。その例として特許文献1には、バッフルプレートに、ピストンの下降によってクランクケースの内圧が上昇すると開いてオイルを貯油部に戻す仕切り板(弁板)を設けることが開示されている。
なお、特許文献1には機関の種類は明記されていないが、ピストンの動きに伴ってクランクケース内で大きな圧力が変動するのは単気筒内燃機関及び2つのピストンが同期して昇降する2気筒内燃機関に特有の現象であるので、特許文献1は、単気筒内燃機関又は2つのピストンが同期して昇降する2気筒内燃機関を対象にしていると推測される。
特開2005−325737号公報
内燃機関において、オイルは、カム軸の潤滑やクランク軸の潤滑などの様々な部位で仕事をしており、動弁室に排出されたオイルは、シリンダブロックに形成されたオイル落とし穴を介してオイルパンに戻すことができる。従って、機関を循環するオイルのうちのかなりの量は、クランクケースの内圧変動の影響を受けることなくオイルパンに還流させることがきると云える。
他方、ピストン冷却用のオイルジェットに使用されたオイルや、クランク軸とクランクジャーナルから滲み出たオイルなど、クランクケース内に流下するオイルも相当量あり、これらのオイルはバッフルプレートに流下する。従って、バッフルプレートにオイル戻し穴を設けることは必須である。
そして、特許文献1のように、バッフルプレートに、ピストンの下降動によって開く仕切り板(弁板)を設けると、オイル叩き現象は防止しつつオイルを貯油部に戻せるとは云えるが、ピストンは高速で昇降してクランクケース内の圧力変動も短時間で切り替わるため、特許文献1のようにバッフルプレートに仕切り板を設けただけの構成では、仕切り板の応答遅れによってクランクケースの圧力を逃がすことができずに、機関にポンピングロスが発生するおそれがある。
また、特許文献1では、クランクケースに発生した正圧によって仕切り板が開くと、貯油部にはクランクケースの正圧がそのまま作用するため、貯油部内で大きな圧力変動が生じて、バッフルプレートを設けた意義が低減してしまうことにもなりかねない。更に、特許文献1の構成では、ピストンの上昇工程ではクランクケースは負圧気味になるため、ピストンの動きが阻害されてポンピングロスが発生しやすくなると懸念される。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願発明は、単気筒内燃機関又は2つのピストンが同期して昇降する2気筒内燃機関を対象にしており、この内燃機関は、請求項1のとおり、
「ピストンが摺動自在に嵌挿されたシリンダボアを有するシリンダブロックと、前記シリンダブロックの下面に固定されたオイルパンとを備えており、前記オイルパンに、貯油部を略密閉状態に仕切るバッフルプレートが取り付けられている構成において、
前記バッフルプレートに、前記ピストンが下降してクランクケース内の圧力が上昇すると開いてオイルを前記貯油部に戻す一方弁と、前記ピストンが下降してクランクケース内の圧力が上昇するとその圧力の一部を前記貯油部に逃がすオリフィスとを設けている」
という構成になっている。
本願発明は、請求項2の発明も含んでいる。この発明は、2つのピストンが同期して昇降する2気筒内燃機関に適用したもので、
「前記シリンダブロックには2つのシリンダボアが形成されており、
前記バッフルプレートの底部に、オイルが集まるように下向きに開口した凹所が、前記シリンダボアの軸心方向から見て2つのシリンダボアが同じ状態に重なるように対称状に形成されており、前記凹所の中央部に前記一方弁が配置されている一方、
前記オリフィスは、クランク軸線方向から見て前記凹所を挟んだ前後両側に形成されている」
という構成になっている。
本発明では、ピストンの下降によってクランクケース内の圧力が高くなると、その圧力の一部は一方弁を開くことに使用されて、残りの一部はオリフィスから貯油部に逃げることになる。従って、一方弁の応答遅れによってクランクケースの内圧が高くなったままになることを防止して、ポンピングロスを低減できる。
また、ピストンの上昇行程では、貯油部の圧力がオリフィスを介してクランクケースに逃げることにより、貯油部が正圧のままになることを防止できる。従って、ピストンの上昇行程でクランクケースの内部が負圧になることを防止して、ポンピングロスを低減できる。
結局、本願発明では、クランクケースの内部と貯油部との圧力変動を小さくしつつ、オイルを貯油部に還流させることができると共に、ポンピングロスを低減して燃費の向上に貢献できる。
