JP2021132990A - 昇降装置及びこれを備えたベッド装置 - Google Patents
昇降装置及びこれを備えたベッド装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021132990A JP2021132990A JP2020032614A JP2020032614A JP2021132990A JP 2021132990 A JP2021132990 A JP 2021132990A JP 2020032614 A JP2020032614 A JP 2020032614A JP 2020032614 A JP2020032614 A JP 2020032614A JP 2021132990 A JP2021132990 A JP 2021132990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- connecting member
- frame
- option
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 40
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 12
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 44
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 7
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C19/00—Bedsteads
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C19/00—Bedsteads
- A47C19/02—Parts or details of bedsteads not fully covered in a single one of the following subgroups, e.g. bed rails, post rails
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C19/00—Bedsteads
- A47C19/02—Parts or details of bedsteads not fully covered in a single one of the following subgroups, e.g. bed rails, post rails
- A47C19/021—Bedstead frames
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
Description
例えば、下記特許文献1には、第1アーム及び第2アームを有し駆動側リンク部を構成する第1リンク部と、第3アーム及び第4アームを有し従動側リンク部を構成する第2リンク部と、棒状の連動アームと、を備えた昇降装置が開示されている。この昇降装置の第1アーム及び第3アームは、第1接続部及び第8接続部がベースフレームに回転自在に接続され、第3接続部及び第10接続部がアッパーフレームに対してスライド自在に接続されている。また、第2アーム及び第4アームは、第5接続部及び第12接続部がアッパーフレームに回転自在に接続され、第6接続部及び第13接続部が第1アーム及び第3アームの第2接続部及び第9接続部に回転自在に接続されている。連動アームは、駆動側の端部が第1アームの第4接続部に回転自在に接続され、従動側の端部が第3アームの第11接続部に回転自在に接続されている。また、この昇降装置は、連動アームの駆動側の端部の近傍のアクチュエータ固定部に、一方の端部が回転自在に接続され、他方の端部が第2アームの第7接続部に回転自在に接続された直動アクチュエータを備えている。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る昇降装置及びこれを備えたベッド装置を設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。また、以下の実施形態における頭側及び脚側は、本実施形態に係るベッド装置に臥位状態とされた利用者の頭側及び脚側を基準として説明する。
ベッド装置1は、図1に示すように、第1方向に長尺状とされ、第1方向一方側が頭側(上半身側)の寝台部を構成し、第1方向他方側が脚側(下半身側)の寝台部を構成する。このベッド装置1は、医療施設や介護施設、その他の公共施設等の非住宅に設置されるものでもよく、住宅に設置されるものでもよい。
