JP2021128393A - 情報処理システム、サーバ装置、情報処理方法、および、コンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】人と人との間の多様性の高いつながりを促進する。【解決手段】サーバ装置は、ユーザに紹介する候補者を選出する候補者選出部と、各候補者についてのユーザとの相性指標値を取得する相性指標値取得部と、相性指標値と相性情報との対応関係を取得する対応関係取得部と、各候補者に対して相性指標値に対応付けられた相性情報を関連付ける相性情報関連付け部と、候補者データと相性情報データとを端末装置に供給するデータ供給部とを有する。相性情報は、人間の五感により知覚される情報であり、相性指標値に応じて内容が異なり、かつ、相性指標値を直接的に示さない情報である。端末装置は、候補者データに基づき候補者を表示させる表示処理部と、相性情報データに基づき相性情報を出力させる出力処理部とを有する。【選択図】図9
Description
本明細書に開示される技術は、情報処理システムに関する。
近年、ソーシャルメディアの1つとして、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、「SNS」という。)が広く普及している。SNSは、個人間のコミュニケーション等を目的として、Web上でソーシャル・ネットワークを構築可能にするサービスである。
SNSは、多様な人々と情報をつなぐことにより、機会創出や価値創造を促すプラットフォームとして機能することが望ましい。しかしながら、人々は、SNS上で、見たいものだけを見てつながりたい人とだけつながる傾向にある。これにより、SNSにおいて、例えばエコーチェンバー現象(閉鎖的空間内でのコミュニケーションが繰り返されることにより、特定の意見が増幅・強化される現象)が発生し、意見の分極と社会的分断が助長されているのが実情である。
従来、SNS等のオンラインコミュニティを活性化させるために、言動の類似度が高い他のユーザを、つながり先の候補者として推薦する技術や(例えば、特許文献1−3参照)、「友人の友人をお勧めする」などのように、社会的つながりの情報に基づき友人(つながり先)の候補者を推薦する技術(例えば、非特許文献1参照)が知られている。
マシュー・ジェイ・サルガニック著、「ビット・バイ・ビット−デジタル社会調査入門」、第1版、有斐閣、2019年5月13日、p.36,74
上記従来の技術では、同質性の極めて高いユーザがつながり先の候補者として推薦されるため、同質性の高いつながりが過度に促進されるおそれがある。また、上記従来の技術では、単に候補者のリストを提示するのみであるため、候補者とのつながりを十分に誘発することができない。このように、従来のSNSでは、人と人との間の多様性の高いつながりを促進するという点で、向上の余地がある。
なお、このような課題は、SNSに限らず、SNS以外のソーシャルメディア(例えば、ブログ、動画共有サービス等)や、お見合いや取引等のマッチングサービスのような、ユーザにつながり先の候補者を紹介する他のサービスにおいても共通の課題である。
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本明細書に開示される情報処理システムは、サーバ装置と、通信ネットワークを介して前記サーバ装置と接続可能な端末装置と、を備える情報処理システムであって、前記サーバ装置は、前記端末装置のユーザに紹介する少なくとも1人の候補者を選出する候補者選出部と、各前記候補者についての前記ユーザとの相性を示す相性指標値を取得する相性指標値取得部と、前記相性指標値と相性情報との対応関係を取得する対応関係取得部であって、前記相性情報は、人間の五感により知覚される情報であり、前記相性指標値に応じて内容が異なり、かつ、前記相性指標値を直接的に示さない情報である、対応関係取得部と、各前記候補者に対して、前記対応関係において前記候補者の前記相性指標値に対応付けられた前記相性情報を関連付ける相性情報関連付け部と、各前記候補者を特定する候補者データと、各前記候補者に対して関連付けられた前記相性情報を表す相性情報データとを、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に供給するデータ供給部と、を有し、前記端末装置は、前記サーバ装置から供給された前記候補者データに基づき、前記候補者を表示装置に表示させる表示処理部と、前記サーバ装置から供給された前記相性情報データに基づき、前記相性情報を出力装置に出力させる出力処理部と、を有する。
本情報処理システムでは、サーバ装置において、ユーザに紹介する候補者が選出され、各候補者についてユーザとの相性を示す相性指標値が取得され、相性指標値と相性情報との対応関係が取得され、各候補者に対して上記対応関係において相性指標値に対応付けられた相性情報が関連付けられ、各候補者を特定する候補者データと各候補者に対して関連付けられた相性情報を表す相性情報データとが端末装置に供給される。また、端末装置において、候補者データに基づき候補者が表示され、相性情報データに基づき相性情報が出力される。ここで、相性情報は、人間の五感により知覚される情報(例えば、音声や画像)であり、相性指標値に応じて内容が異なり、かつ、相性指標値を直接的に示さない情報である。そのため、端末装置のユーザは、つながり先の各候補者に関連付けられた相性情報を五感により知覚し、自らの感覚(嗜好)に基づき、自らと各候補者との相性をイメージすることができる。ただし、相性情報は相性の良さ(相性指標値)を直接的に数値で表すものではないため、ユーザは、相性情報によって各候補者との相性の良さを一義的に把握することはできない。また、同じ相性情報に接しても、感じる心地よさは人によって異なり得る。そのため、本情報処理システムによれば、各候補者についてユーザとの相性の良さを数値で表す態様と比べて、意外な候補者とのつながり(同質性が過度に高くないつながり、多様性の高いつながり)を誘発することができる。また、本情報処理システムによれば、単に候補者のリストを表示する態様と比べて、ユーザの興味(例えば、相性情報を知覚してみたいという興味や、相性情報を知覚した後にどんな人か知りたいという興味等)を増大させることができ、候補者とのつながりを効果的に誘発することができる。従って、本情報処理システムによれば、人と人との間の多様性の高いつながりを促進することができる。
(2)上記情報処理システムにおいて、前記対応関係において、前記相性指標値は3段階以上のレベルとして表され、各レベルに前記相性情報が対応付けられており、前記相性指標値の第1のレベルに対応付けられた前記相性情報の官能評価による評価値は、前記相性指標値の前記第1のレベルより相性の良さが高い他のレベルに対応付けられた前記相性情報の前記評価値と、前記相性指標値の前記第1のレベルより相性の良さが低い他のレベルに対応付けられた前記相性情報の評価値と、の両方より高い構成としてもよい。本情報処理システムによれば、ユーザとの相性が最高ではない候補者とのつながりが誘発される。あるユーザとの相性が最高である人については、候補者紹介等の促進策を講じなくてもつながる可能性が高く、かつ、そのような人とのつながりを促進することは、過度に同質性の高いつながりを助長する結果となる。本情報処理システムでは、ユーザとの相性が最高ではない候補者とのつながりを誘発することができるため、人と人との間の多様性の高いつながりを効果的に促進することができる。
(3)上記情報処理システムにおいて、前記相性指標値の前記第1のレベルは、相性の良さが高い方から2番目のレベルである構成としてもよい。本情報処理システムによれば、ユーザとの相性が最高ではないがある程度高い候補者(ユーザと似ているが、どこか違う人)とのつながりが誘発される。あるユーザとの相性が最高である人については、候補者紹介等の促進策を講じなくてもつながる可能性が高く、かつ、そのような人とのつながりを促進することは、過度に同質性の高いつながりを助長する結果となる。一方、該ユーザとの相性が低い人については、たとえ一時的につながったとしても、すぐにつながりが解除されるおそれがあり、候補者紹介の効果が高くない。これに対し、本情報処理システムでは、ユーザとの相性が最高ではないがある程度高い候補者とのつながりを誘発することができるため、人と人との間の多様性の高いつながりを効果的に促進することができる。
