JP2021127224A - 巻上機 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置の向きによらず、油をブレーキディスクから遠ざけることが可能な巻上機を提供することである。
【解決手段】かごとつり合い重りとを繋ぐロープを巻き付けるシーブを有し、前記シーブを回転させて前記ロープを巻き上げるエレベータの巻上機であって、中心軸に沿って配置され、前記シーブを回転させるシャフトと、前記シーブに固定されたブレーキディスクと、前記シーブの軸方向一方側で前記シャフトを回転可能に軸支する軸受と、前記軸受の径方向外側を周方向の全周に亘って覆う台座部材と、前記台座部材の軸方向他方側に固定され、前記軸受の軸方向他方側を覆う蓋部材と、を備え、前記蓋部材は、前記軸受の軸方向他方側から漏れた油を前記ブレーキディスクから離れる方向に誘導する油誘導部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、巻上機に関し、特にエレベータに用いる巻上機に関する。
巻上機は、例えばエレベータにおいて、かごとつり合い重りとを繋ぐロープの巻き上げを行う。巻上機においてロープを巻き上げるシーブは、例えばモータによって回転駆動される。シーブにはブレーキディスクが固定されており、ブレーキディスクの制動面にブレーキパッドを押し付けたときの摩擦力でシーブの制動が行われる。
シーブは、モータの回転を伝達するシャフトに固定されており、シャフトは軸受によって回転可能に軸支される。シャフトを軸支する軸受は、潤滑のための油を含むが、この油がブレーキディスクの制動面に付着すると摩擦が減って制動が利かなくなるおそれがある。
そこで従来、軸受から漏れた油をブレーキディスクから離れる方向に導くことが提案されている。特許文献1では、シャフトを回転させるモータを収容するケーシングによって軸受を径方向外側から保持し、軸受のブレーキディスクに近い側から漏れる油をケーシングに設けた穴によって、ブレーキディスクから離れる方向に導く構造を開示している。
特開2015−89847号公報
特許文献1は、軸受から漏れた油が、自重によってケーシングに設けた穴に流下する構造であり、ケーシングに設けた穴がシャフトの鉛直方向下側に来るように巻上機を設置することを前提にしている。
ところが最近では、巻上機の設置形態が多様化し、ケーシングに設けた穴がシャフトの鉛直方向下側に来ない向きで設置する場合が考えられる。こうなると、ケーシングに設けた穴に油が流れ込まず、別途、油をブレーキディスクから離れる方向に導く構造を設ける必要があった。
本発明は、設置の向きによらず、油をブレーキディスクから遠ざけることが可能な巻上機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る巻上機は、かごとつり合い重りとを繋ぐロープを巻き付けるシーブを有し、前記シーブを回転させて前記ロープを巻き上げるエレベータの巻上機であって、中心軸に沿って配置され、前記シーブを回転させるシャフトと、前記シーブに固定されたブレーキディスクと、前記シーブの軸方向一方側で前記シャフトを回転可能に軸支する軸受と、前記軸受の径方向外側を周方向の全周に亘って覆う台座部材と、前記台座部材の軸方向他方側に固定され、前記軸受の軸方向他方側を覆う蓋部材と、を備え、前記蓋部材は、前記軸受の軸方向他方側から漏れた油を前記ブレーキディスクから離れる方向に誘導する油誘導部を有する。
上記の一態様の巻上機において、前記油誘導部は、前記シャフトよりも径方向外側の開口部から径方向外側に延びた後に前記ブレーキディスクから離れる方向に延びる油路を有し、前記蓋部材は、前記開口部が前記シャフトの鉛直方向下側に位置するように前記台座部材に固定可能であってもよい。
上記の一態様の巻上機において、前記シーブを外部の固定面に固定する脚部をさらに有し、前記蓋部材は、前記固定面と接する前記脚部の被固定面が鉛直方向と成す角度に応じた位置で前記台座部材に固定されてもよい。
上記の一態様の巻上機において、前記シャフトは、前記蓋部材を貫通し、前記シャフトと前記蓋部材との間をシールするシール部材をさらに有してもよい。
上記の一態様の巻上機において、前記シャフトは、前記シール部材よりも軸方向他方側で、周方向の全周に亘って径方向外側に突出する凸部を有し、前記開口部は、前記凸部の径方向外側に位置し、径方向で前記凸部と対向してもよい。
上記の一態様の巻上機において、前記蓋部材は、第1蓋部材であり、前記台座部材の軸方向一方側に固定され、前記軸受の軸方向一方側を覆う第2蓋部材をさらに有してもよい。
