JP2023140469A - 回動抑制器具及び回動抑制器具付清掃用治具 - Google Patents

回動抑制器具及び回動抑制器具付清掃用治具 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーに負担がかかりにくい回動抑制器具及び回動抑制器具付清掃用治具を提供する。【解決手段】清掃用シートが取り付けられるヘッド部10と、ヘッド部10に回動自在に接続され、ユーザーが把持するための柄部20と、を備える清掃用治具100に取り付けられ、ヘッド部10に対して柄部20を所定の角度に固定する回動抑制器具200であって、柄部20に取り付けられる柄取付部201と、柄取付部201に連結され、ヘッド部10に取り付けられるヘッド取付部202と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、回動抑制器具及び回動抑制器具付清掃用治具に関する。
従来、フローリング等の床面の清掃を行うためのシートがシート取付部に取り付けられた柄付きの清掃用治具としては、シート取付部に対する柄の角度を任意に変更できるようにすることで、操作性を向上させたものが知られている。また、一方で、風呂の床、壁、天井等の清掃を行うためのシートがシート取付部に取り付けられた柄付きの清掃用治具としては、柄が回動しないように固定され、シートに対して力が加わりやすくしたものが知られている。
したがって、ユーザーは、類似した形状及び作用でありながら、2種類の清掃用治具を所有した上で清掃箇所に応じて使い分ける必要がある。そのため、手間、コスト、保管スペース等の問題により、ユーザーに負担がかかるという課題を抱えていた。
そこで、シート取付部と柄との連結部の内部にロック部を設けることで、柄が回動可能な状態と固定された状態とに切り替えることができる清掃用治具が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような清掃用治具であれば、1つの清掃用治具で様々な箇所の清掃を行うことができる。
特開2020-028423号公報
しかしながら、このような清掃用治具においては、連結部の内部構造によって回動を抑制するため、構造が複雑化しやすい。そのため、製造コストが高くなりやすく、また故障しやすいため、依然としてユーザーに負担がかかるという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたことで、ユーザーに負担がかかりにくい回動抑制器具及び回動抑制器具付清掃用治具を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、回動抑制器具であって、
清掃用シートが取り付けられるヘッド部と、前記ヘッド部に回動自在に接続され、ユーザーが把持するための柄部と、を備える清掃用治具に取り付けられ、前記ヘッド部に対して前記柄部を所定の角度に固定する回動抑制器具であって、
前記柄部に取り付けられる柄取付部と、
前記柄取付部に連結され、前記ヘッド部に取り付けられるヘッド取付部と、を備え、
前記柄取付部と前記ヘッド取付部の少なくともいずれかは、着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の回動抑制器具であって、
前記柄取付部は、クリップ形状であって、
前記柄部を挟持することで前記柄部に取り付けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の回動抑制器具であって、
前記柄取付部は、空洞部を有する筒状であって、
前記空洞部に前記柄部を挿通することで前記柄部に取り付けられることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の回動抑制器具であって、
前記ヘッド取付部は、吸盤であって、
前記ヘッド部に吸着することで前記ヘッド部に取り付けられることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の回動抑制器具であって、
前記ヘッド取付部は、クリップ形状であって、
前記柄部と前記ヘッド部の連結部を挟持することで前記ヘッド部に取り付けられることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の回動抑制器具であって、
