JP2021131098A - 火無し継手構造 - Google Patents

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JP2021131098A JP2020025206A JP2020025206A JP2021131098A JP 2021131098 A JP2021131098 A JP 2021131098A JP 2020025206 A JP2020025206 A JP 2020025206A JP 2020025206 A JP2020025206 A JP 2020025206A JP 2021131098 A JP2021131098 A JP 2021131098A
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法文 丸山
Norifumi Maruyama
法文 丸山
晴彦 村上
Haruhiko Murakami
晴彦 村上
茂男 吉井
Shigeo Yoshii
茂男 吉井
雄介 小西
Yusuke Konishi
雄介 小西
春男 中田
Haruo Nakada
春男 中田
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Abstract

【課題】ろう付け接続用のスリーブフレア部が管端に加工された配管を、そのままの状態で接続できるようにした火無し継手構造を提供すること。【解決手段】本開示の火無し継手構造は、継手本体(20)と、継手本体(20)にねじ込まれる締付ナット(30)と、フェルール(40)とを有する。継手本体(20)は、ろう付け接続用のスリーブフレア部(P1)を管端に形成した接続配管(P)が差し込まれる受口部(21)と、受口部(21)に挿入された接続配管(P)を受口部(21)の奥から入口に向かって軸方向に支持する本体支持部(23)とを備えている。フェルール(40)は、締付ナット(30)の継手本体(20)へのねじ込みにより受口部(21)の内面に誘導されて縮径し、接続配管(P)における直管部(P2)からスリーブフレア部(P1)へ拡管する立上部(P3)を受口部(21)の入口から奥に向かって軸方向に押し付けるように変形する。【選択図】 図2

Description

本開示は、火無し継手構造に関する。
一般に、空気調和機の室外ユニットにおける連絡配管の接続部には閉鎖弁が用いられている。そして、この閉鎖弁の出口側には、空調設備施工時の配管接続を容易にするための配管が工場出荷時に取り付けされている。この配管は、連絡配管をフレア接続又はろう付け接続可能とするように取り付けられるものであって、短いものでよく、管端にはフレア接続用のフレア部又はろう付け接続用のスリーブフレア部が加工されている。フレア接続は管径が小さい場合に行われ、ろう付け接続は管径が大きい場合、より具体的には連絡配管の外径が19.05mm以上の場合に行われる。連絡配管の外径が大きい場合にろう付け接続される理由は、漏れのないフレア接続を行うことが難しくなるからである。
一方、近年は、現地で配管接続を要する配管システムの施工に際して、火災予防の見地から火気を使用しない配管接続方法が要求されるようになった。このため、室外ユニットと室内ユニットとを接続する連絡配管の外径が19.05mm以上の場合には火無し継手が用いられている。火無し継手としては、一般に、特許文献1に記載のような食い込み式管継手が用いられている。
特開2017−67174号公報
ところが、食い込み式管継手は、一般に、管端に何らの加工していない直管状の配管を接続できるようにしたものであるため、ろう付け接続用のスリーブフレア部が加工された配管を接続することができない。このため、閉鎖弁の出口側に取り付けられている配管の端部にろう付け接続用のスリーブフレア部が加工されている場合には、スリーブフレア部を切断し配管の端部を直管状にする必要があった。このように従来は余分な作業を必要としていた。また、スリーブフレア部を切断する際の切断くずが配管内に入って残留する恐れもあり、この点にも注意する必要があった。
本開示は、このような問題を回避したものであって、ろう付け接続用のスリーブフレア部が管端に加工された配管を、そのままの状態で接続できるようにした火無し継手構造を提供することを目的とする。
本開示に係る火無し継手構造は、ろう付け接続用のスリーブフレア部を管端に形成した接続配管が差し込まれる受口部と、前記受口部に挿入された前記接続配管を前記受口部の奥から入口に向かって軸方向に支持する本体支持部とを備えた継手本体と、前記継手本体に形成されたねじ部にねじ込まれる締付ナットと、前記締付ナットの前記継手本体へのねじ込みにより前記受口部の内面に誘導されて縮径し、前記接続配管における直管部から前記スリーブフレア部へ拡管する立上部を前記受口部の入口から奥に向かって軸方向に押し付けるように変形するフェルールと、を有する。
