JP2021108268A - 給電モジュール、acアダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1電極及び第2電極と別のポートとを導通させる工程を簡略化すること。【解決手段】第1プラグ(111)及び第2プラグ(112)が対をなすプラグ(11)と、第1電極(121)及び第2電極(122)と、プラグ(11)、第1電極(121)、及び第2電極(122)を収容するフレーム(13)と、備え、第1電極(121)及び第2電極(122)の各々の端部は、フレーム(13)の外部に引き出された第1板バネ及び第2板バネにより構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ACアダプタ及びACアダプタを構成する給電モジュールに関する。
近年、商用交流電源の出力ポートであるコンセントから供給される交流電力を直流電力に変換するACアダプタであって、コンセントに差し込むプラグと、交流/直流変換回路とが1つの筐体に収容されたACアダプタが広く普及している。このようなACアダプタにおいては、筐体を構成する壁面のうちプラグが設けられている壁面とは異なる壁面に、直流電力を出力するための出力ポートが設けられている。
このような出力ポートとしては、USB(Universal Serial Bus)の規格に準拠したUSB Type−Aのコネクタジャックが採用される場合が多い。また、近年では、USB Type−Cのコネクタジャックが採用される場合もある。この場合、交流/直流変換回路は、USB PD(USB Power Delivery)の規格に準拠するように構成されている。
上述したようなACアダプタにおいては、プラグのコンセントに差し込まれる側とは逆側の端部を構成する第1電極及び第2電極と、交流/直流変換回路の入力ポートとを導通させるために、半田やねじなどの導通手段を用いている。
しかし、これらの場合、第1電極及び第2電極と、交流/直流変換回路の入力ポートとを導通させるために半田付けやねじを締めるなどといった工程が生じる。
本発明の一態様は、上述した課題に鑑みなされたものである。その目的は、ACアダプタの製造工程を簡略化することができるACアダプタを提供することである。また、第1電極及び第2電極と別のポートとを導通させる工程を簡略化することができる給電モジュールを提供することである。
本発明の第1の態様に係る給電モジュールは、各々が帯状の金属板である第1プラグ及び第2プラグが対をなすプラグと、各々が金属板からなり、それぞれの一方の端部が前記第1プラグ及び前記第2プラグの各々と導通するように構成された第1電極及び第2電極と、前記プラグ、前記第1電極、及び前記第2電極を収容するとともに保持するフレームと、備え、前記第1電極及び前記第2電極の各々の他方の端部は、それぞれ、前記フレームの外部に引き出された第1板バネ及び第2板バネにより構成されている。
上記の構成によれば、第1電極及び第2電極と別のポートとを導通させる場合に、第1板バネ及び第2板バネの弾性を利用することができる。すなわち、半田やねじなどの導通手段を用いることなく、第1電極及び第2電極と、別のポートとを良好に接触させることができる。したがって、第1の態様に係る給電モジュールは、第1電極及び第2電極と別のポートとを導通させる工程を簡略化することができる。
本発明の第2の態様に係る給電モジュールは、上述した第1の態様において、前記フレームから前記プラグが突出した状態における該プラグの突出した方向を第1方向として、前記第1バネ及び前記第2バネの各々は、前記第1方向と略平行な第1平面に沿って、且つ、前記第1方向とは逆向きに引き出されており、前記フレームには、前記第1平面と略平行であり、且つ、前記第1平面と所定の間隔だけ離れている第2平面を規定する把持部が設けられており、前記第1板バネ及び前記第2板バネの各々は、前記第2平面から前記第1平面に向かう方向に作用する力に対して弾性変形する、構成を採用している。
上記の構成によれば、第1平面に沿って引き出された第1板バネ及び第2板バネと、第2平面を規定する把持部と、の間に基板を差し込むことによって、本給電モジュールに基板を接合することができる。基板の主面には、容易に別のポートを形成することができるので、別のポートが形成された基板を、第1板バネ及び第2板バネと把持部との間に差し込むだけで、第1電極及び第2電極と別のポートとを導通させることができる。したがって、第2の態様に係る給電モジュールは、第1電極及び第2電極と別のポートとを導通させる工程を更に簡略化することができる。
本発明の第3の態様に係る給電モジュールは、上述した第2の態様において、前記第1バネ及び前記第2バネの各々は、前記第1平面の略面内に配置された第1領域と、前記第1平面から前記第2平面に近づくように配置された第2領域と、前記第2平面から遠ざかるように配置された第3領域とを備え、前記フレームには、前記第1バネ及び前記第2バネの各々の前記第1領域の背面に沿って配置されたサポートが更に設けられている、構成を採用している。
