JP2021113481A - ヒンジ構成部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品とを組付ける際に、扉を持ち上げた状態のまま扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品との位置合わせを容易に行えるようにしたガイド部を備えた枠側ヒンジ構成部品又は扉側ヒンジ構成部品を提供する。【解決手段】本発明に係るヒンジ構成部品は、枠に取付けられた枠側ヒンジ構成部品と扉に取付けられた扉側ヒンジ構成部品とを組付けて枠に対して扉を開閉自在に取付けるヒンジを構成する当該枠側ヒンジ構成部品及び当該扉側ヒンジ構成部品のうちのいずれか一方のヒンジ構成部品(枠側ヒンジ構成部品2A)であって、枠側ヒンジ構成部品と扉側ヒンジ構成部品とを組付ける際のガイド部6を備えたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、枠に取付けられた枠側ヒンジ構成部品と扉に取付けられた扉側ヒンジ構成部品とを組付ける際のガイド部を備えた枠側ヒンジ構成部又は扉側ヒンジ構成部品に関する。
従来より、枠に対して扉がヒンジ(蝶番)を介して開閉自在に取付けられた構造が知られている(特許文献1参照)。
ヒンジは、リフトオフヒンジ(抜き差し蝶番)と呼ばれるヒンジであり、枠に取付けられた枠側ヒンジ構成部品の差し込みシャフトに、扉に取付けられた扉側ヒンジ構成部品のシャフト嵌合部を差し込むようにして、枠側ヒンジ構成部品と扉側ヒンジ構成部品とを組付けることで構成される。
特開2007−224576号公報
上述した枠側ヒンジ構成部品と扉側ヒンジ構成部品とを組付ける際には、扉を上方に持ち上げた状態のまま、枠側ヒンジ構成部品の差し込みシャフトの上方に扉側ヒンジ構成部品のシャフト嵌合部を位置合せした後に、扉を降ろして設置する必要がある。
しかしながら、扉を持ち上げた状態のまま、例えば扉の側面の上部、下部、中央部に取付けられた扉側ヒンジ構成部品と枠の内側面の上部、下部、中央部に取付けられた枠側ヒンジ構成部品とを位置合わせする作業を行わなければならないため、作業が容易ではない。扉が重い場合には、扉を持ち上げた状態のまま位置合わせを行う作業は、作業者にとっては、特に容易ではなく、安全性の面でも課題があった。
本発明は、上記課題を解消すべく、扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品とを組付ける際に、扉を持ち上げた状態のまま扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品との位置合わせを容易に行えるようにしたガイド部を備えた枠側ヒンジ構成部品又は扉側ヒンジ構成部品を提供するものである。
本発明に係るヒンジ構成部品は、枠に取付けられた枠側ヒンジ構成部品と扉に取付けられた扉側ヒンジ構成部品とを組付けて枠に対して扉を開閉自在に取付けるヒンジを構成する当該枠側ヒンジ構成部品及び当該扉側ヒンジ構成部品のうちのいずれか一方のヒンジ構成部品であって、枠側ヒンジ構成部品と扉側ヒンジ構成部品とを組付ける際のガイド部を備えたことを特徴とする。
また、枠側ヒンジ構成部品は、下側軸部と、下側軸部の上端面より上方に延長して設けられて下側軸部の径よりも小径で下側軸部と同心の上側軸部と、下側軸部の外周面における下側軸部の中心軸に沿って延長する部位から当該中心軸に沿った方向及び当該中心軸と直交する方向に延在する板面を有して枠に固定される固定板部とを備え、扉側ヒンジ構成部品は、下端開口の管部と、当該管部の外周面における管部の中心軸に沿って延長する部位から当該中心軸に沿った方向及び当該中心軸と直交する方向に延在する板面を有して扉に固定される固定板部とを備え、ガイド部は、枠側ヒンジ構成部品の下側軸部の外周面の一部より中心軸に沿って上方に延長するように設けられて上側軸部の外周面と対向する板面を有した板材により構成されたか、あるいは、扉側ヒンジ構成部品の管部の外周面の一部より中心軸に沿って下方に延長するように設けられた板材により構成されたことを特徴とする。
