JP2021114747A - 画像形成装置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発送に掛かる手間及び時間を軽減させることができとともに、発送された情報の一部又は全部が失われても受取人が元の情報を得ることが可能な画像形成装置システムを提供する。【解決手段】画像形成装置システムは、複数の画像形成装置と、管理サーバーとを備える。複数の画像形成装置のうち送信側の画像形成装置は、送信先の住所情報が付加された出力情報を送信者により受け付けた場合は、出力情報及び住所情報を管理サーバーに送信する。管理サーバーは、住所情報に基づいて選択された設置場所に設置された受信側の画像形成装置に出力情報を送信する。画像形成装置は、管理サーバーから出力情報を受信して出力する。複数の画像形成装置は、出力情報の再出力を指示する再出力操作を受け付けた場合に、出力用の画像形成装置として管理サーバーから出力情報を受信して出力する。【選択図】図16

Description

本発明は、複写機、複合機等の複数の画像形成装置と、複数の画像形成装置に接続される管理サーバーとを備えた画像形成装置システムに関する。
従来では、送り主がはがきに代表される郵便物を輸送することにより、受取人が郵便物を受け取る。また、送り主がファクシミリ通信による通信データ、電子メール通信による通信データ等の通信データを送信することにより、受取人が印刷された印刷物を受け取る。
特開2003−104557号公報 特開平11−309417号公報
ところが、郵便物を輸送する場合には、実際の郵便物を送り主から受取人まで送り届ける必要があるために受け取りまでに時間がかかるとともに、郵便物が受取人に届く前又は届いた後に汚れたり破損したりした場合に元の状態に戻す手立てがないという問題があった。
また、ファクシミリ通信や電子メール通信等の他の通信方法を使用することも想定できるが、その場合は、受信側にも同様の機能を備えた装置を設置する必要があった。
特許文献1は、インターネット等のネットワークシステム上に設置されたサーバーを用いて配送手配を行う構成を開示しており、特許文献2は、宛先が記載された実郵便と宛先が電子データで与えられる電子郵便とを受け付けて宛先ごとに仕分けする配達区分装置の構成を開示している。しかし、これらの構成は、本発明の課題を解決するものではない。
そこで、本発明は、発送に掛かる手間及び時間を軽減させることができるとともに、発送された情報の一部又は全部が失われても受取人が元の情報を得ることが可能な画像形成装置システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置システムは、
複数の画像形成装置と、
前記複数の画像形成装置に接続される管理サーバーとを備えた画像形成装置システムであって、
前記複数の画像形成装置のうち送信側の画像形成装置は、送信先の住所に関する住所情報が付加された出力情報を送信者により受け付けた場合は、前記出力情報及び前記住所情報を前記管理サーバーに送信し、
前記管理サーバーは、
前記送信側の画像形成装置から送信されてきた前記住所情報に基づいて、前記複数の画像形成装置が設置される設置場所のうち前記住所情報から所定の設置場所を選択し、
前記選択された設置場所に設置された受信側の画像形成装置に前記出力情報を送信し、
前記受信側の画像形成装置は、
前記管理サーバーから前記出力情報を受信し、受信した前記出力情報を出力し、
前記複数の画像形成装置は、
前記出力情報の再出力を指示する再出力操作を受け付けた場合に、出力用の画像形成装置として前記管理サーバーから前記出力情報を受信し、受信した前記出力情報を出力することを特徴とする。
本発明によると、発送に掛かる手間及び時間を軽減させることが可能となりかつ発送された情報の一部又は全部が失われても受取人が元の情報を得ることが可能になる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置システムの一例を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置システムにおける画像形成装置の一例を示す斜視図である。 図2に示す画像形成装置の一例を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置システムにおける管理サーバーの一例を示すブロック図である。 電子メールアドレス及び出力情報の受信者の受け取り方法を示す図表である。 画像形成装置システムの出力情報送信サービスの料金体系を示す図表である。 出力情報送信サービス及び出力情報再出力サービスの提供の一例を示す模式図である。 画像形成装置において表示される操作用の画面の遷移の例を示す図である。 操作用の画面の例を示す図である。 操作用の画面の例を示す図である。 操作用の画面の例を示す図である。 操作用の画面の例を示す図である。 操作用の画面の例を示す図である。 出力情報送信サービス及び出力情報再出力サービスの提供の他の例を示す模式図である。 出力用の画像形成装置において表示される期限切通知画面の例を示す図である。 出力情報送信サービスの流れを示すフローチャートである。 出力情報再出力サービスの流れの一部を示すフローチャートである。 出力情報再出力サービスの流れの他の一部を示すフローチャートである。 出力情報を再出力する権限の設定のパターンを示す図表である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置システム100の一例を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置システム100は、複数の画像形成装置10(1)〜10(m)(mは2以上の整数)と、管理サーバー20とを備えている。画像形成装置10(1)〜10(m)は、広域な設置場所に設置される。画像形成装置10(1)〜10(m)は、全国に設置されることが望ましい。画像形成装置10(1)〜10(m)は、例えば、コンビニエンスストアや郵便局といった店舗等の公な設置場所1(1)〜1(m)にそれぞれ設置される。なお、1箇所の設置場所に複数の画像形成装置があってもよい。
複数の画像形成装置10(1)〜10(m)(以下、単に画像形成装置10ということがある)と管理サーバー20とは、ネットワークNTを介して接続されている。
(画像形成装置)
画像形成装置10は、例えば、MFP(Multi Function Peripheral)等の複合機である。
図2は、図1に示す画像形成装置システム100における画像形成装置10の一例を示す斜視図である。図3は、図2に示す画像形成装置10の一例を示すブロック図である。
画像形成装置10は、画像形成機能(プリンタ機能)、スキャナ機能、コピー機能(原稿複写機能)を有している。画像形成装置10は、画像読取部11と、給紙部12と、画像形成部13と、排紙部14と、操作表示部15と、認証部16と、ネットワーク通信部17と、記憶部18と、制御部19とを備えている。
画像読取部11は、原稿の画像を読み取るものであり、原稿搬送部11aと、原稿読取部11bとを備えている。画像読取部11は、原稿搬送部11aにて原稿を搬送しつつ原稿の画像を原稿読取部11bで読み取るか、又は、原稿読取部11bの原稿台上に載置された原稿を原稿読取部11bでスキャンして読み取る。給紙部12は、用紙を画像形成部13に向けて搬送する。画像形成部13は、画像データに基づいて給紙部12から送られてきた用紙に画像を形成(印刷)する。排紙部14は、画像形成部13にて画像形成した用紙を排紙する。
操作表示部15は、使用者の操作を受け付けるとともに、表示データに基づいて表示画面に各種情報を表示する。操作表示部15は、ハードウェアーキー15aと、表示装置15b(表示パネル)と、表示装置15b上に設けられたタッチパネル15cと、情報入出力部15dとを含んでいる。操作表示部15は、表示装置15bに表示される各種ソフトウェアキーへの使用者のタッチ操作をタッチパネル15cで受け付ける。情報入出力部15dは、接続型のインターフェイスであり、USB(登録商標)メモリーM等の外部記憶装置に記録されている情報を読み取る及び書き出すためのポート(USBポート)を含んでいる。
認証部16は、各種のICカードCDのカード情報を読み取るカードリーダで構成されている。ネットワーク通信部17は、ネットワークNTを介して管理サーバー20と通信する。記憶部18は、ROM等の不揮発性メモリー、RAM等の揮発性メモリーを含む。制御部19は、画像形成装置10全体の制御を司る。制御部19は、CPU等のコンピュータからなる。制御部19は、記憶部18のROMに予め格納された制御プログラムを記憶部18のRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行う。
本実施の形態において、画像形成装置10は、コピー(原稿複写)、プリント、ファクシミリ、スキャナ等の通常サービスを利用者に提供するだけでなく、各種のサービス(例えば、出力情報送信サービス、及び出力情報再出力サービス)を利用者に提供する。出力情報送信サービス及び出力情報再出力サービスについては後ほど詳述する。
(管理サーバー)
管理サーバー20は、ネットワークNTを介して画像形成装置10(1)〜10(m)と接続される。管理サーバー20は、画像形成装置システム100の各種のサービスに関する情報を管理する。
図4は、図1に示す画像形成装置システム100における管理サーバー20の一例を示すブロック図である。管理サーバー20は、ネットワーク通信部21と、記憶部22と、制御部23と、位置情報データベースDB1と、住所情報データベースDB2とを備えている。