(4)上記情報処理システムにおいて、前記対応関係において、前記相性指標値の各レベルに複数の前記相性情報が対応付けられており、前記サーバ装置の前記相性情報関連付け部は、各前記候補者に対して、各前記候補者の前記相性指標値のレベルに対応付けられた複数の前記相性情報の中から選択した1つの前記相性情報を関連付ける構成としてもよい。官能評価による評価値が同一である複数の相性情報(例えば、音声や画像)であっても、ある人が各相性情報を知覚したときに感じる心地よさは異なり得る。そのため、本情報処理システムによれば、意外な候補者とのつながりを効果的に誘発することができ、人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができる。
(5)上記情報処理システムにおいて、前記候補者選出部は、所定の対象者のグループから無作為に複数の前記候補者を選出する構成としてもよい。本情報処理システムによれば、作為的に候補者を選出したり単一の候補者を選出したりする態様と比較して、意外な候補者とのつながりを効果的に誘発することができ、人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができる。
(6)上記情報処理システムにおいて、前記端末装置の前記表示処理部は、各前記候補者に関連付けられた前記相性情報の出力を指示するための第1のユーザインターフェースを前記表示装置に表示させ、前記端末装置の前記出力処理部は、前記第1のユーザインターフェースを介して前記相性情報の出力の指示があった場合に、前記候補者に関連付けられた前記相性情報を前記出力装置に出力させる構成としてもよい。本情報処理システムによれば、ユーザによる指示を待たずに相性情報を出力する態様と比較して、ユーザの興味を引きつけることができるため、意外な候補者とのつながりを効果的に誘発することができ、人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができる。
(7)上記情報処理システムにおいて、前記表示処理部は、一の前記候補者に関連付けられた前記相性情報が出力された後に、前記一の候補者とのつながり要求を前記サーバ装置に発行することを指示するための第2のユーザインターフェースを前記表示装置に表示させる構成としてもよい。本情報処理システムによれば、相性情報を出力させないと候補者とのつながりを要求することができないため、ユーザによる相性情報の出力指示を誘発することができ、その結果、ユーザの興味を引きつけることができ、意外な候補者とのつながりを効果的に誘発することができ、人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができる。
(8)上記情報処理システムにおいて、前記相性情報は、聴覚により知覚される音声である構成としてもよい。音声は、人間の五感により知覚される情報の中でも、比較的好みが明確に分かれる情報であり、かつ、他の作業を行いながらも知覚できる情報である。本情報処理システムによれば、相性指標値に対応付けられる情報として、このような特性を有する音声を用いることにより、意外な候補者とのつながりを効果的に誘発することができ、人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができる。
(9)上記情報処理システムにおいて、前記相性情報は、視覚により知覚される画像である構成としてもよい。本情報処理システムによれば、画像は、人間の五感により知覚される情報の中でも、比較的好みが明確に分かれる情報であり、かつ、比較的簡単な構成で出力(再生)可能な情報である。本情報処理システムによれば、相性指標値に対応付けられる情報として、このような特性を有する画像を用いることにより、意外な候補者とのつながりを効果的に誘発することができ、人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができる。
(10)上記情報処理システムにおいて、前記サーバ装置は、さらに、前記端末装置に対してSNSを提供するSNSサーバ処理部を有し、前記サーバ装置の前記候補者選出部は、前記SNSの利用者の中から少なくとも1人の候補者を選出する構成としてもよい。本情報処理システムによれば、SNSにおいて意外な候補者とのつながりを効果的に誘発することができ、人と人との間の多様性の高いつながりを促進することができ、SNSにおける意見の分極および社会的分断を抑制することができる。
(11)本明細書に開示されるサーバ装置は、通信ネットワークを介して端末装置と接続可能なサーバ装置であって、前記端末装置のユーザに紹介する少なくとも1人の候補者を選出する候補者選出部と、各前記候補者についての前記ユーザとの相性を示す相性指標値を取得する相性指標値取得部と、前記相性指標値と相性情報との対応関係を取得する対応関係取得部であって、前記相性情報は、人間の五感により知覚される情報であり、前記相性指標値に応じて内容が異なり、かつ、前記相性指標値を直接的に示さない情報である、対応関係取得部と、各前記候補者に対して、前記対応関係において前記候補者の前記相性指標値に対応付けられた前記相性情報を関連付ける相性情報関連付け部と、各前記候補者を特定する候補者データと、各前記候補者に対して関連付けられた前記相性情報を表す相性情報データとを、前記端末装置において前記候補者を表示させると共に前記相性情報を出力させるために、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に供給するデータ供給部と、を備える。本サーバ装置では、ユーザに紹介する候補者が選出され、各候補者についてユーザとの相性を示す相性指標値が取得され、相性指標値と相性情報との対応関係が取得され、各候補者に対して上記対応関係において相性指標値に対応付けられた相性情報が関連付けられ、各候補者を特定する候補者データと各候補者に対して関連付けられた相性情報を表す相性情報データとが端末装置に供給される。ここで、相性情報は、人間の五感により知覚される情報(例えば、音声や画像)であり、相性指標値に応じて内容が異なり、かつ、相性指標値を直接的に示さない情報である。そのため、端末装置のユーザは、つながり先の各候補者に関連付けられた相性情報を五感により知覚し、自らの感覚(嗜好)に基づき、自らと各候補者との相性をイメージすることができる。ただし、相性情報は相性の良さ(相性指標値)を直接的に数値で表すものではないため、ユーザは、相性情報によって各候補者との相性の良さを一義的に把握することはできない。また、同じ相性情報に接しても、感じる心地よさは人によって異なり得る。そのため、本サーバ装置によれば、各候補者についてユーザとの相性の良さを数値で表す態様と比べて、意外な候補者とのつながり(同質性が過度に高くないつながり、多様性の高いつながり)を誘発することができる。また、本サーバ装置によれば、単に候補者のリストを表示する態様と比べて、ユーザの興味(例えば、相性情報を知覚してみたいという興味や、相性情報を知覚した後にどんな人か知りたいという興味等)を増大させることができ、候補者とのつながりを効果的に誘発することができる。従って、本サーバ装置によれば、人と人との間の多様性の高いつながりを促進することができる。
なお、本明細書に開示される技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、サーバ装置、端末装置、サーバ装置と端末装置とを備える情報処理システム、情報処理方法、それらの方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
A.実施形態:
A−1.情報処理システム10の構成:
図1は、本実施形態における情報処理システム10の概略構成を示す説明図である。情報処理システム10は、ソーシャルメディアの1つであるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を実現するためのシステムである。情報処理システム10は、SNSサーバ装置100と、複数のユーザP(P1,P2,・・・,Pn)が使用する端末装置200とを備える。情報処理システム10を構成する各装置は、通信ネットワークNETを介して互いに通信可能に接続されている。本実施形態では、SNSとして、比較的短いメッセージや画像、動画、URL等を投稿できるSNSを例に用いて説明する。
A−1.情報処理システム10の構成:
図1は、本実施形態における情報処理システム10の概略構成を示す説明図である。情報処理システム10は、ソーシャルメディアの1つであるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を実現するためのシステムである。情報処理システム10は、SNSサーバ装置100と、複数のユーザP(P1,P2,・・・,Pn)が使用する端末装置200とを備える。情報処理システム10を構成する各装置は、通信ネットワークNETを介して互いに通信可能に接続されている。本実施形態では、SNSとして、比較的短いメッセージや画像、動画、URL等を投稿できるSNSを例に用いて説明する。