また、ガイド部は、扉に固定された扉側ヒンジ構成部品の管部の下端開口を枠に固定された枠側ヒンジ構成部品の上側軸部の上方に位置させた状態から扉を下方に移動させることで管部の内側に上側軸部を挿入して枠側ヒンジ構成部品と扉側ヒンジ構成部品とを組付けることでヒンジを構成する場合において、扉側ヒンジ構成部品の管部の下端開口を枠側ヒンジ構成部品の上側軸部の上方に位置決めした後に扉側ヒンジ構成部品の管部を下方にガイドすることを特徴とする。
本発明によれば、扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品とを組付ける際に、扉を持ち上げた状態のまま扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品との位置合わせを容易に行えるようになり、組付作業をより安全に、かつ容易に行えるようになる。
ヒンジ構成部品組付方法の概要を示す全体構成斜視図(実施形態1)。 ガイド部を備えた枠側ヒンジ構成部品を示す斜視図であり、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図(実施形態1)。 ガイド部を備えた枠側ヒンジ構成部品を示す六面図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は背面図、(f)は底面図(実施形態1)。 ヒンジ構成部品組付手順の要旨を示す図であり、(a)は組付前状態図、(b)は組付後状態図(実施形態1)。 扉側ヒンジ構成部品を枠側ヒンジ構成部品に組付ける際の作業手順を示す図(実施形態1)。 (a)はガイド部を備えた扉側ヒンジ構成部品を示す斜視図、(b)は組付後状態図(実施形態2)。
実施形態1
実施形態1に係るヒンジ構成部品は、例えば図1に示すように、枠1に取付けられた枠側ヒンジ構成部品2A,2,2Aと扉3に取付けられた扉側ヒンジ構成部品4,4,4とを組付けて枠1に対して扉3を開閉自在に取付けるヒンジ5,5,5(図5(c)参照)を構成する当該枠側ヒンジ構成部品2A,2,2A及び当該扉側ヒンジ構成部品4,4,4のうちの枠側ヒンジ構成部品2Aであって、枠側ヒンジ構成部品2A,2,2Aと扉側ヒンジ構成部品4,4,4とを組付ける際のガイド部6を備えた枠側ヒンジ構成部品2Aである。
枠1、扉3、枠側ヒンジ構成部品2A,2、扉側ヒンジ構成部品4は、例えば、鋼材等の金属を用いて形成されている。
尚、本明細書においては、上、下、左、右、前、後は、図1に示した方向と定義して説明する。
扉側ヒンジ構成部品4と枠側ヒンジ構成部品2A(ガイド部6を備えた枠側ヒンジ構成部品)又は枠側ヒンジ構成部品2(ガイド部6を備えていない枠側ヒンジ構成部品)とが組付けられて構成されるヒンジ5(図5(c)参照)は、フラグヒンジ(旗蝶番)タイプのリフトオフヒンジ(抜き差し蝶番)と呼ばれるヒンジである。
図1に示すように、枠側ヒンジ構成部品2A,2は、枠1の左内側面14又は右内側面の上下方向に沿って、所定間隔を隔てて、上部、中央部、下部の3箇所や3箇所以上の複数個所に設けられたり、あるいは、上部、下部の2箇所に設けられる。同様に、扉側ヒンジ構成部品4は、扉3の左端面34又は右端面の上下方向に沿って、所定間隔を隔てて、上部、中央部、下部の3箇所や3箇所以上の複数個所に設けられたり、あるいは、上部、下部の2箇所に設けられる。