上記の構成によれば、フレームにサポートが更に設けられているので、別のポートが形成された基板を、第1板バネ及び第2板バネと把持部との間に差し込まれた場合に、第1板バネ及び第2板バネの各々の第1領域が撓みすぎることを防ぐことができる。したがって、第1板バネ及び第2板バネの各々を別のポートにより強く押しつけることができる。
本発明の第4の態様に係るACアダプタは、上述した態様2又は態様3に係る給電モジュールと、基板と、前記基板に実装された交流/直流変換回路と、前記交流/直流変換回路から供給される直流電力を出力する出力ポートと、前記基板、前記交流/直流変換回路、及び前記出力ポートを収容する筐体と、を備えている。
本発明の一態様に係る給電モジュールは、このようにACアダプタに好適に用いることができる。
本発明の第5の態様に係るACアダプタは、上述した第4の態様において、前記基板の一方の主面の外縁の一部には、前記交流/直流変換回路に交流電力を入力する入力ポートが設けられており、前記基板は、他方の主面が前記第2平面と略一致するように、且つ、前記入力ポートが前記第1板バネ及び前記第2板バネにより付勢されるように、前記第1板バネ及び前記第2板バネと、前記把持部とにより把持されている、構成を採用している。
上記の構成によれば、入力ポートが形成された基板を、第1板バネ及び第2板バネと把持部との間に差し込むだけで、第1電極及び第2電極と入力ポートとを導通させることができる。したがって、第5の態様に係るACアダプタは、製造工程を簡略化することができる。
本発明の第6の態様に係るACアダプタは、上述した第5の態様において、前記筐体は、(1)前記基板の前記一対の主面と略平行であり、前記基板を挟み込む一対の底壁と、(2)前記一対の主面と略垂直であり、前記基板の3方を囲む一対の側壁及び前壁と、を備え、前記フレームは、前記前壁とともに前記基板を挟み込む後壁として機能し、前記一対の側壁には、間隔が前記基板の幅に略一致し、前記基板を前記第1方向に沿って移動可能な一対のスロットであって、前記基板における前記一対の主面の法線方向に沿った動きを制限する一対のスロットが設けられている、構成を採用している。
上記の構成によれば、一対の側壁が基板の幅方向(左右方向)に沿った動きを制限し、前壁及びフレームが基板の幅方向に直交する方向(前後方向)に沿った動きを制限し、一対のスロットが基板における一対の主面の法線方向(上下方向)に沿った動きを制限する。すなわち、接着剤やねじなどの固定手段を用いることなく、筐体内に基板を固定することができる。したがって、第6の態様に係るACアダプタは、製造工程を更に簡略化することができる。
本発明の第7の態様に係るACアダプタは、上述した第6の態様において、前記出力ポートは、前記基板の外縁領域のうち前記前壁に近接する外縁領域に配置されており、前記前壁の前記出力ポートに対応する領域には、開口が設けられている、構成を採用している。
上記の構成によれば、筐体を一体成型しておき、基板を一対のスロットに沿って移動させるだけで、開口から出力ポートを露出させることができる。したがって、第7の態様に係るACアダプタは、製造工程をより一層簡略化することができる。
本発明の第8の態様に係るACアダプタは、上述した第6の態様又は第7の態様において、前記一対の底壁の各々には、それぞれ、該底壁の内壁から線状に突出した1又は複数のリブが形成されている、構成を採用している。
上記の構成によれば、筐体内に収容されている基板及び交流/直流変換回路と、一対の底壁の各々との間に、少なくともリブの高さに対応する空間を設けることができる。また、一対の底壁に筐体をつぶす方向の圧力が加えられた場合であっても、基板及び交流/直流変換回路と、一対の底壁の各々とが直に接することを防ぐことができる。したがって、第7の態様に係るACアダプタは、交流/直流変換回路に起因する発熱に対する耐性を高めることができる。
本発明の一態様によれば、ACアダプタの製造工程を簡略化することができるACアダプタを提供することができる。また、本発明の一態様によれば、第1電極及び第2電極と別のポートとを導通させる工程を簡略化することができる給電モジュールを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るACアダプタの斜視図及び分解斜視図である。 図1に示したACアダプタが備えている筐体の平面図である。 図1に示したACアダプタが備えている基板の平面図である。 図1に示したACアダプタが備えているプラグ、電極対、及び第2フレームの斜視図である。 図4に示した電極対の斜視図である。 図4に示したプラグを構成する第1プラグの側面図である。
〔ACアダプタの概要〕
本発明の一実施形態に係るACアダプタ1について、図1〜図6を参照して説明する。図1は、ACアダプタ1の斜視図及び分解斜視図である。図2は、ACアダプタ1が備えている筐体20の平面図である。図3は、ACアダプタ1が備えている基板30の平面図である。図4は、ACアダプタ1が備えているプラグ11、電極対12、及び第2フレーム132の斜視図である。図5は、電極対12の斜視図である。図6は、プラグ11を構成する第1プラグ111の側面図である。なお、本実施形態では、ACアダプタ1が備えている基板30の一対の主面である主面30a,30bがzx平面と平行になり、フレーム13から突出した状態のプラグ11が突出した方向がz軸正方向となるように、直交座標系を定めている。
