JP2021114851A - モータドライバ、モータドライバの制御回路、及びモータドライバの制御方法 - Google Patents

モータドライバ、モータドライバの制御回路、及びモータドライバの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】構成を簡略化することのできるモータドライバ、モータドライバの制御回路、及びモータドライバの制御方法を提供する。【解決手段】モータドライバ10は、PWM制御により直流電源11からの直流電力を交流電力に変換してモータMへ供給するインバータ回路20と、直流電源11の正極側供給ライン12と負極側供給ライン13との間に接続されモータMからの制動電力及びモータMからの回生電力及び直流電源11とモータMとの正極側供給ライン12に発生した第1閾値電圧以上である過電圧を消費する抵抗32を含む処理回路30とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、モータドライバ、モータドライバの制御回路、及びモータドライバの制御方法に関する。
特許文献1に記載のモータドライバは、直流電源からの直流電力を交流電力に変換してモータへ供給するインバータブリッジ回路と、インバータブリッジ回路にPWM制御信号を出力する制御回路と、直流電源の正側負側間の平滑コンデンサに並列接続する回生電力処理回路と、インバータブリッジからモータへの交流電力供給ラインに接続する制動電力処理回路と、回生電力処理回路に含まれモータからの回生電力を処理する回生抵抗と、制動電力処理回路に含まれモータからの制動電力を処理する制動抵抗とを兼ねる共通抵抗とを有する。
特許文献1に記載のモータドライバでは、抵抗が回生抵抗と制動抵抗とを兼ねている。この抵抗の接続先は、直流電源に接続される接続線と、モータへ交流電力を供給する各供給ラインとである。
特開2012−196143号公報
ところで、上記特許文献1に記載のモータドライバでは、インバータブリッジ回路からモータに交流電力を供給する接続線に抵抗を含む処理回路が接続されているため、構成が複雑である。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構成を簡略化することのできるモータドライバ、モータドライバの制御回路、及びモータドライバの制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するモータドライバは、PWM制御により直流電源からの直流電力を交流電力に変換してモータへ供給するインバータ回路と、前記直流電源の正側負側間に接続され前記モータからの制動電力及び前記モータからの回生電力及び前記直流電源と前記モータとの接続線に発生した所定値以上の電圧である過電圧の少なくとも2つを消費する抵抗を含む処理回路とを備える。
上記構成によれば、直流電源の正側負側間に処理回路が接続されているため、インバータ回路からモータへの交流電力供給ラインに処理回路を接続しないで済む。よって、構成を簡略化することができる。
上記モータドライバについて、前記処理回路が前記制動電力、前記回生電力、又は前記過電圧を消費するときに前記直流電源の正側負側間を接続状態にして前記抵抗に流す第1スイッチを備えることが好ましい。
上記モータドライバについて、前記処理回路が前記制動電力又は前記過電圧を消費するときに前記直流電源からの電力を遮断する第2スイッチを備えることが好ましい。
上記課題を解決するモータドライバの制御回路は、PWM制御信号が入力され直流電源からの直流電力を交流電力に変換してモータへ供給するインバータ回路と、前記直流電源の正側負側間に接続され前記モータからの制動電力及び前記モータからの回生電力及び前記直流電源と前記モータとの接続線に発生した所定値以上の電圧である過電圧の少なくとも2つを消費する抵抗を含む処理回路とを備えるモータドライバを制御する制御部と、前記制動電力又は前記回生電力又は前記過電圧の発生を判定する判定部とを備え、前記制御部は、前記判定部が前記制動電力又は前記回生電力又は前記過電圧が発生したと判定したときに前記処理回路の前記抵抗に電力を流させる。
上記構成によれば、直流電源の正側負側間に処理回路が接続されているため、インバータ回路からモータへの交流電力供給ラインに処理回路を接続しないで済む。よって、構成を簡略化することができる。
上記モータドライバの制御回路について、前記制御部は、前記判定部が前記制動電力、前記回生電力、又は前記過電圧が発生したと判定したときに前記直流電源の正側負側間に設けられる第1スイッチを接続状態にして前記抵抗に流させることが好ましい。
