JP5300582B2 - 変換プラグを有する電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、プラグを電源コンセントに挿入して、商用電源から電力を得る電気機器に関し、とくに、変換プラグを脱着自在に連結している電気機器に関する。
商用電源から電力を供給する充電器などの電気機器は、プラグを電源コンセントに接続して使用される。商用電源は、使用する国や地域によって規格が異なり、電圧や周波数の他、コンセントの挿入孔やここに挿入するプラグの形状が異なっている。従って、使用する国や地域が異なると、異なった仕様で電気機器のプラグを設計する必要がある。ただ、プラグの形状が異なる各々の国毎に異なる電気機器を作成すると、特定の国でしか使用できなくなる。
この欠点を解消することを目的とし、本出願人は図1に示す変換プラグを有する電気機器を開発している。(特許文献1参照)
特開2007−52998号公報
図1と図2に示す電気機器は、機器本体90に変換プラグ80を脱着できるように連結している。これらの図の電気機器は、変換プラグ80を外して日本のコンセントに使用でき、連結する変換プラグ80を各々の国のコンセントに適合する形状として、種々の国で使用できる。変換プラグ80は、使用される国に適合した形状の変換プラグ刃81を絶縁ホルダー82に固定している。また、絶縁ホルダー82は、機器本体90のプラグ刃92を挿入するプラグ挿入部83を設けている。変換プラグ80は、プラグ挿入部83に機器本体90のプラグ刃92を挿入する状態で、変換プラグ刃81がプラグ刃92に電気接続される。したがって、変換プラグ刃81が各々の国のコンセントに挿入されると、機器本体90のプラグ刃92は変換プラグ刃81を介してコンセントの電源接点(図示せず)に接続される。
この構造の変換プラグ80は、プラグ挿入部83にプラグ刃92を挿入する状態で、変換プラグ刃81をプラグ刃92に接続するための弾性接点84を備えている。この弾性接点84は導電性の金属板で、一端に設けた筒部84Aの内部に変換プラグ刃81を挿入しカシメ加工して固定している。さらに、弾性接点84は、他端に弾性アーム部84Bを設けて、プラグ挿入部83に挿入されるプラグ刃92に弾性的に押圧して電気接続する構造としている。この変換プラグ80は、金属板の弾性接点84を、ロッド状の変換プラグ刃81に確実に固定するのが難しい欠点がある。それは、弾性接点84である金属板の筒部84Aをカシメ加工して変換プラグ刃81に固定する構造は、カシメ加工された筒部84Aのわずかな復元によって、変換プラグ刃81を挟着固定する状態が解除されるからである。
本発明者は、この欠点を解消することを目的として、図3と図4に示す構造の変換プラグ70を開発した。この変換プラグ70は、弾性接点74の一端をL字状に折曲して折曲固定部74Aを設け、この折曲固定部74Aの中央部に貫通孔74aを設けている。さらに、変換プラグ刃71の後端には、貫通孔74aに挿入される一対の連結凸部71Aを設けている。この構造は、変換プラグ刃71の一対の連結凸部71Aを貫通孔74aに挿入し、各々の連結凸部71Aを外側方向に折曲加工することで、弾性接点74を確実に簡単に変換プラグ刃71に固定できる。とくに、この構造の変換プラグ70は、図4に示すように、プレス型79で押圧して、一対の連結凸部71Aを曲げ加工して弾性接点74を確実に固定できることから、弾性接点74を簡単かつ容易に、しかも確実に固定できる特徴がある。ただ、プレス型79で連結凸部71Aを押圧するときに、弾性接点74の弾性アーム部74Bが邪魔になるので、弾性アーム部74Bをプレス型79の邪魔にならない位置に変形して連結凸部71Aを曲げ加工し、曲げ加工した後に、再び弾性アーム部74Bを所定の位置に修正する必要があり、弾性アーム部74Bの修正に手間がかかる欠点がある。また、連結凸部71Aを曲げ加工した後に、所定の位置に修正された弾性アーム部74Bは、修正位置がずれやすく、プラグ挿入部に挿入されるプラグ刃との電気接続の信頼性を低下させる欠点がある。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、弾性接点を簡単かつ容易に、しかも確実に変換プラグ刃に固定しながら、弾性接点とプラグ挿入部に挿入されるプラグ刃との電気接続の信頼性を向上できる変換プラグを備える電気機器を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の変換プラグを有する電気機器は、一対のプラグ刃12を有するACプラグ11を備える機器本体100と、この機器本体100のACプラグ11に脱着自在に連結してなる変換プラグ20とを備えている。変換プラグ20は、ACプラグ11のプラグ刃12を挿入するプラグ挿入部25を有する絶縁ホルダー22と、この絶縁ホルダー22に固定してなる変換プラグ刃21と、この変換プラグ刃21に固定されて、絶縁ホルダー22のプラグ挿入部25に挿入されるプラグ刃12に弾性的に押圧して接触される弾性接点26とを備えている。変換プラグ刃21は、弾性接点26を連結している端部に一対の連結凸部21Aを設けている。絶縁ホルダー22は、変換プラグ刃21を外側と内側に突出するように固定している表面プレート部23を有し、この表面プレート部23の内側に連結凸部21Aを突出させるように変換プラグ刃21を固定している。