JP2021126902A - 記録装置 - Google Patents
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図1の操作部13は、ファンクションキー、文字・数字・記号キー、スペースキー、変換キー、十字方向キー、リターンキー等を備え、ユーザはこれらのキーを操作することで、記録媒体の種類、サイズ、記録条件等を入力して、プリンタ1の記録情報を設定することができる。
図2は、図1の表示部14における表示内容を示す図である。
表示部14のLCDは、入力モード等を表示する各種情報表示エリア14A、操作部13から入力された文字、数字、記号(以下、文字と略称する。)を表示する文字情報表示エリア14B、文字サイズ等を表示するパラメータ表示エリア14Cの3つの表示エリアに分割されており、各種情報表示エリア14Aおよびパラメータ表示エリア14Cはそれぞれ文字情報表示エリア14Bの上下に配置されている。
再び図1を参照すると、記録部20における搬送ローラ4(図3参照)の搬送方向下流側には、記録媒体としてのチューブやテープに切断処理を施す切断部30が配置されている。切断部30では図示しないカッター刃とカッター受け部材を用いて、記録部20で記録されたチューブTに対して半切り又は全切り処理を行う。切断されたチューブTは、搬送ユニットによって、排出される。
図3は、記録部20の構成を示す図である。記録部20は、記録媒体としてのチューブTを搬送するための、供給ローラ2a、2bで構成される供給ローラ対2と、チューブTの搬送方向において、供給ローラ対2の下流側に配置された記録ヘッド6およびプラテンローラ3を備える。さらに、記録ヘッド6およびプラテンローラ3の下流側に配置された搬送ローラ4を備える。記録ヘッド6は、チューブTを介してプラテンローラ3と対向するよう設けられる。また、搬送ローラ4は、プラテンローラ3の周方向において、記録ヘッド6とは別の位置でプラテンローラ3と対向するよう設けられる。記録ヘッド6は、チューブTの搬送方向に対して直交する方向に配列される所定数の発熱素子を有し、これを選択的に発熱させることにより、後述するインクリボン上のインクをチューブTに転写することができる。
図1において、記録部20に対して記録媒体の搬送方向の上流側に位置するチューブ加熱ユニット101の内部には、ヒータユニットが設けられている。
図4は、チューブ加熱ユニット101の内部を示す図である。本発明の一実施形態に係るチューブ加熱ユニット101は、ヒータユニット401の発熱する部分にチューブTを押圧した状態で加熱することで、チューブTを温め、チューブTの剛性を低下させる。これにより、チューブTが変形しやすくなるので、チューブTと記録ヘッド6とが正しく当接し、正常な記録を行うことができるようになる。
図5(b)に示すように、金属部材502の底部にあたる部分には、ヒータ501が設けられており、ヒータ501はヒータ配線部507を介して図4の制御基板402に接続される。押圧部材504を保持する保持部材505は、ヒータユニット401において、回動軸Pを中心として回動することができるように設置されている。保持部材505が回動軸Pを中心として回動することにより、押圧部材504は、保持部材505とともに、回動方向矢印Xおよび矢印Yの方向に移動することが可能となっている。保持部材505は、弾性部材506によって、押圧部材504が金属部材502に接近する方向に付勢されている。弾性部材506としては、バネのほか、ゴムなどの弾性変形するものを使用することができる。また、押圧部材504で押圧する方向が鉛直下向きである場合、押圧部材504の重量で付勢することも可能である。なお、押圧部材504は、保持部材504と一体的に形成されていても良い。また、押圧部材504を摺動性の良い材質で構成することにより、チューブTを搬送するときの抵抗を低減することができる。そして、押圧部材504を回転可能なコロとすることにより、チューブTを搬送するときの抵抗をさらに低減することができる。
図8は、本発明にかかる一実施形態のプリンタ1における制御のための構成を示すブロック図である。電源部16は、プリンタ1に設けられ、操作部13や表示部14、記録ヘッド6、メインモータ5、サブモータ9、ヒータ501、外気温センサ17および制御部としてのCPU15等の動作に必要な電力を供給するユニットである。
図9(a)および図9(b)は、本発明の一実施形態におけるプリンタ1でチューブ加熱ユニットの制御を手動モードとして設定した場合の、記録が終了するまでの動作を示したフローチャートである。
図10は本発明の一実施形態におけるプリンタ1に記録媒体であるチューブTを挿入し、チューブ加熱ユニットの制御を自動モードとして設定するフローチャートである。
図11(a)〜図11(c)は、チューブTを記録時の搬送方向とは逆方向に搬送する必要がある場合において、より好適な実施形態を示したものである。図11(a)〜図11(c)は、本実施形態を図6と同じ方向から見た図である。本実施形態のプリンタ1では、記録ヘッド6から切断部まで一定の距離が存在する。そのため、記録ジョブが終了し、チューブTの記録した領域の後端をカットした状態で次の記録ジョブを開始すると、チューブTの先端には記録ヘッド6から切断部30までの距離に相当する長さの余白が生じる。そこで、カット後、次の記録ジョブの開始前に、チューブTを所定量だけバックフィード、即ち記録時の搬送方向とは逆方向に搬送することで、チューブTの先端に生じる余白を最小限に抑えることができる。
尚、弾性部材506で付勢される押圧部材504と金属部材502との間で、所定の空間が保たれるようにするために、弾性部材506として用いるバネの自然長を調整してもよい。
3 プラテン
6 記録ヘッド
15 CPU
101 チューブ加熱ユニット
401 ヒータユニット
501 ヒータ
506 弾性部材