上記モータドライバの制御回路について、前記制御部は、前記回生電力を消費するために前記第1スイッチを前記接続状態にした後、前記回生電力がなくなると前記第1スイッチを遮断状態に切り替えることが好ましい。
上記モータドライバの制御回路について、前記制御部は、前記制動電力を消費するために前記第1スイッチを前記接続状態にした後、前記モータの回転が停止すると前記第1スイッチを遮断状態に切り替えることが好ましい。
上記モータドライバの制御回路について、前記制御部は、前記過電圧を消費するために前記第1スイッチを前記接続状態にした後、リセットされると前記第1スイッチを遮断状態に切り替えることが好ましい。
上記モータドライバの制御回路について、前記制御部は、前記判定部が前記制動電力又は前記過電圧が発生したと判定したときに第2スイッチに前記直流電源からの電力を遮断させることが好ましい。
上記課題を解決するモータドライバの制御方法は、PWM制御信号が入力され直流電源からの直流電力を交流電力に変換してモータへ供給するインバータ回路と、前記直流電源の正側負側間に接続され前記モータからの制動電力及び前記モータからの回生電力及び前記直流電源と前記モータとの接続線に発生した所定値以上の電圧である過電圧の少なくとも2つを消費する抵抗を含む処理回路とを備えるモータドライバを制御部が制御し、前記制動電力又は前記回生電力又は前記過電圧が発生したと判定部が判定したときに前記制御部が前記処理回路の前記抵抗に電力を流させる。
上記方法によれば、直流電源の正側負側間に処理回路が接続されているため、インバータ回路からモータへの交流電力供給ラインに処理回路を接続しないで済む。よって、構成を簡略化することができる。
上記モータドライバの制御方法について、前記判定部が前記制動電力、前記回生電力、又は前記過電圧が発生したと判定したときに前記制御部が前記直流電源の正側負側間に設
けられる第1スイッチを接続状態にして前記抵抗に流させることが好ましい。
上記モータドライバの制御方法について、前記判定部が前記制動電力又は前記過電圧が発生したと判定したときに前記制御部が第2スイッチに前記直流電源からの電力を遮断させることが好ましい。
本発明によれば、構成を簡略化することができる。
モータドライバの概略構成を示す図。 モータドライバの検出部による過電圧及び回生電力の閾値電圧を示す図。 モータドライバの制御回路の処理を示すフローチャート。 モータドライバにおける過電圧発生時の電流経路を示す図。 モータドライバにおける回生電力発生時の電流経路を示す図。 モータドライバにおける制動電力発生時の電流経路を示す図。
以下、図1〜図6を参照して、モータドライバ及びモータドライバの制御回路の一実施形態について説明する。モータドライバは、モータドライバの制御方法によって制御される。
図1に示すように、モータドライバ10は、直流電源11からの直流電力をPWM制御により交流電力に変換してモータMへ供給するインバータ回路20を備えている。インバータ回路20は、半導体スイッチ21〜26を備え、半導体スイッチ21〜26のオンオフ制御によるPWM制御によってモータMを駆動する。モータMは、三相交流電動機である。モータMには、モータMの回転数を検知する回転数検知部27が設けられている。回転数検知部27は、レゾルバ等である。
直流電源11の正極端子には、正極側供給ライン12が接続されている。正極側供給ライン12には、インバータ回路20の正極側入力端子が接続されている。一方、直流電源11の負極端子には、負極側供給ライン13が接続されている。負極側供給ライン13には、インバータ回路20の負極側入力端子が接続されている。なお、正極側供給ライン12が直流電源11とモータMとを接続する接続線に相当する。
モータドライバ10は、直流電源11とインバータ回路20との間に処理回路30を備えている。処理回路30は、正極側供給ライン12と負極側供給ライン13との間を接続する短絡線31を備えている。短絡線31には、抵抗32が設けられている。抵抗32は、モータMからの制動電力、モータMからの回生電力、及び正極側供給ライン12に発生した所定値以上の電圧である過電圧を消費するために設けられている。なお、消費とは当該制動電力、当該回線電力や当該過電圧などの電気エネルギーを熱に変換して散逸させることである。抵抗32に代え、当該電気エネルギーを光や電磁波などに変換して散逸させる素子を用いても構わない。
ここで、制動電力は、モータMの停止時に正極側供給ライン12に発生する電力のことであって、正極側供給ライン12の電圧を上昇させる。また、回生電力は、モータMの減速時に正極側供給ライン12に発生する電力のことであって、正極側供給ライン12の電圧を上昇させる。また、過電圧は、モータMやモータドライバ10において異常が起きたときに発生する電圧のことである。