ガイド部6を備えていない枠側ヒンジ構成部品2は、軸部21と固定板部22とを備える。
ガイド部6を備えた枠側ヒンジ構成部品2Aは、軸部21と固定板部22とガイド部6とを備える。
軸部21は、例えば円柱状の下側軸部23と、下側軸部23の上端面より上方に延長して設けられて下側軸部23の径よりも小径で下側軸部23と同心(中心軸が同一)の例えば円柱状の上側軸部24とを備えて構成される。即ち、軸部21は、一端側が大径の下側軸部23に形成されて他端側が下側軸部23の径よりも小径で下側軸部23と同心の上側軸部24(特許文献1の差し込みシャフトに相当)に形成されている。
羽根と呼ばれて枠1の左内側面14(又は右内側面)に固定される固定板部22は、下側軸部23の外周面における下側軸部23の中心軸25に沿って延長する部位より突出して、当該中心軸25に沿った方向及び当該中心軸25と直交する方向に延在する例えば矩形状の板面を有した平板により形成される。
図2に示すように、枠側ヒンジ構成部品2Aのガイド部6は、枠側ヒンジ構成部品2Aの下側軸部23の上部側の外周面(円周面)23aの一部より上側軸部24の中心軸25に沿って上方に延長するように設けられて上側軸部24の外周面(円周面)24aと対向する板面を有した板材により構成される。
枠側ヒンジ構成部品2Aのガイド部6は、扉3に固定された扉側ヒンジ構成部品4の例えば円管状の管部41の下端開口44を枠1に固定された枠側ヒンジ構成部品2Aの上側軸部24の上方に位置させた状態から扉3を下方に移動させて管部41の内側に上側軸部24を挿入することで枠側ヒンジ構成部品2Aと扉側ヒンジ構成部品4とを組付けてヒンジ5を構成する場合において、扉側ヒンジ構成部品4の管部41の下端開口44を枠側ヒンジ構成部品2Aの上側軸部24の上方に位置決めした後に扉側ヒンジ構成部品4の管部41を下方にガイドする部位として機能する。
即ち、枠側ヒンジ構成部品2Aに設けられたガイド部6は、例えば、扉側ヒンジ構成部品4の管部41の下端開口44を枠側ヒンジ構成部品2Aの上側軸部24の真上に位置決めして扉側ヒンジ構成部品4の管部41の中心軸45と枠側ヒンジ構成部品2Aの上側軸部24の中心軸25とを一致させた状態で扉側ヒンジ構成部品4の管部41を下方にガイドできるように構成されている。
図3(c)に示すように、ガイド部6を構成する板の中心軸25に沿った方向における上端面6tと下側軸部23の上端面26と同一平面上の位置との間の長さ6Hは、上側軸部24の中心軸25に沿った方向の長さ24Hよりも長くなるように構成されることが好ましい。
また、図3(a)に示すように、ガイド部6における上側軸部24の外周面24aと対向する板面、即ち、内面6aは、例えば上側軸部24の外周面24aと対応した湾曲面に形成される。
当該ガイド部6の内面6aを形成する湾曲面の曲率は、例えば、扉側ヒンジ構成部品4の管部41の外周面41a(図4(a)参照)の曲率と同じか、扉側ヒンジ構成部品4の管部41の外周面41aの曲率よりも小さくすることが好ましい。
枠側ヒンジ構成部品2Aは、例えば、ガイド部6と下側軸部23の外周面23aとが点溶接等の固定手段によって接合されることにより構成されたり、あるいは、ガイド部6と下側軸部23とが一体に形成されて構成される。
扉側ヒンジ構成部品4は、下端開口44(図4(a)参照)の管部41(特許文献1のシャフト嵌合部に相当)と固定板部42とを備える。
管部41は、例えば、外径寸法が、枠側ヒンジ構成部品2A,2の下側軸部23の外径寸法と同じ寸法に形成され、内径寸法が、枠側ヒンジ構成部品2A,2の上側軸部24の外径寸法よりも若干大きい寸法に形成された、下端開口上端閉塞の円管状の管により形成される。