上記の一態様の巻上機において、前記軸受は、第1軸受であり、前記シーブの軸方向他方側で前記シャフトを回転可能に軸支する第2軸受をさらに有してもよい。
上記の一態様の巻上機において、前記シャフトを回転駆動するモータをさらに有してもよい。
本発明の一態様によれば、設置の向きによらず、油をブレーキディスクから遠ざけることが可能な巻上機を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る巻上機の斜視図である。 図1の巻上機1を+X側から見た側面図である。 図2の巻上機1を、X軸と直交し中心軸Aを通る面で切断して示す側断面図である。 図1の巻上機1のうち制動装置30及び第1軸受部40を示す斜視図である。 図1の巻上機1のうち第1軸受部40を示す斜視図である。 図1の巻上機1のうち第1台座部材60を示す斜視図である。 図の第1蓋部材70を拡大して示す側断面図である。 図3に示した矢印Bが指す部分を拡大して示す側断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態では説明を分かり易くするため、本発明の主要部以外の構造や要素については、簡略化または省略して説明する。また、図面において、同じ要素には同じ符号を付す。なお、図面に示す各要素の形状、寸法などは模式的に示したもので、実際の形状、寸法などを示すものではない。
なお、以下の説明において、図3に示す中心軸Aが延びる方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸Aを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Aを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。また、軸方向において、図3での右側を一方側と呼び、図3での左側を他方側と呼ぶ。また、径方向において、中心軸Aに近い側を内側と呼び、中心軸Aから遠い側を外側と呼ぶ。
また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Y軸方向は、中心軸Aと平行な方向であって、図2に示す側面図の左右方向とする。Z軸方向は、Y軸方向と直交する方向であって、図2に示す側面図の上下方向とする。X軸方向は、Y軸方向及びZ軸方向と直交する方向とする。X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の何れにおいても、図中に示される矢印の向く側を+側、反対側を−側とする。
また、以下の説明において、軸方向に延びる、とは、厳密に軸方向(Y軸方向)に延びる場合に加えて、軸方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。また、以下の説明において、径方向に延びる、とは、厳密に径方向、すなわち、軸方向(Y軸方向)に対して垂直な方向に延びる場合に加えて、径方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る巻上機の斜視図である。本実施形態は、本発明を、エレベータのかごとつり合い重りとを繋ぐロープを巻き上げる巻上機に適用した場合の例である。本発明は、エレベータの巻上機以外に適用することも可能である。図1の巻上機1は、巻き上げ対象のロープを巻き付けるシーブ20を有する。図2は、図1の巻上機1を+X側から見た側面図である。図3は、図2の巻上機1を、X軸と直交し中心軸Aを通る面で切断して示す側断面図である。図3は、土台部材200の固定面201と接する脚部100の被固定面100aが、鉛直方向と直交する場合について示している。
巻上機1は、シーブ20の他に、中心軸Aを回転軸としてシーブ20を回転させるための駆動力を発生するモータ10と、モータ10が発生した駆動力をシーブ20に伝達するシャフト22と、シーブ20よりも軸方向他方側でシャフト22を回転可能に軸支する第2軸受51を有する第2軸受部50と、シーブ20よりも軸方向一方側でシャフト22を回転可能に軸支する第1軸受41を有する第1軸受部40と、シーブ20の回転を制動する制動装置30と、を備える。第1軸受41及び第2軸受51としては、例えば自動調心ころ軸受を用いることが出来る。図3では、第1軸受41及び第2軸受51の内部構成の詳細の図示を省略している。第1軸受41及び第2軸受51としては、既知の他の種類の軸受を用いてもよい。なお、第2軸受51は、モータ10よりも軸方向他方側に配置してもよい。