短絡線31には、抵抗32と直列に第1スイッチ33が設けられている。抵抗32は、短絡線31の正極側供給ライン12寄りに設けられている。第1スイッチ33は、短絡線31の負極側供給ライン13寄りに設けられている。第1スイッチ33は、短絡線31の接続と遮断とを切り替えるスイッチである。第1スイッチ33は、いわゆるノーマルオープンスイッチとなっており、無電圧状態であるLレベルの信号が入力されると遮断状態(OFF)になり、Hレベルの信号が入力されると接続状態(ON)になる。第1スイッチ33は、処理回路30が制動電力又は過電圧を消費するときに、短絡線31を接続することで直流電源11の正極側供給ライン12と負極側供給ライン13との間の短絡線31を通電して抵抗32に流す。
正極側供給ライン12には、非常には高い電圧がかかる。第1スイッチ33は、このような高い電圧に対する耐える耐久性(耐電圧)を有するいわゆるパワートランジスタとなっている。第1スイッチ33は、高い放熱効率を有し、高い電圧がかかって第1スイッチ33が加熱した場合でも効率よく放熱する。なお、第1スイッチ33として使用されるパワートランジスタは、例えばMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。これらMOSFETやIGBTは、Si(シリコン)、SiC(シリコンカーバイド)、GaN(窒化ガリウム)、Ga203(酸化ガリウム)等で作製されていてもよい。
短絡線31には、抵抗32と並列且つ第1スイッチ33と直列にダイオード34が設けられている。ダイオード34は、第1スイッチ33が遮断したときに、抵抗32の配線インダクタンスに起因するサージ電圧を抑制するためのものである。
正極側供給ライン12には、短絡線31の接続部分よりも直流電源11寄りに第2スイッチ35が設けられている。第2スイッチ35は、正極側供給ライン12の接続と遮断とを切り替えるスイッチである。第2スイッチ35は、いわゆるノーマリオープンスイッチとなっており、無電圧状態であるLレベルの信号が入力されると遮断状態(OFF)になり、Hレベルの信号が入力されると接続状態(ON)になる。第2スイッチ35は、処理回路30が制動電力又は過電圧を消費するときに、正極側供給ライン12を遮断することで直流電源11からの電力を遮断する。第2スイッチ35には、第1スイッチ33と同じ電圧がかかる。そのため、第2スイッチ35は、第1スイッチ33と同じ耐電圧を有するバイポーラストランジスタである。第2スイッチ35は、第1スイッチ33よりも応答性が高くなっている。
モータドライバ10は、制御回路40を備えている。制御回路40は、モータドライバ10を制御する制御部41と、正極側供給ライン12と負極側供給ライン13との間の電圧を検出する検出部42とを備えている。検出部42は、回生電力、過電圧を検出すると制御部41に検出信号を出力する。制御部41は、検出部42から検出信号に基づいて回生電力及び過電圧の発生の有無を判定する。すなわち、制御部41が判定部として機能する。
図2に示すように、検出部42は、第1閾値電圧である過電圧保護電圧以上であるときに過電圧の発生を検出し、過電圧保護電圧よりも低い第2閾値電圧である回生保護電圧以上であるときに回生電力の発生を検出する。制動電力は、モータMの駆動停止に伴って発生するため、モータMの駆動停止をトリガとして制動電力の発生を制御部41が判定する。なお、モータMの駆動が停止されたときに電圧が上昇したことで検出部42が制動電力の発生を検出してもよい。
制御部41は、制動電力又は回生電力又は過電圧が発生したと判定したときに、処理回
路30の抵抗32に電力を流させる。すなわち、制御部41は、制動電力又は回生電力又は過電圧が発生したときに、第1スイッチ33にHレベルの信号を出力して接続状態(ON)に切り替えさせる。そして、第1スイッチ33が接続状態(ON)になることで、直流電源11の正極側供給ライン12と負極側供給ライン13との間の短絡線31を通電して制動電力又は回生電力又は過電圧を抵抗32に流させる。
また、制御部41は、制動電力又は過電圧が発生したと判定したときに、第2スイッチ35にHレベルの信号を出力して遮断状態(OFF)に切り替えさせる。そして、第2スイッチ35が遮断状態(OFF)になることで、直流電源11からの電力を遮断させる。なお、制御部41は、回生電力が発生したときには、第2スイッチ35は接続状態(ON)を維持して、モータMのPWM制御を継続する。