請求項2の構成を採用すると、2つのピストンの下降による動圧が凹所に均等に作用するため、一方弁の開きとオリフィスからの圧力の逃がしとの応答性を向上できる。従って、オイルの還流性能を向上できると共に、ポンピングロス低減効果とを確実化できる。
第1実施形態の縦断側面図である。 (A)は図1のIIA-IIA視断面図、(B)は図1のIIB-IIB視断面図、(C)は(B)のC−C視断面図である。 第2実施形態の縦断側面図である。 第3実施形態の縦断側面図である。 一方弁の別例図であり、(A)は第4実施形態の縦断図、(A)は第5実施形態の縦断図、(C)第6実施形態の縦断面図、(D)は第7実施形態の縦断面図である。
次に、本願発明を車両用の4サイクル2気筒内燃機関に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。以下では、方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、前後方向はクランク軸方向であり、左右方向はクランク軸線及びシリンダボア軸線と直交した方向である。
(1).第1実施形態の基本構造
まず、図1,2に示す第1実施形態を説明する。図1に示すように、内燃機関は、シリンダブロック1とその頂面に固定されたシリンダヘッド2とを主要要素とする機関本体を備えており、シリンダブロック1には2つのシリンダボア3が形成されて、各シリンダボア3にはそれぞれピストン4が摺動自在に嵌挿されている。シリンダヘッド2には、ペントルーフ形の凹所5が形成されている。
各ピストン4は、コンロッド6を介してクランク軸7に連結されている。クランク軸7は、その一端部と他端部に形成したジャーナル部8がクランクキャップ9介してシリンダブロック1に回転自在に保持されている。また、クランク軸7は、2つのピストン4に対応した一対ずつのクランクアーム10,11を備えており、一対のクランクアーム10,11に設けたクランクピン12にコンロッド6の大端部6aを連結されて、コンロッド6の小端部6bはピストン4にピストンピン13で連結されている。
一対ずつのクランクアーム10,11のうちボア間部14に近い側に位置したクランクアーム11には、クランクピン12と反対側に突出したカウンタウエイト15を設けて、前後のカウンタウエイト15を繋ぐバランサピン16に、バランサとなるスイングアーム17の大端部17aを相対回動可能に連結している。
図2(A)に示すように、スイングアーム17は、バランサピン16にキャップ18を介して相対回動可能に連結された大端部17aと、バランサピン16の軸心と直交した左右方向に延びる小端部17bとを有しており、小端部17bは、シリンダブロック1に第1ピン19で左右回動可能に連結されたリンク20に第2ピン21によって相対回動可能に連結されている。両連結ピン19,21の軸線はクランク軸7と平行に延びている。
スイングアーム17を設けたことにより、シリンダブロック1の長手一側部には、クランク軸7と直交した方向に突出した張り出し部22が形成されている。実施形態では張り出し部22をシリンダブロック1に一体に鋳造しているが、別部材で構成してボルトでシリンダブロック1の本体部に固定してもよい。
リンク20は、スイングアーム17の動きを許容する保持部材の一例である。リンク20は上下方向に長い姿勢で傾斜しているが、左右方向に長い姿勢に配置することも可能である。また、リンク20は、図2(A)の状態でシリンダボア3の軸心と平行な姿勢に配置してもよい(この場合は、リンク20は、シリンダボア3の軸心と平行な姿勢を境にして左右に均等に揺動する。)。
シリンダブロック1の下面には、オイルを溜めるオイルパン23が固定されている。すなわち、オイルパン23の開口部にフランジ23aを形成し、フランジ23aをシリンダブロック1の下面にボルト(図示せず)で固定している。なお、オイルパン23は、その前部がタイミングチェーンを覆うフロントカバーに固定される場合もある。
(2).バッフルプレート
オイルパン23には、貯油部24を略密閉状態に仕切るバッフルプレート25が固定されている。バッフルプレート25は、油面に沿って広がる底部25aと、底部25aから立ち上がった壁部25bとを有しており、壁部25bの上端にフランジ25cを設けて、このフランジ25cをオイルパン23のフランジ23aと一緒にシリンダブロック1の下面に共締めしている。
