JP2021120664A - クランプセンサおよび測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被測定対象の導線が高密度に配線されているような箇所でも確実にクランプでき、計測作業がし易いクランプセンサおよび測定装置を提供する。【解決手段】 磁性コアの周囲に導線を巻回した有芯コイル7a、8aと、中空チューブに導線を巻回した空芯コイル7b及び8bを有するクランプセンサ7及び8において、有芯コイルの7a及び8aと空芯コイル7b及び8bとを被測定導線の延在方向に沿って配置する。【選択図】 図1

Description

本発明は、クランプセンサおよび測定装置に関する。
クランプセンサは、活線状態の被測定対象導線にセンサをクランプさせて、導線が発生する磁界を検知して被測定対象導線に流れる電流、電圧、電力を測定するのに用いられる。
このクランプセンサとして、磁性鋼板などを積層した磁性コアに導線を巻回した有芯の磁気コイルと、絶縁体の中空チューブに導線を巻回した空芯の磁気コイルとを用いたクランプセンサがある。有芯の磁気コイルは、小電流を検出するに適している一方、空芯の磁気コイルは、大電流を検出するに適している。このため、出願人は、低レベルから高レベルに至る電流を測定するに適するクランプメータのクランプセンサとして、有芯の磁気コイル(以下有芯コイルという)の外周に空芯の磁気コイル(以下空芯コイルという)を配置した環状のクランプセンサを提案した(特許文献1)。
特許第4648241号公報
しかし、上述の特許文献1のクランプセンサには、以下の課題がある。まず、有芯コイルと空芯コイルとが環状となり、空芯コイルが有芯コイルの外周に配置される構造となっているので、クランプセンサを平面視した場合、有芯コイルの外側にさらに空芯コイルが配置されており、二つの磁気コイルが作るセンサの幅が2つの磁気コイルの幅分必要となり、クランプセンサの横幅が太くなってしまう。また、クランプセンサは環状(真円状)であり、被測定対象導線が高密度に配線されている場合に、被測定対象導線の間に、このクランプセンサを挿入して、被測定対象導線中の電流などを測定することが難しい。特に、近年分電盤等には、高密度で配線されるようになったため、配線された導線の間隔が狭くなっており、導線の間にクランプセンサを挿入できない場合がある。
また、クランプセンサの形状が真円状であるので、どうしても径が大きくなり、また、二つのコイルによる幅があるので、配線間にクランプセンサを挿入できない、あるいは被測定対象導線を噛めない(クランプできない)ことが生ずる。
さらに、環状であるため、クランプセンサを被測定導線にクランプしようとするとき、あるいは被測定対象導線から抜こうとしたとき、スムーズに挿入できない、あるいはスムーズに抜きにくく、計測の作業性が悪い問題がある。特に、分電盤などの狭いところで、リーク電流を計測しようとする場合の作業性が悪い。また、クランプセンサのケース部分の先端側(ジョー)は、環状の部分を切った形状となっているため、特に先端の内周側の突出部分が被測定対象導線に当たったりするため、被測定対象導線の線材を傷つけたり、センサの先端のケース部分を破損したりする問題がある。
本発明は、上述の改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、高密度に配線されている被測定対象導線にクランプでき、また、計測時の作業性が高いクランプセンサおよびこのクランプセンサを有する測定装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、磁性コアの周囲に導線を巻回した第1のコイルと、導線を巻回した空芯形に形成された第2のコイルとをそれぞれ一対備えて構成され、被測定対象導線にクランプして被測定対象導線についての被検出量を検出するクランプセンサにおいて、第1のコイルと第2のコイルとは、被測定対象導線の延在方向に沿って配置されている、ことを特徴とするクランプセンサである。
なお、第1のコイルと第2のコイルとの間には、二つのコイルを所定の距離離すスペーサが設けられ、スペーサに第2のコイルが取り付けられる、ことができる。
また、スペーサは、第1のコイルを収容するケースに設けられ、スペーサの先端部から中央にかけて壁が立設され、第2のコイルが壁に当接して取り付けられることができる。
また、第1のコイルの磁性コアは、噛み合った状態で被測定対象の導線の延在方向から見て略菱形である、ことができる。
本発明の他の側面は、第1の側面のクランプセンサと、当該クランプセンサによって検出された検出信号に基づいて被測定対象の被測定量を測定する測定部とを備えている、ことを特徴とする測定装置である。
高密度に配線された被測定導線にもクランプでき、また、挿抜しやすいセンサを提供できる。また、ノイズ特性も改善することができ、しかも、センサの組立作業をより易しくすることができる。