モータ10は、ステータ11と、ロータ12と、ケーシング13と、を備える。モータ10は、シーブ20よりも軸方向他方側に配置される。ケーシング13は、脚部102を有する。脚部102は、例えばボルトによって土台部材200に固定される。このとき、脚部102の被固定面102aは、土台部材200の固定面201に接する。ケーシング13は、ステータ11及びロータ12を収容する。ステータ11は、ケーシング13に固定される。ロータ12は、ステータ11との間に空隙を設けて配置される。シャフト22の軸方向他方側の端部である第1径部22aは、例えば圧入によってロータ12に固定される。第1径部22aは、シャフト22の周方向の全周に亘る部位である。モータ10は、通電によって、中心軸Aを回転軸としてロータ12を回転させる。シャフト22は、ロータ12の回転に伴って中心軸Aを回転軸として回転する。シャフト22は、モータ以外の、例えばエンジンのような駆動装置によって回転させられるものであってもよい。
第2軸受部50は、第2軸受51の径方向外側を周方向の全周に亘って覆う第2台座部材54と、第2台座部材54の軸方向一方側に固定され第2軸受51の軸方向一方側を覆う第3蓋部材53と、第2台座部材54の軸方向他方側に固定され第2軸受51の軸方向他方側を覆う第4蓋部材52と、を備える。第2軸受51の径方向外側は、第2台座部材54に固定される。第1径部22aよりも軸方向一方側であるシャフト22の第2径部22bは、例えば圧入によって第2軸受51の径方向内側に固定される。第2径部22bは、シャフト22の周方向の全周に亘る部位である。第2台座部材54は、脚部101を有する。脚部101は、例えばボルトによって土台部材200に固定される。このとき、脚部101の被固定面101aは、土台部材200の固定面201に接する。
第1軸受部40は、第1軸受41の径方向外側を周方向の全周に亘って覆う第1台座部材60と、第1台座部材60の軸方向他方側に固定され第1軸受41の軸方向他方側を覆う第1蓋部材70と、第1台座部材60の軸方向一方側に固定され第1軸受41の軸方向一方側を覆う第2蓋部材80と、を備える。第1軸受41の径方向外側は、第1台座部材60に固定される。シャフト22の軸方向一方側の端部である第4径部22eは、例えば圧入によって第1軸受41の径方向内側に固定される。第4径部22eは、シャフト22の周方向の全周に亘る部位である。第1台座部材60は、脚部100を有する。脚部100は、例えばボルトによって土台部材200に固定される。このとき、脚部100の被固定面100aは、土台部材200の固定面201に接する。
土台部材200は、巻上機1の外部の部材である。土台部材200は、例えば、エレベータ機械室の床、側壁又は天井に固定される。このため、巻上機1をエレベータの使用環境に設置した場合、脚部100、101及び102の周方向位置は、必ずしも鉛直方向であるとは限らない。詳しくは後述するが、本実施形態では、第1台座部材60に第1蓋部材70を固定する際の、第1蓋部材70の周方向位置を、被固定面100aが鉛直方向と成す角度に応じた位置とすることが出来る。本実施形態では、脚部100、101及び102の周方向位置は、それぞれ異なる向きで配置することが可能である。脚部100、101及び102の周方向位置は、すべて同じ向きで配置してもよい。また、モータ10、第2軸受部50、及び第1軸受41のすべてで共通の脚部を設けてもよい。
シーブ20は、例えば圧入によって、第2径部22bよりも軸方向一方側であるシャフト22の第3径部22cに固定される。第3径部22cは、第4径部22eよりも軸方向他方側に位置する。第3径部22cは、シャフト22の周方向の全周に亘る部位である。シーブ20は、第3蓋部材53と接しない位置でシャフト22に固定される。第1径部22aは、第2径部22bよりも小径である。第2径部22bは、第3径部22cよりも小径である。第4径部22eは、第3径部22cよりも小径である。
シーブ20は、軸方向に貫通する貫通孔を有する円筒形状のロープ巻取部21を有する。ロープ巻取部21は、その外周面にロープ巻取面21aを有する。巻上機1は、ロープとロープ巻取面21aとの摩擦によりロープの巻上を行う。シーブ20は、第1台座部材60と接触しない。