さらに、制御部41は、検出部42が回生電力を検出して、第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替えた後、検出部42が回生保護電圧よりも低い回生保護OFF電圧未満になると、第1スイッチ33を遮断状態(OFF)に切り替える。また、制御部41は、制動電力が発生して、第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替えた後、回転数検知部27がモータMの回転を検知しなくなると、第1スイッチ33を遮断状態(OFF)に切り替える。また、制御部41は、検出部42が過電圧を検出して、第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替えた後、過電圧保護電圧を下回っても第1スイッチ33を遮断状態(OFF)に切り替えず、リセットされるまで第1スイッチ33を接続状態(ON)に維持する。
次に、図3〜図6を参照して、上記のように構成されたモータドライバ10の作用について説明する。制御回路40の制御部41は、処理回路30において過電圧、回生電力、制動電力の発生の有無を監視している。
制御部41は、モータMが駆動されると、処理回路30を監視する。図1に示すように、モータMが駆動開始されたときには、第1スイッチ33は遮断状態(OFF)であり、第2スイッチ35は接続状態(ON)である。
図3に示すように、制御部41は、過電圧が発生しているか否かを判定する(ステップS11)。すなわち、制御部41は、検出部42による過電圧の発生の検出有無によって過電圧が発生しているか否かを判定する。制御部41は、検出部42が過電圧保護電圧未満の電圧を検出して過電圧の発生を検出していないときには、過電圧が発生していないと判定して(ステップS11:NO)、ステップS21に移行する。
一方、制御部41は、検出部42が過電圧保護電圧以上の電圧を検出して過電圧の発生を検出しているときには、過電圧が発生していると判定して(ステップS11:YES)、第2スイッチ35を遮断状態(OFF)に切り替える(ステップS12)。すなわち、制御部41は、インバータ回路20の半導体スイッチ21〜26をOFF状態にした上で、第2スイッチ35にHレベルの信号を出力して遮断状態(OFF)に切り替えさせる。また、制御部41は、第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替える(ステップS13)。すなわち、制御部41は、第1スイッチ33にHレベルの信号を出力して接続状態(ON)に切り替えさせる。第1スイッチ33を接続する前に第2スイッチ35を遮断することで抵抗32に直流電源11の電圧が供給されることを防ぐことができる。このため、抵抗32の許容電力を低減することができる。
続いて、制御部41は、モータMの駆動がリセットされたか否かを判定する(ステップS14)。そして、制御部41は、モータMの駆動がリセットされるまで状態を維持する(ステップS14:NO)。なお、リセットは過電圧が終了していることを条件に実施可
能である。一方、制御部41は、モータMの駆動がリセットされたと判定すると(ステップS14:YES)、第1スイッチ33を遮断状態(OFF)に切り替える(ステップS15)。すなわち、制御部41は、第1スイッチ33にLレベルの信号を出力して遮断状態(OFF)に切り替えさせる。また、制御部41は、第2スイッチ35を接続状態(ON)に切り替える(ステップS16)。すなわち、制御部41は、第2スイッチ35にLレベルの信号を出力して接続状態(ON)に切り替えさせ、処理を終了する。
図4に示すように、過電圧が発生したときには、検出部42は、過電圧保護電圧以上の電圧を検出して、制御部41に過電圧の検出信号を出力する。制御部41は、インバータ回路20の半導体スイッチ21〜26をOFF状態にして、第1スイッチ33にHレベルの信号を出力して第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替える。第1スイッチ33が接続状態(ON)に切り替わると、過電圧が抵抗32において消費される。また、制御部41は、第2スイッチ35にHレベルの信号を出力して遮断状態(OFF)に切り替える。第2スイッチ35が遮断状態(OFF)に切り替わると、直流電源11からの電力が遮断される。
図3に示すように、制御部41は、回生電力が発生しているか否かを判定する(ステップS21)。すなわち、制御部41は、検出部42による回生電力の発生の検出有無によって過電圧が発生しているか否かを判定する。制御部41は、検出部42が回生保護電圧未満の電圧を検出して回生電力の発生を検出していないときには、回生電力が発生していないと判定して(ステップS21:YES)、ステップS31に移行する。