ネットワーク通信部21は、ネットワークNTを介して、画像形成装置10(1)〜10(m)と通信する通信部21aを備えている。記憶部22は、ROM等の不揮発性メモリー、RAM等の揮発性メモリーを含む。記憶部22は、画像形成装置システム100の各種のサービスに関する情報を記憶する。制御部23は、管理サーバー20全体の制御を司る。制御部23は、CPU等のコンピュータからなる。制御部23は、記憶部22のROMに予め格納された制御プログラムを記憶部22のRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行う。制御部23は、記憶部22が記憶する情報の登録、削除、変更等の処理を行う。制御部23は、通信部21aからネットワークNTを経由して画像形成装置10(1)〜10(m)との間で画像形成装置システム100の各種のサービスに関する情報の送受信を行う。
また、位置情報データベースDB1には、複数の画像形成装置10(1)〜10(m)に関する画像形成装置情報AID(1)〜AID(m)と、複数の画像形成装置10(1)〜10(m)を設置した設置場所1(1)〜1(m)に対応する設置場所位置情報APS(1)〜APS(m)(緯度経度情報)とが予め登録されている。住所情報データベースDB2には、全国の住所に対応する住所情報AD(1)〜AD(n)(nは2以上の整数)と、全国の住所情報AD(1)〜AD(n)に対応する位置情報PS(1)〜PS(n)(緯度経度情報)とが予め登録されている。
〔本実施の形態について〕
<出力情報送信サービス>
・画像形成装置
画像形成装置10において、制御部19は、図3に示すように、第1読取手段P1と、第1受付手段P2と、第2読取手段P3と、送信手段P4と、受信手段P5と、出力手段P6とを備える。
第1読取手段P1は、利用者の個人情報IDIを読み取る。詳しくは、送信者SH(送り主)は、ICカードCDを認証部16に近接又は接触させる。第1読取手段P1は、認証部16にてICカードCDの個人情報IDIを読み取る。なお、送信者SHは、送り主自身であってもよいし、送り主から依頼を受けた代理人(例えばコンビニエンスストアの店員や郵便局の局員)であってもよい。
第1受付手段P2は、送信先である受信者RH(受取人)の住所に関する住所情報AD(j)(jは1からnまでの整数)が付加された出力情報PIを送信者SHの入力操作により受け付ける。
第2読取手段P3は、出力情報PIから住所情報AD(j)を読み取る。
送信手段P4は、ネットワーク通信部17を介して出力情報PI及び住所情報AD(j)を管理サーバー20に送信する。
・管理サーバー
管理サーバー20において、制御部23は、特定手段Q1と、選択手段Q2と、送信手段Q3とを備える。
特定手段Q1は、住所情報データベースDB2を用いて出力情報PIの宛先の住所情報AD(j)から出力情報PIの宛先の位置情報PS(j)を特定する。
選択手段Q2は、位置情報データベースDB1を用いて宛先の位置情報PS(j)から所定の設置場所位置情報APS(i)(iは1からmまでの整数)に対応する所定の設置場所1(i)の画像形成装置情報AID(i)を選択する。この例では、選択手段Q2は、位置情報データベースDB1を用いて宛先の位置情報PS(j)に一番近い設置場所位置情報APS(i)に対応する設置場所1(i)の画像形成装置情報AID(i)を選択する。
送信手段Q3は、得られた画像形成装置情報AID(i)に対応する受信側の画像形成装置10(i)に出力情報PIを送信する。
・画像形成装置
受信側の画像形成装置10において、受信手段P5は、管理サーバー20から出力情報PIを受信する。出力手段P6は、受信した出力情報PIを出力する。
具体的には、画像形成装置10は、管理サーバー20から出力情報PIを受信し、受信した出力情報PIを等倍表示及び拡大表示可能な表示装置15bに表示するか、及び/又は、情報入出力部15dからUSBメモリーM等の外部記憶装置に書き出すか、及び/又は、等倍印刷及び拡大印刷可能な画像形成部13で用紙に印刷する。画像形成装置10は、画像形成部13にて印刷した用紙を受信側の印刷物RPとして排紙部14に排紙する。
本実施の形態によれば、送信側の画像形成装置10(h)(hはi以外の1からmまでの整数)は、住所情報AD(i)が付加された出力情報PIを送信者SHにより受け付けた場合は、出力情報PI及び住所情報AD(i)を管理サーバー20に送信する。管理サーバー20は、送信側の画像形成装置10(h)から送信されてきた住所情報AD(i)に基づいて、複数の画像形成装置10(1)〜10(m)のうち住所情報AD(i)から所定の設置場所1(i)を選択し、選択された設置場所1(i)に設置された受信側の画像形成装置10(i)に出力情報PIを送信する。こうすることで、実際の印刷物を送り主から受取人まで送り届ける必要がない。従って、発送に掛かる手間及び時間を大幅に軽減させることができる。
この例では、管理サーバー20は、送信側の画像形成装置10(h)から送信されてきた住所情報AD(i)に基づいて、住所情報AD(i)に最も近い設置場所1(i)を選択し、選択された設置場所1(i)に設置された受信側の画像形成装置10(i)に送信側の画像形成装置10(h)に出力情報PIを送信する。こうすることで、発送に掛かる手間及び時間をさらに軽減させることができる。
また、送信側の画像形成装置10(h)は、出力情報PIから住所情報AD(i)を読み取る。こうすることで、出力情報PIの宛先を入力する手間を省くことができる。
詳しくは、送信側の画像形成装置10(h)は、出力情報PIをイメージスキャンしてイメージデータとして読み取る。こうすることで、例えば、送信側の画像形成装置10(h)は、手書きのはがき等の郵便物の出力情報PIをイメージデータとして読み取ることができる。詳しくは、第2読取手段P3は、光学文字認識(OCR:Optical Character Recognition)機能によりイメージデータからテキスト文字情報を認識する文字認識制御を行い、住所及び/又は郵便番号により住所情報を判定する住所判定制御を行う。この文字認識制御及び/又は住所判定制御は、送信側の画像形成装置10で行ってもよいし、管理サーバー20で行ってもよい。
また、送信側の画像形成装置10(h)は、出力情報PIを外部記憶装置から読み取る。こうすることで、送信側の画像形成装置10(h)は、ワードプロセッサ用ファイルデータや、表計算用ファールデータ等のファイルデータを記録したUSBメモリーM等の外部記憶装置からファイルデータを読み取ることができる。詳しくは、第2読取手段P3は、ファイルデータから住所及び/又は郵便番号により住所情報を判定する住所判定制御を行う。この住所判定制御は、送信側の画像形成装置10で行ってもよいし、管理サーバー20で行ってもよい。
次に、出力情報送信サービスの3つの実施形態を順に説明する。
[出力情報送信サービスの第1実施形態(J1)]
ところで、受信側の画像形成装置10(i)において、出力情報PIを画像形成部13で印刷する場合、管理サーバー20が選択された設置場所1(i)を管轄する配達員(例えば郵便配達員)が画像形成部13で印刷した印刷物RPを印刷物RPに記載された住所の受信者RHに配達することができる。この場合、配達員は出力情報PIが受信側の画像形成装置10(i)に送られてきているか否かを確認するために画像形成装置10(i)を設置している設置場所1(i)に定期的に訪問する必要がある。
この点、管理サーバー20は、出力情報PIを受信側の画像形成装置10(i)に送信したことを、選択された設置場所1(i)を管轄する配達員に知らせる。こうすることで、出力情報PIを受信側の画像形成装置10(i)に送信した旨を配達員に認識させることができる。これにより、配達員が画像形成装置10(i)を管理サーバー20が選択された設置場所1(i)に定期的に訪問することを回避することができる。
詳しくは、管理サーバー20の記憶部22には、設置場所1(i)を管轄する配達員の電子メールアドレスが予め登録されている。管理サーバー20の制御部23は、出力情報PIを受信側の画像形成装置10(i)に送信したときには、出力情報PIが設置場所1(i)に送られてきたことを記憶部22に登録した配達員の電子メールアドレスに送信する。
ところで、受信側の画像形成装置10(i)において、出力情報PIを表示装置15bに表示する場合、或いは、出力情報PIを受け取る場合、受信者RHが受信側の画像形成装置10(i)を設置した設置場所1(i)に出向く必要がある。また、出力情報PIを画像形成部13で印刷する場合でも、受信者RHが印刷した印刷物RPを取りに行く場合には、受信側の画像形成装置10(i)を設置した設置場所1(i)に出向く必要がある。しかし、受信者RHは受信側の画像形成装置10(i)に出力情報PIが送られてきたことを知らされていないと、設置場所1(i)に出向くことができない。
この点、管理サーバー20は、出力情報PIを受信側の画像形成装置10(i)に送信したことを送信先である受信者RHに知らせる。こうすることで、受信側の画像形成装置10(i)に出力情報PIが送られてきたことを受信者RHに知らせることができる。これにより、受信者RHが受信側の画像形成装置10(i)を設置した設置場所1(i)に出向くことができる。
送信側の画像形成装置10(h)は、出力情報PIに基づき印刷した印刷物RPを、選択された設置場所1(i)を管轄する配達員が配達するか、又は、出力情報PIに基づき印刷した印刷物RPを送信先である受信者RHが受け取るかを選択可能とされている。こうすることで、送信者SHは、出力情報PIに基づき印刷した印刷物RPを配達員に配達させるか、又は、受信者RHに受け取らせるかを指定することができる。