制動装置30は、ブレーキディスク31と、ブレーキディスク31の制動面にブレーキパッドを押しつけて摩擦により制動を行うブレーキクランパ32と、を有する。ブレーキディスク31の制動面は、シャフト22の油受け部22dの径方向外側に位置する。油受け部22dは、シャフト22の周方向の全周に亘る部位である。ブレーキディスク31の制動面の軸方向位置は、油受け部22dの軸方向位置とほぼ一致する。油受け部22dは、第3径部22cよりも軸方向一方側に位置する。油受け部22dは、第4径部22eよりも軸方向他方側に位置する。
図4は、図1の巻上機1のうち制動装置30及び第1軸受部40を示す斜視図である。ブレーキディスク31は、軸方向と直交する方向に拡がる制動面を有する円板状部材である。ブレーキディスク31は、シャフト22が貫通する貫通孔を有し、シーブ20の軸方向一方側の端面に固定部31aによって固定される。固定部31aは、例えばボルトである。ブレーキディスク31は、シーブ20の回転に伴って中心軸Aの軸回りに回転する。ブレーキクランパ32により、ブレーキディスク31の制動面にブレーキパッドを押しつけることで、シーブ20の回転を制動することが出来る。
図5は、図1の巻上機1のうち第1軸受部40を示す斜視図である。図6は、図1の巻上機1のうち第1台座部材60を示す斜視図である。ブレーキディスク31は、第1台座部材60及び第1蓋部材70と接触しない。第1台座部材60は、第1軸受41を収容する軸受収容部65と、軸受収容部65から径方向外側に拡がる板状部64とを有する。軸受収容部65は、第1軸受41を収容する収容穴62を有する。収容穴62は、軸方向に貫通する。軸受収容部65は、第1軸受41の径方向外側を周方向の全周に亘って覆う。板状部64は、外周位置で径方向内側に凹む凹部61を有する。凹部61は、板状部64の周方向の4個所に設けられている。ブレーキクランパ32は、凹部61に嵌り、例えばボルトによって板状部64に固定される。
軸受収容部65は、軸方向他方側の端面である面65aを有する。第1蓋部材70は、軸受収容部65に第1軸受41が収容された状態で、面65aに固定される。第1蓋部材70は、第1蓋部材70の固定部71と軸受収容部65の固定部63との周方向位置を合わせて、例えばボルトによって固定される。固定部71は、例えば貫通孔である。固定部71は、軸方向他方側が塞がった穴であってもよい。固定部63は、例えば貫通孔である。固定部63は、軸方向一方側が塞がった穴であってもよい。第1蓋部材70は、周方向に等間隔で8個の固定部71を有する。複数の固定部71のそれぞれは、隣接する固定部71と軸回りで45度の角度を成す。固定部71は、8個以外の数であってもよい。軸受収容部65は、周方向に等間隔で8個の固定部63を有する。複数の固定部63のそれぞれは、隣接する固定部63と軸回りで45度の角度を成す。固定部71は、8個以外の数であってもよい。本実施形態では、固定部71は、固定部63と同じ数である。固定部71は、固定部63と異なる数であってもよい。第1蓋部材70は、中心軸Aと同軸に配置し、周方向に回転させることで周方向位置を調節することが出来る。第1蓋部材70を軸受収容部65に固定する際の、第1蓋部材70の周方向位置は、複数の固定部71のうちのどの固定部71と、複数の固定部63のうちのどの固定部63とを連通させてボルトを通すかで定めることが出来る。本実施形態では、複数の固定部71及び複数の固定部63を45度間隔で配置しているので、第1蓋部材70を軸受収容部65に固定する際の、第1蓋部材70の周方向位置を45度間隔で調整することが出来る。複数の固定部71及び複数の固定部63のいずれか一方の数を増やすことで、第1蓋部材70の周方向位置をより細かく調節することが出来る。
図7は、図5の第1蓋部材70を、X軸と直交し中心軸Aを通る面で切断して示す側断面図である。第1蓋部材70は、軸方向一方側の端面である面70cを有する。第1蓋部材70を軸受収容部65に固定する際には、軸受収容部65の面65aに第1蓋部材70の面70cを合わせる。第1蓋部材70は、軸方向に延びる孔70a及び孔70bを有する。孔70aは、軸方向一方側に開口する。孔70aの軸方向他方側の開口は、孔70bの軸方向一方側の開口と連通する。孔70bは、軸方向他方側に開口する。シャフト22は、孔70a及び孔70bを貫通する。第1蓋部材70の軸方向位置は、シャフト22の油受け部22dの軸方向位置とほぼ一致する。