このベッド装置1は、第1方向及び昇降方向に直交する第2方向(ベッド幅方向)の少なくとも一方側の頭側及び脚側のそれぞれに、オプション部材8,8が取り付けられる頭側オプション取付部40及び脚側オプション取付部50を設けた構成とされている。なお、昇降装置2、頭側オプション取付部40及び脚側オプション取付部50の詳細については後述する。
また、本実施形態では、ボトム部3を、第1方向に複数に分割されたものとしている。このボトム部3は、背ボトム3a、腰ボトム3b、膝ボトム3c及び脚ボトム3dを、第1方向一方側から他方側に向けてこの順に設けた構成とされている。ベッド装置1は、背ボトム3aの第1方向一方側(頭側)が上下動するように背ボトム3aを起伏させる背起伏機構や、膝ボトム3c及び脚ボトム3dの連結側部位が上下動するようにこれらを起伏させる膝起伏機構を備えていてもよい。これら背起伏機構や膝起伏機構としては、適宜のアクチュエータ等の駆動部や連動部を備えたものであってもよい。また、これら背起伏機構や膝起伏機構、後記する昇降装置2を作動させる操作部や、電源コードについては図示を省略している。また、図例では、ボトム部3を、厚さ方向に貫通する多数の貫通孔が設けられたものとした例を示しているが、メッシュ状とされたものでもよく、どのようなものであってもよい。
これらエンドボード4,4は、第1方向に厚さ方向を沿わせて配される略矩形平板状とされている。また、これらエンドボード4,4の第2方向に沿う寸法は、当該ベッド装置1の幅寸法に応じた寸法とされている。また、これらエンドボード4,4の上下方向に沿う寸法は、寝具等の落下を防止する観点等から適宜の寸法としてもよい。図例では、両側のエンドボード4,4の上下方向に沿う寸法を互いに同寸法とした例を示しているが、脚側ボード4Bの上下方向に沿う寸法を、頭側ボード4Aの上下方向に沿う寸法よりも小としてもよい。なお、これら頭側ボード4A及び脚側ボード4Bを構成するエンドボート4,4は、本実施形態では概ね同様の構成であるので、以下では、一方を例にとって説明する。
また、本実施形態では、図2(b)に示すように、エンドボード4のフレーム側(第1方向内側)に、取付フレーム18に対してエンドボード4を引掛保持させる引掛部5を設けた構成としている。このような構成とすれば、エンドボード4を取付フレーム18に対して引掛保持させて仮保持させた状態で固定具6を締緩することができ、作業性を向上させることができる。
第1方向に長尺状とされた取付フレーム18の第1方向外側端部には、受入凹所4aに挿入される固定部を構成する係合突部19が設けられている。この係合突部19は、取付フレーム18の第1方向外側端部から第2方向外側に向けて突出するように設けられている。この係合突部19には、固定具6の雄ねじ部が挿通される挿通孔19aが第1方向に貫通するように設けられている。図例では、この挿通孔19aを、第2方向に長尺な長孔とした例を示している。この係合突部19の第2方向に沿う寸法は、受入凹所4aに挿入された状態で、挿通孔19aが雌ねじ部4bに第2方向で一致した位置となるように、受入凹所4aの第2方向に沿う寸法に応じた寸法とされていてもよい。つまり、係合突部19の第2方向両側部が受入凹所4aの第2方向両内側壁に規制されて受入凹所4aに対する係合突部19の第2方向に沿う位置決めが可能な構成とされていてもよい。
上記構成とされたエンドボード4は、第2方向両端側の受入凹所4a,4aに、第2方向両側の取付フレーム18,18の係合突部19,19を受け入れさせるようにして引掛部5,5を係合突部19,19に引っ掛けて保持させた状態で固定するようにしてもよい。図例では、係合突部19と固定具6の頭部との間に座金7を介在させた例を示している。
なお、エンドボード4は、樹脂成形品であってもよく、また、引掛部5や雌ねじ部4bは、金属製とされていてもよい。また、エンドボード4を取付フレーム18に対して引掛保持させる態様としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。
また、本実施形態では、第2方向両側の頭側及び脚側のそれぞれにオプション部材8,8,8,8を設けた構成としている。つまり、ベッド装置1は、上記した第1方向両側のエンドボード4,4及び第2方向両側のオプション部材8,8,8,8によって寝台部(ボトム部3)の四周が概ね囲まれた構成とされている。
これらオプション部材8,8,8,8には、後記する頭側オプション取付部40及び脚側オプション取付部50に取り付けられる被取付部8aが設けられている。被取付部8aは、各オプション部材8の下端部に設けられ、下方側に向けて突出する柱状(円柱状)とされている。また、各オプション部材8に第1方向に間隔を空けて2つの被取付部8a,8aを設けた例を示している。
