JP2021129280A - 通信装置、通信システム、音声データ中継方法、通信プログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、音声データ中継方法、通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】第1ゲートウェイ装置に接続されている第1の通信網に障害が発生して回線が開通できない場合の冗長化対策として、単独利用可能な他のゲートウェイ装置を第2ゲートウェイ装置として利用し、第2の通信網を利用して開通する。【解決手段】0系ネットワーク14Aにおいて、0系音声通話呼制御サーバー32Aがメンテナンス中であり、0系LTEゲートウェイ16Aからの発呼が確立しない場合の冗長機能として、0系通信系と、物理的に同一の構成の1系通信系を配置し、0系通信系と1系通信系との間で、LAN接続することで、1系ネットワーク14Bを用いて、データ(デジタルデータ)のやりとりを可能とした。1系通信系の1系LTEゲートウェイ16Bに対して、0系LTEゲートウェイ16Aの0系SLICポート18Aに接続された加入者電話機20の通信契約情報に基づく通信プロトコルを設定することで、冗長機能を確立することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、通信網を利用して音声通話を提供するゲートウェイ装置において、通信網の障害に対して冗長化対策が施された通信装置、通信システム、音声データ中継方法、通信プログラムに関する。
従来、音声データを中継するVoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ装置等で、複数のゲートウェイ装置を利用して冗長化対策を採用している通信装置がある。
なお、VoIPは、音声を各種符号化方式で符号化および圧縮し、パケットに変換したものをIPネットワークでリアルタイム伝送する技術であり、VoIPゲートウェイ装置の他、LTE網で音声通話等を実現するための技術として、VoLTE(Voice over LTE, Voice over Long Term Evolution)ゲートウェイ装置がある。
上記ゲートウェイ装置で、冗長化構成をとる技術が、特許文献1に記載されている。
特許文献1は、加入者電話機とパケットネットワークとの間で多重化構成されている複数のゲートウェイ装置を介して音声データを中継する音声データ中継方法及びシステムであり、該ゲートウェイ装置のうちの1を運用系に設定し且つ残りを待機系に設定し、当該運用系に設定されたゲートウェイ装置を介して該加入者電話機と該パケットネットワークとの間で該音声データを伝達すると共に、該音声データと同一の内容を含む複製データを生成し、これを当該待機系に設定されたゲートウェイ装置に供給する。該音声データの伝達において、当該運用系に設定されたゲートウェイ装置が待機系に設定されていた間に受け取った複製データの少なくとも1部を該音声データとして伝達する動作が含まれる、としている。
特許文献1の図1〜図3を参照すると、加入者電話機を接続する加入者インターフェイス(SLIC「(Subscriber Line Interface Circuit」)を、冗長化構成の複数の装置の共通の外部に接続して使用する構成となっている。
また、特許文献1では、運用系(0系)ゲートウェイ装置及び待機系(1系)ゲートウェイ装置と共に、単一系のIPネットワークに接続された構造となっている。
特開2007−235824号公報
しかしながら、特許文献1の構成は、2つのゲートウェイ装置が装備された、冗長化対策専用の通信装置である。このため、ゲートウェイ装置を別々に使用する構成に変更する場合、加入者電話機を接続するためにはSLICを追加する必要がある。
また、特許文献1の主たる目的は、音声通話中に利用している運用系のゲートウェイ装置に障害が発生した場合に、音声通話のデータ一部を複製しておき、途切れることなく待機系のゲートウェイ装置に切り替えることであり、通信回線が共通であり、通信回線自体の不具合は考慮していない。