このような構成によれば、ろう付け接続用のスリーブフレア部が加工された配管をそのままの状態で接続することができる。また、この場合に、管端にろう付け接続用のスリーブフレア部が形成された接続配管を軸方向に固定するので、従来の食い込み式管継手より配管固定効果が向上する。
また、このような火無し継手構造において、前記継手本体は、前記受口部の内周面に第1弾性シールを保持するシール溝を備え、前記シール溝には第1弾性シールが保持され、前記第1弾性シールは、前記接続配管における前記スリーブフレア部の外周面と前記受口部の内周面との間をシールするように構成されているものとしてもよい。
このような構成によれば、第1弾性シールとして横断面がV字型またはU字型のリップシールを使用することができる。これらリップシールを使用する場合は、フェルールのシール効果と合わせて、液冷媒の封じ込みを回避したダブルシールを構成することができる。
また、このような火無し継手構造において、前記本体支持部は、前記接続配管における前記直管部と前記スリーブフレア部との間に形成される前記立上部の内面を支持するように構成してもよい。
このような構成によれば、フェルールの変形により、接続配管の立上部をフェルールの先端部と本体支持部との間に軸方向に挟み込むので、接続配管の軸方向の保持を強固に行うことができる。また、フェルールにより接続配管のシールをも行うことができる。
また、このような火無し継手構造において、前記継手本体は、前記受口部と前記受口部の基幹部を成す基部と前記本体支持部とを備え、前記受口部と前記基部とは一体的に形成され、前記本体支持部は、前記受口部及び前記基部とは別体に形成されているようにしてもよい。
このような構成によれば、継手本体に関し、基部及び受口部を一体とし、これらとは別体に本体支持部を形成しているので、継手本体における各部の加工を容易に行うことができる。
また、このような構成に代えて、前記継手本体は、前記受口部と前記受口部の基幹部を成す基部と前記本体支持部とを備え、前記受口部、前記基部、及び前記本体支持部の三つの部分が一体的に形成されているようにしてもよい。
このような構成によれば、継手本体に関し、本体支持部と、他の構成部である受口部及び基部とが一体に形成されているので、部品点数が少なくなる。したがって、接続配管の接続前及び接続作業時における部品の保管が容易になる。
また、前述のごとく前記接続配管の前記立上部を前記フェルールと前記本体支持部との間に軸方向に挟み付ける構造に代えて、前記本体支持部は、前記接続配管におけるスリーブフレア部の端面を軸方向に支持するように構成してもよい。
このような構成によれば、継手本体に関し、本体支持部は接続配管におけるスリーブフレア部の端面を支持する構成とすればよいので、本体支持部を簡易に形成することができる。
また、前述のごとく前記接続配管の前記立上部を前記フェルールと前記本体支持部との間に軸方向に挟み付ける構造を備えた火無し継手構造において、前記フェルールの先端部と前記立上部の外周面との間に第2弾性シールが挿入され、前記第2弾性シールは、前記フェルールの変形に伴い前記フェルールの先端部と前記立上部との間に挟み付けられることにより、前記接続配管の外周面と前記受口部の内周面との間をシールするように構成してもよい。
このような構成によれば、第2弾性シールはシール溝を必要としないので簡単な構成で取り付けることができる。また、第2弾性シールを第1弾性シールと併用すればダブルシールを簡易に構成することができる。
また、上記各火無し継手構造において、前記フェルールは、シングルフェルールであって、先端部が円周方向に部分的に切除されて部分的に軸方向に突出する部分突出部が残された形状に形成され、前記締付ナットの前記継手本体へのねじ込みにより前記フェルールが前記受口部の内面に誘導されて縮径される際に、前記部分突出部が前記接続配管に食い込むように形成されているようにしてもよい。
このような構成によれば、配管接続時に部分突出部が接続配管の外周部に食い込んだ状態において、部分突出部の両側に接続配管を構成する金属材料が残存しているので、部分突出部と金属材料との突合せにより接続配管の回転が阻止される。これにより接続された接続配管の回転を防止することができる。このため接続配管が安定的に固定される。
また、前述のごとく前記接続配管の前記立上部を前記フェルールと前記本体支持部との間に軸方向に挟み付ける構造を備えた火無し継手構造において、前記フェルールは、フロントフェルールとバックフェルールとを備えたダブルフェルールであり、前記フロントフェルールは、前記締付ナットの前記継手本体へのねじ込みにより、先端部が前記受口部の内面に誘導されて前記接続配管の前記スリーブフレア部に食い込むように構成され、前記バックフェルールは、前記締付ナットの前記継手本体へのねじ込みにより、前記フロントフェルールの後部内面に誘導されて縮径して前記フロントフェルールの後部内面と前記接続配管の前記直管部の外周面との間に侵入し、前記バックフェルールの先端部が前記立上部を前記受口部の入口から奥に向かって軸方向に押し付けるように構成されているものとしてもよい。