下側フレーム10は、図3及び図4に示すように、第2方向両側において第1方向に延びるように設けられた下側縦フレーム11,11を備えている。これら下側縦フレーム11,11の長手方向両端部には、床等の設置面に接地される脚部材9,9,9,9が設けられている。なお、このような脚部材9に代えて、設置面上を転動可能なキャスター等の転動体を設けた構成としてもよい。
また、下側フレーム10は、第1方向に間隔を空けた位置においてこれら下側縦フレーム11,11間に架け渡されるように設けられた下側横フレーム13,13を備えている。これら下側横フレーム13,13は、第2方向に長尺状とされている。図例では、脚側の下側横フレーム13を、下側縦フレーム11,11の脚側端部に位置するように設け、頭側の下側横フレーム13を、下側縦フレーム11,11の頭側半部の途中部位に位置するように設けた例を示している。
これら上側縦フレーム16,16の第1方向両側部位のそれぞれには、取付フレーム18,18,18,18が取り付けられている。これら取付フレーム18,18,18,18は、上側縦フレーム16,16の第2方向外側に位置するように、かつ第1方向外側に向けて延びるように設けられている。図例では、これら取付フレーム18,18,18,18を、平面視して上側縦フレーム16,16と下側縦フレーム11,11との間に位置するように設けた例を示している。
なお、下側フレーム10及び上側フレーム15を構成する各フレーム11,13,16,18,28,29は、適宜の金属系材料から長尺筒状(略四角筒状)に形成されたものであってもよい。また、当該ベッド装置1のフレームを構成する下側フレーム10及び上側フレーム15としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものであってもよい。
また、これらリンクユニット20,20の第1リンク部材21,21,21,21及び第2リンク部材25,25,25,25は、互いに同様の構成であるので、以下では、一つを例にとって説明する。
第1リンク部材21は、図9に示すように、上側フレーム15が下限位置において、第1方向に概ね長手方向を沿わせるように配されるアーム状とされ、第1端部を構成する第1軸21aが第2端部を構成する第2軸21bよりも脚側に位置する構成とされている。本実施形態では、第1リンク部材21は、上側フレーム15が下限位置において、第1軸21aが第2軸21bよりも下側に位置するように配される構成とされている。また、この第1リンク部材21は、図5に示すように、上側フレーム15が上限位置において、第2軸21b側から第1軸21a側に向かうに従い上るように傾斜する傾斜状に配される。図例では、上側フレーム15が上限位置において、第1リンク部材21と下側縦フレーム11とのなす角度を60°程度とした例を示している。
第1リンク部材21の第1軸21aは、図5及び図6に示すように、上側フレーム15を構成する上側縦フレーム16の下面側から下方側に向けて突出するように設けられた連結片部17に連結されている。この連結片部17には、第1リンク部材21の第1軸21aを回転自在に保持する適宜の軸受部が設けられている。なお、第1リンク部材21の第1端部に、連結片部17に設けられた軸を回転自在に保持する軸受部を設けた構成としてもよい。
第1リンク部材21の第2軸21bは、下側フレーム10を構成する下側縦フレーム11に設けられたガイド部12にスライド自在に保持されている。このガイド部12は、下側縦フレーム11の第2方向内側に沿って第1方向に延びるように設けられ、第2方向内側に向けて開口し、第2軸21bを受け入れるガイド溝を区画している。第1リンク部材21の第2軸21bは、第2方向外側に向けて突出するように設けられている。
第1リンク連結部材22は、第2方向に間隔を空けて設けられた第1リンク部材21,21間に架け渡されるように第2方向に延びるように設けられている。この第1リンク連結部材22は、第1リンク部材21,21の長手方向中央部よりも第2軸21b側部位同士を連結するように設けられている。この第1リンク連結部材22の長手方向の各端部は、第1リンク部材21,21に対して回転不能に接合されている。
また、この第2リンク部材25は、図5に示すように、上側フレーム15が上限位置において、第2軸25b側から第1軸25a側に向かうに従い上るように傾斜する傾斜状に配される。図例では、上側フレーム15が上限位置において、第2リンク部材25と下側縦フレーム11とのなす角度を60°程度とした例を示している。
