JP2021120771A - 報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搭乗者が煩わしく感じる報知を低減する報知装置を提供する。【解決手段】車両に接近する対象物を検出して、搭乗者に対して対象物の接近を報知する報知部9と、車両の周囲に存在する水分を検知する水分検知部10と、水分検知部10で水分が検知された場合に、水分が検知されない場合と比較して報知の度合いを抑制するように報知部9を制御する報知制御部8とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、報知装置に関する。
従来から、車両の周辺に、例えばミリ波レーダなどを送信して車両に接近する対象物を検出し、車両に搭乗する搭乗者に対して対象物の接近を報知するブラインドスポットモニタ(BSM)などの報知装置が実用化されている。
ここで、降雨などにより車両の周囲に水分が存在すると、対象物の検出精度が低下するおそれがある。
そこで、対象物の検出精度を向上させる技術として、例えば、特許文献1には、ワイパーおよび雨滴による影響を低減して対象物の検出精度を向上させる物体検出装置が開示されている。
特開2016−114398号公報
しかしながら、特許文献1の物体検出装置は、雨を対象物と誤検出した場合に、雨が降り続ける間にわたって搭乗者に対して対象物の接近を報知するおそれがあり、その報知を搭乗者が煩わしく感じる場合がある。
本開示は、搭乗者が煩わしく感じる報知を低減する報知装置を提供することを目的とする。
本開示に係る報知装置は、車両に接近する対象物を検出して、搭乗者に対して対象物の接近を報知する報知部と、車両の周囲に存在する水分を検知する水分検知部と、水分検知部で水分が検知された場合に、水分が検知されない場合と比較して報知の度合いを抑制するように報知部を制御する報知制御部とを備えるものである。
本開示によれば、搭乗者が煩わしく感じる報知を低減することが可能となる。
本開示の実施の形態1に係る報知装置を備えた車両の構成を示す図である。 実施の形態2に係る報知装置の要部を示すブロック図である。 実施の形態1および2の変形例の構成を示す図である。
以下、本開示に係る実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1に、本開示の実施の形態1に係る報知装置を備えた車両の構成を示す。車両は、キャブ1と、架装部2と、ワイパー3と、ワイパー制御部4と、報知装置5とを有する。車両は、例えば、トラックなどの商用車が挙げられる。
キャブ1は、搭乗者が搭乗するためのもので、車両の前部に配置されている。キャブ1の運転席には、車両の各部を操作する操作部が配置されており、例えばワイパー3を操作するワイパー操作部が配置されている。
架装部2は、例えば荷物を載せるためのもので、キャブ1に対して車両後方に配置されている。架装部2は、キャブ1の後部近傍から車両後部にわたるように車両前後方向に長く形成されている。
ワイパー3は、車両のフロントガラスに付着した雨Rを拭うもので、フロントガラスに沿って動作するように配置されている。
ワイパー制御部4は、ワイパー3に接続され、キャブ1内の運転席に設けられたワイパー操作部の操作信号に基づいてワイパー3の動作を制御する。
報知装置5は、キャブ1の前部に配置された一対の検出部6を有し、この一対の検出部6に算出部7、報知制御部8および報知部9が順次接続されている。また、報知装置5は、ワイパー制御部4に接続された水分検知部10を有し、この水分検知部10が報知制御部8に接続されている。報知装置5は、例えば、ブラインドスポットモニタから構成することができる。
検出部6は、車両の周囲に存在する対象物を検出するもので、キャブ1の前部において右側部近傍と左側部近傍に配置されている。検出部6は、例えば、ミリ波を送受信して対象物を検出するミリ波レーダから構成することができる。検出部6は、車両前方を向いた検出面を有し、この検出面からミリ波Fを送受信して、検出面の正面に拡がる検出範囲に存在する対象物を検出する。検出部6は、例えば、検出面の正面に150度の検出範囲を有するように形成することができる。
算出部7は、検出部6の検出情報に基づいて対象物の位置を算出する。そして、算出部7は、対象物の位置が車両から所定の距離以下であるか否かを判定し、所定の距離以下である場合には、報知制御部8に接近信号を出力する。
