JP2021122160A - 情報処理装置、情報処理方法、および、プログラム - Google Patents
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Description
特許文献1は、プリンタのプロファイル(デバイス特性)を作成する際に、色むらの影響を低減する装置を開示している。特許文献1では、まず、プロファイル作成用カラーパッチと色むら確認用カラーパッチとを含むカラーチャートを複数配置したカラーチャート印刷物を作る。そして、他の色むら確認用カラーパッチとの色差の大きい色むら確認用カラーパッチを含むカラーチャートを、異常なカラーパッチを含むカラーチャートであると判断する。その後、異常なカラーパッチを含むカラーチャートを排除し、残ったカラーチャートを用いて、プリンタのプロファイルを作成している。
本発明は、上記の点を鑑み、より効率的に高精度のデバイス特性を生成することができる情報処理を提供することを目的とする。
本実施形態における情報処理装置は、出力デバイスの色再現特性を生成する装置である。以下の説明において、出力デバイスの色再現特性は、デバイス特性と称される。
実施形態1の情報処理装置の構成について、図1に示されるブロック図を参照して説明する。実施形態1の情報処理装置は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、操作部104と、画像処理部105と、モニタ106と、入力デバイス107と、出力デバイス108と、測定器109と、を有する。情報処理装置の上記構成要素は、バス110によって相互接続されている。
ROM102は、情報処理装置に必要なオペレーティングシステム、情報処理アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなどのソフトウェア(コンピュータプログラム)を記憶している。
RAM103は、各種制御プログラムが扱うデータや操作部104から入力されるデータの作業領域及び一時待避領域として機能する。
操作部104は、入力デバイス107や出力デバイス108等へのデータ入力を行う。データ入力は、例えば、情報処理装置のユーザによって行われる。また、操作部104は、ROM102や画像処理部105に格納されている情報処理アプリケーションプログラムを起動するための指示を、例えば、ユーザから受け取る。
モニタ106は、画像処理部105の処理結果や操作部104で入力されたデータ等を表示する。モニタ106に表示される処理結果等は、ユーザが操作できる状態で表示され得る。つまり、モニタ106は、ユーザインタフェースとして機能することができる。モニタ106は、例えば、液晶表示装置からなる。
出力デバイス108は、本実施形態では、画像を出力(印刷)するプリンタである。測定器109は、出力デバイス108により出力されたカラーパッチのLab値を測定する。測定器109は、例えば、分光放射輝度計を有する。測定器109が予めカラーパッチのLab値を測定している場合、または、情報処理装置の外部からカラーパッチのLab値が情報処理装置に提供される場合、測定値は画像処理部105に保持(格納)される。
まず、CPU101は、操作部104に対するユーザの指示により、ROM102や画像処理部105に格納されている情報処理アプリケーションを起動する。そして、CPU101は、情報処理アプリケーションをRAM103に展開すると共に、展開した内容のうちユーザに必要な事項(例えば、後述するエラーメッセージ)等をモニタ106に表示させることができる。CPU101は、モニタ106に所定の事項等を表示させる表示制御部として機能する。情報処理アプリケーションの展開内容をモニタ106に表示する場合、モニタ106は、上記したようにユーザインタフェースとして機能する。続いて、画像処理部105に格納されている各種データが、CPU101からの指令に基づきRAM103に転送される。RAM103に転送された各種データには、CPU101からの指令により所定の演算処理が行われる。そして、演算処理の結果は、モニタ106上に表示されるか、画像処理部105に格納される。
図2は、本実施形態の情報処理装置の機能ブロック図である。情報処理装置は、パッチ測定値取得部201と、パッチ異常値検出部202と、パッチ異常値除外部203と、パッチ平均値算出部204と、デバイス特性生成部205と、パッチ異常値除外結果表示部206と、を有する。カラーパッチの測定値はLab値である。ここでLab値とは、例えば、CIE(Commission internationale de l'eclairage:国際照明委員会)L*a*b*座標を用いた値である。
パッチ異常値検出部202は、パッチ測定値が異常値か否かを判定することにより、当該パッチ測定値が異常値であるか否かを検出する。パッチ異常値除外部203は、パッチ異常値検出部202により検出された異常値を除外する。
パッチ異常値除外結果表示部206は、パッチ測定値の異常値を除外した後に残っているパッチ測定値が所定数あるかを判定し、その後、パッチ異常値除外結果をメッセージで表示する。パッチ測定値が所定数未満の場合には、パッチ測定精度が不十分であると考えられるので、パッチ異常値除外結果表示部206は、例えば、「パッチの測定精度が保証範囲外です」というメッセージを表示する。このメッセージは、エラーメッセージであり、モニタ106(図1)に表示される。