この第2リンク部材25は、図4に示すように、平面視して第1リンク部材21の第2方向内側に間隔を空けて設けられている。
この第2リンク部材25の第2軸25bは、第1リンク部材21の第2軸21bと略同高さに位置するように設けられている。また、この第2リンク部材25の第2軸25bは、第1方向で第1リンク部材21の第1軸21aと略一致した位置となるように設けられている。つまり、第2リンク部材25の第2軸25bは、上側フレーム15が上限位置において、第2方向に見て、第1リンク部材21の第1軸21aの略直下に位置するように設けられている。第1リンク部材21の第1軸21aは、上側フレーム15が昇降される際に、第2方向に見て、第1方向で同一線上、つまり、鉛直線上を変位する構成とされている。この第1リンク部材21の第1軸21aの第2リンク部材25の第2軸25bに対する変位量が下側フレーム10に対する上側フレーム15の変位量となる。
第2リンク連結部材26は、第2方向に間隔を空けて設けられた第2リンク部材25,25間に架け渡されるように第2方向に延びるように設けられている。この第2リンク連結部材26は、第1リンク連結部材22の脚側において第1リンク連結部材22と略同高さに位置(昇降方向で略一致した位置)するように、第2リンク部材25,25の長手方向中央部よりも第1軸25a側部位同士を連結するように設けられている。この第2リンク連結部材26の長手方向の各端部は、第2リンク部材25,25に対して回転不能に接合されている。
この第1連結部材31の長手方向の各端部軸31a,31aは、各リンクユニット20,20の第1リンク連結部材22,22の外周面から径方向に突出するように設けられた連結片部24,24に回転自在に連結されている。なお、第1連結部材31の長手方向両側と第1方向両側の第1リンク連結部材22,22との連結態様は、同様であるので、以下では、第1方向一方側を例にとって説明する。
この連結片部24は、上側フレーム15が上限位置において、第1リンク連結部材22から斜め頭側となる上方側に向けて突出するように設けられている。また、連結片部24は、第2方向に見て、第1連結部材31の端部軸31a(軸心)と第2リンク部材25の第1軸25a(軸心)とを結ぶ仮想線と、第1リンク部材21の長手方向に沿う仮想線と、が略直交するように設けられている。
この第2連結部材32の長手方向の各端部軸32a,32aは、各リンクユニット20,20の第2リンク連結部材26,26の外周面から径方向に突出するように設けられた連結片部27,27に回転自在に連結されている。なお、第2連結部材32の長手方向両側と第1方向両側の第2リンク連結部材26,26との連結態様は、同様であるので、以下では、第1方向一方側を例にとって説明する。
この連結片部27は、上側フレーム15が上限位置において、第2リンク連結部材26から斜め脚側となる上方側に向けて突出するように設けられている。また、連結片部27は、第2方向に見て、第2連結部材32の端部軸32a(軸心)と第2リンク部材25の第1軸25a(軸心)とを結ぶ仮想線と、第2リンク部材25の長手方向に沿う仮想線と、が略直交するように設けられている。
また、第2方向に見て、第2リンク部材25の第1軸25a(軸心)から第1連結部材31の端部軸31a(軸心)までの寸法と、第2リンク部材25の第1軸25a(軸心)から第2連結部材32の端部軸32a(軸心)までの寸法と、が略同寸法とされている。つまり、第2方向に見て、第2リンク部材25の第1軸25a、第1連結部材31の端部軸31a及び第2連結部材32の端部軸32aを結んで形成される第2三角形tr2(図5参照)が第2リンク部材25の第1軸25aを頂角とする二等辺三角形とされている。つまり、第2三角形tr2は、第1連結部材31の端部軸31aと第2連結部材32の端部軸32aとを結ぶ仮想線を底辺とする二等辺三角形とされ、この底辺が、上側フレーム15が昇降される際に伸縮する構成とされている。
また、図例では、上側フレーム15が上限位置において、ロッド36が伸長状態とされ、上側フレーム15が下限位置において、ロッド36が縮退状態とされる構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。
なお、第1連結部材31及び第2連結部材32を第1方向に逆側に変位させる駆動部33としては、上記したような構成とされたものに限られず、ラック及びピニオンを備えた構成や、その他、種々の構成とされたものであってもよい。