図1に示すように、ACアダプタ1は、給電モジュール10、筐体20、及び基板30を備えている。給電モジュール10も本発明の一実施形態である。
給電モジュール10は、商用交流電源の出力ポートであるコンセントから供給される交流電力を、基板30に設けられた入力ポート31を介して交流/直流変換回路33(図1には不図示)に供給する。交流/直流変換回路33は、供給された交流電力を、所定の電圧比を有する直流電力に変換する。
本実施形態において、出力ポート32は、USB(Universal Serial Bus)の規格に準拠したUSB Type−Aのコネクタジャックである。したがって、出力ポート32には、一方の端部にUSB Type−Aのコネクタプラグが設けられたUSBケーブルを接続することができる。出力ポート32は、交流/直流変換回路33から供給される直流電力を、USBケーブルを介して接続された外部端末へ出力する。なお、図1においては、出力ポート32(すなわち、のUSB Type−Aのコネクタジャック)の図示を省略している。
ただし、出力ポート32は、USBの規格に準拠したUSB Type−Aのコネクタジャックに限定されるものではなく、用途に応じて市販されているコネクタジャックのなかから適宜選択することができる。他のコネクタジャックの例としては、USB Type−Cのコネクタジャックが挙げられる。また、出力ポート32としてUSB Type−Cのコネクタジャックを採用している場合、交流/直流変換回路33は、USB PD(USB Power Delivery)の規格に準拠するように構成されていてもよい。
以上のように構成されたACアダプタ1は、交流/直流変換器の一例であり、商用交流電源を用いて外部端末を充電する充電器として機能する。
以下において、ACアダプタ1の構成について説明する。
<給電モジュール>
給電モジュール10は、図1の分解斜視図に示すように、コンセントに差し込み可能なプラグ11、電極対12、及びフレーム13を備えている。フレーム13は、第1フレーム131及び第2フレーム132を備えている。
(プラグ)
プラグ11は、第1プラグ111及び第2プラグ112を備え、これらが対をなすことによって構成されている。第1プラグ111及び第2プラグ112の各々は、それぞれ、帯状の金属板である。
第1プラグ111及び第2プラグ112は、図4に示すように、連結部14により互いの相対位置が変化しないように、電気的に絶縁された状態で連結(固定)されている。連結部14のy軸方向に沿った両端部には、それぞれ、円柱状の突起15が形成されている。連結部14は、樹脂材料を成型することによって得られる。
本実施形態において、プラグ11は、フレーム13から突出させたり、フレーム13に収納したりすることができる可倒式の構成を採用している。ただし、プラグ11は、フレーム13から突出したままである固定式の構成を採用していてもよい。以下においては、フレーム13からプラグ11が突出した状態の給電モジュール10を用いて説明する。なお、プラグ11は、フレーム13からz軸正方向に向かって突出している。z軸正方向は、第1方向の一例である。
(電極対)
電極対12は、第1電極121及び第2電極122を備えている。第1電極121及び第2電極122の各々は、それぞれ、帯状の金属板より構成されている。
図4、図5、及び図6に示すように、第1電極121は、金属板を「L」字型に切り出したうえで、一方の端部であるある端部121aと、他方の端部であり第1板バネ121cとを折り曲げることによって得られる。第1板バネ121cのうち、端部121a及び第1板バネ121c以外の部分を中間部121bと称する。切り出した状態における「L」字型の角に対応する部分は、中間部121bに位置する。
第2電極122は、第1電極121と同様に構成されている。ただし、第1プラグ111及び第2プラグ112が同一のyz平面内に位置し、第1板バネ121c及び第2板バネ122cが後述する平面P1内に位置する。そのうえで、第1電極121が第1プラグ111と第1板バネ121cとを導通させ、第2電極122が第2プラグ112と第2板バネ122cとを導通させるために、第2電極122の中間部122bの方が第1電極121の中間部121bよりも小さく形成されている。
それぞれの一方の端部であるある端部121a,122a(図5参照)の各々は、それぞれ、第1プラグ111及び第2プラグ112の各々と導通するように構成されている。
図6には、プラグ11のうち第1プラグ111のみを図示している。また、図6では、プラグ11がフレーム13に収容された状態における第1プラグ111を実線で示し、プラグ11がフレーム13から突出した状態における第1プラグ111を仮想線で示している。図6を参照して説明する内容に関して、第1プラグ111と第2プラグ112とは、同様に構成されている。
図6に示すように、第1電極121は、端部121aと中間部121bとのなす角が135°程度になるように折り曲げられている。また、端部121aと中間部121bとの境界には、凹部121dが形成されている。
