JP2018146027A - 食い込み式管継手及び空調システム - Google Patents

食い込み式管継手及び空調システム Download PDF

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法文 丸山
Norifumi Maruyama
法文 丸山
晴彦 村上
Haruhiko Murakami
晴彦 村上
輝明 丸山
Teruaki Maruyama
輝明 丸山
茂男 吉井
Shigeo Yoshii
茂男 吉井
雄介 小西
Yusuke Konishi
雄介 小西
中田 春男
Haruo Nakada
春男 中田
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Abstract

【課題】配管を容易に接続することができる食い込み式管継手及び空調システムを提供する。【解決手段】管継手10は、冷媒配管5の先端部を挿入する受口21を備えた継手本体20と、継手本体20の先端部に締付されるナット部30と、ナット部30の締結により、一端の内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込むように変形して冷媒配管5の外面5aと継手本体20との間をシールするとともに冷媒配管5と継手本体20とを固定する環状のフェルール40と、冷媒配管5の外面5aと受口21の内面21aとの間をシールするように受口21内に取り付けられる環状の弾性シール50と、を備える。弾性シール50は、フェルール40の食い込みにより冷媒配管5が拡径する部分と対面する受口21の内面21aに取り付けられている。【選択図】 図3

Description

本発明は、冷媒等の流体を流通させる配管を接続するための食い込み式管継手及び空調システムに関する。
上記食い込み式管継手として、配管が挿入される継手本体と、継手本体に取り付けられるナットと、継手本体と配管との間に挿入され、ナットの押し込みにより配管に食い込むフェルールと、継手本体と配管との間をシールするOリングとを備えるものが知られている(例えば特許文献1参照)。この管継手は、フェルール及びOリングを配管の長さ方向に直列に配置することによりシール性能を高めている。
米国特許第7900974号公報
ところで、上記のような食い込み式管継手では、Oリングによる配管と継手本体との間のシール性能を確保するため、Oリングの内径を配管の外径よりも所定寸法小さくする必要がある。このため、作業者が配管を継手本体に挿入し難くなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、配管を容易に接続することができる食い込み式管継手及び空調システムを提供することを目的とする。
この課題を解決する食い込み式管継手は、接続すべき配管の先端部を挿入する受口を備えた継手本体と、前記継手本体の先端部に締付されるナット部と、前記ナット部の締結により、一端の内周側エッジが前記配管の外面に食い込むように変形して前記配管の外面と前記継手本体との間をシールするとともに前記配管と前記継手本体とを固定する環状のフェルールと、前記配管の外面と前記受口の内面との間をシールするように前記受口内に取り付けられる環状の弾性シールと、を備え、前記弾性シールは、前記フェルールの食い込みにより前記配管が拡径する部分と対面する前記受口の内面に取り付けられている。
この構成によれば、フェルールが食い込むことにより配管が拡径するため、弾性シールの内径を大きくしても配管と継手本体とのシール性能を確保できる。したがって、内径の大きな弾性シールを用いることにより配管が弾性シールに挿入され易くなるので、配管を容易に接続することができる。
上記食い込み式管継手において、前記フェルールは、前記継手本体及び前記ナット部とは別体に形成されているようにしてもよい。
この構成によれば、配管を一旦取り外し、その後に配管を再接続する場合には、フェルールを新品に代えればよく、継手本体を再利用することができる。
上記食い込み式管継手において、前記配管の軸方向において、前記フェルールよりも前記ナット部側に位置し、前記ナット部の締結により、一端の内周側エッジが前記配管の外面に食い込むように変形して前記配管の外面と前記フェルールとの間をシールする環状のバックフェルールをさらに有し、前記弾性シールは、前記フェルールの食い込みにより前記配管が拡径する部分と対面する前記受口の内面に取り付けられている。