図3〜図6に示す上限位置から上側フレーム15を下降させる際には、ロッド36を縮退させるように電動シリンダ34のモータ37を駆動する。これにより、第1連結部材31が第1方向脚側に向けて移動し、第2連結部材32が第1方向頭側に向けて移動し、上記した第2三角形tr2の底辺が徐々に小さくなる。また、第1リンク連結部材22及び第2リンク連結部材26が第2リンク部材25の第1軸25aを回転中心として互いに離間する方向に変位し、第1リンク部材21の第2軸21bが第2リンク部材25の第2軸25bから離間するように変位する。また、第1三角形tr1の底辺が徐々に小さく、つまり、第1リンク部材21の第1軸21aが第2リンク部材25の第2軸25bに向けて近づくように変位し、上側フレーム15が下降する。
また、下側フレーム10に対して上側フレーム15を昇降させるリンクユニット20,20及び連動ユニット30としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものであってもよい。例えば、上記した例では、各リンクユニット20,20の第1リンク部材21及び第2リンク部材25を、第2方向に間隔を空けて対状に設け、第1リンク連結部材22及び第2リンク連結部材26によって連結した例を示しているが、このような態様に限られない。
また、上記した例では、第1リンク部材21の第1軸21aを、上側フレーム15側に連結し、第1リンク部材21の第2軸21bを下側フレーム10に保持させた例を示しているが、これらを逆にしてもよい。つまり、第1リンク部材21の第1軸21aが連結される第1フレームを下側フレーム10とし、第1リンク部材21の第2軸21bが保持される第2フレームを上側フレーム15としてもよい。
また、頭側オプション取付部40は、一対の被保持部44,44のそれぞれを保持する一対の保持部47,47を備えている。なお、これら一対の被保持部44,44及び一対の保持部47,47は、互いに同様の構成であるので、以下では、一方を例にとって説明する。
上側長孔45は、この被保持部44の上側筒壁を貫通するように設けられている。この上側長孔45は、被保持部44の第2方向内側部位に設けられている。また、係止孔部45aは、上側長孔45の長手方向中央側部位の孔径(孔幅)よりも大径状とされている。上側長孔45の長手方向中央側部位の孔径(孔幅)は、固定部49の雄ねじ部49cの挿通が可能で、基端部49bの挿通が不能な寸法とされている。
また、本実施形態では、上側長孔45の第2方向外側端部にも固定部49の基端部49bを係止する大径状とされた係止孔部45bを設けた構成としている。このような構成とすれば、保持部47に対してオプション受部41を第2方向内側に位置させた状態で、固定部49の基端部49bを保持部47の係止孔部45bに係止させることができる。
これら係止孔部45a,45bの内径は、固定部49の基端部49bの外径に応じた径とされている。
また、これら上側長孔45及び下側長孔46並びに被保持部44の第2方向に沿う寸法は、第2方向内側の非使用位置(非突出位置、収納位置)と第2方向外側の使用位置(突出位置)とにオプション受部41が変位可能なように適宜の寸法としてもよい。
また、この保持部47の上側筒壁が設けられていない第2方向内側端部に、固定部49が配置される。この保持部47の第2方向内側端部の下側筒壁には、固定部49の雄ねじ部49cが挿通される挿通孔47aが設けられている。また、この保持部47の第2方向内側端部の下面側の挿通孔47aに応じた位置に雌ねじ部48が設けられている。この雌ねじ部48は、保持部47の下側筒壁に固定的に設けられたものでもよく、別体とされたナット部材であってもよい。
被保持部44を保持部47に対してスライドさせる際には、固定部49を緩めて基端部49bを被保持部44の上面よりも上側に位置させれば、上側長孔45及び下側長孔46に沿って雄ねじ部49cに対して相対的に被保持部44を移動させることができる(図11(d)の二点鎖線参照)。
また、図11(a)、(b)に示すように、被保持部44を保持部47に対して第2方向内側に向けてスライドさせて固定部49の基端部49bを第2方向外側の係止孔部45bに係止させ固定部49を締め付ければ、オプション受部41が非突出位置で固定される。
また、図11(c)、(d)に示すように、被保持部44を保持部47に対して第2方向外側に向けてスライドさせて固定部49の基端部49bを第2方向内側の係止孔部45aに係止させ固定部49を締め付ければ、オプション受部41が突出位置で固定される。
なお、頭側オプション取付部40としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものであってもよい。