SNSサーバ装置100は、ユーザPにSNSの利用環境を提供するための装置である。図2は、SNSサーバ装置100の構成を概略的に示すブロック図である。SNSサーバ装置100は、制御部110と、記憶部130と、表示部152と、操作入力部156と、インターフェース部158とを備える。これらの各部は、バス190を介して互いに通信可能に接続されている。なお、SNSサーバ装置100は、特許請求の範囲におけるサーバ装置の一例である。
SNSサーバ装置100の表示部152は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等により構成され、各種の画像や情報を表示する。また、操作入力部156は、例えばキーボードやマウス、ボタン、マイク等により構成され、管理者の操作や指示を受け付ける。また、インターフェース部158は、例えばLANインターフェースやUSBインターフェース等により構成され、有線または無線により他の装置との通信を行う。
SNSサーバ装置100の記憶部130は、例えばROMやRAM、ハードディスクドライブ(HDD)等により構成され、各種のプログラムやデータを記憶したり、各種のプログラムを実行する際の作業領域やデータの一時的な記憶領域として利用されたりする。例えば、記憶部130には、SNSに関する各種処理を実行するためのコンピュータプログラムであるSNSサーバプログラムSPが格納されている。SNSサーバプログラムSPは、例えば、CD−ROMやDVD−ROM、USBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体(不図示)に格納された状態で提供され、あるいは外部装置から通信ネットワークNETを介してダウンロードされ、SNSサーバ装置100にインストールすることにより記憶部130に格納される。
また、SNSサーバ装置100の記憶部130には、属性データADを含むユーザ情報データUDと、投稿データPDと、対応関係データRDと、音声データSDとが格納されている。これらの内容については、後述する。
SNSサーバ装置100の制御部110は、例えばCPU等により構成され、記憶部130から読み出したコンピュータプログラムを実行することにより、SNSサーバ装置100の動作を制御する。例えば、制御部110は、記憶部130からSNSサーバプログラムSPを読み出して実行することにより、SNSに関する各種処理を実行するSNSサーバ処理部112として機能する。なお、SNSサーバ処理部112は、候補者紹介処理部114を含み、候補者紹介処理部114は、候補者選出部115と、属性取得部116と、相性指標値取得部117と、対応関係取得部118と、音声関連付け部119と、データ供給部113とを含む。これら各部の機能については、後述の候補者紹介処理の説明に合わせて説明する。
端末装置200は、例えば、スマートフォンやタブレット型端末、パーソナルコンピュータ(PC)等である。図3は、端末装置200の構成を概略的に示すブロック図である。端末装置200は、制御部210と、記憶部230と、表示部252と、音声出力部254と、操作入力部256と、インターフェース部258とを備える。これらの各部は、バス290を介して互いに通信可能に接続されている。
端末装置200の表示部252は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等により構成され、各種の画像や情報を表示する。また、操作入力部256は、例えばキーボードやマウス、ボタン、マイク等により構成され、ユーザPの操作や指示を受け付ける。なお、表示部252がタッチパネルを備えることにより、操作入力部256として機能するとしてもよい。また、音声出力部254は、例えばスピーカにより構成され、音声を出力(再生)する。また、インターフェース部258は、例えばLANインターフェースやUSBインターフェース等により構成され、有線または無線により他の装置との通信を行う。表示部252は、特許請求の範囲における表示装置の一例である、音声出力部254は、特許請求の範囲における出力装置の一例である。
端末装置200の記憶部230は、例えばROMやRAM、HDD等により構成され、各種のプログラムやデータを記憶したり、各種のプログラムを実行する際の作業領域やデータの一時的な記憶領域として利用されたりする。例えば、記憶部230には、SNSに関する各種処理を実行するためのアプリケーションプログラムであるSNSクライアントプログラムCPが格納されている。SNSクライアントプログラムCPは、例えば、CD−ROMやDVD−ROM、USBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体(不図示)に格納された状態で提供され、あるいは外部装置から通信ネットワークNETを介してダウンロードされ、端末装置200にインストールすることにより記憶部230に格納される。
端末装置200の制御部210は、例えばCPU等により構成され、記憶部230から読み出したコンピュータプログラムを実行することにより、端末装置200の動作を制御する。例えば、制御部210は、記憶部230からSNSクライアントプログラムCPを読み出して実行することにより、SNSに関する各種処理を実行するSNSクライアント処理部212として機能する。なお、SNSクライアント処理部212は、表示処理部213と、出力処理部214とを含む。これら各部の機能については、後述の候補者紹介処理の説明に合わせて説明する。
図4は、本実施形態におけるSNSの利用時に端末装置200の表示部252に表示される画面(以下、「SNS画面20」という。)の一例を模式的に示す説明図である。SNS画面20の下部には、ホーム画面を表示させるためのホームアイコン21と、メッセージを送受信するためのメッセージアイコン22と、検索を行うための検索アイコン23と、お気に入り(ブックマーク)を表示させるためのお気に入りアイコン24と、つながり先のユーザP(フォローイング)の候補者の紹介を実行させるための候補者紹介アイコン25とが配置されている。また、SNS画面20には、新規の投稿を行うための投稿アイコン26が配置されている。
図4には、ホームアイコン21をタップすると表示されるホーム画面の一例が示されている。SNS画面20のホーム画面は、投稿フィールドPFを有する。投稿フィールドPFには、ユーザP(以下、「特定ユーザPx」という。)自らによる投稿と、特定ユーザPxがフォローする他のユーザP(フォロワー)による投稿とが、時系列順に表示される。なお、各投稿は、ユーザ名31(例えば、「AAA bbb」)およびその内容32(例えば、「ひげそり忘れた!」といったメッセージや画像等))を含んでいる。このようなSNSの機能の実現のために、SNSサーバ装置100の記憶部130に格納されたユーザ情報データUDには、SNSの各ユーザPのID等の情報や、ユーザP間のフォロー関係を表す情報等が登録されている。また、SNSの各ユーザPによる投稿履歴は、SNSサーバ装置100の記憶部130に格納された投稿データPDとして記録される。
なお、SNS画面20の投稿フィールドPFには、各投稿に高評価を与えるための「いいね」アイコン33と、他のユーザPの投稿を再投稿するための再投稿アイコン34と、ユーザPに返信するための返信アイコン35とが配置されている。また、投稿フィールドPFには、音声アイコン36が配置されている。音声アイコン36の機能については、後述する。
A−2.候補者紹介処理:
次に、本実施形態の情報処理システム10において実行される候補者紹介処理について説明する。候補者紹介処理は、SNSのユーザPに、つながり先の他のユーザP(フォローイング)の候補者を紹介する処理である。図5は、本実施形態における候補者紹介処理の内容を示すフローチャートである。候補者紹介処理は、例えば、特定ユーザPxが端末装置200の表示部252に表示されているSNS画面20に配置された候補者紹介アイコン25(図4参照)をタップすることによって、SNSサーバ装置100に対して処理開始要求が発行されることにより開始される。
次に、本実施形態の情報処理システム10において実行される候補者紹介処理について説明する。候補者紹介処理は、SNSのユーザPに、つながり先の他のユーザP(フォローイング)の候補者を紹介する処理である。図5は、本実施形態における候補者紹介処理の内容を示すフローチャートである。候補者紹介処理は、例えば、特定ユーザPxが端末装置200の表示部252に表示されているSNS画面20に配置された候補者紹介アイコン25(図4参照)をタップすることによって、SNSサーバ装置100に対して処理開始要求が発行されることにより開始される。