弾性接点26は、弾性金属プレートで、この弾性金属プレートの弾性接点26は、変換プラグ刃21の長手方向に伸びて変換プラグ刃21と平行な姿勢に配置してなる平行プレート部26Aと、この平行プレート部26Aの一端に設けてなるL字状に折曲してなる折曲固定部26Bと、平行プレート部26Aの他端に設けてなる弾性アーム部26Cとからなる。折曲固定部26Bは、弾性アーム部26Cよりも横幅が広く、その両横部には変換プラグ刃21に設けている各々の連結凸部21Aを挿入する一対の貫通孔26Dを設けて、ここに挿入される連結凸部21Aを弾性アーム部26Cの両側縁よりも外側に配置している。変換プラグ20は、この連結凸部21Aが折曲加工されて、弾性接点26の折曲固定部26Bを絶縁ホルダーの表面プレート部23に固定している。
以上の電気機器は、弾性接点を簡単かつ容易に、しかも確実に変換プラグ刃に固定しながら、弾性接点とプラグ挿入部に挿入されるプラグ刃との電気接続の信頼性を向上できる特徴がある。それは、以上の電気機器が、絶縁ホルダーの表面プレート部に突出するように固定している変換プラグ刃に一対の連結凸部を設けると共に、弾性接点の折曲固定部は、その横幅を弾性アーム部よりも広くして、その両横部に各々の連結凸部を挿入する一対の貫通孔を設けて、この貫通孔に挿入される連結凸部を弾性アーム部の両側縁よりも外側に配置し、これらの連結凸部を折曲加工して、折曲固定部を絶縁ホルダーの表面プレート部に固定しているからである。この構造の変換プラグは、一対の連結凸部を曲げ加工して絶縁ホルダーに固定することに加えて、弾性アーム部をプレス型の邪魔にならない位置に配置できるので、プレス型で連結凸部を曲げ加工した後に弾性アーム部を修正する必要がない。このため、変換プラグ刃を固定した後に弾性アーム部を修正する必要がない。このため、折曲加工の後加工に手間がかからず、しかも弾性アーム部の位置がずれることがなく、弾性金属プレートをプラグ挿入部に挿入されるプラグ刃に確実に押圧して、電気接続できる特徴が実現される。
本発明の変換プラグを有する電気機器は、弾性アーム部26Cを、折曲固定部26Bの折曲方向にU曲してなるU曲弾性アーム部とすることができる。
以上の電気機器は、弾性アーム部をU曲弾性アーム部とするので、プラグ挿入部に挿入されるプラグ刃に弾性接点をより確実に安定して電気接続できる特徴がある。
本発明の変換プラグを有する電気機器は、弾性アーム部26Cの横幅(W1)を、一対の貫通孔26Dの内幅(W2)よりも狭くすることができる。
以上の電気機器は、プレス型でもって、一対の連結凸部を曲げ加工する角度を大きくできるので、弾性接点をより確実に変換プラグ刃と絶縁ホルダーとに固定できる特徴がある。
本発明の変換プラグを有する電気機器は、折曲固定部26Bを、先端部を互いに接近する方向に折曲加工してなる連結凸部21Aで絶縁ホルダー22の表面プレート部23に固定することができる。
この電気機器は、弾性接点の折曲固定部をより確実に変換プラグ刃と絶縁ホルダーとに固定できる特徴がある。
本発明の変換プラグを有する電気機器は、絶縁ホルダー22が表面プレート部23と、この表面プレート部23で開口部が閉塞されてなるカバーケース24とを備えることができる。さらに、表面プレート部23の長手方向の両端部に、カバーケース24の内側に向かって突出する弾性係止アーム23Cを一体的に成形して設けて、カバーケース24には弾性係止アーム23Cを係止する係止凹部24Dを内面に設けて、弾性係止アーム23Cを係止凹部24Dに案内して、表面プレート部23をカバーケース24に連結することができる。
以上の電気機器は、変換プラグの表面プレート部を確実にカバーケースに連結できる。また、表面プレート部をネジなどでカバーケースに固定する構造にあっては、ネジがゆるんでも表面プレート部をカバーケースから外れないように連結できる特徴がある。
本発明の変換プラグを有する電気機器は、弾性接点26の平行プレート部26Aに、弾性係止アーム23Cを傾動自在に案内するガイドスリット26Eを設けて、このガイドスリット26Eに弾性係止アーム23Cを案内するように、弾性接点26を表面プレート部23に固定することができる。
以上の電気機器は、カバーケースを大きくすることなく、表面プレート部に弾性係止アームを設けて、表面プレートとカバーケースとを弾性係止アームで連結できる特徴がある。
本出願人が先に出願した変換プラグを有する電気機器の分解斜視図である。 図1に示す変換プラグを有する電気機器の変換プラグを機器本体に装着した状態を示す拡大断面図である。 本発明者が先に開発した変換プラグの斜視図である。 図3に示す変換プラグの弾性接点を固定する工程を示す拡大断面図である。 本発明の一実施例に示す変換プラグを有する電気機器の斜視図である。 図5に示す変換プラグを有する電気機器の背面斜視図である。 図6に示す変換プラグを有する電気機器の変換プラグと機器本体の分解斜視図である。 機器本体の斜視図である。 図8に示す機器本体に角形パック電池を装着する状態を示す背面斜視図である。 図8に示す機器本体の分解斜視図である。 変換プラグの斜視図である。 図11に示す変換プラグの背面斜視図である。 