この構成によれば、フェルール及びバックフェルールによるシール箇所が単一のフェルールによるシール箇所よりも多くなるため、シール性能を高めることができる。加えて、配管を一旦取り外し、その後に配管を再接続する場合には、フェルール及びバックフェルールを新品に代えればよく、継手本体を再利用することができる。
上記食い込み式管継手において、前記フェルールは、前記継手本体と一体に形成され、前記受口は、前記フェルールの先端部において開口するように形成され、前記弾性シールは、前記受口内であって、前記フェルールの変形に伴い前記受口の内径が縮径する部分に取り付けられているようにしてもよい。
この構成によれば、フェルールの変形に伴い受口の内径が縮径する部分に弾性シールが設けられているため、受口の内径が縮径される分、内径の大きな弾性シールを用いても配管と継手本体とのシール性能を確保できる。これにより、配管を受口に容易に挿入することができるので、配管を容易に接続することができる。また、フェルールと継手本体とが一体に形成されているので、配管接続作業時にフェルールを紛失するおそれがない。
上記食い込み式管継手において、前記配管の軸方向において、前記フェルールよりも前記ナット部側に位置し、前記ナット部の締結により、一端の内周側エッジが前記配管の外面に食い込むように変形して前記配管の外面と前記フェルールとの間をシールする環状のバックフェルールをさらに有し、前記弾性シールは、前記受口内であって、前記フェルールの変形に伴い前記受口の内径が縮径する部分に取り付けられている。
この構成によれば、フェルールの変形に伴い受口の内径が縮径する部分に弾性シールが設けられているため、受口の内径が縮径される分、内径の大きな弾性シールを用いても配管と継手本体とのシール性能を確保できる。これにより、配管を受口に容易に挿入することができるので、配管を容易に接続することができる。加えて、フェルール及びバックフェルールによるシール箇所が単一のフェルールによるシール箇所よりも多くなるため、シール性能を高めることができる。
上記食い込み式管継手において、前記弾性シールは、前記配管の拡径寸法が平均値より大きくなる部分と対面する前記受口の内面位置に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、配管の受口への挿入容易性を確保することができ、配管接続の容易性を確保することができる。
前記課題を解決する空調システムは、上記食い込み式管継手が配管システムに使用されている。
この構成によれば、上記食い込み式管継手と同様の効果が得られる。
上記食い込み式管継手及び空調システムによれば、配管を容易に接続することができる。
第1実施形態に係る空調システムの構成を示す概略図。 同空調システムに適用される食い込み式管継手に係り、フェルールが配管に食い込む前の状態の断面図。 同食い込み式管継手に係り、フェルールが配管に食い込んだ後の状態の断面図。 第2実施形態に係る食い込み式管継手の、フェルールが配管に食い込む前の状態の断面図。 同食い込み式管継手に係り、フェルールが配管に食い込んだ後の状態の断面図。 変形例に係る食い込み式管継手の、フェルールが配管に食い込む前の状態の断面図。 同食い込み式管継手に係り、フェルールが配管に食い込んだ後の状態の断面図。 別の変形例に係る食い込み式管継手の、フェルールが配管に食い込む前の状態の断面図。 同食い込み式管継手に係り、フェルールが配管に食い込んだ後の状態の断面図。 更に別の変形例に係る食い込み式管継手の、フェルールが配管に食い込む前の状態の断面図。 同食い込み式管継手に係り、フェルールが配管に食い込んだ後の状態の断面図。
(第1実施形態)
以下、食い込み式管継手及び空調システムの第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、空調システム1は、例えばビルの屋上に設置された室外ユニット2と、ビルの各階の天井裏に設置された複数の室内ユニット3と、室外ユニット2及び複数の室内ユニット3を接続する配管システム4とを備える。配管システム4は、室外ユニット2と複数の室内ユニット3との間で冷媒を流通させるための複数の冷媒配管5と、複数の室内ユニット3のドレン水を排水するための複数のドレン排水管6とを有する。ドレン排水管6は、天井裏及び鳩小屋7に亘って延びている。複数の冷媒配管5は、室外ユニット2から鳩小屋7を介して各階の各室内ユニット3に接続されている。冷媒配管5は、食い込み式管継手(以下、「管継手10」)によって室外ユニット2及び室内ユニット3に接続されている。また管継手10によって冷媒配管5同士が接続されている。冷媒配管5は、管継手10が食い込みやすい銅製のものが好ましい。なお、冷媒配管5は、アルミニウムやステンレス等の他の金属材料からなるものであってもよい。