また、これら第1脚側オプション取付部50A及び第2脚側オプション取付部50Bの各オプション受部51,51は、突出位置から互いに近接する側または互いに離反する側に向けて回転されて非突出位置とされる構成とされている。また、第1脚側オプション取付部50A及び第2脚側オプション取付部50Bの各保持部54,54には、突出位置とされた各オプション受部51,51の反非突出位置側への回転を抑止するストッパー部56,56が設けられている。このような構成とすれば、各オプション受部51,51を突出位置とし、オプション部材8を取り付ければ、ストッパー部56,56及びオプション部材8によって各オプション受部51,51の回転を抑止することができる。
オプション受部51は、突出位置において第2方向に軸方向を沿わせて配される筒状(略四角筒状)とされている(図3等参照)。このオプション受部51は、非突出位置では、図10(a)に示すように、取付フレーム18(脚側取付フレーム18B)の第2方向外側に沿うように、概ね第1方向に軸方向を沿わせて配される構成とされている。
保持部54は、取付フレーム18の第2方向外側に固定的に設けられている。この保持部54には、オプション受部51を回転自在に保持する基端側軸55が設けられている。図例では、オプション受部51の基端部並びにこの基端部を上下両側から挟むように設けられた保持部54の上側片部及び下側片部にピン状の基端側軸55が挿通される挿通孔を設けた例を示しているが、このような態様に限られない。
なお、各オプション受部51,51が突出位置から互いに近接する側に向けて回転されて非突出位置とされる構成に代えて、各オプション受部51,51が突出位置から互いに離反する側に向けて回転されて非突出位置とされる構成としてもよい。更には、各オプション受部51,51が互いに近接側または離反側に回転されて非突出位置とされる構成に代えて、同方向側に回転されて非突出位置とされる構成としてもよい。脚側オプション取付部50としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものであってもよい。また、この脚側オプション取付部50及び上記した頭側オプション取付部40は、適宜の金属系材料から形成されたものであってもよい。
上側縦フレーム16及び取付フレーム18は、図13(a)に示すように、略四角筒状とされている。これら上側縦フレーム16及び取付フレーム18の互いの近接側となる第1筒壁部16a,18aに設けられた大径孔16b,18bは、鍔状部58dよりも大径状で、抜止部材59よりも小径状とされている。また、これら上側縦フレーム16及び取付フレーム18の互いの遠隔側となる第2筒壁部16c,18cに設けられた小径孔16d,18dは、固定ピン58の軸部58bよりも大径状で、頭部58a及び鍔状部58dよりも小径状とされている。また、これら大径孔16b,18b及び小径孔16d,18dは、同軸状に設けられている。
また、固定ピン58の第1取付部58c及び第2取付部58eは、抜止部材59に応じた構成とされている。本実施形態では、抜止部材59を、いわゆるスナップピンとし、第1取付部58c及び第2取付部58eを、ピン挿通孔とした構成としている。
第1取付部58cは、取付フレーム18が上側縦フレーム16に対して固定され、頭部58aが一方のフレーム(図例では取付フレーム18)の外側に位置した状態で、他方のフレーム(図例では上側縦フレーム16)の外側に位置するように設けられている。
第2取付部58eは、一方のフレーム(図例では取付フレーム18)の第2筒壁部18cの外側に隣接して位置した状態で、固定ピン58の第2端部が第1筒壁部18aから外側に突出しないように設けられている。つまり、固定ピン58の第2端部の端面から第2取付部58eまでの軸方向に沿う寸法が一方のフレーム(図例では取付フレーム18)の同方向に沿う寸法よりも小とされている。
また、本実施形態では、頭側オプション取付部40と脚側オプション取付部50とを異なる構成とした例を示しているが、同様の構成とされたものとしてもよい。つまり、上記した頭側オプション取付部40と同様のものを脚側に設けたり、上記した脚側オプション取付部50と同様のものを頭側に設けたりした構成等としてもよく、更には、このようなオプション取付部を設けていない構成としてもよい。
また、本実施形態では、昇降装置2を、ベッド装置1に組み込まれる構成とした例を示しているが、このような態様に代えて、診療台や作業台、その他の機械設備等に組み込まれる構成としてもよい。また、本実施形態に係る昇降装置2及びこれを備えたベッド装置1の上記した各部材及び各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