変換プラグと機器本体の連結構造を示す拡大断面図である。 変換プラグの変換プラグ刃と弾性接点の連結構造を示す斜視図である。 変換プラグ刃を弾性接点に連結する工程を示す断面図である。 変換プラグ刃を弾性接点に連結する工程を示す断面図である。 弾性接点の斜視図である。 図7に示す変換プラグと機器本体の断面斜視図である。 図18に示す変換プラグを機器本体に連結する工程を示す断面斜視図である。 図19に示す変換プラグを機器本体に連結した状態を示す断面斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための変換プラグを有する電気機器を例示するものであって、本発明は変換プラグを有する電気機器を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図5ないし図10に示す電気機器は、ACプラグ11を傾動できるように連結している機器本体100と、この機器本体100のACプラグ11に脱着できるように連結される変換プラグ20とを備える。これ等の図に示す電気機器は、図7に示すように、変換プラグ20を外してACプラグ11を電源コンセント(図示せず)に連結する。また、図5と図6に示すように、ACプラグ11に変換プラグ20を連結して、ACプラグ11の電源コンセントと異なる形状の電源コンセント(図示せず)に連結される。
以下の例では、機器本体100として二次電池である角形パック電池の充電器に適用する例を説明する。ただ、本発明は充電器に限られず、商用電源のコンセントから電源供給を受ける他の電気機器にも適宜利用できることはいうまでもない。
充電器である機器本体100は、図8と図9に示すように、角形パック電池41を脱着自在にセットして充電する脱着凹部40を外装ケース10に設けている。外装ケース10はプラスチック製で、上ケース10Aと下ケース10Bとを別々に成形して連結している。図の外装ケース10は、平面形状を四角形とする上ケース10Aと下ケース10Bに外周壁を一体的に成形して設け、外周壁を互いに連結している。下ケース10Bは、底面に、商用電源のコンセントに脱着できるように挿入されるACプラグ11を折り畳みできるように連結している。
図の充電器は、異種の角形パック電池41を脱着自在に装着して充電する構造としている。この充電器は、図9に示すように、外形が異なり、かつ外周の端子面42に電極端子43を設けている第1の角形パック電池41Aと第2の角形パック電池41Bとを脱着自在にセットして充電する構造としている。ただ、充電器である機器本体は、1種類の角形パック電池を装着して充電する構造とすることも、1ないし複数の円筒形二次電池を装着して充電する構造とすることもできる。
充電器である機器本体100は、図8ないし図10に示すように、脱着凹部40の開口部の内形を四角形として、互いに直交するように隣接して配設される第1の周壁44Aと第2の周壁44Bとを設けており、第1の周壁44Aに、第1の角形パック電池41Aの電極端子43Aに接触する第1の充電端子45Aを、第2の周壁44Bに第2の角形パック電池41Bの電極端子43Bに接触する第2の充電端子45Bをそれぞれ設けている。さらに、脱着凹部40は、図9に示すように、第1の角形パック電池41Aと第2の角形パック電池42Bとを、各々の端子面42A、42Bを90度回転させる姿勢でセットして、各々の電極端子43A、43Bを充電端子45に接触できる内形としている。図9に示すように、第1の角形パック電池41Aは、電極端子43Aを第1の充電端子45Aに接触する姿勢で脱着凹部40にセットされて第1の充電端子45Aを介して充電される。第2の角形パック電池41Bは、電極端子43Bを第2の充電端子45Bに接触する姿勢で脱着凹部40にセットされて第2の充電端子45Bを介して充電される。
図7と図10に示すACプラグ11は、一対の面状の金属板からなるプラグ刃12をプラスチック製の絶縁回転台13に固定している。絶縁回転台13は、両端に突出する回転軸16を機器本体100に回転できるように連結している。この絶縁回転台13を介して、ACプラグ11は、傾動できるように機器本体100に連結される。さらに、図示しないが、一対のプラグ刃12は、機器本体100に内蔵している電源回路に接続されて、電源回路に商用電力を供給する。そして、電源回路は、世界各国の商用電力の仕様に対応できる特性を備えている。
このACプラグ11は、プラグ刃12の両面に平行な面内で傾動できるように、絶縁回転台13の回転軸16を機器本体100に連結している。この姿勢で傾動するACプラグ11は、図10の分解斜視図に示すように、プラスチック製の絶縁回転台13の両端に、プラグ刃12の両面に直交するように回転軸16を一体的に成形して設けている。一対の回転軸16は、プラグ刃12の後端に位置し、互いに直線上に配置される。この回転軸16を回転できるように支持する、回転穴(図示せず)が機器本体100に設けられている。この回転穴に回転軸16を支持して、ACプラグ11は回転できるように機器本体100に連結される。
本実施例においては、図示しない内部の構造により、プラグ刃12を折り畳む状態では、電子機器内部の電気回路と、プラグ刃12は電気接続されない。また、プラグ刃12を起こした状態では、電子機器内部の電気回路と、プラグ刃12は電気接続される。