なお、バッフルプレート25は、オイルパン23の内周面に固定したり、内周面に形成した内向き段部の上面に固定したりしてもよい。更に、オイルパン23の底部からボス部(支柱部)を突設して、このボス部にバッフルプレート25の底部25aをボルトで固定することも可能である。
バッフルプレート25の底部25aには、オイルが流れ込む下向きの凹所26を形成している。凹所26は平面視四角形になっており(円形や前後長手の小判形又は楕円形であってもよい。)、クランク室を前後に二分する中心線O1を挟んで前後対称状の形状であり、かつ、前後開口縁(内周面)がシリンダボア3の軸心O2の略真下にくるように設定している。
もとより、平面視でシリンダボア3の全体が凹所26と重なるように設定したり、図1の状態で凹所26の開口縁がシリンダボア3の軸心O2の前後外側に位置するように設定したり、凹所26の開口縁がシリンダボア3の軸心O2よりも内側にくるように設定することも可能である。図2(A)に示すように、凹所26は、クランク軸線方向から見た状態で、シリンダボア3の軸心O2を挟んで対称の形状になっている。
バッフルプレート25における底部25aの中央部には、四角形(円形でもよい)の補助凹所27を下向きに突設し、かつ、補助凹所27の中央部に筒部29を下向き突設している。そして、補助凹所27の開口縁に、請求項に規制した一方弁の一例として、補助凹所27を開閉する板ばね製の弁板(リードバルブ)28を配置している。
図2(C)に示すように、弁板28は、補助凹所27の内側面に固定された基板28aにヒンジ部30を介して一体に繋がっており、ピストン4の下降によってクランクケース内の圧力が高くなると下向きに回動する。これにより、凹所26に溜まっていたオイルは補助凹所27に流れ込んで、筒部29を介して貯油部に押し戻される。弁板28は自身の弾性力で閉じ状態に戻るが、閉じ姿勢を保持するため、底部25aには、弁板28の自由端部が下方から当たるストッパー片31を設けている。なお、補助凹所27は平面視角形になっているが、円形等の他の形態であってもよい。
バッフルプレート25の壁部25bには、オイルパン23の壁部との間に若干の間隔(例えば数mm〜10mm程度)を空けた離間部32を形成しており、この離間部32に、小径のオリフィス33を形成している。オリフィス33はクランクケースの内部に向けて突出した内窄まりの筒状に形成しているが、単なる穴であってもよいし、ストレート筒状であってもよい。バッフルプレート25の底部25aは、オイルが筒部29に向かように下向きに傾斜している。
また、実施形態ではオリフィス33をバッフルプレート25における前後左右の壁部25bに形成しているが、前後の壁部25bのみに形成したり、左右の壁部25bのみに形成したりすることも可能であるが、少なくとも前後の壁部25bに形成するのが好ましいと云える。図示していないが、オイルパン23には、バッフルプレート25を貫通した状態でストレーナを配置している。
以上の構成において、既に述べたように、ピストン4が下降してクランクケースの内圧が上昇すると、弁板28が回動して、凹所26に溜まっていたオイルは補助凹所27に押されて筒部29から貯油部に還流するが、クランクケースの内圧のうち一部は、オリフィス33から貯油部24に逃げる。
従って、図2に点線で示すように、オイルが貯油部24に還流することによって貯油部24の油面は上昇するが、オリフィス33から空気が貯油部24に流入するため、筒部から空気が大量に貯油部24に流入することはなくて、オイル槽への空気の混入を防止又は著しく抑制できる。
また、ピストン4の下降時にはクランクケース内の圧力の一部が貯油部24に逃げて、ピストン4の上昇時には貯油部24から空気の一部がクランクケース内に戻るため、クランクケースの内部と貯油部24との圧力変動を少なくできる。従って、貯油部24においては、油面の変動を抑制してオイルへの空気の混入を防止できる一方、シリンダブロック1においては、ピストン4の動きに対する抵抗を抑制してポンピングロスを低減できる。
弁板28は、ピストン4の下降によってクランクケース内に生じる圧力上昇によって開かねばならない。従って、ピストン4の下降時に弁板28が必ず開くように、弁板28の面積及び弾性復元力と、オリフィス33の開口面積の総和とを調整する必要がある。ピストン4の下降時にオリフィス33から貯油部24に逃げる空気の量は、機関の総排気量の1/4程度になるように設定するのが好適である。
実施形態のように凹所26を前後対称に形成すると、ピストン4の下降時に凹所26にピストン4の動圧が均等に作用するため、オイルをスムースに排出できる利点がある。
