JP2021134323A - 光硬化性樹脂組成物及び光硬化方法 - Google Patents

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裕貴 柴▲崎▼
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由紀子 谷畑
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【課題】LED光源による硬化、特にLEDによる紫外線波長365nm付近又は385nm付近の波長を主に含む光の照射による硬化において、高い表面硬度と低カール性が両立した硬化物が得られる光硬化性樹脂組成物を提供すること。【解決手段】平均重合度が2〜20であるポリグリセリン及びアルキレンオキサイドからなるポリグリセリンアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート(A−1)を必須成分とする光硬化性樹脂(A)と、光重合開始剤(B)を含有することにより、酸素の存在下でも少ない照射量で硬化し、硬化率が高く、なおかつ高い表面硬度と低カール性が両立した硬化物を得ることができる。【選択図】なし

Description

本発明は、光硬化性樹脂組成物、及び光硬化方法に関する。
光硬化性樹脂組成物は、無溶剤型、環境負荷低減材料であることから、ハードコート等のコーティング剤、ライニング剤、粘着剤、接着剤、塗料、インキ、光学材料、電子材料、医療用樹脂材料、積層板、プリント基板、レジスト材料、半導体封止剤等に幅広く使用されている。最近、省エネの一環として、その光源の省力化が要望されており、特に、LED光源による紫外線波長365nm、385nmの光の照射が注目されている(特許文献1)。
しかし、LED光源は照射光強度が弱く、硬化に十分な重合活性を発生させることは困難である。また、光ラジカル硬化樹脂において空気中の酸素を原因とする重合反応阻害により表面が硬化不良となるが、特にLED光源を用いた硬化反応では照射光強度が不足するために、さらに顕著となる傾向があった。従って、LED光源に適した光硬化性樹脂組成物の提供が強く望まれている。
光硬化性樹脂組成物には、硬化膜の表面硬度や耐擦傷性といった機能を向上させるために、3個以上の(メタ)アクリロイル基を有する多官能(メタ)アクリレートがよく使用されている(特許文献2)。しかしながら、これら多官能(メタ)アクリレートは、特にコーティング剤として使用する際に、当該硬化成分は硬化収縮が大きく硬化膜がカールしやすいという問題があるうえ、脆く割れやすいという問題があった。
特開2011−256331号公報 特開平06−248008号公報
本発明は、LED光源による硬化、特にLEDによる紫外線波長365nm付近又は385nm付近の波長を主に含む光の照射による硬化において高感度であり、高い表面硬度と低カール性が両立した硬化物が得られる光硬化性樹脂組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、平均重合度が2〜20であるポリグリセリン及びアルキレンオキサイドからなるポリグリセリンアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート(A−1)を必須成分とする光硬化性樹脂(A)と、光重合開始剤(B)を含有することを特徴とする光硬化性樹脂組成物により、上記の課題を解決し、本発明を完成した。
本発明の光硬化性樹脂組成物を用いることで、LED光源による硬化において、酸素の存在下でも少ない照射量で硬化し、硬化率が高く、なおかつ高い表面硬度と低カール性が両立した硬化物を得ることができる。
以下、実施形態に基づいて本発明を説明するが、本発明の範囲はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲で変更が加えられた形態も本発明に属する。
(A−1)成分は、平均重合度が2〜20であるポリグリセリン及びアルキレンオキサイドからなるポリグリセリンアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレートである。
本発明における(A−1)成分に使用されるポリグリセリンは、水酸基価から算出される平均重合度が2〜20であり、4〜10のものが好ましい。本明細書において、水酸基価から算出されるポリグリセリンの平均重合度(n)とは、末端分析法によって算出される値であり、(式1)及び(式2)から算出される。
(式1)分子量=74n+18
(式2)水酸基価=56110(n+2)/分子量
前記水酸基価とは、ポリグリセリンに含まれる水酸基数の大小の指標となる数値であり、1gのポリグリセリンに含まれる遊離ヒドロキシル基をアセチル化するために必要な酢酸を中和するのに要する水酸化カリウムのミリグラム数をいう。水酸化カリウムのミリグラム数は、社団法人日本油化学会編纂、「日本油化学会制定、基準油脂分析試験法、2013年度版」に準じて算出される。