機器本体100は、折り畳み状態のACプラグ11のプラグ刃12を収納する案内スペース14を表面に開口して設けている。ACプラグ11は、図8に示すように、折り畳まれた状態で、機器本体100から突出しない。図7の機器本体100は、折り畳まれたACプラグ11を、上部に配置する。したがって、案内スペース14は、図7に示すように機器本体100の上面に開口して設けている。ACプラグ11は、一対のプラグ刃12を有するので、一対のプラグ刃12を収納するために、案内スペース14は、各々のプラグ刃12を別々に収納する第1スペース14Aと第2スペース14Bを有する。ACプラグ11は、プラグ刃12の両面を含む面内で回転して傾動するので、案内スペース14の第1スペース14Aと第2スペース14Bの幅は、プラグ刃12の厚さよりも大きい溝形として設けられる。
ACプラグ11が、プラグ刃12の両面に平行な面内で傾動するので、一対のプラグ刃12を別々に収納する第1スペース14Aと第2スペース14Bは、プラグ刃12の傾動面に対する垂直方向の幅を狭くすることができる。
図11と図12に示すように、変換プラグ20は、一対の変換プラグ刃21を絶縁ホルダー22に固定している。変換プラグ刃21はプラグ刃と同じように金属プレートである。絶縁ホルダー22はプラスチック製で、表面プレート部23と、この表面プレート部23で開口部が閉塞されているカバーケース24とからなる。
表面プレート部23は、長方形の板状で、これを貫通するように変換プラグ刃21をインサート成形して、変換プラグ刃21の一端を外側に、他端を内側に突出するように固定している。表面プレート部23から外側に突出する変換プラグ刃21は、各々の国のコンセントに挿入される形状としている。
カバーケース24は、一端を底プレート24Aで閉塞して他端を開口している長方形の筒状にプラスチックを成形している。カバーケース24の開口部は、表面プレート部23で閉塞される。カバーケース24は、表面プレート部23を止ネジ29で固定するネジボス24Bを底プレート24Aから内面に突出するように設けている。このネジボス24Bは、表面プレート部23を貫通する止ネジ29がねじ込まれて、表面プレート部23をカバーケース24に固定している。表面プレート部23は、止ネジ29を挿入するねじ穴23Aを中心部に設けている。さらに、図13の断面図に示すカバーケース24は、開口部の周縁に沿ってその内側に表面プレート部23を嵌着する段差凹部24Cを設けている。段差凹部24Cは、その内形を表面プレート部23の外形にほぼ等しくし、深さを表面プレート部23の外周部23Bの厚さとして、ここに表面プレート部23を嵌着して定位置に配置している。
さらに、表面プレート部23は、カバーケース24に連結する弾性係止アーム23Cをその両端部に一体的に成形して設けている。弾性係止アーム23Cは、表面プレート部23の内面に伸びるように設けられて、その先端部にフック状の係止部23Dを設けている。弾性係止アーム23Cの係止部23Dをカバーケース24から抜けないように引っ掛けるために、カバーケース24の内面には係止凹部24Dを設けている。弾性係止アーム23Cは弾性的に係止部23Dを係止凹部24Dに案内して、表面プレート部23をカバーケース24に抜けないように連結する。この構造は、弾性係止アーム23Cと止ネジ29の両方で表面プレート部23をカバーケース24に連結するので、止ネジ29が外れても表面プレート部23が外れるのを防止でき、また、弾性係止アーム23Cで表面プレート部23をカバーケース24に連結して、止ネジ29をねじ込むので、止ネジ29で簡単に表面プレート部23をカバーケース24に固定できる特徴がある。ただし、表面プレートは、必ずしも止ネジや弾性係止アームでカバーケースに固定する必要はなく、たとえば接着して固定し、あるいは別の係止構造で固定することもできる。
カバーケース24は、底プレート24Aにプラグ刃12の挿通孔24Eを設けて、プラグ刃12を挿入するプラグ挿入部25としている。さらに、図13の断面図に示すカバーケース24は、底プレート24Aの内面に突出するように、プラグ刃12のガイド24Fを一体的に成形して設けている。ガイド24Fは、挿通孔24Eに挿入されるプラグ刃12の両側に位置して、プラグ刃12がこれに沿って挿入される位置に設けている。このプラグ挿入部25は、挿入されるプラグ刃12を傾かない姿勢で挿入できる。
図13の変換プラグ20は、変換プラグ刃21とプラグ刃12の間隔がほぼ等しく、変換プラグ刃21とプラグ刃12とをほぼ直線状に配置している。絶縁ホルダー22は、ほぼ直線状に配置される変換プラグ刃21とプラグ刃12とが衝突しないように、すなわち、プラグ刃12が挿入される状態で、これが変換プラグ刃21に接触しないように、プラグ刃12と変換プラグ刃21との間に、弾性接点26を配置する接点スペース27を設けている。