第1蓋部材70の面70cの外周側の位置には、シール部材であるOリング93を有する。Oリング93は、面70cの外周側で面70cと面65aとの間の隙間を密閉する。巻上機1の巻上動作中に、面70cと面65aとは密着して摺動することがなく、Oリング93による密閉を維持することが出来る。このため、Oリング93は、第1軸受41の軸方向他方側から漏れた油が、第1蓋部材70の外周側から面70cと面65aとの間を伝って外部に漏れてブレーキディスク31の制動面に達するのを防ぐことが出来る。なお、第2蓋部材80が第1台座部材60に接する面の外周側にはシール部材であるOリング94を配置している(図8参照)。
第1蓋部材70は、油誘導部90を有する。油誘導部90は、径方向内側から径方向外側に延びる油路72を有する。油路72は、孔70bの位置で第1蓋部材70の径方向内側に開口する開口部72aを有する。油路72は、第1蓋部材70の径方向外側に開口する開口部72bを有する。油路72は、シャフト22よりも径方向外側の開口部72aから径方向外側に延びる。孔70bの軸方向一方側及び軸方向他方側は、孔70bの直径よりも小径となるように径方向内側に突出している。油誘導部90は、第1蓋部材70の周方向に1つだけ設けられている。本実施形態によれば、第1蓋部材70が油誘導部90を有することで、第1台座部材60に第1蓋部材70を固定する際の周方向位置を調整するだけで、容易に油誘導部90の位置を調整することが出来る。このため、巻上機1の設置場所にかかわらず、油誘導部90をシャフト22の鉛直方向下側に配置し、油は自重で油路72に流入する。
図8は、図3に示した矢印Bが指す部分を拡大して示す側断面図である。第1蓋部材70は、油誘導部90がシャフト22の鉛直方向下側に位置する周方向位置で軸受収容部65に固定される。すなわち、油誘導部90の開口部72aは、シャフト22の鉛直方向下側に位置する。油誘導部90は、油路72の開口部72bに管部材92が接続されて成る。第1蓋部材70は、管部材92を含む。管部材92は、第1蓋部材70と一体の部材であってもよい。管部材92は、第1蓋部材70と別部材であってもよい。管部材92は、一端が開口部72bに接続された後に、径方向外側に延び、その後、軸方向一方側に延びる管状の部材である。管部材92の他端は、第1軸受41の軸方向一方側の端面よりも軸方向一方側に位置する。油路72の開口部72aに流入した油は管部材92の他端から流出する。
シャフト22が径方向で孔70aと対向する位置にはシール部材91を配置している。シール部材91は、例えばSC型オイルシールである。シール部材91としては、既知の如何なるオイルシールを用いてもよい。シール部材91によれば、第1軸受41の軸方向他方側から漏れた油が、シャフト22と第1蓋部材70との間を伝って軸方向他方側に漏れることを防ぐことができる。しかしながら、万が一、シール部材91よりも軸方向他方側に油が漏れた場合、その油がブレーキディスクの制動面に付着するおそれがある。そこで、本実施形態では、油誘導部90を設け、油路72の開口部72aに流入した油をブレーキディスクから離れる方向に誘導し管部材92の他端から流出するようにしている。このようにすることで、シャフト22と第1蓋部材70との間を伝って軸方向他方側に漏れた油がブレーキディスクの制動面に付着しないようにすることが出来る。
シャフト22は、シール部材91よりも軸方向他方側において、径方向内側に凹む凹部22fを有する。凹部22fは、シャフト22の周方向の全周に亘る部位である。また、シャフト22は、凹部22fにおいて、径方向外側に突出する凸部22gを有する。凸部22gは、シャフト22の周方向の全周に亘る部位である。油路72の開口部72aは、凸部22gの径方向外側に位置し、径方向で凸部22gと対向する。シール部材91よりも軸方向他方側に漏れた油は、シャフト22を伝って軸方向他方側に流れ、凹部22fの凹みと凸部22gとの間に至る。シャフト22が回転すると、凹部22fの凹みと凸部22gとの間の油は、遠心力により、凸部22gの径方向外側の端部から、第1蓋部材70の孔70bの内周面に飛ばされる。孔70bの内周面に飛ばされた油は、孔70bの内周面を伝い、自重により孔70bの内周面のうち鉛直方向下側に流下して、開口部72aに達し、油路72に流入する。
上述のように、油路72の開口部72aは、シャフト22の鉛直方向下側に位置することで、油誘導部90としての機能を発揮する。しかしながら、巻上機1の設置状況すなわち、脚部100、101及び102の向きによっては、開口部72aがシャフト22の鉛直方向下側に位置しなくなってしまう。これに対して本実施形態によれば、第1台座部材60に第1蓋部材70を固定する際の周方向位置を調節することが出来るので、常に、開口部72aがシャフト22の鉛直方向下側に位置する容易にすることが出来る。