プラグ11がフレーム13に収容された状態において、第1プラグ111のコンセントに差し込まれる側と逆側の端部111aは、端部121aと離間している。すなわち、第1プラグ111と端部121aとは導通していない。
一方、プラグ11をフレーム13から突出させるために、第1プラグ111をx軸正方向からz軸正方向へ突起15の中心軸周りに回転させた場合、端部111aが端部121aを押すことによって、端部121a及び中間部121bの一部をしならせる。したがって、端部121aは、第1プラグ111の方向に押しつけられるので、第1プラグ111と端部121aとは良好に導通する。
プラグ11をフレーム13から突出させた状態(すなわち、第1プラグ111がz軸正方向へ突出している状態)において、端部111aは、凹部121dにはまり込む。このとき、端部121aが第1プラグ111の方向に押しつけられていることと、端部111aが凹部121dにはまり込んでいることとにより、第1プラグ111は、適度な力で固定される。また、端部111aが凹部121dにはまり込むことによってクリック感が生じるので、給電モジュール10は、プラグ11がフレーム13から突出したことをユーザの手に伝達することができる。
また、第1電極121及び第2電極122の他方の端部は、それぞれ、フレーム13の外部に引き出されている。第1電極121及び第2電極122の他方の端部の各々は、金属板を折り曲げることによって、それぞれ、第1板バネ121c及び第2板バネ122cとなるように構成されている。第1板バネ121c及び第2板バネ122cについては、図4及び図5を参照して後述する。
(フレーム)
フレーム13は、第1フレーム131及び第2フレーム132を備えている。第1フレーム131及び第2フレーム132の各々は、それぞれ、樹脂材料を成型することによって得られる。
第1フレーム131は、後述する筐体とともに、ACアダプタ1の外装パネルとして機能する。したがって、第1フレーム131の外側の表面は、筐体20の外側の表面と滑らかにつながるように構成されている。また、第1フレーム131の外側の表面には、プラグ11を収容するための一対の溝が形成されている。
第1フレーム131の内側は、外側の表面の形状におよそ沿うように凹部が形成されている。その凹部には、第2フレーム132及び電極対12が配置されている。
第2フレーム132は、両側の主面に凹凸が形成されているものの、主要部は、2次元的に延伸された板状部材である。第2フレーム132は、その主要部がxy平面に沿うように、第1フレーム131に対して2本のねじ(図1の分解斜視図には不図示)を用いて固定されている。
また、第1フレーム131及び第2フレーム132の互いに対向する面の間には、(1)連結部14及び突起15を、突起15の中心軸周りに回転可能な状態で保持する構造と、(2)電極対12を構成する第1電極121及び第2電極122の中間部121b,122bを挟み込むことによって電極対12を固定する構造と、が形成されている。
フレーム13は、後述する筐体20とともに基板30を収容する。このとき、フレーム13は、前壁25とともに基板30を挟み込む後壁として機能する。
(基板を把持する構造)
図4及び図5に示すように、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々は、それぞれ、第1領域121c1,122c1、第2領域121c2,122c2、及び第3領域121c3,122c3により構成されている。
第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々の一部である第1領域121c1,122c1は、zx平面に平行な所定の平面である平面P1に沿って、且つ、z軸負方向に向かって引き出されている。したがって、第1領域121c1,122c1は、平面P1の略面内に配置されている。なお、平面P1は、z軸正方向と略平行な(本実施形態においては平行な)平面の一例であり、第1平面の一例である。
フレーム13の第2フレーム132には、平面P1と略平行であり、且つ、平面P1と所定の間隔Dだけ離れている平面P2を規定する把持部132a〜132cが設けられている。平面P2は、第2平面の一例である。把持部132a〜132cの各々は、xy平面に沿って配置される第2フレーム132の表面からz軸負方向に向かって突出した板状の突起物である。把持部132a〜132cの各々は、それぞれの下端部(y軸正方向側の端部)が平面をなすことによって、平面P2を規定する。
第2領域121c2,122c2は、第1領域121c1,122c1に続く領域である。第2領域121c2,122c2は、金属板を折り曲げることによって、平面P1から平面P2に近づくように構成されている。
第3領域121c3,122c3は、第2領域121c2,122c2に続く領域であり、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々の末端を構成する領域である。第3領域121c3,122c3は、金属板を折り曲げることによって、平面P2から遠ざかるように構成されている。
