JP2021127098A - 車両前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラッシュボックスによりエネルギーを効果的に吸収する。【解決手段】車両前後方向に延びる矩形閉断面を有する側部骨格20と、前記側部骨格の車両前方側に設けられたクラッシュボックス30と、前記側部骨格20の下方側で車両前後方向に延びる矩形閉断面を有する下側側部骨格22と、前記下側側部骨格22の車両前方側に設けられた下側クラッシュボックス32と、前記クラッシュボックス30と前記下側クラッシュボックス32を連結する板状の連結部材34と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、衝突エネルギー吸収部材を有する車両前部構造に関する。
従来、車両のサイドメンバなどの車両前後方向の骨格部材の前端と、バンパリンフォースなどの車両前面の車幅方向の補強部材の間にはクラッシュボックスなどの衝突エネルギー吸収部材が配置される。このクラッシュボックスは、車両の前突の際につぶれることで、エネルギーを吸収して、衝突の衝撃を和らげる。
特許文献1には、クラッシュボックスの一例が示されており、この例では車幅方向断面が単なる四角形状ではなく、W字形状になっている。
特開2016−113083号公報
ここで、クラッシュボックスは、軸方向の圧縮に対し、全体としてつぶれることでエネルギーを吸収する。従って、中間部分でくの字型に折れ曲がると、エネルギーの吸収量が減少する。
本発明は、エネルギー吸収を効果的に行える車両前部構造を提供することを目的とする。
本発明に係る車両前部構造は、車両前後方向に延びる矩形閉断面を有する側部骨格と、前記側部骨格の車両前方側に設けられたクラッシュボックスと、前記側部骨格の下方側で車両前後方向に延びる矩形閉断面を有する下側側部骨格と、前記下側側部骨格の車両前方側に設けられた下側クラッシュボックスと、前記クラッシュボックスと前記下側クラッシュボックスを連結する板状の連結部材と、を有する。
前記クラッシュボックスは前記側部骨格と合致した矩形閉断面を有し、前記下側クラッシュボックスは前記下側側部骨格と合致した矩形閉断面を有するとよい。
連結部材は、前記クラッシュボックスと前記下側クラッシュボックスの前後方向ほぼ全長の間を連結するとよい。
連結部材は、前記クラッシュボックスと前記下側クラッシュボックスの車幅方向外側に位置するとよい。
本発明によれば、側部骨格の前にクラッシュボックスが配置され、この上下のクラッシュボックスとこれらを連結する板状の連結部材を有する。このため、クラッシュボックスの中間部における折れ曲がりを防止して前突の際に効果的なエネルギー吸収が行える。
本実施形態に係る車両前部構造を含む車両の骨格構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は車両左側から見た側面図である。 衝突エネルギー吸収部材の構成を示す図であり、(a)は車両前方から見た正面図、(b)は車両側方から見た側面図である。 衝突エネルギー吸収部材を含むモノコックフレームの前部を斜め前方から見た斜視図である。 側部骨格と、1つのクラッシュボックスを部分的に示す図であり、(a)は前方から見た正面図、(b)はX−X断面図、(c)はY−Y断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る車両前部構造を含む車両の骨格構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は車両左側から見た側面図である。
モノコックフレーム10は、車両の前部から後部に至り、中央が車幅方向に広がるとともに、所定の高さを有する。モノコックフレーム10は、基本的に板材から構成され、前方および後方が開放された中空の直方体形状である。また、平面視で前後方向の中間部分が車幅方向に広がっている。なお、この例において、モノコックフレーム10は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製である。
ここで、このモノコックフレーム10が適用される車両は、キャノピードアを採用しており、左右ドアは、モノコックフレーム10の左右側部の前部上側を支点として上後方に旋回して開く。モノコックフレーム10の側部は人の脛から膝程度の高さがあり、乗員はこの側部をまたぐようにして、車両に乗り込む。
図1に示すように、上面には、3つの開口12(12a,12b,12c)が形成されており、前後方向中央の開口12aは車室のシート(運転席および助手席)が配置されるエリアに対応している。シートの座面はモノコックフレーム10の側部より下方にあり、シートの背部は、モノコックフレーム10の上面から上方に突出するように配置される。
前方の開口12bは、運転席前方において、アクセルペダル、ブレーキペダルなどが配置されるエリアに対応し、その前端には、ダッシュパネルが位置する。すなわち、この開口12bの前端またはそれより少し前方までが車室となり、車室の前方はフロント側の空間になっている。開口12aの後方側の開口12cに対応するエリアには、エンジンなどが配置される。
開口12a,12bの間には車幅方向に伸び側壁同士を接続する前部クロス骨格24、開口12a,12cの間には車幅方向に伸び側壁同士を接続する後部クロス骨格26が設けられている。また、開口12bの前には前部パネル14、開口12cの後方には後部ビーム16が設けられる。
モノコックフレーム10の左右の上2隅には、サイドメンバと呼ばれる、車両前後方向に伸びる側部骨格20(20a,20b)が形成される。側部骨格20(20a,20b)は、車両の側部において前後方向に伸びる矩形閉断面を有する四角枠状の骨格であり、平面視において中央部が外側に膨らんでおり、高さは全体としてほぼ同一である。
