JP2018146027A - 食い込み式管継手及び空調システム - Google Patents
食い込み式管継手及び空調システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018146027A JP2018146027A JP2017041004A JP2017041004A JP2018146027A JP 2018146027 A JP2018146027 A JP 2018146027A JP 2017041004 A JP2017041004 A JP 2017041004A JP 2017041004 A JP2017041004 A JP 2017041004A JP 2018146027 A JP2018146027 A JP 2018146027A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- pipe
- refrigerant pipe
- receiving port
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Joints With Pressure Members (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
Description
この構成によれば、配管を一旦取り外し、その後に配管を再接続する場合には、フェルールを新品に代えればよく、継手本体を再利用することができる。
この構成によれば、配管の受口への挿入容易性を確保することができ、配管接続の容易性を確保することができる。
この構成によれば、上記食い込み式管継手と同様の効果が得られる。
以下、食い込み式管継手及び空調システムの第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
当たり面24は、軸方向Xと直交する環状の平面であり、冷媒配管5の先端部を当接させることにより、継手本体20に対する冷媒配管5の挿入位置を決めている。
図3に示すように、管継手10は、冷媒配管5の長さ方向、すなわち冷媒の流通方向において、弾性シール50による弾性シール構造と、フェルール40の変形によるメタルシール構造とが直列に配置されることにより、二重のシール構造を構成している。より詳細には、冷媒配管5の先端面と継手本体20の当たり面24との間から冷媒配管5の外面5aと受口21の内面21aとの間に漏れ出る冷媒を、まず冷媒配管5の外面5aに所定の面圧で押し付けられる弾性シール50による弾性シール構造によってシールする。ここで、弾性シール構造から冷媒が漏れ出たと仮定した場合、冷媒は、フェルール40の外周面42と継手本体20のカム面23との間、及び環状のフェルール40の内周面41と冷媒配管5の外面5aとの間に漏れ出ようとする。しかし、フェルール40の外周面42が継手本体20のカム面23に押し付けられることにより、フェルール40の外周面42と継手本体20のカム面23との間にメタルシール構造が形成される。したがって、フェルール40の外周面42とカム面23との間から漏れ出ようとする冷媒は、このメタルシール構造によってシールされる。またフェルール40の内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込むことにより、フェルール40の内周面41と冷媒配管5の外面5aとの間にメタルシール構造が形成される。したがって、フェルール40の内周面41と冷媒配管5の外面5aとの間から漏れ出ようとする冷媒は、このメタルシール構造によってシールされる。このように、冷媒が管継手10の外部に漏れ出る流路のそれぞれにおいて二重のシール構造が設けられるため、冷媒が管継手10の外部に漏れ出ることが抑制される。
(1)フェルール40の内周側エッジ45が冷媒配管5の外面5aに食い込むことによって、冷媒配管5が拡径するため、弾性シール50の内径を大きくしても冷媒配管5と継手本体20とのシール性能を確保できる。したがって、内径の大きな弾性シール50を用いることにより冷媒配管5が弾性シール50に挿入され易くなる。このように、冷媒配管5が管継手10に挿入され易くなるので、冷媒配管5を容易に接続することができる。
図4及び図5を参照して、食い込み式管継手及び空調システムの第2実施形態について説明する。本実施形態の食い込み式管継手(以下、「管継手10A」)は、第1実施形態の管継手10に比べ、継手本体とフェルールとが一体になる点が主に異なる。以下の説明においては、第1実施形態の空調システム1及び管継手10と共通する構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する場合がある。
(6)弾性シール50がフェルール25の変形に伴い受口21(フェルール25)の内径が縮径する部分に設けられているため、受口21の内径が縮径される分、内径の大きな弾性シール50を用いても冷媒配管5の外面5aと受口21の内面21aとの間のシール性能を確保できる。このため、冷媒配管5を受口21に容易に挿入することができるため、冷媒配管5を容易に接続することができる。また、フェルール25と継手本体20Aとが一体に形成されているので、冷媒配管5の接続作業時にフェルール25を紛失するおそれがない。
上記各実施形態に関する説明は、本発明の食い込み式管継手及び空調システムが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明の食い込み式管継手及び空調システムは、例えば以下に示される上記各実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