以上のように構成されていることによって、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々と、把持部132a〜132cとの間には、所定の厚さを有する板状部材(すなわち基板30)を挟むことができる。
基板30の厚さは、間隔Dよりも薄く、図4に示した状態における第1電極121及び第2電極122の各々と平面P2との間隔の最小値よりも厚い。この最小値は、第1電極121及び第2電極122の各々における頂点と、平面P2との距離である。なお、第1電極121における頂点は、第2領域121c2と第3領域121c3との境界に位置し、及び第2電極122の各々における頂点は、第2領域122c2と第3領域122c3との境界に位置する。
なお、本実施形態のように、第1領域121c1,122c1の背面に後述するサポート1311,1312が配置されている場合には、基板30の厚さは、間隔Dよりも所定の厚さだけ薄いことが好ましい。この所定の厚さは、第1領域121c1,122c1と第2領域121c2,122c2との境界領域であって、折り曲げられている境界領域の厚さ(y軸方向に沿った長さ)である。
以上の構成によれば、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々と、把持部132a〜132cとは、基板30を把持することができる。
別の言い方をすれば、基板30の厚さが決定したうえで、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々の構成を考慮し、間隔Dを決めることもできる。間隔Dは、把持部132a〜132cの位置をy軸方向において調整することによって任意に定めることができる。
第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々は、平面P2から平面P1に向かう方向に作用する力(y軸正方向に沿って作用する力)に対して弾性変形する。また、第2領域121c2,122c2が平面P1から平面P2に近づくように傾斜を有することによって、基板30が第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々と、把持部132a〜132cとの間に差し込まれる場合に、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々は、引っかかりなどの不具合を生じさせることなく弾性変形することができる。
また、フレーム13の第1フレーム131には、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々の第1領域121c1,122c1の背面に沿って、サポート1311,1312が配置されている。ここで、第1領域121c1,122c1の背面とは、第2領域121c2,122c2及び第3領域121c3,122c3と逆側の面である。本実施形態において、サポート1311,1312は、zx平面に略平行な板状部材である主部と、主部の両サイドに設けられた一対の補強部であって、yz平面に略平行な板状部材である一対の補強部とにより構成されている。
<筐体>
筐体20は、樹脂材料を成型することによって得られる。図1の分解斜視図及び図2に示すように、筐体20は、一対の底壁の一例である底壁21,22と、一対の側壁の一例である側壁23,24と、前壁25と、を備えている。
底壁21,22と、側壁23,24と、前壁25との外側の表面は、おおよそ平面となるように構成されている。ただし、底壁21,22は、外縁領域にくらべて中央領域が外側に張り出すように構成されている。また、前壁25と側壁23との境界、及び、前壁25と側壁24との境界は、何れも、滑らかな曲面となるように角丸状に構成されている。
底壁21,22は、基板30の主面30a,30bと略平行であり、基板30を挟み込む。
側壁23,24及び前壁25は、主面30a,30bと略垂直であり、基板30の3方を囲む。また、側壁23,24は、基板30を挟み込み、前壁25は、上述したフレーム13とともに基板30を挟み込む。
本実施形態において、筐体20とフレーム13とは、基板30を収容した状態で溶着されている。ただし、筐体20とフレーム13とを接合する方法は、溶着に限定されるものではなく、適宜選択することができる。
基板30は、このように、筐体20及びフレーム13により、4方から挟み込まれている。また、基板30の入力ポート31が形成された領域は、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々と、把持部132a〜132cとにより把持されている。
加えて、側壁23,24の内側の表面(内壁)には、間隔が基板30の幅(x軸方向に沿った長さ)に略一致し、基板30をz軸正方向及びz軸負方向に沿って移動可能な一対のスロットであるスロット231,241が設けられている(図2参照)。また、図2に仮想線で示す領域R30は、基板30が収容されるべき領域である。スロット231,241は、側壁23,24の内壁に形成された溝である。スロット231,241は、基板30における30a,30bの法線方向(y軸方向)に沿った動きを制限する。