変換プラグ刃21は、図14に示すように、表面プレート部23の内部に突出する部分に一対の連結凸部21Aを設けている。連結凸部21Aは、金属プレートからなる変換プラグ刃21の両端部に設けている。連結凸部21Aは、表面プレート部23の内面にあるフラット面から突出して設けられる。図15の連結凸部21Aは、先端に向かって幅を狭くするテーパー状としている。さらに一対の連結凸部21Aは、対向する内側縁を平行として、外側を先端に向かって幅を狭くする方向に傾斜させている。この連結凸部21Aは、外側の傾斜面21aをプレス型50で押してスムーズに曲げ加工できる。一対の連結凸部21Aは、曲げ加工されて弾性接点26を絶縁ホルダー22の表面プレート部23に固定する。連結凸部21Aは、互いに内側又は外側に曲げ加工されて弾性接点26を固定する。図16の変換プラグは、連結凸部21Aの先端部を互いに接近するように内側に曲げ加工して弾性接点26を固定している。連結凸部は、先端部を互いに離すように外側に曲げ加工して、弾性接点を固定することもできる。
変換プラグ20は、プラグ挿入部25に挿入されるプラグ刃12に変換プラグ刃21を電気接続する弾性接点26を変換プラグ刃21に固定している。弾性接点26は、弾性変形できる金属プレートである。弾性金属プレートからなる弾性接点26を図17の斜視図に示している。この弾性接点26は、変換プラグ刃21の長手方向に伸びて変換プラグ刃21と平行な姿勢に配置している平行プレート部26Aと、この平行プレート部26Aの一端に設けているL字状に折曲している折曲固定部26Bと、平行プレート部26Aの他端に設けている弾性アーム部26Cとからなる。
折曲固定部26Bは、その横幅を弾性アーム部26Cよりも広くして、その両横部に変換プラグ刃21に設けている各々の連結凸部21Aを挿入する一対の貫通孔26Dを設けている。貫通孔26Dは、ここに挿入される一対の連結凸部21Aを弾性アーム部26Cの両側縁よりも外側に配置する位置に設けている。貫通孔26Dを弾性アーム部26Cの両側縁よりも外側に配置するために、折曲固定部26Bの横幅を弾性アーム部26Cの横幅よりも広くしている。一対の連結凸部21Aを弾性アーム部26Cの側縁よりも外側に配置するのは、図15と図16に示すように、プレス型50のスリット51に弾性アーム部26Cを案内しながら、プレス型50を連結凸部21Aに向かって押圧して、連結凸部21Aを曲げ加工するからである。図15の変換プラグ20は、弾性アーム部26Cの横幅(W1)を、一対の貫通孔26Dの内幅(W2)よりも狭くして、貫通孔26Dに挿入している連結凸部21Aの全体を弾性アーム部26Cの両側縁よりも外側に配置している。この構造によると、プレス型50による連結凸部21Aの曲げ角度を大きくして、弾性接点26の折曲固定部26Bをより確実に表面プレート部23の内面に固定できる。また、この構造によると、図示しないが、プレス型でもって連結凸部を外側に曲げ加工して、折曲固定部を表面プレート部に固定することもできる。ただし、本発明においては、連結凸部は、必ずしも全体を弾性アーム部の両側縁に配置する必要はない。それは、連結凸部の一部を弾性アーム部の両側縁よりも外側に配置して、弾性アーム部の外側に位置する部分をプレス型で押圧して、内側に曲げ加工して折曲固定部を表面プレート部に固定できるからである。したがって、連結凸部は、弾性アーム部の両側縁よりも外側に配置されるが、全体又は一部を両側縁の外側に配置することができる。
平行プレート部26Aは、弾性係止アーム23Cを傾動できるように案内するガイドスリット26Eを設けている。ガイドスリット26Eに案内される弾性係止アーム23Cは弾性接点26には接触しない。したがって、ガイドスリット26Eに配置している弾性係止アーム23Cは、弾性接点26の変形に影響されずにそれ自体が弾性変形して、先端の係止部23Dをカバーケース24の係止凹部24Dに引っ掛けて抜けないように連結する。
平行プレート部26Aは、弾性アーム部26Cを接点スペース27に配置する。図13と図14の弾性接点26は、弾性アーム部26Cを、折曲固定部26Bの折曲方向にU曲しているU曲弾性アーム部としている。図13と図14の弾性接点26は、折曲固定部26Bと弾弾性アーム部26Cとを互いに接近する方向に折曲加工している。U曲弾弾性アーム部からなる弾性アーム部26Cは、弾性変形できる領域を長くして、プラグ挿入部25に挿入されるプラグ刃12に好ましい状態で弾性的に押圧される。このため、弾性アーム部26Cの接触不良を防止してプラグ刃12に電気接続できる。ただ、弾性アーム部は、必ずしもU曲弾弾性アーム部とする必要はなく、平行プレート部の先端を山形に折曲加工して設けることもできる。
さらに、変換プラグ20の絶縁ホルダー22は、プラグ挿入部25にACプラグ11のプラグ刃12を挿入する状態、言いかえると、変換プラグ20を機器本体100に連結する状態で、折り畳み状態のACプラグ11に連結する係止アーム34を設けている。係止アーム34は、ACプラグ11の絶縁回転台13に設けている係止凹部15に係止されて、変換プラグ20を機器本体100に連結する。
変換プラグ20の係止アーム34を連結するために、機器本体100のACプラグ11は絶縁回転台13に係止凹部15を設けている。絶縁回転台13は、プラグ刃12の間に係止凹部15を設けている。ACプラグ11の絶縁回転台13は、プラグ刃12を垂直に起こした状態で、係止凹部15に係止アーム34を連結して係止する。したがって、絶縁回転台13は、図7に示すように、プラグ刃12を垂直な姿勢に起こした状態で、機器本体100の表面側に開口する係止凹部15を設けている。絶縁回転台13は、プラグ刃12を水平姿勢に折り畳む状態では、機器本体100の表面側に係止凹部15を設ける必要がない。このため、絶縁回転台13は、プラグ刃12を折り畳む状態で機器本体100の表面となる面を平面状に成形している。