本発明は、第1ゲートウェイ装置に接続されている第1の通信網に障害が発生して回線が開通できない場合の冗長化対策として、単独利用可能な他のゲートウェイ装置を第2ゲートウェイ装置として利用し、第2の通信網を利用して開通することができる通信装置、通信システム、音声データ中継方法、通信プログラムを得ることが目的である。
本発明に係る通信装置は、加入者電話機と、第1通信網との間の音声通話を中継する通信装置であって、前記加入者電話機に接続される第1インターフェイスと、前記第1通信網に接続される第2インターフェイスと、前記第1通信網とは別の第2通信網に接続可能な他の通信系に接続する第3インターフェイスと、第1インターフェイスから入力された信号を処理し送信信号を生成する信号処理部と、前記送信信号を、前記第1インターフェイスを介して前記第1通信網へ送信する通信部と、前記第1通信網との通信障害を検知する検知部と、前記検知部が通信障害を検知した場合に、前記送信信号の送信先を、第1通信インターフェイスから前記第3インターフェイスへ切り替える切替部と、を有している。
本発明に係る通信システムは、加入者電話機から発信されるダイヤル信号に基づき呼制御パケット信号を生成して、通信網側の呼制御サーバーとのやりとりによって呼を成立させる発呼制御部と、前記発呼制御部で呼が成立した後は、アナログの音声信号とデジタルのパケット信号とに相互に信号変換して、音声通話を制御する音声通話制御部と、第1通信網との前記発呼制御部における、通信障害を検知する検知部と、を備えた、複数のゲートウェイ装置を有し、前記加入者電話機が接続されたゲートウェイ装置が運用通信系として設定され、他のゲートウェイ装置が待機通信系として設定され、前記加入者電話機が接続されたゲートウェイ装置において、前記検知部が通信障害を検知した場合に、前記加入者電話機の信号を、他のゲートウェイ装置へ転送することで、第2の通信網を利用して発呼制御部及び音声通話制御部の各制御を実行することを特徴としている。
本発明に係る音声データ中継方法は、第1通信網に接続され、かつ、加入者電話機が接続された第1ゲートウェイ装置と、第2通信網に接続される第2ゲートウェイ装置と、を備え、音声データを中継する音声データ中継方法であって、前記第1通信網と前記第1ゲートウェイ装置との通信に障害が発生した場合に、前記第1ゲートウェイ装置に接続した加入者電話機の接続先を、第2ゲートウェイ装置に切り替えて、前記第2通信網を用いて音声データ通信を実行することを特徴としている。
本発明に係る通信プログラムは、コンピュータを、上記の通信装置の各部として動作させることを特徴としている。
以上説明した如く本発明では、第1ゲートウェイ装置に接続されている第1の通信網に障害が発生して回線が開通できない場合の冗長化対策として、単独利用可能な他のゲートウェイ装置を第2ゲートウェイ装置として利用し、第2の通信網を利用して開通することができるという効果を奏する。
第1の実施の形態に係る通信システムの全体構成図である。 第1の実施の形態に係るLTEゲートウェイ起動時に動作する制御ルーチンを示すフローチャートである。 図2のステップ114及びステップ132で実行される通話処理制御の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態の変形例に係るLTEゲートウェイ起動時に動作する制御ルーチンを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る通信システムの全体構成図である。 第2の実施の形態の実施例であり、ATM装置の外観図である。
[第1の実施の形態]
図1には、第1の実施の形態に係る通信システム10の全体構成図が示されている。
通信システム10は、2基の通信系(0系通信系12A、1系通信系12B)で構成されており、それぞれが、異なる種類のネットワーク(0系ネットワーク14A、1系ネットワーク14B)に接続されている。
すなわち、第1の実施の形態に係る通信システム10は、外観上(物理的に)、同一構成の2種類の通信系統が併設された構造となっており、以下において、一方の通信系統を「0系通信系」、他方を「1系通信系」として区別する。
(0系通信系)
図1に示される如く、0系通信系12Aの0系LTEゲートウェイ16Aには、0系SLICポート18Aを介して加入者電話機20が接続されている。すなわち、0系LTEゲートウェイ16Aは、0系ネットワーク14Aを介した音声通話専用の通信系として適用される。