一方、制御部41は、検出部42が回生保護電圧以上の電圧を検出して回生電力の発生を検出しているときには、回生電力が発生していると判定して(ステップS21:YES)、第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替える(ステップS22)。すなわち、制御部41は、第1スイッチ33にHレベルの信号を出力して接続状態(ON)に切り替えさせる。
続いて、制御部41は、回生電力の発生が終了しているか否かを判定する(ステップS23)。すなわち、制御部41は、検出部42による回生電力の発生の検出有無によって回生電力の発生が終了しているか否かを判定する。制御部41は、検出部42が回生保護OFF電圧以上の電圧を検出して回生電力の発生を検出しているときには、回生電力が発生している、回生電力の発生が終了していないと判定して(ステップS23:NO)、ステップS11に移行して、過電圧が発生しているか否かを判定する。
一方、制御部41は、検出部42が回生保護OFF電圧未満の電圧を検出して回生電力の発生を検出していないときには、回生電力の発生が終了していると判定して(ステップS23:YES)、第1スイッチ33を遮断状態(OFF)にして(ステップS24)、ステップS11に移行する。
図5に示すように、モータMの減速時には、モータMはPWM制御が行われ、モータMが発電機となって正極側供給ライン12に回生電力が発生する。検出部42は、回生電力を検出すると、制御部41に回生電力の検出信号を出力する。
制御部41は、第1スイッチ33にHレベルの信号を出力して第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替える。第1スイッチ33が接続状態(ON)に切り替わると、回生電力が抵抗32において消費される。いわゆる回生ブレーキとして機能する。
図3に示すように、制御部41は、制動電力が発生しているか否かを判定する(ステップS31)。すなわち、制御部41は、モータMが駆動停止したか否かを判定する。もし
くは、制御部41は、検出部42による制動電力の発生の検出有無によって制動電力が発生しているか否かを判定する。制御部41は、制動電力が発生していないと判定すると(ステップS31:NO)、ステップS11に移行する。
一方、制御部41は、制動電力が発生していると判定すると(ステップS31:YES)、第2スイッチ35を遮断状態(OFF)に切り替える(ステップS32)。すなわち、制御部41は、第2スイッチ35にHレベルの信号を出力して遮断状態(OFF)に切り替えさせる。また、制御部41は、第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替える(ステップS33)。すなわち、制御部41は、第1スイッチ33にHレベルの信号を出力して接続状態(ON)に切り替えさせる。
続いて、制御部41は、モータMの回転が停止したか否かを判定する(ステップS34)。すなわち、制御部41は、回転数検知部27にてモータMの回転が検知されなくなると、モータMの回転が停止したと判定する。制御部41は、回転数検知部27がモータMの回転を検知しているときにはモータMの回転が停止するまで待機する(ステップS34:NO)。一方、制御部41は、モータMの回転が停止したと判定すると(ステップS34:YES)、第1スイッチ33を遮断状態(OFF)に切り替える(ステップS35)。すなわち、制御部41は、第1スイッチ33にLレベルの信号を出力して遮断状態(OFF)に切り替えさせる。また、制御部41は、第2スイッチ35を接続状態(ON)に切り替える(ステップS36)。すなわち、制御部41は、第2スイッチ35にLレベルの信号を出力して接続状態(ON)に切り替えさせ、処理を終了する。
図6に示すように、モータMの駆動が停止されると、半導体スイッチ21〜26がOFF状態となるが回転エネルギーが残っているため、正極側供給ライン12に制動電力が発生する。
制御部41は、第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替える。第1スイッチ33が接続状態(ON)に切り替わると、制動電力が抵抗32において消費される。言い換えれば、モータMの回転エネルギーが熱エネルギーとして消費される。いわゆるダイナミックブレーキとして機能する。
また、制御部41は、第2スイッチ35を遮断状態(OFF)に切り替える。第2スイッチ35が遮断状態(OFF)に切り替わると、直流電源11とインバータ回路20との接続が遮断され、制動電力が短絡線31に全て流れて抵抗32にて消費される。