水分検知部10は、ワイパー制御部4からワイパー3の動作情報を取得し、ワイパー3の動作の有無に基づいて、車両の周囲に降る雨Rを検知する。すなわち、水分検知部10は、ワイパー3が動作している場合に雨Rを検知したと判定し、ワイパー3が動作していない場合には雨Rが検知されないと判定する。
報知制御部8は、算出部7から出力された接近信号に基づいて、対象物の接近を報知するように報知部9を制御する。ここで、報知制御部8は、水分検知部10で雨Rが検知された場合に、雨Rが検知されない場合と比較して報知の度合いを抑制するように報知部9を制御する。すなわち、算出部7から接近信号が入力されても、水分検知部10において雨Rが検知された場合には、報知の度合いを抑制することになる。
報知部9は、キャブ1の車室内に配置され、報知制御部8の制御の下、キャブ1に搭乗する搭乗者に対して対象物の接近を報知する。
なお、報知装置5の機能は、コンピュータプログラムにより実現させることもできる。例えば、コンピュータの読取装置が、報知装置5の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置に記憶させる。そして、CPUが、記憶装置に記憶されたプログラムをRAMにコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAMから順次読み出して実行することにより、報知装置5の機能を実現することができる。
次に、実施の形態1の動作について説明する。
まず、図1に示すように、運転者が、操作部を操作して車両を運転する。このとき、運転者は、雨Rが降っていない場合にはワイパー3を停止させ、雨Rが降っている場合にはワイパー3を動作させるように、図示しないワイパー操作部を操作する。この操作信号はワイパー制御部4に入力され、ワイパー制御部4が、操作信号に基づいてワイパー3を動作させる。
また、ワイパー制御部4は、ワイパー3が動作したとの動作情報を水分検知部10に出力する。そして、水分検知部10が、ワイパー制御部4から入力される動作情報に基づいて、ワイパー3の動作の有無を判定する。水分検知部10は、ワイパー3が動作していない場合には車両の周囲において雨Rを検知しないと判定し、ワイパー3が動作している場合には車両の周囲において雨Rを検知したと判定する。
ここで、水分検知部10は、ワイパー3が一定時間以上連続して動作された場合に、ワイパー3が動作されたと判定することが好ましい。例えば、水分検知部10は、ワイパー3が約10秒以上連続して動作された場合に、ワイパー3が動作されたと判定することができる。これにより、例えば、車両の運転者が、フロントガラスを洗浄するためにウォッシャー液を噴射させてワイパー3を短時間だけ動作させる、いわゆるウインドウォッシャーの操作を行った場合に、水分検知部10が雨Rを検知したと誤判定することを防ぐことができる。このため、水分検知部10により雨Rを確実に検知することができる。
また、水分検知部10は、ワイパー3の動作の有無に基づいて雨Rを検知するため、例えば雨Rを静電容量式などのセンサのみで機械的に検知するものと比較して、雨Rを確実に検知することができる。
このようにして、水分検知部10は、雨Rを検知すると、その検知結果を報知制御部8に出力する。
一方、検出部6からはミリ波Fが送受信され、その受信信号が算出部7に出力される。このとき、車両の周囲に対象物が存在すると、対象物で反射されたミリ波Fが短時間で検出部6に受信され、対象物の検出情報を含む受信信号が算出部7に出力される。
算出部7は、検出部6から順次出力される受信信号から検出情報を取得し、その検出情報に基づいて車両に対する対象物の位置を算出する。続いて、算出部7は、対象物の位置が車両から所定の距離以下であるか否かを判定し、所定の距離以下である場合には、車両に対象物が接近しているとして、報知制御部8に接近信号を出力する。
続いて、報知制御部8は、算出部7から対象物の接近を示す接近信号が入力されると、水分検知部10による雨Rの検知結果に基づいて報知部9を制御する。
具体的には、報知制御部8は、水分検知部10で雨Rが検知されない場合には、搭乗者に対する報知の度合いを変えることなく、通常の度合いで報知するように報知部9を制御する。これにより、搭乗者が対象物の接近を認識し、車両を停止させるなどして、対象物が車両に衝突するのを抑制することができる。