0系SLICポート18Aは0系SLIC制御部22Aに接続されている。0系SLIC制御部22Aは、0系SLICポート18Aに接続された加入者電話機20から音声アナログ信号をデジタル信号(例えば、PCMデータ)に変換する機能を有している。
音声アナログ信号から変換されたデジタル信号は、0系切替セレクタ24Aを介して0系音声制御部26Aへ受け渡すようになっている。
また、0系SLIC制御部22Aは、加入者電話機20からダイヤル信号を、0系切替セレクタ24Aを介して0系音声制御部26Aへ受け渡すようになっている。
ここで、0系切替セレクタ24Aは、0系SLIC制御部22Aを、0系音声制御部26Aに電気的に接続する場合と、0系冗長制御部28Aに接続する場合との何れかを選択して切り替えることが可能となっている。0系切替セレクタ24A及び0系冗長制御部28Aに関しては、後述する。
0系音声制御部26Aは、受け取ったダイヤル信号に基づいて、SIPパケット等の呼制御パケットを生成し、0系LTE制御部30Aを介して、0系ネットワーク14Aへ送信する。
0系ネットワーク14Aには、0系音声通話呼制御サーバー32Aが接続されており、呼制御パケットは、この0系音声通話呼制御サーバー32Aへ送信される。
ここで、0系LTE制御部30Aを介した、0系音声制御部26Aと0系音声通話呼制御サーバー32Aとの間で、いくつかの呼制御パケットのやり取りが実行され、呼を確立させる。
呼が確立すると、0系音声制御部26Aは、0系SLIC制御部22Aから受け取ったデジタルデータ(PCMデータ)をパケット化する。具体的には、PCMデータをRTPデータにエンコードし、RTPパケット化する。RTPパケット化されたRTPデータは、0系LTE制御部30Aを介して、0系ネットワーク14Aへ送信される。
また、0系LTE制御部30Aが0系ネットワーク14AからのRTPパケットを受信すると、0系音声制御部26Aでは、RTPパケットをデコードし、PCMデータに変換して、0系SLIC制御部22Aへ受け渡す。0系SLIC制御部22AがPCMデータ(デジタルデータ)を音声アナログデータに変換することで、加入者電話機20を用いた、0系ネットワーク14Aを介した通話が可能となる。
(障害の発生)
ここで、0系ネットワーク14Aにおいて、例えば、0系音声通話呼制御サーバー32Aがメンテナンス中であり、0系LTEゲートウェイ16Aからの発呼が確立しない場合がある。この場合、フェイルセーフ機能として、バックアップ専用のLTEゲートウェイ(以下、待機用LTEゲートウェイという)を準備しておくことは有用ではあるが、待機用LTEゲートウェイは、障害が発生しないかぎり、その他の用途には全く適用されないことになる。
そこで、第1の実施の形態では、待機用LTEゲートウェイではなく、0系通信系と、物理的に同一の構成の1系通信系を配置し、0系通信系と1系通信系との間で、LAN接続することで、データ(デジタルデータ)のやりとりを可能とした。
(1系通信系)
図1に示される如く、1系通信系12Aの1系LTEゲートウェイ16Aは、1系SLICポート18B、1系音声制御部26B、1系LTE制御部、1系切替セレクタ24B、及び1系冗長制御部28Bを備えており、0系通信系の0系LTEゲートウェイ16Aと、物理的構造が同一となっている。
物理的構造が同一であるが、0系通信系の0系LTEゲートウェイ16Aと1系通信系の1系LTEゲートウェイ16Bは、以下の相違点を持っている。
(相違点1) 1系LTEゲートウェイ16Bの1系LTE制御部30Bが1系ネットワーク14Bに接続されている。
(相違点2) 0系LTEゲートウェイ16Aの0系SLICポート18Aには接続されている加入者電話機20が、1系LTEゲートウェイ16Bの1系SLICポート18Bには接続されていない。言い換えれば、仮に、1系LTEゲートウェイ16Bの1系SLICポート18Bに加入者電話機を接続した場合は、設定により、0系通信系と同等の動作で通話が可能である。ここで、相違点2において、1系通信系を独立して使用する場合、1系LTEゲートウェイ16Bでは、接続した加入者電話機の電話番号等の通信契約情報に基づく設定が必要となる。