管理サーバー20は、出力情報PIを受信側の画像形成装置10(i)で出力したことを送信者SHに知らせる。こうすることで、出力情報PIが受信側の画像形成装置10(i)に送られて画像形成装置10(i)で出力されたことを送信者SHに認識させることができる。
詳しくは、例えば、送信者SHが出力情報送信サービスの非会員の場合には、送信側の画像形成装置10(h)は送信者SHの入力操作により受信者RHの電子メールアドレス及び/又は送信者SHの電子メールアドレスを受け付ける。送信側の画像形成装置10(h)は、受け付けた受信者RHの電子メールアドレス及び/又は送信者SHの電子メールアドレスを管理サーバー20に送信する。
送信者SHが出力情報送信サービスの会員の場合には、送信者SHは会員用ホームページで受信者RHの電子メールアドレス及び/又は送信者SHの電子メールアドレスを管理サーバー20の記憶部22に予め登録しておく。なお、送信者SHが会員の場合において、出力情報送信サービスを受けるときには、送信者SHは送信側の画像形成装置10(h)への認証が必要である。また、会員登録に代えて或いは加えて、過去に送信者SHとして、電子メールアドレスを登録していた場合も同様の通知を行い、受信者RHとして、受け取り方法を選択できるようにしてもよい。この場合、氏名、住所をセットで主キー検索し、電子メールアドレスの登録有無を確認するようにすることができる。
管理サーバー20の制御部23は、出力情報PIを受信側の画像形成装置10(i)に送信したときには、出力情報PIが設置場所1(i)に送られてきたことを画像形成装置10(h)で受け付けた受信者RHの電子メールアドレスに送信するか、或いは、記憶部22に登録した受信者RHの電子メールアドレスに送信する。
また、管理サーバー20の制御部23は、出力情報PIを受信側の画像形成装置10(i)で出力したときには、出力情報PIが受信側の画像形成装置10(i)で出力されたことを画像形成装置10(h)で受け付けた送信者SHの電子メールアドレスに送信するか、或いは、記憶部22に登録した送信者SHの電子メールアドレスに送信する。
図5は、電子メールアドレス及び出力情報PIの受信者RHの受け取り方法を示す図表である。
図5に示すように、受信者RHの電子メールアドレスがない場合には、配達者が受信者RHに配達する。一方、受信者RHの電子メールアドレスがある場合には、配達者が受信者RHに配達することも受信者RHの電子メールアドレスに通知して受信者RHが受け取ることもできる。送信側の画像形成装置10(h)は、これらのうち何れにするかを選択可能となっている。
さらに、送信者SHの電子メールアドレスがない場合には、送信者SHの電子メールアドレスに通知することができない。また、送信者SHの電子メールアドレスがある場合には、送信者SHの電子メールアドレスに受信者RHが出力情報PIを受領したことを通知することも通知しないこともできる。送信側の画像形成装置10(h)は、これらのうち何れにするかを選択可能となっている。
送信側の画像形成装置10(h)は、受け付けた選択情報を管理サーバー20に送信する。管理サーバー20は、送信側の画像形成装置10(h)から送られてきた選択情報が、配達者が受信者RHに配達する選択情報であるときには、配達者の電子メールアドレスにより配達者に配達者が配達すべきことを知らせる。管理サーバー20は、送信側の画像形成装置10(h)から送られてきた選択情報が、受信者RHが受け取る選択情報であるときには、受信者RHの電子メールアドレスにより受信者RHに受信者RHが受け取るべきことを知らせる。管理サーバー20は、送信側の画像形成装置10(h)から送られてきた選択情報が、送信者SHが受信者RHの出力情報PIの受領通知をもらう選択情報であるときには、送信者SHの電子メールアドレスにより送信者SHに受信者RHが出力情報PIを受け取ったことを知らせる。
〔実施例〕
・送信側の画像形成装置
[1]広域に設置された画像形成装置10(1)〜10(m)において、一の画像形成装置10である送信側の画像形成装置10(h)は、送信者SHが会員である場合には、個人認証し、送信者SHが非会員である場合には、送信者SHの電子メールアドレス、受信者RHの電子メールアドレスを受け付ける。
[2]送信側の画像形成装置10(h)は、配達員が印刷物RPを受信者RHの住所に配達するか、受信者RHが印刷物RPを受け取るか、又は、受信者RHが表示装置15bで確認するか、又は、出力情報PIを受け取るかの選択を受け付ける。
[3]送信側の画像形成装置10(h)は、送信者SHの入力操作により送信側の印刷物SPをスキャンして出力情報PIに変換するか、或いは、外部記憶装置から読み取る。
[4]送信側の画像形成装置10(h)は、出力情報PIから宛先の住所情報AD(j)を特定する。
[5]送信側の画像形成装置10(h)は、基本送信料金の課金処理を行う。
[6]送信側の画像形成装置10(h)は、課金処理後、出力情報PI及び住所情報AD(j)の管理サーバー20への送付処理を行う。
・管理サーバー
[7]管理サーバー20は、出力情報PIの宛先の住所情報AD(j)から出力情報PIの宛先の位置情報PS(j)を特定する。
[8]管理サーバー20は、宛先の位置情報PS(j)に一番近い設置場所位置情報APS(i)に対応する設置場所1(i)の画像形成装置情報AID(i)を選択する。
[9]管理サーバー20は、得られた画像形成装置情報AID(i)に対応する受信側の画像形成装置10(i)に出力情報PIを送信する。
[10]管理サーバー20は、記憶部22に受信者の電子メールアドレスの登録が有り、受信者RHが印刷物RPを受け取るか、又は、受信者RHが表示装置15bで確認するか、又は、受信者RHが出力情報PIを受け取るかの選択を受け付ける場合には、受信者の電子メールアドレスに出力情報PIが設置場所1(i)に送られてきたことを受信者に連絡する。管理サーバー20は、受信者の電子メールアドレスが無い場合か、有る場合でも受信者RHに印刷物RPを配達する選択を受け付ける場合には、配達者の電子メールアドレスに出力情報PIが設置場所1(i)に送られてきたことを配達者に連絡する。
・受信側の画像形成装置
[11]受信側の画像形成装置10(i)は、管理サーバー20から出力情報PIを受信し、受信した出力情報PIを出力する。
・受信者
[12]受信者RHは、最寄りの設置場所1(i)において、出力情報PIを表示したり、出力情報PIで受け取ったり、印刷した受信側の印刷物RPを受け取ったり、或いは、印刷した受信側の印刷物RPを配達で受け取ったりする。出力情報PIを表示する場合は、表示倍率を変更することもできる。出力情報PIを印刷する場合は、用紙の大きさや印刷倍率を変更して受け取ることもできる。
[出力情報送信サービスの第2実施形態(J2)]
ところで、通信障害による通信エラーや受信側の画像形成装置10(i)の故障等の不具合により受信側の画像形成装置10(i)で出力情報PI等を受信できない場合がある。そうすると、画像形成装置10(i)で出力情報PIを出力できない。
この点、第2実施形態(J2)において、管理サーバー20は、受信側の画像形成装置10(i)で出力情報を受信できない場合には、再度、設置場所1(i−1)を選択し、該選択された設置場所1(i−1)に設置された受信側の画像形成装置10(i−1)に出力情報PIを送信する。なお、再度選択された設置場所1(i−1)でも出力情報PI等を受信できない場合にはこれらの処理動作を繰り返す。こうすることで、たとえ受信側の画像形成装置10(i)で出力情報を受信できない場合にでも、再度選択された設置場所1(i−1)に設置された受信側の画像形成装置10(i−1)に出力情報PIを送信することができる。
この例では、住所情報AD(1)〜AD(n)から近い順に複数の設置場所1(i−1),1(i+1),1(i+2),1(i−2),…が予め設定されている。管理サーバー20は、受信側の画像形成装置10(i)で出力情報を受信できない場合には、次に近い設置場所1(i−1)を選択し、選択された次に近い設置場所1(i−1)に設置された受信側の画像形成装置10(i−1)に出力情報PIを送信する。なお、次に近い設置場所1(i−1)でも出力情報PI等を受信できない場合にはこれらの処理動作を繰り返す。こうすることで、たとえ最も近い受信側の画像形成装置10(i)で出力情報を受信できない場合にでも、次に近い設置場所1(i−1)に設置された受信側の画像形成装置10(i−1)に出力情報PIを送信することができる。
詳しくは、選択手段Q2は、位置情報データベースDB1を用いて宛先の位置情報PS(i)に次に近い設置場所位置情報APS(i−1)に対応する設置場所1(i−1)の画像形成装置情報AID(i−1)を選択する。管理サーバー20は、選択された画像形成装置情報AID(i−1)に対応する受信側の画像形成装置10(i−1)に出力情報PIを送信する。
[出力情報送信サービスの第3実施形態(J3)]
図6は、画像形成装置システム100の出力情報送信サービスの料金体系を示す図表である。
<基本出力形態(基本料金)>