図9に示すように、ナット部30が継手本体20に締め付けられたとき、バックフェルール60Bは、ナット部30の締結時の押付面32からの押圧力によりフロントフェルール60F側に向けて押され、この作用を受けてフロントフェルール60Fを継手本体20のカム面23側に向けて押圧する。これに伴い、フロントフェルール60Fの外周面62がカム面23に当接し、フロントフェルール60Fの先端部が径方向内側に変形し、内周側エッジ65が冷媒配管5の外面5aに食い込む。そしてフロントフェルール60Fの被押付面63によってバックフェルール60Bにおけるフロントフェルール60F側の端部が径方向内側に移動して内周側エッジ69が冷媒配管5の外面5aに食い込む。
図11に示すように、ナット部30Aが継手本体20Aに締め付けられたとき、バックフェルール70は、ナット部30Aの押付面32によって継手本体20Aの当たり面24側に向けて押され、この作用を受けてフェルール25を当たり面24側かつ径方向内側に向けて押圧する。これに伴い、フェルール25の先端部が径方向内側に変形して内周側エッジ28が冷媒配管5の外面5aに食い込む。そして、バックフェルール70の端面71に対してフェルール25からの径方向外側への反力が作用する。その結果、バックフェルール70の被押付面73がナット部30Aの押付面32に押し付けられ、内周側エッジ74が冷媒配管5の外面5aに食い込む。
・また、各実施形態における管継手構造は、複数の冷媒配管5同士を接続する管継手における管継手部構造に適用してもよい。
4 配管システム
5 冷媒配管(配管)
5a 外面
10,10A 管継手(食い込み式管継手)
20,20A 継手本体
21 受口
21a 内面
30,30A ナット部
25,40 フェルール
45,28 内周側エッジ
69,74 内周側エッジ
50 弾性シール
60F フロントフェルール(フェルール)
60B バックフェルール
70 バックフェルール
Claims (7)
- 接続すべき配管(5)の先端部を挿入する受口(21)を備えた継手本体(20,20A)と、
前記継手本体(20,20A)の先端部に締付されるナット部(30,30A)と、
前記ナット部(30,30A)の締結により、一端の内周側エッジ(45,28)が前記配管(5)の外面(5a)に食い込むように変形して前記配管(5)の外面(5a)と前記継手本体(20,20A)との間をシールするとともに前記配管(5)と前記継手本体(20,20A)とを固定する環状のフェルール(40,25,60A)と、
前記配管(5)の外面(5a)と前記受口(21)の内面(21a)との間をシールするように前記受口(21)内に取り付けられる環状の弾性シール(50)と、を備え、
前記弾性シール(50)は、前記フェルール(40,25,60A)の食い込みにより前記配管(5)が拡径する部分と対面する前記受口(21)の内面(21a)に取り付けられている
食い込み式管継手(10,10A)。 - 前記フェルール(40,60A)は、前記継手本体(20)及び前記ナット部(30)とは別体に形成されている
請求項1に記載の食い込み式管継手(10)。 - 前記配管(5)の軸方向において、前記フェルール(60A)よりも前記ナット部(30)側に位置し、前記ナット部(30)の締結により、一端の内周側エッジ(69)が前記配管(5)の外面(5a)に食い込むように変形して前記配管(5)の外面(5a)と前記フェルール(60A)との間をシールする環状のバックフェルール(60B)をさらに有し、
前記弾性シール(50)は、前記フェルール(60A)の食い込みにより前記配管(5)が拡径する部分と対面する前記受口(21)の内面(21a)に取り付けられている
請求項2に記載の食い込み式管継手(10)。 - 前記フェルール(25)は、前記継手本体(20A)と一体に形成され、
前記受口(21)は、前記フェルール(25)の先端部において開口するように形成され、
前記弾性シール(50)は、前記受口(21)内であって、前記フェルール(25)の変形に伴い前記受口(21)の内径が縮径する部分に取り付けられている
請求項1に記載の食い込み式管継手(10A)。 - 前記配管(5)の軸方向において、前記フェルール(25)よりも前記ナット部(30)側に位置し、前記ナット部(30)の締結により、一端の内周側エッジ(74)が前記配管(5)の外面(5a)に食い込むように変形して前記配管(5)の外面(5a)と前記フェルール(25)との間をシールする環状のバックフェルール(70)をさらに有し、
前記弾性シール(50)は、前記受口(21)内であって、前記フェルール(25)の変形に伴い前記受口(21)の内径が縮径する部分に取り付けられている
請求項4に記載の食い込み式管継手(10A)。 - 前記弾性シール(50)は、前記配管(5)の拡径寸法が平均値よりも大きくなる部分と対面する前記受口(21)の内面位置に取り付けられている
請求項1〜5のいずれか一項に記載の食い込み式管継手(10,10A)。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の食い込み式管継手(10,10A)が配管システム(4)に使用されている空調システム(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017041004A JP2018146027A (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | 食い込み式管継手及び空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017041004A JP2018146027A (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | 食い込み式管継手及び空調システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018146027A true JP2018146027A (ja) | 2018-09-20 |