本発明における(A−1)成分に使用されるアルキレンオキサイドは、炭素数が2〜4のものが好ましい。例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等が挙げられ、なかでもエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドが好ましい。また、これらアルキレンオキサイドは、単独で使用しても2種以上を併用しても良い。アルキレンオキサイドの平均付加数は、(A−1)成分の原料であるポリグリセリンの水酸基1つあたり0を超えて20以下である。ポリグリセリンの水酸基1つあたりのアルキレンオキサイドの平均付加数がこの範囲である場合、硬化率が高く、表面硬度が高い硬化物が得られる。
本発明における(A−1)成分の製造方法には特に制限はない。例えば、特定のポリグリセリンに任意の量のアルキレンオキサイドを公知の方法で付加反応させ、得られたポリグリセリンアルキレンオキサイド付加物を(メタ)アクリル酸と加熱・撹拌し、生成する水を系外へ抜き出しながら反応させてエステル化物を得る脱水エステル化法と、ポリグリセリンアルキレンオキサイド付加物を低級アルコールの(メタ)アクリル酸エステルと加熱・撹拌し、生成する低級アルコールを系外へ抜き出しながら反応させてエステル化物を得るエステル交換法が挙げられる。
本発明における(A−1)成分の(メタ)アクリレートは、ポリグリセリンアルキレンオキサイド付加物の水酸基のうち、3つ以上を(メタ)アクリル酸でエステル化したものが望ましく、5つ以上を(メタ)アクリル酸でエステル化したものがより好ましい。3つ以上を(メタ)アクリル酸でエステル化した場合、十分な硬化性を有する(メタ)アクリレートが得られる。
本発明における光硬化性樹脂(A)は、ポリグリセリンアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート(A−1)を必須成分とするが、その他の反応性成分を使用することもできる。ポリグリセリンアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート(A−1)以外の反応性成分としては、グリセリン、ジグリセリン等のグリセリン縮合物、トリメチロールプロパン、ジトリメチロールプロパン等のトリメチロールプロパン縮合物、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等のペンタエリスリトール縮合物、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、キシリトール等の多価アルコールと(メタ)アクリル酸を公知の方法でエステル化して得られる(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート等の水酸基を有し3個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物と有機ポリイソシアネートとの反応物であるウレタン(メタ)アクリレート、その他の同一分子内にアクリロイル基を平均3個以上有するオリゴマー、ポリマー等を挙げることができる。但し、これらの(メタ)アクリレートは、分子内にアルキレンオキサイド骨格を含まないものとする。また、これらの反応性成分は単独で使用しても2種以上を併用しても良く、中でもペンタエリスリトール縮合物の(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン縮合物の(メタ)アクリレートは、硬化物が良好な表面硬度を有し、且つ(A−1)成分との相溶性が良好であることから好ましい。
その他の反応性成分は、(A)成分に対して20〜90重量部の範囲で配合することが好ましく、(A)成分に対して30〜70重量部の範囲で配合することがより好ましい。
本発明の光硬化性樹脂組成物は、光重合開始剤(B)が含まれる。光重合開始剤(B)としては、例えば、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン等のベンジルケタール類、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン等のα−ヒドロキシアセトフェノン類、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタノン−1、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン等のアミノアセトフェノン類、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルフォスフィンオキサイド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキサイド、ジフェニル(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