測定装置の概略を説明する説明図である。 測定装置のブロック図である。 図1のA−A線断面図である。 (a)(b)はクランプセンサの導線への挿入を説明する説明図である。 クランプセンサの導線の挿入時の干渉回避を説明する説明図である。 磁性コアの形状を説明する説明図である。 (a)(b)は噛み合った部分の面積を説明する説明図である。 スペーサを説明する説明図である。 有芯コイルと空芯コイルがスペーサを介して組み立てられた状態を説明する説明図である。 図9の組み立て状態を矢印AR1から視た図である。 (a)(b)(c)は空芯コイルの端部が平行であることを説明する説明図である。 (a)(b)(c)は空芯コイルのスペーサへの取り付けを説明する説明図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態の測定装置としてのクランプメータの構成の一例を示す図である。
このクランプメータ1は、クランプセンサとクランプメータの本体部2を備えている。クランプメータの本体部2は、測定結果の電流、電圧及び電力等を表示する表示部3と各種操作を行うための複数のボタン4と電源スイッチ5とを備えている。本例のクランプメータ1は非接触センサであるクランプセンサを使用し導線を流れる電流、電圧及び電力等を測定するものである。
クランプメータの本体部2には非接触センサとしてのセンサ部7、8からなるクランプセンサが備えられている。このセンサ部7及び8は操作レバー6を押下等することによりセンサ部7及び8の少なくとも一方が開閉するように構成されている。すなわち、操作レバー6の操作によって一対のセンサ部7及び8のうちの少なくとも一方が回動して両センサ部7及び8の先端部同士の接離が可能に構成されたセンサ部7及び8である。このような開閉するセンサ部7及び8の構造は公知であるため詳しい説明は省略する。
図2に基づいてクランプメータの構成を説明する。本実施の形態のクランプメータ1のクランプセンサは、磁性コアの周囲に導線を巻回した有芯コイル14と、導線を巻回して空芯形に形成された空芯コイル15とを備えている。また、本体部2は、図2に示すように、A/D変換部21、表示部22、操作部23、検出部24、制御部25、およびこれらの各構成要素が収容または配設される本体部2のケース26を備えて構成されている。A/D変換部21は、制御部25とともに、本発明における測定部を構成し、磁気コイル(有芯コイル14、空芯コイル15)から出力される検出信号をアナログ/ディジタル変換して、電流データを出力する。表示部22は、液晶パネルで構成されて、ケース26の正面パネルに配置されている。また、表示部22は、制御部25の制御にしたがって各種の測定値等を表示する。
操作部23は、図1に示される本体部の正面に配置されたボタン4による各種スイッチを備えて構成されており、本体部のケース26の正面パネルに配設されている。また、操作部23は、ユーザのスイッチ操作に応じた操作信号を制御部25に出力する。検出部24は、ケース26の内部に配置されて、有芯コイル14と空芯コイル15からなるセンサ部の回動信号(クランプセンサの先端部の開閉)を検出して検出信号を出力する。制御部25は、操作部23から出力される操作信号や検出部24から出力される検出信号に従って、本体部20を構成する各部を制御する。また、制御部25は、A/D変換部21から出力される電流データに基づいて電流値を算出するとともに、算出した電流値を表示部22に表示させる。
また、センサ部7及び8は磁性コアの周囲に導線を巻回した有芯コイル(請求項の第1のコイルに相当)と、可撓性ある絶縁体の中空チューブに導線を巻回した空芯コイル(請求項の第2のコイルに相当)とをそれぞれ備えており、これらの磁気コイルは、アーム状のセンサ部のケース内に収容されている。そして、被測定対象導線にクランプして被測定対象についての被検出量を検出するセンサ部7及び8において、有芯コイル7a、8aの磁性コアは、噛み合った状態で被測定対象の導線の延在方向から見て略菱形である。なお、有芯コイル7aは、パーマロイなどの磁性鋼板を積層した磁性コアに導線を巻回したもので、金属製のシールド板によるシールドケースに収容されている。また、本例の磁性コアでは略菱形であるがこれに限定された形状だけではなくセンサ部7及び8を開いたときに先端の直線部分が平行になるような形状や略楕円状の形状も含まれる。
これにより、センサ部7及び8を開いたときに、センサ部7及び8の先端付近の直線部分は平行になり狭い場所でも簡単にセンサ部7及び8を挿入することができる。
また、有芯コイルと空芯コイルとを収容するセンサ部7及び8のケース(クランプアームとも称する)の先端部は、先端部が閉じたときに先端が重なる部分が略扇状となる。すなわち、センサ部7の先端部は、他方のセンサ部8の先端が嵌り込むように外周側に拡がる扇形に太くなり、端部が内周側の直線部分が延長した形状となっている。他方のセンサ部8の先端部は反対に嵌り込む部分が外周に向けて拡がる扇形に細くなった形状となっている。これにより、センサ部7、8の内周側には、被測定対象導線にクランプするとき、また抜くときに被測定対象導線に当たるような出っ張りもなく、外周側も被測定導線側に進入する場合にも被測定対象導線に当たる出っ張りもなく、センサ部7、8の端部の破損や被測定対象導線を傷つけることを低減できる。