デバイス特性生成部205は、各色のパッチ平均測定値を所定の形式で保存することにより、出力デバイス108のデバイス特性を生成する。例えば、後述する図3の「B」の縦欄の右横に、L値の縦欄とa値の縦欄とb値の縦欄を設ける。そして、デバイス特性生成部205は、パッチ平均値算出部204により算出したLab値のパッチ平均測定値を、L値、a値およびb値の欄に保存する。パッチ平均測定値を使用する理由は、出力デバイス108に起因するパッチ測定値の小さな変動(パッチ測定値間のバラツキ)をキャンセルまたは抑制するためである。
本実施形態では、出力デバイス(プリンタ)108の面内むらや経時変化の影響を除外してデバイス特性を取得するために、複数回数(5回)出力した同一色のカラーパッチの測定値のなかで、他のカラーパッチとは大きく異なるパッチ測定値を除外する。その後、除外されたパッチ測定値以外のパッチ測定値の平均値を算出する。他のカラーパッチとは大きく異なる値を有するパッチ測定値を除外することで、出力デバイス108の面内むらなどの大きな変動の影響を減ずる(もしくは排除する)。5回出力するというのは、5つのカラーチャートをプリンタにて印字するということである。
以下、図2に示した情報処理装置にて実行される処理を、図5のフローチャートを用いて説明する。
画像処理部105がカラーチャートA〜EのLab値をすでに保持している場合には、パッチ測定値取得部201は、Lab値を画像処理部105から取得してもよい。そうでなければ、パッチ測定値取得部201は、測定器109よりLab値を直接取得する。
Lavei=(LAi+LBi+LCi+LDi+LEi)/5
aavei=(aAi+aBi+aCi+aDi+aEi)/5
bavei=(bAi+bBi+bCi+bDi+bEi)/5 (式1)
S503では、パッチ異常値検出部202が、出力デバイス(プリンタ)の経時変化または面内むらの影響を受けたと考えられるパッチ測定値を異常値として検出する。具体的には、パッチ異常値検出部202が、パッチ測定値(LAi、aAi、bAi)〜(LEi、aEi、bEi)のなかで、S502で算出した平均値(Lavei、aavei、bavei)との色差ΔEが大きいパッチ測定値を、異常値として検出する。本実施形態では、色差ΔEが閾値ΔEt以上の場合に、色差ΔEが大きいと判定する。つまり、色差ΔEが閾値ΔEt以上の場合に、パッチ測定値が異常値であるとする。また、本実施形態では、閾値ΔEtはカラーパッチの色によらない1つの値であるとする。閾値ΔEtは所定値と称することができる。
ΔEAi=((LAi―Lavei)2+(aAi―aavei)2+(bAi―bavei)2)1/2
ΔEBi=((LBi―Lavei)2+(aBi―aavei)2+(bBi―bavei)2)1/2
ΔECi=((LCi―Lavei)2+(aCi―aavei)2+(bCi―bavei)2)1/2
ΔEDi=((LDi―Lavei)2+(aDi―aavei)2+(bDi―bavei)2)1/2
ΔEEi=((LEi―Lavei)2+(aEi―aavei)2+(bEi―bavei)2)1/2
(式2)
S504では、パッチ異常値除外部203が各パッチ測定値に対して、異常値か否かを示すフラグfXi(X=A〜E、1≦i≦729)を立てる。S503にて異常値であるとされたパッチ測定値のフラグの値は0とし、それ以外のパッチ測定値のフラグの値は1とする。
Σ(fXi)<N(X=A〜E) (式3)
ここで、Nはパッチ測定値のばらつきをキャンセルするために必要であると想定されるパッチ数である。式3を満たす場合には、パッチ測定値の数が所定数に満たないこととなる。本実施形態では、Nの値は4とする。つまり、本実施形態では、5つのカラーチャートA〜Eのうちの4つ以上のカラーチャートのパッチ測定値(4つ以上のパッチ測定値)を用いてデバイス特性を生成していることになる。
S506の後、S507に進む。つまり、本実施形態では、S505の判定がYesであってもNoであっても、S507に到達する。
Li=Σ(LXi*fXi)/Σ(fXi)
ai=Σ(aXi*fXi)/Σ(fXi)
bi=Σ(bXi*fXi)/Σ(fXi)
(X=A〜E、1≦i≦729) (式4)
S508でデバイス特性生成部205がパッチ平均測定値(Li、ai、bi)(1≦i≦729)をデバイス特性(プリンタ特性)として画像処理部105に所定の形式で保存することによりデバイス特性を生成し、図5のフローチャートを終了する。
さらに、本実施形態では、異常値を有するパッチ測定値を除外した後における測定値の数が所定数に満たない場合、上記した平均値の信頼性が低い(測定精度が保証範囲外にある)と考え、ユーザに対してエラーメッセージを表示している。エラーメッセージを見たユーザは、カラーパッチの測定値の平均値が、所定数未満の測定値を用いて算出されたことを認識することができる。
上記した本実施形態において、パッチ測定値のなかから異常値を検出する際に用いた色差ΔEは、カラーパッチの色によらず一意の値(固定値)としたが、カラーパッチの色ごとに色差ΔEを変えてもよい。さらに、異常値を検出する際に用いる色差は、ΔEに限定されず、ΔL、Δa、Δbを用いてもよい。この場合の色差ΔLは、(LAi―Lavei)となる。