羽根と呼ばれて扉3の左端面34(又は右端面)に固定される固定板部42は、管部41の外周面における管部41の中心軸45に沿って延長する部位より突出して、当該中心軸45に沿った方向及び当該中心軸45と直交する方向に延在する矩形状の板面を有した平板により形成される。
図4に示すように、各固定板部22,42には、取付ねじ11(図1参照)を貫通させるための貫通孔12が形成されている。
図1に示すように、枠側ヒンジ構成部品2,2Aは、軸部21の中心軸25(=下側軸部23の中心軸25)が枠1の左側縁13と平行に位置されるように、固定板部22の板面と枠1の左内側面14又は右内側面とを面接触させた状態で、取付ねじ11を固定板部22の貫通孔12(図4参照)に通して枠1にねじ込むことにより、固定板部22が枠1に固定され、枠側ヒンジ構成部品2,2Aが枠1に取付けられる。
同様に、扉側ヒンジ構成部品4は、管部41の中心軸45が扉3の左側縁33と平行に位置されるように、固定板部42の板面と扉3の左端面34とを面接触させた状態で、取付ねじ11を固定板部42の貫通孔12に通して扉3にねじ込むことにより、固定板部42が扉3に固定され、扉側ヒンジ構成部品4が扉3に取付けられる。
即ち、固定板部22により扉3の左右いずれかの端面に取付けられた扉側ヒンジ構成部品4が、下端開口44のシャフト嵌合部として機能する管部41を備え、固定板部42により枠1の左右いずれかの内側面に取付けられた枠側ヒンジ構成部品2,2Aが、上側に、扉側ヒンジ構成部品4の管部41の下端開口44から管部41内に差し込まれる差し込みシャフトとして機能する上側軸部24を備える。
そして、上側軸部24が管部41の下端開口44を介して管部41内に差し込まれて、管部41が軸部21の中心軸25を回転中心として回転可能なように扉側ヒンジ構成部品4の管部41と枠側ヒンジ構成部品2,2Aの上側軸部24とが緩嵌合状態に組付けられて、ヒンジ5が構成されることになる。
次に、図5に基づいて、扉側ヒンジ構成部品4と枠側ヒンジ構成部品2,2Aとを組付ける際の手順を説明する。
例えば、図5(a)に示すように、枠1の左内側面14における下側と上側とにそれぞれガイド部6を備えた枠側ヒンジ構成部品2Aを取付けるとともに、枠1の左内側面14における中央側にはガイド部6を備えていない枠側ヒンジ構成部品2を取付けておく。
次に、図5(b)に示すように、扉3を持ち上げて、扉3の左端面34の上側及び下側に取付けられた扉側ヒンジ構成部品4,4の管部41,41の外周面41a,41aと上下の枠側ヒンジ構成部品2A,2Aのガイド部6,6のガイド面となる内面6a,6aとを接触させた状態に設定する。
そして、扉側ヒンジ構成部品4,4の管部41,41の外周面41a,41aと上下の枠側ヒンジ構成部品2A,2Aのガイド部6,6の内面6a,6aとを接触させながら扉3を下降させることにより、下側、中央側、上側の扉側ヒンジ構成部品4,4,4の管部41,41,41の内側に下端開口44,44,44(図4(a)参照)を介して下側、中央側、上側の枠側ヒンジ構成部品2A,2,2Aの上側軸部24,24,24が挿入される。
以上により、図5(c)に示すように、枠1の左内側面14における下側、中央側、上側にそれぞれ取付けられている枠側ヒンジ構成部品2A,2,2Aと扉3の左端面34における下側、中央側、上側にそれぞれ取付けられている扉側ヒンジ構成部品4,4,4とが組付けられて、枠1の開口を開閉可能なように扉3の左側の上中下を回転可能に支持するヒンジ5,5,5が構成される。