図3に示すように、図1における断面A−Aは、センサ部7としては、磁性コアの周囲に導線を巻回した有芯コイル7aと、導線を巻回した空芯形に形成された空芯コイル7bとを備えている。センサ部8としては、磁性コア8aの周囲に導線を巻回した有芯コイル8aと、導線を巻回した空芯形に形成された空芯コイル8bとを備えている。これにより、大きな電流等から小さな電流までレンジの広い領域を適正に測定することができる。
そして、図3の断面図に示すように、センサ部7、8のケースの中では、有芯コイル7aと空芯コイル7bは被測定対象の導線Cの延在方向に沿って並んで配置されている。また、有芯コイル8aと空芯コイル8bは被測定対象の導線Cの延在方向に沿って並んで配置されている。これはクランプメータの側面からみると側面方向に並んで配置されているともいえる。
これにより、導線Cの延在方向に沿って並んでいるので、クランプする導線Cに直角方向の幅が短く(細く)なり、さらに小さな隙間にもセンサ部7及び8を挿入することが可能となる。
図4(a)(b)に示すように、センサ部7、8の先端が嵌合した状態(センサ部内の磁性コアと磁性コアが噛み合った状態である)で導線Cの延在方向から視て菱形に形成されていることにより、この菱形と同形状のセンサ部7及び8を操作レバーで操作(本例では押圧する)することによりセンサ部7及び8の先端が噛み合った状態から開いていく。特にセンサ部7及び8の先端からR形状までの部分は直線で形成されているので、センサ部7とセンサ部8の直線部分は平行を保持したまま導線Cに近づいていく。この状態でセンサ部7とセンサ部8の内側に導線Cを入り込ませることが簡単にできる。
図5に示すように、導線C、導線C1、導線C2及び導線C3が密集して配置されているときに、センサ部7は導線C1と導線C2に干渉することを回避でき、またセンサ部8は導線C3に干渉することを回避できるので導線Cを内部に取り込みクランプすることが可能となる。これにより、作業性が向上するとともに、導線やセンサ部7及び8に無理な力を掛けずにすむ。
図6にセンサ部7の磁性コア17とセンサ部8の磁性コア18とが噛み合った状態を示して、磁性コアの形状と噛み合いを説明する。図6に示すように、磁性コア17aは直線部分17a1と直線部分17a2がR形状部17a3を中心として三角形の2辺を構成するように形成されている。直線部分17a1の一方の端面17a4は扇形状に形成されている。また、直線部分17a2の一方の端面17a5は扇形状に形成されている。
磁性コア18aは直線部分18a1と直線部分18a2がR形状部18a3を中心として三角形の2辺を構成するように形成されている。直線部分18a1の一方の端面18a4は扇形状に形成されている。また、直線部分18a2の一方の端面18a5は扇形状に形成されている。そして、直線部分17a1、直線部分17a2、直線部分18a1及び直線部分18a2は略同一長さで形成されている。
そして、全体が噛み合った状態では導線の延在方向から視て略菱形に形成されている。また、空芯コイル7b及び空芯コイル8bもこの形状に合わせて形成されている。センサ部7及び8もこの形状に合わせて形成されている。
さらに、X軸を対称にして同一形状であるとともに、Y軸を対称に同一形状となっている。すなわち、Y軸に対して直線部分17a1と直線部分18a1は対称に形成されている。また、直線部分17a2と直線部分18a2は対称に形成されている。さらに、R形状17a3とR形状18a3とは対称に形成されている。
一方、X軸に対し直線部分17a1と直線部分17a2は対称に形成されている。直線部分18a1と直線部分18a2は対称に形成されている。
このように、X軸、Y軸方向に対してそれぞれ対称とすることにより、磁性コアの形状を真円状ではない形状による磁性コアのノイズ耐性悪化を緩和することができた。
図7で、磁性コア17と磁性コア18とが噛み合った状態を示して噛み合わせ部分の形状を説明する。図7(a)に示すように、磁性コア17aと磁性コア18aが噛み合った状態で扇形状17a5と扇形状18a5の重なった部分の面積Er1と、図7(b)に示すように扇形状17a4と扇形状18a4が重なった部分の面積Er2とは同一である。なお、磁性コア17aは6枚の薄い磁性板が積層されているとともに、磁性コア18aは6枚の薄い磁性板が積層されており、噛み合わせ部分は、それぞれ3枚の磁性板が他の磁性コアの磁性板と噛み合う構成となっている。
このように、磁性コアの噛み合い部分の面積を等しくすることで、磁性コアの形状が菱形になることによるノイズ耐性悪化を緩和することができた。
図8に示すように、スペーサ10及び11は有芯コイル7a及び8aと空芯コイル7b及び8bとの間に挿入されるものである。すなわち、有芯コイル7a及び8aと空芯コイル7、8bとが接近していることによる磁界の相互作用によって、空芯コイルの高周波側での精度が低下するという悪影響を緩和するために、相互に距離を与えるために挿入するものである。