上記のように、過電圧、回生電力、制動電力のいずれかが発生したときに、抵抗32を含む短絡線31を接続状態(ON)に切り替えることによって、過電圧、回生電力、制動電力を消費することができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)直流電源11の正極側供給ライン12と負極側供給ライン13との間に処理回路30が接続されているため、インバータ回路20からモータMへの交流電力供給ラインに処理回路を接続しないで済む。よって、構成を簡略化することができる。
(2)第1スイッチ33によって直流電源11の正極側供給ライン12と負極側供給ライン13との間を接続する短絡線31が通電されるため、処理回路30の抵抗32によって制動電力、回生電力、及び過電圧を消費することができる。
(3)第2スイッチ35によって直流電源11と遮断されるため、制動電力及び過電圧が直流電源11に流れることを防止した状態で、処理回路30によって制動電力及び過電
圧を消費することができる。
(4)回生電力を消費するために第1スイッチ33を接続状態にした後、回生電力がなくなると第1スイッチ33を遮断状態に切り替えるため、回生電力がない状態で抵抗32での電力の消費を停止することができる。
(5)制動電力を消費するために第1スイッチ33を接続状態にした後、モータMの回転が停止すると第1スイッチ33を遮断状態に切り替える。制動電力はモータMの回転によって発生するため、モータMの回転が停止したことをもって抵抗32での電力の消費を停止することができる。
(6)過電圧を消費するために第1スイッチ33を接続状態にした後、リセットされると第1スイッチ33を遮断状態に切り替える。過電圧は正極側供給ライン12に発生した過電圧保護電圧以上の電圧であるため、モータMやモータドライバ10の状態を確認してリセットされるまで抵抗32での電力の消費を継続することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、回生電力の発生を判定する回生保護電圧と、回生電力の発生の終了を判定する回生保護OFF電圧とを備えたが、回生保護線圧と回生保護OFF電圧とを同じ電圧としてもよい。
・上記実施形態において、ステップS12の第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替える処理と、ステップS13の第2スイッチ35を遮断状態(OFF)に切り替える処理とを同時に行ってもよい。
・上記実施形態において、ステップS32の第1スイッチ33を接続状態(ON)に切り替える処理と、ステップS33の第2スイッチ35を遮断状態(OFF)に切り替える処理とを同時に行ってもよい。
・上記実施形態では、過電圧、回生電力、制動電力の全てを短絡線31に流すことで抵抗32にて消費した。しかしながら、過電圧、回生電力、制動電力のうち2つを消費してもよい。この場合、消費するものだけを検出部42によって検出してもよい。
・上記実施形態では、過電圧、回生電力、制動電力の全てを短絡線31に流すことで抵抗32にて消費した。しかしながら、過電圧、回生電力、制動電力のうち2つに対応する抵抗を含む短絡線と、過電圧、回生電力、制動電力のうち残りに対応する抵抗を含む短絡線を設けてもよい。
・また、過電圧、回生電力、制動電力のそれぞれに対応する抵抗を含む短絡線を設けて、発生した過電圧、回生電力、制動電力に対応する短絡線を接続状態に切り替えて消費してもよい。
・上記実施形態では、過電圧、回生電力、制動電力の全てを短絡線31に流すことで抵抗32にて消費した。しかしながら、回生電力のみを消費してもよい。この場合、例えば、回生電力のみを検出部42によって検出して、短絡線31に流すことで回生電力を消費してもよい。
次に、上記実施形態及び変更例から把握することができる技術的思想をその効果と共に記載する。
(A)PWM制御により直流電源からの直流電力を交流電力に変換してモータへ供給するインバータ回路と、前記直流電源の正側負側間に接続され前記モータからの回生電力を消費する抵抗を含む処理回路とを備えるモータドライバ。上記構成によれば、回生電力が発生したときに抵抗にて回生電力を消費しつつ、インバータ回路からモータへの電力供給を継続することができる。
(B)前記制御部が前記回生電力を消費するために前記第1スイッチを前記接続状態にした後、前記回生電力がなくなると前記第1スイッチを遮断状態に切り替えるモータドライバの制御方法。上記方法によれば、回生電力がない状態で抵抗での電力の消費を停止することができる。
(C)前記制御部が前記制動電力を消費するために前記第1スイッチを前記接続状態にした後、前記モータの回転が停止すると前記第1スイッチを遮断状態に切り替えるモータドライバの制御方法。上記方法によれば、制動電力はモータの回転によって発生するため、モータの回転が停止したことをもって抵抗での電力の消費を停止することができる。