はじめに、SNSサーバ装置100の候補者選出部115(図2)が、SNSの複数のユーザPの中から、無作為に、予め設定された人数の(本実施形態では3人の)候補者CAを選出する(S110)。図6は、選出された候補者CAを概念的に示す説明図である。図6の例では、SNSのユーザPの中から、符号P5,P27,P61で表される3人のユーザPが、候補者CAとして選出されている。なお、候補者CAの選出対象は、SNSのすべてのユーザPであってもよいし、SNSのユーザPのうちの特定のグループ(例えば、使用言語が共通するグループ等)に属するすべてのユーザPであってもよい。
次に、SNSサーバ装置100の相性指標値取得部117(図2)が、各候補者CAについての特定ユーザPxとの相性を示す相性指標値IVを取得する(S120)。より詳細には、まず、SNSサーバ装置100の属性取得部116が、特定ユーザPxおよび各候補者CAの属性を取得する。特定ユーザPxおよび各候補者CAの属性としては、任意の属性を用いることができるが、本実施形態では、性別・年齢・職業といった基本属性に加えて、いわゆるビックファイブと呼ばれる5つの指標(好奇心の強さ(O)、勤勉さ(C)、外交的(E)、人当たりの良さ(A)、繊細さ(N))により表される性格属性が用いられる。特定ユーザPxおよび各候補者CAの属性は、予め、各ユーザPによって入力された情報に基づき特定され、あるいは、SNSサーバ装置100(または外部装置)によって各ユーザPの投稿履歴を記録した投稿データPDに基づき公知の方法(例えば、IBM WatsonのPersonality Insightsを用いた方法等)に従って推定され、記憶部130に格納された属性データADとして記録されている。属性取得部116は、この属性データADを参照することにより、特定ユーザPxおよび各候補者CAの属性を取得する。なお、各ユーザPの属性は、予め属性データADとして記録されている必要はなく、候補者紹介処理において必要になったタイミングで特定(推定)されてもよい。図6には、各候補者CAについて取得された属性の一例が示されている。上述したように、3人の候補者CAは無作為に選出されているため、各候補者CAの属性は多様である。
また、SNSサーバ装置100の相性指標値取得部117は、特定ユーザPxおよび各候補者CAの属性に基づき、公知の方法(例えば、IBM WatsonのPersonality Insightsを用いた方法等)に従って各候補者CAの相性指標値IVを算出することにより、相性指標値IVを取得する。あるいは、相性指標値取得部117は、特定ユーザPxおよび各候補者CAの属性を外部装置に提供し、該外部装置により公知の方法に従って算出された各候補者CAの相性指標値IVを受領することにより、相性指標値IVを取得する。相性指標値IVの算出方法としては、公知の任意の方法を用いることができるが、例えば、特定ユーザPxおよび各候補者CAの属性に基づき、互いの各属性の近さ(距離)を算出することにより、相性指標値IVを算出する方法を用いることができる。
なお、本実施形態では、後述する図7に示すように、相性指標値IVが、0から100までのスコア(値が大きいほど相性が良いことを示す)、および、5段階のレベル(値が小さいほど相性が良いことを示す)で表される。すなわち、相性の良い方から順に、80<スコア≦100の範囲がレベル1とされ、60<スコア≦80の範囲がレベル2とされ、40<スコア≦60の範囲がレベル3とされ、20<スコア≦40の範囲がレベル4とされ、0≦スコア≦20の範囲がレベル5とされている。図6には、各候補者CAについて算出された相性指標値IVのスコアおよびレベルの一例が示されている。図6の例では、3人の候補者CAのうち、特定ユーザPxとの相性が最も良いのはユーザP61であり、次に良いのがユーザP27であり、最も悪いのがユーザP5である。
次に、SNSサーバ装置100の対応関係取得部118(図2)が、相性指標値IVと音声との対応関係を取得する(S130)。相性指標値IVと音声との対応関係は、予め設定され、記憶部130に格納された対応関係データRDに記録されている。対応関係取得部118は、この対応関係データRDを参照することにより、相性指標値IVと音声との対応関係を取得する。なお、本実施形態における音声(サウンド)は、人間の五感により知覚される情報であり、相性指標値IVに応じて内容が異なり、かつ、相性指標値IVを直接的に示さない情報である。音声は、特許請求の範囲における相性情報の一例である。
図7は、相性指標値IVと音声との対応関係の一例を示す説明図であり、図8は、各音声の官能評価による評価値(評価レベル)を示す説明図である。本実施形態では、SNSサーバ装置100の記憶部130に、音声データSDとして、図8に示す20個の異なる音声(音声A〜音声T)を表すデータが格納されている。各音声には、所定の評価者による官能評価の評価値が対応付けられている。本実施形態では、音声の評価値として、4段階の心地良さレベル(レベルI〜レベルIVであり、レベルIが最も心地良く、レベルIVが最も心地良くない)が用いられている。また、音声の評価値の各レベルについて、それぞれ5つの異なる音声が用意されている。音声データSDは、特許請求の範囲における相性情報データの一例である。
また、図7に示すように、本実施形態では、相性指標値IVの各レベルに、音声の評価値のレベルが対応付けられており、その結果、相性指標値IVの各レベルに、5つの異なる音声が対応付けられている。例えば、図7に示すように、相性指標値IVのレベル1には音声の評価値のレベルIIが対応付けられており、また、図8に示すように、音声の評価値のレベルIIには音声F〜音声Jの5つの異なる音声が対応付けられており、その結果、相性指標値IVのレベル1に音声F〜音声Jの5つの音声が対応付けられている。
ここで、図7に示すように、本実施形態における相性指標値IVと音声の評価値との対応関係は、相性指標値IVのレベルが高いほど音声の評価値のレベルが高い、という右肩上がりの関係にはなっていない。より具体的には、相性指標値IVの5つのレベルのうちの最高レベル(レベル1)には、音声の評価値の最高レベル(レベルI)ではなく、2番目に高いレベル(レベルII)が対応付けられている。そして、相性指標値IVの2番目に高いレベル(レベル2)に、音声の評価値の最高レベル(レベルI)が対応付けられている。なお、相性指標値IVの3番目に高いレベル(レベル3)には、相性指標値IVの最高レベル(レベル1)と同様に、音声の評価値の2番目に高いレベル(レベルII)が対応付けられており、相性指標値IVの4番目に高いレベル(レベル4)には、音声の評価値の3番目に高いレベル(レベルIII)が対応付けられており、相性指標値IVの最低レベル(レベル5)には、音声の評価値の最低レベル(レベルIV)が対応付けられている。このように、本実施形態では、相性指標値IVの2番目に高いレベル(レベル2)に対応付けられた音声の評価値は、相性指標値IVのレベル2より高い他のレベル(レベル1)に対応付けられた音声の評価値と、相性指標値IVのレベル2より低い他のレベル(レベル3〜レベル5)に対応付けられた音声の評価値と、の両方より高くなっている。本実施形態における相性指標値IVのレベル2は、特許請求の範囲における第1のレベルの一例である。
次に、SNSサーバ装置100の音声関連付け部119(図2)が、各候補者CAに対して、対応関係データRDにより特定される対応関係において候補者CAの相性指標値IVに対応付けられた音声を関連付ける(S140)。より詳細には、音声関連付け部119は、各候補者CAの相性指標値IVのレベル(レベル1〜レベル5)に対応付けられた音声の評価値(レベルI〜レベルIV)を有する5つの音声(図8参照)の中から、無作為に1つの音声を選択し、選択された1つの音声を該候補者CAに関連付ける。図6の例では、例えば候補者CAとしてのユーザP5の相性指標値IVはレベル3であるため、相性指標値IVのレベル3に対応付けられた音声の評価値であるレベルIIの評価値を有する5つの音声(音声F〜音声J)のうちの1つ(例えば、音声F)が、このユーザP5に関連付けられる。同様に、ユーザP27については、相性指標値IVのレベル2に対応付けられた音声の評価値であるレベルIの評価値を有する5つの音声(音声A〜音声E)のうちの1つ(例えば、音声A)が関連付けられ、ユーザP61については、相性指標値IVのレベル1に対応付けられた音声の評価値であるレベルIIの評価値を有する5つの音声(音声F〜音声J)のうちの1つ(例えば、音声G)が関連付けられる。このように、本実施形態では、相性指標値IVが最高レベル(レベル1)ではなく、2番目に高いレベル(レベル2)である候補者CAに、評価値が最高レベル(レベルI)である音声が関連付けられる。音声関連付け部119は、特許請求の範囲における相性情報関連付け部の一例である。