図6に示すように、管理サーバー20の記憶部22には、出力情報PIの基本出力形態に対応する基本料金Fが予め設定されている。管理サーバー20は、送信側の画像形成装置10(h)では基本料金Fの支払いを受け付ける。管理サーバー20は、受信側の画像形成装置10(i)での出力情報PIの出力形態に応じて基本料金Fからの増額又は減額を算出する。管理サーバー20は、増額の場合には送信者SH又は送信先である受信者RHから増額料金Ga(Ga1)を徴収する。管理サーバー20は、減額の場合には送信者SH又は送信先である受信者RHに減額料金Gb(Gb1,Gb2,Gb3)を返還する。この例では、減額料金Gbは、Gb1,Gb2,Gb3の順に大きくなる。
こうすることで、出力情報PIの出力料金Eが基本料金Fよりも高くなった場合には(出力料金E2)増額料金Ga(Ga1)を送信者SH又は受信者RHに徴収することができる。また、出力情報PIの出力料金Eが基本料金Fよりも安くなった場合には(出力料金E4〜E6)減額料金Gb(Gb1,Gb2,Gb3)を送信者SH又は受信者RHに返還することができる。
第3実施形態(J3)において、出力情報PIの基本出力形態は、出力情報PIを規定の基本サイズ(例えばはがきサイズ)の用紙に印刷(基本印刷)する形態である。こうすることで、基本サイズ(例えばはがきサイズ)の用紙に印刷された印刷物RPを郵便物として例えば一般的に使用されているはがきのように扱うことができる。
詳しくは、管理サーバー20の記憶部22には、基本料金Fが予め設定されている。管理サーバー20は、出力情報PIの出力形態に対する増額料金Ga(Ga1)及び/又は減額料金Gb(Gb1,Gb2,Gb3)を決定する。管理サーバー20は、基本料金Fに対して増額料金Ga(Ga1)を増額及び/又は減額料金Gb(Gb1,Gb2,Gb3)を減額して出力料金E(E1〜E6)を算出する。
<オプション出力形態(オプション料金)>
ところで、出力情報PIを基本サイズ(例えばはがきサイズ)以外のサイズ(例えばB5サイズ、A4サイズ)の用紙に印刷すべき場合がある。この点、第3実施形態(J3)において、出力情報PIの出力形態は、出力情報PIを基本サイズ(例えばはがき)以外のサイズ(例えばB5サイズ、A4サイズ)の用紙に印刷(オプション印刷)する形態である。こうすることで、出力情報PIを基本サイズ(例えばはがきサイズ)以外のサイズの用紙に印刷すべき場合において、基本サイズ(例えばはがきサイズ)以外のサイズの用紙に印刷することができる。
ところで、受信者RH(特に高齢者)によっては出力情報PIに基づき印刷した印刷物の画像(特に文字)が小さすぎて見づらい場合がある。また、基本サイズよりも大きいサイズの用紙に印刷する場合には、印刷物の持ち運びに困ることがある。この点、第3実施例において、出力情報PIの出力形態は、出力情報PIを該出力情報PIの倍率を変更(拡大又は縮小)して用紙に印刷(オプション印刷)する形態である。この場合、同じサイズの用紙の枚数を増やして若しくは減らして出力情報PIを印刷してもよく、及び/又は、1枚の基本サイズよりも大きいサイズ若しくは小さいサイズの用紙に出力情報PIを印刷してもよい。こうすることで、例えば、出力情報PIを拡大して用紙に印刷する場合には、出力情報PIに基づき印刷した印刷物RPの画像(特に文字)が小さすぎて見づらい場合でも印刷物RPの画像を大きくすることができ、受信者RH(特に高齢者)に見やすくすることができる。また、例えば、出力情報PIを縮小して基本サイズよりも小さいサイズの用紙に印刷することで、印刷物を持ち運び易くなるといった利便性を向上させることができる。
何れにしても、出力情報PIを印刷する場合、選択された設置場所1(i)を管轄する配達員が用紙に印刷された印刷物RPを受信者RHに配達することができる。
第3実施形態(J3)において、基本料金Fよりもコストがかかる出力形態(オプション印刷)の場合、出力情報PIの出力料金を基本料金Fよりも増額する。こうすることで、基本料金Fよりもコストがかかる出力形態に対する出力費用として基本料金Fに必要な費用を追加することができる。例えば、オプション印刷を行った場合、基本料金Fに対してオプション印刷の増額料金Ga(Ga1)分だけ増額することができる。
第3実施形態(J3)において、出力情報PIの出力形態は、出力情報PIを表示装置15bに表示するか或いは出力情報PIを外部記憶装置に書き出す形態とすることができる。こうすることで、出力情報PIを印刷する手間を省くことができる。
本実施の形態において、基本料金Fよりもコストを抑えた出力形態(出力情報PIの表示のみ又は出力情報PIで受け取り)の場合、出力情報PIの出力料金を基本料金Fよりも減額する。こうすることで、基本料金Fよりもコストを抑えた出力形態に対する出力費用として基本料金Fから超過した費用を差し引くことができる。例えば、受信者RHが印刷物RPを設置場所1(i)に取りに行く場合、基本料金Fに対して設置場所1(i)に取りに行く減額料金Gb(Gb1)分だけ、若しくは、受信者RHが設置場所1(i)に出向いて出力情報PIを表示装置15bで確認する場合、或いは、出力情報PIを外部記憶装置に書き出す場合、設置場所1(i)に取りに行くとともに印刷しない減額料金Gb(Gb2,Gb3)分だけ減額することができる。
すなわち、画像形成装置システム100の出力情報送信サービスでは、次の出力形態(a)から(f)がある。
(a)配達者は出力情報PIを基本印刷し、印刷した印刷物RP(はがきサイズの印刷物RP)を受信者に配達する(基本出力形態)。
(b)配達者は出力情報PIをオプション印刷し、印刷した印刷物RPを受信者に配達する。この場合、送信者又は受信者は増額料金Ga1を支払う。
(c)受信者は設置場所1(i)まで出向いて出力情報PIをオプション印刷し、印刷した印刷物RPを持ち帰る。この場合、送信者又は受信者は増額料金を支払いと減額料金Gb1の返還を受ける。
(d)受信者は設置場所1(i)まで出向いて出力情報PIを基本印刷し、印刷した印刷物RPを持ち帰る。この場合、送信者又は受信者は減額料金Gb1の返還を受ける。
(e)受信者は設置場所1(i)まで出向いて出力情報PIを外部記憶装置に書き出し、出力情報PIで受け取る。この場合、送信者又は受信者は減額料金Gb2の返還を受ける。
(f)受信者は設置場所1(i)まで出向いて出力情報PIを表示装置15bで確認する。この場合、送信者又は受信者は減額料金Gb3の返還を受ける。
<料金支払い方法>
出力情報送信サービスの料金支払い方法としては、現金払いと電子通貨払いとポイントサービスのポイント支払いとを例示できる。ここで、電子通貨としては、例えば、オンラインバンキングや仮想通貨、暗号通貨の他、クレジットカード、デビッドカード等を挙げることができる。また、ポイント支払いは、送信者SHが会員の場合に利用することができる。
管理サーバー20は、現金払い、電子通貨払い又はポイント支払いの課金処理を行う。こうすることで、出力情報送信サービスの料金支払いの課金処理を確実に行うことができる。
例えば、送信者SHが現金払い又は電子通貨払いを行う場合には、管理サーバー20は、送信者SHの送信側の設置場所1(h)への現金払い又は電子通貨払いで課金処理を行う。送信者SHがポイント支払いを行う場合には、送信者SHは会員用ホームページで会員登録しておく必要がある。また、受信者RHが現金払い又は電子通貨払いを行う場合には、管理サーバー20は、受信者RHの受信側の設置場所1(i)への現金払い又は電子通貨払いで課金処理を行う。受信者RHがポイント支払いを行う場合には、受信者RHは会員用ホームページで会員登録しておく必要がある。
以上、出力情報送信サービス(J)について述べた。次に、出力情報再出力サービス(K)について述べる。
<出力情報再出力サービス>
上に述べた出力情報送信サービスでは、受信側の画像形成装置10(i)により出力情報PIを印刷した印刷物RPは、配達員が配達することにより、又は、受信者RH(受取人)が画像形成装置10(i)の設置場所1(i)に出向いて受け取ることにより、受信者RHに取得される。
ところで、受信者RHは、同じ印刷物RPをさらに取得したいことがある。例えば知人にも進呈したいと思うことがある。又は、受信者RHは、同じ印刷物RPを改めて取得したいことがある。例えば、取得した印刷物RPを無くしたり汚したりしたために、印刷物RPをもう一度取得したいと思うことがある。又は、配達員は、同じ出力情報PIを再度印刷したいことがある。例えば、配達の途中でアクシデントにより印刷物RPが破損した場合に、配達員は、出力情報PIを印刷し直して破損していない印刷物RPを受信者RHに届けたいと思うことがある。
このようなニーズに応えるために、画像形成装置システム100は、管理サーバー20から受信側の画像形成装置10(i)に過去に送信した出力情報PIを、利用者が再出力操作をした画像形成装置10によって出力する出力情報再出力サービスを提供することが可能に構成されている。出力情報再出力サービスは、管理サーバー20が過去に受信側の画像形成装置10(i)に送信した出力情報PIの再送信を要求してきた画像形成装置10に送信するように構成することができる。この構成において、管理サーバー20は、再送信を要求した画像形成装置10に出力情報PIを送信することによって、出力情報PIを出力する許可を再発行することになる。
〔装置の構成〕
・画像形成装置
出力情報再出力サービスの利用者により操作される出力用の画像形成装置10において、制御部19は、図3に示すように、第2受付手段P7を備える。第2受付手段P7は、利用者が操作表示部15又は認証部16を用いて行う再出力操作を受け付ける。利用者としては、出力情報送信サービスにおける送信先(受取人)、配達員、及び送信者が想定されている。再出力操作は、画像形成装置10に所望の出力情報PIを出力させるための操作であり、使用の承認を受けるログインのための操作、及び出力情報PIを指定する操作等から構成される。