(D)前記制御部が前記過電圧を消費するために前記第1スイッチを前記接続状態にした後、リセットされると前記第1スイッチを遮断状態に切り替えるモータドライバの制御方法。上記方法によれば、過電圧は接続線に発生した所定値以上の電圧であるため、モータやモータのドライバの状態を確認してリセットされるまで抵抗での電力の消費を継続することができる。
10…モータドライバ、11…直流電源、12…正極側供給ライン、13…負極側供給ライン、20…インバータ回路、21〜26…半導体スイッチ、27…回転数検知部、30…処理回路、31…短絡線、32…抵抗、33…第1スイッチ、34…ダイオード、35…第2スイッチ、40…制御回路、41…制御部、42…検出部、M…モータ。

Claims (12)

  1. PWM制御により直流電源からの直流電力を交流電力に変換してモータへ供給するインバータ回路と、
    前記直流電源の正側負側間に接続され前記モータからの制動電力及び前記モータからの回生電力及び前記直流電源と前記モータとの接続線に発生した所定値以上の電圧である過電圧の少なくとも2つを消費する抵抗を含む処理回路とを備える
    モータドライバ。
  2. 前記処理回路が前記制動電力、前記回生電力、又は前記過電圧を消費するときに前記直流電源の正側負側間を接続状態にして前記抵抗に流す第1スイッチを備える
    請求項1に記載のモータドライバ。
  3. 前記処理回路が前記制動電力又は前記過電圧を消費するときに前記直流電源からの電力を遮断する第2スイッチを備える
    請求項1又は2に記載のモータドライバ。
  4. PWM制御信号が入力され直流電源からの直流電力を交流電力に変換してモータへ供給するインバータ回路と、前記直流電源の正側負側間に接続され前記モータからの制動電力及び前記モータからの回生電力及び前記直流電源と前記モータとの接続線に発生した所定値以上の電圧である過電圧の少なくとも2つを消費する抵抗を含む処理回路とを備えるモータドライバを制御する制御部と、
    前記制動電力又は前記回生電力又は前記過電圧の発生を判定する判定部とを備え、
    前記制御部は、前記判定部が前記制動電力又は前記回生電力又は前記過電圧が発生したと判定したときに前記処理回路の前記抵抗に電力を流させる
    モータドライバの制御回路。
  5. 前記制御部は、前記判定部が前記制動電力、前記回生電力、又は前記過電圧が発生したと判定したときに前記直流電源の正側負側間に設けられる第1スイッチを接続状態にして前記抵抗に流させる
    請求項4に記載のモータドライバの制御回路。
  6. 前記制御部は、前記回生電力を消費するために前記第1スイッチを前記接続状態にした後、前記回生電力がなくなると前記第1スイッチを遮断状態に切り替える
    請求項5に記載のモータドライバの制御回路。
  7. 前記制御部は、前記制動電力を消費するために前記第1スイッチを前記接続状態にした後、前記モータの回転が停止すると前記第1スイッチを遮断状態に切り替える
    請求項5又は6に記載のモータドライバの制御回路。
  8. 前記制御部は、前記過電圧を消費するために前記第1スイッチを前記接続状態にした後、リセットされると前記第1スイッチを遮断状態に切り替える
    請求項5〜7のいずれか一項に記載のモータドライバの制御回路。
  9. 前記制御部は、前記判定部が前記制動電力又は前記過電圧が発生したと判定したときに第2スイッチに前記直流電源からの電力を遮断させる
    請求項5〜8のいずれか一項に記載のモータドライバの制御回路。
  10. PWM制御信号が入力され直流電源からの直流電力を交流電力に変換してモータへ供給するインバータ回路と、前記直流電源の正側負側間に接続され前記モータからの制動電力
    及び前記モータからの回生電力及び前記直流電源と前記モータとの接続線に発生した所定値以上の電圧である過電圧の少なくとも2つを消費する抵抗を含む処理回路とを備えるモータドライバを制御部が制御し、
    前記制動電力又は前記回生電力又は前記過電圧が発生したと判定部が判定したときに前記制御部が前記処理回路の前記抵抗に電力を流させる
    モータドライバの制御方法。
  11. 前記判定部が前記制動電力、前記回生電力、又は前記過電圧が発生したと判定したときに前記制御部が前記直流電源の正側負側間に設けられる第1スイッチを接続状態にして前記抵抗に流させる
    請求項10に記載のモータドライバの制御方法。
  12. 前記判定部が前記制動電力又は前記過電圧が発生したと判定したときに前記制御部が第2スイッチに前記直流電源からの電力を遮断させる
    請求項10又は11に記載のモータドライバの制御方法。
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