次に、SNSサーバ装置100のデータ供給部113(図2)は、各候補者CAを特定する候補者データCD(各候補者CAのID等)と、各候補者CAに対して関連付けられた音声を表す音声データSDとを、インターフェース部158および通信ネットワークNETを介して端末装置200に供給する(S150)。これらのデータの供給は、後述するように、端末装置200において候補者CAを表示させると共に音声を出力させるために実行される。
次に、端末装置200のSNSクライアント処理部212(図3)は、SNSサーバ装置100から供給された候補者データCDおよび音声データSDを、インターフェース部258を介して受領する(S160)。SNSクライアント処理部212は、それらのデータを記憶部230に格納する。
次に、端末装置200の表示処理部213(図3)は、SNSサーバ装置100から供給された候補者データCDに基づき、候補者CAのリストを表示部252に表示させる(S170)。これにより、特定ユーザPxは、つながり先の3人の候補者CAを認識することができる。図9および図10は、本実施形態における候補者紹介処理中に端末装置200の表示部252に表示されるSNS画面20の一例を模式的に示す説明図である。図9には、表示部252にSNS画面20のホーム画面(図4)等が表示されている際に候補者紹介アイコン25をタップすると表示される「こんな人もいます」画面の一例が示されている。SNS画面20の「こんな人もいます」画面には、3人の候補者CAの情報(ユーザ名31等)が並べて表示されている。また、各候補者CAの情報の表示欄には、「相性を聴く」アイコン41が配置されている。「相性を聴く」アイコン41は、各候補者CAに関連付けられた音声の出力を指示するためのユーザインターフェースである。「相性を聴く」アイコン41は、特許請求の範囲における第1のユーザインターフェースの一例である。
表示部252に候補者CAのリストが表示された後、端末装置200のSNSクライアント処理部212は、いずれかの候補者CAについての「相性を聴く」アイコン41がタップされたか否かを監視する(S180)。いずれかの候補者CAについての「相性を聴く」アイコン41がタップされた場合には(S180:YES)、表示処理部213が、該候補者CAに関連付けられた音声データSDを用いて、音声出力部254に音声を出力(再生)させる(S190)。これにより、特定ユーザPxは、選択した候補者CAに関連付けられた音声を聴覚により知覚し、自らの感覚(嗜好)に基づき、自らと該候補者CAとの相性をイメージすることができる。例えば、特定ユーザPxが、出力された音声を心地良いと感じれば、自らと該候補者CAとの相性が良いと予想する可能性が高く、該候補者CAとのつながり行動が誘発されやすくなる。反対に、特定ユーザPxが、出力された音声をあまり心地良くないと感じれば、自らと該候補者CAとの相性があまり良くないと予想する可能性が高く、該候補者CAとのつながり行動が誘発されにくくなる。
なお、図9および図10に示すように、いずれかの候補者CAについての「相性を聴く」アイコン41がタップされた場合には、表示処理部213が、該候補者CAの情報の表示欄に、「相性を聴く」アイコン41に代えて「フォロー」アイコン42を表示させる(S190)。「フォロー」アイコン42は、該候補者CAとのつながり(フォロー)の要求をSNSサーバ装置100に発行することを指示するためのユーザインターフェースである。「フォロー」アイコン42が表示されることにより、特定ユーザPxは、該候補者CAとのつながりを要求することができる状態となる。なお、ある候補者CAについて「相性を聴く」アイコン41がタップされて音声が出力され、該候補者CAの情報の表示欄に「フォロー」アイコン42が表示された後に、他の候補者CAについて「相性を聴く」アイコン41がタップされた場合には、該他の候補者CAについても同様に、音声の出力および「フォロー」アイコン42の表示が行われる。「フォロー」アイコン42は、特許請求の範囲における第2のユーザインターフェースの一例である。
いずれかの候補者CAについて「フォロー」アイコン42が表示された後、端末装置200のSNSクライアント処理部212(図2)は、「フォロー」アイコン42がタップされたか否かを監視する(S200)。いずれかの候補者CAについての「フォロー」アイコン42がタップされた場合には(S200:YES)、該候補者CAとのつながり(フォロー)を設定するための処理が実行される(S210)。具体的には、端末装置200のSNSクライアント処理部212が、該候補者CAとのつながり要求をSNSサーバ装置100に対して発行し、該要求を受領したSNSサーバ装置100のSNSサーバ処理部112は、特定ユーザPxのつながり先に該候補者CAが追加されるように、記憶部130に格納されたユーザ情報データUDを更新する。これにより、特定ユーザPxは、該候補者CAのフォロワーとして登録され、以降は該候補者CAによる投稿がSNS画面20の投稿フィールドPFに表示されることとなる。なお、ある候補者CAについて「フォロー」アイコン42がタップされた後に、他の候補者CAについて「相性を聴く」アイコン41または「フォロー」アイコン42がタップされた場合には、該他の候補者CAについても同様に、音声の出力および「フォロー」アイコン42の表示や、該他の候補者CAとのつながりを設定するための処理が行われる。
「相性を聴く」アイコン41がタップされず(S180:NO)、または、「相性を聴く」アイコン41はタップされたが(S180:YES)、「フォロー」アイコン42がタップされず(S200:NO)、所定の終了操作が実行された場合には、候補者紹介処理は終了される。
なお、上述したように(図4参照)、本実施形態では、SNS画面20の投稿フィールドPFに、音声アイコン36が配置されている。この音声アイコン36がタップされると、該ユーザPに関連付けられた音声が音声出力部254によって出力される。
A−3.本実施形態の効果:
以上説明したように、本実施形態の情報処理システム10は、SNSサーバ装置100と、通信ネットワークNETを介してSNSサーバ装置100と接続可能な端末装置200とを備える。SNSサーバ装置100は、候補者選出部115と、相性指標値取得部117と、対応関係取得部118と、音声関連付け部119と、データ供給部113とを有する。候補者選出部115は、端末装置200の特定ユーザPxに紹介する少なくとも1人の候補者CAを選出する。相性指標値取得部117は、各候補者CAについての特定ユーザPxとの相性を示す相性指標値IVを取得する。対応関係取得部118は、相性指標値IVと音声との対応関係を取得する。ここで、相性指標値IVに対応付けられた音声は、人間の五感により知覚される情報であり、相性指標値IVに応じて内容が異なり、かつ、相性指標値IVを直接的に示さない情報である。音声関連付け部119は、各候補者CAに対して、上記対応関係において候補者CAの相性指標値IVに対応付けられた音声を関連付ける。データ供給部113は、各候補者CAを特定する候補者データCDと、各候補者CAに対して関連付けられた音声を表す音声データSDとを、通信ネットワークNETを介して端末装置200に供給する。また、端末装置200は、表示処理部213と、出力処理部214とを有する。表示処理部213は、SNSサーバ装置100から供給された候補者データCDに基づき、候補者CAを表示部252に表示させる。出力処理部214は、SNSサーバ装置100から供給された音声データSDに基づき、音声を音声出力部254に出力させる。