(3).他の実施形態
次に、図3以下に示す他の実施形態を説明する。図3に示す第2実施形態は、スイングアーム17の保持手段に関する別例であり、スイングアーム17にその長手方向に長い長穴35を形成して、長穴35に、シリンダブロック1に設けたガイドピン36が嵌まっている。従って、スイングアーム17は、ガイドピン36にガイドされて左右方向及び上下方向に往復動する。
図4に示す第3実施形態もスイングアーム17の保持手段に関する別例であり、この実施形態では、スイングアーム17の先端は旋回式リンク37に連結している。この実施形態では、リンク37は旋回するため動きがスムースである。
図5の実施形態は一方弁の別例であり、このうち(A)に示す第4実施形態では、弁板28はばねを有する蝶番式になっており、一対の弁板28を観音開き方式に配置している。この実施形態では、オイルが筒部29にスムースに導かれる利点がある。特に、凹所26を前後対称に形成すると、オイルの排出は一層スムースになる。
図5(B)に示す第5実施形態では、一方弁はボール方式になっており、ケース38に配置したボール38をばね39で閉じ方向(上方向)に付勢している。この実施形態でも、オイルは筒部29に向けて真下に押されるため、オイルの還流をスムース化できる。
図5(C)に示す第6実施形態では、補助凹所27の壁部に、弁板41で開閉される連通穴40を設けている。連通穴40及び弁板41の配置位置は1か所のみでもよいし、例えば、軸心を挟んで対称状に複数箇所形成してもよい。このように連通穴40を横向きに開口させると、オイルへの空気の混入を防止できる利点がある。下向きに開口した連通穴と横向きに開口した連通穴とを併設して、それぞれを弁板で開閉することも可能である。
図5(C)では、補助凹所27に筒部29を設けているが、密閉状態を高めるためには、筒部29を設けずに、一点鎖線で示すように底板27aを設けてもよい。図5(D)に示す第7実施形態では、底板27aを上向きに縮径した円錐状に形成することにより、連通穴40からのオイルの逃げを良好にしている。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、一方弁はバッフルプレートの底部の複数箇所に配置することも可能である。また、図示の実施形態では、ピストンの動きを回転に変換するクランクアームとスイングアームを連結するクランクアームとを共用しているが、一対のピストン用のクランクアームの間に一対の中間ジャーナルを設けて、両中間ジャーナルに固定されたクランクアームに設けたバランスピンにスイングアームを連結することも可能である。
本願発明、内燃機関に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 シリンダブロック
3 シリンダボア
4 ピストン
6 コンロッド
7 クランク軸
10,11 クランクアーム
17 スイングアーム
23 オイルパン
24 貯油部
25 バッフルプレート
25a 底部
25b 壁部
26 凹所
27 補助凹所
28,41 一方弁の一例としての弁板
29 筒部
32 離間部
33 オリフィス

Claims (2)

  1. 単気筒又は2つのピストンが同期して昇降する2気筒内燃機関であって、
    ピストンが摺動自在に嵌挿されたシリンダボアを有するシリンダブロックと、前記シリンダブロックの下面に固定されたオイルパンとを備えており、前記オイルパンに、貯油部を略密閉状態に仕切るバッフルプレートが取り付けられている構成において、
    前記バッフルプレートに、前記ピストンが下降してクランクケース内の圧力が上昇すると開いてオイルを前記貯油部に戻す一方弁と、前記ピストンが下降してクランクケース内の圧力が上昇するとその圧力の一部を前記貯油部に逃がすオリフィスとを設けている、
    単気筒又は2気筒内燃機関。
  2. 前記シリンダブロックには2つのシリンダボアが形成されており、
    前記バッフルプレートの底部に、オイルが集まるように下向きに開口した凹所が、前記シリンダボアの軸心方向から見て2つのシリンダボアが同じ状態に重なるように対称状に形成されており、前記凹所の中央部に前記一方弁が配置されている一方、
    前記オリフィスは、クランク軸線方向から見て前記凹所を挟んだ前後両側に形成されている、
    請求項1に記載した単気筒又は2気筒内燃機関。
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