実施形態1に係るヒンジ構成部品としての枠側ヒンジ構成部品2Aによれば、ガイド部6を備えているので、扉側ヒンジ構成部品4の管部41の外周面41aを枠側ヒンジ構成部品2Aのガイド部6の内面6aに当接させながら扉側ヒンジ構成部品4を枠側ヒンジ構成部品2Aの下側軸部23に近づく方向に移動させることにより、枠側ヒンジ構成部品2Aの上側軸部24が扉側ヒンジ構成部品4の管部41の下端開口44を介して管部41内に差し込まれ、扉側ヒンジ構成部品4と枠側ヒンジ構成部品2Aとが組付けられてヒンジ5が構成されるようになるので、扉側ヒンジ構成部品4,4…を枠側ヒンジ構成部品2A,2に組付ける際に、扉3を持ち上げた状態のまま扉側ヒンジ構成部品4,4…と枠側ヒンジ構成部品2A,2との位置合わせを容易に行え、組付作業をより安全に、かつ容易に行えるようになる。
実施形態2
実施形態1に係るヒンジ構成部品では、ガイド部6を備えた枠側ヒンジ構成部品2Aを例示したが、図6に示すように、ガイド部6を備えた扉側ヒンジ構成部品4Aであってもよい。
この場合、ガイド部6は、例えば扉側ヒンジ構成部品4の円管状の管部41の下端側の外周面41aの一部より中心軸45に沿って下方に延長するように設けられた板材により構成されていればよい。
扉側ヒンジ構成部品4Aのガイド部6は、図6(a)に示すように、ガイド部6を構成する板の中心軸45(管部41の中心軸45)に沿った方向における下端面6uと管部41の下端面46と同一平面上の位置との間の長さ6Kが、上側軸部24の中心軸25に沿った方向の長さ24H(図3(c)参照)よりも長くなるように構成されることが好ましい。
また、扉側ヒンジ構成部品4Aのガイド部6の内面は、例えば枠側ヒンジ構成部品2の下側軸部23の外周面23a(図6(b)参照)と対応した湾曲面に形成される。
当該ガイド部6の内面を形成する湾曲面の曲率は、例えば、枠側ヒンジ構成部品2の下側軸部23の外周面23aの曲率と同じか、枠側ヒンジ構成部品2の下側軸部23の外周面23aの曲率よりも小さくすることが好ましい。
また、扉側ヒンジ構成部品4Aは、例えば、ガイド部6と管部41の外周面41aとが点溶接等の固定手段によって接合されることにより構成されたり、あるいは、ガイド部6と管部41とが一体に形成されて構成される。
実施形態2に係るガイド部6を備えた扉側ヒンジ構成部品4Aを用いる場合、例えば、扉3の左端面34(又は右端面)における下側と上側とにそれぞれガイド部6を備えた扉側ヒンジ構成部品4Aを取付けるとともに、枠1の左内側面14における中央側にはガイド部6を備えていない扉側ヒンジ構成部品4Aを取付けておく。
また、枠1の左内側面14における下側と中央側と上側とにそれぞれガイド部6を備えていない枠側ヒンジ構成部品2を取付けておく。
そして、扉3を持ち上げて、扉3の左端面34における下側と上側とに設けられた扉側ヒンジ構成部品4A,4Aのガイド部6,6の内面を枠1の左内側面14における下側と上側とに取付けられた枠側ヒンジ構成部品2,2の下側軸部23の外周面23a,23aに接触させた状態に設定した後、扉側ヒンジ構成部品4A,4Aのガイド部6,6の内面と枠側ヒンジ構成部品2,2の下側軸部23,23の外周面23a,23aとを接触させながら扉3を下降させることにより、扉側ヒンジ構成部品4A,4,4Aの管部41,41,41の内側に枠側ヒンジ構成部品2,2,2の上側軸部24,24,24が挿入されて、扉側ヒンジ構成部品4A,4,4Aと枠側ヒンジ構成部品2,2,2とが組付けられたヒンジ5,5,5が構成されるようになるので、扉側ヒンジ構成部品4A,4,4Aを枠側ヒンジ構成部品2,2,2に組付ける際に、扉3を持ち上げた状態のまま扉側ヒンジ構成部品4A,4,4Aと枠側ヒンジ構成部品2,2,2との位置合わせを容易に行え、組付作業をより安全に、かつ容易に行えるようになる。