フォスフィンオキシド、モノアシルフォスフィンオキサイド等のアシルフォスフィンオキサイド類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインブチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾイン類、ベンゾフェノン、メチルベンゾフェノン、4,4’−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン類、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン等のチオキサントン類等が挙げられる。これらは単独で使用しても2種以上を併用しても良い。
光重合開始剤(B)の使用量は、光硬化性樹脂(A)の全量に対して0.1〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%である。
光重合開始剤(B)は、光増感剤と呼ばれるものも包含される。光増感剤としては、単独あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。光増感剤の種類としては、例えば、イソプロピルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン等のチオキサントン類、2−メチルアントラキノン、2−メチルアントラキノン、2−アミルアントラキノン等のアントラキノン類等が挙げられる。
本発明の光硬化性樹脂組成物は、本発明の効果を損なわない範囲内で、メチルエチルケトン、エタノール、トルエン、ヘキサン、酢酸エチル、メチルセロソルブ等の有機溶剤、ポリエステルエラストマー、ポリウレタンエラストマー、アクリルポリマー等の非反応性高分子樹脂、ポリジアリルフタレート、ポリジアリルイソフタレート等の反応性高分子樹脂、レベリング剤、消泡剤、シランカップリング剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料・染料、光安定剤、重合禁止剤、帯電防止剤、難燃剤等の添加剤、炭酸カルシウム、シリカ、ジルコニウム化合物等の無機フィラー等を配合することができる。
本発明の光硬化性樹脂組成物の製造方法には特に制限はなく、例えば、(A)及び(B)成分をメカニカルスターラーやマグネチックスターラー等の機器で混合する方法が挙げられる。
本発明は、光硬化性樹脂組成物のみならず、本発明の光硬化性樹脂組成物を光硬化する方法も含まれる。
本発明の光硬化性樹脂組成物は、硬化速度、装置のコスト、普及性等からLED照射により硬化させるものであり、365nm付近、385nm付近、395nm付近、405nm付近のいずれかの波長を主に含む光を照射することが好ましい。特に、365nm付近、385nm付近のいずれかの波長を主に含む光を照射することが好ましい。365nm付近の波長を主に含む光とは、365nmの単波長の光だけでなく、365nmの波長を含む光であり、365nmがほぼ中心であることが特に好ましく、例えば、350nm〜380nmの波長の光が、全体の光量の90%以上を占める光である。
光照射する積算光量は、硬化率や塗膜物性を考慮して50〜1000mJ/cmの範囲から適宜決定されるが、エネルギーコスト、生産性を考慮すると500mJ/cm以下が好ましい。
本発明の光硬化性樹脂組成物を硬化させてなる硬化物の形態は特に制限されず、公知の方法により形成される塗膜、フィルム、立体造形物等様々なものから選択できる。基材に塗工して使用する場合には、プラスチック、金属、無機材料、木材、紙等、それらの複合基材等の種々の基材に適用できる。
以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定されるものではない。なお、例中の「部」は重量基準である。
<合成例1>
温度計、撹拌機、ディーンスターク装置、空気吹き込み管を備えた反応容器に、テトラグリセリンのEO6モル付加物209g(0.37mol)、トルエン268g、p−トルエンスルホン酸13g、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.3g、塩化第二銅0.1g、次亜リン酸ナトリウム0.3g、アクリル酸190g(2.64mol)を仕込み、空気吹き込み下、撹拌しながらトルエン還流雰囲気まで昇温し、約5時間かけて脱水エステル化反応を行った。反応終了後、続けてアルカリ水洗及び水洗し、有機層のトルエンを減圧留去することにより、テトラグリセリンのEO6モル付加物のアクリレート288gを得た。
<実施例1>