Family
ID=63590927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017041004A Pending JP2018146027A (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | 食い込み式管継手及び空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018146027A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023032381A1 (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-09 | ダイキン工業株式会社 | 室内空調機 |
WO2023229203A1 (ko) * | 2022-05-26 | 2023-11-30 | 주식회사 에프티넷 | 기밀성과 고정력이 향상된 배관의 연결장치 |
-
2017
- 2017-03-03 JP JP2017041004A patent/JP2018146027A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023032381A1 (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-09 | ダイキン工業株式会社 | 室内空調機 |
JP2023034196A (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-13 | ダイキン工業株式会社 | 室内空調機 |
WO2023229203A1 (ko) * | 2022-05-26 | 2023-11-30 | 주식회사 에프티넷 | 기밀성과 고정력이 향상된 배관의 연결장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4067016B2 (ja) | 管継手の蓋構造、仕切り蓋、冷凍装置、ヒートポンプ式給湯機、給水配管、配管の接続方法、及び現地配管施工方法 | |
KR100983157B1 (ko) | 플레어리스관 접속 구조, 플레어리스관 접속 방법, 및 현지배관 접속 방법 | |
JP5023721B2 (ja) | 食い込み式管接続構造 | |
KR101879248B1 (ko) | 냉매 관의 연결구조 | |
US20090261573A1 (en) | Pipe joint | |
KR20110031762A (ko) | 나선형 주름관 연결구 | |
JP2008232228A (ja) | 食い込み式管継手、冷凍装置及び温水装置 | |
JP3939311B2 (ja) | 管継手 | |
KR20210047379A (ko) | 스프링클러 어댑터 및 파이프 플러그 | |
JP2018146027A (ja) | 食い込み式管継手及び空調システム | |
KR101039503B1 (ko) | 냉매관 연결구 | |
KR102158368B1 (ko) | 에어컨 실외기용 수지코팅 알루미늄 배관 연결구 | |
US20090008930A1 (en) | Pipe Fitting | |
JP2007192270A (ja) | 管継手構造 | |
JP2008038924A (ja) | 管継手 | |
JP2007211847A (ja) | 食い込み式管接続構造、管継手、弁、閉鎖弁、冷凍サイクル装置、給湯装置、食い込み式管接続方法、および現地配管接続方法 | |
KR20110016557A (ko) | 공기 조화기용 서비스밸브 | |
KR101889960B1 (ko) | 냉매 관의 연결구조 | |
JP5395971B2 (ja) | 管継手及び閉鎖バルブ | |
JP2005325872A (ja) | 熱交換装置のパイプ接続構造、熱交換装置用操作バルブ、熱交換装置用管継手、熱交換装置用操作バルブ構成体、熱交換装置用操作バルブの操作部材、熱交換装置用管継手構成体及び熱交換装置用管継手の操作部材 | |
JP4091102B2 (ja) | 管継手 | |
KR101579535B1 (ko) | 기밀 유지 고압유체배관용 연결부의 슬립ㆍ이탈방지 체결장치 및 연결부의 슬립ㆍ이탈방지 체결시스템 | |
KR101473454B1 (ko) | 조립성 향상 기능을 갖는 너트형 연결구 | |
JP5395970B2 (ja) | 管継手及び閉鎖バルブ | |
KR20110137759A (ko) | 나선형 주름관 연결구 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201027 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210406 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210602 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210810 |