図2に示すように、管継手10は、冷媒配管5の先端部を支持可能な継手本体20と、継手本体20の先端部に締付されるナット部30と、ナット部30の押し込みにより、冷媒配管5の外面5aと継手本体20との間をシールするとともに冷媒配管5と継手本体20とを固定するフェルール40とを備える。また管継手10は、冷媒配管5と継手本体20とをシールする弾性シール50を備える。管継手10は、フェルール40によるメタルシール構造と、弾性シール50による弾性体シール構造とを冷媒配管5の長さ方向に直列に配置した構成である。
継手本体20は、冷媒配管5よりも硬い金属材料(例えば、黄銅)からなり、略円筒状を有する。継手本体20は、冷媒配管5の先端部を挿入する受口21と、ナット部30を締結するためのねじ部22と、フェルール40を当接させて所定の状態に変形させるための、継手本体20の入口側に向かうにつれて拡径する円錐状のカム面23とを有する。受口21は、管継手10の軸方向(以下、「軸方向X」)に沿って延び、その最奥部に冷媒配管5の先端部の端面の当たり面24を備えている。受口21の内面21aには、弾性シール50が取り付けられている。本実施形態において弾性シール50は、ゴム製のOリングである。内面21aには、弾性シール50を収容するための環状の収容部21b、具体的にはOリング溝が設けられている。収容部21bは、内面21aから径方向外側に凹む凹形状に形成されている。内面21aの内径は、冷媒配管5の外面5aの外径よりも大きい。このため、図2に示すとおり、内面21aと冷媒配管5の外面5aとの間には隙間が形成されている。
ねじ部22は、受口21の先端部の外周部、より具体的には、受口21の入口部分からカム面23にかけての外周部に形成されたものであって、雄ねじである。
当たり面24は、軸方向Xと直交する環状の平面であり、冷媒配管5の先端部を当接させることにより、継手本体20に対する冷媒配管5の挿入位置を決めている。
ナット部30は、ねじ部22の雄ねじと噛み合う雌ねじを備えた締結部31と、フェルール40をカム面23に押し付ける押付面32を備えた押付部33とを有する。押付面32は、径方向内側に向かうにつれて継手本体20の先端部から離れるように傾斜している。押付部33は、締結部31の軸方向Xの端部から径方向内側に向けて延びている。押付部33は、軸方向Xにおいて受口21の先端部を覆っている。押付部33は、その中心部に冷媒配管5を貫通させる貫通孔を備える。
フェルール40は、継手本体20、ナット部30、及び冷媒配管5により囲まれた環状空間に配置されている。フェルール40は、冷媒配管5よりも硬い金属材料(例えば、黄銅)からなり、環状を有する。フェルール40は、その厚さ(径方向寸法)が軸方向Xにおいてカム面23に向かうにつれて先細るように形成されている。より詳細には、フェルール40は、軸方向Xに沿って延びる内周面41と、軸方向Xにおいてカム面23に向かうにつれて径方向内側に傾斜する外周面42とを有する。フェルール40の外周面42の傾斜角度は、カム面23の傾斜角度よりも小さい。フェルール40のカム面23側の端部は、ナット部30の締結途中においてカム面23と接触するように構成されている。ここで、外周面42の傾斜角度とは、軸方向Xと外周面42との成す鋭角をいい、カム面23の傾斜角度とは、軸方向Xとカム面23との成す鋭角をいう。
また軸方向Xにおいてフェルール40におけるカム面23の反対側の端面は、ナット部30の押付面32と当接する被押付面43を形成している。被押付面43は、例えば内周面41と連結しかつ軸方向Xと直交する平面と、この平面と外周面42とを連結する湾曲面とにより形成されている。また本明細書において、フェルール40のカム面23側の端部において内周面41と端面44とからなる角部を内周側エッジ45と称する。
弾性シール50、すなわち本実施形態におけるゴム製のOリングは、収容部21bに収容されたものであって、その内径は、冷媒配管5の外径よりも僅かに大きい。なお、弾性シール50は、弾性力によって受口21の内面21aと冷媒配管5の外面5aとの間をシールできるものであれば、ゴム製のOリングに限られない。また、弾性シール50は、軸方向Xで切った断面形状が矩形、U字形状等の円形以外の形状のものであってもよい。