再出力操作によって出力情報PIが特定されると、送信手段P4は、ネットワーク通信部17を介して出力情報PIの送信を管理サーバー20に要求する。
・管理サーバー
管理サーバー20において、制御部23は、図4に示すように、受信手段Q4と、管理手段Q5と、送信手段Q6とを備える。
受信手段Q4は、出力用の画像形成装置10による出力情報PIの送信の要求を受信する。
管理手段Q5は、出力情報送信サービスにおいて、第1受付手段P2が受け付けた出力情報PIを記憶部22に記憶させるとともに、送信者により指定された期間を該出力情報PIの保存期間に設定して該出力情報PIを管理する。詳しくは、保存期間が終わるまで該出力情報PIを保存し、保存期間内に送信の要求があった場合に、要求された出力情報PIを記憶部22から読み出して送信手段Q6に引き渡す。
送信手段Q6は、管理手段Q5から引き渡された出力情報PIを出力用の画像形成装置10に送信する。このときに送信される出力情報PIは出力情報送信サービスにおいて受信側の画像形成装置10(i)に送信されているので、今回の送信は、管理サーバー20から見て再送信となる。ただし、出力用の画像形成装置10は受信側の画像形成装置10(i)であってもなくてもよいので、前回の送信相手(画像形成装置10)と今回の送信相手は同一である場合もあるし異なる場合もある。
・画像形成装置
出力用の画像形成装置10において、受信手段P5は、管理サーバー20から出力情報PIを受信する。出力手段P6は、受信した出力情報PIを出力する。
具体的には、出力用の画像形成装置10は、管理サーバー20から出力情報PIを受信し、受信した出力情報PIを等倍印刷及び拡大印刷可能な画像形成部13で用紙に印刷するか、及び/又は、等倍表示及び拡大表示可能な表示装置15bに表示するか、及び/又は、電子メールに添付して指定の宛先に送信するか、及び/又は、情報入出力部15dからUSBメモリーM等の外部記憶装置(リムーバブルメモリ)に書き出す。画像形成装置10は、画像形成部13にて印刷した用紙を出力情報再出力サービスの印刷物RP2として排紙部14に排紙する。
次に、出力情報再出力サービスの3つの実施形態を順に説明する。出力情報再出力サービスには出力情報送信サービスが関わるが、出力情報送信サービスについては上に詳述したので、以下では出力情報送信サービスの説明を簡略化する。
[出力情報再出力サービスの第1実施形態(K1)]
図7は、出力情報送信サービス及び出力情報再出力サービスの提供の一例を示す模式図である。図7の例では、出力情報送信サービスにおける受信者RHが出力情報再出力サービスの利用者である。
・出力情報送信サービス
(1)出力情報送信サービスの利用者である送信者SHは、送信側の画像形成装置10(h)の設置場所に印刷物SPとしてはがきを持参し、はがきの表裏のイメージを画像形成装置10にスキャンさせることにより、出力情報PIを入力する(はがき入力)。
(2)送信者SHは、出力情報PIを管理サーバー20にて保存する期間の指定、及び自己への問い合わせ連絡のための電子メールアドレスを入力する(再出力設定)。
(3)送信側の画像形成装置10(h)は、入力された出力情報PI及び指定された期間を示す期間情報PLを管理サーバー20に送信する。
(4)管理サーバー20は、出力情報PIから宛先の住所情報AD(i)を特定し、受信側の画像形成装置10(i)を選定する。
(5)管理サーバー20は、期間情報PLに基づいて保存期間を設定して出力情報PIを保存する。
(6)管理サーバー20は、出力情報PIを受信側の画像形成装置10(i)に送信する。
(7)管理サーバー20は、配達員THに配達を依頼する電子メールを送信する。
(8)配達員THは、受信側の画像形成装置10(i)の設置場所に出向き、受信側の画像形成装置10(i)に出力情報PIの印刷を指示する。
(9)受信側の画像形成装置10(i)は、出力情報PIを印刷して印刷物RPを出力する。
(10)配達員THは、印刷物RPにより示される宛先の住所2に印刷物RPを配達する。これにより、印刷物RPは、受信者(受取人)RHに受け取られる
(11)配達員THは、配達の完了を管理サーバー20に通知する。通知は、例えば携帯型の端末装置により行うことができる。管理サーバー20は、通知に基づいてサービスの提供の履歴を更新する。なお、送信者SH及び受信者RHは、パーソナルコンピューター又はスマートフォン等の任意の端末装置5a,5bを用いて管理サーバー20にアクセスし、自己が関係する出力情報PI及びサービスの提供の履歴を随時に閲覧することができる。
・出力情報再出力サービス
(12a)、(12b)受信者RHが出力用の画像形成装置10として例えば画像形成装置10(i)を選び、画像形成装置10(i)の設置場所に出向いて画像形成装置10(i)にログインし、出力情報PIの印刷を指示する。図7の例において、選ばれた出力用の画像形成装置10(i)は、出力情報送信サービスにおいて受信側の画像形成装置10とされたものである。
ログインには、個人認証を行う第1のログインと個人認証を行わない第2のログインとがある。第1のログインでは、操作者(この場合は受信者RH)は、画像形成装置システム100を運用する組織が認証した個人認証カードを認証部16のカード読取面に近接又は接触させるか、又は、個人番号(いわゆるマイナンバー)等の個人認証情報を入力する。第2のログインでは、操作者は、予め登録された利用者IDを入力するか、又は、送信者SH及び受信者RHそれぞれの氏名及び住所を入力する。第1のログインをして印刷を指示する場合(12a)と第2のログインをして印刷を指示する場合(12b)とで以下のように出力情報PIの再出力の形態に違いがある。
(13)出力用の画像形成装置10(i)は、出力情報PIの再送信を管理サーバー20に要求する。このとき、出力用の画像形成装置10(i)は、ログインが第1のログインであるか第2のログインであるかを管理サーバー20に通知する。
(14)管理サーバー20は、要求された出力情報PIの保存期間内であれば、すなわち該出力情報PIを保存している場合は、該出力情報PIを出力用の画像形成装置10(i)に送信する。
(15a)出力用の画像形成装置10(i)は、管理サーバー20から送信された出力情報PIを受信する。そして、出力用の画像形成装置10(i)は、ログインが第1のログインであった場合に限り、受信した出力情報PIを用紙に印刷して再出力の印刷物RP2として排紙部14に排紙する。受信者RHは、排紙された印刷物RP2を受け取って持ち帰る。これにより、受信者RHは、以前に配達された印刷物RPと同じ出力情報PIを有する印刷物RP2を取得することができる。
(15b)管理サーバー20は、画像形成装置10(i)でのログインが第2のログインであった場合は、(14)の処理として出力用の画像形成装置10(i)に出力情報PIを送信し、それとともに、出力用の画像形成装置10(i)の設置場所1(i)を管轄する配達員THに、出力情報PIを印刷して配達する作業を依頼する。
(16)配達員THは、出力用の画像形成装置10(i)の設置場所1(i)に出向き、第1のログイン及び印刷指示を行う。
(17)出力用の画像形成装置10(h)は、再送信の要求により管理サーバー20から取得した出力情報PIを用紙に印刷して再出力の印刷物RP2として排紙部14に排紙する。
(18)配達員THは、排紙された印刷物RP2を受け取って住所2に配達する。これにより、受信者RHは、以前に配達された印刷物RPと同じ出力情報PIを有する印刷物RP2を取得することができる。
(19)配達員THは、配達の完了を管理サーバー20に通知する。管理サーバー20は、通知に基づいてサービスの提供の履歴を更新する。
第1実施形態(K1)によると、受信者RHは、出力情報送信サービスにより取得した印刷物RPを汚したり破損したり紛失したりしても、印刷物RPと同じ出力情報PIを有する印刷物RP2を取得することができる。すなわち、第1実施形態によると、送信者SHにより発送された出力情報PIの一部又は全部が失われても受信者RHが元の出力情報PIを得ることが可能である。
加えて、第1実施形態(K1)によると、受信者RHが第2のログインをした場合、すなわち受信者RHの個人認証が行われない場合は、印刷物RP2は、配達員THの印刷指示により作成されて配達され、受信者RHが出力用の画像形成装置10から直接に受け取ることができないようにされる。こうすることで、送信者SH及び受信者RHそれぞれの氏名及び住所を知る第三者が受信者RHになりすまして印刷物RP2を取得してしまうのを防ぐことができ、出力情報再出力サービスのセキュリティを高めることができる。
〔操作画面〕
図8は、画像形成装置10において表示される操作用の画面の遷移の例を示す図であって、図8(A)は、送信側の画像形成装置10における遷移の例を示し、図8(B)は、受信側の画像形成装置10又は出力用の画像形成装置10における遷移の例を示す。
図9から図13までの各図は、操作用の画面の例を示す図である。図9(A)は、ログイン画面31の例を示し、図9(B)は、利用者情報入力画面32の例を示し、図9(C)は、利用者ID確認画面33を示す。図10(A)は、再出力設定画面34の例を示し、図10(B)は、送信設定確認画面35の例を示す。図11(A)は、ログイン画面36の例を示し、図11(B)は、利用者情報入力画面37の例を示し、図11(C)は、出力情報選択画面38の例を示す。図12(A)は、出力形態確認画面39の例を示し、図12(B)は、再出力設定確認画面40の例を示し、図12(C)は、出力情報選択画面41の例を示す。図13(A)は、プレビュー画面42の例を示し、図13(B)は、出力形態選択画面43の例を示す。