このような構成によれば、締付ナットの継手本体へのねじ込みにより、フロントフェルールの先端部がスリーブフレア部に食い込むとともに、バックフェルールの先端部がフロントフェルールの後部内面と前記接続配管の前記直管状部の外周面との間に侵入するので、フロントフェルールとバックフェルールとにより、接続配管をダブルシールすることができる。また、接続配管の立上部をバックフェルールの先端部と本体支持部との間に軸方向に挟み込むので、接続配管の軸方向の保持を強固に行うことができる。
また、このような火無し継手構造において、前記バックフェルールの先端部は、円周方向に部分切除されて部分的に軸方向に突出する部分突出部を残した構造に形成され、かつ、前記締付ナットの前記継手本体へのねじ込みにより、前記フロントフェルールの後部内面に誘導されて縮径して前記フロントフェルールの前記後部内面と前記接続配管の前記直管部の外周面との間に侵入する際に、前記部分突出部が前記接続配管に食い込むように形成されているようにしてもよい。
このような構成によれば、バックフェルールの先端部を構成する部分突出部が接続配管の外周部に食い込んだ状態において、部分突出部の両側に接続配管を構成する金属材料が残存しているので、部分突出部と金属材料との突合せにより接続配管の回転が阻止される。また、これにより、接続配管が安定的に固定される。
第1実施形態に係る火無し継手を用いた模式配管システム図。 同火無し継手の締付ナットねじ込み前の全体縦断面図。 同火無し継手における継手本体の縦断面図。 図3におけるIV−IV断面図。 同火無し継手における締付ナットねじ込み後の要部縦断面図。 第2実施形態に係る火無し継手の締付ナットねじ込み前の要部縦断面図。 第3実施形態に係る火無し継手の締付ナットねじ込み前の要部縦断面図。 第4実施形態に係る火無し継手の締付ナットねじ込み前の要部縦断面図。 同火無し継手における締付ナットねじ込み後の要部縦断面図。 第5実施形態に係る火無し継手の締付ナットねじ込み前の要部縦断面図。 同火無し継手における締付ナットねじ込み後の要部縦断面。 第6実施形態に係る火無し継手のフェルールの斜視図。 同火無し継手における締付ナットねじ込み後のフェルール周り縦断面図。 図13におけるXIV−XIV断面図。 変更例に係る火無し継手における締付ナットねじ込み後のフェルール周りの縦断面図。
以下図面を参照して各実施形態に係る火無し継手構造を備えた火無し継手について説明する。なお、本開示は、以下に記載する例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
(第1実施形態)
本開示の火無し継手構造を備えた火無し継手が使用されるシステム例について、図1に基づき説明する。
例示されるシステムは、室外ユニット1に対し複数台の室内ユニット2を連絡配管Pcにより接続した空調システムである。図1では、2台の室内ユニット2を例示的に示しているが、事務所用等のビルにおいては1台の室外ユニット1に対し3台以上の室内ユニット2が接続されることが多い。なお、室内ユニット2が1台という場合もある。
図1に示す空調システムは、連絡配管Pcの外径が19.05mm以上の比較的太い場合のものであって、室外ユニット1の配管接続部には閉鎖弁3が設けられている。また、閉鎖弁3には短い接続配管P、すなわち本開示の火無し継手における接続配管Pが予め取り付けられている。この短い配管を成す接続配管Pは、連絡配管Pcと閉鎖弁3とを簡易に接続可能とすることを考慮し、これまでの慣行に従い管端にろう付接続用のスリーブフレア部が形成されている。また、例示の空調システムでは、現地配管工事において火気の使用が禁止されているため、本開示の火無し継手10により短い接続配管Pと連絡配管Pcとが接続されている。また、連絡配管Pcは、比較的太い配管のため定尺物が使用され、適宜の個数の一般的火無し継手4により繋ぎ合わされ所定長さに形成されている。
次に、本開示の火無し継手10について説明する。
図2に示すように本開示の火無し継手10は、一方に(すなわち、図示左側に)、ろう付接続用のスリーブフレア部P1を管端に形成した接続配管Pをそのままの状態で接続できるようにした本開示の火無し継手構造が形成されている。また、本開示の火無し継手10は、他方に(すなわち、図示右側に)、直管状の連絡配管Pcを接続できるようにした一般的な火無し継手構造が形成されている。
ここで、先ず本開示の火無し継手10における一般的な火無し継手構造について説明する。
図2に示すように、右側の継手構造は、継手本体20の右側に形成された直管受口部101の中心部に直管挿入孔102が形成され、この直管挿入孔102に直管状の連絡配管Pcが挿入される。フェルールを締め付ける直管用締付ナット103は、直管受口部101の雄ねじ部に締結されるように構成されている。フェルールとしては、フロントフェルール104aとバックフェルール104bとからなるダブルフェルール104が用いられている。そして、直管用締付ナット103が直管受口部101の雄ねじ部に締結されることによりダブルフェルール104が変形される。連絡配管Pcは、フロントフェルール104a及びバックフェルール104bの連絡配管Pcへの食い込み作用により接続される。この右側の継手構造において、直管挿入孔102の内周面には、連絡配管Pcが直管受口部101の入口側へのずれを防止する機能を持ったストッパー105が設けられている。なお、図2の右側の継手構造は、このような構造に限定されるものではなく他の公知の火無し継手構造としてもよい。