第1の実施の形態では、1系通信系の1系LTEゲートウェイ16Bは、0系LTEゲートウェイ16Aの0系SLICポート18Aに接続された加入者電話機20の通信契約情報に基づく通信プロトコルを設定している。これにより、1系通信系は0系通信系の複製として機能させることができる、以下のこの複製として機能を確立することを、冗長機能の確立という。
(冗長機能の確立ための構成)
0系LTEゲートウェイ16A及び1系LTEゲートウェイ16Bは、冗長機能の確立のための共通の構成として、前述した0系切替セレクタ24A、1系切替セレクタ24B、0系冗長制御部28A、及び1系冗長制御部28Bに加え、それぞれ0系LANポート34A、1系LANポート34Bを備えている。
0系LANポート34A、1系LANポート34Bは、LANケーブル36によって接続され、互いの0系冗長制御部28A、1系冗長制御部28B同士のデータがやり取り可能となっている。なお、0系LANポート34A、1系LANポート34Bは無線通信であってもよい。
すなわち、1系LTEゲートウェイ16Bでは、1系音声制御部26Bが、0系LANポート34A、1系LANポート34Bを介して、0系冗長制御部28Aからのダイヤル信号(0系SLICポート18Aに接続された加入者電話機20からのダイヤル信号)を受け取ると、当該ダイヤル信号に基づいて、SIPパケット等の呼制御パケットを生成し、1系LTE制御部30Bを介して、1系ネットワーク14Bへ送信する。
1系ネットワーク14Bには、1系音声通話呼制御サーバー32Bが接続されており、呼制御パケットは、この1系音声通話呼制御サーバー32Bへ送信される。
ここで、1系LTE制御部30Bを介した、1系音声制御部26Bと1系音声通話呼制御サーバー32Bとの間で、いくつかの呼制御パケットのやり取りが実行され、呼を確立させる。
呼が確立すると、1系音声制御部26Bは、0系冗長制御部28Aから受け取ったデジタルデータ(PCMデータ)をパケット化する。具体的には、PCMデータをRTPデータにエンコードし、RTPパケット化する。RTPパケット化されたRTPデータは、1系LTE制御部30Bを介して、1系ネットワーク14Bへ送信される。
また、1系LTE制御部30Bが1系ネットワーク14BからのRTPパケットを受信すると、1系音声制御部26Bでは、RTPパケットをデコードし、PCMデータに変換して、1系冗長制御部28B、0系冗長制御部28Aを介して、0系SLIC制御部22Aへ受け渡す。0系SLIC制御部22AがPCMデータ(デジタルデータ)を音声アナログデータに変換することで、加入者電話機20を用いた、1系ネットワーク14Bを介した通話が可能となる。
(0系切替セレクタ24A、1系切替セレクタ24Bの切替制御)
0系LTEゲートウェイ16Aの0系切替セレクタ24Aは、設定により、通常状態で0系SLIC制御部22Aと0系音声制御部26Aとの間が電気的に接続された状態としている。
ここで、0系切替セレクタ24Aは、0系LTE制御部30Aから、障害状況信号(呼が確立したか否か等の2値信号)を受信しており、この障害状況信号に基づいて、前述した切替先(0系音声制御部26A又は0系冗長制御部28A)を選択して切り替えるようになっている。
例えば、呼が成立した場合をL信号、呼が成立せず障害発生の場合をH信号とすると、0系切替セレクタ24AにL信号が入力されている場合は通常状態(0系SLIC制御部22Aと0系音声制御部26Aとの間が電気的に接続された状態)を維持する。ここで、0系切替セレクタ24AにH信号が入力されると、0系SLIC制御部22Aと0系冗長制御部28Aとの間が電気的に接続された状態となる。
一旦、0系冗長制御部28A側に切り替わった場合は、L信号になっても、0系冗長制御部28A側との接続状態を維持し、1系通信系を用いた通話終了時に(1系LTEゲートウェイ16Bの1系冗長制御部28Bから通話終了信号受信を契機に)、通常状態に戻るようになっている。
一方、1系LTEゲートウェイ16Bの1系切替セレクタ24Bは、設定により、常時、1系音声正誤部26Bと1系冗長制御部28Bとの間が電気的に接続された状態としている。