図3に示すように、ナット部30が継手本体20に締め付けられることによって、ナット部30の押付部33が継手本体20のカム面23側に移動する。これに伴い、押付部33の押付面32がフェルール40の被押付面43を軸方向Xのカム面23側に向けて押す。これにより、フェルール40がカム面23側に移動する。そして、フェルール40のカム面23側の端部がカム面23に押し付けられることにより、フェルール40のカム面23側の端部が径方向内側、すなわち冷媒配管5の外面5a側に向けて変形し、内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込む。ここで、「食い込む」とは、冷媒配管5に内周側エッジ45が食い込む場合だけではなく、継手本体20と冷媒配管5との隙間にフェルール40の先端が入り込むことにより冷媒配管5を変形させる場合も含む。すなわち、「食い込む」とは、フェルール40によって冷媒配管5が縮径する広義の意味を含む。
フェルール40の内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込むとき、冷媒配管5の先端部は当たり面24を軸方向Xに押す力が作用する。そしてその押す力の反力が冷媒配管5に作用することにより、図3に示すように冷媒配管5が径方向外側に向けて拡径するように変形する。より詳細には、フェルール40の内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込むことにより、冷媒配管5において内周側エッジ45の食い込み部分と、冷媒配管5の先端部との間の部分が拡径する。すなわち、冷媒配管5における上記食い込み部分と冷媒配管5の先端部とは拡径せず、これら食い込み部分及び先端部を支点として食い込み部分と先端部との間の部分が湾曲状に拡径する。この冷媒配管5の拡径に伴い、冷媒配管5の食い込み部分と先端部との間の部分と対面する弾性シール50が冷媒配管5と受口21の内面21a(収容部21b)との間で適正な面圧で押圧される。
ここで、弾性シール50は、冷媒配管5の拡径寸法が平均値よりも大きくなる部分と対面する受口21の内面位置に取り付けられていることが好ましい。拡径寸法の平均値とは、冷媒配管5が拡径する前の外径寸法L1と、冷媒配管5の拡径寸法の最大値L2(不図示)との平均値((L1+L2)/2)である。冷媒配管5の拡径寸法の最大値L2とは、冷媒配管5を受口21の内面21aによる拘束がない状態において、ナット部30によって締め付けられたときにフェルール40が食い込むことによって、冷媒配管5が拡径する外径の最大値をいう。ここで、弾性シール50の内径及び受口21の内径は、弾性シール50と冷媒配管5の外面5aとの間に適正な面圧が得られるように設定されることが好ましい。
本実施形態の弾性シール50は、冷媒配管5においてフェルール40の内周側エッジ45が食い込んだ部分と、当たり面24と当接する冷媒配管5の先端面とを結ぶ軸方向Xの長さの略半分の位置と対面する受口21の内面21a(収容部21b)に取り付けられている。すなわち、弾性シール50は、冷媒配管5においてフェルール40によって拡径するように変形する部分の中央部分と対面する受口21の内面21aに取り付けられている。これにより、弾性シール50は、冷媒配管5が最も拡径した部分と対面する。このため、弾性シール50は、冷媒配管5によって押し潰され易くなり、冷媒配管5の外面5aとの間に適正な面圧を得ることができる。したがって、冷媒配管5の外面5aと受口21の内面21aとの間の弾性シール50によるシール性能を高めることができる。
本実施形態の作用について説明する。
図3に示すように、管継手10は、冷媒配管5の長さ方向、すなわち冷媒の流通方向において、弾性シール50による弾性シール構造と、フェルール40の変形によるメタルシール構造とが直列に配置されることにより、二重のシール構造を構成している。より詳細には、冷媒配管5の先端面と継手本体20の当たり面24との間から冷媒配管5の外面5aと受口21の内面21aとの間に漏れ出る冷媒を、まず冷媒配管5の外面5aに所定の面圧で押し付けられる弾性シール50による弾性シール構造によってシールする。ここで、弾性シール構造から冷媒が漏れ出たと仮定した場合、冷媒は、フェルール40の外周面42と継手本体20のカム面23との間、及び環状のフェルール40の内周面41と冷媒配管5の外面5aとの間に漏れ出ようとする。しかし、フェルール40の外周面42が継手本体20のカム面23に押し付けられることにより、フェルール40の外周面42と継手本体20のカム面23との間にメタルシール構造が形成される。したがって、フェルール40の外周面42とカム面23との間から漏れ出ようとする冷媒は、このメタルシール構造によってシールされる。またフェルール40の内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込むことにより、フェルール40の内周面41と冷媒配管5の外面5aとの間にメタルシール構造が形成される。したがって、フェルール40の内周面41と冷媒配管5の外面5aとの間から漏れ出ようとする冷媒は、このメタルシール構造によってシールされる。このように、冷媒が管継手10の外部に漏れ出る流路のそれぞれにおいて二重のシール構造が設けられるため、冷媒が管継手10の外部に漏れ出ることが抑制される。