以下、本開示の火無し継手構造について詳述する。
図2の左側の継手構造として示すように、本開示の火無し継手構造は、火無し継手10の中核部材をなす継手本体20と、継手本体20にねじ込まれる締付ナット30と、環状のフェルール40とを有する。
なお、本開示の火無し継手構造の説明において前後の方向をいうときは、火無し継手構造における接続配管Pを挿し込む方向を「前方」とし、その反対方向を「後方」としている。具体的には、図2の左側に示した火無し継手構造において、「前方」は右方であり、「後方」は左方となる。
継手本体20は、接続配管Pが挿入される受口部21と、受口部21の基幹部を成す基部22と、受口部21に挿入される接続配管Pを受口部21の奥から入口に向かって(図2における右から左に向かって)軸方向に支持する本体支持部23とを備えている。継手本体20は、図2における右側部分の直管用火無し継手構造の構成部材である。
接続配管Pは、図1に図示される閉鎖弁3に予め取り付けられた配管であり、管端にろう付け接続用のスリーブフレア部P1が形成されている。
受口部21は、中心部にスリーブフレア部P1の挿入を許容する配管挿入孔24が形成されている。配管挿入孔24は、受口部21から基部22にかけて形成されている。また、配管挿入孔24の入口側には、フェルール40を縮径させる絞り部25が形成されている。絞り部25及び配管挿入孔24の内周面は、受口部21の内面に相当する。
基部22は、受口部21の基幹部を成すとともに、図2における右側部分が前記右側の火無し継手構造における直管受口部101の基幹部を成す。基部22における前記右側の火無し継手構造との境界部には直管挿入孔102の当たり面が形成されている。この当たり面を成す壁部22aには、継手本体20の左側に接続される接続配管Pと右側に接続される連絡配管Pcとを連絡する連絡孔22bが形成されている。連絡孔22bの内径は、連絡配管Pcの内径及び接続配管Pの内径に略等しく形成されている。
基部22の外周部は、スパナ等の工具で把持できるように正六角形等の多角形に形成されており、受口部21の外形寸法より大きく形成されている。基部22は、締付ナット30がねじ込まれたときに、締付ナット30の前端面と基部22の後端面との間に所定の寸法の隙間が形成される軸方向長さに形成されている。
本体支持部23は、本第1実施形態においては、接続配管Pにおけるスリーブフレア部P1と直管部P2との間に形成される立上部P3の内面を支持するように構成されている。すなわち、継手本体20において、本体支持部23は、基部22及び受口部21とは別体に形成されたものであって、一体に形成された基部22及び受口部21に対し、配管挿入孔24から挿入されている。別体として形成された本体支持部23は、筒状部23aの一端に外鍔部23bが形成された筒状部材である。筒状部23aの外径寸法は、スリーブフレア部P1の内径に略同一であり、スリーブフレア部P1の内部に挿入し得る寸法に形成されている。外鍔部23bの外径寸法は、受口部21の配管挿入孔24の内径に略同一であり、配管挿入孔24に挿入し得る程度に形成されている。本体支持部23の内径寸法は、接続配管P及び連絡配管Pcの内径と略同一に形成されている。
このような本体支持部23は、図3及び図4に示すように、外鍔部23bの端面が配管挿入孔24と壁部22aとの間に形成される段部26に当接する状態に挿入されている。また、筒状部23aの軸方向長さがスリーブフレア部P1の長さと同等又は若干大きい程度に形成されている。本体支持部23は、接続配管Pが受口部21の配管挿入孔24の内部に挿入されたときに、スリーブフレア部P1が配管挿入孔24の内周面と筒状部23aの外周面との間に形成される隙間に挿入され、立上部P3の内面が筒状部23aの先端部で軸方向に支持されるように構成されている。
配管挿入孔24の内周面には、配管挿入孔24の内周面とスリーブフレア部P1の外周面との間をシールする第1弾性シール27を収納するシール溝28が形成されている。第1弾性シール27としては、図2に示すような横断面U字状またはV字状のリップパッキンとすることが好ましい。リップパッキンは、開口部側が接続配管Pの管端の方向(すなわち、前方向)を向くように設置される。なお、このようなリップパッキンに代えてOリングを用いることもできる。
締付ナット30は、受口部21の外周面に形成された雄ねじ部29にねじ込まれるものであって、中心軸に直角な側壁の内面にフェルール40を押圧する押圧面31が形成されている。締付ナット30は、ねじ込む際に押圧面31によりフェルール40を軸方向に押圧するように構成されている。
(第1実施形態の作用)
次に、上記のように構成される第1実施形態の作用として、図2左側に図示される本開示の火無し継手構造に接続配管Pを接続する接続方法について説明する。