T チューブ
Claims (11)
- チューブ状記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送方向に搬送される前記チューブ状記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも上流側に配置され、金属部材と該金属部材を加熱する発熱体とを含む加熱手段と、
前記チューブ状記録媒体を、前記金属部材に向けて押圧する押圧手段と、
を有することを特徴とする記録装置。 - 前記押圧手段は、前記チューブ状記録媒体と接触して前記チューブ状記録媒体を押圧する押圧部材を有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記搬送手段は、前記記録装置にセット可能な最大径のチューブ状記録媒体が前記金属部材の前記搬送方向の全域にあるとき、前記最大径のチューブ状記録媒体を、前記金属部材および前記押圧部材と接触している状態で搬送することが可能であり、
前記加熱手段に前記チューブ状記録媒体がセットされていないとき、前記押圧部材と前記金属部材との間には所定の空間が保たれ、
前記所定の空間は、
前記記録装置にセット可能な最小径のチューブ状記録媒体が、前記金属部材の前記搬送方向の全域にあるとき、前記搬送手段が前記最小径のチューブ状記録媒体を、前記金属部材と接触し前記押圧部材と接触しない状態で搬送することが可能な空間である、
ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。 - 前記押圧手段は、
前記押圧部材を保持する保持部材と、
前記保持部材を前記金属部材に向けて付勢する付勢手段と、
を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の記録装置。 - 前記保持部材は当接部を含み、前記加熱手段に前記チューブ状記録媒体がセットされていないとき、前記当接部と前記金属部材とが当接することにより、前記所定の空間が保たれることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
- 前記押圧手段は、前記付勢手段として、弾性部材を有することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
- 前記押圧手段は、前記押圧部材として、回転可能なコロを有することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記押圧部材が前記チューブ状記録媒体を押圧する方向は、前記記録ヘッドが前記チューブ状記録媒体と当接する方向と略直交する方向であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の記録装置。
- 外気の温度を検出する温度検出手段と、
前記加熱手段による加熱動作を制御する制御手段と、
をさらに具え、
前記制御手段は、前記温度検出手段が検出した温度に応じて、前記加熱動作において加熱する温度を変更することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の記録装置。 - 前記金属部材は、曲面を有し、前記押圧ユニットは、前記チューブ状記録媒体を前記金属部材の前記曲面に向けて押圧することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の記録装置。
- チューブ状記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって所定の搬送方向へ搬送されるチューブ状記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、を備える記録装置に装着可能なチューブ加熱装置であって、
前記記録装置に装着された状態において、前記チューブ加熱装置は、前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも上流側に位置し、
前記チューブ加熱装置は、
金属部材と該金属部材を加熱する発熱体とを含む加熱部と、
前記記録装置の前記搬送手段によって搬送される前記チューブ状記録媒体を、前記金属部材に向けて押圧する押圧手段と、
を有する
ことを特徴とするチューブ加熱装置。
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US17/172,495 US20210252875A1 (en) | 2020-02-14 | 2021-02-10 | Printing apparatus |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021018429A Active JP7219293B2 (ja) | 2020-02-14 | 2021-02-08 | 記録装置 |
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Citations (5)
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US4534313A (en) * | 1982-09-02 | 1985-08-13 | Bowthorpe-Hellermann Limited | Marking apparatus |
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2021
- 2021-02-08 JP JP2021018429A patent/JP7219293B2/ja active Active
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