前記ヘッド取付部は、前記柄部と前記ヘッド部の連結部近傍に設けられた凹部に挿通されることで前記ヘッド部に装着されることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、回動抑制器具付清掃用治具であって、
請求項1から6のいずれか一項に記載の回動抑制器具と、
清掃用シートが取り付けられるヘッド部と、前記ヘッド部に回動自在に接続され、ユーザーが把持するための柄部と、を備える清掃用治具と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーに負担がかかりにくい回動抑制器具及び回動抑制器具付清掃用治具を提供することができる。
回動抑制器具付清掃用治具の斜視図である。 清掃用治具の正面図である。なお、柄部の上部は省略している。 清掃用治具の側面図である。なお、柄部の上部は省略している。 清掃用治具のジョイント部の第1ヨーク部の斜視図である。 清掃用治具の柄部の下部及びジョイント部の第2ヨーク部の斜視図である。 清掃用治具のジョイント部の連結部の斜視図である。 第1実施形態に係る回動抑制器具の斜視図である。 第1実施形態に係る回動抑制器具が取り付けられた清掃用治具の側面図である。なお、柄部の上部は省略している。 第2実施形態に係る回動抑制器具の斜視図である。 第3実施形態に係る回動抑制器具の斜視図である。 第4実施形態に係る回動抑制器具の斜視図である。 第4実施形態に係る回動抑制器具が取り付けられる清掃用治具の斜視図である。
以下、本発明の実施形態である回動抑制器具付清掃用治具1の具体的な態様について、説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、図示例に限定されない。
また、便宜的に、図1等に示したようにX軸、Y軸及びZ軸並びに前後方向、左右方向及び上下方向を定めて説明する。
[回動抑制器具付清掃用治具の構成]
回動抑制器具付清掃用治具1は、図1に示すように清掃用治具100と、当該清掃用治具100に取り付けられる、回動抑制器具200とからなる。
[清掃用治具の構成]
清掃用治具100は、図1に示すように、清掃用シートが取り付けられるヘッド部10と、ユーザーが清掃用治具100を把持するための柄部20と、ヘッド部10と柄部20とを接続するジョイント部30と、を備えている。
(清掃用シート)
清掃用シートは、清掃用治具100のヘッド部10に交換可能に装着されるシートであり、ヘッド部10の上面及び下面を覆う。
清掃用シートは、Y軸方向に長い平面視略矩形状である。
具体的には例えば、X軸方向に140mm~240mm、好ましくは160mm~210mmの大きさを有する。また、Y軸方向に280mm~340mm、好ましくは300mm~320mmの大きさを有する。
なお、清掃用シートは不織布であっても紙でもよく、また乾性であっても湿性であってもよい。また、ゴミの捕集性や意匠の観点からエンボス加工が施されていてもよい。また、ヘッド部10への装着をより容易にするために、ヘッド部10と当接する箇所に折り加工が施されていてもよい。
(ヘッド部)
ヘッド部10は、図1から図3に示すように、異なる材質によって形成された天面部11と底面部12とによって構成され、天面部11の上面の略中央部に、ジョイント部30を介して柄部20が取り付けられている。
(天面部)
天面部11は、X軸方向50mm~150mm、好ましくは70mm~120mm、Y軸方向200mm~300mm、好ましくは220mm~270mmの大きさを有する、Y軸方向に長い平面視略矩形状の部材であり、例えばABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)等の硬質な材料によって形成されている。
天面部11の上面側は、図2に示すように、Y軸方向両端部付近が高くなるように隆起部111が形成されている。また、Y軸方向中央部付近が低くなるように沈降部112が形成されている。
天面部11の下面側は、平面となるように形成され、底面部12の上面側と貼付されている。
(隆起部)
隆起部111は、図2に示すように、正面視において天面部11の上面側のY軸方向両端部付近において、上方に向けて隆起するように形成されている。また、隆起部111は、図3に示すように、側面視においてX軸方向中央部付近が最も高く、前後方向からX軸方向中央部付近にむけて緩やかに隆起するように形成されている。