弾性シール50は、フェルール40の内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込むことによって冷媒配管5が拡径する部分と対面する継手本体20の受口21の内面21aに取り付けられている。このため、冷媒配管5が拡径しない部分と対面する受口21の内面21aに取り付けられた場合に比べ、弾性シール50の内径を冷媒配管5の拡径寸法分大きくしても、弾性シール50と冷媒配管5の外面5aとの間に適正な面圧を得ることができる。したがって、冷媒配管5が拡径する寸法分弾性シール50の内径を大きくすることにより、弾性シール50と冷媒配管5の外面5aとの隙間を大きくすることができる。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)フェルール40の内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込むことによって、冷媒配管5が拡径するため、弾性シール50の内径を大きくしても冷媒配管5と継手本体20とのシール性能を確保できる。したがって、内径の大きな弾性シール50を用いることにより冷媒配管5が弾性シール50に挿入され易くなる。このように、冷媒配管5が管継手10に挿入され易くなるので、冷媒配管5を容易に接続することができる。
(2)継手本体20とフェルール40とが個別に設けられるので、室外ユニット2又は室内ユニット3から冷媒配管5を一旦取り外し、その後に冷媒配管5を室外ユニット2又は室内ユニット3に再接続する場合には、フェルール40を新品に代えればよく、継手本体20を再利用することができる。
(3)弾性シール50が冷媒配管5の拡径寸法が平均値よりも大きくなる部分と対面する受口21の内面21aに取り付けられているので、弾性シール50の内径を顕著に大きくしても冷媒配管5と継手本体20とのシール性能を確保できる。したがって、冷媒配管5の受口21への挿入容易性を確保することができ、冷媒配管5の接続の容易性を確保することができる。
(4)弾性シール50が冷媒配管5の最も拡径する部分と対面する受口21の内面21aに取り付けられているので、弾性シール50の内径をより顕著に大きくしても冷媒配管5と継手本体20とのシール性能を確保できる。したがって、冷媒配管5の受口21への挿入容易性を高めることができ、冷媒配管5の接続の容易性を高めることができる。
(5)フェルール40が1つの構成であるため、フロントフェルール及びバックフェルールが軸方向Xに並べられるダブルフェルール構造に比べ、管継手10の軸方向Xのサイズを小さくすることができる。
(第2実施形態)
図4及び図5を参照して、食い込み式管継手及び空調システムの第2実施形態について説明する。本実施形態の食い込み式管継手(以下、「管継手10A」)は、第1実施形態の管継手10に比べ、継手本体とフェルールとが一体になる点が主に異なる。以下の説明においては、第1実施形態の空調システム1及び管継手10と共通する構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図4に示すように、管継手10Aの継手本体20Aは、第1実施形態の継手本体20に比べ、カム面23が省略され、受口21の先端部にフェルール25が一体に設けられた構造である。受口21は、フェルール25の先端に開口するように形成されている。このため、受口21の内面21aは、フェルール25の内面も兼ねている。このため、受口21の中心軸とフェルール25の中心軸とが同軸となる。ねじ部22は、受口21におけるフェルール25よりも当たり面24側の部分の外周部に形成されている。
弾性シール50を収容する収容部21bは、フェルール25の軸方向Xの中央部分に設けられている。すなわち収容部21b及び弾性シール50は、ナット部30の締め付けによってフェルール25の径方向内側への変形に伴い受口21の内面21aが縮径する部分に設けられている。
フェルール25は、その厚さがフェルール25の先端部に向かうにつれて先細るように形成されている。すなわち、フェルール25は、第1実施形態のフェルール40に比べ、厚さが先細る方向が反対となる。より詳細には、フェルール25の外周面26は、フェルール25の先端部に向かうにつれて径方向内側に傾斜している。また本明細書においては、フェルール25においてその先端面27と内面21aとからなる角部を内周側エッジ28と称する。