後述するように、本実施形態において、出力ポート32は、基板30の外縁領域のうち前壁25に近接する外縁領域に配置されている。したがって、前壁25の出力ポート32に対応する領域には、開口251が設けられている。
また、前壁25の開口251を取り囲む領域には、一定の幅に亘って厚さが薄くなるようにガイド溝252が形成されている。ガイド溝252は、筐体20内に基板30を収容し、フレーム13を融着した状態において、出力ポート32の外縁がガイド溝252にはまるように構成されている。したがって、出力ポート32は、ガイド溝252によりその位置を保持される。
また、長方形である開口251の長辺の近傍には、開口251に沿ったガイド爪253,254が設けられている。ガイド爪253,254は、前壁25の内壁からz軸正方向に向かって突出した板状部材である。
また、底壁21には、底壁21の内壁から線状に突出したリブ255,256,257が形成されている。また、底壁22には、底壁22の内壁から線状に突出したリブ258,259,260が形成されている。
本実施形態において、底壁21,22の各々には、それぞれ、3本のリブ255〜257及びリブ258〜260が設けられている。ただし、底壁21,22の各々に形成されるリブの数は、限定されるものではなく、1本であってもよいし、複数であってもよい。リブの高さや本数などの設計パラメータは、筐体20の強度や放熱特性などを考慮して適宜設定することができる。
<基板>
基板30は、主たる部分が誘電体により構成されたリジッドな板状部材である。基板30は、プリント基板を採用することができる。基板30の厚さは、図4に示した間隔Dよりも薄く、図4に示した状態における第1電極121及び第2電極122の各々と平面P2との間隔の最小値よりも厚い。また、本実施形態のように、第1領域121c1,122c1の背面に後述するサポート1311,1312が配置されている場合には、基板30の厚さは、間隔Dよりも所定の厚さだけ薄いことが好ましい。この所定の厚さは、第1領域121c1,122c1と第2領域121c2,122c2との境界領域であって、折り曲げられている境界領域の厚さ(y軸方向に沿った長さ)である。基板30の厚さは、限定されるものではなく、適宜定めることができる。
基板30の一対の主面のうち、一方の主面である主面30aには、入力ポート31が実装されており、他方の主面である主面30bには、出力ポート32及び交流/直流変換回路33が実装されている(図1の分解斜視図及び図3参照)。出力ポート32は、筐体20に形成された開口251の位置と対応して、基板30の外縁領域のうち前壁25に近接する外縁領域に配置されている。
なお、本実施形態において、ACアダプタ1は、1つの出力ポート32を備えている。ただし、ACアダプタ1が備えている出力ポート32の数は、1つに限定されるものではなく、複数であってもよい。出力ポート32の数が複数である場合、各出力ポート32に対応して、前壁25にも複数の開口251が形成されていればよい。
なお、図1においては、基板30の主面30bに実装された交流/直流変換回路33の図示を省略している。また、図3においては、交流/直流変換回路33の具体的な構成は図示せずに、交流/直流変換回路33が実装されている領域を仮想線(二点鎖線)で図示している。本実施形態において、交流/直流変換回路33は、主面30bのみに実装されている。ただし、交流/直流変換回路33の一部は、主面30aに実装されていてもよい。
主面30aの外縁の一部には、前記交流/直流変換回路33に交流電力を入力する入力ポートが設けられている(図1の分解斜視図及び図3参照)。
上述したように、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々と、把持部132a〜132cとの間に差し込まれることによって、基板30は、第1板バネ121c及び第2板バネ122cと、把持部132a〜132cとにより把持される。このとき、主面30aが第1板バネ121c及び第2板バネ122cにより付勢されることによって、主面30bは、平面P2と略一致する。
また、入力ポート31の第1端子311に第1板バネ121cが押しつけられ、入力ポート31の第2端子312に第2板バネ122cが押しつけられるので、電極対12から入力ポート31に交流電力が供給される。
上述したように、交流/直流変換回路33は、供給された交流電力を、所定の電圧比を有する直流電力に変換したうえで、その直流電力を出力ポート32に供給する。本実施形態において、交流/直流変換回路33の定格出力は、10.5Wである。ただし、交流/直流変換回路33の定格出力は、限定されるものではなく、所望の仕様に応じて適宜設定することができる。出力ポート32としてUSB Type−Aのコネクタジャックが採用されている場合であれば、定格出力の一例としては、17Wが挙げられる。また、出力ポート32としてUSB Type−Cのコネクタジャックが採用されており、ACアダプタ1がUSB PDの規格に準拠するACアダプタであってもよい。
<給電モジュール及びACアダプタの効果>
上述したように、給電モジュール10において、電極対12を構成する第1電極121及び第2電極122の他方の端部は、それぞれ、フレーム13の外部に引き出された第1板バネ121c及び第2板バネ122cにより構成されている。