一方、報知制御部8は、水分検知部10で雨Rが検知された場合には、搭乗者に対する報知の度合いを、雨Rを検知しない場合と比較して抑制するように報知部9を制御する。
一般的に、車両の周囲に雨Rが降っているときは、検出部6の検出精度がある程度低下する傾向にあり、例えば雨Rを対象物として検出するおそれがある。従来、検出部で対象物が検出されると、車両の周囲に雨Rが降っている場合も、雨Rが降っていない場合と同様に、搭乗者に対して対象物の接近が報知されていた。このため、検出部が雨Rを対象物と誤検出した場合には、雨Rが降っている間、対象物が存在しないにも関わらず搭乗者に対する報知が行われるおそれがあった。
そこで、報知制御部8が、水分検知部10で雨Rが検知された場合に、搭乗者に対する報知の度合いを抑制する。これにより、検出部6が雨Rを対象物と誤検出した場合に、雨Rが降っている間の長時間にわたって誤検出による報知がなされることを抑制し、搭乗者が煩わしく感じることを低減することができる。
ここで、報知制御部8は、例えば、報知部9がスピーカの音とランプの光で報知する場合には、スピーカの音量およびランプの光量を所定の度合いに低減するように報知部9を制御することができる。また、報知制御部8は、スピーカによる報知を停止して、ランプによる報知のみを行うことで報知を抑制するように報知部9を制御することもできる。また、報知制御部8は、全ての報知を停止して報知を抑制することもできる。
また、報知制御部8は、水分検知部10で雨Rが検知された時点から時間の経過に伴って報知の度合いを段階的に抑制するように報知部9を制御することもできる。これにより、最初の報知で搭乗者に対して対象物の接近を報知する一方、雨Rに起因する長時間の報知を抑制して搭乗者が煩わしく感じることを低減することができる。
また、報知制御部8は、雨Rの量に応じて報知の度合いを抑制するように報知部9を制御することもできる。例えば、水分検知部10が、ワイパー制御部4から出力されるワイパー3の動作情報に基づいて雨Rの量を算出する。そして、報知制御部8が、雨Rの量が多い場合には、雨Rの量が少ない場合と比較して、報知の度合いを大きく低減するように報知部9を制御する。これにより、搭乗者が煩わしく感じる可能性の高い報知を確実に低減することができる。
続いて、雨Rが止むと、車両を運転する運転者が、ワイパー3を停止させるように、図示しないワイパー操作部を操作する。この操作信号がワイパー制御部4に入力され、ワイパー制御部4が、操作信号に基づいてワイパー3を停止させる。
このとき、ワイパー制御部4は、ワイパー3を停止させると同時に、ワイパー3の動作が停止されたとの動作情報を水分検知部10に出力する。そして、水分検知部10は、ワイパー制御部4から入力される動作情報に基づいて、ワイパー3の動作が停止された、すなわち雨Rを検知しないと判定する。水分検知部10は、車両の周囲において雨Rを検知しないとの検知結果を報知制御部8に出力する。
報知制御部8は、水分検知部10から雨Rを検知しないとの検知結果が入力されると、報知の抑制を解除する、すなわち通常の度合いで報知するように報知部9を制御する。
このとき、報知制御部8は、水分検知部10で所定時間以上連続して雨Rが検知されない場合に、報知の抑制を解除するように報知部9を制御することが好ましい。例えば、報知制御部8は、水分検知部10で約10分以上連続して雨Rが検知されない場合に、報知の抑制を解除することができる。これにより、雨Rが確実に止んだ後に報知の抑制を解除することができ、雨Rが再度降り出す度に報知の抑制とその解除とを繰り返して搭乗者が煩わしく感じることを確実に抑制することができる。
本実施の形態によれば、報知制御部8は、水分検知部10で雨Rが検知された場合に雨Rが検知されない場合と比較して報知の度合いを抑制するように報知部9を制御するため、雨Rが降っている間の長時間にわたって誤検出による報知が継続されることを抑制し、搭乗者が煩わしく感じる報知を低減することができる。
(実施の形態2)
以下、本開示の実施の形態2について説明する。ここでは、上記の実施の形態1との相違点を中心に説明し、上記の実施の形態1との共通点については、共通の参照符号を使用して、その詳細な説明を省略する。
上記の実施の形態1において、報知制御部8は、車両がトンネルを走行する場合に報知の抑制を解除するように報知部9を制御することができる。