図8(A)に示すように、送信者SHは、ログイン画面31により送信側の画像形成装置10にログインする。ログイン画面31では、図9(A)に示すように、利用者IDの入力が可能である。送信者SHが利用者IDを入力すると、送信設定確認画面35が表示される。送信設定確認画面35では、図10(B)に示すように、予め登録した複数の受信者の候補から今回の送信の受信者を選択することができる。
ログイン画面31で利用者IDを入力しない場合は、利用者情報入力画面32が表示され、図9(B)に示すように送信者及び受信者それぞれの氏名及び住所の入力が求められる。求められた入力を行うことによって、ログインが承認される。利用者情報入力画面32で利用者IDの発行を承諾する操作を行うと、発行された利用者IDを有する利用者ID確認画面33が表示される。
送信設定確認画面35又は利用者ID確認画面33から再出力設定画面34に表示が切り替わる。図10(A)に示すように、再出力設定画面34では、管理サーバー20における出力情報PIの保存及び管理を終える保管期限を選択することができる。図10(A)の例では、保管期限の選択肢として、例えば、「保管しない」、「30日」、「60日」、及び「90日」の4つが設けられている。「保管しない」は、受信側の画像形成装置10に送信した直後に管理サーバー20内の出力情報PIを消去する選択肢であり、送信者SHが自己及び他者による出力情報PIの再出力を許可しない場合に選択される。ただし、出力の形態として出力情報PIを印刷しかつ配達を行う場合には、「保管しない」が選択されても、配達が完了するまでは管理サーバー20内の出力情報PIを保管するようにしてもよい。この場合、配達員THに限って配達が完了するまでは出力情報PIを再度印刷させることができる。なお、例えば「30日」は、保存の開始から30日が経過したときに、出力情報PIを消去すること、すなわち保存期間が30日であることを意味する。「60日」、及び「90日」も同様である。保存期間の長さは、例示に限らず任意に設定することができる。
送信者SHは、再出力設定画面34において保管期限を選択し、管理サーバー20からの問い合わせを受けてもよい場合には問い合わせ連絡用のメールアドレスを入力する。その後、送信者SHは、受信側での出力情報PIの出力の形態を所定の画面で指定し、管理サーバー20への出力情報PIの送信を指示する。
図8(B)に示すように、受信者RH、配達員TH、又は送信者SHである操作者は、ログイン画面36により受信側の画像形成装置10又は出力用の画像形成装置10にログインする。ログイン画面36では、図11(A)に示すように、利用者IDの入力及び/又は個人認証カードによる個人情報の入力が可能である。操作者は、利用者IDを入力した場合に、再出力設定確認画面40を表示させることができる。図12(B)に示すように、再出力設定確認画面40では、操作者は、複数の受信者の候補のうちの何れかを選択することができる。
ログイン画面36で利用者IDを入力しない場合は、利用者情報入力画面37が表示される。図11(B)に示すように、利用者情報入力画面37では、出力させたい出力情報PIの送信者及び受信者それぞれの氏名及び住所等からなる利用者情報を入力することが求められる。求められた利用者情報を入力することによってログインが承認される。ログインが承認されると、出力情報選択画面38が表示される。
図11(C)に示すように、出力情報選択画面38では、利用者情報入力画面32で入力した利用者情報と一致する利用者情報に対応づけて保存されている出力情報PIの送受信の履歴情報380が出力情報PIの選択肢として表示される。履歴情報380は、上述の利用者情報と、送信者SHによる送信の日付(すなわち管理サーバー20による受信の日付)及び/又は受信側の画像形成装置10による受信の日付とを有する。
操作者が出力情報選択画面38で出力情報PIを選択すると、出力形態確認画面39が表示される。個人認証カードの提示がなく個人認証を行うことができない場合は、なりすましにより出力情報PIが不正に第三者に取得されるリスクを低減するために、出力情報PIの出力形態は、印刷して配達する形態に限られる。図12(A)に示すように、出力形態確認画面39は、印刷して配達する形態を了承するか出力を取り消すかの選択を求める画面である。
一方、操作者の個人認証を行った場合は、出力情報選択画面41が表示される。この出力情報選択画面41と上述の出力情報選択画面38との差異は、図12(C)と図11(C)とを見比べて分かる通り、図12(C)の出力情報選択画面41では、出力情報PIの選択肢が、それぞれ出力情報PIの送受信の履歴情報380とプレビューボタン410とで構成されていることである。操作者が任意の選択肢のプレビューボタン410をタッチすると、その選択肢(出力情報PI)を印刷又は表示したイメージのサムネイル420がプレビュー画面42において表示される。こうすることで、選択肢である出力情報PIが出力させたい出力情報PIであるかどうかを見分け易くなり、履歴情報380のようなテキスト情報だけに基づいて選択するよりも操作者が所望の出力情報PIを選択し易くなる。
操作者が出力情報選択画面41で出力情報PIを選択すると、出力形態選択画面43が表示される。図13(B)に示すように、出力形態選択画面43では、出力形態の選択肢として、操作者がその場で印刷物を受け取って持ち帰る形態、出力情報PIを添付した電子メールを操作者のメールアドレス宛に送信する形態、表示装置15bにより表示する形態、及び配達員が出力情報PIを印刷物RP2にして受信者の住所に配達する形態が設けられている。ただし、送信者SHにより出力形態が限定されている場合は、その限定から外れない選択肢が出力形態選択画面43において選択可能とされる。
操作者が出力形態を選択して出力を指示すると、画像形成装置10は、選択された出力情報PIを選択された出力形態で出力する。
[出力情報再出力サービスの第2実施形態(K2)]
図14は、出力情報送信サービス及び出力情報再出力サービスの提供の他の例を示す模式図である。図14の例では、出力情報送信サービスにおける配達員THが出力情報再出力サービスの利用者である。
・出力情報送信サービス
(1)から(9)までの手順は、図7の第1実施形態(K1)と同様である。
(10)配達員THは、印刷物RPにより示される宛先の住所2への印刷物RPの配達を開始する。第2実施形態では、配達の途中で出力情報PIを印刷し直す必要が生じた場合が想定されている。例えば、急の大雨により印刷物PRの印刷の大半が滲んでしまったり、複数の設置場所を回って集荷した複数の印刷物を仕分ける際に印刷物PRを紛失したりすることがある。紛失の有無は、管理サーバー20からの配達の依頼と現存する印刷物とを照合することにより分かる。
(11)配達員THは、出力情報PIを印刷し直すための出力用の画像形成装置10を選び、その設置場所に出向いて第1のログイン及び印刷指示を行う。図14では、画像形成装置10(j)(jはi以外の1からmまでの整数)が出力用の画像形成装置10として選ばれているが、これに限らず、受信側の画像形成装置10(i)を含む任意の画像形成装置10を選ぶことができる。
(12)出力用の画像形成装置10(j)は、出力情報PIの再送信を管理サーバー20に要求する。このとき、出力用の画像形成装置10(j)は、ログインが第1のログインであるか第2のログインであるかを管理サーバー20に通知する。
(13)管理サーバー20は、要求された出力情報PIの保存期間内であれば、該出力情報PIを出力用の画像形成装置10(j)に送信する。
(14)出力用の画像形成装置10(j)は、管理サーバー20から送信された出力情報PIを受信する。そして、出力用の画像形成装置10(j)は、受信した出力情報PIを用紙に印刷して再出力の印刷物RP2として排紙部14に排紙する。
(15)配達員THは、排紙された印刷物RP2を受け取って配達を再開する。これにより、受信者RHは、配達されなかった印刷物RPと同じ出力情報PIを有する印刷物RP2を取得することができる。
(16)配達員THは、配達の完了を管理サーバー20に通知する。管理サーバー20は、通知に基づいてサービスの提供の履歴を更新する。
第2実施形態(K2)によると、配達員THは、配達の途中で印刷物RPを汚したり破損したり紛失したりしても、印刷物RPと同じ出力情報PIを有する印刷物RP2を取得して印刷物RPに代えて配達することができる。すなわち、第2実施形態によると、送信者SHにより発送された出力情報PIの一部又は全部がいったん失われたとしても、受信者RHは、元の出力情報PIを得ることが可能である。
加えて、第2実施形態によると、印刷物RPが配達されず出力情報PIが受信者RHに届かないというリスクが低減されるので、送信者SHにとっての出力情報送信システムの信頼性を高めることができる。
[出力情報再出力サービスの第3実施形態(K3)]
図15は、出力用の画像形成装置10において表示される期限切通知画面の例を示す図であって、図15(A)は、操作者が出力情報送信サービスの会員である場合の表示内容を示し、図15(B)は、操作者が出力情報送信サービスの非会員である場合の表示内容を示す。
第1実施形態(K1)及び第2実施形態(K2)では、出力情報PIが管理サーバー20内で保存されている保存期間内に再出力操作が行われるものとして説明したが、保存期間が終わった後に再出力操作が行われる場合が起こり得る。第3実施形態(K3)は、この場合の手立てを利用者に提供する。