隆起部111は、最も高い部分において、ヘッド部10の厚みが10mm~30mm、好ましくは15mm~25mmとなるように形成されている。ヘッド部10の厚みが10mmより低いと、後述の取付部13へのシート取り付け時に指の入りが悪くシートが外れやすくなり、ヘッド部10の厚みが30mmより高いと、ソファやラック下などの足の低い家具の下側への入り込みが困難となる。
なお、隆起部111の具体的な配置位置及び形状は、上記のものに限られず、柄部20が第1突起部311を乗り越える際にこれを持ち上げることができる範囲で、適宜変更することが可能である。
また、隆起部111は、ヘッド部10の平面視における長手方向の両端部付近に形成されることが望ましいが、これに限られず、後述の第1ヨーク部31の2つの第1突起部311が並ぶ方向と同一の方向の両端部付近に形成されていればよい。
(沈降部)
沈降部112は、図2に示すように、天面部11の上面側のY軸方向中央部付近において、両端部に形成された隆起部111から緩やかに沈降するように形成されている。また、沈降部112は、ジョイント部30を介して柄部20が取り付けられる天面部11の中央部において、ヘッド部10の厚みが15mm以下、好ましくは12mm以下となるように形成されている。
(底面部)
底面部12は、図1から図3に示すように、例えばTPE(Thermo Plastic Elastomer;熱可塑性エラストマー)等の天面部11と比較して軟質な弾性変形可能な材料によって、平面視において天面部11と合同な略矩形状となるように形成されている。厚みはZ軸方向に1mm~10mm、好ましくは3mm~4mmに形成され、上面側と下面側とが略平行となるように形成され、上面側において、天面部11と貼付されている。
なお、底面部12に用いられる材料のゴム硬度は60~100(JIS K 6253で規定する、デュロメータタイプA(ショアA)で測定した値)がダスト捕集性の観点から好ましい。
(取付部)
図1に戻って、天面部11の上面の平面視四隅付近には、取付部13が備えられている。取付部13は、天面部11の上面の隆起部111上に形成された、周囲にEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)等によって形成された爪部131が備えられた穴であり、清掃用シートを押し込み爪部131に引っ掛けることで、ヘッド部10に清掃用シートを取り付けることができる。具体的には、底面部12の下面側に清掃用シートを密着させ、底面部12の下面側からはみ出した部分の清掃用シートを天面部11の上面側に折り返し、天面部11の上面側に設けられた取付部13に押し込むことで、清掃用シートをヘッド部10に取り付けることとなる。
なお、取付部13の形状は、清掃用シートをヘッド部10に取り付けることができればよく、上記の形状には限られない。
(柄部)
柄部20は、清掃用治具100を使用する際にユーザーがこれを把持するために用いられる棒状の部材であり、図1に示すように、柄本体21と、把持部22とを備える。なお、柄部20は、ヘッド部10に対してジョイント部30を介して回動可能に接続されるが、図1に示すようにヘッド部10上に垂直に立てた状態において前後方向、左右方向及び上下方向を定めて説明する。
(柄本体)
柄本体21は、図1に示すように、例えばABS樹脂、金属(アルミニウム、スチール、ステンレス)、ポリカーボネート、ポリプロピレン等の硬質な材料によって形成された棒状の部材であり、下端において、ヘッド部10の天面部11の上面側の略中央部に、ジョイント部30を介して接続され、上端部において、把持部22に接続されている。
なお、柄本体21は、下端部付近において、図3に示すように、前後方向の厚みが左右方向の厚みと比較して薄くなるように形成されているのが好ましい。当該構成により、柄部20を低い状態に倒しやすくなる。
なお、柄部20を低い状態に倒しやすくなるという効果は減少するものの、柄本体21の下端部付近は、前後方向と、左右方向とにおいて同じ厚みとなるように形成してもよい。また、例えば後述の第2突起部321の強度を重視し、前後方向の厚みが左右方向の厚みよりも厚くなるように形成してもよい。
柄本体21は、Z軸方向に500mmから1000mm、より好ましくは600mmから900mmの長さを有するように形成される。