パッチ測定値数が所定数に満たない色のカラーパッチについては、該当パッチの近傍のパッチ測定値を用いて(代用して)パッチ平均測定値を算出してもよい。例えば、異常値を有するカラーパッチを除外した後の状態で、パッチ番号No.2のパッチの数が3の場合に、カラーチャートAのパッチ番号No.3のパッチの測定値をパッチ番号No.2のパッチの測定値として用いてもよい。つまり、パッチ平均値算出部204は、異常値を有するカラーパッチをカラーチャートから除いた結果、カラーパッチの数が所定数に満たない色については、当該色に近い色のカラーパッチの測定値も用いて前記平均測定値を算出してもよい。
実施形態1では、異常値となるパッチ測定値を除外した結果、パッチ測定値数が所定数に満たない色がある場合には、パッチ測定精度が保証範囲外である旨のメッセージを表示し、パッチ測定値が所定数に満たなくともパッチ平均測定値を算出した。本発明はこのような実施形態に限定されない。例えば、異常値となるパッチ測定値を除外した結果、パッチ測定値数が所定数に満たない色がある場合に、当該色のカラーパッチで構成するカラーチャートを生成し、カラーチャートの再出力と再測定の結果を用いてパッチ平均測定値を算出してもよい。このような情報処理装置を、実施形態2として以下に説明する。
図7は、実施形態2の情報処理装置の機能ブロック図である。実施形態1(図2)との相違点は、実施形態2の情報処理装置がチャート再作成部701を備えていることである。チャート再作成部701は、パッチ測定値数が所定数に満たない色のカラーパッチで構成するカラーチャートを作成する。図2と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。
S805の判定がNoの場合、S806に進む。S806では、パッチ異常値除外結果表示部206が、パッチ除外結果についてのメッセージを表示する。詳しくは、パッチ異常値除外結果表示部206は、パッチ測定値の数が所定数に満たない色のカラーパッチに関するメッセージを示す。つまり、パッチ異常値除外結果表示部206は、S805においてΣ(fXi)<Nとなるパッチ番号iのカラーパッチに関するメッセージを示す。本実施形態では、S805においてΣ(fXi)<Nとなるパッチ番号iは、No.28、No.91、No.163およびNo.649であるとする。
S808では、S805にて保持したΣ(fXi)<Nとなるパッチ番号iのカラーパッチにより構成するカラーチャートを、もう一度チャート再作成部701が作成し、出力デバイス108であるプリンタから出力する。図10は、S808にて作成されるカラーチャート1000の例を示す。図10に示されているように、本実施形態では、同一パッチ番号のカラーパッチが横一列に5つ(P、Q、R、S、T)配置される。このカラーパッチの数(5)をMとする。
S810では、パッチ平均値算出部204が、同一色のカラーパッチの測定値を平均して各色の平均測定値を算出する。S810の処理は、S805の判定がYesの場合と、S805の判定がNoで且つS807の判定がNoの場合と、S805の判定がNoで且つS807の判定がYesの場合に実行される。本実施形態では、S805の判定がYesの場合に実行されるS810の処理と、S805の判定がNoで且つS807の判定がNoの場合に実行されるS810の処理は同じである。この処理は、S805の判定がNoで且つS807の判定がYesの場合に実行される処理とは異なる。まず、S805の判定がYesの場合に実行されるS810の処理について説明する。
Li=Σ(LXi*fXi)/Σ(fXi)
ai=Σ(aXi*fXi)/Σ(fXi)
bi=Σ(bXi*fXi)/Σ(fXi)
(X=A〜E、1≦i≦729かつi≠28、91、163、649) (式5)
一方、S805の判定がNoで且つS807の判定がYesの場合(つまり、S805において、Σ(fXi)<Nとなり、S809にてパッチ測定値を新たに取得した場合)、パッチ平均測定値は、次式で算出する。
Lj=Σ(LXj*fXj)/M
aj=Σ(aXj*fXj)/M
bj=Σ(bXj*fXj)/M
(X=P〜T、j=28、91、163、649) (式6)
以上、実施形態2では、複数回数出力した同一色のカラーパッチの測定値のなかで、他のカラーパッチとは大きく異なる値を有するパッチ測定値を除外する(S804)。その結果、パッチ測定値数が所定数に満たない色がある場合には(S805:No)、必要に応じて、当該色のカラーパッチで構成するカラーチャートを再度生成できるようにした(S807)。そして、当該カラーチャートの再出力(S808)と再測定(S809)を実施してパッチ平均測定値を算出できるようにした(S810)。
なお、S808にて再度作成したカラーチャートに含まれるパッチ測定値をすべて用いてパッチ平均測定値をS809にて算出したが、これらのパッチ測定値に対してS803及びS804にて実施する異常値の検出及び除外を実行してもよい。また、図10では同一パッチ番号のカラーパッチを5つ配置した(P、Q、R、S、T)が、配置するカラーパッチの数Mは5に限定されない。
実施形態1では、図5のフローチャートにおいて、S505の判定がNoの場合にのみ、パッチ異常値除外結果表示部206がパッチ除外結果のメッセージを表示する(S506)としたが、S505の判定がYesの場合にもメッセージを表示してもよい。S505の判定がYesの場合にパッチ異常値除外結果表示部206が表示するメッセージは、エラーメッセージではなく、パッチ測定値の数が不足していないことをユーザに示すメッセージである。同様に、実施形態2のS805の判定がYesの場合にもメッセージを表示してもよい。