係止凹部15は、係止アーム34を挿入して、図19の矢印で示す方向に移動させて係止する。この係止凹部15は、図18ないし図20の断面斜視図に示すように、開口部を狭くして、変換プラグ20の係止アーム34を係止するようにしている。図の係止凹部15は、図19の矢印で示す方向に変換プラグ20を移動させて、係止アーム34を係止する。したがって、係止凹部15は、底部の幅を図19の矢印で示す方向に広くしている。即ち、係止凹部15は、底部を深くしていることになる。
変換プラグ20の係止アーム34を図12に示す。この係止アーム34は、絶縁ホルダー22の表面から突出して設けられる。さらに、係止アーム34は、プラグ刃12の間に設けている係止凹部15に連結するように、プラグ挿入部25の開口部の間に配設している。係止アーム34は、その下端部を、変換プラグ20の移動方向、すなわち、プラグ刃12の両面に平行な方向に突出させて断面視L字状のフック状としている。図の係止アーム34は、変換プラグ20を図19の矢印で示す方向に移動して、係止凹部15に係止するので、先端部を図19の矢印で示す方向に突出させている。
図の変換プラグ20は、係止アーム34を機器本体100に係止して機器本体100に連結し、さらに、変換プラグ20と機器本体100をロック機構30を介して脱着できるように連結している。ロック機構30は、機器本体100に設けたロックフック31と、変換プラグ20に設けているロック係止部32と、ロックフック31がロック係止部32に連結された状態に停止するストッパ33とを備える。
ロックフック31は、図7に示すように、第1スペース14Aと第2スペース14Bの間に配設している。図において機器本体100の外装ケース10の背面の上部には、第1スペース14Aと第2スペース14Bを設けて、その間に四角柱状の突出部17を設けている。ただ、この突出部17は、第1スペース14Aと第2スペース14Bの底面からは突出するが、機器本体100の裏面の表面からは突出しない。突出部17の中央には、円柱状の凹部を設けてこの凹部にねじの頭部を入れて、上ケース10Aと下ケース10Bをねじ止めしている。この四角柱の突出部17は、ひとつの面の上部、図7において四角柱の上面に、凸条を一体的に成形して設けてロックフック31としている。
さらに、この四角柱の突出部17は、ロックフック31の前面側にストッパ33を配設している。ストッパ33は、変換プラグ20のロック係止部32をロックフック31に係止状態に停止させる。ストッパ33を設けるために、図の機器本体100においては、第1スペース14Aと第2スペース14Bの凹部の底面と同一面に位置して、この底面が延在して、底面板18となっている。この底面板18は、ストッパ33を弾性的に上方に突出させるストッパ開口18Aを設けている。ストッパ開口18Aは、四角柱の突出部17の背面から離して開口される。ストッパ33と四角柱の突出部17とロックフック31の凸条と底板18で、変換プラグ20のロック係止部32を囲んで、抜けないように保持するためである。
ストッパ33は、全体をプラスチックで一体的に成形している。図10のストッパ33は、底板18のストッパ開口18Aから突出する突出部33Aと、この突出部33Aの突出位置を停止させる係止部33Bと、下方に突出する弾性アーム33Cとからなる。このストッパ33は、一体成型された弾性アーム33Cで弾性的に押し上げられて、突出部33Aを底板18のストッパ開口18Aから突出させる。弾性アーム33Cは、略への字状(図10参照)であって、その先端部が下ケース10Bの内側に押されてたわむことで、弾性力を発生させている。係止部33Bは、底板18の内面に当接して突出部33Aの突出量を特定している。ストッパ33は、突出部33Aを押し下げた状態で、ロックフック31をロック係止部32に脱着する。
変換プラグ20は、図12に示すように、機器本体100の第1スペース14Aに挿入される第1連結突出部35と、第2スペース14Bに挿入される第2連結突出部36をプラスチックで一体的に成形して設けている。図の変換プラグ20は、絶縁ホルダー22に一体的に成形して、第1連結突出部35と第2連結突出部36を設けている。
第1連結突出部35と第2連結突出部36は、絶縁ホルダー22のカバーケース24の底面から突出(図12においては前方方向に突出)して設けている。さらに、第1連結突出部35と第2連結突出部36は、ACプラグ11に変換プラグ20を挿入する方向、図18ないし図20において下方に突出して設けられて、変換プラグ20をACプラグ11に連結する状態で、第1スペース14Aと第2スペース14Bに挿入される。
また、このような構造の第1連結突出部35と第2連結突出部36は、以下のように、使用者が、誤った使用ができないようにしている。使用者が、変換プラグ20のみを利用して、別途、用意されたプラグ刃のソケット(図示せず)を、変換プラグ20のプラグ挿入部25に挿入することを試みるとき、プラグ刃のソケットの本体が、第1連結突出部35と第2連結突出部36に当り、ソケットが正常に挿入できない。よって、ソケットより電力が供給される電子機器(図示せず)を使用することができず、変換プラス20の電気仕様(例えば、240V)に対応していない電子機器(例えば、100V仕様)を使用することがないので、誤った使用により電子機器に高電圧が印加され、電気的に電子機器が破壊されることもない。