出力用の画像形成装置10は、例えば受信者RHがログインして出力情報PIの再出力を指示する再出力操作において、会員に発行される利用者IDの入力があった場合は、図15(A)に示す期限切通知画面44を表示装置15bにより表示する。
期限切通知画面44では、再出力が可能な期限が過ぎた期限切れであることが表示されるとともに、送信者SHに出力情報PIの再送信を依頼するかしないかの指示を求めるメッセージが表示される。
再送信を依頼することを指示する操作が行われると、出力用の画像形成装置10は、送信者SHに再送信を依頼するよう管理サーバー20に要求する。この要求に応えて、管理サーバー20は、送信者SHに出力情報PIの再送信を依頼する電子メールを送信する。その後、送信者から返答があると、管理サーバー20は、返答があったことを知らせる電子メールを受信者RHに送信する。送信者による返答には、返信メールを送信する方法と、会員用のウェブサイトにて返答する方法とがある。返信メールを受信した場合、管理サーバー20は、受信者RHに返信メールを転送する。
送信者SHが出力情報PIを管理サーバー20に再送信すると、管理サーバー20は、改めて出力情報PIを保存する。画像形成装置システム100は、再送信に際して送信者SHが指定した内容の出力情報送信サービスを提供する。例えば、配達が指定された場合は、受信側の画像形成装置10(i)に出力情報PIを送信し、所定の配達員に配達を依頼する。受信側の画像形成装置10(i)での受信者RHによる直接の受取が指定された場合は、受信側の画像形成装置10(i)に出力情報PIを送信したことを受信者RHに連絡する。
一方、出力用の画像形成装置10は、再出力操作において利用者IDの入力がなかった場合は、図15(B)に示す期限切通知画面45を表示装置15bにより表示する。期限切通知画面45では、期限切れであることが表示される。この場合、受信者RHは、出力用の画像形成装置10に出力情報PIを出力させることができない。
第3実施形態(K3)によると、出力情報送信サービスの会員は、管理サーバー20における出力情報PIの保存の期限が切れた後であっても、送信者SHと直接にメール又は電話等で連絡を取り合う手間をかけることなく出力情報PIを入手することが可能になる。
第3実施形態(K3)によると、保管の期限が切れた出力情報PIを入手する手立てを会員に限定して提供する。こうすることで、送信者SHに再送信の依頼が頻繁に行われて送信者SHが対応に苦慮する事態の発生を低減することができる。
次に、画像形成装置システム100による出力情報送信サービス及び出力情報再出力サービスの提供の流れをフローチャートを参照しながら説明する。説明において、画像形成装置10の設置場所1を店舗(例えばコンビニエンスストア)とし、出力情報PIをはがきのイメージデータ(これを「データ」ということがある)とする。
図16は、出力情報送信サービスの流れを示すフローチャートである。
送信側の画像形成装置10(h)は、はがきを送信するための操作を受け付ける(ステップS51)。はがきのデータを入力するために送信者SHが持参した物がはがきの実物である場合は、画像形成装置10(h)は、はがきの実物をスキャンしてデータを得る(ステップS52、ステップS53)。送信者SHが持参した物がはがきのデータを記憶しているリムーバブルメモリ(外部記憶装置)である場合は、画像形成装置10(h)は、リムーバブルメモリからデータを読み込む(ステップS52、ステップS54)。
送信者SHは、画像形成装置10(h)において、データの保存期間を指定し(ステップS55)、自己に対する問い合わせ連絡のためのメールアドレスを登録(入力)する(ステップS56)。画像形成装置10(h)は、指定された保存期間及び入力されたメールアドレス等とともに、はがきのデータを管理サーバー20に送信する(ステップS57)。
管理サーバー20は、はがきのデータから宛先を抽出し、宛先に近い店舗を検索する(ステップS58)。管理サーバー20は、保存期間を設定してデータを保存し(ステップS59)、検索した店舗の画像形成装置10(i)にデータを送信する(ステップS60)。画像形成装置10(i)は、データの受信が完了すると、受信の完了を管理サーバー20に通知する(ステップS61)。
管理サーバー20は、店舗においてデータの受信が完了したこと及びその店舗を配達員THに例えば電子メールで通知する(ステップS62)。
配達員THは、電子メールを受信し(ステップS63)、電子メールにより通知された店舗に移動し(ステップS64)、画像形成装置10(i)にデータの印刷を指示する(ステップS65)。配達員THは、データが印刷された印刷物RPを配達し、配達の完了の日時を示す完了通知を管理サーバー20に送信する(ステップS66)。管理サーバー20は、完了通知に示される日時をサービスの提供の履歴として記録する(ステップS67)。
図17は、出力情報再出力サービスの流れの一部を示すフローチャートである。図18は、出力情報再出力サービスの流れの他の一部を示すフローチャートである。
図17に示すように、出力用の画像形成装置10は、再出力するデータの候補を検索するための情報として、操作者により入力された利用者情報又は個人情報を管理サーバー20に送信する(ステップS71)。管理サーバー20は、データの候補を特定し、候補のデータの保存期間が終わっていない場合は(ステップS72:YES)、候補のデータの送受信の履歴を画像形成装置10に送信する(ステップS73)。履歴は、送信者名、送信者の住所、配達先の宛名、配達先の住所、及び配達日等から構成される。
画像形成装置10は、個人認証を行った場合は(ステップS74:YES)、再出力するデータの選択肢として履歴及びサムネイルを表示し(ステップS75)、個人認証を行うことができなかった場合は(ステップS74:NO)、選択肢として履歴を表示するがサムネイルは表示しない(ステップS76)。
操作者が何れかの選択肢を選択した場合、すなわちデータを再出力する場合は(ステップS77:YES)、フローは図18のステップS83に進む。
一方、ステップS71において候補のデータの保存期間が終わっている場合は(ステップS72:NO)、再出力の対象となるデータの無いことが画像形成装置10において表示され(ステップS78)、送信者にデータの再送信を依頼するかどうかの問い合わせが操作者に対して行われる(ステップS79)。操作者が再送信を依頼することを選択すると(ステップS79:YES)、管理サーバー20は、送信者SHにデータの再送信を依頼する(ステップS80)。送信者SHにより再送信が行われると(ステップ81:YES)、管理サーバー20は、再送信されたデータにより示される受信者RHに再送信があったことを通知する(ステップS82)。
図18に示すように、画像形成装置10の操作者の個人認証を行った場合は(ステップS83:YES)、出力形態に応じて課金する処理が行われ(ステップS84)、管理サーバー20から画像形成装置10(i)へのデータの送信が行われる(ステップS85)。
そして、画像形成装置10(i)によって出力形態の指定に従ってデータの再出力が行われる。例えば、印刷(お持ち帰り)が指定されている場合は、その場で印刷が行われる(ステップS86、ステップS87)。又は、メールサーバー又は受信者RHが所有する端末装置等への送信が指定されている場合は、その場でデータ送信が行われる(ステップS86、ステップS88)。
一方、操作者の個人認証を行わなかった場合は(ステップS83:NO)、出力形態に応じて課金する処理が行われる(ステップS89)。続いて、管理サーバー20から画像形成装置10へのデータの送信が行われ(ステップS90)、配達員THへの配達の依頼の連絡が行われる(ステップS91)。
配達員THは、配達を依頼する電子メールを受信し(ステップS92)、電子メールに記載された店舗に移動し(ステップS93)、画像形成装置10にデータの印刷を指示する(ステップS94)。続いて、配達員THは、データを印刷した印刷物RPを配達し(ステップS95)、配達の完了通知を管理サーバー20に送信する(ステップS96)。完了通知に示される日時が管理サーバー20により履歴として記録される(ステップS97)。
図19は、出力情報PIを再出力する権限の設定のパターンを示す図表である。権限設定は、例えば画像形成装置システム100の管理者によって行われる。
図19に示すように、パターン1では、送信者SH、配達員TH、及び受信者RHの何れもが再出力する権限を有する。保存期間は例えば90日とされる。権限を有する者が再出力操作をする際には、権限に応じた再出力可能な出力情報PIの候補が表示される。
パターン2では、送信者SH及び配達員THは再出力する権限を有し、受信者RHは再出力する権限を有さない。保存期間は例えば30日とされる。
パターン3では、配達員THは、再出力する権限を有し、送信者SH及び受信者RHは再出力する権限を有さない。保存期間は、配達が完了するまでの期間とされる。パターン3の設定は、送信者SHが送信した出力情報を印刷物RP又は印刷物RP2として受信者RHに従来よりも確実に届くようにすることを目的とする設定である。パターン3によると、配達員以外は出力情報PIを再出力させることはできないが、送信者SHは自己が送信した出力情報が従来よりも確実に宛先に届くという安心感を得ることができ、受信者RHは受け取るべき印刷物を従来よりも確実に受け取ることができ、配達員は配達中に印刷物RPが汚れたり破損したり紛失したりしたとしても印刷物RPと同等の印刷物RPを宛先に届けることができる。