言い換えれば、1系切替セレクタ24Bに、1系LTE制御部30Bから障害状況信号が入力されても影響されない設定となっている(無効処理設定)。
また、1系LTEゲートウェイ16Bの1系冗長制御部28Bでは、1系通信系を用いた通話終了時に、0系LTEゲートウェイ16Aの0系冗長制御部へ通話終了信号を通知する。
以下に、図2のフローチャートに従い第1の実施の形態の作用を説明する。なお、図2のフローチャートは、0系LTEゲートウェイ16A及び1系LTEゲートウェイ16Bにおける各制御部(0系SLIC制御部22A、1系SLIC制御部22B、0系音声制御部26A、1系音声制御部26B、0系LTE制御部30A、及び1系LTE制御部30B等)の制御を総合して記載しているが、実装では、例えば、ASIC等により各制御部の処理がそれぞれのプログラムによって実行されることを含むものとする。
図2に示される如く、ステップ100では、初期設定として、0系切替セレクタ24Aを通常状態(0系SLIC制御部22Aと0系音声制御部26Aとの接続状態)とし、ステップ102へ移行する。
ステップ102では、加入者電話機20からダイヤル信号を受信したか否かを判断する。このステップ102で肯定判定されるまで待機状態となる。
ここで、ステップ102で肯定判定されると、ステップ104へ移行して、0系SLIC制御部22Aから0系音声制御部26Aへダイヤル信号を受け渡し、次いで、ステップ106へ移行して呼制御パケットを作成する(一例として、SIPプロトコルを生成する)。
次のステップ108では、0系音声通話呼制御サーバー32Aに正常に接続されているか否かを確認し(通信障害等の発生の有無を確認し)、ステップ110において、正常か否かを判断する。
ステップ110で肯定判定、すなわち、正常と判定された場合は、ステップ112へ移行して、呼制御処理を実行する。呼制御処理は、例えば、0系ネットワーク14Aに接続された0系音声通話呼制御サーバー32Aとの間でパケット通信し、呼制御パケットのいくつかのやり取りで、呼を確立させる。
次のステップ114では、通話処理を実行し、このルーチンは終了する。通話処理制御に詳細については、後述する。
ここで、ステップ110において、否定判定、すなわち、0系音声通話呼制御サーバー32Aに正常に接続されていない(異常)と判定された場合は、ステップ116へ移行して、0系切替セレクタ24Aを0系冗長制御部側に切り替え、ステップ118へ移行する。
ステップ118では、0系切替セレクタ24Aの切り替えにより、ダイヤル信号を0系SLIC制御部から0系冗長制御部28Aへ受け渡し、次いで、ステップ120へ移行して、0系冗長制御部28Aでダイヤル信号をIPパケット化し、ステップ122へ移行する。
ステップ122では、IPパケットを、0系冗長制御部28Aから、0系LANポート34A、1系LANポート34B経由で1系冗長制御部28Bへ送信する。
次のステップ124では、1系冗長制御部28Bで、IPパケットをダイヤル信号に変換し、次いで、ステップ126へ移行して、ダイヤル信号を、1系冗長制御部28Bから1系音声制御部26Bへ受け渡し、ステップ128へ移行して、呼制御パケットを生成する(一例として、SIPプロトコルを生成する)。
次のステップ130では、呼制御処理を実行する。呼制御処理は、例えば、1系ネットワーク14Bに接続された1系音声通話呼制御サーバー32Bとの間でパケット通信し、呼制御パケットのいくつかのやり取りで、呼を確立させる。このとき、1系LTEゲートウェイ16Bは、0系LTEゲートウェイ16Aの0系SLICポート18Aに接続された加入者電話機20の通信契約情報に基づく設定となっており、例えば、電話番号は、0系LTEゲートウェイ16Aで処理する場合と同等となる。
次のステップ132では、通話処理を実行し、このルーチンは終了する。通話処理制御に詳細については、後述する。
次のステップ134では、0系切替セレクタ24Aを切り替えて、0系SLIC制御部22Aと0系音声制御部26Aとが電気的に接続して(通常状態)、このルーチンは終了する。
(通話処理制御)
図3は、図2のステップ114及びステップ132における、0系及び1系共通の通話処理制御ルーチンである。なお、この通話処理制御ルーチンは、0系及び1系共通のため、冠の「0系」、「1系」を外し、符号も末尾の「A」、「B」を外して説明する。