以上説明したように、本実施形態の情報処理システム10は、SNSサーバ装置100と、通信ネットワークNETを介してSNSサーバ装置100と接続可能な端末装置200とを備える。SNSサーバ装置100は、候補者選出部115と、相性指標値取得部117と、対応関係取得部118と、音声関連付け部119と、データ供給部113とを有する。候補者選出部115は、端末装置200の特定ユーザPxに紹介する少なくとも1人の候補者CAを選出する。相性指標値取得部117は、各候補者CAについての特定ユーザPxとの相性を示す相性指標値IVを取得する。対応関係取得部118は、相性指標値IVと音声との対応関係を取得する。ここで、相性指標値IVに対応付けられた音声は、人間の五感により知覚される情報であり、相性指標値IVに応じて内容が異なり、かつ、相性指標値IVを直接的に示さない情報である。音声関連付け部119は、各候補者CAに対して、上記対応関係において候補者CAの相性指標値IVに対応付けられた音声を関連付ける。データ供給部113は、各候補者CAを特定する候補者データCDと、各候補者CAに対して関連付けられた音声を表す音声データSDとを、通信ネットワークNETを介して端末装置200に供給する。また、端末装置200は、表示処理部213と、出力処理部214とを有する。表示処理部213は、SNSサーバ装置100から供給された候補者データCDに基づき、候補者CAを表示部252に表示させる。出力処理部214は、SNSサーバ装置100から供給された音声データSDに基づき、音声を音声出力部254に出力させる。
このように、本実施形態の情報処理システム10では、SNSサーバ装置100において、特定ユーザPxに紹介する候補者CAが選出され、各候補者CAについて特定ユーザPxとの相性を示す相性指標値IVが取得され、相性指標値IVと音声との対応関係が取得され、各候補者CAに対して上記対応関係において相性指標値IVに対応付けられた音声が関連付けられ、各候補者CAを特定する候補者データCDと各候補者CAに対して関連付けられた音声を表す音声データSDとが端末装置200に供給される。また、端末装置200において、候補者データCDに基づき候補者CAが表示され、音声データSDに基づき音声が出力される。そのため、端末装置200の特定ユーザPxは、つながり先の各候補者CAに関連付けられた音声を聴覚により知覚し、自らの感覚(嗜好)に基づき、自らと各候補者CAとの相性をイメージすることができる。ただし、音声は相性の良さ(相性指標値IV)を直接的に数値で表すものではないため、特定ユーザPxは、音声によって各候補者CAとの相性の良さを一義的に把握することはできない。また、同じ音声を聴いても、感じる心地よさは人によって異なり得る。そのため、本実施形態の情報処理システム10によれば、各候補者CAについて特定ユーザPxとの相性の良さを数値で表す態様と比べて、意外な候補者CAとのつながり(同質性が過度に高くないつながり、多様性の高いつながり)を誘発することができる。また、本実施形態の情報処理システム10によれば、単に候補者CAのリストを表示する態様と比べて、特定ユーザPxの興味(例えば、音声を聴いてみたいという興味や、音声を聴いた後にどんな人か知りたいという興味等)を増大させることができ、候補者CAとのつながりを効果的に誘発することができる。従って、本実施形態の情報処理システム10によれば、SNSにおける人と人との間の多様性の高いつながりを促進することができる。これにより、SNSにおいて異質な情報との接触確率が向上し、ソーシャル・ネットワーク全体としての情報多様性を動的に保全することができ、意見の分極および社会的分断を抑制することができる。
また、本実施形態の情報処理システム10では、相性指標値IVと音声との対応関係において、相性指標値IVは3段階以上(具体的には5段階)のレベルとして表され、各レベルに音声が対応付けられている。そして、相性指標値IVの2番目に高いレベル(レベル2)に対応付けられた音声の官能評価による評価値(レベルI)は、相性指標値IVの該レベルより相性の良さが高い他のレベル(レベル1)に対応付けられた音声の評価値(レベルII)と、相性指標値IVの該レベルより相性の良さが低い他のレベル(レベル3〜レベル5)に対応付けられた音声の評価値(レベルII〜レベルIV)と、の両方より高い。そのため、本実施形態の情報処理システム10では、特定ユーザPxとの相性が最高ではないがある程度高い候補者CA(特定ユーザPxと似ているが、どこか違う人)とのつながりが誘発される。特定ユーザPxとの相性が最高である人については、候補者紹介等の促進策を講じなくてもつながる可能性が高く、かつ、そのような人とのつながりを促進することは、過度に同質性の高いつながりを助長する結果となる。一方、特定ユーザPxとの相性が低い人については、たとえ一時的につながったとしても、すぐにつながりが解除されるおそれがあり、候補者紹介の効果が高くない。これに対し、本実施形態の情報処理システム10では、特定ユーザPxとの相性が最高ではないがある程度高い候補者CAとのつながりを誘発することができるため、SNSにおける人と人との間の多様性の高いつながりを効果的に促進することができ、ひいては意見の分極および社会的分断をさらに効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の情報処理システム10では、上記対応関係において、相性指標値IVの各レベルに複数の音声が対応付けられている。そして、SNSサーバ装置100の音声関連付け部119は、各候補者CAに対して、各候補者CAの相性指標値IVのレベルに対応付けられた複数の音声の中から選択した1つの音声を関連付ける。官能評価による評価値が同一である複数の音声であっても、ある人が各音声を聴いたときに感じる心地よさは異なり得る。そのため、本実施形態の情報処理システム10によれば、意外な候補者CAとのつながりを効果的に誘発することができ、SNSにおける人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができ、ひいては意見の分極および社会的分断をさらに効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の情報処理システム10では、SNSサーバ装置100の候補者選出部115は、所定の対象者のグループから無作為に複数の候補者CAを選出する。そのため、本実施形態の情報処理システム10によれば、作為的に候補者CAを選出したり単一の候補者CAを選出したりする態様と比較して、意外な候補者CAとのつながりを効果的に誘発することができ、SNSにおける人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができ、ひいては意見の分極および社会的分断をさらに効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の情報処理システム10では、端末装置200の表示処理部213は、各候補者CAに関連付けられた音声の出力を指示するためのユーザインターフェースである「相性を聴く」アイコン41を表示部252に表示させ、出力処理部214は、「相性を聴く」アイコン41を介して音声の出力の指示があった場合に、該候補者CAに関連付けられた音声を音声出力部254に出力させる。そのため、本実施形態の情報処理システム10によれば、特定ユーザPxによる指示を待たずに音声を出力する態様と比較して、特定ユーザPxの興味を引きつけることができるため、意外な候補者CAとのつながりを効果的に誘発することができ、SNSにおける人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができ、ひいては意見の分極および社会的分断をさらに効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の情報処理システム10では、端末装置200の表示処理部213は、一の候補者CAに関連付けられた音声が出力された後に、該一の候補者CAとのつながり要求をSNSサーバ装置100に発行することを指示するためのユーザインターフェースである「フォロー」アイコン42を表示部252に表示させる。そのため、本実施形態の情報処理システム10によれば、音声を出力させないと候補者CAとのつながりを要求することができないため、特定ユーザPxによる音声の出力指示を誘発することができ、その結果、特定ユーザPxの興味を引きつけることができ、意外な候補者CAとのつながりを効果的に誘発することができ、SNSにおける人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができ、ひいては意見の分極および社会的分断をさらに効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の情報処理システム10では、上記対応関係において相性指標値IVに対応付けられる情報は、聴覚により知覚される音声である。音声は、人間の五感により知覚される情報の中でも、比較的好みが明確に分かれる情報であり、かつ、他の作業を行いながらも知覚できる情報である。本実施形態の情報処理システム10によれば、相性指標値IVに対応付けられる情報として、このような特性を有する音声を用いることにより、意外な候補者CAとのつながりを効果的に誘発することができ、SNSにおける人と人との間の多様性の高いつながりをさらに効果的に促進することができ、ひいては意見の分極および社会的分断をさらに効果的に抑制することができる。