スペーサ10の外形は有芯コイル7aの形状(有芯コイルが収容されているシールドケースの形状)と同じであるとともにスペーサ11の形状は有芯コイル8aの形状と同じである。スペーサ10は外形がスペーサ10の先端の外周側には有芯コイルが当接され基部から立設された壁10aが形成されている。また、スペーサ11も同様に壁11aが形成されている。一方、スペーサ10の中央部内周側には空芯コイルの中央部を固定するガイド10bが断面がコ字状に形成されている。スペーサ11にも同様にガイド11bが形成されている。
図9に示すように、有芯コイル7aと空芯コイル7bとの間にはスペーサ10が挿入されるとともに有芯コイル8aと空芯コイル8bとの間にはスペーサ11が挿入される。スペーサ10には壁10aが形成されている。また、スペーサ11には壁11aが形成されている。そして、空芯コイル7bは壁10aとガイド10bにより固定されている。空芯コイル8bは壁11aとガイド11bにより固定されている。
図10に示す構造は、図9の構造を矢印AR1から視たものであり、有芯コイル7aと空芯コイル7bとの間はスペーサ10により間隔Dが形成されている。さらに、有芯コイル8aと空芯コイル8bとの間はスペーサ11により間隔Dが形成されている。これにより、有芯コイル7a及び8aと空芯コイル7b、8bとが接近していることで磁界の相互作用によって、空芯コイルの高周波領域で精度が低下するという悪影響を低減することができる。
図11(a)(b)(c)に示すように、左右の空芯コイルの先端を平行に設置することで、左右のコア間の空隙による特性悪化を軽減している。より詳細には、スペーサの先端部分12は、端部10cと端部11cとからなり、距離D1離れて平行に設置されている。スペーサの先端部分13は、端部10dと端部11dとからなり、距離D2離れて平行に設置されている。
また、一対の空芯コイルの先端キャップは、空芯コイルの他の部分に比べて大径となっている。これにより、端部10c、11c、10d及び11dに嵌め込むことができる。
図11(a)に示すように、空芯コイル8bのキャップをスペーサの端部11cに嵌め込む。図11(b)に示すように、スペーサの形状に合わせて空芯コイル8bを沿わせる。図11(c)に示すように、根元側のキャップをスペーサの端部11dに嵌め込む。このように、スペーサの先端の外周側に壁を設けることで、この壁に取り付ける過程の空芯コイルを当接して固定してスペーサに嵌め込むことができるので、組み立てが簡易化される。
なお、上述の有芯コイルと空芯コイルを被測定対象導線の延在方向であって、クランプメータの側面方向に平行に配置した縦積みのクランプセンサの場合、クランプセンサの横幅が細くなった形状に特徴があるので、その平面形状は、上記実施の形態の菱形に限定されない。例えば、平面形状が楕円であってもよい。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施形態の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
1 クランプメータ
2 本体部
3 表示部
4 ボタン
5 電源スイッチ
6 操作レバー
7、8 センサ部
7a、8a 有芯コイル
7b、8b 空芯コイル
10、11 スペーサ
17、18 磁性コア

Claims (5)

  1. 磁性コアの周囲に導線を巻回した第1のコイルと、導線を巻回した空芯形に形成された第2のコイルとをそれぞれ一対備えて構成され、被測定対象導線にクランプして被測定対象導線についての被検出量を検出するクランプセンサにおいて、
    前記第1のコイルと前記第2のコイルとは、被測定対象導線の延在方向に沿って配置されている、
    ことを特徴とするクランプセンサ。
  2. 請求項1に記載のクランプセンサあって、
    前記第1のコイルと前記第2のコイルとの間には、二つのコイルを所定の距離離すスペーサが設けられ、
    前記スペーサに前記第2のコイルが前記スペーサに取り付けられる、
    ことを特徴とするクランプセンサ。
  3. 請求項2に記載のクランプセンサであって、
    前記スペーサは、前記第1のコイルを収容するケースに設けられ、
    前記スペーサの先端部から中央にかけて壁が立設され、前記第2のコイルが前記壁に当接して取り付けられることを特徴とするクランプセンサ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のクランプセンサであって、
    前記第1のコイルの磁性コアは、噛み合った状態で被測定対象の導線の延在方向から見て略菱形である、
    ことを特徴とするクランプセンサ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のクランプセンサと、当該クランプセンサによって検出された検出信号に基づいて被測定対象の被測定量を測定する測定部とを備えている、
    ことを特徴とする測定装置。

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