また、側部骨格20の下方の左右の下2隅には、ロアサイドメンバと呼ばれる、車両前後方向に伸びる側部骨格22(22a,22b)が形成されている。下側の側部骨格22も、車両の側部において前後方向に伸びる四角枠状の骨格であり、上側の側部骨格20と同様の形状を有する。なお、下側の側部骨格を上側の側部骨格と区別する場合には、下側側部骨格という。
そして、側部骨格20(20a,20b)および下側側部骨格22(22a,22b)の前には、衝突エネルギー吸収部材として、クラッシュボックス30(30a,30b)、32(32a,32b)が設けられている。
図2には、1組のクラッシュボックス30(30a)、32(32a)が示されており、(a)は車両前方から見た正面図、(b)は車両側方から見た側面図である。また、図3は、衝突エネルギー吸収部材40を含むモノコックフレーム10の前部を斜め前方から見た斜視図である。
図2に示すように、上側に位置するクラッシュボックス30と、下側に位置するクラッシュボックス32と、クラッシュボックス30,32を接続する板状の連結部材34からなる。なお、下側のクラッシュボックスを上側のクラッシュボックスと区別する場合には下側クラッシュボックスと呼ぶ。連結部材34は、クラッシュボックス30,32の側面同士を接続する矩形の板材で構成されている。
図3に示すように、側部骨格20aおよび下側側部骨格22aの前には、クラッシュボックス30a、下側クラッシュボックス32aがそれぞれ接続され、同様に側部骨格20bおよび下側側部骨格22bの前にも、クラッシュボックス30b、下側クラッシュボックス32bがそれぞれ接続される。側部骨格20(22)とクラッシュボックス30(32)は側面視でほぼ直線状に伸びている。クラッシュボックス30、下側クラッシュボックス32は、側部骨格20、下側側部骨格22と同様の矩形閉断面を有する四角枠状の形状であり、ほぼ同一長さであり、前後方向に平行に伸びている。連結部材34aは、クラッシュボックス30aと、下側クラッシュボックス32aの全幅をその外側で接続し、連結部材34bは、クラッシュボックス30bと、下側クラッシュボックス32bの全幅をその外側で接続する。
クラッシュボックス30,32および連結部材34は同一の材料を用いて構成することが好ましく、例えばモノコックフレーム10と同じようにCFRPで形成してもよいし、アルミなどの金属で構成してもよい。また、クラッシュボックス30,32を別々に側部骨格20,22に接続した後、連結部材34をクラッシュボックス30,32に接続してもよいし、クラッシュボックス30,32、連結部材34を一体的に構成した後で、側部骨格20,22に接続してもよい。
また、側部骨格20(22)と、クラッシュボックス30(32)の接続は接着、ボルト締めなど各種手段で行うことができる。また、衝突エネルギー吸収部材40は、その強度をモノコックフレーム10より小さく設定することでモノコックフレーム10の破壊を効果的に防止できる。
なお、クラッシュボックス30,32の前端は、車両前面の幅方向の補強骨格部材であるバンパリンフォース42(図1参照)などに接続される。
このように、本実施形態では、モノコックフレーム10の4つの側部骨格20(22)と、車両前部の骨格部材の間にクラッシュボックス30,32が配置され、板状の連結部材34によりクラッシュボックス30、下側クラッシュボックス32を接続しているため、クラッシュボックスの中間部における折れ曲がりを防止して前突の際のモノコックフレーム10の破壊を効果的に抑制できる。また、クラッシュボックス30,32がつぶれるときに、連結部材34も破壊されるため、連結部材34によってもエネルギーが吸収される。
図4は、1つの側部骨格20(22)と、1つのクラッシュボックス30(32)を部分的に示す図であり、(a)は前方から見た正面図、(b)はX−X断面図、(c)はY−Y断面図である。
このように、モノコックフレーム10の側部骨格20(22)は、矩形閉断面を有する四角枠状で、その前端にクラッシュボックス30(32)がそれぞれ接続されている。また、側部骨格20(22)の内部には、適宜場所にアルミインサート60が配置されている。このアルミインサート60は、他の部品をモノコックフレーム10にボルト締めなどする際に用いる。また、側部骨格20(22)の中空内部に発泡プラスチックなどを充填することも好ましい。
10 モノコックフレーム、12 開口、14 前部パネル、16 後部ビーム、20,22 側部骨格、24 前部クロス骨格、26 後部クロス骨格、30,32 クラッシュボックス、34 連結部材、42 バンパリンフォース、60 アルミインサート。

Claims (1)

  1. 車両前後方向に伸びる矩形閉断面を有する側部骨格と、
    前記側部骨格の車両前方側に設けられたクラッシュボックスと、
    前記側部骨格の下方側で車両前後方向に延びる矩形閉断面を有する下側側部骨格と、
    前記下側側部骨格の車両前方側に設けられた下側クラッシュボックスと、
    前記クラッシュボックスと前記下側クラッシュボックスを連結する板状の連結部材と、
    を有する、
    車両前部構造。
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US6406088B1 (en) * 1998-11-26 2002-06-18 Lotus Cars Limited Crash rail for a vehicle
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