(A)成分として合成例1で得られたテトラグリセリンのEO6モル付加物のアクリレート100部、(B)成分として光重合開始剤として2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン(Omnirad 907:IGM RESINS社製)10部を均一に撹拌混合して、光硬化性樹脂組成物を得た。続いて、得られた樹脂組成物をバーコーターで膜厚が10μmになるように両面易接着処理PETフィルム(コスモシャインA4300、東洋紡(株)製)上に塗布し、365nmのLEDランプを装着したバッチ式UV硬化装置(シーシーエス(株)製)を用いて、空気雰囲気下、照度100mW/cm、積算光量100mJ/cmの条件で硬化させた。
<実施例2>
積算光量を表1に示したように変更した以外は実施例1と同様にして、硬化塗膜を得た。
<比較例1,2>
(A)成分にジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(KAYARAD DPHA:日本化薬(株)製。以下、「DPHA」という)を用い、積算光量を表1に示したように変更した以外は実施例1と同様にして、硬化塗膜を得た。
<実施例3,4>
(B)成分にジフェニル(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フォスフィンオキシド(Omnirad TPO H:IGM RESINS社製)を用い、積算光量を表2に示したように変更した以外は実施例1と同様にして、硬化塗膜を得た。
<比較例3,4>
(A)成分の代わりにDPHAを用い、積算光量を表2に示したように変更した以外は実施例3,4と同様にして、硬化塗膜を得た。
<実施例5〜8,比較例5〜8>
LEDランプの波長を385nmに変更した以外は実施例1〜4、比較例1〜4と同様にして、硬化塗膜を得た(表3,4)。
<硬化率>
光硬化性樹脂組成物を硬化させた際の硬化率は、フーリエ変換赤外分光測定(以下、「FT−IR」)において、アクリロイル基のC=C伸縮振動ピーク(807cm‐1付近)の吸収強度の変化から求めた。FT−IR測定には、反射測定アクセサリを装着したFT−IR装置(IR Spirit+QATR−S、(株)島津製作所製)を使用した。得られたFT−IRスペクトルより、エステル基のC=O伸縮振動ピーク(1740cm‐1付近)の吸収強度を基準に用いて、(式1)及び(式2)により硬化率を算出した。
(式1)
吸収強度比=アクリロイル基のC=C伸縮振動ピークの吸収強度(807cm‐1付近)/エステル基のC=O伸縮振動ピークの吸収強度(1740cm‐1付近)
(式2)
硬化率(%)={1−(a/b)}×100
(但し、a:UV照射後の吸収強度比、b:UV照射前の吸収強度比)
<鉛筆硬度>
JIS K 5400に準拠し、評価を行った。
<耐カール性>
得られた硬化塗膜を100mm×100mm角に切り取り、硬化塗膜面を上にして水平な台に置いた時の四隅の塗膜の浮き高さを測定し、その平均値について以下の基準で耐カール性を評価した。
〇:0mm≦(浮き高さの平均値)<1mm
△:1mm≦(浮き高さの平均値)<5mm
×:5mm≦(浮き高さの平均値)
<密着性>
JIS K 5400に準拠し、碁盤目試験法及び碁盤目テープ法にて評価した。カッターナイフを用いて塗膜に対して1mm間隔で傷を入れ、100個の碁盤目を作製した。続いて、100個の碁盤目状の傷の上からセロハンテープ(ニチバン(株)製)を貼り、1分後に引きはがした際の基材から剥離せず、残存した碁盤目の数を数えて、以下の基準にて評価した。
〇:碁盤目の残存数が100個
△:碁盤目の残存数が91個〜99個
×:碁盤目の残存数が90個未満
Figure 2021134323
Figure 2021134323



Figure 2021134323
Figure 2021134323
本発明の光硬化性樹脂組成物を用いた実施例1〜8は、DPHAを用いた比較例1〜8に比べて、低照射量で高い硬化率の塗膜が得られた。さらに、得られた硬化塗膜の鉛筆硬度はHを示しながら、耐カール性にも非常に優れていた。

Claims (4)

  1. 平均重合度が2〜20であるポリグリセリン及びアルキレンオキサイドからなるポリグリセリンアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート(A−1)を必須成分とする光硬化性樹脂(A)と光重合開始剤(B)を含有してなるLED光源の照射により硬化する光硬化性樹脂組成物。
  2. 前記(A−1)成分のアルキレンオキサイドの炭素数が2〜4であることを特徴とする請求項1に記載の光硬化性樹脂組成物。
  3. 前記(A−1)成分のアルキレンオキサイドの平均付加モル数がポリグリセリンの水酸基1つあたり0を超えて20以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光硬化性樹脂組成物。
  4. 請求項1〜3に記載の光硬化性樹脂組成物にLED光源に基づく365nm付近、385nm付近、395nm付近、405nm付近のいずれかの波長を主に含む光を照射することを特徴とする硬化物の製造方法。
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