先ず、火無し継手10を図2に示される状態にする。すなわち、継手本体20は、一体に形成された基部22及び受口部21に対し、別体に形成された本体支持部23が図3に示す所定の位置に挿入された状態に組み合わされる。また、フェルール40は、締付ナット30が受口部21に軽くねじ込まれていることにより、受口部21の絞り部25に当接された状態とされる。
このような状態にされた火無し継手10における本開示の火無し継手構造に対し、締付ナット30の側壁中央部に形成された貫通孔32から挿入され、接続配管Pの管端が受口部21の配管挿入孔24に挿入される。図2に示すように、接続配管Pは、本体支持部23における筒状部23aの先端部に当接する状態まで挿入される。このとき、接続配管Pは、第1弾性シール27によりシールされた状態となる。次いで、締付ナット30をねじ込む。締付ナット30のねじ込みは、締付トルクが所定値になるまで締め付けられる。
この締付を行うと、本開示の火無し継手構造は図5に示す状態となる。すなわち、フェルール40は、締付ナット30の締付時に締付ナット30の押圧面31により絞り部25に押し付けられる。この押付により、フェルール40の先端部が配管挿入孔24の内周面と接続配管Pの直管部P2の外周面との隙間に入り込む。そして、フェルール40の先端部が接続配管Pの立上部P3の外面を受口部21の入口から奥に向かって(すなわち、前方に向かって)軸方向に押し付けるように変形する。一方、立上部P3の内面は、本体支持部23における筒状部23aの先端部により受口部21の奥から入口に向かって(すなわち、後方に向かって)軸方向に支持される。この結果、接続配管Pの立上部P3は、フェルール40の先端部と本体支持部23の先端部との間に挟み込まれる。また、接続配管Pの外周面と受口部21の内周面との間は、フェルール40の先端部によりシールされる。接続配管Pは、このような状態になって接続される。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態に係る火無し継手構造は、以上のような構成及び作用を有するので、次のような効果を奏することができる。
(1−1)
ろう付け接続用のスリーブフレア部P1が加工された接続配管Pをそのままの状態で接続することができる。また、この場合に、管端にろう付け接続用のスリーブフレア部P1が形成された接続配管Pを軸方向に固定するので、従来の食い込み式管継手より接続配管Pの軸方向の保持が強固に行われる。
(1−2)受口部21の内周面に取り付けられた第1弾性シール27とフェルール40とにより、接続配管Pをダブルシールすることができる。特に、第1弾性シール27として図2に示すようにリップシールを使用する場合は、シールとして作用するフェルール40と第1弾性シール27との間に液冷媒を封じ込みすることのないダブルシールを構成することができる。
(1−3)受口部21、基部22及び本体支持部23を備えた継手本体20において、受口部21と基部22とを一体とし、本体支持部23をこれら部材とは別体としたので、継手本体20における各部の加工を容易に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る火無し継手構造を備えた火無し継手10について図6に基づいて説明する。
第2実施形態に係る火無し継手10は、第1実施形態において本体支持部23の簡略化を図ったものであって、本体支持部23のみの構成が異なり、その他の構成は第1実施形態と同一である。なお、図6において、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
第2実施形態に係る火無し継手10における本体支持部23は、受口部21の配管挿入孔24と、基部22の連絡孔22bとの間に形成される段部(第1実施形態における段部26に対応する)を本体支持部23とし、第1実施形態において別体に形成された本体支持部23としての部材は省略されている。したがって、図6に示すように、第2実施形態における本体支持部23は、配管挿入孔24と連絡孔22bとの間に形成される段部を形成する面であって、接続配管Pの管端面を受口部21の奥から入口に向かって(すなわち、後方に向かって)軸方向に支持する。
第2実施形態におけるフェルール40は、第1実施形態の場合と同様に、締付ナット30の締付に伴い絞り部25に押し付けられて第1実施形態と同様に変形し、先端部が接続配管Pの立上部P3の外面を入口から奥に向かって(すなわち、前方に向かって)軸方向に押し付ける。この結果、接続配管Pは、フェルール40による前向きの軸方向の力と本体支持部23による後方向きの軸方向の力とにより、軸方向にしっかり保持される。また、接続配管Pは、第1弾性シール27とフェルール40とによりダブルシールされている。
第2実施形態に係る火無し継手構造は、以上のように構成されているので、第1実施形態に係る火無し継手構造と同様に前記(1−1)及び(1−2)の効果を奏することができるとともに、次の効果を奏することもできる。