上記の構成によれば、給電モジュール10を備えたACアダプタ1において、電極対12と入力ポート31とを導通させる場合に、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの弾性を利用することができる。すなわち、半田やねじなどの導通手段を用いることなく、電極対12と入力ポート31とを良好に接触させることができる。したがって、給電モジュール10は、電極対12と入力ポート31とを導通させる工程を簡略化することができる。
給電モジュール10において、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々は、平面P1に沿って、且つ、z軸負方向に向かってに引き出されており、フレーム13の第2フレーム132には、平面P1と略平行であり、且つ、平面P1と所定の間隔である間隔Dだけ離れている平面P2を規定する把持部132a,132b,132cが設けられている。第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々は、平面P2から平面P1に向かう方向に作用する力に対して弾性変形する。
上記の構成によれば、第1板バネ121c及び第2板バネ122cと、把持部132a,132b,132cとの間に基板30を差し込むことによって、給電モジュール10に基板30を接合することができる。入力ポート31が形成された基板30を、第1板バネ121c及び第2板バネ122cと、把持部132a,132b,132cとの間に差し込むだけで、電極対12と入力ポート31とを導通させることができる。したがって、給電モジュール10は、電極対12と入力ポート31とを導通させる工程を更に簡略化することができる。
給電モジュール10において、第1板バネ121c及び第2電極122の各々は、第1領域121c1,122c1を含み、第2フレーム132には、第1領域121c1,122c1の背面に沿って配置されたサポート1311,1312が更に設けられている。
上記の構成によれば、第2フレーム132にサポート1311,1312が更に設けられているので、基板30を、第1板バネ121c及び第2板バネ122cと、把持部132a,132b,132cとの間に差し込まれた場合に、第1板バネ121c及び第2板バネ122cが撓みすぎることを防ぐことができる。したがって、第1板バネ121c及び第2板バネ122cの各々を入力ポート31により強く押しつけることができる。
ACアダプタ1は、給電モジュール10と、筐体20と、基板30と、出力ポート32と、交流/直流変換回路33と、を備えている。
本発明の一態様に係る給電モジュールは、このようにACアダプタに好適に用いることができる。
ACアダプタ1において、基板30の主面30aの外縁の一部には、入力ポート31が設けられており、基板30は、主面30bが平面P2と略一致するように、且つ、入力ポート31が第1板バネ121c及び第2板バネ122cにより付勢されるように、第1板バネ121c及び第2板バネ122cと、把持部132a,132b,132cとにより把持されている。
上記の構成によれば、入力ポート31が形成された30を、第1板バネ121c及び第2板バネ122cと、把持部132a,132b,132cとの間に差し込むだけで、電極対12と入力ポート31とを導通させることができる。ACアダプタ1は、製造工程を簡略化することができる。
ACアダプタ1において、筐体20は、(1)基板30を挟み込む一対の底壁21,22と、(2)基板30の3方を囲む一対の側壁23,24及び前壁25、を備えている。フレーム13は、前壁25とともに基板30を挟み込む後壁として機能する。側壁23,24には、一対のスロット231,241が設けられている。
上記の構成によれば、側壁23,24が基板30の幅方向(x軸方向)に沿った動きを制限し、25前壁及びフレーム13が基板30の幅方向に直交する方向(z軸方向)に沿った動きを制限し、スロット231,241が基板30の法線方向(y軸方向)に沿った動きを制限する。すなわち、接着剤やねじなどの固定手段を用いることなく、筐体内に基板を固定することができる。したがって、ACアダプタ1は、製造工程を更に簡略化することができる。
ACアダプタ1において、出力ポート32は、基板30の外縁領域のうち前壁25に近接する外縁領域に配置されており、前壁25の出力ポート32に対応する領域には、開口251が設けられている。
上記の構成によれば、筐体20を一体成型しておき、基板30をスロット231,241に沿って移動させるだけで、開口251から出力ポート32を露出させることができる。ACアダプタ1は、製造工程をより一層簡略化することができる。
ACアダプタ1において、底壁21,22の各々には、リブ255〜260が形成されている。
上記の構成によれば、筐体20内に収容されている基板30及び交流/直流変換回路33と、底壁21,22の各々との間に、少なくともリブ255〜260の高さに対応する空間を設けることができる。また、底壁21,22に筐体をつぶす方向の圧力が加えられた場合であっても、基板30及び交流/直流変換回路33と、底壁21,22の各々とが直に接することを防ぐことができる。ACアダプタ1は、交流/直流変換回路33に起因する発熱に対する耐性を高めることができる。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 ACアダプタ