図12の変換プラグ20は、第1連結突出部35と第2連結突出部36を連結するリブ37を機器本体100の絶縁ホルダー22に一体的に成形して、ロック係止部32を設けている。このリブ37は、ロックフック31を係止する係止孔を設けて、ロック係止部32としている。このロック係止部32は、係止孔にロックフック31の凸条を入れて、ロックフック31に係止される。この構造の変換プラグ20は、第1連結突出部35と第2連結突出部36を、ロック係止部32となるリブ37で連結して補強する。このため、第1連結突出部35と第2連結突出部36の変形を防止して、これ等を第1スペース14Aと第2スペース14Bに正確に案内して、変換プラグ20を機器本体100に連結する。
リブ37は、ストッパ33の突出部33Aに当接することで、突出部33Aを底板18のストッパ開口18Aから下げて、ロックフック31をロック係止部32に装着して変換プラグ20を機器本体100に装着できる。変換プラグ20を機器本体100に装着すると、リブ37がストッパ33に当接しなくなることで、底板18のストッパ開口18Aから突出部33Aが突出し、突出部33Aが変換プラグ20の係止段部38と係合(図20参照)することで、変換プラグ20が、機器本体100の上方向に抜けることを防止する。
さらに、図7と図12に示す変換プラグ20の絶縁ホルダー22は、変換プラグ20を機器本体100に連結する状態で、外装ケース10の底面に設けた連結凹部19に挿入される連結リブ24Gをカバーケース24の底面から突出して設けている。図の連結リブ24Gは、カバーケース24の底プレート24Aの一方の側縁部に、第1連結突出部35及び第2連結突出部36に平行な姿勢で一体的に成形して設けている。さらに、図7に示す外装ケース10は、本体ケース10Bの底面の側縁部に、細長い溝状の連結凹部19を本体ケース10の側縁に沿って設けている。この連結凹部19は、機器本体100に装着される変換プラグ20の連結リブ24Gを案内できる位置に設けている。この連結凹部19は、連結リブ24Gを挿入する状態で、前述の係止アーム34をACプラグ11の係止凹部15に挿入して係止する方向(図7において上下方向)に連結リブ24Gをスライドできるように下方に延長して設けている。以上の連結リブ24Gは、図7の矢印で示すように、変換プラグ20にプラグ刃12を挿入する状態で本体ケース10Bの連結凹部19に挿入されると共に、変換プラグ20を下方にスライドさせて係止アーム34をACプラグ11の係止凹部15に係止させる状態で、連結凹部19に沿って下方に移動されて変換プラグ20を機器本体100の定位置に案内する。
以上の電源装置は、図18ないし図20に示すように、以下の方法で使用して、変換プラグ20を機器本体100に装着する。
図18に示す位置から図19に示すように、変換プラグ20を機器本体100に接近させる。このとき、プラグ刃12はプラグ挿入部25に挿入され、係止アーム34は係止凹部15に挿入される。また、第1連結突出部35は第1スペース14Aに、第2連結突出部36は第2スペース14Bに、連結リブ24Gは連結凹部19にそれぞれ案内される。さらにまた、第1連結突出部35と第2連結突出部36を連結しているリブ37がストッパ33の突出部33Aに当接することで、突出部33Aを押し下げる。
その後、図19の矢印で示すように、変換プラグ20を機器本体100の表面に沿って、プラグ刃12の面と平行な方向に移動させて、図20の位置とする。この状態で、係止アーム34は係止凹部15に係止され、ロックフック31はロック係止部32に係止される。したがって、変換プラグ20と機器本体100は、係止アーム34と係止凹部15により係止されると共に、ロックフック31とロック係止部32で抜けないように連結される。さらに、この状態で、弾性アーム33Cの弾性力にて突出部33Aが底板18のストッパ開口18Aから突出し、突出部33Aが変換プラグ20の係止段部38と係合することで、変換プラグ20が図20の位置から図19の位置に戻るのが阻止され、変換プラグ20が本体10の上方向に抜けることを防止する。
機器本体100に連結された変換プラグ20は、以下のようにして機器本体100から外される。
図20において、ストッパ33の突出部33Aを、底板18のストッパ開口18Aに押し込んで、突出部33Aと変換プラグ20の係止段部38との係止状態を解除する。この状態で、変換プラグ20を図19の矢印と反対方向にずらせて、係止アーム34と係止凹部15の係止状態と、ロックフック31とロック係止部32とを解除して、変換プラグ20を機器本体100から分離する。
100…機器本体
10…外装ケース 10A…本体ケース
10B…本体ケース
11…ACプラグ
12…プラグ刃
13…絶縁回転台
14…案内スペース 14A…第1スペース
14B…第2スペース
15…係止凹部
16…回転軸
17…突出部
18…底面板 18A…ストッパ開口
19…連結凹部