(2−1)本体支持部23は、第1実施形態の場合のような別体部材により構成されるのではなく、基部22と一体的に形成された簡易な構成とすることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る火無し継手構造を備えた火無し継手10について図7に基づいて説明する。
第3実施形態に係る火無し継手10は、第1実施形態において別体に構成された本体支持部23を、受口部21及び基部22と一体化したものである。
すなわち、第3実施形態における本体支持部23は、図7に示すように、第1実施形態における外鍔部23bが壁部22aと一体化されたものである。
第3実施形態に係る火無し継手構造は、以上のように構成されているので、本体支持部23の製造方法が第1実施形態と異なるが、接続配管Pの支持方法は第1実施形態と同一であり、第1実施形態に係る火無し継手構造と同様に前記(1−1)及び(1−2)の効果を奏することができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る火無し継手構造を備えた火無し継手10について図8及び図9に基づいて説明する。
第4実施形態に係る火無し継手10は、図8に示すように、第1実施形態においてフェルール40をダブルフェルールとするとともに、第1弾性シール27を省略したものである。第4実施形態におけるその他の構成は、第1実施形態と同一である。なお、図8及び図9において、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
図8に示すように、フェルール40は、フロントフェルール41とバックフェルール42とからなるダブルフェルールとしたものである。フロントフェルール41は、接続配管Pを締付ナット30の中心部の挿入孔から挿入した状態において、先端部が絞り部25とスリーブフレア部P1との楔状の隙間に突っ込まれる直前の状態となるとともに、外周面が絞り部25に当接する状態となるように構成されている。バックフェルール42は、後面が締付ナット30の押圧面31に当接し、先端部がフロントフェルール41の後方部の傾斜内面41aに当接した状態となるように配置されている。
この状態において締付ナット30がねじ込まれると、図9に示すように、バックフェルール42を介してフロントフェルール41の先端部が絞り部25に押し付けられて変形する。そして、フロントフェルール41の先端部が絞り部25とスリーブフレア部P1との楔状の隙間に突っ込まれるとともに、スリーブフレア部P1に食い込む。また、バックフェルール42は、先端部がフロントフェルール41の傾斜内面41aに押し付けられて変形し、フロントフェルール41の内周面と直管部P2の外周面との間の隙間に押し込まれる。これにより、立上部P3の外面が、フロントフェルール41の先端部により受口部21の入口から奥に向かって(すなわち、前方に向かって)軸方向に押し付けられる。また、立上部P3の内面が、本体支持部23における筒状部23aの先端部により受口部21の奥から入口に向かって(すなわち、後方に向かって)軸方向に支持される。
第4実施形態に係る火無し継手構造は、以上のように構成されているので、第1実施形態に係る火無し継手構造と同様に前記(1−1)及び(1−3)の効果を奏するとともに、次の効果を奏することもできる。
(4−1)フロントフェルール41のスリーブフレア部P1への食い込み作用及びバックフェルール42の先端部によるフロントフェルール41の内周面と直管部P2の外周面との間の隙間への押し込みにより、接続配管Pに対するダブルシール機構が形成される。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態に係る火無し継手構造を備えた火無し継手10について図10及び図11に基づいて説明する。
第5実施形態に係る火無し継手10は、図10に示すように、第1実施形態においてフェルール40と立上部P3の外周面との間に第2弾性シール51が挿入されたものである。第5実施形態におけるその他の構成は、第1実施形態と同一である。なお、図10及び図11において、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
図10に示すように、第2弾性シール51は、Oリングであって、フェルール40の先端の前方(図10におけるフェルール40の先端部の右側)に第2弾性シール51としてのOリングが挿入される。
この状態において締付ナット30がねじ込まれると、図11に示すように、第2弾性シール51は、フェルール40の変形に伴いフェルール40の先端部と立上部P3との間に挟み付けられる。これにより、接続配管Pの外周面と受口部21の内周面との間が第2弾性シール51によりシールされる。
第5実施形態に係る火無し継手構造は、以上のように構成されているので、第1実施形態に係る火無し継手構造と同様に前記(1−1)及び(1−3)の効果を奏することができるとともに、次の効果を奏することもできる。