(把持部)
把持部22は、柄部20のうち、清掃用治具100の使用時にユーザーが把持する部分であり、下端部において柄本体21に接続されている。
把持部22はZ軸方向に100mmから400mm、より好ましくは250mmから350mmの長さを有し、平面視において、最も太くなる部分で直径15mmから45mm、より好ましくは20mmから40mmの略円形となるように形成される。
なお、把持部22は、柄本体21と別部材として形成されていてもよいし、一体として形成されていてもよい。
(ジョイント部)
ジョイント部30は、図1から図3に示すように、ヘッド部10の天面部11の上面側の略中央部に備えられる第1ヨーク部31と、柄部20の下端部に備えられる第2ヨーク部32と、第1ヨーク部31と第2ヨーク部32を接続する連結部材33と、から形成されている。
(第1ヨーク部)
第1ヨーク部31は、図1から図4に示すように、ヘッド部10の天面部11の上面側中央部において天面部11と一体的に形成された、第1対向面部3111で向かい合う二つの対称形状の第1突起部311によって形成されている。なお、本発明においては、2つの対称形状の突起を備えて形成された、他の部材との接続に用いられる部分を「ヨーク部」と呼ぶ。
(第1突起部)
第1突起部311は、図1から図4に示すように、X軸方向から見て、第1突起部311同士が対向する第1対向面部3111に向けて徐々に高さが高くなるように形成され、Y軸に沿って並ぶように配置されている。
第1突起部311は、X軸方向5mm~20mm、好ましくは8mm~15mm、Y軸方向10mm~50mm、好ましくは15mm~30mmとなるように形成されている。また、最も高くなる第1対向面部3111付近においては、Z軸方向5mm~15mm、好ましくは8mm~12mmとなり、隆起部111と比較して同等又は高くなるように形成されている。また、第1突起部311は、第1対向面部3111同士が、10mm~25mm、好ましくは15mm~20mmの間隔を有するように配置されている。
(第1対向面部)
第1対向面部3111は、図1、図2及び図4に示すように、第1突起部311同士が向かい合う面であり、天面部11の上面側から略垂直に立設する略矩形状に形成され、第1対向面部3111同士が平行となるように形成されている。
また、図4に示すように、第1対向面部3111には、穴部3113が形成されている。
(穴部)
穴部3113は、第1対向面部3111に形成された円柱状の穴であり、後述のように連結部材33の第1回動軸心部331との接続に用いられる。
(側面部)
側面部3112は、図1、図2及び図4に示すように、第1対向面部3111の左右両側から連続して形成された、第1突起部311の、YZ平面と平行にX軸方向を向く面であり、ヘッド部10の天面部11の上面側から略垂直に立設するように形成されている。
(第2ヨーク部)
第2ヨーク部32は、図1から図3及び図5に示すように、柄部20の柄本体21の下端部において、軸方向に向けて延出する二つの対称形状の第2突起部321と、第2突起部321の第2対向面部3211の間に架け渡された第2軸部材322と、から形成されている。
(第2突起部)
第2突起部321は、図1、図3及び図5に示すように、柄本体21下端の、図1に示す状態におけるX軸方向の両端部に、第2対向面部3211同士が平行に向かい合うように柄本体21と一体的に形成されている。
第2突起部321は、図2に示す状態において、X軸方向に2mm~6mm、好ましくは3mm~5mmの厚みを有し、Y軸方向に柄本体21と略同一の幅を有する。X軸方向の厚みが薄すぎると清掃時の押圧による強度不足となり破損に繋がり易く、厚すぎると柄をX軸方向へ倒した際、柄がヘッド部の上面と干渉し略平行まで傾け難くなる。
また、第2対向面部3211同士が、2mm~10mm、好ましくは3mm~7mmの間隔を有するように形成されている。
(第2軸部材)
第2軸部材322は、図5に示すように、第2対向面部3211の間を、Y軸方向中心部においてX軸に沿って架け渡すように、第2突起部321と一体的に形成されている。
(連結部材)
連結部材33は、図1から図3に示すように第1ヨーク部31と、第2ヨーク部32の間に介在する形で備えられ、図6に示すように、前方向から見て略三角形状に形成され、中心軸が立体交差する形で交わることなく直交する第1回動軸心部331と第2回動軸心部332とを備えている。