ステップ150では、加入者電話機20から音声(アナログ信号)を受信したか否かを判断する。このステップ150で否定判定された場合は、ステップ160へ移行して、通話が終了したか否かを判断する。ステップ160で否定判定された場合は、ステップ150へ戻り、ステップ150又はステップ160の何れかで肯定判定されるまで、上記工程を繰り返す。
ステップ150で肯定判定されると、ステップ152へ移行して、SLIC制御部22でAD変換(PCMデータに変換)し、音声制御部26へ受け渡す。
次のステップ154では、音声制御部26において、PCMデータをRTPパケット変換し、LTE制御部30を経由して、ネットワーク14へ送信する。
次のステップ156では、ネットワーク14から受信したPTPパケットを、音声制御部26でPCMデータに変換して、SLIC制御部22へ受け渡す。
次のステップ158では、SLIC制御部22で、DA変換(音声アナログデータに変換)し、加入者電話機20へ送出し、ステップ160へ移行する。
ステップ160では、通話が終了したか否かを判断し、否定判定されると、ステップ150へ戻り、肯定判定されると、ステップ162へ移行する。
ステップ162では、回線遮断処理を実行し、図2のステップ114又はステップ132の処理後にリターンする。
以上説明したように第1の実施の形態では、0系ネットワーク14Aにおいて、例えば、0系音声通話呼制御サーバー32Aがメンテナンス中であり、0系LTEゲートウェイ16Aからの発呼が確立しない場合の冗長機能として、0系通信系と、物理的に同一の構成の1系通信系を配置し、0系通信系と1系通信系との間で、LAN接続することで、1系ネットワーク14Bを用いて、データ(デジタルデータ)のやりとりを可能とした。1系通信系の1系LTEゲートウェイ16Bに対して、0系LTEゲートウェイ16Aの0系SLICポート18Aに接続された加入者電話機20の通信契約情報に基づく通信プロトコルを設定することで、冗長機能を確立することができる。
「第1の実施の形態の変形例」
なお、第1の実施の形態では、1系LTEゲートウェイ16Bが独立した通信装置として適用可能であることを前提として、0系LTEゲートウェイ16Aの待機系の通信装置として取り扱った。このため、0系音声通話呼制御サーバー32Aとの通信プロトコルが正常であれば、1系LTEゲートウェイ16Bは使用されないことになる。このとき、1系LTEゲートウェイ16Bは、通常の起動状態における電力を消費し続けることになる。
そこで、第1の実施の形態の変形例では、1系LTEゲートウェイ16Bに対して、電力消費モードとして、省エネモード及び通常モードに切替可能とした。
通常電力モードは、1系LTEゲートウェイ16Bが独立して通信機能を実行可能な電力消費モードである。また、省電力モードは、0系通信系が正常に動作しており、当該0系通信系12Aからの指示で通常電力モードへ移行できるだけのわずかな電力でスリープ状態となっている電力消費モードである。
第1の実施の形態の変形例では、0系LTE制御部30Aから0系切替セレクタ24Aに送出される障害状況信号(呼が成立した場合はL信号、呼画成立せず障害発生の場合はH信号)に基づいて、0系冗長制御部28Aから1系冗長制御部28Bに、電力消費モードの指示を送信することで、電力消費モードを切り替えるようにした。
図4は、第1の実施の形態の変形に係る、LTEゲートウェイ起動時動作制御ルーチンの処理を示すフローチャートである。なお、図4は、前述した図3(第1の実施の形態のLTEゲートウェイ起動時動作制御ルーチン)に電力切替処理を追加したものである。
そこで、図3と同一の処理ステップは、同一の符号の末尾に「A」を付して、説明を省略する。
図4に示される如く、ステップ100Aの初期設定において、0系切替セレクタ24Aを通常状態とした後、ステップ200に移行して、1系通信系12Bの電力消費モードを、省電力モードに設定し、ステップ102Aに移行する。
また、ステップ116Aにおいて、0系切替セレクタ24Aを0系冗長制御部側に切り替えた後、ステップ202では、0系冗長制御部28Aから1系冗長制御部28Bに電力消費モードの切り替えを指示する。ここでは、省電力モードから通常電力モードへの切り替えを指示し、ステップ118Aへ移行する。