2 昇降装置
3 ボトム部
10 下側フレーム(第2フレーム)
15 上側フレーム(第1フレーム)
20 リンクユニット
21 第1リンク部材
21a 第1軸(第1端部)
21b 第2軸(第2端部)
22 第1リンク連結部材
25 第2リンク部材
25a 第1軸(第1端部)
25b 第2軸(第2端部)
26 第2リンク連結部材
30 連動ユニット
31 第1連結部材
31a 端部軸(端部)
32 第2連結部材
32a 端部軸(端部)
33 駆動部
34 電動シリンダ
36 ロッド
37 モータ
Claims (5)
- 第1方向に互いに離間して設けられた一対のリンクユニットを連動させて下側フレームに対して上側フレームを昇降させる連動ユニットが設けられた昇降装置であって、
前記一対のリンクユニットは、前記下側フレーム及び前記上側フレームのうちの一方の第1フレームに第1端部が第1方向及び昇降方向に直交する第2方向に沿う軸回りに回転自在に連結され、他方の第2フレームに第2端部が第1方向にスライド自在に、かつ第2方向に沿う軸回りに回転自在に保持された第1リンク部材と、該第1リンク部材に対して交差状に設けられ該第1リンク部材の途中部位に第1端部が第2方向に沿う軸回りに回転自在に連結され、前記第2フレームに第2端部が第2方向に沿う軸回りに回転自在に連結された第2リンク部材と、をそれぞれに備えており、
前記連動ユニットは、前記一対のリンクユニットの各第1リンク部材の途中部位のそれぞれに長手方向の各端部が連結された第1連結部材と、前記一対のリンクユニットの各第2リンク部材の途中部位のそれぞれに長手方向の各端部が連結された第2連結部材と、これら第1連結部材及び第2連結部材を、第1方向に互いに逆側に変位させて前記一対のリンクユニットを連動させる駆動部と、を備えていることを特徴とする昇降装置。 - 請求項1において、
前記駆動部によって第1方向に変位される前記第1連結部材及び前記第2連結部材の変位量と前記下側フレームに対する前記上側フレームの変位量とが比例関係となる構成とされていることを特徴とする昇降装置。 - 請求項1または2において、
前記駆動部は、前記第1連結部材及び前記第2連結部材のうちの一方にモータ側が連結され、他方にロッドの先端側が連結された電動シリンダを備えていることを特徴とする昇降装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記一対のリンクユニットは、第2方向に間隔を空けて対状に設けられた2つの前記第1リンク部材と、これら第1リンク部材の途中部位同士を連結する第1リンク連結部材と、第2方向に間隔を空けて対状に設けられた2つの前記第2リンク部材と、これら第2リンク部材の途中部位同士を連結する第2リンク連結部材と、をそれぞれに備えており、
前記第1連結部材は、長手方向の各端部が各リンクユニットの前記第1リンク連結部材に連結され、前記第2連結部材は、長手方向の各端部が各リンクユニットの前記第2リンク連結部材に連結されていることを特徴とする昇降装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の昇降装置と、該昇降装置の前記上側フレームの上方側に配されるボトム部と、を備えていることを特徴とするベッド装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020032614A JP7394342B2 (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 昇降装置及びこれを備えたベッド装置 |
CN202110168545.3A CN113317653A (zh) | 2020-02-28 | 2021-02-07 | 升降装置及具备升降装置的床装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020032614A JP7394342B2 (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 昇降装置及びこれを備えたベッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021132990A true JP2021132990A (ja) | 2021-09-13 |
JP7394342B2 JP7394342B2 (ja) | 2023-12-08 |
Family