また、連結部材33を形成する材料としては、例えばポリアセテートが用いられる。
(第1回動軸心部)
第1回動軸心部331は、図6に示すように、連結部材33の下端部に形成された、第1ヨーク部31との接続に用いられる部分であり、Y軸方向両端部に、円柱状の突出部3311を有する。
第1回動軸心部331は、突出部3311を除いた部分のY軸方向の幅が、第1突起部311の第1対向面部3111同士の間隔と略同一となり、また、突出部3311が、穴部3113と略同一の形状となるように形成されている。したがって、突出部3311を穴部3113に嵌め込むことで、連結部材33を、Y軸周りに回動可能に第1ヨーク部31に装着することができる。
なお、図6に示す第1回動軸心部331のY軸に沿った中心軸を、第1軸心aとする。
(第2回動軸心部)
第2回動軸心部332は、図6に示すように、連結部材33の上端部に形成された、第2ヨーク部32との接続に用いられる部分であり、上端部の一部が切り欠かれ、前後方向に貫通した略円筒形状の第2装着孔部3321を有する。第2装着孔部3321は、内側に形成された円筒形状の空間の直径が、第2軸部材322の直径と略同一となる。また、X軸方向の長さが、第2軸部材322の長さと略同一となるように形成されており、第2装着孔部3321に、第2軸部材322を嵌め込むことで、連結部材33を、X軸周りに回動可能に、第2ヨーク部32に固定することができる。
なお、図6に示す第2回動軸心部332のX軸に沿った中心軸を、第2軸心bとする。
以上に示すようなジョイント部30の構成により、清掃用治具100における柄部20は、第1軸心a及び第2軸心bに沿って回動自在となるように、ヘッド部10に接続されている。
[回動抑制器具]
<第1実施形態>
次いで、このような清掃用治具100に取り付けられる回動抑制器具200についての説明を行う。
回動抑制器具200は、柄部20に取り付けられる柄取付部201と、ヘッド部10の天面部11に取り付けられるヘッド取付部202とを備える。
(柄取付部)
柄取付部201は、回動抑制器具200を柄部20に取り付けるための部材であって、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、ABS樹脂等からなり、例えば図7Aに示すように、金属ばねによって柄部20を挟持可能なクリップ形状を有する。
(ヘッド取付部)
ヘッド取付部202は、回動抑制器具200をヘッド部10に取り付けるための部材である。ヘッド取付部202は、例えば図7Aに示すように、ゴム等のエラストマーや合成樹脂等からなり、ヘッド部10に吸着可能な吸盤202aと、吸盤202aと柄取付部201とを連結し、所定の可撓性を有する棒状の連結部202bと、を備える。
[回動抑制器具の使用方法]
上記したような構成を備える回動抑制器具200の使用方法について説明する。
初めに、クリップ形状の柄取付部201を開口させて柄部20を挟持させる。次いで、吸盤202aを天面部11に押し付けて、ヘッド部10に吸着させる。この時、柄取付部201はヘッド取付部202と連結部202bを介して連結されているため、図7Bに示すように、回動抑制器具200を介して柄部20とヘッド部10とが連結される。結果、ヘッド部10に対して所定の角度で柄部20が固定され、回動を抑制することができる。
なおこの時、吸盤202aの押さえ位置に応じて、ヘッド部10に対する柄部20の角度を調節することができる。
例えば、ヘッド取付部202をジョイント部30から離れた位置に固定した場合は、吸盤202aの高さが低くなるため、これに応じて柄部20の角度は小さくなる。一方で、ヘッド取付部202をジョイント部30の近くに固定した場合は、吸盤202aの高さが相対的に高くなるため、これに応じて柄部20の角度は大きくなる。
[発明の効果]
以上に示すように、本実施形態に係る回動抑制器具200は、清掃用シートが取り付けられるヘッド部10と、ヘッド部10に回動自在に接続され、ユーザーが把持するための柄部20と、を備える清掃用治具100に取り付けられて、ヘッド部10に対して柄部20を所定の角度に固定する回動抑制器具200であって、柄部20に取り付けられる柄取付部201と、柄取付部201と連結されて設けられ、ヘッド部10に取り付けられるヘッド取付部202と、を備える。