(5−1)第2弾性シール51は、シール溝を必要としないので、簡単な構成でシールを取り付けることができる。また、第1弾性シール27とともに第2弾性シール51を併用すればダブルシールを簡易に構成することができる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態に係る火無し継手構造を備えた火無し継手10について図12〜図14に基づいて説明する。
第6実施形態に係る火無し継手10は、図12の斜視図に示すように、第1実施形態においてフェルール40の先端部が円周方向に部分的に切除されて部分的に軸方向に突出する部分突出部40aが残された形状に形成されたものである。
フェルール40がこのように構成されたものにおいて締付ナット30がねじ込まれると、図13に示すように、フェルール40が受口部21の内面を構成する絞り部25に誘導されて縮径される際に、部分突出部40aが接続配管Pの直管部P2に食い込むように形成される。この食い込み状態を図14に示す断面図で見ると分かるように、部分突出部40aの周方向の両側に接続配管Pを構成する金属材料が残存する状態となる。
第6実施形態に係る火無し継手構造は、以上のように構成されているので、第1実施形態に係る火無し継手構造と同様に前記(1−1)及び(1−3)の効果を奏するとともに、次の効果を奏することもできる。
(6−1)部分突出部40aの両側に接続配管Pを構成する金属材料が残存しているので、部分突出部40aと金属材料との突合せにより接続配管Pの回転が阻止される。これにより、接続された接続配管Pの回転を防止することができ、接続配管Pを安定的に固定することができる。
(変更例)
上記各実施形態に関する説明は、本開示に従う火無し継手構造の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本開示に従う火無し継手構造は、例えば以下に示される変更例、及び相互に矛盾しない少なくとも2つの変更例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変更例において、上記各実施形態と共通する部分は、上記各実施形態と同一の符号を付してその説明を簡略化する。
・前記各実施形態に係る火無し継手10は、継手本体20の両側に配管を接続するユニオン継手として説明したが、他の形式の管継手としてもよい。例えば、エルボ、チーズ、クロスなどの管継手における少なくとも一部の管継手構造として本開示の火無し管継手構造が使用されるものとしてもよい。
・また、本開示の火無し管継手構造を備えた継手としては、継手本体20の両側に接続される各配管を火無し接続可能としたものではなく、一方が配管、液冷媒を溜める容器、圧縮機のケースのような機器類等にろう付接続される継手における火無し継手部として適用することもできる。これら配管、容器等側のろう付接続は現地配管を行う前に工場において溶接されていることを前提とする。
・第4実施形態におけるバックフェルール42に関し、第6実施形態の場合と同様にバックフェルール42の先端部が円周方向に部分的に切除されて部分的に軸方向に突出する部分突出部42aが残された形状に形成されたものとしてもよい。図15はこの場合において締付ナット30が締結された後の状態図を示す。この図に示すように、バックフェルール42の部分突出部42aが立上部P3入口側の直管部P2に食い込む。これにより、第6実施形態の場合と同様に、接続配管Pの回転を抑制することができる。
・前記各実施形態に係る火無し継手10は、室外ユニット1と室内ユニット2とを接続する連絡配管Pcに関する配管システムを前提として説明したが、温水暖房機における温水搬送用の温水配管システムや、ガス暖房機におけるガス搬送用のガス配管システム等の他の用途の配管システムに使用してもよい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
P 接続配管
Pc 連絡配管
P1 スリーブフレア部
P2 直管部
P3 立上部
1 室外ユニット
2 室内ユニット
3 閉鎖弁
4 一般的火無し継手
10 (本開示の)火無し継手
20 継手本体
21 受口部
22 基部
22a 壁部
22b 連絡孔
23 本体支持部
23a 筒状部
23b 外鍔部
24 配管挿入孔
25 絞り部
26 段部
27 第1弾性シール
28 シール溝
29 雄ねじ部
30 締付ナット
31 押圧面
32 貫通孔
40 フェルール
40a 部分突出部
41 フロントフェルール
41a 傾斜内面
42 バックフェルール
42a 部分突出部
51 第2弾性シール
101 直管受口部
102 直管挿入孔
103 直管用締付ナット
104 ダブルフェルール
104aフロントフェルール
104b バックフェルール
105 ストッパー

Claims (10)

  1. ろう付け接続用のスリーブフレア部(P1)を管端に形成した接続配管(P)が差し込まれる受口部(21)と、前記受口部(21)に挿入された前記接続配管(P)を前記受口部(21)の奥から入口に向かって軸方向に支持する本体支持部(23)とを備えた継手本体(20)と、