例えば、図2に示すように、実施の形態1に取得部21を新たに配置することができる。
取得部21は、車両が走行する道路情報を取得するもので、例えば車両前方を撮影するカメラから構成することができる。取得部21は、キャブ1の前部において車幅方向中央部に配置することができる。
報知制御部8は、雨Rが検知されたとの検知結果に基づいて報知部9による報知の度合いを抑制した後、取得部21で取得された道路情報に基づいて車両がトンネルを走行するか否かを判定する。そして、報知制御部8は、車両がトンネルを走行すると判定した場合には、報知の抑制を解除するように報知部9を制御する。
なお、報知制御部8は、カメラで撮影された撮影情報に基づいて判定するものに限られるものではなく、例えば地図情報などの道路情報から車両がトンネルを走行するか否かを判定することもできる。
このような構成により、取得部21は、車両が走行する道路を撮影して道路情報を取得し、その道路情報を報知制御部8に順次出力する。このとき、車両の周囲には雨Rが降っており、報知部9による報知は、報知制御部8により抑制されているものとする。
報知制御部8は、取得部21から出力された道路情報、すなわち撮影画像からトンネルの検出を行う。報知制御部8は、撮影画像からトンネルを検出すると、車両がトンネルを走行すると判定し、報知の抑制を解除するように報知部9を制御する。
車両がトンネルを走行する場合には検出部6は雨Rの影響を受けないため、報知制御部8が報知の抑制を解除することにより、車両への対象物の接近を確実に報知することができる。
ここで、実施の形態1では、報知制御部8は、水分検知部10で所定時間以上連続して雨Rが検知されない場合に報知の抑制を解除したが、車両がトンネルを走行すると判定した場合には、水分検知部10で雨Rが検知されなくなった後、所定時間より短い時間で報知の抑制を解除するように報知部9を制御することができる。例えば、報知制御部8は、水分検知部10で雨Rが検知されなくなってから約5秒後に報知の抑制を解除することができる。これにより、車両への対象物の接近をより確実に報知することができる。
なお、本実施の形態では、取得部21は、カメラから構成されたが、車両が走行する道路情報を取得することができればよく、これに限られるものではない。例えば、取得部21は、サーバなどに保存された道路情報を通信で取得する情報通信部、車車間通信を行う車車間通信部および路車間通信を行う路車間通信部などから構成することができる。
また、本実施の形態では、報知制御部8は、取得部21で取得された道路情報に基づいて車両がトンネルに到達する前にトンネルを走行するか否かを判定したが、道路情報に基づいて車両がトンネルを走行するか否かを判定することができればよく、これに限られるものではない。
例えば、報知制御部8は、取得部21で取得された道路情報に基づいてトンネルを検知した後、水分検知部10で雨Rが検知されなくなった時点で車両がトンネルを走行すると判定することができる。また、報知制御部8は、取得部21で取得された地図情報に基づいて車両がトンネルに到達した時点で車両がトンネルを走行すると判定することもできる。これにより、例えば渋滞などで車両がトンネルに到達するまでに時間を要する場合に、車両がトンネルに到達する前に報知の抑制が解除されることを防止し、車両が確実にトンネルに到達した後に報知の抑制を解除することができる。
本実施の形態によれば、報知制御部8は、車両がトンネルを走行すると判定した場合には検知の抑制を解除するように報知部9を制御するため、雨Rの影響を受けない状況において車両への対象物の接近を確実に報知することができる。
なお、上記の実施の形態1および2では、水分検知部10は、ワイパー3の動作の有無に基づいて雨Rを検知したが、雨Rを検知することができればよく、これに限られるものではない。例えば、水分検知部10は、静電容量式および光学式などで雨Rを機械的に検知するものから構成することができる。
また、上記の実施の形態1および2では、水分検知部10は、車両の周囲に降る雨Rを検知したが、車両の周囲に存在する水分を検知することができればよく、雨Rに限られるものではない。例えば、水分検知部10は、車両の周囲に存在する霧および雪などを検知してもよい。