当該構成によれば、用途に合わせた2種類の清掃用治具を購入しておく必要が無く、従来使用していた柄部20が回動自在な清掃用治具100はそのまま使用することができる。そのため、経済的であり、かつ、収納スペースを取られることも無い。
加えて、内部の複雑な構造によらず、清掃用治具100とは別部材である単純な構造の回動抑制器具200を清掃用治具100に取り付けるという容易な操作だけで柄部20を回動自在とするか固定するかを切り替えることができる。そのため、回動抑制器具付清掃用治具1が故障するリスクが少ない。
なお、仮に故障したとしても、単純な構造を有する回動抑制器具200を買い替えるだけで良い。そのため、内部に複雑な構造を有する清掃用治具を買い替えるよりも経済的である。
また、本実施形態においては、柄取付部201がクリップ形状である。そのため、柄部20を挟持するという簡単な操作で柄取付部201を柄部20に取り付けることができる。
また、ヘッド取付部202は吸盤202aを備える。そのため、ヘッド部10に押し付けるという簡単な操作でヘッド取付部202をヘッド部10に取り付けることができる。また、繰り返し使用しても摩耗しにくい。また、ヘッド取付部202の押さえ位置(吸盤202aの高さ)に応じてヘッド部10に対する柄部20の角度を調整することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る回動抑制器具200は、例えば図8Aに示すように、柄取付部201が柄部20の最も太い部分の外形よりも僅かに大きい外形の空洞部201aを有する筒状である。そして、空洞部201aに柄部20を挿通することで、柄取付部201が柄部20に装着される。
この場合、先に空洞部201aを柄部20に挿通させて、回動抑制器具200をヘッド部10に近付けてから、ヘッド取付部202をヘッド部10の所定の箇所に取り付ける。
本実施形態によれば、より柄部20から柄取付部201が外れにくくなる。
なお本実施形態においては、少なくとも空洞部201aが柄部20に沿った形状であればよく、柄取付部201の形状は円筒形に限られない。また、空洞部201aの形状も柄部20の形状に応じて変更可能であり、円形に限られない。また、本実施形態に係る柄取付部201を形成する材料は、PP、PE、ABS樹脂等のプラスチックに限られず、ゴム等のエラストマーも採用することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る回動抑制器具200は、例えば図8Bに示すように、ヘッド取付部202がヘッド部10から隆起した箇所(本実施形態においては、例えばジョイント部30の第1ヨーク部31)を挟持するクリップ形状である。
この場合、先にヘッド取付部202をヘッド部10に取り付けてから、柄取付部201を柄部20に取り付ける。
本実施形態によれば、回動抑制器具付清掃用治具1を操作して清掃を行う際の安定性をより高めることができる。
なお本実施形態においては、ヘッド取付部202はPP、PE、ABS樹脂等のプラスチックに限られず、ステンレス等の金属によっても形成することができる。
<第4実施形態>
第4実施形態に係る回動抑制器具200は、例えば図8Cに示すように、ヘッド取付部202がヘラ状形状や棒状である。そして、図8Dに示すような、ジョイント部30の近傍のヘッド部10に設けられた凹部14に挿通されて嵌合することで、当該ヘッド取付部202をヘッド部10に取り付ける構成である。
この場合、先に凹部14にヘッド取付部202を挿通して取り付けてから、柄取付部201を柄部20に取り付ける。すると、ヘッド取付部202によって柄部20の第一方向(図8Dにおいては前後方向)への回動が抑制される。また、回動抑制器具200によって、平面視において第一方向と直交する第二方向(図8Dにおいては左右方向)への柄部20の回動が抑制される。なおこのとき、凹部14へのヘッド取付部202の差し込み具合に応じてヘッド部10に対する柄部20の角度を調整することができる。
なお本実施形態においては、凹部14は図8Dに示すような穴に限られず、取付部13と略同様に、爪部を備える穴とした上で、ヘッド取付部202をゴム等の軟質部材によって形成して、凹部14に押し込むことでヘッド部10に取り付ける構成としてもよい。
当該構成によれば、よりヘッド部10からヘッド取付部202が外れにくくなる。また、爪部によって凹部14にゴミ等が入り込んでしまうのを防ぐことができる。