本発明は、上述した実施形態の機能(例えば、上記のフローチャートにより示されるステップ)を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、情報処理装置に接続されたシステム或いは情報処理装置に供給することによっても実現できる。この場合、そのシステム或いは情報処理装置のコンピュータ(CPUやMPUなど)が、コンピュータが読み取り可能に記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することにより、上述した実施形態の機能を実現する。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させてもよいし、複数のコンピュータを連動させて実行させてもよい。
Claims (12)
- 複数の色に対応するカラーパッチを含むカラーチャートを用いて出力デバイスのプロファイルを作成するための値を算出する情報処理装置であって、
前記出力デバイスにより出力された前記カラーチャートにおいて異なる位置に配置された前記カラーパッチについて、複数回の測色を行って得られた、前記複数の色それぞれに対応する測定値を取得する取得手段と、
前記複数回の測色後の再測色が可能であることを通知する情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記複数の色のうちのある色について、前記取得された測定値と前記再測色により得られた測定値とのうちの複数の測定値を用いて、前記プロファイルを作成するための値を算出する算出手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記複数の色のうちの前記再測色の対象となる色に対応する前記取得された測定値と、前記再測色の指示を受け付けるためのボタンとを含む画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記再測色は、前記カラーチャートとは異なるカラーチャート内のカラーパッチを測色することであることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記再測色により測色されるカラーチャートは、前記取得された測定値に対応する前記カラーチャートよりもカラーパッチの数が少ないカラーチャートであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記複数回の測色の間で、前記取得された測定値に含まれる前記ある色に対応する測定値の色差が大きい場合に、前記表示部に警告を表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記算出手段は、前記複数回の測色の間で、前記取得された測定値に含まれる前記ある色に対応する測定値の色差が小さい場合に、前記取得された測定値を用いて前記プロファイルを作成するための値を算出し、前記色差が大きい場合に、前記取得された測定値と前記再測色により得られた測定値とのうちの複数の測定値を用いて前記プロファイルを作成するための値を算出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記色差が小さい場合に、前記表示部に前記情報及び前記警告を表示させないことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記取得手段は、前記出力デバイスが複数回出力することで得られた、複数のカラーチャートそれぞれにおけるカラーパッチそれぞれの測定値を取得することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記算出手段は、前記ある色について、前記取得された測定値と前記再測色により得られた測定値とのうちの複数の測定値の平均値を前記プロファイルを作成するための値として算出することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記算出手段は、前記ある色について、前記取得された測定値と、前記再測色により得られる測定値とで、前記プロファイルを作成するのに適していない測定値を除外して、平均値を前記プロファイルを作成するための値として算出することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- コンピュータを請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- 複数の色に対応するカラーパッチを含むカラーチャートを用いて出力デバイスのプロファイルを作成するための値を算出する情報処理方法であって、
前記出力デバイスにより出力された前記カラーチャートにおいて異なる位置に配置された前記カラーパッチについて、複数回の測色を行って得られた、前記複数の色それぞれに対応する測定値を取得するステップと、
前記複数回の測色後の再測色が可能であることを通知する情報を表示部に表示させるステップと、
前記複数の色のうちのある色について、前記取得された測定値と前記再測色により得られた測定値とのうちの複数の測定値を用いて、前記プロファイルを作成するための値を算出するステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。
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