上記実施形態では、本発明を、エレベータの巻上機に適用した場合の構成例について説明した。しかしながら本発明はこれに限られるものではない。本発明は、ロープを巻き上げる巻上機であれば、如何なる用途の巻上機にも適用可能である。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。加えて、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1…巻上機、10…モータ、20…シーブ、30…制動装置、40…第1軸受部、50…第2軸受部、22…シャフト、90…油誘導部

本発明の一態様に係る巻上機は、かごとつり合い重りとを繋ぐロープを巻き付けるシーブを有し、前記シーブを回転させて前記ロープを巻き上げるエレベータの巻上機であって、中心軸に沿って配置され、前記シーブを回転させるシャフトと、前記シーブに固定されたブレーキディスクと、前記シーブの軸方向一方側で前記シャフトを回転可能に軸支する軸受と、前記軸受の径方向外側を周方向の全周に亘って覆う台座部材と、前記台座部材の軸方向他方側に固定され、前記軸受の軸方向他方側を覆う蓋部材と、を備え、前記蓋部材は、前記軸受の軸方向他方側から漏れた油を前記ブレーキディスクから離れる方向に誘導する油誘導部を有し、前記油誘導部は、前記シャフトよりも径方向外側の開口部から径方向外側に延びた後に前記ブレーキディスクから離れる方向に延びる油路を有し、前記シーブを、鉛直方向と任意の角度をなす外部の固定面に固定する脚部をさらに有し、前記蓋部材は、前記固定面と接する前記脚部の被固定面が鉛直方向と成す角度にかかわらず、前記開口部が前記シャフトの鉛直方向下側に位置するように前記台座部材に固定可能である。

Claims (8)

  1. かごとつり合い重りとを繋ぐロープを巻き付けるシーブを有し、前記シーブを回転させて前記ロープを巻き上げるエレベータの巻上機であって、
    中心軸に沿って配置され、前記シーブを回転させるシャフトと、
    前記シーブに固定されたブレーキディスクと、
    前記シーブの軸方向一方側で前記シャフトを回転可能に軸支する軸受と、
    前記軸受の径方向外側を周方向の全周に亘って覆う台座部材と、
    前記台座部材の軸方向他方側に固定され、前記軸受の軸方向他方側を覆う蓋部材と、
    を備え、
    前記蓋部材は、前記軸受の軸方向他方側から漏れた油を前記ブレーキディスクから離れる方向に誘導する油誘導部を有する、
    巻上機。
  2. 前記油誘導部は、前記シャフトよりも径方向外側の開口部から径方向外側に延びた後に前記ブレーキディスクから離れる方向に延びる油路を有し、
    前記蓋部材は、前記開口部が前記シャフトの鉛直方向下側に位置するように前記台座部材に固定可能である、
    請求項1に記載の巻上機。
  3. 前記シーブを外部の固定面に固定する脚部をさらに有し、
    前記蓋部材は、前記固定面と接する前記脚部の被固定面が鉛直方向と成す角度に応じた位置で前記台座部材に固定される、
    請求項2に記載の巻上機。
  4. 前記シャフトは、前記蓋部材を貫通し、
    前記シャフトと前記蓋部材との間をシールするシール部材をさらに有する、
    請求項2又は3に記載の巻上機。
  5. 前記シャフトは、前記シール部材よりも軸方向他方側で、周方向の全周に亘って径方向外側に突出する凸部を有し、
    前記開口部は、前記凸部の径方向外側に位置し、径方向で前記凸部と対向する、
    請求項4に記載の巻上機。
  6. 前記蓋部材は、第1蓋部材であり、
    前記台座部材の軸方向一方側に固定され、前記軸受の軸方向一方側を覆う第2蓋部材をさらに有する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の巻上機。
  7. 前記軸受は、第1軸受であり、
    前記シーブの軸方向他方側で前記シャフトを回転可能に軸支する第2軸受をさらに有する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の巻上機。
  8. 前記シャフトを回転駆動するモータをさらに有する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の巻上機。

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