さらに、ステップ132の通話処理後は、ステップ204へ移行して、0系冗長制御部28Aから1系冗長制御部28Bに電力消費モードの切り替えを指示する。ここでは、通常電力モードから省電力モードへの切り替えを指示し、ステップ134Aへ移行する。
以上説明したように、第1の実施の形態の変形例では、0系通信系12Aが正常状態では利用されない1系通信系12Bの電力を省電力モードとしておくことで、無駄な電力消費を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
以下に本発明の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態(変形例を含む)の通信システム10では、0系通信系12Aが主体で通信が実行され、1系通信系12Bは、0系通信系の音声通話に障害が発生した場合の予備通信系として待機する構成とした。
これに対して、第2の実施の形態の通信システム10Xの特徴は、0系通信系12A及び1系通信系12Bのそれぞれが、データ通信の際の通信系として併用されつつ、0系通信系12Aに接続された加入者電話機20の通話に障害(0系通信系12の0系音声通話呼制御サーバー32Aとの通信プロトコルの障害)が発生した場合に、1系通信系12Bを用いて、1系音声通話呼制御サーバー32Bとの間で呼を確立させることにある。
図5に示される如く、0系LANポート34A及び1系LANポート34Bには、それぞれLANケーブル36A、36Bの一端部が接続されている。LANケーブル36A、36Bの他端部は、ルーター50に接続されている。ルーター50は、データを2つ以上の異なるネットワーク(ここでは、0系ネットワーク14A及び1系ネットワーク14B)間に中継する通信機器であり、通信プロトコルには、TCP/IPが使われる。
ルーター50には、データ通信装置52が接続されている。データ通信装置52では、データの種類によって、0系ネットワーク14Aを利用するか、1系ネットワーク14Bを利用するかを選択し、ルーター50を制御して、逐次切り替えながらデジタルデータを送受信するようになっている。デジタルデータは、パケット化されて送受信されるため、このデジタルデータの送受信と、加入者電話機20による通話は、時系列処理されることになるが、見掛け上は同時処理可能となる。
図5に示す第2の実施の形態の通信システム10Xによれば、0系通信系12Aと1系通信系12Bを有効利用しつつ(デジタルデータ通信)、かつ、音声通話においては、0系通信系12Aを運用系とし、1系通信系を待機系として、音声通話障害等の不具合発生時のフェイルセーフとして利用することができる。
図6は、図5に示す通信システム10XをATM(automatic teller machine)装置54(現金自動預け払い機)に適用した実施例である。ATM装置54は、預金通帳やキャッシュカードを用いて預け入れ・引き出し・振り込み・残高照会などを行うことができることは周知の技術であるが、各処理に応じたデータを、例えば、ATM装置54を管理する銀行の管理システムへ常に送受信する必要がある。
また、ATM装置54に対して顧客が手続きしているとき、不具合が発生した場合は、顧客は、加入者電話機20を用いて、銀行の管理システム担当に不具合を通知する場合がある。
このように、ATM機能に基づくデジタルデータの送受信を常に実行しつつ、加入者電話機20のバックアップが可能である。従って、顧客が連絡したいとき、0系通信系で通話に障害があっても、1系通信系で通話が可能となるため、顧客に不快な思いをさせることなく、対応が可能となる。このように、第2の実施の形態の通信システム10Xは、ATM装置54に搭載する通信装置として最適な構成ということができる。
(第1の実施の形態、変形例)
10 通信システム
12A 0系通信系
12B 1系通信系
14A 0系ネットワーク(第1通信網)
14B 1系ネットワーク(第2通信網)
16A 0系LTEゲートウェイ(通信装置)
16B 1系LTEゲートウェイ(他の通信装置)
18A 0系SLICポート(第1インターフェイス)
18B 1系SLICポート
20 加入者電話機
22A 0系SLIC制御部