    前記継手本体(20)に形成されたねじ部にねじ込まれる締付ナット(30)と、
    前記締付ナット(30)の前記継手本体(20)へのねじ込みにより前記受口部(21)の内面に誘導されて縮径し、前記接続配管(P)における直管部(P2)から前記スリーブフレア部(P1)へ拡管する立上部(P3)を前記受口部(21)の入口から奥に向かって軸方向に押し付けるように変形するフェルール(40)と、を有する
    火無し継手構造。
  2. 前記継手本体(20)は、前記受口部(21)の内周面に第1弾性シール(27)を保持するシール溝(28)を備え、前記シール溝(28)には前記第1弾性シール(27)が保持され、
    前記第1弾性シール(27)は、前記接続配管(P)における前記スリーブフレア部(P1)の外周面と前記受口部(21)の内周面との間をシールするように構成されている
    請求項1に記載の火無し継手構造。
  3. 前記本体支持部(23)は、前記接続配管(P)における前記直管部(P2)と前記スリーブフレア部(P1)との間に形成される前記立上部(P3)の内面を支持するように構成されている
    請求項1又は請求項2に記載の火無し継手構造。
  4. 前記継手本体(20)は、前記受口部(21)と、前記受口部(21)の基幹部を成す基部(22)と、前記本体支持部(23)とを備え、
    前記受口部(21)と前記基部(22)とは一体的に形成され、
    前記本体支持部(23)は、前記受口部(21)及び前記基部(22)とは別体に形成されている
    請求項3に記載の火無し継手構造。
  5. 前記継手本体(20)は、前記受口部(21)と、前記受口部(21)の基幹部を成す基部(22)と、前記本体支持部(23)とを備え、
    前記受口部(21)、前記基部(22)、及び前記本体支持部(23)の三つの部分が一体的に形成されている
    請求項3に記載の火無し継手構造。
  6. 前記本体支持部(23)は、前記接続配管(P)における前記スリーブフレア部(P1)の端面を支持するように構成されている
    請求項1又は請求項2に記載の火無し継手構造。
  7. 前記フェルール(40)の先端部と前記立上部(P3)の外周面との間に第2弾性シール(51)が挿入され、
    前記第2弾性シール(51)は、前記フェルール(40)の変形に伴い前記フェルール(40)の先端部と前記立上部(P3)との間に挟み付けられることにより、前記接続配管(P)の外周面と前記受口部(21)の内周面との間をシールするように構成されている
    請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の火無し継手構造。
  8. 前記フェルール(40)は、シングルフェルールであって、先端部が円周方向に部分的に切除されて部分的に軸方向に突出する部分突出部(40a)が残された形状に形成され、前記締付ナット(30)の前記継手本体(20)へのねじ込みにより前記フェルール(40)が前記受口部(21)の内面に誘導されて縮径される際に、前記部分突出部(40a)が前記接続配管(P)に食い込むように形成されている
    請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の火無し継手構造。
  9. 前記フェルール(40)は、フロントフェルール(41)とバックフェルール(42)とを備えたダブルフェルールであり、
    前記フロントフェルール(41)は、前記締付ナット(30)の前記継手本体(20)へのねじ込みにより、先端部が前記受口部(21)の内面に誘導されて前記接続配管(P)の前記スリーブフレア部(P1)に食い込むように構成され、
    前記バックフェルール(42)は、前記締付ナット(30)の前記継手本体(20)へのねじ込みにより、前記フロントフェルール(41)の後部内面に誘導されて縮径して前記フロントフェルール(41)の後部内面と前記接続配管(P)の前記直管部(P2)の外周面との間に侵入し、前記バックフェルール(42)の先端部が前記立上部(P3)を前記受口部(21)の入口から奥に向かって軸方向に押し付けるように構成されている
    請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の火無し継手構造。
  10. 前記バックフェルール(42)の先端部は、円周方向に部分切除されて部分的に軸方向に突出する部分突出部(42a)を残した構造に形成され、かつ、前記締付ナット(30)の前記継手本体(20)へのねじ込みにより、前記フロントフェルール(41)の後部内面に誘導されて縮径して前記フロントフェルール(41)の前記後部内面と前記接続配管(P)の前記直管部(P2)の外周面との間に侵入する際に、前記部分突出部(42a)が前記接続配管(P)に食い込むように形成されている
    請求項9記載の火無し継手構造。
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