20…変換プラグ
21…変換プラグ刃 21A…連結凸部
21a…傾斜面
22…絶縁ホルダー
23…表面プレート部 23A…ねじ穴
23B…外周部
23C…弾性係止アーム
23D…係止部
24…カバーケース 24A…底プレート
24B…ネジボス
24C…段差凹部
24D…係止凹部
24E…挿通孔
24F…ガイド
24G…連結リブ
25…プラグ挿入部
26…弾性接点 26A…平行プレート部
26B…折曲固定部
26C…弾性アーム部
26D…貫通孔
26E…ガイドスリット
27…接点スペース
29…止ネジ
30…ロック機構
31…ロックフック
32…ロック係止部
33…ストッパ 33A…突出部
33B…係止部
33C…弾性アーム
34…係止アーム
35…第1連結突出部
36…第2連結突出部
37…リブ
38…係止段部
40…脱着凹部
41…角形パック電池 41A…第1の角形パック電池
41B…第2の角形パック電池
42…端子面 42A…端子面
42B…端子面
43…電極端子 43A…電極端子
43B…電極端子
44…周壁 44A…第1の周壁
44B…第2の周壁
45…充電端子 45A…第1の充電端子
45B…第2の充電端子
50…プレス型
51…スリット
70…変換プラグ
71…変換プラグ刃 71A…連結凸部
74…弾性接点 74A…折曲固定部
74a…貫通孔
74B…弾性アーム部
79…プレス型
80…変換プラグ
81…変換プラグ刃
82…絶縁ホルダー
83…プラグ挿入部
84…弾性接点 84A…筒部
84B…弾性アーム部
90…機器本体
92…プラグ刃

Claims (6)

  1. 一対のプラグ刃(12)を有するACプラグ(11)を備える機器本体(100)と、この機器本体(100)のACプラグ(11)に脱着自在に連結してなる変換プラグ(20)とを備え、
    前記変換プラグ(20)は、ACプラグ(11)のプラグ刃(12)を挿入するプラグ挿入部(25)を有する絶縁ホルダー(22)と、この絶縁ホルダー(22)に固定してなる変換プラグ刃(21)と、この変換プラグ刃(21)に固定されて、前記絶縁ホルダー(22)のプラグ挿入部(25)に挿入されるプラグ刃(12)に弾性的に押圧して接触される弾性接点(26)とを備え、
    前記変換プラグ刃(21)は、弾性接点(26)を連結している端部に一対の連結凸部(21A)を設けており、さらに、前記絶縁ホルダー(22)は、前記変換プラグ刃(21)を外側と内側に突出するように固定している表面プレート部(23)を有し、この表面プレート部(23)の内側に前記連結凸部(21A)を突出させるように前記変換プラグ刃(21)を固定しており、
    前記弾性接点(26)は弾性金属プレートで、この弾性金属プレートの弾性接点(26)は、変換プラグ刃(21)の長手方向に伸びて変換プラグ刃(21)と平行な姿勢に配置してなる平行プレート部(26A)と、この平行プレート部(26A)の一端に設けてなるL字状に折曲してなる折曲固定部(26B)と、平行プレート部(26A)の他端に設けてなる弾性アーム部(26C)とからなり、
    前記折曲固定部(26B)は、前記弾性アーム部(26C)よりも横幅が広く、その両横部には前記変換プラグ刃(21)に設けている各々の連結凸部(21A)を挿入する一対の貫通孔(26D)を設けて、ここに挿入される前記連結凸部(21A)を前記弾性アーム部(26C)の両側縁よりも外側に配置しており、この連結凸部(21A)が折曲加工されて、前記弾性接点(26)の折曲固定部(26B)を前記絶縁ホルダー(22)の表面プレート部(23)に固定してなる変換プラグを有する電気機器。
  2. 前記弾性アーム部(26C)が、前記折曲固定部(26B)の折曲方向にU曲してなるU曲弾性アーム部である請求項1に記載される変換プラグを有する電気機器。
  3. 前記弾性アーム部(26C)の横幅(W1)を、前記一対の貫通孔(26D)の内幅(W2)よりも狭くしている請求項1に記載される変換プラグを有する電気機器。
  4. 前記弾性接点(26)の折曲固定部(26B)が、先端部を互いに接近する方向に折曲加工されてなる連結凸部(21A)で絶縁ホルダー(22)の表面プレート部(23)に固定されてなる請求項1に記載される変換プラグを有する電気機器。
  5. 前記表面プレート部(23)の長手方向の両端部に、カバーケース(24)の内側に向かって突出する弾性係止アーム(23C)を一体的に成形して設けており、前記カバーケース(24)には弾性係止アーム(23C)の先端部に設けた係止部(23D)を引っ掛ける係止凹部(24D)を内面に設けており、弾性係止アーム(23C)を係止凹部(24D)に案内して、表面プレート部(23)をカバーケース(24)に連結してなる請求項1に記載される変換プラグを有する電気機器。
  6. 前記弾性接点(26)の平行プレート部(26A)に、前記弾性係止アーム(23C)を傾動自在に案内するガイドスリット(26E)を設けており、このガイドスリット(26E)に弾性係止アーム(23C)を案内するように、前記弾性接点(26)を前記表面プレート部(23)に固定してなる請求項5に記載される変換プラグを有する電気機器。
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