上に述べた出力情報再出力サービスの第1実施形態(K1)、第2実施形態(K2)、及び第3実施形態(K3)において、出力情報再出力サービスの利用に対する課金は、出力情報送信サービスの利用に対する課金と同様に、基本料金を設定しておいて出力形態及びオプションの有無等に応じて増額又は減額するものでよい。利用者の利用の状況(利用の回数、支払った料金に応じて加算されるポイントの値、会員登録の有無等)に応じて割引額を定めてもよい。出力情報再出力サービスの料金の支払い方法も出力情報送信サービスと同様でよく、現金払い、電子通貨払い、及びポイント支払い等を選択肢とすることができる。
出力情報PIが年賀はがき又はその他のくじ付きの印刷物SPのイメージデータである場合は、再出力として印刷する際にくじの部分を消去又は所定のイメージに置き換えて印刷するようにしてもよい。こうすることで、再出力により作成された印刷物RP2の悪用を抑制することでき、印刷の用紙としてくじ付きのはがきを用いて元の印刷物SPを作り直すという用途に出力情報再出力サービスを利用することができる。
上に述べた出力情報再出力サービスの第1実施形態(K1)、第2実施形態(K2)、及び第3実施形態(K3)では、管理サーバー20において保存されている出力情報PIを出力用の画像形成装置10(i),10(j)に送信して画像形成装置10(i),10(j)により再出力するものとしたが、この点に関して次の変形がある。画像形成装置10及びその設置場所1のセキュリティが担保される場合は、受信側の画像形成装置10(i)において出力情報送信サービスに際して受信した出力情報PIを保存期間又はそれよりも短い期間において保管しておく。受信側の画像形成装置10(i)は、出力情報再出力サービスにおいて出力用の画像形成装置となった場合に、管理サーバー20からの出力情報PIの取得を省略して自装置内で保管している出力情報PIを再出力する。この変形例によると、管理サーバー20の処理の負担を軽減することができる。
上に述べた出力情報再出力サービスの第1実施形態(K1)、第2実施形態(K2)、及び第3実施形態(K3)のそれぞれは、他の何れか1つ又は他の2つと組み合わせて実施することができ、かつ、出力情報送信サービスの第1実施形態(J1)、第2実施形態(J2)、及び第3実施形態(J3)の何れか1つ又は複数と組み合わせて実施することができる。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、係る実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
1 設置場所
5a 端末装置
5b 端末装置
10 画像形成装置
11 画像読取部
13 画像形成部
15 操作表示部
15a ハードウェアーキー
15b 表示装置
15c タッチパネル
15d 情報入出力部
16 認証部
17 ネットワーク通信部
18 記憶部
19 制御部
20 管理サーバー
21 ネットワーク通信部
21a 通信部
22 記憶部
23 制御部
100 画像形成装置システム
380 履歴情報
420 サムネイル
AD 住所情報
AID 画像形成装置情報
APS 設置場所位置情報
CD ICカード
DB1 位置情報データベース
DB2 住所情報データベース
E 出力料金
F 基本料金
Ga 増額料金
Gb 減額料金
IDI 個人情報
M USBメモリー
NT ネットワーク
P1 第1読取手段
P2 第1受付手段
P3 第2読取手段
P4 送信手段
P5 受信手段
P6 出力手段
PI 出力情報
PL 期間情報
PS 位置情報
Q1 特定手段
Q2 選択手段
Q3 送信手段
RH 受信者
RP 受信側の印刷物
SH 送信者
SP 送信側の印刷物

Claims (13)

  1. 複数の画像形成装置と、前記複数の画像形成装置に接続される管理サーバーとを備えた画像形成装置システムであって、
    前記複数の画像形成装置のうち送信側の画像形成装置は、送信先の住所に関する住所情報が付加された出力情報を送信者により受け付けた場合は、前記出力情報及び前記住所情報を前記管理サーバーに送信し、
    前記管理サーバーは、前記送信側の画像形成装置から送信されてきた前記住所情報に基づいて、前記複数の画像形成装置が設置される設置場所のうち前記住所情報から所定の設置場所を選択し、前記選択された設置場所に設置された受信側の画像形成装置に前記出力情報を送信し、
    前記受信側の画像形成装置は、前記管理サーバーから前記出力情報を受信し、受信した前記出力情報を出力し、
    前記複数の画像形成装置は、前記出力情報の再出力を指示する再出力操作を受け付けた場合に、出力用の画像形成装置として前記管理サーバーから前記出力情報を受信し、受信した前記出力情報を出力することを特徴とする画像形成装置システム。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置システムであって、
    前記出力用の画像形成装置は、前記再出力操作の操作者の個人認証を行うことができた場合は、前記出力情報の出力として印刷又は前記送信先へのデータ送信を選択する操作を受け付け、前記操作者の個人認証を行うことができない場合は、前記出力情報の印刷物の前記住所への配達又は出力の取消を選択する操作を受け付けることを特徴とする画像形成装置システム。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置システムであって、
    前記管理サーバーは、前記送信側の画像形成装置から送信されてきた前記出力情報を設定されている保存期間が終わるまで保存し、前記保存期間内に前記出力用の画像形成装置から再送信の要求があった場合に、保存している前記出力情報を前記出力用の画像形成装置に送信することを特徴とする画像形成装置システム。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置システムであって、
    前記送信側の画像形成装置は、前記出力情報及び前記住所情報とともに前記保存期間として前記送信者により指定された期間を示す期間情報を前記管理サーバーに送信し、
    前記管理サーバーは、前記送信側の画像形成装置から送信されてきた前記期間情報により示される前記指定された期間を前記保存期間として設定することを特徴とする画像形成装置システム。
  5. 請求項2から請求項4までの何れか1つに記載の画像形成装置システムであって、
    前記出力用の画像形成装置は、前記印刷物の前記住所への配達を選択する操作を受け付けた場合は、前記管理サーバーに配達要求を送信し、
    前記管理サーバーは、前記配達要求を受信した場合は、前記選択された設置場所を管轄する配達員に前記出力情報を印刷して配達する作業を依頼することを特徴とする画像形成装置システム。
  6. 請求項2から請求項5までの何れか1つに記載の画像形成装置システムであって、
    前記出力用の画像形成装置は、前記操作者の個人認証を行うことができた場合は、前記操作者が関わる送受信の履歴及び出力した前記出力情報のサムネイルを表示し、前記操作者の個人認証を行うことができない場合は、前記履歴を表示して前記サムネイルを表示しないことを特徴とする画像形成装置システム。
  7. 請求項4に記載の画像形成装置システムであって、
    前記保存期間が終わった後に前記出力用の画像形成装置が前記再出力操作を受け付けた場合に、前記送信者に前記出力情報の再送信を電子メールにより依頼し、前記再送信を前記送信者に依頼したことを前記送信先に電子メールにより通知することを特徴とする画像形成装置システム。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置システムであって、
    前記送信側の画像形成装置は、前記送信者による前記保存期間の指定に際して前記送信者又は前記送信先による利用の状況に応じた複数の選択肢を表示し、前記複数の選択肢は、前記出力情報の印刷物の前記住所への配達が完了したときまでを前記保存期間とする選択肢を含むことを特徴とする画像形成装置システム。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1つに記載の画像形成装置システムであって、
    前記再出力操作による前記出力情報の出力をその内容に応じて課金することを特徴とする画像形成装置システム。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか1つに記載の画像形成装置システムであって、
    前記送信者及び前記送信先は、前記管理サーバーとの通信が可能な端末装置を用いて前記管理サーバーにより保存されている前記出力情報を閲覧することができることを特徴とする画像形成装置システム。
  11. 請求項1から請求項10までの何れか1つに記載の画像形成装置システムであって、
    前記送信側の画像形成装置は、前記出力情報をイメージスキャンしてイメージデータとして読み取ることを特徴とする画像形成装置システム。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置システムであって、
    前記送信側の画像形成装置は、前記出力情報を外部記憶装置から読み取ることを特徴とする画像形成装置システム。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置システムであって、
    前記管理サーバーは、前記出力情報を前記受信側の画像形成装置で出力したことを前記送信者に知らせることを特徴とする画像形成装置システム。
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