[変形例]
なお、本発明が、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記された発明の範囲とその均等の範囲を含む様々な変更が可能であるのはもちろんである。
例えば、図8Aにおいては、回動抑制器具200のヘッド取付部202が吸盤202aを備える場合を例示し、図8B及び図8Cにおいては、回動抑制器具200の柄取付部201がクリップ形状である場合を例示したが、これに限られない。すなわち、一の実施形態の柄取付部201又はヘッド取付部202の構成に、他の実施形態のヘッド取付部202又は柄取付部201の構成を組み合わせた回動抑制器具200としてもよい。
また、上記各実施形態においては、柄取付部201とヘッド取付部202が連結部202bによって連結している場合と、ヘッド取付部202が柄取付部201に直接設けられていることで連結している場合を例示したが、これに限られない。
具体的には例えば、柄取付部201の所定の箇所に第1極(例えばS極)が外面を向くように第1の磁石を取り付ける。そして、ヘッド部10の所定の箇所に、両面テープ等によって、ヘッド取付部202である第2の磁石を、第2極(例えばN極)が外面を向くように取り付けることで、柄取付部201とヘッド取付部202とが磁力により連結する構成としてもよい。
また、上記各実施形態においては、柄取付部201とヘッド取付部202が、それぞれ柄部20とヘッド部10に着脱自在に取り付けられる場合を例示したが、これに限られない。すなわち、柄取付部201とヘッド取付部202の少なくともいずれかが柄部20又はヘッド部10に着脱自在であればよく、柄取付部201とヘッド取付部202のいずれかが柄部20又はヘッド部10に固着されている構成であっても構わない。
1 回動抑制器具付清掃用治具
100 清掃用治具
10 ヘッド部
14 凹部
20 柄部
200 回動抑制器具
201 柄取付部
201a 空洞部
202 ヘッド取付部

Claims (7)

  1. 清掃用シートが取り付けられるヘッド部と、前記ヘッド部に回動自在に接続され、ユーザーが把持するための柄部と、を備える清掃用治具に取り付けられ、前記ヘッド部に対して前記柄部を所定の角度に固定する回動抑制器具であって、
    前記柄部に取り付けられる柄取付部と、
    前記柄取付部に連結され、前記ヘッド部に取り付けられるヘッド取付部と、を備え、
    前記柄取付部と前記ヘッド取付部の少なくともいずれかは、着脱自在に取り付けられることを特徴とする回動抑制器具。
  2. 前記柄取付部は、クリップ形状であって、
    前記柄部を挟持することで前記柄部に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の回動抑制器具。
  3. 前記柄取付部は、空洞部を有する筒状であって、
    前記空洞部に前記柄部を挿通することで前記柄部に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の回動抑制器具。
  4. 前記ヘッド取付部は、吸盤であって、
    前記ヘッド部に吸着することで前記ヘッド部に取り付けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の回動抑制器具。
  5. 前記ヘッド取付部は、クリップ形状であって、
    前記柄部と前記ヘッド部の連結部を挟持することで前記ヘッド部に取り付けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の回動抑制器具。
  6. 前記ヘッド取付部は、前記柄部と前記ヘッド部の連結部近傍に設けられた凹部に挿通されることで前記ヘッド部に装着されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の回動抑制器具。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の回動抑制器具と、
    清掃用シートが取り付けられるヘッド部と、前記ヘッド部に回動自在に接続され、ユーザーが把持するための柄部と、を備える清掃用治具と、
    を備えることを特徴とする回動抑制器具付清掃用治具。
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