本実施形態のナット部30Aは、押付面32が第1実施形態のカム面23の機能を有する。すなわち押付面32は、ナット部30Aの締結途中においてフェルール25の先端部と接触し、接触後にさらにねじ込まれることにより、ナット部30Aを押し込み、これによってフェルール25を径方向内側に変形させる。
図5に示すように、ナット部30Aが継手本体20Aに締め付けられることによって、ナット部30Aが継手本体20Aの当たり面24側に移動する。これに伴い、ナット部30Aの押付面32がフェルール25を軸方向Xの当たり面24側及び径方向内側に向けて押す。これにより、フェルール25の先端部が径方向内側、すなわち冷媒配管5の外面5a側に向けて変形し、内周側エッジ28が冷媒配管5の外面5aに食い込む。すなわち受口21の先端部の内径が縮径するので、収容部21bが径方向内側に移動する。これにより、弾性シール50が径方向内側に押される。
また、内周側エッジ28が冷媒配管5の外面5aに食い込むことにより、冷媒配管5が当たり面24に押し付けられ、冷媒配管5におけるフェルール25の食い込み部の先端側が拡径する。このように、フェルール25が径方向内側に変形し、冷媒配管5において収容部21bと対面する部分が拡径するため、弾性シール50が冷媒配管5の外面5aに対して適切な面圧で押圧される。
本実施形態によれば、第1実施形態の(1)、(3)及び(5)の効果に加え、以下の効果を奏する。
(6)弾性シール50がフェルール25の変形に伴い受口21(フェルール25)の内径が縮径する部分に設けられているため、受口21の内径が縮径される分、内径の大きな弾性シール50を用いても冷媒配管5の外面5aと受口21の内面21aとの間のシール性能を確保できる。このため、冷媒配管5を受口21に容易に挿入することができるため、冷媒配管5を容易に接続することができる。また、フェルール25と継手本体20Aとが一体に形成されているので、冷媒配管5の接続作業時にフェルール25を紛失するおそれがない。
(変形例)
上記各実施形態に関する説明は、本発明の食い込み式管継手及び空調システムが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明の食い込み式管継手及び空調システムは、例えば以下に示される上記各実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・第1実施形態において、軸方向Xにおける収容部21b及び弾性シール50の位置は任意に変更可能である。例えば、図6に示すように、継手本体20の収容部21b及び弾性シール50は、受口21の内面21aにおけるカム面23寄りの部分に設けられてもよい。より詳細には、図7に示すように、収容部21b及び弾性シール50は、継手本体20において、ナット部30が押し込まれることによってフェルール40の内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込む部分と軸方向Xに近接する部分に対面する受口21の内面21aに設けられてもよい。
図7に示すとおり、フェルール40の内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込むことにより、冷媒配管5において内周側エッジ45の食い込み部分と、冷媒配管5の先端部との間の部分が拡径する。すなわち、冷媒配管5における上記食い込み部分と冷媒配管5の先端部とは拡径せず、これら食い込み部分及び先端部を支点として食い込み部分と先端部との間の部分が湾曲状に拡径する。弾性シール50は、冷媒配管5における食い込み部分と先端部との間の部分と対面する受口21の内面21aに取り付けられているため、冷媒配管5の拡径に伴い冷媒配管5の外面5aと受口21の内面21a(収容部21b)とにより適正な面圧で押圧される。これにより、本実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(3)及び(5)の効果と同様の効果を奏する。
・また、収容部21b及び弾性シール50の位置は、冷媒配管5においてフェルール40の内周側エッジ45が食い込む食い込み部分と冷媒配管5の先端部との軸方向Xの間の部分の軸方向Xの中央よりも当たり面24側の部分と対面する受口21の内面21aに配置されてもよい。この構造によっても第1実施形態の(1)、(2)及び(5)の効果が得られる。