尚、枠1及び扉3の上側、中央側、下側にヒンジ構成部品を取付ける場合や、枠1及び扉3の上側、下側にヒンジ構成部品を取付ける場合においては、ガイド部6を備えた枠側ヒンジ構成部品2Aや扉側ヒンジ構成部品4Aを、枠1や扉3の上側及び下側などにそれぞれ取付けることが好ましいが、ガイド部6を備えた枠側ヒンジ構成部品2Aや扉側ヒンジ構成部品4Aは、枠1や扉3の上側、中央側、下側の1つ以上に設けるようにすればよい。
また、上述した構成の枠側ヒンジ構成部品2Aを扉3に取付けたり、上述した構成の扉側ヒンジ構成部品4Aを枠1に取付けるようにしてもよい。
即ち、管部41の下端開口44を上に向けて上述した扉側ヒンジ構成部品4Aを枠1に取付けて使用したり、上側軸部24を下にして上述した枠側ヒンジ構成部品2Aを扉3に取付けて使用してもよい。
また、上記では、リフトオフヒンジに適用した例を示したが、本発明のガイド部を備えたヒンジ構成部品の構成は、リフトオフヒンジ以外の扉側ヒンジ構成部品や枠側ヒンジ構成部品に適用可能である。例えば、ピボットヒンジの扉側ヒンジ構成部品や枠側ヒンジ構成部品にも適用可能である。
また、ヒンジ構成部品は、金属以外の樹脂や木、セラミック、これらの複合材などで形成されたものであってもよい。
1 枠、2A,2 枠側ヒンジ構成部品、3 扉、4A,4 扉側ヒンジ構成部品、
5 ヒンジ、6 ガイド部、22,42 固定板部、23 下側軸部、
23a 下側軸部の外周面、24 上側軸部、24a 上側軸部の外周面、
25,45 中心軸、41 管部、41a 管部の外周面、44 下端開口。

Claims (3)

  1. 枠に取付けられた枠側ヒンジ構成部品と扉に取付けられた扉側ヒンジ構成部品とを組付けて枠に対して扉を開閉自在に取付けるヒンジを構成する当該枠側ヒンジ構成部品及び当該扉側ヒンジ構成部品のうちのいずれか一方のヒンジ構成部品であって、
    枠側ヒンジ構成部品と扉側ヒンジ構成部品とを組付ける際のガイド部を備えたことを特徴とするヒンジ構成部品。
  2. 枠側ヒンジ構成部品は、下側軸部と、下側軸部の上端面より上方に延長して設けられて下側軸部の径よりも小径で下側軸部と同心の上側軸部と、下側軸部の外周面における下側軸部の中心軸に沿って延長する部位から当該中心軸に沿った方向及び当該中心軸と直交する方向に延在する板面を有して枠に固定される固定板部とを備え、
    扉側ヒンジ構成部品は、下端開口の管部と、当該管部の外周面における管部の中心軸に沿って延長する部位から当該中心軸に沿った方向及び当該中心軸と直交する方向に延在する板面を有して扉に固定される固定板部とを備え、
    ガイド部は、枠側ヒンジ構成部品の下側軸部の外周面の一部より中心軸に沿って上方に延長するように設けられて上側軸部の外周面と対向する板面を有した板材により構成されたか、あるいは、扉側ヒンジ構成部品の管部の外周面の一部より中心軸に沿って下方に延長するように設けられた板材により構成されたことを特徴とする請求項1に記載のヒンジ構成部品。
  3. ガイド部は、扉に固定された扉側ヒンジ構成部品の管部の下端開口を枠に固定された枠側ヒンジ構成部品の上側軸部の上方に位置させた状態から扉を下方に移動させることで管部の内側に上側軸部を挿入して枠側ヒンジ構成部品と扉側ヒンジ構成部品とを組付けることでヒンジを構成する場合において、扉側ヒンジ構成部品の管部の下端開口を枠側ヒンジ構成部品の上側軸部の上方に位置決めした後に扉側ヒンジ構成部品の管部を下方にガイドすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヒンジ構成部品。
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