22B 1系SLIC制御部
24A 0系切替セレクタ
24B 1系切替セレクタ
26A 0系音声制御部
26B 1系音声制御部
28A 0系冗長制御部(第3インターフェイス)
28B 1系冗長制御部
30A 0系LTE制御部(第2インターフェイス)
30B 1系LTE制御部
32A 0系音声通話呼制御サーバー
32B 1系音声通話呼制御サーバー
36 LANケーブル
(第2の実施の形態)
10X 通信システム
36A、36B LANケーブル
50 ルーター
52 データ通信装置

Claims (8)

  1. 加入者電話機と、第1通信網との間の音声通話を中継する通信装置であって、
    前記加入者電話機に接続される第1インターフェイスと、
    前記第1通信網に接続される第2インターフェイスと、
    前記第1通信網とは別の第2通信網に接続可能な他の通信系に接続する第3インターフェイスと、
    第1インターフェイスから入力された信号を処理し送信信号を生成する信号処理部と、
    前記送信信号を、前記第1インターフェイスを介して前記第1通信網へ送信する通信部と、
    前記第1通信網との通信障害を検知する検知部と、
    前記検知部が通信障害を検知した場合に、前記送信信号の送信先を、第1通信インターフェイスから前記第3インターフェイスへ切り替える切替部と、
    を有する通信装置。
  2. 前記他の通信系が、前記通信装置と、物理的構造が同一の他の通信装置である、請求項1記載の通信装置。
  3. 前記通信装置が運用通信系として設定され、前記他の通信系が待機通信系として設定される、請求項2記載の通信装置。
  4. 前記通信装置が運用通信系として設定され、前記他の通信系が待機通信系として設定され、かつ、前記通信装置と前記他の通信装置とがそれぞれ、デジタル通信装置から送信されるデジタル信号をパケット化して出力する通信系として設定される、請求項2記載の通信装置。
  5. 加入者電話機から発信されるダイヤル信号に基づき呼制御パケット信号を生成して、通信網側の呼制御サーバーとのやりとりによって呼を成立させる発呼制御部と、
    前記発呼制御部で呼が成立した後は、アナログの音声信号とデジタルのパケット信号とに相互に信号変換して、音声通話を制御する音声通話制御部と、
    第1通信網との前記発呼制御部における、通信障害を検知する検知部と、
    を備えた、複数のゲートウェイ装置を有し、
    前記加入者電話機が接続されたゲートウェイ装置が運用通信系として設定され、他のゲートウェイ装置が待機通信系として設定され、
    前記加入者電話機が接続されたゲートウェイ装置において、前記検知部が通信障害を検知した場合に、前記加入者電話機の信号を、他のゲートウェイ装置へ転送することで、第2の通信網を利用して発呼制御部及び音声通話制御部の各制御を実行する、通信システム。
  6. 第1通信網に接続され、かつ、加入者電話機が接続された第1ゲートウェイ装置と、第2通信網に接続される第2ゲートウェイ装置と、を備え、音声データを中継する音声データ中継方法であって、
    前記第1通信網と前記第1ゲートウェイ装置との通信に障害が発生した場合に、前記第1ゲートウェイ装置に接続した加入者電話機の接続先を、第2ゲートウェイ装置に切り替えて、前記第2通信網を用いて音声データ通信を実行する音声データ中継方法。
  7. 前記第2通信網を用いて音声データ通信を実行する場合に、
    前記第1ゲートウェイ装置に接続した加入者電話からのダイヤル信号をIPパケット化して、前記第2ゲートウェイ装置へ転送することで、前記第2通信網に発呼すると共に、
    呼が成立した後は、前記加入者電話からの音声データに基づくPCMデータをIPパケット化して、前記第2ゲートウェイ装置へ転送し、かつ、前記第2通信網から第2ゲートウェイ装置で受けた音声データに基づくPCMデータをIPパケット化して、前記第1ゲートウェイ装置へ転送する、請求項6記載の音声データ中継方法。
  8. コンピュータを、
    請求項1の通信装置の各部として動作させる、
    通信プログラム。
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