・また、第1実施形態において、フェルール40に代えて、図8に示すように、フェルールの一例である環状のフロントフェルール60F及び環状のバックフェルール60Bを軸方向Xに並べたダブルフェルール構造としてもよい。すなわち、継手本体20側に配置されたフロントフェルール60Fと、ナット部30側に配置されたバックフェルール60Bとにより構成されている。そして、フロントフェルール60Fは、ナット部30の締結途中においてカム面23に当接し、バックフェルール60Bは、ナット部30の締結途中においてフロントフェルール60Fに当接するように構成されている。
フロントフェルール60Fは、フェルール40と比較すると、バックフェルール60Bを当接させて所定の状態に変形させるためのカム面を被押付面63が兼ねている点が異なる。より詳細には、被押付面63は、径方向内側に向かうにつれてカム面23側に傾斜している。なお、本明細書においては、フロントフェルール60Fのカム面23側の端面64と内周面61とからなる角部を内周側エッジ65と称する。
バックフェルール60Bの軸方向Xの長さは、フロントフェルール60Fの軸方向Xの長さよりも短い。バックフェルール60Bのフロントフェルール60F側の部分は、その厚さ(径方向寸法)が軸方向Xにおいてフロントフェルール60Fに向かうにつれて先細るように形成されている。より詳細には、バックフェルール60Bは、軸方向Xに沿って延びる内周面66と、軸方向Xにおいてフロントフェルール60Fに向かうにつれて径方向内側に傾斜する外周面67とを有する。バックフェルール60Bのフロントフェルール60F側の端面68は、軸方向Xと直交する平面であり、径方向外側の部分がフロントフェルール60Fの被押付面63に接触している。なお、本明細書においては、バックフェルール60Bの端面68と内周面66の角部を内周側エッジ69と称する。
図8に示すダブルフェルール構造の食い込み式管継手は、次のように作用する。
図9に示すように、ナット部30が継手本体20に締め付けられたとき、バックフェルール60Bは、ナット部30の締結時の押付面32からの押圧力によりフロントフェルール60F側に向けて押され、この作用を受けてフロントフェルール60Fを継手本体20のカム面23側に向けて押圧する。これに伴い、フロントフェルール60Fの外周面62がカム面23に当接し、フロントフェルール60Fの先端部が径方向内側に変形し、内周側エッジ65が冷媒配管5の外面5aに食い込む。そしてフロントフェルール60Fの被押付面63によってバックフェルール60Bにおけるフロントフェルール60F側の端部が径方向内側に移動して内周側エッジ69が冷媒配管5の外面5aに食い込む。
・また、第2実施形態において、図10に示すように、独立の環状バックフェルール(以下、「バックフェルール70」)を追加したダブルフェルール構造としてもよい。バックフェルール70は、フェルール25、ナット部30及び冷媒配管5の外面5aにより囲まれた環状の空間に配置される。バックフェルール70においてフェルール25側の端面71は、ナット部30Aの押し込みによってフェルール25を当接させて所定の状態に変形させるカム面を構成している。端面71は、ナット部30Aの押付面32に向かうにつれて径方向内側に傾斜している。バックフェルール70の内周面72は、軸方向Xに沿って延びている。バックフェルール70においてナット部30Aの押付面32側の端面である被押付面73は、ナット部30Aの押付面32に向かうにつれて径方向内側に傾斜している。被押付面73の傾斜角度は、ナット部30Aの押付面32の傾斜角度及び端面71の傾斜角度よりも小さい。ここで、被押付面73の傾斜角度とは、被押付面73と軸方向Xとの成す鋭角をいい、押付面32の傾斜角度とは、押付面32と軸方向Xとの成す鋭角をいい、端面71の傾斜角度は、端面71と軸方向Xとの成す鋭角をいう。なお、本明細書において、バックフェルール70の内周面72と被押付面73とからなる角部を内周側エッジ74と称する。
図10に示すダブルフェルール構造の食い込み式管継手は、次のように作用する。
図11に示すように、ナット部30Aが継手本体20Aに締め付けられたとき、バックフェルール70は、ナット部30Aの押付面32によって継手本体20Aの当たり面24側に向けて押され、この作用を受けてフェルール25を当たり面24側かつ径方向内側に向けて押圧する。これに伴い、フェルール25の先端部が径方向内側に変形して内周側エッジ28が冷媒配管5の外面5aに食い込む。そして、バックフェルール70の端面71に対してフェルール25からの径方向外側への反力が作用する。その結果、バックフェルール70の被押付面73がナット部30Aの押付面32に押し付けられ、内周側エッジ74が冷媒配管5の外面5aに食い込む。