10 給電モジュール
11 プラグ
111,112 第1プラグ,第2プラグ
12 電極対
121,122 第1電極,第2電極
121a,122a 端部(一方の端部)
121c,122c 第1板バネ,第2板バネ(他方の端部)
121c1,122c1 第1領域
121c2,122c2 第2領域
121c3,122c3 第3領域
13 フレーム(後壁)
132a,132b,132c 把持部
20 筐体
21,22 底壁(一対の底壁)
23,24 側壁(一対の側壁)
231,241 スロット(一対のスロット)
25 前壁(前壁)
251 開口
255〜266 リブ(一対のリブ)
30 基板
30a,30b 主面(一方の主面、他方の主面)
31 入力ポート
311,312 第1端子,第2端子
32 出力ポート
33 交流/直流変換回路

Claims (8)

  1. 各々が帯状の金属板である第1プラグ及び第2プラグが対をなすプラグと、
    各々が金属板からなり、それぞれの一方の端部が前記第1プラグ及び前記第2プラグの各々と導通するように構成された第1電極及び第2電極と、
    前記プラグ、前記第1電極、及び前記第2電極を収容するとともに保持するフレームと、備え、
    前記第1電極及び前記第2電極の各々の他方の端部は、それぞれ、前記フレームの外部に引き出された第1板バネ及び第2板バネにより構成されている、
    ことを特徴とする給電モジュール。
  2. 前記フレームから前記プラグが突出した状態における該プラグの突出した方向を第1方向として、
    前記第1板バネ及び前記第2板バネの各々は、前記第1方向と略平行な第1平面に沿って、且つ、前記第1方向とは逆向きに引き出されており、
    前記フレームには、前記第1平面と略平行であり、且つ、前記第1平面と所定の間隔だけ離れている第2平面を規定する把持部が設けられており、
    前記第1板バネ及び前記第2板バネの各々は、前記第2平面から前記第1平面に向かう方向に作用する力に対して弾性変形する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の給電モジュール。
  3. 前記第1板バネ及び前記第2板バネの各々は、前記第1平面の略面内に配置された第1領域と、前記第1平面から前記第2平面に近づくように配置された第2領域と、前記第2平面から遠ざかるように配置された第3領域とを備え、
    前記フレームには、前記第1板バネ及び前記第2板バネの各々の前記第1領域の背面に沿って配置されたサポートが更に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の給電モジュール。
  4. 請求項2〜3の何れか1項に記載の給電モジュールと、
    基板と、
    前記基板に実装された交流/直流変換回路と、
    前記交流/直流変換回路から供給される直流電力を出力する出力ポートと、
    前記基板、前記交流/直流変換回路、及び前記出力ポートを収容する筐体と、を備えている、
    ことを特徴とするACアダプタ。
  5. 前記基板の一方の主面の外縁の一部には、前記交流/直流変換回路に交流電力を入力する入力ポートが設けられており、
    前記基板は、他方の主面が前記第2平面と略一致するように、且つ、前記入力ポートが前記第1板バネ及び前記第2板バネにより付勢されるように、前記第1板バネ及び前記第2板バネと、前記把持部とにより把持されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載のACアダプタ。
  6. 前記筐体は、(1)前記基板の前記一対の主面と略平行であり、前記基板を挟み込む一対の底壁と、(2)前記一対の主面と略垂直であり、前記基板の3方を囲む一対の側壁及び前壁と、を備え、
    前記フレームは、前記前壁とともに前記基板を挟み込む後壁として機能し、
    前記一対の側壁には、間隔が前記基板の幅に略一致し、前記基板を前記第1方向に沿って移動可能な一対のスロットであって、前記基板における前記一対の主面の法線方向に沿った動きを制限する一対のスロットが設けられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のACアダプタ。
  7. 前記出力ポートは、前記基板の外縁領域のうち前記前壁に近接する外縁領域に配置されており、
    前記前壁の前記出力ポートに対応する領域には、開口が設けられている、
    ことを特徴とする請求項6に記載のACアダプタ。
  8. 前記一対の底壁の各々には、それぞれ、該底壁の内壁から線状に突出した1又は複数のリブが形成されている、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のACアダプタ。
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