なお、図11および図12は、意外な候補者CAとのつながりを誘発することによる、SNSにおける人と人との間の多様性の向上効果を示す説明図である。図11および図12には、評価用のSNSを用いて、ユーザ間のつながり関係を固定した場合(「つなぎ替えなし」)と、ユーザ間のつながり関係を1日目に5%だけランダムに変更した場合(「つなぎ替え5%」)と、ユーザ間のつながり関係を1日目に10%だけランダムに変更した場合(「つなぎ替え10%」)とのそれぞれについて、評価開始日から5日目までの各日における、単語の多様性(図11)およびハッシュダグの多様性(図12)が情報エントロピー(累積)として示されている。図11および図12に示すように、「つなぎ替え5%」の場合は、「つなぎ替えなし」の場合と比べて、単語の多様性およびハッシュダグの多様性が共に大きく向上している。なお、「つなぎ替え10%」の場合は、「つなぎ替え5%」の場合と比べて、単語の多様性およびハッシュダグの多様性が共に向上しているが、その向上量は、「つなぎ替えなし」から「つなぎ替え5%」による向上量よりかなり少ない。このことから、意外な候補者CAとのつながりを僅かづつでも誘発することにより、SNSにおける人と人との間の多様性を大きく向上させることができると言える。本実施形態の情報処理システム10による上記効果は、このことからも明らかである。
B.変形例:
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態における情報処理システム10、SNSサーバ装置100および端末装置200の構成は、あくまで一例であり、種々変更可能である。例えば、上記実施形態では、SNSサーバ装置100の記憶部130に、属性データADを含むユーザ情報データUDと、投稿データPDと、音声データSDと、対応関係データRDとが格納されているが、これらのデータのうちの少なくとも1つが外部装置に格納され、必要なときにSNSサーバ装置100が該外部装置から取得するものとしてもよい。また、上記実施形態では、端末装置200が表示部252および音声出力部254を備えており、これらを用いて候補者CAのリストの表示や音声の出力が行われているが、候補者CAのリストの表示や音声の出力は、インターフェース部258を介して端末装置200に接続された外部表示装置や外部音声出力装置を用いて行われてもよい。
また、上記実施形態におけるSNS画面20は、あくまで一例であり、その構成要素の種類や配置は種々変更可能である。
また、上記実施形態における候補者紹介処理の内容は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、3人の候補者CAが選出されるが、選出される候補者CAの数は、2人以下であってもよいし、4人以上であってもよい。また、実行される候補者紹介処理毎に、選出される候補者CAの数が変動してもよい。
また、上記実施形態では、投稿データPDを用いて各ユーザPの属性が推定されているが、各ユーザPの属性が他の方法により推定(特定)されてもよい。
また、上記実施形態における相性指標値IVのレベルと音声の評価値のレベルとの対応関係(図7)は、あくまで一例であり、種々変更可能である。また、上記実施形態では、相性指標値IVが5段階のレベルとして表されているが、相性指標値IVのレベルの段階数は任意に変更可能である。また、上記実施形態では、相性指標値IVのレベルが音声との対応付けに用いられているが、相性指標値IVのスコア自体が音声との対応付けに用いられてもよい。また、上記実施形態では、音声の評価値が4段階のレベルとして表されているが、音声の評価値のレベルの段階数は任意に変更可能である。また、上記実施形態では、音声の評価値の各レベルに複数の音声が対応付けられているが、音声の評価値の各レベルに1つのみの音声が対応付けられていてもよい。
また、上記実施形態では、「相性を聴く」アイコン41がタップされたことを契機として音声の出力が行われるが、そのような指示を待たずに、所定のタイミング(例えば、候補者CAのリストの表示が完了したタイミング)で自動的に音声が出力されてもよい。また、上記実施形態では、「相性を聴く」アイコン41がタップされた場合に「フォロー」アイコン42が表示されるが、「相性を聴く」アイコン41がタップされる前から「フォロー」アイコン42が表示されてもよい。
また、上記実施形態では、特定ユーザPxがSNS画面20の候補者紹介アイコン25をタップすると候補者紹介処理(プル型の処理)が開始されるが、そのような指示を待たずに、所定のタイミング(例えば、定期的なタイミング)で自動的に候補者紹介処理(プッシュ型の処理)が開始されてもよい。
また、上記実施形態では、上記対応関係において相性指標値IVに対応付けられる情報(相性情報)として、聴覚により知覚される音声が用いられているが、人間の五感により知覚される情報であれば、音声以外の他の情報が用いられてもよい。例えば、相性指標値IVに対応付けられる情報(相性情報)として、視覚による知覚される画像(例えば、花の画像、動物の画像、風景(山や海)の画像等)が用いられてもよい。なお、画像は、静止画でもよいし、動画でもよい。画像は、人間の五感により知覚される情報の中でも、比較的好みが明確に分かれる情報であり、かつ、比較的簡単な構成で出力(再生)可能な情報であるため、画像を用いることにより、意外な候補者CAとのつながりを効果的に誘発することができる。また、相性指標値IVに対応付けられる情報(相性情報)として、触覚により知覚される手触り(例えば、仮想現実により出力可能)、嗅覚により知覚されるにおい、味覚により知覚される味が用いられてもよい。
また、上記実施形態では、SNSとして、比較的短いメッセージや画像、動画、URL等を投稿できるSNSを例に用いて説明したが、本明細書に開示される技術は、他の種類のSNSや、SNS以外のソーシャルメディア(例えば、ブログ、動画共有サービス等)、あるいは、お見合いや取引等のマッチングサービスのように、ユーザにつながり先の候補者を紹介する任意のサービスにおいて、同様に適用可能である。
また、上記各実施形態において、ハードウェアによって実現されている構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、反対に、ソフトウェアによって実現されている構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
10:情報処理システム 20:SNS画面 21:ホームアイコン 22:メッセージアイコン 23:検索アイコン 24:お気に入りアイコン 25:候補者紹介アイコン 26:投稿アイコン 31:ユーザ名 32:内容 33:「いいね」アイコン 34:再投稿アイコン 35:返信アイコン 36:音声アイコン 41:「相性を聴く」アイコン 42:「フォロー」アイコン 100:SNSサーバ装置 110:制御部 112:SNSサーバ処理部 113:データ供給部 114:候補者紹介処理部 115:候補者選出部 116:属性取得部 117:相性指標値取得部 118:対応関係取得部 119:音声関連付け部 130:記憶部 152:表示部 156:操作入力部 158:インターフェース部 190:バス 200:端末装置 210:制御部 212:SNSクライアント処理部 213:表示処理部 214:出力処理部 230:記憶部 252:表示部 254:音声出力部 256:操作入力部 258:インターフェース部 290:バス
Claims (13)
- サーバ装置と、通信ネットワークを介して前記サーバ装置と接続可能な端末装置と、を備える情報処理システムであって、
前記サーバ装置は、
前記端末装置のユーザに紹介する少なくとも1人の候補者を選出する候補者選出部と、
各前記候補者についての前記ユーザとの相性を示す相性指標値を取得する相性指標値取得部と、
前記相性指標値と相性情報との対応関係を取得する対応関係取得部であって、前記相性情報は、人間の五感により知覚される情報であり、前記相性指標値に応じて内容が異なり、かつ、前記相性指標値を直接的に示さない情報である、対応関係取得部と、
各前記候補者に対して、前記対応関係において前記候補者の前記相性指標値に対応付けられた前記相性情報を関連付ける相性情報関連付け部と、
各前記候補者を特定する候補者データと、各前記候補者に対して関連付けられた前記相性情報を表す相性情報データとを、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に供給するデータ供給部と、
を有し、
前記端末装置は、