・また、各実施形態において、弾性シール50の数は任意に変更可能である。例えば複数の弾性シール50が継手本体20,20Aの内面21aに取り付けられてもよい。
・また、各実施形態における管継手構造は、複数の冷媒配管5同士を接続する管継手における管継手部構造に適用してもよい。
・また、各実施形態の配管システム4において、管継手10,10Aは、冷媒配管5以外の配管(例えばドレン排水管6)に適用されてもよい。
1 空調システム
4 配管システム
5 冷媒配管(配管)
5a 外面
10,10A 管継手(食い込み式管継手)
20,20A 継手本体
21 受口
21a 内面
30,30A ナット部
25,40 フェルール
45,28 内周側エッジ
69,74 内周側エッジ
50 弾性シール
60F フロントフェルール(フェルール)
60B バックフェルール
70 バックフェルール

Claims (7)

  1. 接続すべき配管(5)の先端部を挿入する受口(21)を備えた継手本体(20,20A)と、
    前記継手本体(20,20A)の先端部に締付されるナット部(30,30A)と、
    前記ナット部(30,30A)の締結により、一端の内周側エッジ(45,28)が前記配管(5)の外面(5a)に食い込むように変形して前記配管(5)の外面(5a)と前記継手本体(20,20A)との間をシールするとともに前記配管(5)と前記継手本体(20,20A)とを固定する環状のフェルール(40,25,60A)と、
    前記配管(5)の外面(5a)と前記受口(21)の内面(21a)との間をシールするように前記受口(21)内に取り付けられる環状の弾性シール(50)と、を備え、
    前記弾性シール(50)は、前記フェルール(40,25,60A)の食い込みにより前記配管(5)が拡径する部分と対面する前記受口(21)の内面(21a)に取り付けられている
    食い込み式管継手(10,10A)。
  2. 前記フェルール(40,60A)は、前記継手本体(20)及び前記ナット部(30)とは別体に形成されている
    請求項1に記載の食い込み式管継手(10)。
  3. 前記配管(5)の軸方向において、前記フェルール(60A)よりも前記ナット部(30)側に位置し、前記ナット部(30)の締結により、一端の内周側エッジ(69)が前記配管(5)の外面(5a)に食い込むように変形して前記配管(5)の外面(5a)と前記フェルール(60A)との間をシールする環状のバックフェルール(60B)をさらに有し、
    前記弾性シール(50)は、前記フェルール(60A)の食い込みにより前記配管(5)が拡径する部分と対面する前記受口(21)の内面(21a)に取り付けられている
    請求項2に記載の食い込み式管継手(10)。
  4. 前記フェルール(25)は、前記継手本体(20A)と一体に形成され、
    前記受口(21)は、前記フェルール(25)の先端部において開口するように形成され、
    前記弾性シール(50)は、前記受口(21)内であって、前記フェルール(25)の変形に伴い前記受口(21)の内径が縮径する部分に取り付けられている
    請求項1に記載の食い込み式管継手(10A)。
  5. 前記配管(5)の軸方向において、前記フェルール(25)よりも前記ナット部(30)側に位置し、前記ナット部(30)の締結により、一端の内周側エッジ(74)が前記配管(5)の外面(5a)に食い込むように変形して前記配管(5)の外面(5a)と前記フェルール(25)との間をシールする環状のバックフェルール(70)をさらに有し、
    前記弾性シール(50)は、前記受口(21)内であって、前記フェルール(25)の変形に伴い前記受口(21)の内径が縮径する部分に取り付けられている
    請求項4に記載の食い込み式管継手(10A)。
  6. 前記弾性シール(50)は、前記配管(5)の拡径寸法が平均値よりも大きくなる部分と対面する前記受口(21)の内面位置に取り付けられている
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の食い込み式管継手(10,10A)。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の食い込み式管継手(10,10A)が配管システム(4)に使用されている空調システム(1)。
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