ID=77413916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020032614A Active JP7394342B2 (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 昇降装置及びこれを備えたベッド装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7394342B2 (ja) |
CN (1) | CN113317653A (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3693167B2 (ja) | 2001-12-17 | 2005-09-07 | パラマウントベッド株式会社 | ベッドにおけるボトム昇降装置 |
CA2435684A1 (en) | 2002-07-19 | 2004-01-19 | Basic American Medical Products, Inc. | Height and angle adjustable bed |
JP5561526B2 (ja) | 2010-03-23 | 2014-07-30 | アイシン精機株式会社 | 昇降装置 |
JP2014113463A (ja) | 2012-11-16 | 2014-06-26 | Panasonic Corp | 昇降装置及びそれを備えたベッド |
-
2020
- 2020-02-28 JP JP2020032614A patent/JP7394342B2/ja active Active
-
2021
- 2021-02-07 CN CN202110168545.3A patent/CN113317653A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7394342B2 (ja) | 2023-12-08 |
CN113317653A (zh) | 2021-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2021132991A (ja) | ベッド装置 | |
JP4563550B2 (ja) | パンタグラフ式ジャッキ | |
JP5886746B2 (ja) | 患者リフト及びそのための連結器 | |
JP2019017527A (ja) | 昇降支持脚およびその駆動装置 | |
GB2567657B (en) | Surgical tables | |
JP2021132990A (ja) | 昇降装置及びこれを備えたベッド装置 | |
EP1723874A1 (en) | Lectern-table which can be coupled to an auxiliary piece of furniture | |
JP2011217849A (ja) | 天板付き家具 | |
KR200384317Y1 (ko) | 학생용 책상 및 의자의 높낮이 조절장치 | |
KR101097845B1 (ko) | 조립 대상물의 수평 유지가 가능한 리프팅 장치 | |
JP2013523518A (ja) | 多軸操作可能プラットフォーム | |
JP6845361B2 (ja) | ロボットおよび産業機械 | |
JP3134724U (ja) | テーブルの高さ調整構造 | |
JP3152635U (ja) | 昇降テーブル | |
KR100881257B1 (ko) | 높낮이 조절 책걸상 | |
JP2003125849A (ja) | 家具の高さ調節装置 | |
JP2016131629A (ja) | ベッド | |
KR200423262Y1 (ko) | 높낮이 조절 책걸상 | |
JP2016131628A (ja) | ベッド | |
JP6856332B2 (ja) | 昇降装置及び医療用診療台 | |
JP2006188112A (ja) | 上下可動キャスター及び家具 | |
JP3707971B2 (ja) | 家具移動装置 | |
JP2007082916A (ja) | ベッド | |
CN220588476U (zh) | 一种应急救灾用折叠床 | |
KR20060090537A (ko) | 학생용 책상 및 의자의 높낮이 조절장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231116 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7394342 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |