JP2021126431A - 清掃用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃用シートが取り付けられる清掃用治具につき、清掃用シートの不使用領域を低減できる清掃用治具を提供する。【解決手段】短辺の縁部に孔部Hを備える清掃用シートPが取り付けられるヘッド部1と、ヘッド部1に接続され、使用者が把持するための柄部2と、を有し、ヘッド部1の天面部11の短辺の縁部には、孔部Hに挿通可能な突部13が設けられており、清掃用シートPの短辺の長さとヘッド部1の短辺の長さは略同一である。【選択図】図2

Description

本発明は、清掃用治具に関する。
従来、床面の清掃を行うための清掃用治具として、清掃用シートが取り付けられるヘッド部と、使用者が清掃用治具を把持するための柄部と、ヘッド部と柄部を回動可能に連結するジョイント部と、を備えて構成され、ヘッド部上面の縁部のうち長辺側にシート差し込み口を設け、清掃用シートの長辺の縁部を折り返して挿通することでヘッド部に取り付けるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4976211号
このような清掃用治具においては、シート差し込み口は清掃用シートの長辺側の縁部に設けることが強度的に難しく、縁部から離れた位置に設けられている。そして、清掃用シートは、ヘッド部上面に折り返されてシート差し込み口に固定されるため、清掃に用いることができない不使用領域が広く存在して無駄であるという課題があった(図9参照)。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたことで、清掃用シートが取り付けられる清掃用治具につき、清掃用シートの不使用領域を低減できる清掃用治具を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、清掃用治具であって、
清掃用シートが取り付けられる略矩形状のヘッド部と、前記ヘッド部に接続され、使用者が把持するための柄部と、を有し、
前記ヘッド部は、前記柄部が接続される上面側を成す天面部と、床面に向けられる下面側を成す底面部と、を備え、
前記天面部は、縁部に前記清掃用シートを挿通可能な突部を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の清掃用治具において、
前記天面部は、前記天面部の短辺の縁部に前記突部を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の清掃用治具において、
前記清掃用シートの短辺の長さは、前記ヘッド部の短辺の長さ以上であって、且つ前記ヘッド部に前記清掃用シートを装着して前記天面部に向けて折り返した際に端部が前記天面部に達しない長さであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の清掃用治具において、
前記ヘッド部は、軟性部材からなることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の清掃用治具において、
前記天面部の縁部には、取り付けられた前記清掃用シートが外れるのを防ぐクリップ部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、清掃用シートが取り付けられる清掃用治具につき、清掃用シートの不使用領域を低減できる清掃用治具を提供することができる。
実施形態に係る清掃用治具の斜視図である。 実施形態に係る清掃用治具につき、清掃用シートが取り付けられた状態を示す斜視図である。 実施形態に係る清掃用治具の側面図である。なお、柄部の上部は省略している。 実施形態に係る清掃用治具の、ヘッド部の底面図である。 実施形態に係る清掃用治具の、ジョイント部の第1ヨーク部の斜視図である。 実施形態に係る清掃用治具の、柄部の下部及びジョイント部の第2ヨーク部の斜視図である。 実施形態に係る清掃用治具の、ジョイント部の連結部の斜視図である。 変形例に係る清掃用治具の斜視図である。 従来の清掃用治具の斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る清掃用治具の実施形態について詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
なお、図1に示したようにX軸、Y軸及びZ軸並びに前後方向、左右方向及び上下方向を定めて説明する。
(実施形態の構成)
本実施形態の清掃用治具100は、例えば、図1、図2に示すように、清掃用シートPが取り付けられるヘッド部1と、使用者が清掃用治具100を把持するための柄部2と、ヘッド部1と柄部2とを接続するジョイント部3と、を備えている。
[清掃用シート]
清掃用シートPは、清掃用治具100のヘッド部1の底面部12を覆って清掃面を形成し、交換可能に装着されるシートである。
清掃用シートPは、例えば図1、図2に示すように、Y軸方向に長い略矩形状であり、X軸方向50mm〜150mm、好ましくは70mm〜120mm、Y軸方向280mm〜340mm、好ましくは300mm〜320mmの大きさを有し、縁部に突部13と係合可能な孔部Hを備える。
なお、清掃用シートPは不織布であっても紙でもよく、また乾性であっても湿性であってもよい。
また、本発明における縁部とは、端から中心部までの一部分であり、端から5mm〜30mm、好ましくは10mm〜20mmの距離を指す。
(孔部)
孔部Hは、清掃用シートPの縁部に設けられた孔であり、例えば、X軸方向並びにY軸方向に3mm〜15mm、好ましくは5mm〜10mmの大きさを有し、突部13が挿通可能に形成されている。
なお孔部Hの形状は、図1においては平面視略矩形状に示されているが、これに限られず、突部13の形状に応じて任意である。
[ヘッド部]
ヘッド部1は、図1、図2に示すように、柄部2が接続される上面側を成す天面部11と、床面に向けられる下面側を成す底面部12と、によって構成され、柄部2は、天面部11の略中央部に、ジョイント部3を介して取り付けられている。
(天面部)
天面部11は、X軸方向50mm〜150mm、好ましくは70mm〜120mm、Y軸方向200mm〜300mm、好ましくは220mm〜270mmの大きさを有する、Y軸方向に長い平面視略矩形状の部材であり、例えば熱可塑性エラストマー(スチレン系、オレフィン系)、ウレタン、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)樹脂等の軟質な材料によって形成されている。
より具体的には、ヘッド部1の短辺の長さは清掃用シートPの短辺の長さ以下であって、且つヘッド部1に清掃用シートPを装着して、天面部11に向けて折り返した際に、清掃用シートPの端部が天面部11に達しない長さである。
(突部)
また、図1〜図3に示すように、天面部11の上面の縁部には、突部13が設けられている。
突部13は、天面部11と一体的に形成された突起であり、清掃用シートPに設けられた孔部Hに突部13を挿通し、引っ掛けることで、ヘッド部1に清掃用シートPを取り付けることができる。
具体的には、底面部12の下面側に清掃用シートPを密着させ、底面部12の下面側からはみ出した部分の清掃用シートPを天面部11の上面側に折り返し、孔部Hを天面部11の上面側に設けられた突部13に挿通することで、清掃用シートPをヘッド部1に取り付けることができる。
突部13の大きさは、Z軸方向に10mm〜25mm、好ましくは15mm〜20mmに形成されているのが好ましいが、特に、図3に示すように、後述する柄部2を床と平行に倒した時に、柄部2と同じ、もしくは柄部2よりも低い高さになるように形成されている。突部13のZ軸方向の高さが柄部2以下の高さであることで、清掃用治具100が隙間等を清掃する際に、突部13が邪魔にならない。
また、突部13の形状は、清掃用シートPをヘッド部1に取り付けることができればよく、図示した三角柱状には限られず、四角柱状でも円柱状でも構わない。
(底面部)
底面部12は、例えば天面部11と同様に軟質な弾性変形可能な材料によって、平面視において天面部11とほぼ同じ略矩形状となるように形成されている。底面部12の厚みはZ軸方向に1mm〜10mm、好ましくは3mm〜4mmに形成されている。なお、底面部12は、天面部11に対して僅かに大きく形成されていてもよい。
底面部12に用いられる材料のゴム硬度は60〜100(JIS K 6253で規定する、デュロメータタイプA(ショアA)で測定した値)であることがダスト捕集性の観点から好ましい。
底面部12は、上面側と下面側とが略平行となるように形成され、上面側において、天面部11と貼付されている。
(平面部及び凹状部)
底面部12の下面側には、図4に示すように、平面部121と、短手方向凹状部122と、長手方向凹状部123と、が形成されている。
なお、底面部12は、ヘッド部1の下側を構成する部材の全体を指し、平面部121は、底面部12の下面のうち、略平面上に形成された部分を指す。
(平面部)
平面部121は、図4に示すように、底面部12下面側の短手方向凹状部122及び長手方向凹状部123以外の部分を構成する、後述の線状リブ124を除いて略平面上に形成された部分である。
(短手方向凹状部)
短手方向凹状部122は、底面部12の下面側の短手方向(X軸方向)の両端部付近に形成された上方に向けて凹状となるように形成された部分である。これによって、清掃用治具100の使用時において、ヘッド部1の下面側の短手方向(X軸方向)の両端部付近は、床面に密着せず、床面との間に間隙が生じることとなる。
短手方向凹状部122は、ヘッド部1の短手方向(X軸方向)の両端部付近の下面側において、床面との間に間隙を生じさせることが可能であれば任意の形状に形成することが可能であるが、ヘッド部1の前側又は後側の端部のY軸方向中央部において底面部12の下面側が最も大きく凹むように形成され、当該部分から離れるにつれて凹みが小さくなり、平面部121になだらかに接続されるように形成されていることが望ましい。
短手方向凹状部122は、最も凹んだ部分において、上方に0.1mm〜5.0mm、より好ましくは0.5mm〜3.0mm、平面部121と比較して凹むように形成される。
底面部12の下面側に短手方向凹状部122が形成されていることによって、清掃用治具100をヘッド部1の短手方向(X軸方向)に動かして床面の清掃を行う際に、床面のごみがヘッド部1の前後の端部に溜まらずに、ヘッド部1の下面に誘い込まれるようになり、ごみの捕集性を向上させることができる。
(長手方向凹状部)
長手方向凹状部123は、図4に示すように、底面部12の下面側の長手方向(Y軸方向)の両端部付近に形成された上方に向けて凹状となるように形成された部分である。これによって、清掃用治具100の使用時において、ヘッド部1の下面側の長手方向(Y軸方向)の両端部付近は、床面に密着せず、床面との間に間隙が生じることとなる。
長手方向凹状部123は、ヘッド部1の長手方向(Y軸方向)の両端部付近の下面側において、床面との間に間隙を生じさせることが可能であれば任意の形状に形成することが可能であるが、ヘッド部1の右側又は左側の端部のX軸方向中央部において底面部12の下面側が最も大きく凹むように形成され、当該部分から離れるにつれて凹みが小さくなり、平面部121になだらかに接続されるように形成されていることが望ましい。
長手方向凹状部123は、最も凹んだ部分において、上方に0.1mm〜5.0mm、より好ましくは0.5mm〜3.0mm平面部121と比較して凹むように形成される。
底面部12の下面側に長手方向凹状部123が形成されていることによって、清掃用治具100をヘッド部1の長手方向(Y軸方向)に動かして床面の清掃を行う際に、床面のごみがヘッド部1の左右の端部に溜まらずに、ヘッド部1の下面に誘い込まれるようになり、ごみの捕集性を向上させることができる。
(線状リブ)
底面部12下面側の平面部121には、図4に示すように、底面視において線状となるように下方に凸となった線状リブ124が形成されている。
線状リブ124は、全てY軸方向に同一の高さを有するように形成され、具体的には、0.1mm〜2.0mm、より好ましくは0.2mm〜1.0mm下方に向けて突出するように形成される。また、各線状リブは、長さが1mm〜100mm、より好ましくは8mm〜85mm、幅が0.1mm〜2.0mm、より好ましくは0.2mm〜1.2mmの線状に形成される。
線状リブ124には、底面視略直線状に形成されたリブや、底面視折線状に形成されたリブや、底面視略菱形を呈する線状に形成されたリブなどがある。なお、線状リブ124の形状や配置は、図示した態様には限られない。
(端部リブ)
底面部12下面側の長手方向(Y軸方向)の両端部付近の下面側には、図3、図4に示すように、X軸方向の中央部に、Y軸方向に沿って直線状に形成された端部リブ125が形成されている。
端部リブ125は、平面部121から見て、下方向に1mm〜5mmの高さを有するように形成される。1mmより低いと溝の清掃を十分に行うことができなくなり、5mmより高いと床面の平面部の清掃の際に邪魔になる可能性が高くなる。ただし、端部リブ125は、Z軸方向に線状リブ124よりも高くなるように形成される必要がある。
なお、図4に示すように端部リブ125が、長手方向凹状部123に重なって形成されている場合においても、端部リブ125は、平面部121に対して上記の高さを有するように形成される必要がある。
また、端部リブ125は、Y軸方向の長さ10mm〜50mm、より好ましくは20mm〜30mm、X軸方向の幅0.1mm〜3.0mm、より好ましくは0.5mm〜1.5mmとなるように形成される。
この端部リブ125を床面の溝に入り込ませることで、平坦な床面のみならず、溝の清掃を行うことも可能となる。
なお、端部リブ125の外端部は、ヘッド部1の長手方向(Y軸方向)の両端部から、0.5mm〜3.0mm、より好ましくは0.8mm〜2.0mm右方又は左方へ突出するように形成されている。
(端部突起部)
ヘッド部1の長手方向(Y軸方向)の両端部のX軸方向の中央部には、図4に示すように、端部リブ125から連続する形で、Y軸方向に突出する端部突起部126が形成されている。端部突起部126は、ヘッド部1の長手方向(Y軸方向)の両端部から、0.5mm〜3.0mm、より好ましくは0.8mm〜2.0mm右方又は左方へ突出するように形成される。
[柄部]
柄部2は、清掃用治具100を使用する際に使用者がこれ把持するために用いられる棒状の部材であり、図1、図2に示すように、柄本体21と、把持部22とを備えている。なお、柄部2は、ヘッド部1に対してジョイント部3を介して回動可能に接続されるが、図1に示すようにヘッド部1上に垂直に立てた状態において前後方向、左右方向及び上下方向を定めて説明する。
(柄本体)
柄本体21は、図1に示すように、例えばABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)、EVA樹脂、金属(アルミニウム、スチール、ステンレス)、ポリカーボネート、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)等の硬質な材料によって形成された棒状の部材であり、下端においてヘッド部1の天面部11の上面側の略中央部に、ジョイント部3を介して接続され、上端部において、把持部22に接続されている。
この柄本体21は、Z軸方向に500mmから1000mm、より好ましくは600mmから900mmの長さを有するように形成されている。また、柄本体21は、下端部付近において、図3に示すように、前後方向の厚みが左右方向の厚みと比較して薄くなるように形成されている。これによって、柄部2を低い状態に倒し易くなる。
なお、柄本体21は、1本の長尺な部材であることに限らず、複数に分割された部材を連結させて長尺な部材にするように構成されていてもよい。また、柄部2を低い状態に倒し易くなるという効果は減少するものの、柄本体21の下端部付近は、前後方向と、左右方向とにおいて同じ厚みとなるように形成してもよいし、後述の第2突起部321の強度を重視し、前後方向の厚みが左右方向の厚みよりも厚くなるように形成してもよい。
(把持部)
把持部22は、柄部2のうち、清掃用治具100の使用時に使用者が把持する部分であり、その下端において柄本体21に接続されている。
把持部22はZ軸方向に100mmから400mm、より好ましくは250mmから350mmの長さを有し、平面視において、最も太くなる部分で直径15mmから45mm、より好ましくは20mmから40mmの略円形となるように形成されている。
なお、把持部22は、本実施形態のように柄本体21と別部材として形成されていてもよいし、柄本体21と一体として形成されていてもよい。
[ジョイント部]
ジョイント部3は、図1、図2に示すように、ヘッド部1の天面部11の上面側の略中央部に備えられる第1ヨーク部31と、柄部2の下端部に備えられる第2ヨーク部32と、第1ヨーク部31と、第2ヨーク部32と、を接続する連結部33と、から形成されている。
なお、本実施形態においては、二つの対称形状の突起を備えて形成された、他の部材との接続に用いられる部分を「ヨーク部」と呼ぶ。
(第1ヨーク部)
一対の第1ヨーク部31は、図1、図2、図5に示すように、ヘッド部1の天面部11の上面側中央部において天面部11と一体的に形成された、第1対向面部3111で向かい合う二つの対称形状の第1突起部311によって形成されている。
(第1突起部)
第1突起部311は、図1、図2及び図5に示すように、X軸方向から見て、第1突起部311同士が対向する第1対向面部3111に向けて徐々に高さが高くなるように形成され、Y軸に沿って並ぶように配置されている。
第1突起部311は、X軸方向5mm〜20mm、好ましくは8mm〜15mm、Y軸方向10mm〜50mm、好ましくは15mm〜30mmとなるように形成されている。
また、最も高くなる第1対向面部3111付近においては、Z軸方向5mm〜15mm、好ましくは8mm〜12mmとなるように形成されている。また、第1突起部311は、第1対向面部3111同士が、10mm〜25mm、好ましくは15mm〜20mmの間隔を有するように配置されている。
(第1対向面部)
第1対向面部3111は、図5に示すように、第1突起部311同士が向かい合う面であり、天面部11の上面側から略垂直に立設する略矩形状に形成され、第1対向面部3111同士が平行となるように形成されている。
また、図5に示すように、第1対向面部3111には、穴部3113が形成されている。
(穴部)
穴部3113は、第1対向面部3111に形成された円柱状の穴であり、後述のように連結部33の第1回動軸心部331との接続に用いられる。
(側面部)
側面部3112は、図1、図2及び図5に示すように、第1対向面部3111の左右両側から連続して形成された、第1突起部311の、YZ平面と平行にX軸方向を向く面であり、ヘッド部1の天面部11の上面側から略垂直に立設するように形成されている。
(第2ヨーク部)
第2ヨーク部32は、図1、図2及び図6に示すように、柄部2の柄本体21の下端部において、軸方向に向けて延出する二つの対称形状の第2突起部321と、第2突起部321の第2対向面部3211の間に架け渡された第2軸部材322と、から形成されている。
(第2突起部)
第2突起部321は、図1、図3及び図6に示すように、柄本体21下端の、図1に示す状態におけるX軸方向の両端部に、第2対向面部3211同士が平行に向かい合うように柄本体21と一体的に形成されている。
第2突起部321は、図1に示す状態において、X軸方向に2mm〜6mm、好ましくは3mm〜5mmの厚みを有し、Y軸方向に柄本体21と略同一の幅を有する。X軸方向の厚みが薄すぎると清掃時の押圧による強度不足となり破損に繋がり易く、厚すぎると柄をX軸方向へ倒した際、柄部2がヘッド部1の上面と干渉し略平行まで傾け難くなる。
また、第2対向面部3211同士が、2mm〜10mm、好ましくは3mm〜7mmの間隔を有するように形成されている。
(第2軸部材)
第2軸部材322は、図6に示すように、第2対向面部3211の間を、Y軸方向中心部においてX軸に沿って架け渡すように、第2突起部321と一体的に形成されている。
(連結部)
連結部33は、図1、図2及び図3に示すように第1ヨーク部31と、第2ヨーク部32の間に介在する形で備えられ、図7に示すように、前方向から見て略三角形状に形成され、中心軸が立体交差する形で交わることなく直交する第1回動軸心部331と第2回動軸心部332とを備えている。
また、連結部33を形成する材料としては、例えばポリアセテートが用いられる。
(第1回動軸心部)
第1回動軸心部331は、図7に示すように、連結部33の下端部に形成された、第1ヨーク部31との接続に用いられる部分であり、Y軸方向両端部に、円柱状の突出部3311を有する。
第1回動軸心部331は、突出部3311を除いた部分のY軸方向の幅が、第1突起部311の第1対向面部3111同士の間隔と略同一となり、また、突出部3311が、穴部3113と略同一の形状となるように形成されている。したがって、突出部3311を穴部3113に嵌め込むことで、連結部33を、Y軸周りに回動可能に第1ヨーク部31に装着することができる。
なお、図7に示す第1回動軸心部331のY軸に沿った中心軸を、第1軸心aとする。
(第2回動軸心部)
第2回動軸心部332は、図7に示すように、連結部33の上端部に形成された、第2ヨーク部32との接続に用いられる部分であり、上端部の一部が切り欠かれ、前後方向に貫通した略円筒形状の第2装着孔部3321を有する。第2装着孔部3321は、内側に形成された円筒形状の空間の直径が、第2軸部材322の直径と略同一となる。また、X軸方向の長さが、第2軸部材322の長さと略同一となるように形成されており、第2装着孔部3321に、第2軸部材322を嵌め込むことで、連結部33を、X軸周りに回動可能に、第2ヨーク部32に固定することができる。
なお、図9に示す第2回動軸心部332のX軸に沿った中心軸を、第2軸心bとする。
[実施形態の効果]
本実施形態の清掃用治具100は、図1、図2に示すように、ヘッド部1の縁部に突部13を備え、当該突部13に孔部Hを挿通することで、ヘッド部1に清掃用シートPを取り付けることができるため、図2に示すように、清掃用シートPの不使用領域を低減することができ、清掃用シートPの無駄を低減することができる。
特に、図1に示すように、天面部11、清掃用シートPの短辺の縁部に突部13、孔部Hをそれぞれ設け、ヘッド部1の短辺の長さが清掃用シートPの短辺の長さ以下であって、且つヘッド部1に清掃用シートPを装着して、天面部11に向けて折り返した際に、清掃用シートPの端部が天面部11に達しない長さであることで、清掃用シートPの不使用領域を低減することができるようになる。
また、ヘッド部1は全体が軟性材料からなるため、従来の硬質材料からなるヘッド部1を備える清掃用治具100Aに比べて清掃用シートPが取り付けやすく、また、ヘッド部1の下面側の短手方向の両端部付近と、床面との間に間隙が生じやすくなるため、ごみの捕集性を高めることができる。
[変形例]
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
例えば、図1、図2においては、突部13は4つ設けるように図示したが、これに限られず、4つ以下でも4つ以上でも構わない。
また、突部13は天面部11と一体的に設けず、突部13のみ別部材からなるように構成してもよい。
また、図8に示すように、取り付けられた清掃用シートPが外れないようにするクリップ部14をヘッド部1の縁部に設けるようにしてもよい。
なお、クリップ部14としては、図8に示すように別部材を設けてもよく、また、天面部11に平面視略コ字状の切り込みを入れることで一体的に設けてもよい。
また、清掃用シートPを取り付けた状態で、突部13の上部から被せるようなキャップ部を別部材として設けるようにしてもよい。
また、清掃用シートPに孔部Hを設けず、清掃用シートPをヘッド部1に取り付ける際に、使用者が突部13によって孔部Hを開けられるようにしても構わない。このようにすることで、孔部Hの設けられた清掃用シートPに限らず、使用者が任意の清掃用シートPを使用することができるようになる。
100 清掃用治具
1 ヘッド部
11 天面部
12 底面部
13 突部
14 クリップ部
2 柄部
P 清掃用シート
H 孔部

Claims (5)

  1. 清掃用シートが取り付けられる略矩形状のヘッド部と、前記ヘッド部に接続され、使用者が把持するための柄部と、を有し、
    前記ヘッド部は、前記柄部が接続される上面側を成す天面部と、床面に向けられる下面側を成す底面部と、を備え、
    前記天面部は、縁部に前記清掃用シートを挿通可能な突部を備えることを特徴とする清掃用治具。
  2. 前記天面部は、前記天面部の短辺の縁部に前記突部を有することを特徴とする請求項1記載の清掃用治具。
  3. 前記清掃用シートの短辺の長さは、前記ヘッド部の短辺の長さ以上であって、且つ前記ヘッド部に前記清掃用シートを装着して前記天面部に向けて折り返した際に端部が前記天面部に達しない長さであることを特徴とする請求項2記載の清掃用治具。
  4. 前記ヘッド部は、軟性部材からなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の清掃用治具。
  5. 前記天面部の縁部には、取り付けられた前記清掃用シートが外れるのを防ぐクリップ部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の清掃用治具。
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