前記サーバ装置から供給された前記候補者データに基づき、前記候補者を表示装置に表示させる表示処理部と、
前記サーバ装置から供給された前記相性情報データに基づき、前記相性情報を出力装置に出力させる出力処理部と、
を有する、
情報処理システム。 - 請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記対応関係において、前記相性指標値は3段階以上のレベルとして表され、各レベルに前記相性情報が対応付けられており、前記相性指標値の第1のレベルに対応付けられた前記相性情報の官能評価による評価値は、前記相性指標値の前記第1のレベルより相性の良さが高い他のレベルに対応付けられた前記相性情報の前記評価値と、前記相性指標値の前記第1のレベルより相性の良さが低い他のレベルに対応付けられた前記相性情報の評価値と、の両方より高い、
情報処理システム。 - 請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記相性指標値の前記第1のレベルは、相性の良さが高い方から2番目のレベルである、
情報処理システム。 - 請求項2または請求項3に記載の情報処理システムであって、
前記対応関係において、前記相性指標値の各レベルに複数の前記相性情報が対応付けられており、
前記サーバ装置の前記相性情報関連付け部は、各前記候補者に対して、各前記候補者の前記相性指標値のレベルに対応付けられた複数の前記相性情報の中から選択した1つの前記相性情報を関連付ける、
情報処理システム。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
前記候補者選出部は、所定の対象者のグループから無作為に複数の前記候補者を選出する、
情報処理システム。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
前記端末装置の前記表示処理部は、各前記候補者に関連付けられた前記相性情報の出力を指示するための第1のユーザインターフェースを前記表示装置に表示させ、
前記端末装置の前記出力処理部は、前記第1のユーザインターフェースを介して前記相性情報の出力の指示があった場合に、前記候補者に関連付けられた前記相性情報を前記出力装置に出力させる、
情報処理システム。 - 請求項6に記載の情報処理システムであって、
前記表示処理部は、一の前記候補者に関連付けられた前記相性情報が出力された後に、前記一の候補者とのつながり要求を前記サーバ装置に発行することを指示するための第2のユーザインターフェースを前記表示装置に表示させる、
情報処理システム。 - 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
前記相性情報は、聴覚により知覚される音声である、
情報処理システム。 - 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
前記相性情報は、視覚により知覚される画像である、
情報処理システム。 - 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
前記サーバ装置は、さらに、前記端末装置に対してSNSを提供するSNSサーバ処理部を有し、
前記サーバ装置の前記候補者選出部は、前記SNSの利用者の中から少なくとも1人の候補者を選出する、
情報処理システム。 - 通信ネットワークを介して端末装置と接続可能なサーバ装置であって、
前記端末装置のユーザに紹介する少なくとも1人の候補者を選出する候補者選出部と、
各前記候補者についての前記ユーザとの相性を示す相性指標値を取得する相性指標値取得部と、
前記相性指標値と相性情報との対応関係を取得する対応関係取得部であって、前記相性情報は、人間の五感により知覚される情報であり、前記相性指標値に応じて内容が異なり、かつ、前記相性指標値を直接的に示さない情報である、対応関係取得部と、
各前記候補者に対して、前記対応関係において前記候補者の前記相性指標値に対応付けられた前記相性情報を関連付ける相性情報関連付け部と、
各前記候補者を特定する候補者データと、各前記候補者に対して関連付けられた前記相性情報を表す相性情報データとを、前記端末装置において前記候補者を表示させると共に前記相性情報を出力させるために、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に供給するデータ供給部と、
を備える、
サーバ装置。 - 通信ネットワークを介して端末装置と接続可能なサーバ装置を用いた情報処理方法であって、
前記端末装置のユーザに紹介する少なくとも1人の候補者を選出する工程と、
各前記候補者についての前記ユーザとの相性を示す相性指標値を取得する工程と、
前記相性指標値と相性情報との対応関係を取得する工程であって、前記相性情報は、人間の五感により知覚される情報であり、前記相性指標値に応じて内容が異なり、かつ、前記相性指標値を直接的に示さない情報である、工程と、
各前記候補者に対して、前記対応関係において前記候補者の前記相性指標値に対応付けられた前記相性情報を関連付ける工程と、
各前記候補者を特定する候補者データと、各前記候補者に対して関連付けられた前記相性情報を表す相性情報データとを、前記端末装置において前記候補者を表示させると共に前記相性情報を出力させるために、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に供給する工程と、
を備える、
情報処理方法。 - コンピュータプログラムであって、
サーバ装置に、
通信ネットワークを介して前記サーバ装置と接続可能な端末装置のユーザに紹介する少なくとも1人の候補者を選出する処理と、
各前記候補者についての前記ユーザとの相性を示す相性指標値を取得する処理と、
前記相性指標値と相性情報との対応関係を取得する処理であって、前記相性情報は、人間の五感により知覚される情報であり、前記相性指標値に応じて内容が異なり、かつ、前記相性指標値を直接的に示さない情報である、処理と、
各前記候補者に対して、前記対応関係において前記候補者の前記相性指標値に対応付けられた前記相性情報を関連付ける処理と、
各前記候補者を特定する候補者データと、各前記候補者に対して関連付けられた前記相性情報を表す相性情報データとを、前記端末装置において前記候補者を表示させると共に前記相性情報を出力させるために、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に供給する処理と、
を実行させる、
コンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020021110A JP2021128393A (ja) | 2020-02-12 | 2020-02-12 | 情報処理システム、サーバ装置、情報処理方法、および、コンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020021110A JP2021128393A (ja) | 2020-02-12 | 2020-02-12 | 情報処理システム、サーバ装置、情報処理方法、および、コンピュータプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=77488491
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JP2020021110A Pending JP2021128393A (ja) | 2020-02-12 | 2020-02-12 | 情報処理システム、サーバ装置、情報処理方法、および、コンピュータプログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2023044497A (ja) * | 2021-09-17 | 2023-03-30 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム |
-
2020
- 2020-02-12 JP JP2020021110A patent/JP2021128393A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2023044497A (ja) * | 2021-09-17 | 2023-03-30 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム |
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