また、上記の実施の形態1および2において、水分検知部10は、車両に対して雨Rが降る方向をさらに検知することができる。例えば、2つの水分検知部10を車両の右側部と左側部にそれぞれ配置し、その検出量に基づいて雨Rが降る方向を検知する。そして、報知制御部8は、水分検知部10で検知された雨Rが降る方向に基づいて報知部9を制御する。すなわち、報知制御部8は、雨Rが降る方向に配置された検出部6で対象物の接近が検出された場合にのみ報知部9による報知の度合いを抑制し、その反対側に配置された検出部6で対象物の接近が検出された場合には報知部9による報知の度合いを抑制しないように制御することができる。これにより、搭乗者が煩わしく感じる報知のみを確実に低減することができる。
また、上記の実施の形態1および2では、検出部6は、キャブ1の前部において右側部近傍と左側部近傍に配置されたが、車両に接近する対象物を検出できればよく、これに限られるものではない。また、1つの検出部6を配置してもよく、3つ以上の検出部6を配置してもよい。
例えば、図3に示すように、実施の形態1の一対の検出部6とは別に、一対の検出部31を新たに配置することができる。一対の検出部31は、検出部6と同様の構成を有し、キャブ1の後部において右側部近傍と左側部近傍にそれぞれ配置されている。検出部31は、車両の右側方および左側方をそれぞれ向いた検出面を有し、この検出面からミリ波Fを送受信して、検出面の正面に拡がる検出範囲に存在する対象物を検出する。これにより、車両前方から車両側方にわたる広い範囲で対象物を検出することができる。
また、上記の実施の形態1および2では、検出部6は、ミリ波レーダから構成されたが、車両に接近する対象物を検出できればよく、これに限られるものではない。例えば、検出部6は、超音波センサ、レーザーレーダおよびカメラなどから構成することができる。ただし、検出部6は、直進性などの観点からミリ波レーダから構成することが好ましい。
また、上記の実施の形態1および2では、架装部2は、荷物を載せるためのものが配置されたが、キャブ1に対して車両後方に配置されるものであればよく、これに限られるものではない。
その他、上記の実施の形態は、何れも本発明の実施をするにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。例えば、上記の実施の形態で説明した各部の形状や個数などについての開示はあくまで例示であり、適宜変更して実施することができる。
本開示に係る報知装置は、車両に接近する対象物を検出して搭乗者に対して対象物の接近を報知する装置に利用できる。
1 キャブ
2 架装部
3 ワイパー
4 ワイパー制御部
5 報知装置
6,31 検出部
7 算出部
8 報知制御部
9 報知部
10 水分検知部
21 取得部
F ミリ波
R 雨

Claims (6)

  1. 車両に接近する対象物を検出して、搭乗者に対して対象物の接近を報知する報知部と、
    前記車両の周囲に存在する水分を検知する水分検知部と、
    前記水分検知部で前記水分が検知された場合に、前記水分が検知されない場合と比較して報知の度合いを抑制するように前記報知部を制御する報知制御部とを備える報知装置。
  2. 前記水分検知部は、前記車両に付着した水分を拭うワイパーに接続され、前記ワイパーの動作の有無に基づいて、前記車両の周囲に存在する前記水分を検知する請求項1に記載の報知装置。
  3. 前記水分検知部は、前記ワイパーが一定時間以上連続して動作された場合に前記ワイパーが動作されたと判定する請求項2に記載の報知装置。
  4. 前記報知制御部は、前記報知部による報知の度合いを抑制した後、前記水分検知部で所定時間以上連続して前記水分が検知されない場合には、前記報知の抑制を解除するように前記報知部を制御する請求項1〜3のいずれか一項に記載の報知装置。
  5. 前記車両が走行する道路情報を取得する取得部をさらに有し、
    前記報知制御部は、前記報知部による報知の度合いを抑制した後、前記取得部で取得された前記道路情報に基づいて前記車両がトンネルを走行すると判定した場合には、前記報知の抑制を解除するように前記報知部を制御する請求項4に記載の報知装置。
  6. 前記報知制御部は、前記車両がトンネルを走行すると判定した場合には、前記水分検知部で前記水分が検知されなくなった後、前記所定時間より短い時間で前記報知の抑制を解除するように前記報知部を制御する請求項5に記載の報知装置。
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